JPH11305722A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH11305722A
JPH11305722A JP10107678A JP10767898A JPH11305722A JP H11305722 A JPH11305722 A JP H11305722A JP 10107678 A JP10107678 A JP 10107678A JP 10767898 A JP10767898 A JP 10767898A JP H11305722 A JPH11305722 A JP H11305722A
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JP
Japan
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display
time
gradation
phosphor
input data
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JP10107678A
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Inventor
Kazuhiro Chiba
和弘 千葉
Koji Minami
浩次 南
Sadahito Suzuki
禎人 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各蛍光体の発光強度が低下する程度の差によ
る影響を緩和し、時間の経過に伴う画質の劣化を抑制し
得るディスプレイ装置を得る。 【解決手段】 表示制御部4は、画像データに同期した
垂直同期信号のフレーム周波数で発光制御信号を発生す
る。時間計数器6は、このフレーム周波数を分周してP
DP装置の累積表示時間を計数し、時間経過信号を生成
する。そして、この時間経過信号を所定の信号形式で経
時調整器3に伝達する。経時調整器3は、時間計数器6
が出力する時間経過信号に基づいて、所定時間、例えば
2千時間毎に乗算係数x,y,zを変更して出力する。
その際、最長寿命のR蛍光体に対応する白バランス調整
データx・R0の階調度を所定時間毎に逐次低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスプレイ装
置に関するものであり、特に、PDP(Plasma Display
Panel)装置、EL(Electro Luminescence)表示装
置、FED(FieldEmission Display)装置等の自発光
型ディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、PDP装置を例にとり説明する。
図7は、特開平8−146915号公報に記載された回
路構成に基づいて、従来のPDP装置の構成を示すブロ
ック図である。逆ガンマ補正器101a〜101cに
は、入力端子100a〜100cをそれぞれ介して外部
から画像データR,G,Bが入力される。逆ガンマ補正
器101a〜101cは、入力された画像データR,
G,Bに対して2.2乗等の逆ガンマ補正処理を行い、
被補正データR0,G0,B0をそれぞれ出力する。係数
発生器103は、乗算器102a〜102cにそれぞれ
入力する乗算係数x,y,zを出力する。乗算係数x,
y,zの値を変えることにより、白バランス、即ち表示
の色温度を任意に調整する。乗算器102a〜102c
は、逆ガンマ補正器101a〜101cから入力される
被補正データR0,G0,B0と、係数発生器103から
入力される乗算係数x,y,zとをそれぞれ乗算し、そ
の乗算結果を白バランス調整データx・R0,y・G0
z・B0としてそれぞれ出力する。表示制御部104
は、乗算器102a〜102cからそれぞれ入力される
白バランス調整データx・R0,y・G0,z・B0に基
づいてPDPの階調制御データや放電制御信号を生成し
て出力する。PDP表示部105は、表示制御部104
から入力される階調制御データと放電制御信号とに基づ
いて、画像をPDPにフルカラー表示する。
【0003】図8は、従来のPDP装置の他の構成を示
すブロック図である。乗算器102a〜102cと表示
制御部104との間に、階調補正器106a〜106c
がそれぞれ挿入されている。階調補正器106a〜10
6cは、乗算器102a〜102cからそれぞれ入力さ
れる白バランス調整データx・R0,y・G0,z・B0
に所定の階調補正処理を施し、階調補正データR100
100,B100を出力する。表示制御部104は、階調補
正器106a〜106cからそれぞれ入力される階調補
正データR100,G100,B100に基づいてPDPの階調
制御データや放電制御信号を生成して出力する。
【0004】図9は、階調補正器106a〜106cの
具体的な構成を示すブロック図である。非線形補正器1
07a〜107cは、乗算器102a〜102cからそ
れぞれ入力される白バランス調整データx・R0,y・
0,z・B0に基づいて、コントラストを改善するため
のS字補正処理や、PDPの発光特性の非線形性を補正
するための非線形階調補正処理を行う。MtoN変換器
108a〜108cは、詳しくは特開平4−21129
4号公報に記載されているように、動画像での偽輪郭ノ
イズを抑制するために、例えば2進数の8ビットデータ
を9ビットの非2進数データに変換する処理を行い、階
調補正データR100,G100,B100をそれぞれ出力す
る。なお、MtoN変換器108a〜108cによる処
理は非線形変換であり、非線形補正器107a〜107
cには微妙な階調補正が要求されるので、メモリを使用
したテーブル変換で統合処理するのが望ましい。
【0005】図10は、係数発生器103が出力する乗
算係数x,y,zの特性を示すグラフである。横軸がP
DP装置の累積表示時間であり、縦軸が乗算係数の値で
ある。図10に示すように、x=0.8、y=0.7
5、z=1.0であり、この値は時間の経過に拘わらず
一定である。
【0006】図11は、赤色発光の蛍光体、緑色発光の
蛍光体、青色発光の蛍光体(以下、この順に「R蛍光
体」「G蛍光体」「B蛍光体」と表記する。)の各発光
強度の一般的な特性を示すグラフである。横軸がPDP
装置の累積表示時間であり、縦軸が各蛍光体の発光強度
である。一点鎖線が最長寿命特性、破線が中間寿命特
性、実線が最短寿命特性である。現状のPDP装置にお
いては、R蛍光体の寿命が最も長く、B蛍光体の寿命が
最も短い。従って、図11において、最長寿命特性がR
蛍光体に、中間寿命特性がG蛍光体に、最短寿命特性が
B蛍光体にそれぞれ対応する。図11に示すように、R
蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の各発光強度は時間の経過
とともに低下し、特に、B蛍光体の発光強度はR蛍光体
やG蛍光体の発光強度よりも大きく低下する。
【0007】図12は、従来のPDP装置におけるR蛍
光体、G蛍光体、B蛍光体のそれぞれの発光強度の特性
を示すグラフである。横軸がPDP装置の累積表示時間
であり、縦軸が各蛍光体の発光強度である。PDP装置
の初期状態、即ちPDP装置の累積表示時間が0の時点
でR蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の各発光強度の比が
0.8:0.75:1.0となるように各蛍光体の発光
強度が調整される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のPD
P装置では、PDP装置が初期状態にある場合に最も適
切な白バランス調整が成される。しかし、図11に示し
たように、R蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の各発光強度
は時間の経過とともに低下し、しかも、発光強度が低下
する程度は各蛍光体間で相違する。従って、このような
発光強度が不均一に低下する蛍光体を使用すれば、静止
画像を長時間表示する際に生じる焼き付き現象や、動画
像を表示する際に生じる白色の色付き現象が時間の経過
とともに顕著となり、画質が大幅に劣化するという問題
があった。
【0009】また、PDP装置が初期状態にある時点で
最も適切な白バランス調整が成されていたため、各蛍光
体の寿命特性の差に起因して、PDP装置の累積表示時
間が長くなるにつれて適切な白バランスが崩れる。特
に、図11に示したように、最短寿命のB蛍光体の発光
強度は最長寿命のR蛍光体の発光強度が低下するよりも
大きく低下する。従って、例えば図12に示した例で
は、PDP装置の累積表示時間が1万時間の時点で、R
蛍光体の発光強度特性とB蛍光体の発光強度特性とが交
わるクロスポイントが発生する。そして、クロスポイン
ト発生時間以降はR蛍光体の発光強度の方がB蛍光体の
発光強度よりも強くなるため、赤みを帯びた白色が表示
されて画質が大幅に劣化するという問題もあった。
【0010】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、R蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の
それぞれの寿命特性が同一でないことを前提としつつ
も、各蛍光体の発光強度が低下する程度の差による影響
を緩和し、時間の経過に伴う画質の劣化を抑制し得るデ
ィスプレイ装置を得ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に記載のディスプレイ装置は、いずれも自発光体からな
る最長寿命の第1の蛍光体、中間寿命の第2の蛍光体、
最短寿命の第3の蛍光体が所定パターンに配列されたデ
ィスプレイ表示部と、ディスプレイ表示部の駆動を制御
するディスプレイ駆動部とを備えるディスプレイ装置で
あって、ディスプレイ駆動部は、ディスプレイ装置の累
積表示時間を計数して時間経過信号を出力する時間計数
手段と、第1乃至第3の蛍光体にそれぞれ対応して外部
から入力される第1乃至第3の入力データの階調度をそ
れぞれ変更する第1乃至第3の階調度変更手段とを有
し、第1乃至第3の階調度変更手段のうち少なくとも一
つは、時間経過信号に基づいて、第1乃至第3の入力デ
ータのそれぞれの階調度のうち少なくとも一つを所定時
間毎に逐次変化させるものである。
【0012】また、この発明のうち請求項2に記載のデ
ィスプレイ装置は、請求項1記載のディスプレイ装置で
あって、第1の階調度変更手段は、時間経過信号に基づ
いて、第1の入力データの階調度を所定時間毎に逐次低
下することを特徴とするものである。
【0013】また、この発明のうち請求項3に記載のデ
ィスプレイ装置は、請求項2記載のディスプレイ装置で
あって、第2の階調度変更手段は、時間経過信号に基づ
いて、第2の入力データの階調度を所定時間毎に逐次低
下し、第2の入力データの階調度を低下する割合は、第
1の入力データの階調度を低下する割合よりも小さいこ
とを特徴とするものである。
【0014】また、この発明のうち請求項4に記載のデ
ィスプレイ装置は、請求項2記載のディスプレイ装置で
あって、第2の階調度変更手段は、時間経過信号に基づ
いて、第2の入力データの階調度を所定時間毎に逐次増
大することを特徴とするものである。
【0015】また、この発明のうち請求項5に記載のデ
ィスプレイ装置は、請求項2記載のディスプレイ装置で
あって、ディスプレイ駆動部は、第2及び第3の入力デ
ータのうち少なくとも第3の入力データの中間階調領域
における階調度を増大する階調変換手段をさらに有する
ことを特徴とするものである。
【0016】また、この発明のうち請求項6に記載のデ
ィスプレイ装置は、いずれも自発光体からなる最長寿命
の第1の蛍光体、中間寿命の第2の蛍光体、最短寿命の
第3の蛍光体が所定パターンに配列されたディスプレイ
表示部と、ディスプレイ表示部の駆動を制御するディス
プレイ駆動部とを備えるディスプレイ装置であって、デ
ィスプレイ駆動部には、第1乃至第3の蛍光体にそれぞ
れ対応する第1乃至第3の入力データが外部から入力さ
れ、ディスプレイ装置の累積表示時間の経過に伴って第
1及び第3の蛍光体のそれぞれの発光強度特性が交わる
クロスポイント発生時間を延長するために、ディスプレ
イ装置の累積表示時間が所定時間を経過した時点で第1
乃至第3の入力データの最適な白バランス調整が成され
るように、第1乃至第3の入力データのそれぞれの階調
度が調整されるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1に係るPDP装置の構成を示すブロック図
である。PDP装置は、主に乗算器2a〜2c、表示制
御部4、時間計数器6、及び経時調整器3から成るディ
スプレイ駆動部と、PDP表示部5から成るディスプレ
イ表示部とによって構成される。逆ガンマ補正器1a〜
1cには、入力端子8a〜8cをそれぞれ介して外部か
ら画像データR,G,Bが入力される。逆ガンマ補正器
1a〜1cは、入力された画像データR,G,Bに対し
て2.2乗等の逆ガンマ補正処理を行い、被補正データ
0,G0,B0をそれぞれ出力する。経時調整器3は、
時間計数器6が出力する所定の制御信号に基づいて、乗
算器2a〜2cにそれぞれ入力する乗算係数x,y,z
を出力する。乗算係数x,y,zの値を変えることによ
って被補正データR0,G0,B0の各階調度が変更さ
れ、これにより被補正データR0,G0,B0の白バラン
スを任意に調整する。乗算器2a〜2cは、逆ガンマ補
正器1a〜1cから入力される被補正データR0,G0
0と、経時調整器3から入力される乗算係数x,y,
zとをそれぞれ乗算し、その乗算結果を白バランス調整
データx・R0,y・G0,z・B0としてそれぞれ出力
する。階調補正器7a〜7cは、乗算器2a〜2cから
それぞれ入力される白バランス調整データx・R0,y
・G0,z・B0に所定の階調補正処理を施し、階調補正
データR2,G2,B2を出力する。表示制御部4は、階
調補正器7a〜7cからそれぞれ入力される階調補正デ
ータR2,G2,B2に基づいてPDPの階調制御データ
や放電制御信号を生成して出力する。時間計数器6は、
表示制御部4からの出力信号に基づいて、経時調整器3
の動作を制御するための所定の制御信号を生成して出力
する。PDP表示部5は、表示制御部4から入力される
階調制御データと放電制御信号とに基づいて、画像をP
DPにフルカラー表示する。
【0018】以下、R蛍光体の寿命を最長寿命、G蛍光
体の寿命を中間寿命、B蛍光体の寿命を最短寿命と仮定
して、図1に示した経時調整器3及び時間計数器6の具
体的な動作について説明する。
【0019】表示制御部4は、画像データに同期した垂
直同期信号のフレーム周波数(一般に、60Hz)で、
発光制御信号を発生している。時間計数器6は、このフ
レーム周波数を分周してPDP装置の累積表示時間を計
数し、時間経過信号を生成する。そして、この時間経過
信号を所定の信号形式で経時調整器3に伝達する。この
時間計数器6による計数動作は、不揮発性メモリを用い
て実行する。
【0020】経時調整器3は、時間計数器6が出力する
時間経過信号に基づいて、所定時間、例えば2千時間毎
に乗算係数x,y,zを変更して出力する。経時調整器
3は、複数の乗算係数を予め記憶したメモリ手段と、複
数の乗算係数の中から一の乗算係数を所定時間毎に変更
して選択するセレクタとによって構成することができ
る。あるいは、2入力の乗算器とその乗算結果を保持す
るデータフリップフロップとを用いて、当該乗算器の一
方の入力端子にデータフリップフロップの出力を入力す
るとともに、他方の入力端子には所定時間毎に乗数を入
力し、データフリップフロップの保持する乗算係数を逐
次更新する構成としてもよい。
【0021】図2は、経時調整器3が出力する乗算係数
x,y,zの特性を示すグラフである。横軸がPDP装
置の累積表示時間であり、縦軸が乗算係数の値である。
PDP装置が初期状態、即ち累積表示時間が0の時点で
は、x=0.8、y=0.75、z=1.0であり、最
適な白バランス調整が成されている。最短寿命のB蛍光
体に対応する乗算係数zの値は時間の経過に拘わらず初
期値1.0を維持する。一方、最長寿命のR蛍光体に対
応する乗算係数xの値は初期値0.8から所定時間(図
2の例では2千時間)毎に逐次小さくする。また、中間
寿命のG蛍光体に対応する乗算係数yの値も、初期値
0.75から所定時間毎に逐次小さくする。即ち、白バ
ランス調整データx・R0,y・G0の階調度を所定時間
毎に逐次低下させる。乗算係数x,yの値を小さくする
割合は、R蛍光体及びG蛍光体の各寿命特性に応じて設
定する。この例の場合、G蛍光体の寿命の方がR蛍光体
の寿命よりも短く、G蛍光体の発光強度が低下する程度
はR蛍光体の発光強度が低下する程度よりも顕著であ
る。従って、乗算係数yの値を小さくする割合は、乗算
係数xの値を小さくする割合よりも小さく設定する。な
お、中間寿命のG蛍光体の発光強度の低下が最短寿命の
B蛍光体の発光強度の低下との関係においてさほど問題
とならない場合は、最長寿命のR蛍光体に対応する乗算
係数xの値のみを小さくしてもよい。
【0022】図3は、乗算係数x,y,zの他の特性を
示すグラフである。乗算係数x,zについては図2に示
した特性と同様である。一方、G蛍光体に対応する乗算
係数yについては、初期値0.75から所定時間(例え
ば2千時間)毎に、画質に影響を与えない範囲内で逐次
大きくする。即ち、白バランス調整データy・G0の階
調度を所定時間毎に逐次増大させる。
【0023】なお、以上の説明では、R蛍光体、G蛍光
体、B蛍光体の各寿命特性がいずれも異なること、即ち
3種類の寿命特性が存在することを前提としたが、最長
寿命と中間寿命とが同一、あるいは中間寿命と最短寿命
とが同一である場合は、2種類の寿命特性に基づいて上
記処理を同様に適用することができる。
【0024】また、R蛍光体の寿命を最長寿命、G蛍光
体の寿命を中間寿命、B蛍光体の寿命を最短寿命と仮定
して説明したが、他の組合せであっても上記処理を同様
に適用することができる。
【0025】さらに、図1に示したように逆ガンマ補正
器1a〜1cを独立に構成する必要は必ずしもなく、階
調補正器7a〜7cとの統合変換をメモリのテーブル変
換で実行してもよい。
【0026】さらにまた、時間計数器6がフレーム周波
数に基づいて時間経過信号を生成する場合について述べ
たが、これに限るものではない。即ち、PDP装置の累
積表示時間を計数する機能を有するものであればどのよ
うなものであってもよく、例えば独立した基準信号発生
器を使用して時間経過信号を生成してもよい。
【0027】このように本実施の形態1に係るディスプ
レイ装置によれば、各蛍光体の寿命特性が相違すること
を前提としつつも、寿命が長い蛍光体に対応する乗算係
数を所定時間毎に小さくして階調度を低下することによ
り、寿命が長い蛍光体の発光強度を強制的に低下する。
これにより、各蛍光体の発光強度が低下する程度の相違
を補償することができ、長時間に渡り白バランスを適切
に調整することができる。換言すれば、寿命が長い蛍光
体の発光強度特性と寿命が短い蛍光体の発光強度特性と
が交わるクロスポイント発生時間を延長でき、時間の経
過に伴う画質の劣化を抑制することができる。
【0028】また、ディスプレイの明るさを表す輝度Y
は一般にY=0.30R+0.59G+0.11Bで表
され、G蛍光体の発光強度が輝度Yに及ぼす影響は他の
蛍光体に比べて大きい。従って、図3に示した変換特性
を採用した場合には、乗算係数xの値を小さくすること
に起因する輝度の低下を、G蛍光体の発光強度を大きく
することによって補正することができる。
【0029】実施の形態2.図4は、本発明の実施の形
態2に係るPDP装置の構成を示すブロック図である。
基本的には図1に示したPDP装置の構成と同様である
が、最短寿命のB蛍光体に対応する乗算器2c及び階調
補正器7cの間に階調変換器9を挿入している点でこれ
と相違する。階調変換器9は、乗算器2cから出力され
る白バランス調整データz・B0に所定の階調変換処理
を施して被変換データB1を生成する。そして、階調変
換器9が出力する被変換データB1は階調補正器7cに
入力される。
【0030】図5は、階調変換器9が参照する階調変換
特性の一例を示すグラフである。横軸は階調変換器9の
入力データたる白バランス調整データz・B0の階調度
であり、「0」が最小階調、「1.0」が最大階調にそ
れぞれ対応する。また、縦軸はB蛍光体の発光強度であ
る。図5において、特性PはPDP装置が初期状態の場
合における従来の無変換特性、特性Qは同じくPDP装
置が初期状態の場合において階調変換器9が参照する階
調変換特性、特性UはPDP装置の累積表示時間が1万
時間を経過した時点の等価的無変換特性、特性Vは同じ
くPDP装置の累積表示時間が1万時間を経過した時点
の等価的階調変換特性である。ここで、「等価的」と
は、経時変化しないディジタル回路の動作特性と経時変
化するPDP装置の表示特性とを総合したことを意味す
る。つまり、特性P及び特性Qで表される発光強度はP
DP装置の表示時間の累積とともに低下し、その結果、
それぞれ等価的に特性U及び特性Vで表されることにな
る。
【0031】階調変換器9は、図5に示した特性Qある
いは特性Vを参照して白バランス調整データz・B0
階調度を変換する。これらの特性によると、画像の黒及
び白を除く中間階調領域の発光強度が強調されるため、
その結果、B蛍光体の中間階調領域における発光強度が
強められる。
【0032】なお、図5には、階調変換器9が参照する
階調変換特性として特性Q及び特性Vのみを示したが、
これらに限定するものでなく、画質を劣化させない範囲
内で、任意の階調変換特性を採用することができる。
【0033】また、以上の説明では、最短寿命のB蛍光
体に対応する乗算器2c及び寿命補正器7cの間にのみ
階調変換器9を挿入する場合について述べた。しかし、
中間階調のG蛍光体の発光強度の低下が最長寿命のR蛍
光体の発光強度の低下と比較して顕著である場合は、G
蛍光体に対応する乗算器2b及び階調補正器7bの間
に、階調変換器9と同様の階調変換器を設けてもよい。
但し、最長寿命のR蛍光体に対応する階調変換器を設け
ることはない。
【0034】さらに、予め複数の階調変換特性を用意し
ておき、階調変換器9が複数の階調変換特性の中から一
の階調変換特性を選択する回路構成としてもよい。これ
により、中間階調領域におけるB蛍光体の発光強度を所
定時間毎に逐次増大する処理を行うことができる。例え
ば、PDP装置の累積表示時間が短い場合には無変換特
性を、2千時間後には発光強度を少しだけ強める階調変
換特性を、4千時間後には発光強度をさらに強める階調
変換特性をそれぞれ選択するような処理を行わせてもよ
い。
【0035】さらにまた、階調変換器9及び階調補正器
7cを、メモリのテーブル変換で統合処理する構成とし
てもよい。
【0036】このように本実施の形態2に係るディスプ
レイ装置によれば、実施の形態1に係るディスプレイ装
置により得られる効果に加えて、蛍光体の中間階調領域
における発光強度が低下することに起因して発生するグ
レイ成分の色付き現象をも低減でき、画質の劣化をさら
に抑制することができる。
【0037】実施の形態3.上記実施の形態1及び2で
は、最長寿命のR蛍光体に対応する乗算係数xを所定時
間毎に逐次低下し、及び必要に応じて中間寿命のG蛍光
体に対応する乗算係数yを所定時間毎に逐次低下あるい
は増大する、いわゆる動的調整法について説明した。し
かし、クロスポイント発生時間の延長のみを考えるので
あれば、以下に述べる静的調整法によってもこれを実現
することができる。
【0038】従来技術の説明で参照した図12に示すよ
うに、従来のPDP装置においては、PDP装置が初期
状態にある時点で最も適切な白バランス調整が成されて
いた。このため、例えば図12に示した例では、PDP
装置の累積表示時間が1万時間の時点でクロスポイント
が発生していた。しかし、画質の劣化防止の観点から要
求されるクロスポイント発生時間を3万時間と仮定すれ
ば、クロスポイントはこれ以降に発生する必要がある。
【0039】図6は、本発明の実施の形態3に係るPD
P装置における、R蛍光体、G蛍光体、B蛍光体のそれ
ぞれの発光強度の特性を示すグラフである。横軸がPD
P装置の累積表示時間であり、縦軸が各蛍光体の発光強
度である。図6に示すように、本実施の形態3に係るP
DP装置においては、PDP装置の累積表示時間が5千
時間の時点でR蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の各発光強
度の比が0.8:0.75:1.0となるように、白バ
ランス調整データx・R0,y・G0,z・B0のそれぞ
れの階調度を調整する。
【0040】なお、図6に示した発光強度の特性は一例
であり、PDP装置が初期状態の場合における画質の劣
化が著しい場合は、累積表示時間が例えば2千時間の時
点で最適な白バランス調整が成されるように発光強度の
特性を調整してもよい。
【0041】また、本実施の形態3で説明した静的調整
法は、独立に構成してもよく、上記実施の形態1及び2
で説明した動的調整法と複合して構成してもよい。
【0042】このように本実施の形態3に係るディスプ
レイ装置によれば、装置の構成を複雑にすることなく簡
易にクロスポイント発生時間を延長することができる。
【0043】なお、上記各実施の形態ではPDP装置を
例として説明したが、EL表示装置やFED表示装置等
のように、寿命が劣化する自発光体を使用する全てのデ
ィスプレイ装置についても同様に適用することができ
る。
【0044】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、第1乃至第3の蛍光体の経時変化に対応して、第
1乃至第3の階調度変更手段のうち少なくとも一つが、
第1乃至第3の入力データのそれぞれの階調度のうち少
なくとも一つを所定時間毎に逐次変化させる。これによ
り、ディスプレイ装置の累積表示時間の経過に伴って各
蛍光体の発光強度が低下する程度の各蛍光体間における
相違を補償することができ、第1乃至第3の入力データ
の白バランスを適切に調整することができる。
【0045】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、最長寿命の第1の蛍光体に対応する第1の入
力データの階調度を所定時間毎に逐次低下することによ
り、第1の蛍光体の発光強度を強制的に低下する。これ
により、ディスプレイ装置の累積表示時間の経過に伴っ
て各蛍光体の発光強度が低下する程度の各蛍光体間にお
ける相違を補償することができ、第1乃至第3の入力デ
ータの白バランスを適切に調整することができる。
【0046】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、中間寿命の第2の蛍光体に対応する第2の入
力データの階調度を所定時間毎に逐次低下することによ
り、第2の蛍光体の発光強度をも強制的に低下する。し
かも、第2の入力データの階調度を低下する割合は、第
1の入力データの階調度を低下する割合よりも小さい。
従って、第1乃至第3の入力データの白バランスをさら
に適切に調整することができる。
【0047】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、第1の階調度変更手段が第1の入力データの
階調度を低下することに起因する輝度の低下を、第2の
入力データの階調度を増大して第2の蛍光体の発光強度
を大きくすることによって補正することができる。
【0048】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、請求項2に係るディスプレイ装置により得ら
れる効果に加えて、ディスプレイ装置の累積表示時間の
経過に伴って各蛍光体の中間階調領域における発光強度
が低下することに起因するグレイ成分の色付き現象を、
第2及び第3の蛍光体のうち少なくとも第3の蛍光体の
中間階調領域における発光強度を増大することによって
低減でき、画質の劣化をさらに抑制することができる。
【0049】また、この発明のうち請求項6に係るもの
によれば、ディスプレイ装置の構成を複雑にすることな
く簡易にクロスポイント発生時間を延長し、ディスプレ
イ装置の累積表示時間の経過に伴う画質の劣化を抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るPDP装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 乗算係数x,y,zの特性を示すグラフであ
る。
【図3】 乗算係数x,y,zの他の特性を示すグラフ
である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るPDP装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】 階調変換器9が参照する階調変換特性の一例
を示すグラフである。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るPDP装置にお
ける、R蛍光体、G蛍光体、B蛍光体のそれぞれの発光
強度の特性を示すグラフである。
【図7】 従来のPDP装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】 従来のPDP装置の他の構成を示すブロック
図である。
【図9】 階調補正器106a〜106cの具体的な構
成を示すブロック図である。
【図10】 乗算係数x,y,zの特性を示すグラフで
ある。
【図11】 R蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の各発光強
度の一般的な特性を示すグラフである。
【図12】 従来のPDP装置におけるR蛍光体、G蛍
光体、B蛍光体のそれぞれの発光強度の特性を示すグラ
フである。
【符号の説明】
2a〜2c 乗算器、3 経時調整器、4 表示制御
部、5 PDP表示部、6 時間計数器、7a〜7c
階調補正器、9 階調変換器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれも自発光体からなる最長寿命の第
    1の蛍光体、中間寿命の第2の蛍光体、最短寿命の第3
    の蛍光体が所定パターンに配列されたディスプレイ表示
    部と、前記ディスプレイ表示部の駆動を制御するディス
    プレイ駆動部とを備えるディスプレイ装置であって、 前記ディスプレイ駆動部は、前記ディスプレイ装置の累
    積表示時間を計数して時間経過信号を出力する時間計数
    手段と、 前記第1乃至第3の蛍光体にそれぞれ対応して外部から
    入力される第1乃至第3の入力データの階調度をそれぞ
    れ変更する第1乃至第3の階調度変更手段とを有し、 前記第1乃至第3の階調度変更手段のうち少なくとも一
    つは、前記時間経過信号に基づいて、前記第1乃至第3
    の入力データのそれぞれの前記階調度のうち少なくとも
    一つを所定時間毎に逐次変化させるディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の階調度変更手段は、前記時間
    経過信号に基づいて、前記第1の入力データの前記階調
    度を前記所定時間毎に逐次低下する、請求項1記載のデ
    ィスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の階調度変更手段は、前記時間
    経過信号に基づいて、前記第2の入力データの前記階調
    度を前記所定時間毎に逐次低下し、 前記第2の入力データの前記階調度を低下する割合は、
    前記第1の入力データの前記階調度を低下する割合より
    も小さい、請求項2記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の階調度変更手段は、前記時間
    経過信号に基づいて、前記第2の入力データの前記階調
    度を前記所定時間毎に逐次増大する、請求項2記載のデ
    ィスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスプレイ駆動部は、前記第2及
    び第3の入力データのうち少なくとも前記第3の入力デ
    ータの中間階調領域における前記階調度を増大する階調
    変換手段をさらに有する、請求項2記載のディスプレイ
    装置。
  6. 【請求項6】 いずれも自発光体からなる最長寿命の第
    1の蛍光体、中間寿命の第2の蛍光体、最短寿命の第3
    の蛍光体が所定パターンに配列されたディスプレイ表示
    部と、前記ディスプレイ表示部の駆動を制御するディス
    プレイ駆動部とを備えるディスプレイ装置であって、 前記ディスプレイ駆動部には、前記第1乃至第3の蛍光
    体にそれぞれ対応する第1乃至第3の入力データが外部
    から入力され、 前記ディスプレイ装置の累積表示時間の経過に伴って前
    記第1及び第3の蛍光体のそれぞれの発光強度特性が交
    わるクロスポイント発生時間を延長するために、前記デ
    ィスプレイ装置の累積表示時間が所定時間を経過した時
    点で前記第1乃至第3の入力データの最適な白バランス
    調整が成されるように、前記第1乃至第3の入力データ
    のそれぞれの階調度が調整されるディスプレイ装置。
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