JP2019211717A - 表示装置、テレビジョン、及び表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像に応じてバックライト駆動電流を変化させたときの表示品位を向上させること。【解決手段】表示装置は、映像を表示する表示部と、表示部を照明する光源部と、表示部に表示させる映像の映像信号が入力される入力部と、入力部に入力された映像信号に応じて、光源部を駆動する駆動電流を設定し、駆動電流に応じて映像信号に対するホワイトバランスを制御する制御部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置、テレビジョン、及び表示方法に関する。
バックライトを備えた液晶表示装置に、HDR(High Dynamic Range)の映像を表示させる場合やSDR(Standard Dynamic Rage)の映像を疑似的にHDRのように表示させる場合に、表示画面を複数の領域に分割して、暗部の領域のバックライト輝度を下げ、明部の領域のバックライト輝度を上げることで、消費電力を抑制しつつ表示コントラストを高める技術がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したように映像に応じてバックライト輝度を制御する場合、バックライト輝度を上げた領域ではバックライト駆動電流(例えば、LED駆動電流)が通常より増加することになるため、この電流の増加分に応じてバックライト(例えば、LED)の発光色(色味)が変化することがある。例えば、白色を表示させた場合に色味が青色方向にずれて見えてしまい、表示品位が低下することがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、映像に応じてバックライト駆動電流を変化させたときの表示品位を向上させる表示装置、テレビジョン、及び表示方法を提供することを課題とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、映像を表示する表示部と、前記表示部を照明する光源部と、前記表示部に表示させる映像の映像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記映像信号に応じて、前記光源部を駆動する駆動電流を設定し、前記駆動電流に応じて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御する制御部と、を備える表示装置である。
また、本発明の一態様は、上記の表示装置、を備えたテレビジョンである。
また、本発明の一態様は、映像を表示する表示部と、前記表示部を照明する光源部とを備える表示装置における表示方法であって、前記表示部に表示させる映像の映像信号が入力部に入力されるステップと、前記入力部に入力された前記映像信号に応じて、前記光源部を駆動する駆動電流を設定し、前記駆動電流に応じて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御するステップと、を有する表示方法である。
本発明によれば、映像に応じてバックライト駆動電流を変化させたときの表示品位を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
液晶テレビなどの表示装置のバックライトの光源として使用されているLED(Light Emitting Diode)は、青色LEDと蛍光体の組み合わせで白色LEDとしているものがあり、例えば、通常の表示モードでは、輝度(発光輝度)が400〜450cd/m2で色温度が12000K/9300K/6500Kなどで表示できるような設計値となっている。これに対し、HDRの映像を表示させる場合やSDRの映像を疑似的にHDRのように表示させる場合、表示画面を複数の領域に分割して、暗部の領域のバックライト輝度を下げ、明部の領域のバックライト輝度を上げることで、高コントラスト表示させる(以下、高コントラスト表示モードという)ローカルディミング処理が行われる。例えば、高コントラスト表示モードでは、上記設計値の2倍以上の高輝度となる1000cd/m2に達する電流(バックライト駆動電流)をLEDに流すことがある。この場合、バックライト駆動電流の増加により色温度(色味)が設計値に対して青色方向にシフトする現象が発生する。なお、この現象は、特に中間階調より上の階調で顕著となる。
そこで、本実施形態では、高コントラスト表示モードにおいて、映像信号のWB(ホワイトバランス)調整のオフセットテーブルを設け、バックライト駆動電流を高輝度に制御したときのWB調整値を、標準のWB調整値からオフセットさせる。これにより、バックライト駆動電流の変化にともなってLEDの色味が変化したとしても、表示される映像の色味の変化を抑制することができる。以下、本実施形態に係る表示装置の構成について、詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る表示装置1の構成の一例を示すブロック図である。表示装置1は、HDRやSDRの映像信号が入力されることにより、当該映像信号に対して各種の信号処理を行い、信号処理後の映像を表示する。例えば、表示装置1は、放送波を介して入力される映像信号やHDMI(High Definition Multimedia Interface、登録商標)端子などの入力端子から入力される映像信号を表示するテレビジョンである。なお、表示装置1は、テレビジョン放送の入力には対応していなくてもよく、HDMI(登録商標)端子などの入力端子を介して入力される映像信号のみを表示する表示装置(例えば、PC(Personal Computer)用のモニターや映像評価用のマスターモニターなど)であってもよい。また、これらの表示装置は、多機能携帯電話機(いわゆる、スマートフォンを含む)、表示装置と一体として構成されたPC(デスクトップ型PC、ラップトップ型PC、タブレット型PCなどを含む)などであってもよい。なお、入力端子には、コンポジット映像端子、セパレート映像端子(S端子)、コンポーネント映像端子、D映像端子(D端子)などが含まれていてもよい。
例えば、表示装置1は、信号処理部10と、タイミングコントローラ部21と、LEDドライバ22と、制御部23と、表示部31と、バックライト32とを備えている。信号処理部10は、入力部11と、マトリックス部12と、NR部13と、IP変換部14と、スケーラー部15と、シャープネス部16と、MEMC部17と、マトリックス部18と、ガンマ/WB調整部19とを備えている。
入力部11は、映像信号が入力される入力端子を含んで構成されている。入力端子は、HDMI(登録商標)端子、コンポジット映像端子、セパレート映像端子(S端子)、コンポーネント映像端子、D映像端子(D端子)などである。また、入力端子は、アンテナで受信されたテレビジョン放送の受信信号が入力される入力端子でもよく、入力部11にはチューナー(不図示)で選択された映像信号が入力されてもよい。入力部11は、入力された映像信号から表示する映像信号(例えば、入力切替の設定により選択されている映像信号)を選択してマトリックス部12へ出力する。
マトリックス部12は、入力部11から出力された映像信号をRGB信号からYPBPR信号に変換してNR部13へ出力する。NR部13は、マトリックス部12でYPBPR信号に変換された映像信号に対してノイズリダクション(NR)処理を行いIP変換部14へ出力する。IP変換部14は、ノイズリダクション処理後の映像信号に対して、インターレスからプログレッシブ変換を行いスケーラー部15へ出力する。スケーラー部15は、IP変換部14でプログレッシブ変換された映像信号を表示部31で表示させる表示サイズにスケリーングする処理を行いシャープネス部16へ出力する。
シャープネス部16は、スケーラー部15でスケリーングされた映像信号に対して画質補正(輪郭強調)を行いMEMC部17へ出力する。MEMC部17は、シャープネス部16で画質補正された映像信号に対して、MEMC(Motion Estimation Motion Com−pensation)に基づくフレーム周波数変換(60Hzから120Hz)を行いマトリックス部18へ出力する。マトリックス部18は、MEMC部17でフレーム周波数変換された映像信号をYPBPR信号からRGB信号に変換してガンマ/WB調整部19へ出力する。
ガンマ/WB調整部19は、MEMC部17でRGB信号に変換された映像信号(RGB信号)に対して、制御部23の制御に基づいてガンマ及びWB調整を行う。具体的には、ガンマ/WB調整部19は、制御部23の制御に基づいて、表示部31に適したガンマ(例えば、ガンマ2.2)に映像信号(RGB信号)を設定するとともに、R信号/G信号/B信号のそれぞれに対して各色温度(例えば、12000K/10500K/9300K/8000K/6500K)ごとに適したWBに調整する。そして、ガンマ/WB調整部19は、調整後の映像信号をタイミングコントローラ部21へ出力する。タイミングコントローラ部21は、ガンマ/WB調整部19でガンマ及びWB調整された映像信号を表示部31で表示可能な信号に変換して表示部31へ出力する。
表示部31とバックライト32とは、一体となって構成され、例えばLCDモニター30として構成されている。表示部31は、例えば、透過型の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)パネルである。表示部31は、タイミングコントローラ部21で変換された映像信号に基づいて、表示画面に設けられたR/G/Bの各画像を映像信号に応じた透過率に制御する。バックライト32は、表示部31の背面に設けられ、LEDを用いて表示部31の表示画面に対して背面から光を照射可能な光源部である。そして、バックライト32から表示部31の背面に対して照射される光が表示部31の各画像の透過率に応じた光の量だけ通過することにより階調及び色が再現され映像として視認可能となる。
また、バックライト32は、表示部31の表示画面を複数に分割した領域ごとに輝度の制御が可能なように、当該分割された領域ごとに対応するLEDが設けられている。LEDドライバ22は、制御部23の制御に基づいてバックライト駆動電流をLEDに流す。例えば、LEDドライバ22は、分割された領域ごとに対応するLEDのそれぞれに対して流す電流を、制御部23により設定されたバックライト駆動電流の設定値に基づいて制御する。なお、バックライト駆動電流の制御方法は、PWM(Pulse Width Modulation)制御によるものであってもよいし、電流値を制御する方法であってもよいし、それらの組み合わせであってもよい。
制御部23は、バックライト32を駆動するバックライト駆動電流を制御するとともに、映像信号に対するガンマ及びWB調整を制御する。例えば、制御部23は、通常の表示モードでは、バックライト32を駆動するバックライト駆動電流の制御を予め設定された駆動電流(例えば、バックライト輝度450cd/m2(通常輝度)になるような駆動電流)に設定する。また、制御部23は、高コントラスト表示モードでは、映像信号に応じて、バックライト32を駆動するバックライト駆動電流を設定する。例えば、制御部23は、バックライト32を駆動するバックライト駆動電流の制御を、予め設定された駆動電流にする通常輝度制御(第1の制御)と、当該通常輝度制御よりもバックライト32の発光輝度が高い高輝度制御(第2の制御)とを切替える。また、制御部23は、バックライト32を駆動するバックライト駆動電流の制御を、予め設定された通常の表示モードにおける駆動電流にする通常輝度制御と、当該通常輝度制御よりもバックライト32の発光輝度が低い低輝度制御(第3の制御)とを切替えてもよい。
例えば、制御部23は、MEMC部17でフレーム周波数変換された映像信号を解析し、ローカルディミング処理を実行する。具体的には、制御部23は、表示画面を複数に分割した各領域に表示される映像の階調値に基づいて、分割された領域ごとに対応するLEDへ流す電流(バックライト駆動電流)を設定してLEDドライバ22へ出力する。これにより、制御部23は、領域ごとに対応するLEDの輝度(バックライト輝度)を制御する。
例えば、制御部23は、分割された領域のうち、階調値が低い領域ではバックライトの輝度を低下させ、階調値が高い領域ではバックライトの輝度を上昇させる。ここで、領域ごとの階調値は、領域ごとの階調の平均値としてもよいし、最大値としてもよいし、平均値又は最大値に基づく値としてもよい。例えば、映像の階調値を0〜255の8ビットデータで表した場合、制御部23は、バックライト輝度を、階調値0の領域では0cd/m2(消灯)、階調値255の領域では最大値(最大輝度、例えば1000cd/m2)に制御する。
また、制御部23は、映像信号の階調の分布に基づいてバックライト駆動電流を制御してもよい。例えば、バックライト輝度の最大値(最大輝度)は、表示画面全体の領域に対する階調値が高い領域の割合に基づいて定められてもよい。図2は、バックライトの最大輝度の設定例を示す図である。この図において、横軸は階調値が高い領域の割合を示し、縦軸がバックライト輝度の最大値(最大輝度)を示している。
この図では、階調値が0の黒領域の中に階調値が255の白領域(ウィンドウ領域)があるウィンドウ画像を表示させた場合に、ウィンドウ領域の大きさを変化させたときのバックライト輝度の最大値(最大輝度)の変化を示している。ウィンドウ領域の割合が、階調値が高い領域の割合に相当する。また、ウィンドウ領域の割合が100%のときは全白の表示となり、ウィンドウ領域の割合が0%のときは全黒の表示となる。図示するように、バックライトの最大輝度は、ウィンドウ領域の割合が0%(全黒)のときに0cd/m2(消灯)であり、ウィンドウ領域の割合が増加するにしたがって上昇し、ウィンドウ領域の割合がX%(例えば、10%)のときに最も高い値(例えば、1000cd/m2)となる。さらに、ウィンドウ領域の割合が増加すると徐々にバックライトの最大輝度は低下し、ウィンドウ領域の割合が100%(全白)のときには、高コントラスト表示ではない通常の表示と同等の輝度(例えば、450cd/m2)となる。
このように、制御部23は、全体的に暗く、且つ一部の領域に高階調のピークがあるような映像のときに、バックライトの最大輝度が最も高い輝度(例えば、1000cd/m2)になるように制御する。また、全体的に明るい映像では、バックライト輝度を過度に高くすると、まぶしく感じることがあるため、高階調の領域であってもバックライト輝度の上昇を抑制する。即ち、ローカルディミング処理では、表示画面の分割された領域ごとに映像信号の階調に応じて常に異なるバックライト輝度に制御されるわけではなく、映像信号によっては、表示画面全体の領域が同じバックライト輝度に制御されることもある。
また、制御部23は、設定したバックライト輝度に基づいて、WB調整値をガンマ/WB調整部19に設定することにより、映像信号に対するWBを制御する。例えば、制御部23は、バックライト駆動電流を通常輝度制御(第1の制御)とした場合には予め設定された標準のWB調整値に基づいて映像信号に対するWBを制御する。一方、制御部23は、バックライト駆動電流を高輝度制御(第2の制御)とした場合には予め設定された標準のWB調整値を補正した値に基づいて映像信号に対するWBを制御する。これにより、バックライト駆動電流を高輝度にしたときの色温度のずれを補正することができる。
例えば、制御部23は、バックライト駆動電流を高輝度にした場合、映像信号の階調値に応じてWB調整値を補正することにより、映像信号に対するWBを制御する。図3は、標準のWB調整値の一例を示す図である。図示する例は、バックライト駆動電流を通常輝度(例えば、450cd/m2)に制御したときに色温度が6500KになるようなWB調整値(標準のWB調整値)の一例を示している。例えば、表示画面全体の領域が白(255階調)の全白画像を表示部31に表示させて、色温度が6500Kになるように調整した値の一例である。ここでは、64、128、192、255の4つの階調について、それぞれのWB調整値(R、G、Bの表示階調値)を示している。例えば、この4つの階調以外の階調は、ガンマ設定(例えば、ガンマ2.2)に応じて計算される。なお、WB調整値は、4つの階調に限らず、5つ以上の階調に設定されてもよいし、すべての階調(0〜255)に設定されてもよい。
一方、図4は、図3に示す標準のWB調整に対するオフセット値(オフセットテーブル)の一例を示す図である。この図に示すオフセット値は、標準のWB調整値からのオフセット値であって、バックライト駆動電流を高輝度(例えば、1000cd/m2)に制御したときの色温度のずれを補正するための値である。具体的には、青色方向へのシフトを打ち消すようなオフセット値(主にB信号にマイナスのオフセット値)が設定される。例えば、図示するように、64及び128階調についてはオフセットなしの値が設定されており、192及び255階調についてはオフセットありの値が設定されている。これは、バックライト駆動電流の増加により色温度(色味)が設計値に対して青色方向にシフトする現象が、特に中間階調より上の階調で顕著となるためである。そのため、制御部23は、予め設定された階調以上の映像信号に対して標準のWB調整値からオフセット補正する。このオフセット値の分を図3に示す標準のWB調整値からオフセットさせることで、バックライト駆動電流を高輝度(例えば、1000cd/m2)に制御したときに、色温度が6500Kから青色方向へシフトしてしまうことを抑制することができる。
なお、オフセット値は、例えば実際にバックライト駆動電流を高輝度(例えば、1000cd/m2)に制御したときの色温度を予め測定し、測定値が6500KになるようにWB調整した結果と標準のWB調整値との差分に基づいて、R/G/Bそれぞれについて予め設定される。青色方向へのシフトを打ち消すようなオフセット値であるため、主にB信号にマイナスのオフセット値が設定されるが、実際には赤色成分又は緑色成分についても若干シフトすることがあるため、R信号又はG信号についてもオフセット値が設定されてもよい。例えば、図4に示す例では、R信号に若干のプラスのオフセット値が設定されている。
ここで、図5〜8を参照して、WB調整のオフセットによる効果の一例を説明する。バックライト駆動電流を高輝度に制御したときに、標準のWB調整値(オフセット適用前)での色度の測定結果を図5及び図6に示しており、標準のWB調整値にオフセットを適用したとき(オフセット適用後)の色度の測定結果を図7及び図8に示している。
測定方法としては、図9に示すような表示画面全体の領域W1に対して10分の1のウィンドウ領域W2が中央に設定されたウィンドウ画像を表示部31に表示させ、ウィンドウ領域W2の階調(入力階調)を0から255へ変化させながらウィンドウ領域W2の色度(及び輝度)を測定した。領域W1のうちウィンドウ領域W2以外の領域は黒(0階調)である。測定器は、TOPCON製分光放射計SR―3Aを使用した。
図5は、バックライト駆動電流を高輝度に制御したときに、標準のWB調整値(オフセット適用前)での色度の測定結果のデータ値を示す図である。この図は、各入力階調に対する輝度(Lv)及び色度(x、y)の測定データを示している。また、図6は、図5に示すデータ値を色度図(色温度図)上に表した図である。図5及び図6からわかるように、標準のWB調整値(図3参照)で調整したオフセット適用前では、中間階調より上の階調で色温度が6500Kよりも高い方(青色方向)へシフトしている(図6の符号f1が示す部分参照)。
図7は、バックライト駆動電流を高輝度に制御したときに、標準のWB調整値にオフセットを適用したとき(オフセット適用後)の色度の測定結果のデータ値を示す図である。この図は、図5と同様に各入力階調に対する輝度(Lv)及び色度(x、y)の測定データを示している。また、図8は、図7に示すデータ値を色度図(色温度図)上に表した図である。図7及び図8からわかるように、標準のWB調整値(図3参照)に対してオフセット値(図4参照)の分補正したオフセット適用後では、中間階調より上の階調での色温度のシフトが抑えられており、中間階調より上の階調でも色温度が6500Kの方へ補正されている(図8の符号f2が示す部分参照)。
次に、図10を参照して、表示装置1の制御部23が実行するバックライト駆動電流及びWB調整制御処理の動作について説明する。図10は、本実施形態に係るバックライト駆動電流及びWB調整制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)制御部23は、高コントラスト表示モードに設定されているか否かを判定する。高コントラスト表示モードに設定されている判定された場合(YES)、表示装置1は、ステップS103の処理に進む。一方、高コントラスト表示モードに設定されていないと判定された場合(NO)、表示装置1は、ステップS105の処理に進む。
(ステップS103)高コントラスト表示モードでないため(即ち、通常の表示モードであるため)、制御部23は、通常輝度にバックライト駆動電流を設定する。そして、ステップS111の処理に進む。
(ステップS105)高コントラスト表示モードであるため、制御部23は、ローカルディミング処理を実行する。例えば、制御部23は、表示画面を複数に分割した領域(分割領域)ごとに、映像信号に応じてバックライト駆動電流を設定する。そして、ステップS107の処理に進む。
(ステップS107)制御部23は、分割領域ごとに、バックライト駆動電流を高輝度に設定したか否かを判定する。そして、制御部23は、バックライト駆動電流を高輝度に設定したと判定した場合(YES)、ステップS109の処理に進む。一方、制御部23は、バックライト駆動電流を高輝度に設定していないと判定した場合(NO)、ステップS111の処理に進む。
(ステップS109)バックライト駆動電流が高輝度に設定されたため、制御部23は、標準のWB調整値からオフセットした調整値に基づいて映像信号に対するWBを制御する。具体的には、制御部23は、高輝度と設定された分割領域について、標準のWB調整値からオフセットした調整値をガンマ/WB調整部19に設定する。なお、制御部23は、高輝度と設定されなかった、即ち、通常輝度と設定された分割領域については、標準のWB調整値をガンマ/WB調整部19に設定する。
(ステップS111)バックライト駆動電流が高輝度に設定されていないため、制御部23は、標準のWB調整値に基づいて映像信号に対するWBを制御する。具体的には、制御部23は、標準のWB調整値をガンマ/WB調整部19に設定する。
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置1は、映像を表示する表示部31と、表示部31を照明するバックライト32(光源部の一例)と、表示部31に表示させる映像の映像信号が入力される入力部11とを備え、入力部11に入力された映像信号に応じて、バックライト32を駆動する駆動電流を設定し、当該駆動電流に応じて映像信号に対するWBを制御する。
これにより、表示装置1は、映像信号に応じてバックライト駆動電流を変更した場合、バックライト駆動電流に応じてWB調整を制御できるため、映像に応じてバックライト駆動電流を変化させたときの表示品位(画質)を向上させることができる。
例えば、表示装置1は、表示部31の表示画面を複数の領域に分割した領域ごとに、各領域に対応する映像信号に応じて、バックライト32を駆動するバックライト駆動電流と映像信号に対するWBとを制御する。
これにより、表示装置1は、表示画面を分割した領域ごとにバックライト駆動電流と映像信号に対するWBとを制御できるため、ローカルディミング処理における映像の表示品位を向上させることができる。
例えば、表示装置1は、バックライト32を駆動する駆動電流の制御を予め設定された通常輝度制御(第1の制御)と、通常輝度制御(第1の制御)よりもバックライト32が発光する輝度が高い高輝度制御(第2の制御)とを切替え可能である。そして、表示装置1は、バックライト32を駆動する駆動電流を通常輝度制御(第1の制御)とした場合には予め設定されたWB調整値(標準のWB調整値)に基づいて映像信号に対するWBを制御する。一方、表示装置1は、バックライト32を駆動する駆動電流を高輝度制御(第2の制御)とした場合には予め設定されたWB調整値を補正した値(オフセットした調整値)に基づいて映像信号に対するWBを制御する。
これにより、表示装置1は、バックライト32を通常輝度から高輝度に変更したときの色温度のずれを補正することができる。
なお、本実施形態では、バックライト駆動電流を高輝度制御したときにWB調整値を補正する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、バックライト駆動電流を高輝度に制御したときのWB調整値を標準のWB調整値として予め設定しておき、バックライト駆動電流を通常輝度に制御したときにWB調整値を補正してもよい。また、バックライト駆動電流を高輝度に制御したときのWB調整値とバックライト駆動電流を通常輝度(或いは低輝度)に制御したときのWB調整値とのそれぞれが予め設定されていてもよい。
また、表示装置1は、予め設定されたWB調整値(標準のWB調整値)を補正した値(オフセットした調整値)に基づいて映像信号に対するWBを制御する場合、予め設定された階調以上の映像信号に対して補正してもよい。
これにより、表示装置1は、色温度(色味)のずれが顕著となる中間階調より上の階調に対してWBのオフセットを行うことで、適切に色温度(色味)のずれを抑制することができる。
また、表示装置1は、映像信号の階調値に基づいて、バックライト32を駆動する駆動電流と映像信号に対するWBとを制御してもよい。
これにより、表示装置1は、暗部の領域のバックライト輝度を下げ、明部の領域のバックライト輝度を上げることで、高コントラスト表示させることができるとともに、バックライト輝度が変化しても適切にWB調整することができ、映像の表示品位を向上させることができる。
また、表示装置1は、映像信号の階調値の分布に基づいて、バックライト32を駆動する駆動電流と映像信号に対するWBとを制御してもよい。
これにより、表示装置1は、全体的に暗く、且つ一部の領域に高階調のピークがあるような映像のときに、バックライトの最大輝度が最も高い輝度になるように制御することで、高コントラスト表示が適した映像に対して高コントラスト表示を行うことができる。
また、表示装置1は、全体的に明るい映像では、高階調の領域であってもバックライト輝度の上昇を抑制することにより、まぶしく感じてしまうことが無いようにできるため、高コントラスト表示が適さない映像に対しては高コントラスト表示を行わないようにすることができる。
また、表示装置1は、全体的に明るい映像では、高階調の領域であってもバックライト輝度の上昇を抑制することにより、まぶしく感じてしまうことが無いようにできるため、高コントラスト表示が適さない映像に対しては高コントラスト表示を行わないようにすることができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、バックライト駆動電流(バックライト輝度)を複数の値に変化させる場合、それぞれの値に応じて複数のオフセット値が設定されてもよい。また、通常輝度より高輝度のバックライト駆動電流に制御する場合でも、予め設定されたバックライト駆動電流(バックライト輝度)の値以上の場合に、バックライト駆動電流(バックライト輝度)に応じたオフセット値が設定され、予め設定されたバックライト駆動電流(バックライト輝度)の値未満の場合には、オフセット値が設定されていなくてもよい。即ち、予め設定されたバックライト駆動電流(バックライト輝度)の値以上の場合のみWB調整を補正する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ローカルディミング処理において表示画面を複数に分割した分割領域ごとに、映像信号に応じてバックライト駆動電流を設定し、当該バックライト駆動電流に応じてWBを制御する例を説明したが、少なくともいずれか一以上の分割領域においてバックライト駆動電流が高輝度に設定された場合に、表示画面全体の領域に対して一律にWBを制御(例えば、標準のWB調整値からオフセット)してもよい。また、ローカルディミング処理に限定されるものではない。例えば、表示画面全体の領域に対して、映像信号に応じてバックライト駆動電流を設定し、当該バックライト駆動電流に応じてWBを制御する構成としてもよい。
なお、上述した実施形態における表示装置1の一部の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、表示装置1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、表示装置1の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。また、本実施形態の表示装置1内の各構成要素は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
また、上記実施形態では、表示部31及びバックライト32を備えた表示装置1の構成例を説明したが、表示部31及びバックライト32が備えられていない表示制御装置として構成としてもよい。例えば、表示制御装置は、外部の表示装置と接続可能であり、入力された映像信号に応じて、外部の表示装置が備えるバックライトを駆動する駆動電流を設定し、当該駆動電流に応じて映像信号に対するWBを制御した映像信号を外部の表示装置に出力してもよい。
1 表示装置、10 信号処理部、11 入力部、12 マトリックス部、13 NR部、14 IP変換部、15 スケーラー部、16 シャープネス部、17 MEMC部、18 マトリックス部、19 ガンマ/WB調整部、21 タイミングコントローラ部、22 LEDドライバ、23 制御部、31 表示部、32 バックライト
Claims (8)
- 映像を表示する表示部と、
前記表示部を照明する光源部と、
前記表示部に表示させる映像の映像信号が入力される入力部と、
前記入力部に入力された前記映像信号に応じて、前記光源部を駆動する駆動電流を設定し、前記駆動電流に応じて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御する制御部と、
を備える表示装置。 - 前記制御部は、
前記表示部の画面を複数の領域に分割した領域ごとに、各領域に対応する前記映像信号に応じて、前記光源部を駆動する駆動電流と前記映像信号に対するホワイトバランスとを制御する、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御部は、
前記光源部を駆動する駆動電流の制御を予め設定された第1の制御と、前記第1の制御よりも前記光源部が発光する輝度が高い第2の制御とを切替え可能であり、
前記光源部を駆動する駆動電流を前記第1の制御とした場合には予め設定されたホワイトバランス調整値に基づいて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御し、
前記光源部を駆動する駆動電流を前記第2の制御とした場合には予め設定されたホワイトバランス調整値を補正した値に基づいて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御する、
請求項1または請求項2に記載の表示装置。 - 前記制御部は、
予め設定されたホワイトバランス調整値を補正した値に基づいて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御する場合、予め設定された階調以上の前記映像信号に対して補正する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記制御部は、
前記映像信号の階調値に基づいて、前記光源部を駆動する駆動電流と前記映像信号に対するホワイトバランスとを制御する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記制御部は、
前記映像信号の階調値の分布に基づいて、前記光源部を駆動する駆動電流と前記映像信号に対するホワイトバランスとを制御する、
請求項5に記載の表示装置。 - 請求項6に記載の表示装置、を備えたテレビジョン。
- 映像を表示する表示部と、前記表示部を照明する光源部とを備える表示装置における表示方法であって、
前記表示部に表示させる映像の映像信号が入力部に入力されるステップと、
前記入力部に入力された前記映像信号に応じて、前記光源部を駆動する駆動電流を設定し、前記駆動電流に応じて前記映像信号に対するホワイトバランスを制御するステップと、
を有する表示方法。
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2018
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