JPH11307036A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JPH11307036A
JPH11307036A JP10108819A JP10881998A JPH11307036A JP H11307036 A JPH11307036 A JP H11307036A JP 10108819 A JP10108819 A JP 10108819A JP 10881998 A JP10881998 A JP 10881998A JP H11307036 A JPH11307036 A JP H11307036A
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JP
Japan
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article
ion
ion implantation
vacuum chamber
holder
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JP10108819A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tamura
喜生 田村
Hiroyoshi Matsumoto
浩義 松本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン注入対象物品を支持させた物品ホルダ
をイオンビームを横切る方向に移動させることで該物品
にイオン注入を行うイオン注入装置であって、予備真空
室を比較的排気量の小さい安価な排気装置で排気処理で
きるとともにイオン注入対象物品を取り扱うロボットの
ハンドリング機構や動作の制約が少ない状態でイオン注
入処理のスループットを向上させることができるイオン
注入装置を提供する。 【解決手段】 物品ホルダ2の移動路線上におけるイオ
ンビームIBの照射位置RP両側の部位にそれぞれ物品
ホルダ2に対するイオン注入対象物品入れ替え位置P
1、P2を設定し、各入れ替え位置P1、P2に対し、
イオン注入対象物品wfの入れ替えを行うための予備真
空室31、32と、入れ替え位置P1、P2に配置した
物品ホルダ2と予備真空室31、32との双方に対し同
時にイオン注入対象物品wfをやり取りできる搬送ロボ
ット41、42とをそれぞれ設けたイオン注入装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス用
のウエハのような物品にイオン注入(イオンドーピング
を含む)を行ったり、各種機械部品基体、工具基体等の
物品に、表面改質等のためにイオン注入を行ったりする
イオン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入装置においてイオン注入対象
物品をイオンビームでスキャンしつつイオンビーム照射
を行う場合、イオンビームを電界又は磁界の作用で1方
向及び該1方向を横切る第2の方向に振りつつ(いわゆ
るX−Y方向に)該物品をスキャンすることが行われて
いる。
【0003】このようなイオン注入装置では、通常、イ
オン注入対象物品を支持する物品ホルダは一か所、定位
置に配置されており、この一つの物品ホルダに対しイオ
ン注入対象物品を搬入するためのロード用予備真空室及
び搬出のためのアンロード用予備真空室が設けられてい
るとともに、ロード用予備真空室から物品ホルダへ物品
を搬送するためのロード用搬送ロボット及び物品ホルダ
からアンロード用予備真空室へ処理済の物品を搬出する
ためのアンロード用搬送ロボットが設けられる。
【0004】図4はその1例を示している。図4は従来
のイオン注入装置の一部を示しており、イオン注入対象
物品Wにイオン注入を行うための真空処理室81にはイ
オン注入対象物品Wを支持するための物品ホルダ82が
設置してある。ホルダ82は一か所、定位置に設置され
ており、物品Wの入れ替えを行うときは図示のとおり略
水平姿勢をとるが、イオン注入時にはイオンビームIB
の照射を受けるように起立せしめられる。この物品ホル
ダ82に対し、物品搬入のためのロード用予備真空室8
3及び物品搬出のためのアンロード用予備真空室84が
設けられているとともに、ロード用予備真空室83から
物品ホルダ82へこれからイオン注入する物品Wを搬送
するためのロード用搬送ロボット85及び物品ホルダ8
2からアンロード用予備真空室84へイオン注入済の物
品Wを搬出するためのアンロード用搬送ロボット86が
設けられている。
【0005】ロボット85(86)は一対の開閉するア
ーム851(861)を有しており、これで物品Wを保
持したり、解放したりでき、また、軸852(862)
を中心に回動して予備真空室83(84)と物品ホルダ
82との間を往復動できる。各予備真空室83(84)
は、図示を省略しているが、真空処理室81に連通し、
弁体により開閉される物品通過用開口、外部に連通し、
弁体により開閉される物品通過用開口、及び物品を予備
真空室内と真空処理室との間で昇降させる物品昇降装置
等を備えている。また、各予備真空室には排気装置が接
続されていて、真空処理室81内のロボット85(8
6)との間で物品Wをやり取りするときは、それに先立
って前記両弁体を閉じ、所定圧力まで減圧するために排
気される。
【0006】また、以上説明したイオン注入対象物品W
を一か所、定位置におき、イオンビームを1方向及び該
1方向を横切る第2の方向に振りつつ該物品をスキャン
する方式のイオン注入装置に対し、近年ではイオン注入
対象物品を支持させた物品ホルダをイオンビームを横切
る方向に移動させることで該物品にイオン注入を行うイ
オン注入装置も採用されている。その代表例は図5に示
すように、イオンビームIBを1方向Yに振り、イオン
注入対象物品Wを支持させた物品ホルダ9を該1方向を
横切るX方向に移動させることで該物品にイオン注入を
行うハイブリッドスキャン方式のイオン注入装置であ
る。
【0007】このようにイオン注入対象物品Wを支持す
る物品ホルダ9をイオンビームを横切る方向に移動させ
つつ該物品をイオンビームスキャンする方式のイオン注
入装置においても、物品ホルダ9上の物品入れ替え位置
は、該ホルダの移動路線上のどこか一か所に設定され、
これに対し、図4に示す装置の場合と同様に物品搬入用
の予備真空室及び搬送ロボット並びに物品搬出用の予備
真空室及び搬送ロボットが設置される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
のイオン注入装置においても、予備真空室と真空処理室
との間で物品をやり取りするために該予備真空室を予め
所定圧力まで排気して減圧するのに時間を要する。かか
る所定圧力は、通常、予備真空室と真空処理室との間で
物品をやり取りするため該予備真空室を真空処理室内に
連通させたあと該真空処理室内をイオン注入処理開始ま
でにイオン注入処理に問題のない圧力(通常1×10-6
〜5×10-6Torr程度)まで回復できる程度の圧力
であり、この圧力まで減圧するには時間を要する。その
ため、物品ホルダに対する物品の入れ替え位置を一か所
に設定し、これに対し物品搬入用の予備真空室及び搬送
ロボット並びに物品搬出用の予備真空室及び搬送ロボッ
トを設ける前記従来のイオン注入装置では、この排気時
間を節約するために、予備真空室を排気するための排気
装置を大型で高価なものとしなければならず、それでい
てイオン注入処理のスループットがよくない。
【0009】イオン注入処理のスループットを向上させ
る方法として、複数のイオン注入対象物品を装填したカ
セットを搬入側の予備真空室に持ち込むとともに複数の
処理済物品を装填できるカセットを搬出側の予備真空室
に持ち込む方法や、物品ホルダを2台設置して予備真空
室を交互に使用する方法が考えられるが、前者では、カ
セットを予備真空室に持ち込むためにカセット及び予備
真空室双方の制約が大きくなり、それらの設計の自由度
が低下するし、真空中でのカセット及び物品ホルダ間で
の物品のやり取りは、物品のセンタリング、位置決め等
の点で困難を伴い、さらに2カセット単位で処理を行う
ことになり、それだけ生産管理が困難となる。後者では
物品ホルダを2台要するうえ、それに伴って各部が複数
化したり、複雑化したりするので装置が高価になってし
まう。
【0010】またスループットを向上させる方法とし
て、例えば図6示すように、図4に示す装置においてロ
ボット85、86に代えて、予備真空室や物品ホルダに
対して、物品の入れ替え、すなわち物品の搬入と搬出を
同時に行える搬送ロボットRを採用することも考えられ
る。このようなロボットRを採用すると、各予備真空室
83、84について物品の搬入と搬出を同時に行うこと
ができ、従って二つの予備真空室83、84を交互に物
品の搬入搬出に使うことでスループットを向上させるこ
とができる。しかもこのようなロボットRを採用する
と、ロボットの値段は少し高価になるとしても、イオン
注入装置全体としてみれば、前記のカセット持ち込み方
式による問題は発生せず、物品ホルダを2台設置すると
きのように著しく装置が高価になったり、複雑化したり
することはない。また、このようなロボットは図5に示
す方式のイオン注入装置に採用することも可能である。
【0011】しかしながら、それでもなお、物品ホルダ
に対する物品の入れ替え位置が一か所に設定されている
イオン注入装置では、物品ホルダ上の物品の処理時間が
予備真空室の所定圧力までの排気に要する時間より短
く、このように処理時間が短いと、装置のスループット
は予備真空室の排気時間に支配される結果となり、ま
た、かかるロボットRのハンドリング機構や動作が制約
されるという問題がある。
【0012】そこで本発明は、イオン注入対象物品を支
持させた物品ホルダをイオンビームを横切る方向に移動
させることで該物品にイオン注入を行うイオン注入装置
であって、予備真空室を比較的排気量の小さい安価な排
気装置で排気処理できるとともにイオン注入対象物品を
取り扱うロボットのハンドリング機構や動作の制約が少
ない状態でイオン注入処理のスループットを向上させる
ことができるイオン注入装置を提供することを課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明のイオン注入装置は、イオン注入対象物品を支持させ
た物品ホルダをイオンビームを横切る方向に移動させる
ことで該物品にイオン注入を行うイオン注入装置であ
り、前記物品ホルダの移動路線上における前記イオンビ
ーム照射位置両側の部位にそれぞれ該物品ホルダに対す
るイオン注入対象物品入れ替え位置を設定し、該各入れ
替え位置に対し、イオン注入対象物品の入れ替えを行う
ための予備真空室と、該入れ替え位置に配置した前記物
品ホルダと該予備真空室との間でイオン注入対象物品の
入れ替え搬送を行う搬送ロボットとをそれぞれ設けたこ
とを特徴としている。
【0014】本発明者は、イオン注入処理のスループッ
ト向上のための研究を進める過程で、図4に示すように
物品ホルダの位置が一か所、定位置に固定されている場
合には図6に示すような搬送ロボットRを採用すること
がスループット向上のための比較的よい方法であるとし
ても、図5に示すようにイオン注入対象物品を支持させ
た物品ホルダをイオンビームを横切る方向に移動させる
ことで該物品にイオン注入を行うイオン注入装置では、
物品ホルダが動かされるという特殊性があることに着目
し、本発明を完成した。
【0015】なお本発明でいう「イオン注入装置」には
イオンドーピング装置も含まれる。前記物品の入替え搬
送を行う搬送ロボットは、イオン注入対象物品の入れ替
え位置に配置した物品ホルダとこれに対し設けられてい
る予備真空室との両者に対し、同時に物品のやり取りを
行えるものが望ましく、市販されているものでも構わな
い。
【0016】前記予備真空室は、該室と物品ホルダとの
間で物品をやり取りするとき、それに先立って該予備真
空室を閉じて所定圧力まで減圧するように排気でき、そ
のあと該室と該物品ホルダとの間で物品をやり取りする
にあたっては外部に対して閉ざされる一方、イオン注入
処理領域に対し連通せしめられ、これに対し、該室と外
部との間で物品をやり取りするときには、該イオン注入
処理領域に対し閉ざされる一方、外部と連通せしめられ
るものであればよく、採用する物品搬送ロボットにもよ
るが、従来知られている予備真空室を採用できる。な
お、予備真空室と物品ホルダとの間で物品をやり取りす
るために該予備真空室を予め所定圧力まで排気するとき
の該所定圧力は、予備真空室と物品ホルダとの間で物品
をやり取りするために該予備真空室をイオン注入処理領
域に連通させたあと、イオン注入開始までに該領域をイ
オン注入に問題のない圧力(例えば1×10-6〜5×1
-6Torr程度)まで回復できる圧力である。
【0017】本発明のイオン注入装置では物品ホルダに
対するイオン注入対象物品入れ替え位置がイオンビーム
照射位置両側の部位にそれぞれ設定されており、各入れ
替え位置に対し予備真空室及びイオン注入対象物品の入
れ替え搬送を行う搬送ロボットが設置されている。従っ
て、物品入れ替え位置が一か所だけの場合に比べてイオ
ン注入対象物品を取り扱うロボットのハンドリング機構
や動作の制約が少ない。
【0018】本発明のイオン注入装置によると、イオン
ビーム照射位置の両側に設定されたそれぞれのイオン注
入対象物品入れ替え位置で、そこに配置した物品ホルダ
に対し、該物品入れ替え位置に対応する搬送ロボットに
より物品の入れ替え搬送を行うことができる。すなわち
該物品ホルダ上から該ロボットでイオン注入済物品を受
け取るととともに予備真空室から次にイオン注入する物
品を受け取り、引き続き該イオン注入済物品を該予備真
空室に渡すとともに次の物品をホルダに渡すことができ
る。なお、このように物品ホルダに渡された前記次の物
品はイオン注入処理後、反対側のもう一つの物品入替え
位置から搬出される。予備真空室に搬入された前記イオ
ン注入済物品は、そこから装置外に搬出し、これと引き
替えに、さらにこれからイオン注入すべき物品を予備真
空室へ搬入できる。そしてこのようにさらにこれからイ
オン注入すべき物品を搬入した該予備真空室を、反対側
の物品入れ替え位置から搬出されるべき先の物品へのイ
オン注入処理が完了するまでの時間を利用して、前記の
所定圧力まで排気することができ、このようにしてその
排気時間に長い時間を割り当てることができる。従って
このための排気装置は比較的排気量が小さく安価なもの
を使える。
【0019】さらに説明すると、本発明のイオン注入装
置では、当初、いずれか一方の予備真空室に外部から1
番目のイオン注入対象物品が搬入され、そのあと該予備
真空室は前記の所定圧力まで排気される。次いで該予備
真空室はイオン注入処理領域に連通され、1番目物品は
一方の搬送ロボットにより、これら予備真空室及びロボ
ットに対応する一方の物品入れ替え位置に配置された物
品ホルダに渡される。
【0020】かくして物品ホルダは1番目物品を保持し
てイオンビームを横切る方向に動かされ、また必要に応
じて往復動される。イオン注入処理が終了すると、イオ
ンビーム照射位置を間にして反対側に設定された他方の
物品入れ替え位置に配置される。ここで、その他方の物
品入れ替え位置に対応して設置されている他方のロボッ
トがこの処理済物品を受け取るのであるが、これに先立
ち、該他方のロボットに対応する他方の予備真空室で
は、外部から2番目のイオン注入対象物品が搬入され、
そのあと前記の所定圧力まで排気され、1番目物品が処
理完了するまで待機し、処理完了と同時に該他方の予備
真空室はイオン注入処理領域に連通される。
【0021】ここで、前記他方の搬送ロボットは処理済
の1番目物品を物品ホルダから受け取るとともに該他方
の予備真空室から2番目物品を受け取り、引き続き該1
番目の処理済物品を該他方の予備真空室に渡すとともに
2番目物品を物品ホルダに渡す。このようにして他方の
予備真空室に渡された処理済の1番目物品は、該他方の
予備真空室がイオン注入処理領域から閉ざされた状態下
で外部に対して開かれたあと、外部へ搬出される。その
あとこれと引き替えに4番目にイオン注入されるべき物
品が空になった該他方の予備真空室内へ搬入され、該予
備真空室は再び前記の所定圧力まで排気され、待機す
る。
【0022】既述のとおり他方のロボットから渡され、
物品ホルダに保持された2番目物品は、該物品ホルダの
イオンビームを横切る方向の動作によりイオン注入され
る。イオン注入が終了すると、該ホルダは再び前記一方
の物品入れ替え位置に配置される。その物品入れ替え位
置に対応する前記一方のロボットがこの処理済の2番目
物品を受け取るのであるが、これに先立ち(前記1番目
物品が一方の搬送ロボットに受け取られたあと)、一方
の予備真空室はイオン注入処理領域から閉ざされた状態
下で外部に対して開かれ、外部から3番目にイオン注入
するイオン注入対象物品が搬入され、そのあと該一方の
予備真空室は前記の所定圧力まで排気され、前記2番目
物品の処理完了までそのまま待機する。
【0023】2番目物品についてイオン注入処理が終了
すると該物品は前記一方の物品入れ替え位置に配置さ
れ、既に3番目物品が搬入されている一方の予備真空室
がイオン注入処理領域に連通せしめられ、ここで、前記
一方のロボットがこの処理済の2番目物品を受け取ると
ともに該真空予備室から3番目物品を受け取り、引き続
き該処理済物品を一方の予備真空室に渡すとともに3番
目物品を物品ホルダに渡す。
【0024】該3番目物品は処理完了すると前記4番目
物品と入れ替えられ、該4番目物品に処理がなされる。
一方のロボットで一方の予備真空室に渡された処理済の
2番目物品は、その後該予備真空室がイオン注入処理領
域から閉ざされた状態下で外部に対して開かれ、外部へ
搬出され、これと引き替えに5番目の物品が搬入され
る。5番目物品搬入後、該一方の予備真空室は再び前記
の所定圧力まで排気され、前記4番目物品の処理完了ま
で待機する。
【0025】このようにして1番目物品から2番目、3
番目、4番目、5番目・・・と各物品に順次イオン注入
処理が施される。この間、各予備真空室での前記所定圧
力への排気のために、概ね、片方の予備真空室から搬入
された物品の処理時間分、従来装置に比べて長い時間が
割り当てられる。かくして予備真空室から排気する排気
装置は、それだけ排気量の小さい安価なもので足りるよ
うになる。そして物品へのイオン注入処理時間が短い場
合に、予備真空室の排気のための時間にスループットが
支配されることがないので、イオン注入処理のスループ
ットは向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係るイオン注入装
置の1例の概略構成を示す側面図である。図2は図1の
イオン注入装置におけるエンドステーション17部分の
断面図である。図3はイオン注入対象物品の搬送ロボッ
トを示している。
【0027】図1に示すイオン注入装置はイオン源1
1、該イオン源の発するイオンビームから所定のイオン
種を選択するための質量分析器12、分析器12を出た
イオンのうち所定のイオン種を選択的に通過させるため
の分析スリット13、スリット13を通過したイオンを
加速するイオン加速管14、加速管14により加速され
たイオンからなるイオンビームを収束させるレンズ1
5、イオン注入対象物品表面の所定領域をイオンビーム
で1方向Y(図2において紙面に垂直な方向、図1も参
照)に走査するためのスキャン装置16及びエンドステ
ーション17を備えている。
【0028】エンドステーション17は、真空処理室
(ターゲット室)1、その中に配置されたイオン注入対
象物品wf(例えば半導体デバイス基板)を支持する物
品ホルダ(プラテン)2及び該ホルダ2に対し物品wf
の搬入搬出を行うための搬送ロボット41、42、並び
に真空処理室1に連設された予備真空室31、32を備
えている。
【0029】物品ホルダ2は軸棒21の一端部に支持さ
れており、該軸棒21は真空処理室1の側壁101を貫
通して外部へ延び、途中で回転板22に固設した軸受け
部材23を軸棒長手方向に摺動可能に貫通し、他端部は
雌ねじ部材24に連結固定されている。回転板22は真
空処理室側壁101の外面に固定したフレーム102上
の軸受け220にて支持され、軸棒21の長手方向中心
線を中心として回転できる。回転板22には回転中心を
一致させて大ギア25が固定されており、これに小ギア
26が噛み合っている。小ギア26はフレーム102に
搭載されたモータM1にて駆動される。
【0030】前記の雌ねじ部材24には軸棒21と平行
なネジ棒27が螺合しており、該ネジ棒はその両端部で
フレーム28に回転可能に支持されている。フレーム2
8は大ギア25に連結固定されている。ネジ棒27はフ
レーム28に搭載したモータM2にて回転駆動される。
以上説明した物品ホルダ2とこれに係わる機構による
と、モータM2にてネジ棒27を回転駆動することで雌
ねじ部材24を移動させ、かくして軸棒21をその長手
方向に往復動させ、それにより物品ホルダ2をイオンビ
ーム照射位置RPを横切る方向Xに往復動させることが
できる。また物品ホルダ2を該ホルダの移動路線上にお
けるイオンビーム照射位置両側のイオン注入対象物品入
れ替え位置P1又はP2に配置することができる。さら
に、モータM1により小ギア26を回転駆動し、それに
より大ギア25を回転駆動することで、これに連結され
たネジ棒フレーム28、ネジ棒27及び軸棒21等の全
体を軸棒21の長手方向中心線周りに回動させることが
でき、かくして物品ホルダ2を図2に実線で示す水平姿
勢HとイオンビームIBの照射を受ける起き上がり姿勢
Vとの間で往復回動させることができる。イオン注入時
は姿勢Vにおかれる。また、イオン注入にあたり、ホル
ダ2に支持した物品wfのイオン注入対象面をイオンビ
ームIBに対し揺動させることもできる。
【0031】予備真空室31は物品入れ替え位置P1に
対し、予備真空室32は物品入れ替え位置P2に対しそ
れぞれ設けられている。各予備真空室31、32は同じ
構造のもので、真空処理室1に連通し、昇降駆動される
弁体301により開閉される物品通過用開口302、外
部に連通し、弁体303により開閉される物品通過用開
口304、及び物品を予備真空室内と真空処理室1との
間で昇降させる物品昇降装置305等を備えている。ま
た、各予備真空室には排気装置3Vと、予備真空室内を
大気圧へ戻すためのリーク弁Lvが接続されている。
【0032】各予備真空室31(32)は、真空処理室
1内の後述するロボット41(42)との間で物品wf
をやり取りするときは、それに先立って前記弁体30
1、303が閉じられ、排気装置3Vにて所定圧力Px
まで減圧すべく排気される。このときの所定圧力Px
は、予備真空室31(32)と物品ホルダ2との間で物
品wfをやり取りするために該予備真空室を真空処理室
1内に連通させたあと、イオン注入開始までに、該真空
処理室内をイオン注入に問題のない圧力(例えば1×1
-6〜5×10-6Torr程度)まで回復できる圧力で
ある。
【0033】そして、室31(32)と真空処理室1内
との間で物品をやり取りするにあたっては弁体301が
開放されて真空処理室1と連通せしめられ、室31(3
2)と外部との間で物品をやり取りするときには、弁体
301は閉じられ、リーク弁Lvが開かれて室内が大気
圧に昇圧され、そのあと弁体303が開放されて外部と
連通せしめられる。
【0034】搬送ロボット41は真空処理室1内の物品
入れ替え位置P1に配置される物品ホルダ2と予備真空
室31との双方に対し同時に物品のやり取りを行えるも
のであり、搬送ロボット42は真空処理室1内の物品入
れ替え位置P2に配置される物品ホルダ2と予備真空室
32との双方に対し同時に物品のやり取りを行えるもの
である。
【0035】搬送ロボット41、42は同じ構造のもの
で、各搬送ロボット41(42)は、図2及び図3に示
すように、基体401に回動駆動可能、且つ、若干昇降
可能に搭載されたコラム部材402、該コラム部材の頂
面に設けられた一対の伸縮機構403、該機構に支持さ
れた物品wfの支持アームAMを備えている。各伸縮機
構403はコラム部材402に内蔵された回動駆動装置
により互いに反対方向に回動できる一対のアーム403
1、各アーム4031の自由端部に回動可能に連結され
たアーム4032、及び両アーム4032の自由端部に
渡し配置され、それぞれ回動可能に連結された直進運動
部材4033を備えており、物品支持アームAMは該直
進運動部材4033に取付け保持されている。
【0036】この搬送ロボットによると、コラム部材4
02上の各伸縮機構403における一対のアーム403
1の駆動により、図3(C)に示すように、伸縮機構4
03が伸長してアームAMを直進前進させることができ
る。また、一対のアーム4031を反対側に駆動するこ
とで、図3(A)に示す状態へ縮め、これによりアーム
AMを後退させることもできる。そして、一対の伸縮機
構403はそれぞれ独立してこのような伸縮動作が可能
であり、同時に互いに反対方向に伸縮することも可能で
ある。さらに一対の伸縮機構403及びアームAMの全
体をコラム部材402の駆動回動により略360度回動
させることもできる。
【0037】かくして、搬送ロボット41(42)は真
空処理室1内の物品入れ替え位置P1(P2)に配置さ
れる物品ホルダ2と予備真空室31(32)との双方に
対し同時に物品wfのやり取りを行える。なお搬送ロボ
ットは前記のものに限定されるものではなく、物品入れ
替え位置にある物品ホルダ2とこれに対応する予備真空
室31(32)との双方に対し同時に物品をやり取りで
きるものであればよく、市販されているものを採用して
もよい。例えば、米国BROOKS AUTOMATION 社製の搬送ロ
ボットMULTITRAN TM MODELMTR5 等を利用できる。
【0038】以上説明したイオン注入装置によると、イ
オン源11においてイオンが生成されるとともに引き出
される。引き出されたイオンは質量分析器12を通るこ
とで所定のイオン種が所定の運動軌跡を描き、引き続き
分析スリット13を該所定のイオン種が選択的に通過
し、イオン加速管14で加速され、次いでレンズ15で
収束され、スキャン装置16で1方向Yに振られつつ、
エンドステーション17において物品ホルダ2に予め保
持させたイオン注入対象物品wfにイオン注入すべく、
イオン照射位置RPに向け照射される。
【0039】イオン注入処理の当初、いずれか一方の予
備真空室、例えば予備真空室31に外部から1番目のイ
オン注入対象物品wfが搬入され、そのあと室31は排
気装置3Vにて前記の所定圧力Pxまで排気される。次
いで予備真空室31は真空処理室1に連通され、1番目
物品wfは一方の搬送ロボット41により、受け取ら
れ、さらに該ロボットのコラム部材402が回動し、一
方の物品入れ替え位置P1に配置された物品ホルダ2に
渡される。
【0040】物品ホルダ2は1番目物品wfを保持して
イオンビームIBを横切る方向に動かされ、また必要に
応じて往復動される。かくしてイオン注入がなされる。
ホルダ2はイオン注入処理が終了すると、イオンビーム
照射位置RPを間にして反対側に設定された他方の物品
入れ替え位置P2に配置される。ここで、他方のロボッ
ト42がこの処理済物品wfを受け取るのであるが、こ
れに先立ち、他方の予備真空室32では、外部から2番
目のイオン注入対象物品wfが搬入され、そのあと排気
装置3Vにて前記の所定圧力Pxまで排気され、1番目
物品wfが処理完了するまで待機し、処理完了と同時に
予備真空室32は真空処理室1に連通される。ここで、
搬送ロボット42は処理済の1番目物品wfを物品ホル
ダ2から受け取ると同時に予備真空室32から2番目物
品wfを受け取り、引き続きロボット42のコラム部材
402部分が略180度回動し、1番目の処理済物品を
予備真空室32に渡すと同時に2番目物品を物品ホルダ
2に渡す。このようにして予備真空室32に渡された処
理済の1番目物品wfは、予備真空室32が真空処理室
1から閉ざされた状態下でリーク弁Lvの開成により大
気圧に戻されたあと、外部に対して開かれ、搬出され
る。そのあとこれと引き替えに4番目にイオン注入され
るべき物品wfが空になった予備真空室32内へ搬入さ
れ、予備真空室32は再び前記の所定圧力Pxまで排気
され、待機する。
【0041】既述のとおりロボット42から渡され、物
品ホルダ2に保持された2番目物品wfは、物品ホルダ
2のイオンビームIBを横切る方向Xの動作によりイオ
ン注入される。イオン注入が終了すると、該ホルダ2は
再び物品入れ替え位置P1に配置される。その物品入れ
替え位置P1に対応するロボット41がこの処理済の2
番目物品wfを受け取るのであるが、これに先立ち(前
記1番目物品が搬送ロボット41に受け取られたあ
と)、予備真空室31は真空処理室1から閉ざされた状
態下でリーク弁Lvにて大気圧に昇圧され、そのあと外
部に対して開かれ、外部から3番目にイオン注入するイ
オン注入対象物品wfが搬入され、そのあと予備真空室
31は前記の所定圧力Pxまで排気され、2番目物品の
処理完了までそのまま待機する。
【0042】2番目物品についてイオン注入処理が終了
すると該物品wfは物品入れ替え位置P1に配置され、
既に3番目物品が搬入されている予備真空室31が真空
処理室1に連通せしめられ、ここで、ロボット41がこ
の処理済の2番目物品を受け取ると同時に予備真空室3
1から3番目物品を受け取り、ロボット41のコラム部
材402が略180度回動し、2番目の処理済物品を予
備真空室31に渡すと同時に3番目物品を物品ホルダ2
に渡す。
【0043】該3番目物品は処理完了すると前記4番目
物品と入れ替えられ、該4番目物品に処理がなされる。
ロボット41で予備真空室31に渡された処理済の2番
目物品は、その後該予備真空室が真空処理室1から閉ざ
された状態下でリーク弁Lvの開成により大気圧へ戻さ
れ、外部に対して開かれ、搬出され、これと引き替えに
5番目の物品が搬入される。5番目物品搬入後、予備真
空室31は再び前記の所定圧力Pxまで排気され、前記
4番目物品の処理完了まで待機する。
【0044】このようにして1番目物品から2番目、3
番目、4番目、5番目・・・と各物品wfに順次イオン
注入処理が施される。この間、各予備真空室31(3
2)での前記所定圧力Pxへの排気のために、概ね、片
方の予備真空室から搬入された物品wfの処理時間分、
従来装置に比べて長い時間が割り当てられる。かくして
予備真空室31、32から排気する排気装置3Vは、そ
れだけ排気量の小さい安価なもので足りるようになる。
そして物品wfへのイオン注入処理時間が短い場合に、
予備真空室31、32の排気のための時間にスループッ
トが支配されることがなく、イオン注入処理のスループ
ットは向上する。
【0045】また以上説明したイオン注入装置ではイオ
ンビーム照射位置RP両側の部位にそれぞれ物品ホルダ
2に対するイオン注入対象物品wfの入れ替え位置P
1、1P2が設定されており、各入れ替え位置P1(P
2)に対し予備真空室31(32)及び搬送ロボット4
1(42)が設置されている。従って、従来のように物
品入れ替え位置が一か所だけの場合に比べてイオン注入
対象物品wfを取り扱うロボット41、42のハンドリ
ング機構や動作の制約が少ない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、イ
オン注入対象物品を支持させた物品ホルダをイオンビー
ムを横切る方向に移動させることで該物品にイオン注入
を行うイオン注入装置であって、予備真空室を比較的排
気量の小さい安価な排気装置で排気処理できるとともに
イオン注入対象物品を取り扱うロボットのハンドリング
機構や動作の制約が少ない状態でイオン注入処理のスル
ープットを向上させることができるイオン注入装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態であるイオン注入装置の概
略側面図である。
【図2】図1のイオン注入装置におけるエンドステーシ
ョン部分の概略断面図である。
【図3】物品搬送ロボットを示すもので、図(A)は平
面図、図(B)は側面図、図(C)は物品保持アームを
伸ばした状態の平面図である。
【図4】従来のイオン注入装置の1例の一部の概略断面
図である。
【図5】従来のイオン注入装置の他の例の説明図であ
る。
【図6】図4に示す従来装置の改良例の説明図である。
【符号の説明】
11 イオン源 12 質量分析器 13 分析スリット 14 加速管 15 レンズ 16 スキャン装置 17 エンドステーション 1 真空処理室 2 物品ホルダ 31、32 予備真空室 41、42 搬送ロボット IB イオンビーム RP イオンビーム照射位置 P1、P2 イオン注入対象物品入れ替え位置 wf イオン注入対象物品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン注入対象物品を支持させた物品ホル
    ダをイオンビームを横切る方向に移動させることで該物
    品にイオン注入を行うイオン注入装置であり、前記物品
    ホルダの移動路線上における前記イオンビーム照射位置
    両側の部位にそれぞれ該物品ホルダに対するイオン注入
    対象物品入れ替え位置を設定し、該各入れ替え位置に対
    し、イオン注入対象物品の入れ替えを行うための予備真
    空室と、該入れ替え位置に配置した前記物品ホルダと該
    予備真空室との間でイオン注入対象物品の入れ替え搬送
    を行う搬送ロボットとをそれぞれ設けたことを特徴とす
    るイオン注入装置。
JP10108819A 1998-04-20 1998-04-20 イオン注入装置 Withdrawn JPH11307036A (ja)

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