JPH11308518A - ビデオカメラ - Google Patents
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- JPH11308518A JPH11308518A JP10109508A JP10950898A JPH11308518A JP H11308518 A JPH11308518 A JP H11308518A JP 10109508 A JP10109508 A JP 10109508A JP 10950898 A JP10950898 A JP 10950898A JP H11308518 A JPH11308518 A JP H11308518A
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Abstract
定して行えるようにすること。 【解決手段】 CCDホルダー13に形成した3つのカ
ム従動部15の3つのカム従動用リブ15cを調整リン
グ14の3つのカム16に3つのカム圧着バネ17で圧
着させたもの。
Description
ラに適用するのに最適なビデオカメラにおいて、特に、
フロントパネルに形成されたレンズマウント面に対する
CCD等の撮像素子の光軸方向の距離を調整するための
技術分野に属するものである。
8号等によって、ビデオカメラの一例であるCCDカメ
ラを先に出願している。そして、図51〜図53に示す
ように、この先願例のCCDカメラ1は、外装部品をフ
ロントパネル2と、カメラケース3と、リアパネル4と
の3分割に構成している。そして、フロントパネル2は
アルミダイキャスト等のダイカスト部品で構成される
か、又はそのダイカスト部品で構成されたフロントパネ
ルシャーシの外側に合成樹脂等のモールド部品で構成さ
れたフロントパネルカバーを被せた構造を採用し、カメ
ラケース3は板金等で構成された上ケースと下ケースと
によって構成し、リアパネル4は板金等で構成されたリ
アパネルシャーシの外側にモールド部品で構成されたリ
アパネルカバーを被せた構造を採用している。そして、
フロントパネル2の外側面である前面2aで、光軸Pの
周りに環状のレンズマウント面5がその光軸Pに対して
直角状に形成されていて、そのレンズマウント面5の内
周にはレンズ取付け用ネジ穴等のレンズ取付部6が形成
されている。そして、そのレンズマウント面5にCマウ
ントレンズやCSマウントレンズ(何れも図示せず)等
のレンズが脱着可能に取り付けられるように構成されて
いる。
マウント面5に脱着可能に取り付けられるレンズの種類
(CマウントレンズやCSマウントレンズ等)に応じ
て、撮像素子であるCCDのレンズマウント面5に対す
るフランジバック距離を調整するためのフランジバック
距離調整機構11がフロントパネル2の内側に組み込ま
れている。このフランジバック距離調整機構11はCC
D12と、撮像素子ホルダーであって合成樹脂でほぼ円
形状に成形されたCCDホルダー13と、合成樹脂で円
形状に成形された調整リング14と、CCDホルダー1
3の外周に円周方向に2分割された180°間隔で一体
成形された一対のカム従動部15を調整リング14の内
周で光軸P方向の前方側である矢印a方向側に円周方向
に2分割された180°間隔でラセン状に一体成形され
た一対のカム16に光軸P方向の後方側である矢印b方
向に圧着するカム圧着手段である圧縮バネからなる一対
のカム圧着バネ17と、板金等で構成されて調整リング
14を矢印b方向側から押え込むリング押え部材である
リング押え板18と、調整リング14のロック部材19
等の多数の部品を備えている。なお、CCD12はフィ
ルターブラケット20、フィルター21、シールゴム2
2、CCDブラケット23、CCD基板24等と一体に
CCDホルダー13の光軸P上に組み込まれている。
面2aの光軸Pの外周に形成された円筒部25の内外に
圧着バネ17、CCDホルダー13、調整リング14、
リング押え板18、ロック部材19等の順に矢印a方向
に順次組み込み、最終的にリング押え板18の4隅を4
本の止ネジ26によってフロントパネル2の後面2aに
一対のカム圧着バネ17の圧縮反発力に抗してネジ止め
して組立てを完了している。なお、ロック部材19はフ
ロントパネル2の側面2cに光軸Pに対して直角な横方
向から取り付けられた1本の押ネジ27によって調整リ
ング14に横方向から圧着されるように取り付けられ
る。
11は、調整リング14の外周の上下2箇所がフロント
パネル2の上下両面2dに形成された上下一対のスリッ
ト28の上下に露出されていて、その露出部において調
整リング14を回転調整することにより、一対のカム1
6と、その一対のカム16にCCDホルダー13の一対
のカム従動部15を圧着している一対のカム圧着バネ1
7との共働作用によってCCDホルダー13を光軸Pに
沿って矢印a、b方向に平行に移動調整するようにし
て、レンズマウント面5に対するCCD12のフランジ
バック距離を調整することができるように構成したもの
である。なお、リアパネル4にはコネクター31、端子
台32、スイッチ33やボリューム34等が取り付けら
れている。
は、図49及び図50に示すように、CCDホルダー1
3の一対のカム従動部15のそれぞれに光軸P方向の高
さH1、H2 が異なる2本のカム従動用リブ15cを放
射状に一体成形して、これら2本のカム従動用リブ15
cを一対のカム圧着バネ17によって調整リング14の
一対のカム16に形成されていて光軸P方向における高
さ及び傾斜角度が異なる3つのカム傾斜面16a、16
b、16cに矢印b方向から圧着させていた。
CCDカメラ1におけるフランジバック距離調整機構で
は、調整リング14の円周方向に2分割された一対のカ
ム16におけるそれぞれのカム傾斜面16a、16b、
16cに対してCCDホルダー13の円周方向に2分割
された一対のカム従動部15の合計4つのカム従動用リ
ブ15cを接触させた4点接触方式で、CCDホルダー
13の平衡を保つように設計したものであるが、この4
点接触方式では、実際には、4点が常時接触しているの
ではなく、4点のうちの3点が代わる代わる接触するこ
とによって平衡を保つものであり、4点のうちの1点は
常に浮いてしまうことになる。従って、4点のうちのど
の3点で平衡を保つかによってCCDホルダー13に微
細な振れが発生してしまう。また、調整リング14の3
つのカム傾斜面16a、16b、16cのうち、微調整
用の緩斜面に形成されているカム傾斜面16a、16b
と粗調整用の急斜面に形成されているカム傾斜面16c
とでは傾斜角度が異なっていて、一対のカム従動部15
における2つのカム従動用リブ15cの高さH1 、H2
はカム傾斜面に合せて設計されているので、これら2つ
のカム従動用リブ15cはそのカム傾斜面16a、16
b上では安定するものの、急斜面に形成されているカム
傾斜面16c上では不安定になる。更に、図50の
(B)に示すように、その2つのカム従動用リブ15c
がカム傾斜面16aと16b及び16cと16bとの傾
斜が切り替わる点16dで跨がる時には、一対のカム従
動部15に無理な傾き力が生じて、CCDホルダー13
が不安定な状態に陥る。そして、CCDホルダー13に
発生する振れ等の不安定要素は、即CCD12の面振れ
となり、画質の劣化につながるので、重大な問題であ
る。
れたものであって、撮像素子のフランジバック距離の調
整を常に安定して行えるようにしたビデオカメラを提供
することを目的としている。
めの本発明のビデオカメラは、調整リングのカム及び撮
像素子ホルダーのカム従動部を共に円周方向に3分割
し、これら3つのカム従動部を圧着手段によって3つの
カムに光軸方向の前方側から圧着させたものである。
メラは、撮像素子ホルダーのカム従動部を調整リングの
カムに常に3点で接触させることができるので、撮像素
子ホルダーの平衡を常に安定して維持することができ
る。
用した実施の形態を図を参照して次の順序で説明する。
なお、図51〜図53等で説明した先願例と同一構造部
には同一の符号を用いて重複説明を省く。 (1)・・・ CCDカメラの外装部品の説明 (2)・・・ カメラケースの説明 (3)・・・ カメラケースの導通に関する説明 (4)・・・ フロントパネルの説明 (5)・・・ コネクター及び端子台の説明 (6)・・・ フランジバック距離調整機構の説明 (7)・・・ ロック部材の説明
説明 まず、図1〜図14に示すように、CCDカメラ1の外
装部品はフロントパネル2と、カメラケース3と、リア
パネル4との3分割に構成されている。そして、フロン
トパネル2はアルミダイカスト等のダイカスト部品で構
成されたフロントパネルシャーシ2Aの外側に合成樹脂
等のモールド部品で構成されたフロントパネルカバー2
Bを被せた構造に構成され、カメラケース3は後述する
塗装剛板である板金で構成された上カメラケース3Aと
下カメラケース3Bで構成され、リアパネル4はモール
ド部品の単品で構成されている。そして、フロントパネ
ル2のフロントパネルシャーシ2Aに、レンズ取付部6
を有するレンズマウント面5が一体に形成されていて、
そのフロントパネルシャーシ2Aとフロントパネルカバ
ー2Bとは後述するように係止爪と爪止め部との係合に
よって脱着可能に結合されている。そして、カメラケー
ス3の上カメラケース3Aと下カメラケース3Bとはこ
れらの下面側において前後各一対の止ネジ44、45に
よって脱着可能に締結されると共に、その前端部の一対
の止ネジ46による共締め構成と、上面側の前端部に配
置した一対の止ネジ53とによってこれら上カメラケー
ス3A及び下カメラケース3Bがフロントパネルシャー
シ2Aの後端に脱着可能に締結されている。そして、リ
アパネル4は左右両側面において一対の止ネジ47によ
って上カメラケース3Aの後端に脱着可能に締結されて
いる。
ス3の上下両側でフロントパネル2からカメラケース3
にかけて形成された上下一対の凹部51に上下一対のス
リット28が光軸Pに対して直角状に形成されていて、
その上下一対のスリット28に調整リング14の上下両
側が露出されている。また、カメラケース3の一方の側
面にはレンズコネクター52やAUTO−IRIS等の
スイッチ53が配置されていて、リアパネル4には映像
信号入出力用のBNCコネクター31、2連の端子台3
2、CCD−IRIS等のスイッチ33、複数のボリュ
ーム34及びグランド引出し用ネジ38等が配置されて
いる。なお、図3及び図4に1点鎖線で示すように、カ
メラケース3の上面又は下面にはカメラスタンド54が
止ネジ46の共締め等によって脱着可能に取り付けられ
る。
ラケース3の上カメラケース3Aと下カメラケース3B
は板金のプレス加工部品を用いたものであり、上カメラ
ケース3Aは上面部3A1 と、左右両側板部3A2 と、
左右一対の下面部3A3 とによって全体としてほぼ直方
体形状に構成されていて、左右一対の下面部3A3 間に
は光軸Pと平行な開口3A4 が形成されている。また、
外装部品であるカメラケース3の下カメラケース3Bも
板金のプレス加工品が用いられていて、その下カメラケ
ース3Bは下面部3B1 の左右両側には肉厚相当分の段
差で上方に屈曲されて水平に形成された左右一対の段差
部3B2 が形成され、更に、その左右一対の段差部3B
2 の左右両側縁から上方に垂直状で、かつ、光軸Pと平
行状に立ち上げられた左右一対のカメラシャーシ3Cが
シャーシ構造部に構成されている。
内側にプリント基板で構成された信号処理系の基板であ
るPS基板61やPR基板62等が光軸Pと平行状で、
脱着可能に取り付けられ、これら左右一対のカメラシャ
ーシ3Cの後端側にプリント基板で構成されたコネクタ
ー基板であるCT基板63が光軸Pに対して直角状で、
脱着可能に取り付けられている。この際、PS基板61
及びPR基板62はこれらの後端61a、62aを左右
一対のカメラシャーシ3Cの後端部に形成した水平折曲
げ部64のスリット65に挿入して位置決めし、これら
PS基板61及びPR基板62の下端61b、62bを
下カメラケース3Bの左右一対の段差部3B2 の上方に
切り起された複数の位置決め用突起66で位置決めし、
これらPS基板61及びPR基板62の前端61C、6
2Cのみを左右一対のカメラシャーシ3Cの前端側に形
成されたネジ止め部67にそれぞれ1本の止ネジ68に
よって脱着可能にネジ止めしている。但し、PR基板6
2のネジ止め部67は、板金のプレス加工部品であるコ
ネクター受板69に形成されていて、このコネクター受
板69は2本の止ネジ70で一方のカメラシャーシ3C
にネジ止めされている。そして、このコネクター受板6
9にはPR基板62の位置決め用突起71も形成されて
いる。そして、このPR基板62の側面にレンズコネク
ター52及びスイッチ53がマウントされていて、レン
ズコネクター52がコネクター受板69で支持されてい
る。そして、上カメラケース3Aを下カメラケース3B
の外側に組み付けることによって、これらレンズコネク
ター52及びスイッチ53を上カメラケース3Aの左右
両側板部3A2 に形成した窓穴72から外方に露出させ
るように構成されている。また、CT基板63はその下
端63aの一部を下カメラケース3Bの一方の段差部3
B2 から上方に立ち上げた垂直曲げ部73に形成された
スリット74に挿入して位置決めし、その上端63bを
左右一対の止ネジ75によって左右一対のカメラシャー
シ3Cの後端に形成された一対のネジ止め部76に脱着
可能にネジ止めしている。
PR基板62及びCT基板63を左右一対のカメラシャ
ーシ3Cに組み付けた後に、上カメラケース3Aを下カ
メラケース3Bの外側に光軸Pと平行に挿入して、上カ
メラケース3Aの左右一対の下側板部3A3 を下カメラ
ケース3Bの左右一対の段差部3B2 の下側に回り込ま
せて、これら上カメラケース3Aと下カメラケース3B
を締結することによって、カメラケース3の組立てを完
了する。そして、その組立て完了状態では、下カメラケ
ース3Bに一体に形成された左右一対のカメラシャーシ
3Cを上カメラケース3Aで完全に覆うことができ、そ
のカメラシャーシ3Cに形成されていて、PS基板6
1、PR基板62及びCT基板63等を支持するための
構造部(ネジ止め部や切欠き、穴等)が外部に全く表わ
れなくなる。従って、上カメラケース3Aの全表面及び
下カメラケース3Bの下面部3B1 における左右一対の
段差部3B2 の間の表面がカメラケース3の外側に露出
される体裁面となり、左右一対のカメラシャーシ3Cは
外装部品としての拘束を受けずに済み、これらのカメラ
シャーシ3Cはシャーシ構造部の機能を果たすことがで
きる。
おける下面部3B1 に対する左右一対の段差部3B2 の
曲げ加工及び左右一対のカメラシャーシ3Cの曲げ加工
によって、この下カメラケース3Bが高強度、高剛性に
構成されていて、この下カメラケース3Bがカメラケー
ス3の骨子に構成されている。そして、この下カメラケ
ース3Bの外側に挿入した上カメラケース3Aの左右一
対の下面部3A3 を下カメラケース3Bの左右一対の段
差部3B2 の下側に回り込ませた状態で、これら左右一
対の下面部3A3 と段差部3B2 の前後両端を左右一対
の止ネジ45、44によって締結することによって、実
質的にはシャーシレス構造でありながら、高強度、高剛
性のカメラケース3を構成することができる。そして、
カメラケース3の前端の上下はフロントパネル2のフロ
ントパネルシャーシ2Aの後端の4隅に形成されている
上下各一対のネジ止め部77、78に左右一対の止ネジ
44、46によって脱着可能に締結される。
ター31、2連の端子台32、スイッチ33、ボリュー
ム34等がマウントされていて、リアパネル4にはこれ
ら及びグランド引出し用ネジ38の挿通用の複数の窓穴
81が形成されている。また、このリアパネル4の内側
面である前面の左右両側には左右一対のネジ挿通用突起
82が一体成形されていて、上側にはダボ83を有する
左右一対のダボ支持用突起84が一体成形されていて、
下側には左右一対の挿入ガイド用リブ85が一体成形さ
れている。そこで、このリアパネル4の各一対の突起8
2及びリブ85をカメラケース3の後端の内側に挿入し
て、左右一対のダボ83を上カメラケース3Aの上面部
3A1 に形成されている左右一対のダボ穴86に嵌合し
て位置決めし、左右一対の止ネジ47を上カメラケース
3Aの左右両側部3A2 から挿入し、リアパネル4の左
右一対のネジ挿通用突起82を挿通して左右一対のカメ
ラシャーシ3Cの後端に一体に形成されている左右一対
のネジ止め部87に締結することによって、リアパネル
4がカメラケース3の後端に脱着可能に取り付けられて
いる。そして、そのリアパネル4の取り付けによってC
T基板63にマウントされているBNCコネクター3
1、端子台32、スイッチ33及びボリューム34が複
数の窓穴69から後方に露出される。なお、グランド引
出し用ネジ38は一方のカメラシャーシ3Cの後端に一
体に形成されたネジ止め部88に取り付けられてリアパ
ネル4の窓穴81の1つに露出される。
る説明 次に、図23の(A)に示すように、カメラケース3を
構成している上カメラケース3A及び下カメラケース3
Bには塗装剛板40が使用されている。この塗装剛板4
0とは、板金41の表面に予め指定された色の塗料を塗
布した塗装層42を形成し、裏面にはコーティング層4
3が施されている。従って、板金41をプレス加工した
後に、別途防錆、体裁のための処理を行う必要がなく、
コスト的に非常に有利である。しかし、一般的に、裏面
に施されたコーティング層43は板金41に対する導電
性があるものの、表面の塗装層42の塗料には絶縁材料
が使用されることが多く、その塗装層42は板金41に
対する導電性がない。
枚の剛板40を同方向に重ねた場合には、一方の塗装剛
板40の裏面のコーティング層43に他方の塗装剛板4
0の表面の塗装層42が重なり、これら2枚の塗装剛板
40間に非導電性の塗装層42が介在されてしまうこと
になるために、これら2枚の塗装剛板40間の導電がと
れなくなる。
ケース3Bにこの塗装剛板40を使用した場合、図15
〜図18で説明したように、これら上カメラケース3A
及び下カメラケース3Bの表面が体裁面に構成されるこ
とから、その塗装剛板40の塗装層42がこれら上カメ
ラケース3A及び下カメラケース3Bの表面側に配置さ
れて体裁面を構成し、コーティング層43がこれら上カ
メラケース3A及び下カメラケース3Bの内側に配置さ
れることになる。
の塗装剛板40で構成した上カメラケース3Aと下カメ
ラケース3Bを同一方向に重ねて、これらを止ネジ45
で締結しても、間に介在された非導電性の塗装層42に
よってこれら上カメラケース3Aと下カメラケース3B
間の導通がとれない。また、図24の(B)に示すよう
に、上カメラケース3Aと下カメラケース3Bを同一方
向に重ねた状態で、金属のフロントパネルシャーシ2A
等に止ネジ44で共締めしようとしても、やはり、間に
介在された非導電性の塗装層42によって上カメラケー
ス3A、下カメラケース3B及びフロントパネルシャー
シ2A間の導通がとれないと言う問題がある。
に示すように、上カメラケース3Aの左右一対の下面部
3A3 を下カメラケース3Bの左右一対の段差部3B2
の下側に回り込ませて、これら左右一対の下面部3A3
と段差部3B2 を挿通した左右一対の金属の止ネジ44
によって金属のシャーシであるフロントパネルシャーシ
2Aの左右一対のネジ止め用突起77に共締めによって
締結する箇所では、図20の(A)に示すように、上カ
メラケース3Aの左右一対の下面部3A3 部分におい
て、塗装剛板40に形成した締結用穴91の周囲を塗装
層42とは反対側であるコーティング層43側であっ
て、その上カメラケース3Aの内側に向く方向に塗装剛
板40の板厚T1 の2倍以上の高さT2 に絞り出し、下
カメラケース3Bの左右一対の段差部3B2 部分には上
記締結用穴91の外径D1 より大径の内径D2 に形成さ
れた締結用穴92を形成しておく。
カメラケース3Aの左右一対の下面部3A3 の左右一対
の締結用穴91を下カメラケース3Bの左右一対の段差
部3B2 の左右一対の締結用穴92内に下方から挿入
し、これらに下方から挿入された左右一対の止ネジ44
をフロントパネルシャーシ2Aの左右一対のネジ止め用
突起77のネジ止め用穴93内に捩じ込んで、左右一対
の下面部3A3 と段差部3B2 を共締めによって左右一
対のネジ止め用突起77に締結すると、これら上カメラ
ケース3Aと下カメラケース3Bとの間に非導電性の塗
装層42が介在されるものの、上カメラケース3Aは内
側に絞り加工された締結用穴91の周囲91aの先端面
91bにて板金41がフロントパネルシャーシ2Aに直
に接触されて、その上カメラケース3Aがフロントパネ
ルシャーシ2Aに対して導通される。また、下カメラケ
ース3Bは内側の導電性のコーティング層43によって
フロントパネルシャーシ2Aに対する導通が確保され
る。
ス3Aの左右一対の下面部3A3 を下カメラケース3B
の左右一対の段差部3B2 の下側に回り込ませて、これ
ら左右一対の下面部3A3 と段差部3B2 を左右一対の
金属の止ネジ45によって締結する箇所では、図22の
(A)に示すように、上カメラケース3Aの左右一対の
下面部3A3 において、塗装剛板40に形成した締結用
穴94の縁94aを塗装層42より外方へ極く僅かな高
さT3 だけ盛り上げておく。
カメラケース3Aの左右一対の下面部3A3 の左右一対
の締結用穴94に下方から挿入した左右一対の止ネジ4
5を下カメラケース3Bの左右一対の段差部3B2 に形
成した左右一対のネジ止め用穴95に捩じ込んで、これ
ら左右一対の下面部3A3 と段差部3B2 を締結する際
に、その左右一対の締結用穴94の縁94a部分にて、
上カメラケース3Aの表面の塗装層42がこれらの止ネ
ジ45で削り取られるように剥離されて、上カメラケー
ス3Aと下カメラケース3Bとの間に非導電性の塗装層
42が介在されているにも拘らず、これら上カメラケー
ス3Aと下カメラケース3Bの板金41どうしが金属の
止ネジ45によって導通されることになる。
メラケース3Bに塗装剛板40を使用しても、これらを
同一方向に重ねてネジ止めするだけの極めて簡単な締結
方法を用いながら、これら上カメラケース3A、下カメ
ラケース3B及びフロントパネルシャーシ2Aの締結箇
所にて、これら相互間の導通をとることができる。従っ
て、上カメラケース3A及び下カメラケース3Bに塗装
剛板40を用いたために、これらをアース線等の導通の
ための専用部品を用いて導通させる必要がなく、大幅な
コストダウンを図ることができる。なお、最終的に、カ
メラシャーシ3Cに締結されるグランド引出し用ネジ3
8に締結されるアース手段によってフロントパネルシャ
ーシ2A、上カメラケース3A及び下カメラケース3B
がグランドに落されることになる。
パネル2を構成しているダイカスト部品であるフロント
パネルシャーシ2Aと、モールド部品であるフロントパ
ネルカバー2Bとは共に光軸Pに対して直角状の前面壁
101、102、これらの前面壁101、102の外周
の後方側に形成された外周壁103、104が一体に形
成されている。そして、フロントパネルシャーシ2Aの
前面壁101の前側で、光軸Pの外周に環状のレンズマ
ウント面5が一体成形されていて、フロントパネルカバ
ー2Bの前面壁102で光軸Pの外周にはそのレンズマ
ウント面5が嵌合される円形穴105が形成されてい
る。そして、フロントパネルシャーシ2Aの前面壁10
1の後側で光軸Pの外周に円筒部25が一体成形されて
いて、外周壁103の後端の四隅に上下各一対、合計4
つのネジ止め部77、78が一体成形されている。そし
て、フロントパネルシャーシ2Aの外周壁103の一方
の側面には押ネジ取付部106が一体成形されていて、
その押ネジ取付部106に対向された押ネジ挿入穴10
7がフロントパネルカバー2Bの一方の側面に形成され
ている。
側にフロントパネルカバー2Bを被せて、これら両者を
一体に結合する4つの結合手段108がこれらの前面壁
101、102間で円筒部25の外周の四隅に一体成形
されている。
部品であるフロントパネルカバー2B側に光軸Pと平行
状に一体成形された弾性を有する板形状の係止爪109
と、ダイカスト部品であるフロントパネルシャーシ2A
側に一体成形された非弾性で板形状の爪止め部110と
によって構成されていて、図27の(A)(B)に示す
ように、係止爪109をフロントパネルシャーシ2Aに
形成された係止爪挿入穴111に相対的に挿入して、そ
の係止爪109の弾性を利用して、その係止爪109の
先端109aを爪止め部110の先端110aに係止す
ることによって、フロントパネルシャーシ2Aとフロン
トパネルカバー2Bを一体に結合させるように構成した
ものである。なお、係止爪109の先端109aには爪
止め部110の呼び込み用の傾斜面109bが形成され
ている。
9の先端109aに形成した直角状の段部109cを爪
止め部110の先端110aに係合させる構造では、そ
の段部109cの高さH11と、爪止め部110の先端1
10aの高さH12とを設計する場合に、H11=H12の時
に限って係止爪109と爪止め部110の理想の係合が
得られる。しかし、フロントパネルカバー2B及びフロ
ントパネルシャーシ2Aに係止爪109及び爪止め部1
10を金型成形する際に、H11=H12に金型寸法を合せ
込むのは大幅なコストアップを招いてしまう。従って、
通常の金型成形では、H11<H12やH11>H12の寸法公
差が発生し易く、H11<H12では係止爪109と爪止め
部110との間に光軸P方向のガタが生じ、また、H11
>H12では係止爪109と爪止め部110の係合不能を
招いてしまう。
の(A)に示すように、フロントパネルシャーシ2Aと
フロントパネルカバー2Bとの係合方向である光軸P方
向に対して傾斜された係合用傾斜面109dを係止爪1
09の先端109aに一体成形し、かつ、その係合用傾
斜面109dの最小高さH13と最大高さH14を爪止め部
110の先端110aの高さH12に対してH13<H12、
H14>H12の寸法に設定した。
に、係止爪109と爪止め部110とを係合させた時
に、爪止め部110の先端110aが常に係止爪109
の係合用傾斜面109dの最小高さH13と最大高さH14
の範囲内で係合されることになり、その係合用傾斜面1
09dによって発生される矢印a、b方向の相互引っ張
り力によって、フロントパネルシャーシ2Aとフロント
パネルカバー2Bを矢印a、b方向から相互に引き寄せ
るようにして、ガタなく、高精度に結合することができ
て、係止爪109と爪止め部110の成形時の寸法公差
を大幅に許容することが可能になる。なお、この結合手
段108を構成する係止爪109と爪止め部110はフ
ロントパネルシャーシ2aとフロントパネルカバー2B
の何れの側に形成しても良い。
明 次に、、先願例のCCDカメラ1では、図31に示すよ
うに、リアパネルの骨子であるリアパネルシャーシ35
に金属ナット36で締結し、そのBNCコネクター31
の足31aに信号を伝えるハーネス類が半田付けやコネ
クター形式で取り付けている。また、図32に示すよう
に、端子台32に関しては、多連の端子台を所定の端子
数に切断して使用しているために、この端子台321に
は位置決めピンを形成することができず、所定の端子数
に切断した端子台32をプリント基板37に半田ディッ
プする際に、その端子台32自身の足32aを位置決め
ピンに利用してプリント基板37の穴との嵌合により位
置決めを行っている。そして、その端子台32が半田デ
ィップされたプリント基板37をリアシャーシ35にネ
ジ止めしていた。
は、カメラ製造工程において、BNCコネクター31を
リアパネルシャーシ35に金属ナット36で締結するだ
けでも、専用工具を用いて規定トルクで締結しなければ
ならない上に、ハーネス類を半田付けする作業等の煩雑
な作業が必要であった。また、端子台32はBNCコネ
クター31の組立工程とは完全に切り離されてプリント
基板37に半田ディップされる上に、その際に、端子台
32自身の足32aを位置決めピンに利用してプリント
基板37の穴との嵌合により位置決めする方法では、位
置決め精度が低く、端子台32に傾き等の位置ずれが発
生し易いために、専用の治具を使用して位置決め精度を
確保していて、やはり、面倒な作業になっていた。
製造工程では、BNCコネクター31と端子台32をプ
リント基板37等に1工程で組み立て、これらBNCコ
ネクター31と端子台32をフレキシブルプリント基板
等によって所定の回路に簡単に接続するようなことが全
くできず、組み立ての作業時間が多くかかり、コストア
ップを招いていた。
示すように、単一部品であるコネクター基台121を合
成樹脂等によって成形し、そのコネクター基台121の
上端側にBNCコネクター31を一体に形成し、そのコ
ネクター基台121の下端側に2連の端子台32を一体
に形成した。そして、このコネクター基台121のCT
基板63への取付面121aの上下両端には一対の位置
決めピン122が一体成形されていて、このコネクター
基台121のBNCコネクター31と端子台32との間
にはネジ止め用穴123が形成されている。
すように、コネクター基台121の一対の位置決めピン
122をプリント基板であるCT基板63に形成した一
対の位置決めピン穴124に係合させることによって、
そのコネクター基台121に対して簡単、かつ、高精度
に位置決めすることができる。そして、BNCコネクタ
ー31及び端子台32の足31a、32aをCT基板6
3に半田ディップ等によって1工程で半田付けすること
ができる。なお、BNCコネクター31に対するケーブ
ルの抜き差し等で、過剰な応力、ストレスがCT基板6
3への足31a、32aの半田付け箇所に直接加わるこ
とがないように、CT基板63に形成したネジ挿入穴1
25から挿入した止ネジ126をコネクター基台121
のネジ止め用穴123に捩じ込んで締結することによ
り、上記の過剰な応力、ストレスをCT基板36全体で
受け止めて、足31a、32aの半田付け箇所の剥離等
を未然に防止している。そして、コネクター基台121
にBNCコネクター31及び端子台32を一体に形成し
て、これらの足31a、32aをCT基板63に直接半
田付けしたことによって、リアパネル4のシャーシレス
化を図ることが可能となり、前述したように、CT基板
63をスリット74で位置決めし、左右一対の止ネジ7
5によって左右一対のカメラシャーシ3cの後端に簡単
にネジ止めすることができる。そして、CT基板63と
PS基板61やPR基板62等との間をフレキシブルプ
リント基板等を用いたコネクター方式で簡単に接続する
ことによって、BNCコネクター31と端子台32をこ
れらPS基板61やPR基板62等の所定の回路に簡単
に接続することができる。
構の説明 次に、図49及び図50に示すように、先願例のCCD
カメラ1のフランジバック距離調整機構11では、CC
Dホルダー13の一対のカム従動部15のそれぞれに光
軸P方向の高さH1 、H2 が異なる2本のカム従動用リ
ブ15cを放射状に一体成形して、これら2本のカム従
動用リブ15cを一対のカム圧着バネ17によって調整
リング14の一対のカム16に形成されていて光軸P方
向における高さ及び傾斜角度が異なる3つのカム傾斜面
16a、16b、16cに矢印b方向から圧着させてい
た。
けるフランジバック距離調整機構11では、調整リング
14の円周方向に2分割された一対のカム16における
それぞれのカム傾斜面16a、16b、16cに対して
CCDホルダー13の円周方向に2分割された一対のカ
ム従動部15の合計4つのカム従動用リブ15cを接触
させた4点接触方式で、CCDホルダー13の平衡を保
つように設計したものであるが、この4点接触方式で
は、実際には、4点が常時接触しているのではなく、4
点のうちの3点が代わる代わる接触することによって平
衡を保つものであり、4点のうちの1点は常に浮いてし
まうことになる。従って、4点のうちのどの3点で平衡
を保つかによってCCDホルダー13に微細な振れが発
生してしまう。
16a、16b、16cのうち、微調整用の緩斜面に形
成されているカム傾斜面16a、16bと粗調整用の急
斜面に形成されているカム傾斜面16cとでは傾斜角度
が異なっていて、一対のカム従動部15における2つの
カム従動用リブ15cの高さH1 、H2 はカム傾斜面に
合せて設計されているので、これら2つのカム従動用リ
ブ15cはそのカム傾斜面16a、16b上では安定す
るものの、急斜面に形成されているカム傾斜面16c上
では不安定になる。更に、図50の(B)に示すよう
に、その2つのカム従動用リブ15cがカム傾斜面16
aと16b及び16cと16bとの傾斜が切り替わる点
16dで跨がる時には、一対のカム従動部15に無理な
傾き力が生じて、CCDホルダー13が不安定な状態に
陥る。そして、CCDホルダー13に発生する振れ等の
不安定要素は、即CCD12の面振れとなり、画質の劣
化につながるので、重大な問題である。
発明のCCDカメラ1におけるフランジバック距離調整
機構11では、モールド部品で構成された調整リング1
4のフロントパネル2側の側面14aで、その内周に円
周方向に3分割された3つのカム16をラセン状に一体
成形し、モールド部品で構成されたCCDホルダー13
の外周に円周方向に3分割された3つのカム従動部15
を放射状に一体成形し、3つのカム圧着バネ17によっ
てCCDホルダー13の3つのカム従動部15を調整リ
ング14の3つのカム16に矢印b方向から平行状に圧
着させている。しかも、CCDホルダー13の3つのカ
ム従動部15は光軸Pに対して直角状で、そのCCDホ
ルダー13のほぼ中心から放射状に一体成形されたバネ
受板15aと、そのバネ受板15aのフロントパネル2
側の側面のほぼ中央部に一体成形されたバネ係止部15
bと、そのバネ受板15aのリアパネル4側の側面のほ
ぼ中央部に放射状に一体成形された単一のカム従動用リ
ブ15cとを備えている。
3つのカム従動部15のバネ係止部15bにそれぞれ係
止して、これら3つのカム圧着バネ17の圧縮反発力に
よって3つのバネ受板15aを調整リング14に対して
矢印b方向に押圧することによって、CCDホルダー1
3の外周の3分割された3つのカム従動用リブ15cを
調整リング14の円周方向に3分割された3つのカム1
6に矢印b方向から平行状に圧着させることができる。
従って、CCDホルダー13の1つのカム従動用リブ1
5cが調整リング14の1つのカム16に対応してお
り、CCDホルダー13の3つのカム従動部15を調整
リング14の3つのカム16に常に同じ3点で安定して
接触させることができることから、CCDホルダー13
の平衡を常に安定して維持することができる。
従動用リブ15cが1つのカム16に対向されているこ
とから、調整リング14の回転調整によってCCD12
のフランジバック距離Lを調整する際、各カム従動用リ
ブ15cが各カム16の微調整用の緩斜面に形成されて
いるカム傾斜面16a、16bと粗調整用の急斜面に形
成されているカム傾斜面16c間を円周方向に相対的に
安定してスムーズに移動することができる。また、カム
傾斜面16aと16b及び16cと16bとの傾斜が切
り替わる点16dでもカム従動用リブ15cに無理な傾
き力は全く発生しない。従って、CCDホルダー13に
は振れ等の不安定要素が全く発生せず、CCD12の面
振れ等による画質の劣化等の悪影響は皆無となり、常に
安定した画像を供給することができて、ビデオカメラと
しての信頼性が非常に高いものとなる。
ラ1におけるフランジバック距離調整機構11では、一
対のカム圧着バネ17の圧縮反発力によってCCDホル
ダー13が矢印b方向から圧着される調整リング14を
受け止めるための専用部品であるリング押え板18を使
用していて、このリング押え板18をフロントパネル2
の背面2bに一対のカム圧着バネ17の圧縮反発力に抗
して4本の止ネジ26でネジ止めしていたために、組立
て時には、リング押え板18で調整リング14を一対の
カム圧着バネ17の圧縮反発力に抗して矢印a方向に押
え込みながら、そのリング押え板18を不安定な状態
で、4本の止ネジ26でフロントパネル2の背面2cに
ネジ止めするか、或いは、専用の治具を作成して、その
治具でリング押え板18を安定させながら、ネジ止めす
る必要があり、このリング押え板18のネジ止め作業が
非能率的であることから、生産性の悪化を招いたり、修
理時等における分解作業も同様に面倒であり、しかも、
専用部品であるリング押え板18及び4本の止ネジ26
を使用するために部品点数及び組立工数が多く、コスト
高につくと言う問題があった。
フランジバック距離調整機構11では、調整リング14
をフロントパネル2の内側にワンタッチで取り付けるこ
とができる構造を採用している。
カスト部品であるフロントパネルシャーシ2Aに一体成
形されている円筒部25には円周方向に3分割された3
つのガイド溝131が光軸Pと平衡状に形成されてい
て、これら3つのガイド溝131は円筒部25の後端
(リアパネル4側の端部)で開放されている。そして、
フロントパネルシャーシ2Aの前面壁101の背面で、
3つのガイド溝131内に3つのバネ係止部132が一
体成形されていて、円筒部25の後端の外周で3つのガ
イド溝131の同一方向の縁部位置には3つの係止部で
ある調整リング係止用突起133が一体成形されてい
る。そして、調整リング14の内周で、3つのカム16
の高さが最も低いカム傾斜面16aに隣接する位置に
は、調整リング14の円周方向に3分割され、かつ、そ
の調整リング14の前後両側面14a、14b間を貫通
する3つのスリット134が形成されている。そして、
調整リング14の3つのカム16の円周方向の両端には
一対の抜け落ち防止用ストッパー135、136が一体
成形されている。
11は、図45及び図46に示す要領で簡単に組み立て
ることができる。なお、図46は原理を示す関係で直線
状に展開して示している。即ち、まず、圧縮バネで構成
されている3つのカム圧着バネ17を3つのガイド溝1
31内に矢印a方向から光軸Pと平行状に挿入して、こ
れらの前端をフロントパネルシャーシ2Aの3つのバネ
係止部132の外周に係止する。次に、フィルターブラ
ケット20、フィルター21、シールゴム22、CCD
ブラケット23及びCCD基板24と一緒にCCD12
が2本の止ネジ137によって予め組み付けられている
CCDホルダー13の3つのカム従動部15を円筒部2
5の3つのガイド溝131内に矢印a方向から挿入し
て、3つのカム従動部15の3つのバネ係止部15bを
3つのカム圧着バネ17の後端に係合する。
25の外周に矢印a方向から挿入するが、この際、図4
5の(A)に示すように、3つのスリット134を3つ
の調整リング係止用突起133に合せてから、その調整
リング14を円筒部25の外周に矢印a方向から挿入す
る。すると、図46の(A)に示すように、3つのカム
16の一端側に形成されている3つのストッパー135
が3つのカム従動部15のカム従動用リブ15cに矢印
a方向から当接されて、3つのカム従動部15によって
3つのカム圧着バネ17が矢印a方向に圧縮される。
バネ17の圧縮反発力に抗して引き続き矢印a方向に挿
入して、図46の(A)に示すように、調整リング14
の後側面14bが3つの調整リング係止用突起133よ
り矢印a方向まで前進された位置で、図45の(B)及
び図46の(B)に示すように、調整リング14を指定
された円周方向である矢印c方向に少し回転する。する
と、3つのカム圧着バネ17の圧縮反発力によって3つ
のカム従動部15のカム従動用リブ15cがストッパー
135上から3つのカム16のカム傾斜面16a上に矢
印b方向に落ち込んで圧着されると共に、その3つのカ
ム圧着バネ17の圧縮反発力によって調整リング14全
体が矢印b方向に押圧されて、その調整リング14のリ
アパネル4側の側面14bが3つの調整リング係止用突
起133に矢印b方向から当接されて安定され、一連の
組立てが完了する。
うに、円筒部25の3つの調整リング係止用突起133
に対して調整リング14を3つのスリット134によっ
て矢印a方向に挿入した後、図45の(B)に示すよう
に、調整リング14を円筒部25の外周で矢印c方向に
回転するだけのワンタッチ操作で、調整リング14を円
筒部25の外周に極めて簡単に取り付けることができ
る。そして、このフランジバック距離調整機構11で
は、先願例のそれのようなリング押え板18なる専用部
品を廃止することができ、かつ、面倒なリング押え板1
8のネジ止め作業も不要にして、調整リング14のワン
タッチ取付を可能にしたことで、部品点数及び組立工数
の削減による大幅なコストダウンを図ることができると
共に、そのフランジバック距離調整機構の組立、分解性
を著しく向上することができた。
完了状態で、調整リング14を矢印d方向に逆回転しよ
うとすると、3つのストッパー135が3つのカム従動
用リブ15cの側面に当接されてその回転が阻止される
ので、調整リング14が振動等によって矢印d方向に逆
回転されて、3つのスリット134の位相が3つの調整
リング係止用突起133に一致されたために、調整リン
グ14が3つのカム圧着バネ17の圧縮反発力によって
3つの調整リング係止用突起133から矢印b方向に不
用意に脱落することを未然に防止することができる。
グ14を矢印c方向に回転調整すると、図46の(C)
に示すように、3つのカム16のカム形状によってCC
Dホルダー13が3つのカム圧着バネ17の圧縮反発力
に抗して矢印a方向に平行状に押し上げられて行き、最
終的には図46の(D)に示すように、3つのカム16
の反対側のストッパー136が3つのカム従動用リブ1
5cの側面に当接して回転が不能になる。そして、調整
リング14の矢印c方向の回転調整によってCCD12
のフランジバック距離が縮小側に調整されることにな
る。
グ14を矢印d方向に逆回転調整すると、図46の
(E)に示すように、3つのカム16のカム形状によっ
てCCDホルダー13が3つのカム圧着バネ17の圧縮
反発力によって矢印b方向に平行状に押し戻されて行
き、最終的には図46の(F)に示すように、3つのカ
ム16のストッパー135が3つのカム従動用リブ15
cの側面に当接して回転が不能になる。そして、調整リ
ング14の矢印d方向の回転調整によってCCD12の
フランジバック距離Lが拡大側に調整されることにな
る。
ング14の3つのカム16の最も低いカム傾斜面16a
の外周位置にロック部材圧着用テーパー面141が同心
状に一体成形されている。そして、このテーパー面14
1に押ネジ27によって圧着及び離間されるロック部材
19がフロントパネルシャーシ2Aにおける押ネジ取付
部106の内側に組み込まれている。
部材19は弾力性を有する合成樹脂等によつて一体成形
されたものであって、このロック部材19は、調整リン
グ14のテーパー面141に圧着される固定用シュー1
42と、リテーナー機構としてのほぼV形に屈曲された
一対の戻しバネ143とによって全体として正面及び背
面形状がほぼ門形に一体成形されている。そして、固定
用シュー142にはその弾力性を高めるための空洞部1
44が成形されている。
このロック部材19は一対の戻しバネ143でフロント
パネルシャーシ2Aの押ネジ取付部106の両側を跨ぐ
ようにして、その一対の戻しバネ143をフロントパネ
ルシャーシ2Aとフロントパネルカバー2Bとの間の隙
間145内に矢印b方向から挿入されて、固定用シュー
142が押ネジ取付部106と調整リング14のテーパ
ー面141との間に組み込まれる。そこで、フロントパ
ネルカバー2Bの押ネジ挿入穴107から挿入した押ネ
ジ27をフロントパネルシャーシ2Aの押ネジ取付部1
06に取り付け、その押ネジ27の先端でロック部材1
9の固定用シュー142を矢印e方向に締め付けると、
固定用シュー142が一対の戻しバネ143の曲げ反発
力に抗して調整リング14のテーパー面141に矢印e
方向から圧着されて、調整リング14が回転不能状態に
ロックされる。
と、ロック部材19の一対の戻しバネ143の曲げ反発
力によって固定用シュー142が調整リング14のテー
パー面141から矢印f方向に離間されて、調整リング
14の回転が可能となる。
ー142と一対の戻しバネ143を弾力性を有する合成
樹脂等によって一体成形したことによって、これら固定
用シュー142と一対の戻しばね143を単一部品に構
成することができて、これら固定用シュー142と戻し
バネ143を合成樹脂と板バネ等の別部品で構成して一
体に組み付けたものに比べて、部品点数及び組立工数の
削減によるコストダウンを図ることができた。
が、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、本発明はCCDカメラに限定されること
なく、その他の各種ビデオカメラや各種の電子機器に適
用可能である。
カメラは、次のような効果を奏することができる。
部を調整リングのカムに常に3点で接触させて、撮像素
子ホルダーの平衡を常に安定して維持することができる
ようにしたので、撮像素子の平衡を安定して保つことが
でき、面振れ等なく、常に安定した画像を供給すること
ができて、ビデオカメラの信頼性を向上できる。
撮像素子ホルダーの外周に形成された3つのカム従動部
を挿入し、その円筒部の外周に挿入した〃のラセン状の
3つのカムに撮像素子ホルダーの3つのカム従動部を3
つのカム圧着バネによって圧着させたので、3つのカム
従動部を3つのカムに3つのカム圧着バネによって安定
良く3点接触させることができて、撮像素子の平衡を常
に安定して維持することができる。
係止部及び1本のカム従動用リブを設けたので、カム圧
着バネの力をカム従動用リブに安定して伝達することが
できて、常に同じ3つのカム従動用リブで撮像素子ホル
ダーを3つのカムに安定して3点接触させることができ
る。従って、カムの緩斜面、急斜面やその緩斜面と急斜
面との切り替り点等においても3つのカム従動部を3つ
のカムにスムーズに追従させることができて、撮像素子
の平衡を安定して維持することができる。
説明するためのカメラ全体を前方から見た斜視図であ
る。
図である。
面図である。
面図である。
面図である。
断面図である。
断面図である。
解斜視図である。
斜視図である。
板及びカメラシャーシの分解斜視図である。
面図である。
面図及び正面図である。
面図である。
面図及び下面図である。
断面図である。
カメラケースをフロントパネルシャーシに共締めにて締
結する箇所の詳細を説明する拡大断面図である。
断面図である。
カメラケースの締結箇所の詳細を説明する拡大断面図で
ある。
説明する拡大断面図である。
を説明する拡大断面図である。
けるフロントパネルシャーシとフロントパネルカバーの
結合手段を説明するための背面図である。
H断面図である。
段を拡大して示した断面図である。
手段を拡大して示した断面図である。
端子台を拡大して示した正面図、上面図及び下面図であ
る。
ター及び端子台の背面図及び断面図である。
びナットを拡大して示した一部切欠き側面図及び正面図
である。
する正面図、側面図及び端面図である。
調整機構機構全体の分解斜視図である。
調整機構におけるフロントパネルシャーシを示した背面
図である。
整機構の図34におけるI−I矢視での側面図である。
整機構の図34におけるJ−J矢視での下面図である。
調整機構のCCDホルダーの正面図、背面図及び側面図
である。
調整機構において円筒部内にCCDホルダーを挿入した
時の背面図である。
調整機構の調整リングの側面図である。
調整機構の図39のK−K矢視での正面図である。・
調整機構の円筒部にCCDホルダー及び調整リングを組
み付けた状態の背面図である。
調整機構における図41のM−M断面図である。
調整機構における図41のN−N断面図である。
調整機構の円筒部と調整リングの分解斜視図である。
調整機構の円筒部に対する調整リングの組み付け方法を
説明する斜視図である。
調整機構における調整リングの組み付けと、フランジバ
ック調整動作を説明する調整リングのカムを直線状に展
開して示した側面図である。
る。
調整機構における調整リングのロック部材を示した正面
図、背面図、上面図、下面図及び側面図である。
調整機構におけるCCDホルダーのカム従動部を説明す
る正面図及び側面図である。
調整機構における調整リングのカムとCCDホルダーの
カム従動部とを説明する側面図である。
視図である。
視図である。
調整機構の分解斜視図である。
ジバック距離調整機構、12は撮像素子であるCCD、
13は撮像素子ホルダーであるCCDホルダー、14は
調整リング、15はカム従動部、15aはバネ受板、1
5bはバネ係止部、15cはカム従動用リブ、16はカ
ム、16a、16b、16cはカム傾斜面、17はカム
圧着手段で特許部カム圧着バネ、25は円筒部、131
はガイド溝である。
Claims (3)
- 【請求項1】フロントパネルに形成されたレンズマウン
ト面に対する撮像素子の光軸方向の距離を調整可能に構
成したビデオカメラにおいて、 上記フロントパネルの内側で、光軸の外周に回転自在に
取り付けた調整リングに円周方向に3分割されたラセン
状の3つのカムを形成し、 撮像素子を保持した撮像素子ホルダーに円周方向に3分
割された3つのカム従動部を形成し、 上記3つのカム従動部を圧着手段によって上記調整リン
グの3つのカムに光軸方向の前方側から圧着させたこと
を特徴とするビデオカメラ。 - 【請求項2】フロントパネルに形成されたレンズマウン
ト面に対する撮像素子の光軸方向の距離を調整可能に構
成したビデオカメラにおいて、 上記フロントパネルの内側で光軸の外周に形成された円
筒部と、 上記円筒部の円周上の3分割位置に光軸方向と平行に形
成された3つのガイド溝と、 上記円筒部の外周に回転自在に取り付けられた調整リン
グと、 上記調整リングのフロントパネル側で、上記円筒部の外
周位置に形成され、円周方向に3分割されたラセン状の
3つのカムと、 撮像素子を保持し、上記円筒部内に挿入されて光軸方向
に移動自在に構成された撮像素子ホルダーと、 上記撮像素子ホルダーの外周に形成されて上記円筒部の
3つのガイド溝内に挿入されて光軸方向に移動自在に構
成されたバネ受け兼用の3つのカム従動部と、 上記フロントパネルと上記撮像素子ホルダーの3つのカ
ム従動部との間に介在されて、その3つのカム従動部を
上記調整リングの3つのカムに光軸方向から圧着する3
つのカム圧着バネとを備えたことを特徴とするビデオカ
メラ。 - 【請求項3】上記カム従動部が光軸方向に対して直角状
で、かつ、放射線状に形成されたバネ受板と、そのバネ
受板の上記フロントパネル側のほぼ中央部に形成された
バネ係止部と、そのバネ受板の上記調整リング側のほぼ
中央部に上記放射線状に形成されたカム従動用リブを備
えたことを特徴とする請求項3に記載のビデオカメラ。
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