JPH11304573A - 粉体計量切り出し装置 - Google Patents

粉体計量切り出し装置

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JPH11304573A
JPH11304573A JP12414698A JP12414698A JPH11304573A JP H11304573 A JPH11304573 A JP H11304573A JP 12414698 A JP12414698 A JP 12414698A JP 12414698 A JP12414698 A JP 12414698A JP H11304573 A JPH11304573 A JP H11304573A
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powder
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憲治 瀧沢
Takahiro Kuratani
隆博 倉谷
Takamitsu Mitsumura
宇充 三ツ村
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Tsukishima Kikai Co Ltd
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Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動による粉体原料の設定重量の排出および
粉体圧力が低下した際の粉体の設定重量の排出を可能と
する。 【解決手段】 開口部を蓋体21で密閉し、側面下部に
粉体切り出し部22を突設した原料容器3を定置可能な
複数のローラコンベア6からなる載置平面7を有し、こ
の載置平面7を囲むようにして立設し、原料容器3より
も高さの高い固定フレーム8を有するとともに固定フレ
ーム8間に原料容器3を固定可能な固定部材10とを有
する常態において水平な固定部4と、この固定部4に一
体に連結する振動発生部5とからなる排出駆動部1と、
排出駆動部1を複数のスプリング16、17によって揺
動可能に支持し、排出駆動部1を原料粉体の排出方向に
傾斜可能な作動板12を有する傾斜作動部2とから成っ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体を収容した容
器に振動を与えつつ設定量の粉体を切り出す粉体計量切
り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品、医薬品、化学品等の広い産業分野
では製品製造のために多種類の粉体を原料として使用し
ており、内容成分を異にする多数の粉体相互を設定重量
の割合で混合している。従来、粉体を収容した容器に振
動を与えつつ設定量の粉体を切り出す装置としては、容
器と振動フイーダーを一体化したものがある。このよう
な装置では、粉体の種類が多い場合には、粉体ごとに振
動フイーダーが必要となり、装置が大型化、複雑化する
とともに保管面積を広く必要とするものであり、経済的
な負担が大きいものであった。
【0003】そこで、容器と振動フイーダーとを連結、
分離可能とし、一台の振動フイーダーで粉体の計量切り
出しを可能とした装置として特許第2500232号
(特開昭63−307319号)が提供されている。こ
の装置は、原料容器本体aと蓋bとからなり、蓋bに排
出部2を形成した原料容器1を使用し、原料容器1を横
倒しにした状態で蓋bに形成した係合片9と排出駆動装
置6(通常の振動フイーダー)の係合片収納部10に形
成した連結部7とを連結する。そして、原料容器1に振
動を与えつつ排出部2から原料を計量機5上に載せた計
量容器4内に排出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記する従来の装置で
は、原料排出に先立って原料を収容した原料容器1を横
倒しにし、この状態で原料容器1を排出駆動装置6に連
結しなければならなかった。また、原料容器本体a内に
粉体を供給する時は、蓋bを外し原料容器本体aを立て
た状態で行うが、原料容器1の構造上および原料容器1
を横倒しにする関係上、後から入れた粉体が先に切り出
されることになり、古い粉体は何時までも原料容器1内
に残る可能性がある。
【0005】また、移動物である蓋bあるいは容器本体
aに振動フィーダーとの係合手段(蓋部係合片9)を備
えているため、容器構造が複雑となって一般に使用され
ている容器を使用することができず、かつ、自動脱着が
やりにくかった。更に、容器1内の原料量が少なくなっ
て容量高さ(粉面)が低くなった場合、振動を与えても
残量の排出が困難であり、少量の原料はそのまま残さな
ければならなかった。
【0006】本発明は、上記する従来技術の問題点に鑑
み、原料となる粉体を収容した容器を固定した状態で振
動を与え、設定重量の粉体の切り出しを可能とし、か
つ、粉体容器に振動機との係合手段を有しないため、単
純な構造の粉体容器によって粉体計量切り出しを実現す
る装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、開口部を蓋体21で密閉し、側面下部に
粉体切り出し部22を突設した原料容器3を立設して固
定可能な固定部4と、この固定部4に一体に連結する振
動発生部5とからなる排出駆動部1と、排出駆動部1を
複数のスプリング16、17によって揺動可能に支持し
てある。
【0008】また、本発明は、開口部を蓋体21で密閉
し、側面下部に粉体切り出し部22を突設した原料容器
3を定置可能な複数のローラコンベア6からなる載置平
面7を有し、この載置平面7を囲むようにして立設し、
原料容器3よりも高さの高い固定フレーム8を有すると
ともに固定フレーム8間に原料容器3を固定可能な固定
部材10とを有する常態において水平な固定部4と、こ
の固定部4に一体に連結する振動発生部5とからなる排
出駆動部1と、排出駆動部1を複数のスプリング16、
17によって揺動可能に支持してある。
【0009】更に、本発明は、開口部を蓋体21で密閉
し、側面下部に粉体切り出し部22を突設した原料容器
3を定置可能であり、円周上に立設した複数本の支柱3
7に固定手段を設けた固定部4と、この固定部4に一体
に連結する振動発生部5とからなる排出駆動部1と、排
出駆動部1を複数のスプリング16、17によって揺動
可能に支持してある。
【0010】上記する各手段において、原料容器3に突
設した切り出し部22の先端切り出し口28は板状の蓋
29によって開閉とし、常態では切り出し口28を閉じ
ている蓋29の開放手段を固定部4に設けてある。ま
た、原料容器3に突設した切り出し部22の先端切り出
し口28は板状の蓋29によって開閉とし、常態では切
り出し口28を閉じている蓋29の開放手段を切り出し
部22に設けてある。そして、排出駆動部1は粉体排出
方向へ傾斜状に上昇可能としてある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1、図2は本発明装置の
全体を示すものであり、この装置は、排出駆動部1と傾
斜作動部2とを基本構成としている。次に排出駆動部1
と傾斜作動部2の詳細を説明する。排出駆動部1は、粉
体を収容した原料容器3を載置して固定可能な常態では
水平な固定部4と、原料容器3に対して粉体の排出を促
進するための振動を与えることができる振動発生部5と
からなっており、固定部4と振動発生部5とは一体に連
結した構造となっている。
【0012】固定部4は、原料容器3を外部から搬入あ
るいは外部へ搬出することのできる複数本のローラコン
ベア6からなる載置平面7と、この載置平面7を囲むよ
うにして立設し、原料容器3の高さよりも高い一対の跨
線橋型の固定フレーム8と、載置平面7に面して下方に
設置した一対の固定部材9とからなっている。
【0013】この固定部材9は、図3、図4に示すよう
に、ローラコンベア6のローラの長さ方向にそって両側
に配設した一対のシリンダー10のロッド間に固定板1
1を水平に連結したものである。ローラコンベア6のロ
ーラにそって横長な固定板11は、常態では載置平面7
よりも下方に位置しているが、シリンダーロッドによっ
てローラコンベア6間を通って載置平面7の上方に上昇
可能となっている。
【0014】傾斜作動部2は、作動板12と基板13と
からなり、上下に水平状に配設した作動板12と基板1
3との片側端部間、即ち、固定部4のほぼ真下に位置す
る端部間は回動可能に軸連結14するとともに他方の端
部間はシリンダー15によって連結してある。従って、
シリンダー15のロッド15aを延ばすことにより、作
動板12は軸14を中心にして上方へ傾斜状態に回動す
ることになる。
【0015】作動板12上には複数のスプリング16、
17が立設してあり、各スプリング16、17はそれぞ
れ固定部4と振動発生部5に連結してあるので、固定部
4と振動発生部5とは作動板12の上方に揺動可能に支
持されている。尚、図示において符号18は計量容器、
19は計量容器18を載置可能な計量器であり、前記の
振動発生部5、シリンダー15および計量器19等はコ
ンピュータ20によって制御可能に接続してある。
【0016】本発明は上記の構成であり、次に原料であ
る粉体の排出について説明する。粉体を収容した原料容
器3は、図1に示すように、上部の開口部を蓋体21で
密閉し、また、側面下部には粉体を排出するための切り
出し部22が突設してあり、通常は切り出し部22の先
端はキャップで閉じられている。
【0017】このような原料容器3は、例えば、保管場
所である倉庫からローラコンベアのような搬送装置23
を使用して移送され、移動板12上に複数本の支柱を介
して設置したローラコンベア24を介し、固定フレーム
8の間を通って載置平面7上に送り込まれる。この時、
原料容器3の切り出し部22は、あらかじめ原料容器3
の送り方向前面に位置決めしてある。
【0018】原料容器3が載置平面7に載せられると、
原料容器3は、固定フレーム8の前面に突設した位置決
め部材25に当接し、所定の位置に定置されることにな
る。このようにして原料容器3が載置平面7上に定置さ
れると、前記のように固定フレーム8は原料容器3より
も高くなっているので、原料容器3と固定フレーム8と
の上部間には空間が形成されることになる。この状態で
シリンダー10を作動させて固定板11をローラ間を通
して上昇させれば、原料容器3は固定板11上に載り、
原料容器3は押し上げられて原料容器3の上面、即ち、
蓋体21が固定フレーム8の上部に突き当たり、原料容
器3は固定フレーム8と固定板11との間に挟まれて固
定されることになる。
【0019】原料容器3が固定され、切り出し部22を
閉じているキャップを外した後に振動発生部5を駆動し
て振動を発生すれば、排出駆動部1全体はスプリング1
6、17によって支持されているので、原料容器3に振
動が与えられ、収容している原料粉体は切り出し部22
の先端切り出し口から排出され、計量容器18内に投入
されることなる。投入量は計量器19によって計量され
ており、かつ、設定重量はコンピュータ20によって管
理されているので、投入量が設定重量に達すると振動発
生部5の振動を自動的に停止し、原料粉体の排出を停止
する。
【0020】粉体投入を終了した原料容器3は、固定板
11を下降させることによって載置平面7上に載せ、ロ
ーラコンベア6、24によって搬送装置23上に移し替
え保管場所に移送すればよい。計量容器18に複数種類
の原料粉体を所定重量ごとに投入する場合には、それぞ
れの粉体を収容した原料容器3を固定部4にセットし、
前記と同じ作業によって粉体を排出すればよい。尚、ロ
ーラコンベア6、24は、図示していないがチェーンあ
るいはベルトによって連結し、逆転可能なモータで駆動
するようになっている。あるいは、ローラコンベア6、
24は、モータ内蔵ローラを使用してもよい。
【0021】原料容器3内の粉体量が少ない場合、ある
いは振動により粉体がしまり振動によっても十分な排出
速度が低下した場合には、シリンダー15を作動して作
動板12を軸14を中心にして回動させれば、排出駆動
部1全体が傾斜するので、原料容器3も傾斜するととも
に切り出し部22の切り出し口は傾斜下向き状態とな
り、原料容器3内の粉体は更に一定速度の排出が可能と
なる。投入量が設定重量に達すれば、シリンダー15を
駆動して作動板12を平行状態に戻し、原料容器3を搬
出すればよい。
【0022】原料容器3を載置平面7上に搬入して載せ
た時、全体の重量によって固定部4がスプリング16、
17の伸弾性に抗して下がり、ローラコンベア24との
間に段差が形成される。このままの状態であると、原料
粉体の排出が終了した後、原料容器3をローラコンベア
24を介して搬送装置23に移すことができなくなる。
このような場合には、作動板12上にシリンダー26を
立設しておき、このシリンダー26のロッドを伸ばして
先端の押上板27を固定部4の下面に突き当てて水平状
に押し上げ、載置平面7とローラコンベア24および搬
送装置23とを同一平面高さとすればよい。
【0023】上記の説明において載置平面7上に原料容
器3を位置決めするために、固定フレーム8の前面に位
置決め部材25が設けてあるが、固定部4の先端にスト
ッパー(図示せず)を設けて原料容器3を停止し、位置
決めするようにしてもよい。また、固定部材9は、載置
平面7の下方に設けてあるが、固定フレーム8の上部に
固定板11を下向きにして設け、原料容器3を載置平面
7と固定板11間に固定するようにしてもよい。原料容
器3の位置決めや固定手段等は任意に選択することがで
きる。更には、搬送装置23はローラコンベアに限定さ
れるものではなく、ベルトコンベアであってもよく、あ
るいはフォークリフトで原料容器3を運んでもよい。
【0024】図5、図6は原料容器3の他の実施形態を
示すものであり、前記と同じ部分は同じ符号を使用して
いる。この実施形態における原料容器3は、切り出し部
22の先端切り出し口28を蓋29によって自動的に開
閉可能としたことを特徴としている。このために、切り
出し口28を覆うことのできる大きさを有する板状の蓋
29の上部を切り出し部22に回動可能に軸連結し、蓋
29の上方に突設した支持片30間に開放バー31を設
ける。そして、蓋29は、切り出し部22に設けたトー
ションバネ32の圧力によって切り出し口28に圧設さ
れ、常態では切り出し口28は蓋29によって閉じられ
ている。
【0025】そして、排出駆動部1の固定部4先端に
は、図7に示すように、ロータリーアクチュエーター3
3によって回動可能な回動アーム34を設けておき、常
態では下方に位置している回動アーム34を切り出し部
22の前方を通して上方へ回動させ、回動アーム34に
よって開放バー31を左方向に押し下げれば、鎖線に示
すように蓋28はバネ32の圧力に抗して傾斜状に押し
上げられるので、切り出し口28を開放することにな
る。
【0026】原料粉体の切り出し中は蓋29を開放して
おけばよく、設定重量に達して切り出しを終了する時
は、回動アーム34をもとに戻すことにより蓋29はバ
ネ32の圧力で切り出し口28を閉じることになる。
尚、図8に示すように、回動アーム34の中央部に開放
バー31が入り得る掛止溝を有する掛止片35を突設し
てもよい。また、開放バー31を省略し、支持片30の
みであっても蓋29の開閉は可能である。
【0027】尚、蓋29の開閉作業は開放バー31や回
動アーム34に限定されるものではなく、例えば、図9
に示すように、切り出し部22の上部にシリンダー36
を設置し、前記と同じく上部を切り出し部22に回動可
能に軸連結した蓋29の上端にシリンダー36のロッド
を連結しておけば、シリンダー36ロッドの伸縮によっ
て蓋29は開閉動作が可能となる。
【0028】図10、図11は本発明における原料容器
3の固定手段の他の実施形態を示すものであり、前記の
実施形態と同じ部分は同じ符号を使用している。この実
施形態では公知の立型エアークランプを使用し、固定部
4上に立設した原料容器3を固定することを特徴として
いる。即ち、固定部4上の円周方向に複数本(図面では
3本)の支柱37を立設し、各支柱37の上部間は補強
板38によって連結しておく。各支柱37の上面に公知
のエアークランプ39を設置し、図12に示すように、
シリンダー40のロッド41の伸縮によって回動するク
ランク機構42の先端部に固定部材43を設けておく。
【0029】原料容器3は、例えば、クレーンによって
固定部4上に載置されるが、この時、図12に示すよう
に、固定部材43を持ち上げ、外側に回動させて原料容
器3を固定部4上に載せるための空間を形成する。そし
て、原料容器3を固定部4上に定置した後、固定部材4
3を内側に回動させ、固定部材43の先端を原料容器3
の蓋体21に圧設すればよく、原料容器3は固定部4と
固定部材43間に固定されることになる。固定部材43
は高さの調節が可能であるので、原料容器3に対する圧
設力を調整することが可能である。
【0030】尚、図示していないが、エアークランプ3
9に変え、シリンダーを使用して原料容器3を固定する
ことも可能である。即ち、各支柱37の側面にそれぞれ
シリンダーを設置し、シリンダーロッドの先端を原料容
器3の胴部側面に圧設するようにしてもよい。この場
合、ロッドの先端にゴムのような弾性材を設けておけば
圧設力を強化することができる。図10や図11に示す
実施形態におけるその他の構造(振動発生部5や傾斜作
動部2等)は前記の実施形態と同じであるが、この実施
形態ではローラコンベア6、24等は省略することがで
きる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明した本発明装置によれば、粉
体原料を収容した原料容器3を定置して固定可能な固定
部4と、この固定部4に振動を与えることのできる振動
発生部5とを一体に連結するとともに固定部4と振動発
生部5とを複数のスプリング16、17で揺動可能に支
持してあるので、振動発生部5によって原料容器3に振
動を与えることにより、粉体原料は原料容器3の側面下
部に突設した切り出し部22から計量容器18に切り出
し可能である。切り出し量は、計量容器18を載せた計
量器19で計量するとともに設定重量をコンピュータが
制御、管理しているので、切り出し量が所定量に達した
時、切り出しは自動的に停止され、粉体量の管理が可能
である。
【0032】固定部4および振動発生部5をスプリング
16、17で揺動可能に支持し、常態では水平な作動板
12は、傾斜状に上昇して原料容器3を粉体排出方向に
傾斜可能であるから、原料容器3内の粉体排出速度が低
下した時には、原料容器3を傾斜させることにより粉体
の排出が可能である。
【0033】原料容器3に突設した切り出し部22の切
り出し口28を蓋29によって開閉可能とし、常態では
切り出し口28を閉じている蓋29を開放するための手
段を固定部4あるいは切り出し部22に設けることによ
り、切り出し口28を自動的に開閉可能であり、粉体の
無駄な流出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体を示す側面図である。
【図2】本発明装置の全体を拡大して示す正面図であ
る。
【図3】固定部材の要部の側面図ある。
【図4】固定部材の要部の正面図ある。
【図5】原料容器の他の例を示す側面図である。
【図6】図5に示す原料容器の要部の正面図である。
【図7】切り出し口の開閉蓋の開放手段を示す要部の側
面図である。
【図8】切り出し口の開閉蓋の開放手段を示す平面図で
ある。
【図9】切り出し口の開閉蓋の開放手段の他の例を示す
側面図である。
【図10】原料容器の固定手段の他の実施形態を示す要
部の正面図である。
【図11】原料容器の固定手段の他の実施形態を示す要
部の平面図である。
【図12】クランプを拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
1 排出駆動部 2 傾斜作動部 3 原料容器 4 固定部 5 振動発生部 6 ローラコンベア 7 載置平面 8 固定フレーム 9 固定部材 10 シリンダー 11 固定板 12 作動板 13 基板 14 連結軸 15 シリンダー 16 スプリング 17 スプリング 18 計量容器 19 計量器 20 コンピュータ 21 蓋体 22 切り出し部 23 搬送装置 24 ローラコンベア 25 位置決め部材 26 シリンダー 27 押上板 28 切り出し口 29 蓋 30 支持片 31 開放バー 32 バネ 33 ロータリーアクチュエーター 34 回動アーム 35 掛止片 36 シリンダー 37 支柱 38 補強板 39 エアークランプ 40 シリンダー 41 シリンダーロッド 42 クランク機構 43 固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ツ村 宇充 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社生産技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を蓋体21で密閉し、側面下部に
    粉体切り出し部22を突設した原料容器3を立設して固
    定可能な固定部4と、この固定部4に一体に連結する振
    動発生部5とからなる排出駆動部1と、排出駆動部1を
    複数のスプリング16、17によって揺動可能に支持し
    たことを特徴とする粉体計量切り出し装置。
  2. 【請求項2】 開口部を蓋体21で密閉し、側面下部に
    粉体切り出し部22を突設した原料容器3を定置可能な
    複数のローラコンベア6からなる載置平面7を有し、こ
    の載置平面7を囲むようにして立設し、原料容器3より
    も高さの高い固定フレーム8を有するとともに固定フレ
    ーム8間に原料容器3を固定可能な固定部材10とを有
    する常態において水平な固定部4と、この固定部4に一
    体に連結する振動発生部5とからなる排出駆動部1と、
    排出駆動部1を複数のスプリング16、17によって揺
    動可能に支持したことを特徴とする粉体計量切り出し装
    置。
  3. 【請求項3】 開口部を蓋体21で密閉し、側面下部に
    粉体切り出し部22を突設した原料容器3を定置可能で
    あり、円周上に立設した複数本の支柱37に固定手段を
    設けた固定部4と、この固定部4に一体に連結する振動
    発生部5とからなる排出駆動部1と、排出駆動部1を複
    数のスプリング16、17によって揺動可能に支持した
    ことを特徴とする粉体計量切り出し装置。
  4. 【請求項4】 原料容器3に突設した切り出し部22の
    先端切り出し口28は板状の蓋29によって開閉とし、
    常態では切り出し口28を閉じている蓋29の開放手段
    を固定部4に設けて成ることを特徴とする請求項1、2
    および3に記載する粉体計量切り出し装置。
  5. 【請求項5】 原料容器3に突設した切り出し部22の
    先端切り出し口28は板状の蓋29によって開閉とし、
    常態では切り出し口28を閉じている蓋29の開放手段
    を切り出し部22に設けて成ることを特徴とする請求項
    1、2および3に記載する粉体計量切り出し装置。
  6. 【請求項6】 排出駆動部1は粉体排出方向へ傾斜状に
    上昇可能としたことを特徴とする請求項1、2および3
    に記載する粉体計量切り出し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003004377A (ja) * 2001-06-19 2003-01-08 Aishu Sangyo:Kk 粉粒体乾燥装置及び粉粒体乾燥設備
JP2012127524A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Sanken Sangyo Co Ltd 縦型電気炉の天井蓋構造

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