JPH11306712A - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents
磁気ディスクカートリッジInfo
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- JPH11306712A JPH11306712A JP10116582A JP11658298A JPH11306712A JP H11306712 A JPH11306712 A JP H11306712A JP 10116582 A JP10116582 A JP 10116582A JP 11658298 A JP11658298 A JP 11658298A JP H11306712 A JPH11306712 A JP H11306712A
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0312—Driving features
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 下位互換を得つつケース底面のセンターコア
孔部の防塵性を高め、ドロップアウトの発生を抑制す
る。 【解決手段】 センターコア部材5と一体化したフレキ
シブルな円盤状の磁気ディスク6をケース2内に回転可
能に収容すると共に、ケース2の底面略中央にドライブ
側回転軸11が挿入されるセンターコア孔部23が開口され
たもので、このケース2の底面に、センターコア孔部23
とセンターコア部材5との間に生じる隙間Gを覆うカバ
ー部材7を設けてなる。
孔部の防塵性を高め、ドロップアウトの発生を抑制す
る。 【解決手段】 センターコア部材5と一体化したフレキ
シブルな円盤状の磁気ディスク6をケース2内に回転可
能に収容すると共に、ケース2の底面略中央にドライブ
側回転軸11が挿入されるセンターコア孔部23が開口され
たもので、このケース2の底面に、センターコア孔部23
とセンターコア部材5との間に生じる隙間Gを覆うカバ
ー部材7を設けてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センターコア部材
を一体化した円盤状の磁気ディスクをケース内に収容し
た磁気ディスクカートリッジに関し、特にセンターコア
孔部が開口する底面側の防塵構造に関するものである。
を一体化した円盤状の磁気ディスクをケース内に収容し
た磁気ディスクカートリッジに関し、特にセンターコア
孔部が開口する底面側の防塵構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクカートリッジは、上下シェ
ルハーフを接合してなるケース内に円盤状の磁気ディス
クを回転自在に収容したもので、その磁気ディスクに磁
気ディスクドライブ装置によって記録再生を行うについ
ては高い信頼性の確保が必要である。
ルハーフを接合してなるケース内に円盤状の磁気ディス
クを回転自在に収容したもので、その磁気ディスクに磁
気ディスクドライブ装置によって記録再生を行うについ
ては高い信頼性の確保が必要である。
【0003】上記信頼性の確保の点では、いわゆるドロ
ップアウトの原因となる塵埃を磁気ディスク又は磁気ヘ
ッドに付着させないことが重要である。この塵埃は、ケ
ース内部で発生するもの、外部からケースの隙間を通っ
て侵入するものがある。
ップアウトの原因となる塵埃を磁気ディスク又は磁気ヘ
ッドに付着させないことが重要である。この塵埃は、ケ
ース内部で発生するもの、外部からケースの隙間を通っ
て侵入するものがある。
【0004】特に前記磁気ディスクカートリッジの底面
には、ドライブ装置の回転軸の先端スピンドル部を挿入
して、磁気ディスクのセンターコア部材をチャッキング
するためのセンターコア孔部が開放状態で開口してお
り、このセンターコア孔部とセンターコア部材との間の
隙間を通って侵入する塵埃による影響が大きなものとな
る。
には、ドライブ装置の回転軸の先端スピンドル部を挿入
して、磁気ディスクのセンターコア部材をチャッキング
するためのセンターコア孔部が開放状態で開口してお
り、このセンターコア孔部とセンターコア部材との間の
隙間を通って侵入する塵埃による影響が大きなものとな
る。
【0005】また、近年磁気ディスクの高密度化に伴っ
て線記録密度、トラック密度が高くなっていることによ
り、磁気ディスク表面に付着した少量の塵埃によっても
ドロップアウトが発生しやすくなり、防塵性の向上が要
求される。
て線記録密度、トラック密度が高くなっていることによ
り、磁気ディスク表面に付着した少量の塵埃によっても
ドロップアウトが発生しやすくなり、防塵性の向上が要
求される。
【0006】従来の記録容量が下位の磁気ディスクカー
トリッジでは、磁気ディスクに付着した塵埃を除去する
目的で、ケース内面に不織布等によるライナーを配設
し、このライナーをリフターによって磁気ディスク表面
に接触させてクリーニングすることが行われている。
トリッジでは、磁気ディスクに付着した塵埃を除去する
目的で、ケース内面に不織布等によるライナーを配設
し、このライナーをリフターによって磁気ディスク表面
に接触させてクリーニングすることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかして、記録容量が
増大した大容量磁気ディスクカートリッジでは、データ
転送速度の向上のため回転速度がより高速となり、安定
した高速回転を得るために回転トルクの低減を図ること
から、前記ライナーとの接触を軽減する傾向にあり、ま
たケース内部での塵埃の発生を抑制する目的でライナー
の設置を廃止するものもある。これに伴い、前記ライナ
ーによる磁気ディスク表面の除塵効果が少なくなり、塵
埃の侵入防止をより厳密に行う必要がある。
増大した大容量磁気ディスクカートリッジでは、データ
転送速度の向上のため回転速度がより高速となり、安定
した高速回転を得るために回転トルクの低減を図ること
から、前記ライナーとの接触を軽減する傾向にあり、ま
たケース内部での塵埃の発生を抑制する目的でライナー
の設置を廃止するものもある。これに伴い、前記ライナ
ーによる磁気ディスク表面の除塵効果が少なくなり、塵
埃の侵入防止をより厳密に行う必要がある。
【0008】ところで、前述のように磁気ディスクの高
速回転化が指向されると、この磁気ディスクの回転に伴
って遠心力により中心部から外周部に向けてエアの流れ
が発生することになり、中心側のケース内圧力が低くな
って前述のセンターコア孔部からエアが流入する。そし
て、この流入エアと共に外部の塵埃が侵入するので、こ
の部分の防塵対策を図ることが有効である。
速回転化が指向されると、この磁気ディスクの回転に伴
って遠心力により中心部から外周部に向けてエアの流れ
が発生することになり、中心側のケース内圧力が低くな
って前述のセンターコア孔部からエアが流入する。そし
て、この流入エアと共に外部の塵埃が侵入するので、こ
の部分の防塵対策を図ることが有効である。
【0009】上記点から、ケース底面のセンターコア孔
部を、磁気ヘッド挿入用開口と同様にシャッター部材で
開閉するようにして防塵性を高めることが考えられる
が、下位互換を確保する点で問題がある。
部を、磁気ヘッド挿入用開口と同様にシャッター部材で
開閉するようにして防塵性を高めることが考えられる
が、下位互換を確保する点で問題がある。
【0010】つまり、大容量磁気ディスクカートリッジ
を駆動するためのドライブ装置においては、大容量タイ
プの磁気ディスクカートリッジを駆動できることは勿
論、多くの場合は、ユーザーの便宜を図って下位互換の
機能、すなわち記録容量の点で下位となる小容量磁気デ
ィスクカートリッジも駆動できる機能を備えるように形
成されることが多い。その場合に、ドライブ装置におけ
る駆動機構は単一の機構で両者の駆動が行えるように共
通化を図ることが好ましく、そのためにはセンターコア
孔部を開閉するシャッター部材を設置することは、この
シャッター部材を開閉するための駆動機構の変更が必要
で上記下位互換を確保する上での支障となる。
を駆動するためのドライブ装置においては、大容量タイ
プの磁気ディスクカートリッジを駆動できることは勿
論、多くの場合は、ユーザーの便宜を図って下位互換の
機能、すなわち記録容量の点で下位となる小容量磁気デ
ィスクカートリッジも駆動できる機能を備えるように形
成されることが多い。その場合に、ドライブ装置におけ
る駆動機構は単一の機構で両者の駆動が行えるように共
通化を図ることが好ましく、そのためにはセンターコア
孔部を開閉するシャッター部材を設置することは、この
シャッター部材を開閉するための駆動機構の変更が必要
で上記下位互換を確保する上での支障となる。
【0011】本発明は上記点に鑑みなされたもので、下
位互換を得つつセンターコア孔部の防塵性を高めるよう
にした磁気ディスクカートリッジを提供せんとするもの
である。
位互換を得つつセンターコア孔部の防塵性を高めるよう
にした磁気ディスクカートリッジを提供せんとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の磁気ディスクカートリッジは、センターコア部材と
一体化したフレキシブルな円盤状の磁気ディスクをケー
ス内に回転可能に収容すると共に、ケースの底面略中央
に前記センターコア部材の一部が露出しドライブ側回転
軸が挿入されるセンターコア孔部が開口されてなり、前
記ケースの底面に、前記センターコア孔部とセンターコ
ア部材との間に生じる隙間を覆うカバー部材を設けたこ
とを特徴とするものである。
明の磁気ディスクカートリッジは、センターコア部材と
一体化したフレキシブルな円盤状の磁気ディスクをケー
ス内に回転可能に収容すると共に、ケースの底面略中央
に前記センターコア部材の一部が露出しドライブ側回転
軸が挿入されるセンターコア孔部が開口されてなり、前
記ケースの底面に、前記センターコア孔部とセンターコ
ア部材との間に生じる隙間を覆うカバー部材を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0013】前記カバー部材は、例えばプラスチックシ
ート等の薄層部材によるリング状の弾性部材で形成する
のが好適である。リング状のカバー部材とした場合に、
このカバー部材の外径はケースのセンターコア孔部の内
径より大きく、カバー部材の内径はセンターコア部材の
センターコア孔部に露出する部分の外径より小さく、少
なくともセンターコア孔部とセンターコア部材との間の
隙間を覆う大きさに形成される。また、カバー部材の内
径はセンターコア部材がセンターコア孔部に対して偏位
してセットされたとき、センターコア孔部と偏位された
センターコア部材におけるドライブ側の回転軸の駆動ピ
ンが係合する駆動孔部の外側の範囲を覆う寸法に形成す
るのが望ましい。
ート等の薄層部材によるリング状の弾性部材で形成する
のが好適である。リング状のカバー部材とした場合に、
このカバー部材の外径はケースのセンターコア孔部の内
径より大きく、カバー部材の内径はセンターコア部材の
センターコア孔部に露出する部分の外径より小さく、少
なくともセンターコア孔部とセンターコア部材との間の
隙間を覆う大きさに形成される。また、カバー部材の内
径はセンターコア部材がセンターコア孔部に対して偏位
してセットされたとき、センターコア孔部と偏位された
センターコア部材におけるドライブ側の回転軸の駆動ピ
ンが係合する駆動孔部の外側の範囲を覆う寸法に形成す
るのが望ましい。
【0014】なお、前記カバー部材はその外縁部をケー
スの底面に固着するもので、このカバー部材を固着する
ケース底面には凹部を設けて、ケース底面を平坦に形成
するのが好適である。
スの底面に固着するもので、このカバー部材を固着する
ケース底面には凹部を設けて、ケース底面を平坦に形成
するのが好適である。
【0015】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、ケースの
底面にセンターコア孔部とセンターコア部材との間に生
じる隙間を覆うカバー部材を設けたことにより、この部
分からの塵埃の侵入を防止し、磁気ディスクへの塵埃の
付着を低減してドロップアウトの発生が未然に防止で
き、高い信頼性を確保することができる。また、ケース
底面のセンターコア孔部及びセンターコア部材の形態は
下位の磁気ディスクカートリッジにおけるものと同一で
あって、カバー部材があっても共通の駆動機構による磁
気ディスクの回転駆動が行えて下位互換の機構を支障な
く得ることができる。
底面にセンターコア孔部とセンターコア部材との間に生
じる隙間を覆うカバー部材を設けたことにより、この部
分からの塵埃の侵入を防止し、磁気ディスクへの塵埃の
付着を低減してドロップアウトの発生が未然に防止で
き、高い信頼性を確保することができる。また、ケース
底面のセンターコア孔部及びセンターコア部材の形態は
下位の磁気ディスクカートリッジにおけるものと同一で
あって、カバー部材があっても共通の駆動機構による磁
気ディスクの回転駆動が行えて下位互換の機構を支障な
く得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1はこの実施の形態
における磁気ディスクカートリッジの底面図、図2は駆
動状態における要部断面図である。
づいて本発明を詳細に説明する。図1はこの実施の形態
における磁気ディスクカートリッジの底面図、図2は駆
動状態における要部断面図である。
【0017】磁気ディスクカートリッジ1は、例えばア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の樹
脂成形品からなる上シェルハーフ21と下シェルハーフ
22の接合で扁平なケース2が構成され、このケース2
の中に、センターコア部材5に固着されたフレキシブル
記録媒体としての円盤状の磁気ディスク6が回転可能な
状態で収納される。
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の樹
脂成形品からなる上シェルハーフ21と下シェルハーフ
22の接合で扁平なケース2が構成され、このケース2
の中に、センターコア部材5に固着されたフレキシブル
記録媒体としての円盤状の磁気ディスク6が回転可能な
状態で収納される。
【0018】上記磁気ディスク6は、ポリエチレンテレ
フタレート等からなる円盤状のフレキシブル支持体の両
面に磁性体層が形成されものである。また、前記センタ
ーコア部材5は、板金素材が所定形状に打ち抜かれると
共にプレス成形されてなり、底面の皿状の円盤部51
と、上部外周のフランジ部52とを有し、このフランジ
部52の下面に前記磁気ディスク6の内周部が固着され
る。また、前記円盤部51には、回転中心位置に中心孔
部53が開口されると共に、それより外側に駆動孔部5
4が開口されている。
フタレート等からなる円盤状のフレキシブル支持体の両
面に磁性体層が形成されものである。また、前記センタ
ーコア部材5は、板金素材が所定形状に打ち抜かれると
共にプレス成形されてなり、底面の皿状の円盤部51
と、上部外周のフランジ部52とを有し、このフランジ
部52の下面に前記磁気ディスク6の内周部が固着され
る。また、前記円盤部51には、回転中心位置に中心孔
部53が開口されると共に、それより外側に駆動孔部5
4が開口されている。
【0019】そして、上記センターコア部材5は、ドラ
イブ装置のスピンドルモータ10の回転軸11によって
回転駆動されるものであり(図2参照)、この回転軸1
1の先端に突設されたスピンドル12が前記円盤部51
の中心孔部53に挿入されて中心位置が規制され、スピ
ンドル12より外側に突設された駆動ピン13が前記駆
動孔部54に挿入係合されて回転力が伝達される。
イブ装置のスピンドルモータ10の回転軸11によって
回転駆動されるものであり(図2参照)、この回転軸1
1の先端に突設されたスピンドル12が前記円盤部51
の中心孔部53に挿入されて中心位置が規制され、スピ
ンドル12より外側に突設された駆動ピン13が前記駆
動孔部54に挿入係合されて回転力が伝達される。
【0020】また、前記ケース2は略矩形の扁平状であ
り、このケース2の下シェルハーフ22の中心部には前
記センターコア部材5の円盤部51が露出するセンター
コア孔部23が円形状に開口されている。また、上記ケ
ース2の上下シェルハーフ21,22には長方形の磁気
ヘッド挿入用開口24(上面については図示せず)が開
口されている。さらに上記ケース2には、上記磁気ヘッ
ド挿入用開口24を開閉するために、図中左右方向に滑
動自在とされたシャッター部材3が組み付けられ、シャ
ッター部材3の摺動範囲のケース2の表面には浅い摺動
溝25が形成されている。
り、このケース2の下シェルハーフ22の中心部には前
記センターコア部材5の円盤部51が露出するセンター
コア孔部23が円形状に開口されている。また、上記ケ
ース2の上下シェルハーフ21,22には長方形の磁気
ヘッド挿入用開口24(上面については図示せず)が開
口されている。さらに上記ケース2には、上記磁気ヘッ
ド挿入用開口24を開閉するために、図中左右方向に滑
動自在とされたシャッター部材3が組み付けられ、シャ
ッター部材3の摺動範囲のケース2の表面には浅い摺動
溝25が形成されている。
【0021】前記シャッター部材3は断面略コ字状に形
成され、ケース前方の上下面を覆う上下面板部31が、
ケース前端面を覆う連結部33によって連結されてい
る。また該シャッター部材3の上下面板部31には開口
34が設けられ、ケース2の磁気ヘッド挿入用開口24
を開閉する。このシャッター部材3の開口34は、シャ
ッター部材が閉状態にあるとき、前記磁気ヘッド挿入用
開口24から外れる位置に設けられている。したがっ
て、常時は各磁気ヘッド挿入用開口24がシャッター部
材3によって閉じられ、そこから塵埃等の異物がケース
2内に侵入することが防止される。
成され、ケース前方の上下面を覆う上下面板部31が、
ケース前端面を覆う連結部33によって連結されてい
る。また該シャッター部材3の上下面板部31には開口
34が設けられ、ケース2の磁気ヘッド挿入用開口24
を開閉する。このシャッター部材3の開口34は、シャ
ッター部材が閉状態にあるとき、前記磁気ヘッド挿入用
開口24から外れる位置に設けられている。したがっ
て、常時は各磁気ヘッド挿入用開口24がシャッター部
材3によって閉じられ、そこから塵埃等の異物がケース
2内に侵入することが防止される。
【0022】さらに、前記ケース2における上シェルハ
ーフ21の内面の中心部には、収容された前記センター
コア部材5のフランジ部52より内側位置に環状突起2
6が突設され、この環状突起26はセンターコア部材5
のフランジ部52の内周側に嵌入して磁気ディスク6の
半径方向への移動を規制する。
ーフ21の内面の中心部には、収容された前記センター
コア部材5のフランジ部52より内側位置に環状突起2
6が突設され、この環状突起26はセンターコア部材5
のフランジ部52の内周側に嵌入して磁気ディスク6の
半径方向への移動を規制する。
【0023】そして、前記ケース2の下シェルハーフ2
2の底面には、前記センターコア孔部23の周縁部に、
このセンターコア孔部23の内周開口端とセンターコア
部材5の円盤部51の外周端との間に生じる隙間Gを覆
うカバー部材7が設置されている。
2の底面には、前記センターコア孔部23の周縁部に、
このセンターコア孔部23の内周開口端とセンターコア
部材5の円盤部51の外周端との間に生じる隙間Gを覆
うカバー部材7が設置されている。
【0024】前記カバー部材7は、例えばプラスチック
シート等の薄層部材によるリング状の弾性部材で形成さ
れ、その外径はケース2のセンターコア孔部23の内径
より大きく、その内径はセンターコア部材5の円盤部5
1の外径より小さく、少なくとも前記隙間Gを覆う大き
さに形成される。なお、前記カバー部材7の内径は、セ
ンターコア部材5がセンターコア孔部23に対して偏位
してセットされたときにもその駆動孔部54が開放して
いるように、該駆動孔部54より外側の範囲を覆う寸法
に形成されている。
シート等の薄層部材によるリング状の弾性部材で形成さ
れ、その外径はケース2のセンターコア孔部23の内径
より大きく、その内径はセンターコア部材5の円盤部5
1の外径より小さく、少なくとも前記隙間Gを覆う大き
さに形成される。なお、前記カバー部材7の内径は、セ
ンターコア部材5がセンターコア孔部23に対して偏位
してセットされたときにもその駆動孔部54が開放して
いるように、該駆動孔部54より外側の範囲を覆う寸法
に形成されている。
【0025】前記カバー部材7の外縁部は、センターコ
ア孔部23周縁の下シェルケース22の底面に、超音波
溶着、接着等によって固着されるものである。その際、
このカバー部材7の設置範囲の下シェルケース22の底
面に凹部(図示せず)を設けて、該凹部内にカバー部材
7を固着してケース底面が平坦となるように設けてもよ
い。
ア孔部23周縁の下シェルケース22の底面に、超音波
溶着、接着等によって固着されるものである。その際、
このカバー部材7の設置範囲の下シェルケース22の底
面に凹部(図示せず)を設けて、該凹部内にカバー部材
7を固着してケース底面が平坦となるように設けてもよ
い。
【0026】上記のような磁気ディスクカートリッジ1
は磁気ディスクドライブ装置に装填されて所定位置に保
持され、図2に示す駆動状態ではスピンドルモータ10
の回転軸11が上昇作動されて先端スピンドル12が前
記センターコア部材5の円盤部51の中心孔部53に挿
入され、駆動ピン13が駆動孔部54に挿入係合するよ
うにチャッキングされ、スピンドルモータ10の駆動に
よる回転軸11の回転に伴って磁気ディスク6が所定回
転数で回転する。また、前記磁気ディスクカートリッジ
1の挿入動作に連係してシャッター部材3を開作動し、
開かれた磁気ヘッド挿入用開口24より磁気ヘッド(図
示せず)を挿入して磁気ディスク6に接近させ、磁気的
記録再生を行う。
は磁気ディスクドライブ装置に装填されて所定位置に保
持され、図2に示す駆動状態ではスピンドルモータ10
の回転軸11が上昇作動されて先端スピンドル12が前
記センターコア部材5の円盤部51の中心孔部53に挿
入され、駆動ピン13が駆動孔部54に挿入係合するよ
うにチャッキングされ、スピンドルモータ10の駆動に
よる回転軸11の回転に伴って磁気ディスク6が所定回
転数で回転する。また、前記磁気ディスクカートリッジ
1の挿入動作に連係してシャッター部材3を開作動し、
開かれた磁気ヘッド挿入用開口24より磁気ヘッド(図
示せず)を挿入して磁気ディスク6に接近させ、磁気的
記録再生を行う。
【0027】上記磁気ディスクカートリッジ1の磁気デ
ィスク6を回転駆動している状態においては、該磁気デ
ィスク6の回転に伴う遠心力により中心部から外周部へ
のエア流が発生し、中心部分の圧力が低下するが、前述
のカバー部材7によりセンターコア孔部23とセンター
コア部材5との間の隙間Gからの塵埃の侵入を阻止す
る。また、保管状態にある磁気ディスクカートリッジ1
においても、上記カバー部材7によってセンターコア孔
部23とセンターコア部材5との間の隙間Gが覆われ、
塵埃の侵入が阻止される。
ィスク6を回転駆動している状態においては、該磁気デ
ィスク6の回転に伴う遠心力により中心部から外周部へ
のエア流が発生し、中心部分の圧力が低下するが、前述
のカバー部材7によりセンターコア孔部23とセンター
コア部材5との間の隙間Gからの塵埃の侵入を阻止す
る。また、保管状態にある磁気ディスクカートリッジ1
においても、上記カバー部材7によってセンターコア孔
部23とセンターコア部材5との間の隙間Gが覆われ、
塵埃の侵入が阻止される。
【図1】本発明の一つの実施の形態における磁気ディス
クカートリッジの底面図
クカートリッジの底面図
【図2】駆動状態における要部断面図
1 磁気ディスクカートリッジ 2 ケース 21 上シェルハーフ 22 下シェルハーフ 23 センターコア孔部 24 磁気ヘッド挿入用開口 3 シャッター部材 5 センターコア部材 51 円盤部 52 フランジ部 53 中心孔部 54 駆動孔部 6 磁気ディスク 7 カバー部材
Claims (2)
- 【請求項1】 センターコア部材と一体化したフレキシ
ブルな円盤状の磁気ディスクをケース内に回転可能に収
容すると共に、ケースの底面略中央に前記センターコア
部材の一部が露出しドライブ側回転軸が挿入されるセン
ターコア孔部が開口されてなる磁気ディスクカートリッ
ジにおいて、 前記ケースの底面に、前記センターコア孔部とセンター
コア部材との間に生じる隙間を覆うカバー部材が設けら
れたことを特徴とする磁気ディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 前記カバー部材はリング状の弾性部材で
形成されたことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディ
スクカートリッジ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10116582A JPH11306712A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 磁気ディスクカートリッジ |
US09/674,146 US6542332B1 (en) | 1998-04-27 | 1999-04-21 | Magnetic disc cartridge with center core cover member |
AT99917082T ATE226352T1 (de) | 1998-04-27 | 1999-04-21 | Magnetplattenkassette |
DE69903537T DE69903537T2 (de) | 1998-04-27 | 1999-04-21 | Magnetplattenkassette |
PCT/JP1999/002122 WO1999056281A1 (en) | 1998-04-27 | 1999-04-21 | Magnetic disc cartridge |
EP99917082A EP1078363B1 (en) | 1998-04-27 | 1999-04-21 | Magnetic disc cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10116582A JPH11306712A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 磁気ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11306712A true JPH11306712A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14690705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10116582A Withdrawn JPH11306712A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 磁気ディスクカートリッジ |
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Country | Link |
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US (1) | US6542332B1 (ja) |
EP (1) | EP1078363B1 (ja) |
JP (1) | JPH11306712A (ja) |
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WO (1) | WO1999056281A1 (ja) |
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US6285529B1 (en) * | 1999-04-19 | 2001-09-04 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Flexible disk liner arrangement capable of preventing the ingress of dust |
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-
1998
- 1998-04-27 JP JP10116582A patent/JPH11306712A/ja not_active Withdrawn
-
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- 1999-04-21 DE DE69903537T patent/DE69903537T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-04-21 US US09/674,146 patent/US6542332B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-21 EP EP99917082A patent/EP1078363B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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ATE226352T1 (de) | 2002-11-15 |
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WO1999056281A1 (en) | 1999-11-04 |
EP1078363A1 (en) | 2001-02-28 |
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Legal Events
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