JPH11305799A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH11305799A
JPH11305799A JP10108072A JP10807298A JPH11305799A JP H11305799 A JPH11305799 A JP H11305799A JP 10108072 A JP10108072 A JP 10108072A JP 10807298 A JP10807298 A JP 10807298A JP H11305799 A JPH11305799 A JP H11305799A
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Kenji Miwa
健次 三輪
Yukio Kawamoto
幸生 河本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログメモリとデジタルメモリとを備える
記録再生装置の消費電力を低減し、利便性を向上させ
る。 【解決手段】 消費電力低減のため、電源アダプタ5を
用いないで電池4を電源として用いるときには、外部か
らのアナログ信号を、アナログメモリ2に記録する。ま
たキー入力装置7から再生が指示されるときに、ID判
定回路13によって、アナログメモリ2およびデジタル
メモリ3に同一の曲が記録されていると判定されるとき
には、アナログメモリ2から再生を行う。電源アダプタ
5が使用されているときには、アナログメモリ2に録音
されている情報を、デジタル情報に変換して圧縮してデ
ジタルメモリ3に保存しながら、外部アナログ信号をア
ナログメモリ2に録音することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や音楽等のア
ナログ信号を記録再生する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、音響信号や映像信号などを記
録して再生する記録媒体としては、アナログテープなど
の磁気テープや、コンパクトディスク(CD)およびデ
ジタルビデオディスク(DVD)などの光ディスクや、
ミニディスク(MD)などの磁気ディスクなどが実用的
に用いられている。磁気テープには一般的にアナログ信
号をアナログ情報としてそのまま記録し、再生する。デ
ジタル方式の磁気テープも存在する。CDには、音声や
音楽、あるいは映像などのアナログ信号を、デジタル情
報に変換して記録する。MDには、デジタル情報をさら
に圧縮して記録する。これらのテープ状あるいはディス
ク状の記録媒体は、情報の書込みと読取りとを行うヘッ
ドに対して相対的な運動を行う必要があり、機械的な駆
動部分を有する。
【0003】一方、機械的な駆動部分を持たない静止型
の個体録音装置も、低ビットレートの音声の記録再生装
置、たとえばいわゆるボイスメモとして実用化されてい
る。ボイスメモでは、半導体メモリなどに音声情報を圧
縮して記録し、必要な記憶領域の節約を行っている。M
Dやボイスメモ等では、音声情報を圧縮して記録してい
るので、情報の再生時には圧縮された情報を元の情報に
戻す伸長処理を行う必要がある。
【0004】機械的な駆動部分を持たない記録再生装置
を実現するための先行技術としては、たとえば特開平4
−001997でCCDアナログメモリを用いる個体録
音装置が提案されている。また特開平6−196647
では、強誘電体を用いるアナログメモリが提案されてい
る。ボイスメモ等の個体録音装置では、半導体メモリを
用いている。半導体メモリの記憶容量は、年々増大して
いるけれども、音声情報の記録用としてはまだ不充分で
ある。半導体メモリの中では、ダイナミックRAMやフ
ラッシュメモリが特に大容量である利点を有する。ただ
し、ダイナミックRAMは揮発性であり、しかも常に電
源を供給してリフレッシュ動作をさせておかなければ記
憶内容を保持し続けることができない。スタチックRA
Mは、電源の供給を続ける必要はあるけれども、リフレ
ッシュ動作は行わないので、電力消費は少なくすること
ができる。フラッシュメモリは、電気的な書換えが可能
な不揮発性メモリ(EEPROM)であり、電源を供給
しなくても記録内容を保持可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】テープ状あるいはディ
スク状の記録媒体を機械的に駆動する記録再生装置で
は、消費電流が多く、携帯機器では大きさや重量の点で
好ましくはなくなるけれども大容量で高価な充電池を使
用したり、電池寿命が短くなることを甘受して小形軽量
の電池を使用したりする必要がある。
【0006】一般的な半導体メモリを用いて記録再生す
る場合は、圧縮回路や伸長回路を用いて、記録する情報
の圧縮による記憶容量の節約と、圧縮された情報の伸長
による復元とを行う必要があるので、そのための圧縮回
路および伸長回路を稼働させる必要があり、消費電力が
多くなる。
【0007】機械的駆動部分が不要でアナログ情報をそ
のまま記録再生することができる固体メモリとして、C
CDアナログメモリや強誘電体アナログメモリは、まだ
記憶容量が半導体メモリに比較して小さく、記憶容量の
割合に比較して単価が高い。したがって、現在磁気テー
プなどに記録再生を行っている音響信号を、それらのア
ナログメモリのみに記録して再生することは現実的では
ない。
【0008】本発明の目的は、複数種類のメモリを使用
状況に応じて使い分け、利便性の向上と低消費電力化を
図ることができる記録再生装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ情報
の記録および再生が可能なアナログメモリと、デジタル
情報の書込みおよび読出しが可能なデジタルメモリとを
備える記録再生装置であって、アナログ情報とデジタル
情報との間の変換を行う変換手段と、デジタル情報を圧
縮してデジタルメモリに書込み、デジタルメモリに書込
まれているデジタル情報を読出して伸長する圧縮伸長手
段と、利便性および消費電力に関する予め定める条件に
従って、アナログ信号を、アナログメモリを使用してア
ナログ情報として記録再生し、および/または変換手
段、圧縮伸長手段およびデジタルメモリを使用してデジ
タル情報として記録再生するように制御する制御手段と
を含むことを特徴とする記録再生装置である。
【0010】本発明に従えば、制御手段は、アナログメ
モリにアナログ情報を記録および再生するように制御
し、デジタルメモリに対してアナログ情報を変換手段で
デジタル情報に変換し、伸長圧縮手段で圧縮処理して書
込み、デジタルメモリから読出して伸長圧縮手段で伸長
させ、変換手段でアナログ情報に変換して再生するよう
に制御することができる。アナログ情報としてのアナロ
グメモリへの記録再生と、デジタル情報に変換してのデ
ジタルメモリへの記録再生とは、利便性および消費電力
に関する予め定める条件に従って行われるので、使用状
況に応じてアナログ情報として記録再生するか、デジタ
ル情報として圧縮して記録、または伸長して再生するか
の切換えを行うことができる。特に消費電力を低減する
必要があるときには、アナログ情報としてアナログメモ
リに記録再生することによって、電力消費が大きい圧縮
伸長の処理を施す必要がなくなり、内蔵する電池での動
作時などでの電池の寿命延長を図ることができる。
【0011】また本発明で前記アナログメモリに代え
て、多値フラッシュメモリを用いることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、アナログメモリに代えて
多値フラッシュメモリを使用するので、機械的な駆動部
分を有していなくても、アナログ情報をデジタル情報に
変換すれば、大容量の記録を行うことができる。圧縮伸
長処理を行わなければ、電力消費を抑えることができ
る。
【0013】また本発明で前記デジタルメモリは、半導
体メモリであることを特徴とする。本発明に従えば、デ
ジタルメモリは、半導体メモリで構成するので、広く普
及している一般的な半導体メモリを利用して、安価で大
容量のデジタルメモリを構成することができる。
【0014】また本発明は、前記制御手段は、前記アナ
ログ情報をアナログ情報として記録再生するか、デジタ
ル情報として記録再生するかについて、外部から与えら
れる入力に従って切換えを行うための切換入力手段と、
切換入力手段に該切換えの入力が与えられないときに、
電源として内部電池を使用するか、電源アダプタを介し
て供給される外部電源を使用するかを判別し、判別結果
に従って該切換えを行う切換判別手段とを備えることを
特徴とする。
【0015】本発明に従えば、切換入力手段に外部から
与えられる入力あるいは入力が与えられないときには、
切換判別手段が電源として内部電池を使用するか電源ア
ダプタを介して供給される外部電源を使用するかを判別
する。その判別結果に従って、制御手段はアナログ情報
としてアナログメモリに記録再生するか、デジタル情報
に変換した上でデジタルメモリに記録再生するかを切換
えることができる。
【0016】また本発明で前記制御手段は、前記アナロ
グメモリに記録されているアナログ情報を読出して、前
記変換手段でデジタル情報に変換し、前記圧縮伸長手段
で圧縮して前記デジタルメモリに書込んで保存するよう
に制御することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、アナログメモリに記録さ
れているアナログ情報を、読出してから、変換および圧
縮処理を施して、デジタルメモリに書込んで保存するこ
とができる。
【0018】また本発明で前記圧縮伸長手段は、前記デ
ジタル情報の圧縮処理を並列に実行する複数の圧縮回路
を備えることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、アナログメモリに記憶さ
れているアナログ情報を読出してデジタルデータに変換
してから圧縮する際に、複数の圧縮回路で並列に圧縮処
理を実行するので、短時間で高速に圧縮処理を行うこと
ができる。
【0020】また本発明で前記制御手段は、前記アナロ
グメモリから読出されるアナログ情報を、予め定める連
続性を満たす区切り条件に従って分割する情報分割手段
を備え、情報分割手段によって分割されるアナログ情報
に基づくデジタル情報を、前記複数の圧縮回路で並列に
圧縮するように制御することを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、複数の圧縮回路で並列に
圧縮するためのデジタル情報は、アナログメモリからア
ナログ情報として読出す際に情報分割手段によって、予
め定める連続性を満たす区切り条件に従って分割されて
いるので、連続性を損なわずに高速な圧縮処理を行うこ
とができる。
【0022】また本発明で前記複数の圧縮回路は、並列
に圧縮処理を施したデジタル情報を、処理終了時に前記
デジタルメモリに書込むことを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、複数の圧縮回路で並列に
圧縮処理を施したデジタル情報は、処理終了時にデジタ
ルメモリに書込まれるので、並列処理した複数のデジタ
ル情報を結合してからデジタルメモリに書込む場合に必
要となる大容量のバッファを用いることなく、迅速な圧
縮処理を施すことができる。
【0024】また本発明で前記制御手段は、前記保存を
行うアナログ情報が記録されている前記アナログメモリ
の記録領域に、新たなアナログ情報を記録するように制
御することを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、アナログメモリに記録さ
れているアナログ情報をデジタルメモリに圧縮して保存
しながら、アナログメモリには新たなアナログ情報の記
録を行うことができる。
【0026】また本発明で前記制御手段は、前記デジタ
ルメモリに書込まれているデジタル情報を、前記圧縮伸
長手段で読出して伸長処理を施し、前記変換手段でアナ
ログ情報に変換して、前記アナログメモリに転送して記
録するように制御することを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、デジタルメモリに記録さ
れているデジタル情報を、伸長してアナログ情報に変換
し、アナログメモリに転送して記録することができるの
で、同一のアナログ信号を繰返して再生するような場合
に、アナログメモリに転送してアナログ情報として記録
した状態で繰返して再生し、繰返しのたびに変換手段や
圧縮伸長手段を動作させる必要をなくして消費電力の低
減を図ることができる。
【0028】また本発明で前記制御手段は、前記アナロ
グメモリに記録されているアナログ情報と、前記デジタ
ルメモリに記録されているデジタル情報とが同一のソー
スデータを表すアナログ信号に基づくか否かを判定する
同一ソース判定手段を備え、同一ソース判定手段によっ
て同一のソースデータと判定されるアナログ情報および
デジタル情報の再生は、該アナログメモリからアナログ
情報を再生して行うことを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、同一ソース判定手段は、
アナログメモリに記録されているアナログ情報とデジタ
ルメモリに書込まれているデジタル情報とが同一のソー
スデータを表すアナログ信号に基づくか否かを判別す
る。同一ソース判別手段を備える制御手段は、判別結果
に従って、同一のソースデータがアナログメモリおよび
デジタルメモリの両方に記録されているときには、アナ
ログメモリからアナログ情報を再生するように制御する
ので、変換手段や圧縮伸長手段の動作を停止させて消費
電力の低減を図ることができる。
【0030】また本発明で前記ソースデータは音響情報
であり、前記同一ソース判定手段は、前記アナログメモ
リに記録されるアナログ情報および前記デジタルメモリ
に書込まれるデジタル情報の先頭の無音部分を含む予め
定める数の情報単位を、前記判定のための識別情報とす
ることを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、同一のソースデータか否
かの判定を行うための識別情報を、デジタル情報の先頭
の無音部分を含む予め定める数の情報単位に設けるの
で、特別の識別情報を作成して管理する必要がなく、容
易に同一のソースデータであるか否かを判定することが
できる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
として、音響信号の記録再生装置である録音再生装置の
概略的な電気的構成を示す。制御回路1は、マイクロコ
ンピュータなどを含んでプログラム動作を行い、アナロ
グメモリ2およびデジタルメモリ3で音声や音楽などの
音響情報の記録再生を行うように制御する。動作用の電
源として電池4を内蔵し、電源アダプタ5を介して外部
からの電源供給も可能である。電源アダプタ5を使用し
ているか否かは、切換判別手段である電源検出回路6に
よって検出される。なお図1では、凡例として示すよう
に、2本の平行な実線でアナログ信号の流れを示し、太
い実線でデジタル信号の流れを示し、破線でデジタル圧
縮信号の流れを示し、細い実線で制御信号の流れを示
す。また、アナログメモリ2としては、CCDメモリや
強誘電体メモリを使用する。デジタルメモリ3として
は、RAMやフラッシュメモリを使用する。
【0033】電源検出回路6によって電源アダプタ5が
使用されていないと判断されるときには、電池4を電源
として動作し、制御回路1はアナログメモリ2を用いて
音響情報の記録再生を行うように制御することがデフォ
ルトの状態であるとする。切換入力手段であるキー入力
装置7は、記録再生装置の使用者による操作を入力する
ために用いられ、使用者から録音開始を指定する入力が
行われると、アナログメモリ2に記録が行われる。録音
すべき音響信号は、アナログ情報として入力選択回路8
に入力され、アナログメモリ2に記録される。また出力
選択回路9は、使用者からキー入力装置7を介して再生
が指示されるときに、アナログメモリ2からアナログ情
報を読出して出力するように切換えられる。表示装置1
0は、たとえば液晶表示装置(LCD)によって構成さ
れ、記録や再生を行う音響情報についての関連情報の表
示などを行う。使用者は、キー入力装置7を介して、録
音または再生の指示、その対象となる音響信号の単位と
なる曲の指定を行うことができる。
【0034】制御回路1内には、切換制御回路11、デ
ータ・アドレス制御回路12およびID判定回路13が
含まれる。切換制御回路11は、入力選択回路8および
出力選択回路9を、アナログメモリ2に対するアナログ
情報の記録再生を行うための状態と、デジタルメモリ3
にデジタル情報を記録再生する状態とを切換える制御を
行う。データ・アドレス制御回路12は、アナログメモ
リ2およびデジタルメモリ3に対する記録再生を行うた
めの制御を行う。ID判定回路13は、アナログメモリ
2およびデジタルメモリ3にそれぞれ記録されているア
ナログ情報およびデジタル情報の識別情報であるIDを
管理し、同一の音響信号をソースデータとするアナログ
情報およびデジタル情報が存在するか否かを判定する。
【0035】本実施形態の録音再生装置では、アナログ
メモリ2に記録されているアナログ情報をデジタルメモ
リにデジタル情報として圧縮して保存し、デジタルメモ
リ3に圧縮して記録されているデジタル情報をアナログ
情報に変換してアナログメモリ2に記録するように転送
することもできる。この保存と転送のために、アナログ
出力切換回路20が設けられる。アナログ出力切換回路
20は、アナログメモリ2または出力選択回路9からア
ナログ情報をアナログ信号として入力し、出力選択回路
9または入力選択回路8にそれぞれアナログ情報をアナ
ログ信号として出力するような切換えを行う。入力選択
回路8、アナログ出力切換回路20および出力選択回路
9の切換えは、制御回路1の切換制御回路11からの制
御信号Select1、Select2、Select3に従ってそれぞれ
行われる。
【0036】入力選択回路8に入力されたアナログ情報
は、アナログ/デジタル(以下、「A/D」と略称す
る)変換回路21でデジタル情報に変換され、音声分析
回路22を経て圧縮回路23に与えられ、所定の方式に
従って圧縮処理が施される。圧縮回路23からのデジタ
ル圧縮信号は、制御回路1からデジタルメモリ3に書込
まれる。圧縮されたデジタル情報を書込むデジタルメモ
リ3のアドレスは、制御回路1内のデータ・アドレス制
御回路12から発生されるアドレス信号Addressによっ
て指定される。なお、A/D変換回路21および音声分
析回路22の動作は、制御回路1が発生する制御信号En
able1によって制御される。圧縮回路24およびデジタ
ルメモリ3の動作は、制御回路1から発生される制御信
号Enable2によって制御される。アナログメモリ2は、
制御回路1から発生されるEnable3信号によって制御さ
れ、記録および再生するアナログデータのアドレス指定
は、データ・アドレス制御回路12から発生されるアド
レス信号Address に従って行われる。
【0037】デジタルメモリ3に圧縮して記録されてい
るデジタル情報を再生する際には、圧縮されているデジ
タル情報が制御回路1によって読込まれ、伸長回路24
に与えられる。伸長回路24は、圧縮されているデジタ
ル情報を、圧縮回路23での圧縮処理と逆方向の伸長処
理を施すことによって伸長させ、デジタル/アナログ
(以下、「D/A」と略称する)変換回路25でアナロ
グ情報に変換させ、出力選択回路9に与える。伸長回路
24およびD/A変換回路25は、制御回路1から発生
される制御信号Enable4によって制御される。制御信号
Enable1〜4で制御される回路が休止状態になると電力
消費は低減される。
【0038】本実施形態では、キー入力装置7からの音
楽信号の録音開始の指定で、アナログメモリ2を用いて
録音を行うときには、制御回路1内のID判定回路13
が、アナログメモリ2に録音されている曲がすでにデジ
タルメモリに圧縮されて保存されているか否かを判定す
る。デジタルメモリ3に圧縮されて保存されていれば、
制御回路1内の切換制御回路11は、デジタルメモリ
3、圧縮回路23、音声分析回路22、A/D変換回路
21、伸長回路24およびD/A変換回路25を、制御
信号Enable1、Enable2、Enable4を用いて休止状態と
なるように制御する。また制御信号Select1を用いて、
入力選択回路8が外部からのアナログ信号を選択するよ
うに切換える。このような切換えによって、外部からの
アナログ信号は、入力選択回路8からアナログメモリ2
に直接記録されて録音が行われる。
【0039】前述のID判定回路13の判定で、アナロ
グメモリ2に録音されている曲が、まだデジタルメモリ
3に圧縮されて記録されていなければ、このことを表示
装置10を用いて使用者に知らせ、圧縮して保存するか
否かを選択させることもできる。また、アナログメモリ
2およびデジタルメモリ3にそれぞれ記録されている情
報のサンプリングレートは同じはずなので、アナログメ
モリ2に記録されている過去の録音を先に読出して、入
力選択回路8で内部のアナログ出力切換回路20からの
アナログ信号を選択するように切換え、A/D変換回路
21、音声分析回路22および圧縮回路23を稼働させ
てデジタルメモリ3に記録する保存を行いながら、保存
済みのアナログ情報が記録されていたアナログメモリ2
のアドレスに新しい外部からのアナログ信号を記録する
ようにすることもできる。このような保存と同時の記録
は、テープやディスクなどの記録媒体では不可能であ
り、固体メモリを用いる場合にしか実現することができ
ない処理である。このようにして、デフォルトのアナロ
グメモリ2へのアナログ信号の録音が、たとえば音楽信
号の1曲について行われる。
【0040】次に、本発明の実施の第2形態として、電
池4を電源として再生を行う場合の動作を説明する。本
実施形態では電池4による動作時に音楽情報の曲を再生
する指定を行うと、デフォルトでアナログメモリ2に記
録されている曲の再生が選択される。使用者から、キー
入力装置7を介して再生開始が指定されると、制御回路
1内のID判定回路13は、再生したい曲の曲番など
が、アナログメモリ2に録音されている曲であるか否か
を判定する。またこの際に当然、A/D変換回路21、
音声分析回路22および圧縮回路23などの圧縮系の回
路部分は休止状態となるように制御される。
【0041】ID判定回路13によって、アナログメモ
リ2に録音されている曲が再生する対象であると判定さ
れると、さらに制御回路1内の切換制御回路11によっ
て、デジタルメモリ3と、伸長回路24およびD/A変
換回路25の伸長系の回路部分とが休止状態となるよう
に制御される。制御回路1内のデータ・アドレス制御回
路12は、アドレス信号Address を発生し、アナログメ
モリ2内に記録されているアナログ情報を順次読出して
曲の再生を行う。
【0042】ID判定回路13による判定で、アナログ
メモリ2に録音されている曲が使用者が再生を指定した
曲と違っているときには、切換制御回路11によって休
止状態とされている各回路部分を稼働させて、デジタル
メモリ3から再生を指定された曲を読出して再生するよ
うに制御することもできる。
【0043】またサンプリングレートは同じはずなの
で、アナログメモリ2に記録された過去の録音を先に読
出して、出力選択回路9ではアナログ出力切換回路20
を介するアナログメモリ3からのアナログ信号を選択
し、外部に出力する再生を行った後、デジタルメモリ3
から圧縮されたデジタル情報を読出して伸長し、再生済
みのアナログメモリ2のアドレスに転送して記録するよ
うに制御することもできる。このような処理は、テープ
やディスクなどの記録媒体では不可能であり、固体メモ
リを用いる録音再生装置でしか実現することができない
処理である。
【0044】図2は、図1のID判定回路13が、アナ
ログメモリ2に録音されている曲とデジタルメモリ3に
圧縮されて記録されている曲が同一であるか否かを判定
するためのID管理テーブルの概念を示す。曲、すなわ
ち音楽情報のソースデータとしての同一性を識別するた
めの識別情報であるIDは、アナログメモリ2に録音さ
れている曲をデジタルメモリ3に圧縮して記録する際
に、デジタルメモリ3の領域の一部に設定され、ID管
理テーブル30に、デジタルメモリ用IDテーブル31
およびアナログメモリ用IDテーブル32を設け、それ
ぞれ同じIDを記録することによって行う。デジタルメ
モリ3にn曲分のデジタル情報が記録可能であるとし
て、そのうちの一部、たとえば2曲分がアナログメモリ
2に記録される。
【0045】録音再生装置に時計機能があれば、タイム
スタンプがIDとして一般的に使用可能である。またシ
リアル番号等もIDとして使用可能である。アナログメ
モリ2に録音されている曲の先頭部分も、ソースデータ
毎に特徴があるので、デジタルメモリ3に記録される圧
縮されたデジタル情報の先頭の数フレーム分のフレーム
データをIDとして用いることも有効である。なおフレ
ームとは、音声圧縮情報の単位であり、一般的な圧縮手
法では、数バイトから数100バイトのバイト数を有す
る固定長の場合が多い。たとえば、特開平6−7647
5では、無音フレームの処理を行ってメモリを有効に利
用する技術が開示されている。
【0046】図3は、1つの音声圧縮データ40につい
て、フレーム番号1,2,…,nまでのフレーム41,
42,…,4nから構成されている場合に、最初のフレ
ーム41が無音フレームであり、2番目のフレーム42
から有音フレームが始まるときに、有効な有音フレーム
が始まるまでの数フレームをIDとする例を示す。曲の
先頭は音無の可能性が強いので、有効な有音フレームが
始まるまでの数フレームをIDとすれば、信頼性の高い
IDとして使用することができる。たとえば1番目の無
音フレーム41と2番目および3番目の有音フレーム4
2,43の3フレームをIDとすればよい。
【0047】次に、本発明の実施の第3形態として、ア
ナログメモリ2に記録された過去の録音を先に読出して
圧縮してデジタルメモリに記録して保存しながら、保存
済みのアナログメモリ2のアドレスに、新しい外部から
のアナログ信号を記録する動作について説明する。まず
制御回路1の切換制御回路11からの制御信号Enable1
によって、A/D変換回路21、音声分析回路22およ
び圧縮回路23を稼働させる。またアナログ出力切換回
路20を選択する制御信号Select2によって、アナログ
メモリ2から再生するアナログ信号が入力選択回路8を
介してA/D変換回路21側に与えられるように設定す
る。また入力選択回路8を、切換制御回路11からの制
御信号Select1によって、外部からのアナログ信号を直
接アナログメモリ2に入力するように設定する。このよ
うに設定することによって、アナログメモリ2から読出
すサンプリングレートが外部から与えられるアナログ信
号と同一であるか、それより早くなるように設定すれ
ば、アナログメモリ2に記録された過去の録音を先に読
出して、A/D変換回路21、音声分析回路22および
圧縮回路23を稼働させてデジタルメモリ3に記録しな
がら、処理済みのアナログメモリ2のアドレスに新しい
外部からのアナログ信号を録音することができる。この
ような処理は、テープやディスクなどのようにシークタ
イムを必要とする記録媒体では実現することが困難であ
る。また、アナログメモリ2への録音とデジタルメモリ
3への圧縮記録とを同時に進行させなくても、アナログ
メモリ2に記録された過去の録音を先に読出してデジタ
ルメモリ3に圧縮して記録する処理だけを行っておくこ
とも勿論可能である。
【0048】次に本発明の実施の第4形態として、アナ
ログメモリ2に記録された過去の録音を再生しながら、
伸長回路24、D/A変換回路25を稼働させてデジタ
ルメモリ3に圧縮して記録されているデジタル情報を読
出し、再生済みのアナログメモリ2のアドレスに新しい
アナログ情報として記録する動作について説明する。先
ず制御回路1内の切換制御回路11は、出力選択回路9
からの出力を制御信号Select3によって、アナログ出力
切換回路20側に与えられるように設定する。また制御
信号Select2によって、アナログ出力切換回路20から
の出力が入力選択回路8側に与えられるように設定す
る。入力選択回路8の出力は、アナログメモリ2に入力
されるように設定され、アナログメモリ2の出力が出力
選択回路9を介して外部に出力されるように設定する。
このように設定することによって、デジタルメモリ3か
ら読出すサンプリングレートがアナログメモリ2から再
生されるアナログ出力のサンプリングレートと同一にな
るように設定すれば、アナログメモリ2に記録された音
声や音楽などを再生しながら、再生済みのアナログメモ
リ2のアドレスに新しく伸長したアナログ信号を記録す
ることができる。
【0049】このような再生と記録とを同時に進行させ
なくても、1曲の再生が終了してから伸長処理だけを一
括して行うこともできる。またアナログメモリ2に録音
されている曲の再生が半分終わった時点から、次の曲を
デジタルメモリ3から読出して一括して伸長させる方法
も考えられる。
【0050】さらに本発明の実施の第5形態として、図
1の圧縮回路23を複数の回路群で並列処理する場合に
ついて説明する。圧縮回路23の並列動作は、圧縮する
情報をどのように分割しても可能である。しかしなが
ら、一般に音声圧縮処理のアルゴリズムでは、前回また
は前々回に圧縮した音声のパラメータが、現在圧縮して
いる音声の情報要素として引継がれるので、任意の位置
で分割すると、圧縮情報がそこで不連続になってしまう
という問題がある。音声分析回路22は、情報分割手段
として、音声録音時に予め一定区間の同じ音が連続する
部分を検出し、そのアドレスを記録しておく。この連続
部分は、有音でもよく、無音であってもかまわない。
【0051】一旦アナログメモリ2に録音された曲を読
出して圧縮する場合には、記録された複数のアドレスの
うち、最適な分割位置を制御回路1によって判定し、圧
縮回路23内の複数の回路群で並列に圧縮処理を行う。
たとえば並列処理が可能な回路が2個あれば、最も中心
に近いと判定されるアドレスを分割位置とし、2分割し
てそれぞれの回路へ入力する。複数個の圧縮回路からの
出力を、それぞれデジタルメモリ3に直接記録させれ
ば、デジタル情報として合成する必要はなく、そのため
のバッファも不要となる。これによって、構成の簡略化
と、処理時間の短縮とを図ることができる。なお、伸長
回路24を複数個設ければ、再生時にも高速な伸長処理
を行うことができる。
【0052】圧縮回路23内で並列処理を行うときに
は、出力される圧縮情報は複数に分割されているので、
何らかの手段で結合する必要がある。本実施形態では、
フレーム毎に記録されるリンク情報を用いて結合を行
う。図4に示すように、一般的に圧縮情報はnバイトの
情報単位で記録される。リンク情報とは、次に読込むべ
きフレームのアドレスを示すものであり、情報レコード
を管理する上でよく応用される手法である。すなわち、
1つのフレーム4mは、リンク用フラグ4maとnバイ
トの圧縮データ4mbとによって構成される。リンク用
フラグ4maには、次に読込むべきフレームのアドレス
を示すリンクアドレス50だけではなく、総分割数51
と分割番号52とも含まれ、さらにその他の管理用フラ
グ群53も含まれる。
【0053】図5は、2分割を行う場合にアナログメモ
リ2に記録されるフレームの順番を示す。(a)は前半
の分割部を示し、(b)は後半の分割部を示す。アナロ
グメモリ2全体としては、(c)に示すような記録状態
となる。
【0054】図6は、本発明の実施の第6形態として、
図1のアナログメモリ2の代わりに、多値フラッシュメ
モリ62を使用する録音再生装置の概略的な構成を示
す。本実施形態で、図1の実施形態と対応する部分には
同一の参照符を付し、重複した説明を省略する。本実施
形態の多値フラッシュメモリ62には、A/D変換回路
21でアナログ情報から変換されたデジタル情報を、圧
縮回路23での圧縮処理を施さずに記録する。また記録
されたデジタル情報は、伸長回路24を通さずにD/A
変換回路25でアナログ情報に変換して再生する。本実
施形態では、図1の実施形態に比較してアナログ情報の
記録および再生の際にA/D変換回路21またはD/A
変換回路25を動作させる必要があるけれども、多値フ
ラッシュメモリ62を用いてアナログメモリ2よりも大
容量の録音を行うことができる。
【0055】上述の各実施形態では、音響信号を記録再
生しているけれども、静止画や動画などの映像信号など
でも同様に記録再生することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アナログ
情報をアナログメモリにそのまま記録再生することと、
デジタル情報に変換して伸長および圧縮処理を施した後
でデジタルメモリにデジタル情報として記録再生するこ
ととを、利便性および電力消費に関連して予め定める条
件に従い、一方に切換えたり両方を併用したりすること
ができるので、使用状況に応じた利便性の向上と、消費
電力の低減とを図ることができる。
【0057】また本発明によれば、アナログ情報を多値
フラッシュメモリに記録再生するので、アナログ情報か
ら多値のデジタル情報に変換するための変換手段は必要
であるけれども、アナログメモリよりは大容量で比較的
安価な多値フラッシュメモリを用いて、効率的にアナロ
グ情報の記録および再生を行うことができる。
【0058】また本発明によれば、デジタルメモリとし
て半導体メモリを用いるので、機械的な駆動部分を有す
る記録媒体を用いる必要がなく、機械的な駆動部分がな
いので低消費電力化を図ることができる。
【0059】また本発明によれば、電源として内部電池
を用いるようなときには電力消費を低減するためにアナ
ログメモリにアナログ情報を記録し、電源アダプタを介
して外部電源を使用するときには、大容量の記録および
再生が可能なデジタルメモリに圧縮してデジタル情報を
記録し、使用状況に応じた適切な使い分けで、比較的高
価なアナログメモリと比較的安価なデジタルメモリとの
長所を生かして、電池寿命を延長させることができる。
【0060】また本発明によれば、一旦アナログメモリ
に記録されているアナログ情報をデジタル情報に変換し
て圧縮してデジタルメモリに保存する際に、デジタル情
報の圧縮処理を複数個の圧縮回路で並行して行うことが
できるので、圧縮に要する時間の短縮を図ることができ
る。
【0061】また本発明によれば、情報分割手段によっ
て複数の圧縮回路で並列に圧縮処理するデジタル情報の
元のアナログ情報を、予め定める連続性を満たす区切り
条件によって分割するので、圧縮処理後に合成する際の
情報の継目における違和感の低減を図ることができる。
【0062】また本発明によれば、アナログメモリの記
録内容をデジタル情報として保存する際に、圧縮処理を
複数の圧縮回路で分割して行った後、デジタルメモリに
直ちに書込むので、デジタル情報を合成するためのバッ
ファなどを必要とせず、構成を簡略化して迅速な圧縮処
理を行うことができる。
【0063】また本発明によれば、アナログメモリから
記録されているアナログ情報を読出してデジタルメモリ
に保存すると、その後に新たなアナログ情報を記録する
ことができるので、高価なアナログメモリを効率よく使
用することができる。
【0064】また本発明によれば、デジタルメモリに書
込まれているデジタル情報を読出して伸長し、アナログ
情報に変換してアナログメモリに転送して記録すること
ができるので、繰返して再生するようなデジタル情報
は、再生毎に伸長処理やアナログ情報への変換を行う必
要がなくなり、消費電力の低減を図ることができる。
【0065】また本発明によれば、同一のソースデータ
に基づくアナログ情報とデジタル情報とがアナログメモ
リおよびデジタルメモリにそれぞれ記録されているとき
には、アナログメモリからアナログ情報の方を再生する
ので、デジタル情報を読出して圧縮伸長手段で伸長処理
を施したり、変換手段でアナログ情報に変換したりする
必要はなくなり、電力消費の低減と、任意の位置から再
生を開始することができる利便性とを得ることができ
る。
【0066】また本発明によれば、デジタル情報の先頭
部分を用いて識別を行うので、特別な識別情報、たとえ
ばタイムスタンプなどを識別情報にする必要はなく、タ
イムスタンプ機能を持たない記録再生装置に対しても本
発明を適用することができる。また同一の音声圧縮方式
を使用する記録再生装置間では、普遍的に識別情報を管
理することができるので、信頼性の格段の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態としての記録再生装置
の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のID判定回路13が使用するID管理テ
ーブル30の概念を示す図である。
【図3】図2のID管理テーブル30によって管理され
るIDとして、音声圧縮データの無音部分を用いる概念
を示す図である。
【図4】図1の圧縮回路23で複数の回路群を用いて分
割処理をする場合のリンクアドレス管理の概念を示す図
である。
【図5】図4のリンクアドレス管理方式を用いて、2分
割処理を行う場合のアナログメモリ2の記録状態の概念
を示す図である。
【図6】図1のアナログメモリ2に代えて多値フラッシ
ュメモリ62を用いる実施形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 アナログメモリ 3 デジタルメモリ 4 電池 5 電源アダプタ 6 電源検出回路 7 キー入力装置 8 入力選択回路 9 出力選択回路 10 表示装置 11 切換制御回路 12 データ・アドレス制御回路 13 ID判定回路 20 アナログ出力切換回路 21 A/D変換回路 22 音声分析回路 23 圧縮回路 24 伸長回路 25 D/A変換回路 30 ID管理テーブル 40 音声圧縮データ 41〜4n,4m フレーム 50 リンクアドレス 62 多値フラッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三輪 健次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 河本 幸生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岸本 和広 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ情報の記録および再生が可能な
    アナログメモリと、デジタル情報の書込みおよび読出し
    が可能なデジタルメモリとを備える記録再生装置であっ
    て、 アナログ情報とデジタル情報との間の変換を行う変換手
    段と、 デジタル情報を圧縮してデジタルメモリに書込み、デジ
    タルメモリに書込まれているデジタル情報を読出して伸
    長する圧縮伸長手段と、 利便性および消費電力に関する予め定める条件に従っ
    て、アナログ信号を、アナログメモリを使用してアナロ
    グ情報として記録再生し、および/または変換手段、圧
    縮伸長手段およびデジタルメモリを使用してデジタル情
    報として記録再生するように制御する制御手段とを含む
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記アナログメモリに代えて、多値フラ
    ッシュメモリを用いることを特徴とする請求項1記載の
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記デジタルメモリは、半導体メモリで
    あることを特徴とする請求項1または2記載の記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記アナログ情報をアナログ情報として記録再生する
    か、デジタル情報として記録再生するかについて、外部
    から与えられる入力に従って切換えを行うための切換入
    力手段と、 切換入力手段に該切換えの入力が与えられないときに、
    電源として内部電池を使用するか、電源アダプタを介し
    て供給される外部電源を使用するかを判別し、判別結果
    に従って該切換えを行う切換判別手段とを備えることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記アナログメモリに
    記録されているアナログ情報を読出して、前記変換手段
    でデジタル情報に変換し、前記圧縮伸長手段で圧縮して
    前記デジタルメモリに書込んで保存するように制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮伸長手段は、 前記デジタル情報の圧縮処理を並列に実行する複数の圧
    縮回路を備えることを特徴とする請求項5記載の記録再
    生装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、 前記アナログメモリから読出されるアナログ情報を、予
    め定める連続性を満たす区切り条件に従って分割する情
    報分割手段を備え、 情報分割手段によって分割されるアナログ情報に基づく
    デジタル情報を、前記複数の圧縮回路で並列に圧縮する
    ように制御することを特徴とする請求項6記載の記録再
    生装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の圧縮回路は、並列に圧縮処理
    を施したデジタル情報を、処理終了時に前記デジタルメ
    モリに書込むことを特徴とする請求項6または7記載の
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記保存を行うアナロ
    グ情報が記録されている前記アナログメモリの記録領域
    に、新たなアナログ情報を記録するように制御すること
    を特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記デジタルメモリ
    に書込まれているデジタル情報を、前記圧縮伸長手段で
    読出して伸長処理を施し、前記変換手段でアナログ情報
    に変換して、前記アナログメモリに転送して記録するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    に記載の記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、 前記アナログメモリに記録されているアナログ情報と、
    前記デジタルメモリに記録されているデジタル情報とが
    同一のソースデータを表すアナログ信号に基づくか否か
    を判定する同一ソース判定手段を備え、 同一ソース判定手段によって同一のソースデータと判定
    されるアナログ情報およびデジタル情報の再生は、該ア
    ナログメモリからアナログ情報を再生して行うことを特
    徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の記録再生装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ソースデータは音響情報であり、 前記同一ソース判定手段は、前記アナログメモリに記録
    されるアナログ情報および前記デジタルメモリに書込ま
    れるデジタル情報の先頭の無音部分を含む予め定める数
    の情報単位を、前記判定のための識別情報とすることを
    特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
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