JP2003246301A - 製茶用計量袋詰機の移送装置 - Google Patents
製茶用計量袋詰機の移送装置Info
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- JP2003246301A JP2003246301A JP2002050588A JP2002050588A JP2003246301A JP 2003246301 A JP2003246301 A JP 2003246301A JP 2002050588 A JP2002050588 A JP 2002050588A JP 2002050588 A JP2002050588 A JP 2002050588A JP 2003246301 A JP2003246301 A JP 2003246301A
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- swing
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 本発明は構造が簡単で、部品点数を少なく
し、製造原価を低減し、故障率を減らし、効率良く大海
へ袋詰する製茶用計量袋詰機の移送装置を提供すること
を課題としている。 【解決手段】 茶葉を所定量計量し、袋へ投入する為の
製茶用計量袋詰機において、一端をフレームの回転軸に
揺動自在に軸支した揺動保持腕６と、該揺動保持腕６の
他端に袋を押す押し具７と、揺動保持腕６を揺動させる
揺動手段８とより構成する。
し、製造原価を低減し、故障率を減らし、効率良く大海
へ袋詰する製茶用計量袋詰機の移送装置を提供すること
を課題としている。 【解決手段】 茶葉を所定量計量し、袋へ投入する為の
製茶用計量袋詰機において、一端をフレームの回転軸に
揺動自在に軸支した揺動保持腕６と、該揺動保持腕６の
他端に袋を押す押し具７と、揺動保持腕６を揺動させる
揺動手段８とより構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、製茶工場で生産し
た茶葉を出荷する為に、大きな紙製の袋（製茶業界で
は、大海と呼ぶ）又は、ダンボール箱等に計量して投入
する製茶用計量袋詰機の移送装置に関するものである。
た茶葉を出荷する為に、大きな紙製の袋（製茶業界で
は、大海と呼ぶ）又は、ダンボール箱等に計量して投入
する製茶用計量袋詰機の移送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常、製茶工場で生産した荒茶は、大海
袋に２０〜４０ｋｇの所定量の荒茶が充填される。荒茶
の生産時期の最盛期には、一日数トン〜数十トンの荒茶
が生産される。その荒茶の袋詰作業は、荒茶の単価が日
々低下することから、荒茶を生産している日の出荷直前
の早朝、まとめて行われることが多い。従って、短時間
のうちに素早く大量の荒茶の袋詰を完了する必要があ
る。従来の技術として、特開平８−１６４９０７号の発
明のように、荒茶を茶供給コンベヤでベルトコンベヤタ
イプの計量器（以下計量コンベヤとする）に投入し、計
量コンベヤで袋詰設定値より若干少なめの粗計量値を計
量し、振動台上の大海袋へ投入し、振動台の揺動によ
り、茶葉の充填が密に行われ、その後、大海袋を挟持し
ている空気式チャックが開き、移送装置により振動台上
の大海袋を最終秤上に移送し、最終秤で所定重量になる
まで、不足分を微量投入コンベヤで補う製茶用計量袋詰
機がある。
袋に２０〜４０ｋｇの所定量の荒茶が充填される。荒茶
の生産時期の最盛期には、一日数トン〜数十トンの荒茶
が生産される。その荒茶の袋詰作業は、荒茶の単価が日
々低下することから、荒茶を生産している日の出荷直前
の早朝、まとめて行われることが多い。従って、短時間
のうちに素早く大量の荒茶の袋詰を完了する必要があ
る。従来の技術として、特開平８−１６４９０７号の発
明のように、荒茶を茶供給コンベヤでベルトコンベヤタ
イプの計量器（以下計量コンベヤとする）に投入し、計
量コンベヤで袋詰設定値より若干少なめの粗計量値を計
量し、振動台上の大海袋へ投入し、振動台の揺動によ
り、茶葉の充填が密に行われ、その後、大海袋を挟持し
ている空気式チャックが開き、移送装置により振動台上
の大海袋を最終秤上に移送し、最終秤で所定重量になる
まで、不足分を微量投入コンベヤで補う製茶用計量袋詰
機がある。
【０００３】従来の大海袋の移送装置としては、製茶用
計量袋詰機の下部にガイドレールが取付けられ、ガイド
レールの両端にはスプロケットが設けられ、チェーンが
まかれていて、チェーンには大海袋を押す為の押し具が
取付けてあり、ガイドレールに沿って、押し具が左右方
向に移動可能になっている。モータの駆動により、チェ
ーンを移動させ、チェーンに取付けた大海袋を押す為の
押し具を最終秤の方向に移動させ、振動台上の大海袋を
最終秤上に移送する装置であった。
計量袋詰機の下部にガイドレールが取付けられ、ガイド
レールの両端にはスプロケットが設けられ、チェーンが
まかれていて、チェーンには大海袋を押す為の押し具が
取付けてあり、ガイドレールに沿って、押し具が左右方
向に移動可能になっている。モータの駆動により、チェ
ーンを移動させ、チェーンに取付けた大海袋を押す為の
押し具を最終秤の方向に移動させ、振動台上の大海袋を
最終秤上に移送する装置であった。
【０００４】
【発明が解決しようとしている課題】従来の大海袋の移
送装置は、高価な部品が多く、部品点数も多く、組立工
数が掛かった。又、振動台上の大海袋を最終秤上に移送
するのに、モータを起動させて、チェーンを移動させ、
チェーンに取付けた大海袋を押す為の押し具を移動させ
る為、大海袋を移送するのに時間が６秒以上も掛かり、
製茶用計量袋詰機の能力に影響を与えるという問題があ
った。本発明は構造が簡単で、部品点数を少なくし、製
造原価を低減し、故障率を減らし、効率良く大海へ袋詰
する製茶用計量袋詰機の移送装置を提供することを課題
としている。
送装置は、高価な部品が多く、部品点数も多く、組立工
数が掛かった。又、振動台上の大海袋を最終秤上に移送
するのに、モータを起動させて、チェーンを移動させ、
チェーンに取付けた大海袋を押す為の押し具を移動させ
る為、大海袋を移送するのに時間が６秒以上も掛かり、
製茶用計量袋詰機の能力に影響を与えるという問題があ
った。本発明は構造が簡単で、部品点数を少なくし、製
造原価を低減し、故障率を減らし、効率良く大海へ袋詰
する製茶用計量袋詰機の移送装置を提供することを課題
としている。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】この発明は上記のような課
題を解決するため、以下のような手段をとる。第１の手
段は、茶葉を所定量計量し、袋へ投入する為の製茶用計
量袋詰機において、一端をフレームの回転軸に揺動自在
に軸支した揺動保持腕と、該揺動保持腕の他端に袋を押
す押し具と、揺動保持腕を揺動させる揺動手段とより構
成する。第２の手段は、上記第１手段において、フレー
ムの回転軸に揺動手段の一端を軸支し、他端を揺動保持
腕の途中の取付具に軸支する。第３の手段は、上記第１
又は２の手段において、前記揺動保持腕を揺動させる揺
動手段をアクチュエータとする。第４の手段は、上記第
１、２又は３の手段において、前記押し具に、移送具を
設ける。
題を解決するため、以下のような手段をとる。第１の手
段は、茶葉を所定量計量し、袋へ投入する為の製茶用計
量袋詰機において、一端をフレームの回転軸に揺動自在
に軸支した揺動保持腕と、該揺動保持腕の他端に袋を押
す押し具と、揺動保持腕を揺動させる揺動手段とより構
成する。第２の手段は、上記第１手段において、フレー
ムの回転軸に揺動手段の一端を軸支し、他端を揺動保持
腕の途中の取付具に軸支する。第３の手段は、上記第１
又は２の手段において、前記揺動保持腕を揺動させる揺
動手段をアクチュエータとする。第４の手段は、上記第
１、２又は３の手段において、前記押し具に、移送具を
設ける。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例
を、図面に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の製
茶用計量袋詰機１の移送装置２の斜視図である。本発明
の製茶用計量袋詰機１の移送装置２は、袋詰設定値より
若干少なめの粗計量値を計量し終えた振動台２５上の大
海袋２１を最終秤２９上に移送する装置であって、製茶
用計量袋詰機１のフレーム３の中心付近に回転軸５を設
け、この回転軸５に揺動保持腕６の一端を揺動自在に軸
支し、揺動保持腕６の他端には、大海袋２１を押す為の
押し具７を取付けてある。また、フレーム３の別の位置
に他の回転軸９を設け、その回転軸９に揺動保持腕６を
揺動させる為の揺動手段８の一端を揺動自在に装着して
ある。揺動手段８の他端は、揺動保持腕６の途中の取付
具１０に、軸ピン１１にて取付けてある。
を、図面に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の製
茶用計量袋詰機１の移送装置２の斜視図である。本発明
の製茶用計量袋詰機１の移送装置２は、袋詰設定値より
若干少なめの粗計量値を計量し終えた振動台２５上の大
海袋２１を最終秤２９上に移送する装置であって、製茶
用計量袋詰機１のフレーム３の中心付近に回転軸５を設
け、この回転軸５に揺動保持腕６の一端を揺動自在に軸
支し、揺動保持腕６の他端には、大海袋２１を押す為の
押し具７を取付けてある。また、フレーム３の別の位置
に他の回転軸９を設け、その回転軸９に揺動保持腕６を
揺動させる為の揺動手段８の一端を揺動自在に装着して
ある。揺動手段８の他端は、揺動保持腕６の途中の取付
具１０に、軸ピン１１にて取付けてある。
【０００７】揺動保持腕６を揺動させる揺動手段として
エアーシリンダー８を使用し、エアーシリンダー８が回
転軸９を中心に揺動しながら、エアーシリンダー８のロ
ッド１２を伸びている状態から縮める。また、エアーシ
リンダー８の他端を揺動保持腕６の途中の取付具１０に
取付けてある為、揺動保持腕６も回転軸５を中心にし
て、左側に揺動する。この時、揺動保持腕６の他端に取
付けた大海袋２１を押す為の押し具７も左側に揺動し、
押し具７は大海袋２１に接触し、大海袋２１は左側に押
され、振動台２５上から最終秤２９上に移送される。エ
アーシリンダー８のロッド１２を縮めて、揺動保持腕６
の他端に取付けた押し具７を左側に揺動し、大海袋２１
を振動台２５上から最終秤２９上に移送するので、移送
スピードが上がり、移送時間が２秒になり、従来の移送
装置に比べて移送時間が３分の１と大幅に短縮される。
なお、揺動保持腕６を揺動させる為に、エアーシリンダ
ー１２を使用したが、モータ、油圧シリンダー等、他の
アクチュエータでも良い。
エアーシリンダー８を使用し、エアーシリンダー８が回
転軸９を中心に揺動しながら、エアーシリンダー８のロ
ッド１２を伸びている状態から縮める。また、エアーシ
リンダー８の他端を揺動保持腕６の途中の取付具１０に
取付けてある為、揺動保持腕６も回転軸５を中心にし
て、左側に揺動する。この時、揺動保持腕６の他端に取
付けた大海袋２１を押す為の押し具７も左側に揺動し、
押し具７は大海袋２１に接触し、大海袋２１は左側に押
され、振動台２５上から最終秤２９上に移送される。エ
アーシリンダー８のロッド１２を縮めて、揺動保持腕６
の他端に取付けた押し具７を左側に揺動し、大海袋２１
を振動台２５上から最終秤２９上に移送するので、移送
スピードが上がり、移送時間が２秒になり、従来の移送
装置に比べて移送時間が３分の１と大幅に短縮される。
なお、揺動保持腕６を揺動させる為に、エアーシリンダ
ー１２を使用したが、モータ、油圧シリンダー等、他の
アクチュエータでも良い。
【０００８】図２は、振動台２５上の大海袋２１を押す
為の押し具７に、移送具１３を設けた製茶用計量袋詰機
１の移送装置２の斜視図である。本実施例では、揺動保
持腕６の他端に押し具７として、外径２０ｍｍ、長さ６
０ｃｍの丸棒を取付けてある。厚さ２．３ｍｍ、巾５０
０ｍｍ、高さ１００ｍｍの帯板１４の高さ方向の両端を
アール状に曲げ、巾方向の両端に内径２０ｍｍのリーフ
１５を固着したものを、押し具７の丸棒に通し、回動可
能な移送具１３としている。このように構成された移送
具１３は、図３のように、揺動保持腕６が揺動し、押し
具７の位置が上下に変動しても、移送具１３は大海袋２
１に平行に広い面で接触し移動する。移送具１３が広い
面で大海袋２１を押す為、大海袋２１をこじたり、倒し
たりすることなく、大海袋２１を平行に左側に押し、振
動台２５上から最終秤２９上に移送する。そして、計量
器２８では、袋詰設定値より若干少なめの粗計量値を計
量している為、最終秤２９上に移送された大海袋２１に
袋詰設定値に対する不足分を微量投入コンベヤ３０より
投入し、茶葉を補い、袋詰設定値に到達し、一本の大海
袋２１の袋詰を完成する。なお、移送具１３がぐるぐる
回転してしまわないようにする為、図２のように、スト
ッパー１６を設けても良い。
為の押し具７に、移送具１３を設けた製茶用計量袋詰機
１の移送装置２の斜視図である。本実施例では、揺動保
持腕６の他端に押し具７として、外径２０ｍｍ、長さ６
０ｃｍの丸棒を取付けてある。厚さ２．３ｍｍ、巾５０
０ｍｍ、高さ１００ｍｍの帯板１４の高さ方向の両端を
アール状に曲げ、巾方向の両端に内径２０ｍｍのリーフ
１５を固着したものを、押し具７の丸棒に通し、回動可
能な移送具１３としている。このように構成された移送
具１３は、図３のように、揺動保持腕６が揺動し、押し
具７の位置が上下に変動しても、移送具１３は大海袋２
１に平行に広い面で接触し移動する。移送具１３が広い
面で大海袋２１を押す為、大海袋２１をこじたり、倒し
たりすることなく、大海袋２１を平行に左側に押し、振
動台２５上から最終秤２９上に移送する。そして、計量
器２８では、袋詰設定値より若干少なめの粗計量値を計
量している為、最終秤２９上に移送された大海袋２１に
袋詰設定値に対する不足分を微量投入コンベヤ３０より
投入し、茶葉を補い、袋詰設定値に到達し、一本の大海
袋２１の袋詰を完成する。なお、移送具１３がぐるぐる
回転してしまわないようにする為、図２のように、スト
ッパー１６を設けても良い。
【０００９】図４は他の実施の形態の製茶用計量袋詰機
の移送装置５２であり、揺動保持腕５６と移送具５３の
動きを示した正面図である。図５はその側面図である。
同じ長さの揺動保持腕５６と６６の２本を使用し、リン
ク機構を利用したものである。移送具５３のリーフ５４
と６４の中心距離と同じ長さになるように、回転軸５５
と６５をフレーム５１に設ける。（長さＡＢ＝長さＣ
Ｄ、長さＡＣ＝長さＢＤになるようにする。）この回転
軸５５に揺動保持腕５６の一端を揺動自在に軸支し、揺
動保持腕５６の他端には、大海袋２１を押す為の押し具
５７を取付け、揺動保持腕５６の途中に連結軸５９を設
け、また、回転軸６５に揺動保持腕６６の一端を揺動自
在に軸支し、揺動保持腕６６の他端には、大海袋２１を
押す為の押し具６７を取付け、揺動保持腕５６の途中に
連結軸６０を設ける。回転軸５５から連結軸５９までの
中心距離と回転軸６５から連結軸６０までの中心距離が
同じ長さになるように連結軸５９と連結軸６０を設け、
この連結軸５９と連結軸６０に、移送具５３のリーフ５
４と６４の中心距離と同じ長さの孔芯の連結腕６１を取
付ける。図５のように、揺動保持腕５６と６６が揺動す
るとき、接触しないように、揺動保持腕５６を奥側に、
揺動保持腕６６を前側に設ける。奥側の揺動保持腕５６
の他端に押し具５７として、外径２０ｍｍ、長さ６０ｃ
ｍの丸棒を取付け、前側の揺動保持腕６６の他端に押し
具６７として、外径２０ｍｍ、長さ５２ｃｍの丸棒を取
付けてある。厚さ２．３ｍｍ、巾５００ｍｍ、高さ３０
０ｍｍの帯板６３の高さ方向の両端をアール状に曲げ、
巾方向の両端に内径２０ｍｍのリーフ５４と６４を固着
したものを、押し具５７と６７の丸棒に通す。このよう
に構成された移送具５３は、図４のように、エアーシリ
ンダー５８のロッド６２が伸びている状態から、ロッド
６２を縮めと、回転軸５５と６５を中心にして、揺動保
持腕５６と６６が揺動し、移送具５３は常に垂直な状態
で移動し、大海袋２１を広い面で接しながら平行に左側
に押し、振動台２５上から最終秤２９上に移送する。
の移送装置５２であり、揺動保持腕５６と移送具５３の
動きを示した正面図である。図５はその側面図である。
同じ長さの揺動保持腕５６と６６の２本を使用し、リン
ク機構を利用したものである。移送具５３のリーフ５４
と６４の中心距離と同じ長さになるように、回転軸５５
と６５をフレーム５１に設ける。（長さＡＢ＝長さＣ
Ｄ、長さＡＣ＝長さＢＤになるようにする。）この回転
軸５５に揺動保持腕５６の一端を揺動自在に軸支し、揺
動保持腕５６の他端には、大海袋２１を押す為の押し具
５７を取付け、揺動保持腕５６の途中に連結軸５９を設
け、また、回転軸６５に揺動保持腕６６の一端を揺動自
在に軸支し、揺動保持腕６６の他端には、大海袋２１を
押す為の押し具６７を取付け、揺動保持腕５６の途中に
連結軸６０を設ける。回転軸５５から連結軸５９までの
中心距離と回転軸６５から連結軸６０までの中心距離が
同じ長さになるように連結軸５９と連結軸６０を設け、
この連結軸５９と連結軸６０に、移送具５３のリーフ５
４と６４の中心距離と同じ長さの孔芯の連結腕６１を取
付ける。図５のように、揺動保持腕５６と６６が揺動す
るとき、接触しないように、揺動保持腕５６を奥側に、
揺動保持腕６６を前側に設ける。奥側の揺動保持腕５６
の他端に押し具５７として、外径２０ｍｍ、長さ６０ｃ
ｍの丸棒を取付け、前側の揺動保持腕６６の他端に押し
具６７として、外径２０ｍｍ、長さ５２ｃｍの丸棒を取
付けてある。厚さ２．３ｍｍ、巾５００ｍｍ、高さ３０
０ｍｍの帯板６３の高さ方向の両端をアール状に曲げ、
巾方向の両端に内径２０ｍｍのリーフ５４と６４を固着
したものを、押し具５７と６７の丸棒に通す。このよう
に構成された移送具５３は、図４のように、エアーシリ
ンダー５８のロッド６２が伸びている状態から、ロッド
６２を縮めと、回転軸５５と６５を中心にして、揺動保
持腕５６と６６が揺動し、移送具５３は常に垂直な状態
で移動し、大海袋２１を広い面で接しながら平行に左側
に押し、振動台２５上から最終秤２９上に移送する。
【００１０】本発明の移送装置２をセットした製茶用計
量袋詰機１は次のように運転が行なわれる。まず、大海
袋２１の開口部側を手で開袋し、２本の腕を備えた昇降
腕２０の先端に装着された空気式チャック２２の間に大
海袋２１を挿入する。（大海装着装置を使用して、空気
式チャック２２の間に大海袋２１を自動で挿入する場合
も含む。）空気式チャック２２には大海袋挿入確認スイ
ッチ（図示せず）が取りつけてあり、大海袋２１の挿入
が確認されると、空気式チャック２２が閉まり、大海袋
２１が狭持される。次に、制御盤（図示せず）の運転ボ
タンを押すと、茶葉を搬送する為のトラフコンベヤ、バ
ケットコンベヤ（図示せず）と、振動台２５が運転を始
め、投入シュート２７の投入端に設けられた投入シュー
トシャッタ２６が開く。トラフコンベヤ、バケットコン
ベヤにより搬送された茶葉４は、計量器２８に投入さ
れ、茶葉４の粗計量が行なわれ、予め設定された粗計量
値になる迄、計量器２８に投入シュート２７より投入さ
れる。予め設定された粗計量値になると、投入シュート
２７の投入端に設けられた投入シュートシャッタ２６が
閉じ、計量器２８への茶葉４の投入を停止し、トラフコ
ンベヤ、バケットコンベヤが停止し、茶葉４の搬送が停
止する。
量袋詰機１は次のように運転が行なわれる。まず、大海
袋２１の開口部側を手で開袋し、２本の腕を備えた昇降
腕２０の先端に装着された空気式チャック２２の間に大
海袋２１を挿入する。（大海装着装置を使用して、空気
式チャック２２の間に大海袋２１を自動で挿入する場合
も含む。）空気式チャック２２には大海袋挿入確認スイ
ッチ（図示せず）が取りつけてあり、大海袋２１の挿入
が確認されると、空気式チャック２２が閉まり、大海袋
２１が狭持される。次に、制御盤（図示せず）の運転ボ
タンを押すと、茶葉を搬送する為のトラフコンベヤ、バ
ケットコンベヤ（図示せず）と、振動台２５が運転を始
め、投入シュート２７の投入端に設けられた投入シュー
トシャッタ２６が開く。トラフコンベヤ、バケットコン
ベヤにより搬送された茶葉４は、計量器２８に投入さ
れ、茶葉４の粗計量が行なわれ、予め設定された粗計量
値になる迄、計量器２８に投入シュート２７より投入さ
れる。予め設定された粗計量値になると、投入シュート
２７の投入端に設けられた投入シュートシャッタ２６が
閉じ、計量器２８への茶葉４の投入を停止し、トラフコ
ンベヤ、バケットコンベヤが停止し、茶葉４の搬送が停
止する。
【００１１】予め設定された粗計量値になると、計量器
２８の後部が上昇し、計量器２８を傾斜させて計量器２
８内の茶葉４を排出する。茶葉４は投入シュート３１を
通り、計量器２８の排出部下部の昇降腕２０の先端に装
着された空気式チャック２２に狭持した大海袋２１に投
入され、同時に、大海袋２１の底部に設けた振動台２５
が運転され、振動台２５の振動により、大海袋２１内の
茶葉４の充填がより密に行われる。その後、振動台２５
の運転が終了し、大海袋２１を狭持している空気式チャ
ック２２が開き、大海袋２１は振動台２５の上に置かれ
る。
２８の後部が上昇し、計量器２８を傾斜させて計量器２
８内の茶葉４を排出する。茶葉４は投入シュート３１を
通り、計量器２８の排出部下部の昇降腕２０の先端に装
着された空気式チャック２２に狭持した大海袋２１に投
入され、同時に、大海袋２１の底部に設けた振動台２５
が運転され、振動台２５の振動により、大海袋２１内の
茶葉４の充填がより密に行われる。その後、振動台２５
の運転が終了し、大海袋２１を狭持している空気式チャ
ック２２が開き、大海袋２１は振動台２５の上に置かれ
る。
【００１２】また、投入シュート２７の側部には、下方
に向かって分岐シュート３２が枝分れしている。分岐シ
ュート３２の下端の出口には、微量投入コンベヤ３０を
配設している。微量投入コンベヤ３０の送出端下方の床
面には、最終秤２９を配置している。粗計量を終え、振
動台２５の上に大海袋２１が置かれると、大海移送装置
２８の揺動保持腕６を揺動させる為のエアーシリンダー
８のロッド１２が伸びている状態から、ロッド１２を縮
める。それと同時に、揺動保持腕６も回転軸５を中心に
して、左側に揺動し、揺動保持腕６の他端に取付けた大
海袋２１を押す為の押し具７に取付けてある移送具１３
も左側に移動する。移送具１３が大海袋２１に広い面で
接触し、大海袋２１を平行に左側に押し、振動台２５上
から最終秤２９上に移送する。そして、最終秤２９上に
移送された大海袋２１に袋詰設定値に対する不足分を微
量投入コンベヤ３０より投入し、茶葉を補い、袋詰設定
値に到達し、一本の大海袋２１の袋詰を完成する。以上
のサイクルを繰り返し、袋詰作業が行われる。
に向かって分岐シュート３２が枝分れしている。分岐シ
ュート３２の下端の出口には、微量投入コンベヤ３０を
配設している。微量投入コンベヤ３０の送出端下方の床
面には、最終秤２９を配置している。粗計量を終え、振
動台２５の上に大海袋２１が置かれると、大海移送装置
２８の揺動保持腕６を揺動させる為のエアーシリンダー
８のロッド１２が伸びている状態から、ロッド１２を縮
める。それと同時に、揺動保持腕６も回転軸５を中心に
して、左側に揺動し、揺動保持腕６の他端に取付けた大
海袋２１を押す為の押し具７に取付けてある移送具１３
も左側に移動する。移送具１３が大海袋２１に広い面で
接触し、大海袋２１を平行に左側に押し、振動台２５上
から最終秤２９上に移送する。そして、最終秤２９上に
移送された大海袋２１に袋詰設定値に対する不足分を微
量投入コンベヤ３０より投入し、茶葉を補い、袋詰設定
値に到達し、一本の大海袋２１の袋詰を完成する。以上
のサイクルを繰り返し、袋詰作業が行われる。
【００１３】
【発明の効果】本発明の移送装置は、エアーシリンダー
のロッドを縮めて、揺動保持腕の他端に取付けた押し具
を揺動させ、大海袋を振動台上から最終秤上に移送する
ので、移送スピードが上がり、製茶用計量袋詰機全体の
能力バランスが良くなり、高能率で運転することが出
来、限られた作業時間内に多数の大海に袋詰することが
出来る。また、従来の移送装置に比べて、構造が簡単
で、部品点数が少なくなり、部品の製作組立て時間が減
少し、原価低減が計れ、メンテナンスがしやすく、故障
率も低減出来る。
のロッドを縮めて、揺動保持腕の他端に取付けた押し具
を揺動させ、大海袋を振動台上から最終秤上に移送する
ので、移送スピードが上がり、製茶用計量袋詰機全体の
能力バランスが良くなり、高能率で運転することが出
来、限られた作業時間内に多数の大海に袋詰することが
出来る。また、従来の移送装置に比べて、構造が簡単
で、部品点数が少なくなり、部品の製作組立て時間が減
少し、原価低減が計れ、メンテナンスがしやすく、故障
率も低減出来る。
【００１４】大海袋を押す為の押し具に、移送具を設け
ることで、移送具が大海袋に広い面で柔軟に接触し、大
海袋を押す為、大海袋をこじたり、倒したりすることな
く、大海袋を平行に押し出し、振動台上から最終秤上に
移送することが出来る。
ることで、移送具が大海袋に広い面で柔軟に接触し、大
海袋を押す為、大海袋をこじたり、倒したりすることな
く、大海袋を平行に押し出し、振動台上から最終秤上に
移送することが出来る。
【図１】本実施例の製茶用計量袋詰機の斜視図。
【図２】押し具に、移送具を設けた製茶用計量袋詰機の
斜視図。
斜視図。
【図３】揺動保持腕が揺動した時の移送具の動きを示し
た正面図。
た正面図。
【図４】他の実施の形態の製茶用計量袋詰機の移送装置
で、揺動保持腕と移送具の動きを示した正面図。
で、揺動保持腕と移送具の動きを示した正面図。
【図５】図４の側面図。
１ 製茶用計量袋詰機
２ 移送装置
３ フレーム
４ 茶葉
５ 回転軸
６ 揺動保持腕
７ 押し具
８ エアーシリンダー
９ 回転軸
１０ 取付具
１１ 軸ピン
１２ ロッド
１３ 移送具
１４ 帯板
１５ リーフ
１６ ストッパー
２０ 昇降腕
２１ 大海袋
２２ 空気式チャック
２５ 振動台
２６ 投入シュートシャッタ
２７ 投入シュート
２８ 計量器
２９ 最終秤
３０ 微量投入コンベヤ
３１ 投入シュート
３２ 分岐シュート
５１ フレーム
５２ 移送装置
５３ 移送具
５４ リーフ
５５ 回転軸
５６ 揺動保持腕
５７ 押し具
５８ エアーシリンダー
５９ 連結軸
６０ 連結軸
６１ 連結腕
６２ ロッド
６３ 帯板
６４ リーフ
６５ 回転軸
６６ 揺動保持腕
６７ 押し具
Claims (4)
- 【請求項１】 茶葉を所定量計量し、袋へ投入する為の
製茶用計量袋詰機において、一端をフレームの回転軸に
揺動自在に軸支した揺動保持腕と、該揺動保持腕の他端
に袋を押す押し具と、揺動保持腕を揺動させる揺動手段
とより構成することを特徴とする製茶用計量袋詰機の移
送装置。 - 【請求項２】 フレームの回転軸に揺動手段の一端を軸
支し、他端を揺動保持腕の途中の取付具に軸支すること
を特徴とする請求項１記載の製茶用計量袋詰機の移送装
置。 - 【請求項３】 前記揺動保持腕を揺動させる揺動手段を
アクチュエータとすることを特徴とする請求項１又は２
記載の製茶用計量袋詰機の移送装置。 - 【請求項４】 前記押し具に、移送具を設けることを特
徴とする請求項１、２又は３記載の製茶用計量袋詰機の
移送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002050588A JP2003246301A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 製茶用計量袋詰機の移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002050588A JP2003246301A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 製茶用計量袋詰機の移送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003246301A true JP2003246301A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28662776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002050588A Pending JP2003246301A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 製茶用計量袋詰機の移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003246301A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104266733A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-01-07 | 张黎琴 | 用于茶叶生产线的自动称重装置 |
| CN104261146A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-01-07 | 虞建强 | 茶叶自动称重装置 |
| CN105151334A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-12-16 | 衢州职业技术学院 | 一种自动装茶装置及其方法 |
| CN106218931A (zh) * | 2016-09-29 | 2016-12-14 | 芜湖市三山区绿色食品产业协会 | 粮食加工的计量装置 |
| CN109292160A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-02-01 | 慈溪市南盾电器有限公司 | 智能分装宠物饲料装置 |
-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002050588A patent/JP2003246301A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104266733A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-01-07 | 张黎琴 | 用于茶叶生产线的自动称重装置 |
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| CN109292160A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-02-01 | 慈溪市南盾电器有限公司 | 智能分装宠物饲料装置 |
| CN109292160B (zh) * | 2018-10-22 | 2021-04-30 | 山东汉欧生物科技有限公司 | 智能分装宠物饲料装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070703 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071106 |