JP2003237744A - 商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置 - Google Patents

商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置

Info

Publication number
JP2003237744A
JP2003237744A JP2002036233A JP2002036233A JP2003237744A JP 2003237744 A JP2003237744 A JP 2003237744A JP 2002036233 A JP2002036233 A JP 2002036233A JP 2002036233 A JP2002036233 A JP 2002036233A JP 2003237744 A JP2003237744 A JP 2003237744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
product
filling
posture
weighing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002036233A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Higuchi
智之 樋口
Shigemi Maeda
成実 前田
Saburo Ishii
三郎 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Automatic Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Automatic Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Automatic Machinery Co Ltd filed Critical Sanwa Automatic Machinery Co Ltd
Priority to JP2002036233A priority Critical patent/JP2003237744A/ja
Publication of JP2003237744A publication Critical patent/JP2003237744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】結束袋1を形成し、次で、旋回軌道に沿って前
方に搬送しつつ充填袋1を扇形に形成加工し、商品を投
入充填し、当該搬送プロセスにおいて、投入充填商品の
重量が設定重量に対し過不足を生じた場合には、製品袋
を搬送中に落下し系外に除外し、設定重量の包装袋のみ
を次段に搬送するようにする。 【手段】旋回軌道12´ に於いて、搬送する結束袋1
に対し、商品41を投入し、当該搬送プロセスにおいて
ロードセル32により重量を検出し、設定重量に過不足
が生じている包袋充填袋1は不良製品収納容器34に落
下して系外に除外する。 【効果】商品41の重量に過不足が生じた場合にも不足
を含む過不足が生じた包袋結束袋1を搬送の途中で除外
し、商品41を充填した結束袋1のみを次段に確実に搬
送し、製品に対する信頼性は向上し、コストダウンを図
り作業能率の向上を図るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、所定の合成樹脂製等
のフィルム状のシートから所定のピロータイプ状に成形
加工した袋内に所定重量等の商品を充填した状態で次段
の工程等へ搬送する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活が豊になってくる
と、流通市場に於ける商品の品種が多種多様になり、隆
盛を有するようになってさまざまな商品が多量少量で流
通され、販売や流通市場に於ける商品の取り扱い性が良
好になるように商品包装袋の形態でも、デザイン上見栄
えが重要な機能を有するようになってきている。
【0003】而して、当該流通市場に於ける商品包装袋
にあっても、所定のボビンから供給されるフィルムシー
ト等のシートをフォーマー等の商品包装袋製造装置に供
給して当該フォーマーから筒状に成形されて所定の商品
を投入充填され、周知の如く所定ピッチで横シールして
該横シールの中途にて、横切断をし、当該商品を密封状
に収納したピロータイプ等の充填袋が機能的に流通市場
から販売等を行うスーパーマーケット等の店頭に陳列さ
れるようになってきており、極めて、取り扱い性が良い
ようにされてきている。
【0004】このうち、キャンディーやピーナッツ等の
商品をポリエチレン製等のピロータイプ等の包装袋に所
定個数、或いは、所定重量で充填し、当該ヒートシール
により密封状態にしてスーパーマーケット等に供給し、
店頭にて陳列する態様において、所謂ピロータイプ等の
商品包装袋が流通するようになり、そのデザイン等の良
好さが消費者の購買欲を更に刺激するようになってきて
はいる。
【0005】而して、当該ポリエチレン製等の包装袋が
所謂ピロータイプばかりでは、外観的な見栄えの良さも
いまいちのところがあり、消費者の食欲や購買欲をそそ
るために、図8に示す様な所定の商品を内部に充填して
開封して中に充填されている商品が取り出し易く、又、
外観性も良好で見栄えが良いように当該包装袋1の上端
開口部2の横ヒートシール部3の下側の所定のネック部
4に於いて細幅のカラフルな細巾のテープ5をして巻装
し、当該開口部2を扇形形状にし、デザイン製も良好
で、流通にさいしても、又、店頭に於ける陳列に際して
も、見栄えが良好であるようにした扇形形状の包装袋1
が多く見られるようになってきている。
【0006】かかる当該包装袋1においても、流通市場
にあっては、さまざまな工程を有し最終的にスーパーマ
ーケット等の店頭に於いて陳列するまでの間にはさまざ
まな工程を辿るものであり、当該工程においていろいろ
な様式態様の搬送をとるが、その場合に、充填商品の重
量の設定重量に足りない場合や細幅のテープ5の巻装態
様が底部6に対し、平行状態で結束されていなければ、
又、上部開口部2も設定扇形形状に形成されていなけれ
ば、商品としての価値が低くなるようなデメリットがあ
った。
【0007】そのために、当該袋1内に商品を充填し、
搬送するプロセスにおいて図9に示すような搬送装置7
が、例えば、特開昭63−367024号公報(特公平
5−72575号公報)発明に示されるように広く用い
られるようになってきた。
【0008】当該搬送装置7にあっては、ガイドプレー
ト12に沿って回転する結束アーム10の先端に収納ボ
ックスのホルダー11を取り付け該ホルダー11内に該
ガイドプレート12を介し旋回動自在に図示しない上方
からのフォーマー等を介して投入充填される商品を内装
した袋を所謂押せ押せ式の態様で搬送する態様のもので
あるが、ガイドプレート12の投入部位17に於いて、
袋1の内部に投入される商品は上記フォーマーから等の
投入シュート、或いは、該投入シュートに接続する図示
しないホッパー内に於いて商品相互にブリッジ現象を生
じ、袋内への落下遅れ等によって投入タイミングでの袋
内への重量にばらつきが生ずるような場合等もあり、極
端な場合には結束製袋された袋内は空の状態があった
り、、或いは、追いかけ的に商品を充填してオーバー等
の重量であったり、又、設定重量に対し、不足分が生ず
る所謂軽量の状態でも当該搬送装置によっては当該重量
にアンバランスがある不良製品が系外に搬出される必要
が生じ、そのままの状態で終端の店舗まで搬送されるこ
とにより流通市場に於ける取り扱い業者や最終店舗に於
ける陳列状態において購買者が戸惑いを生ずるような難
点があった。
【0009】これに対処するに当該搬送装置に於いて
は、人手作業により搬送される商品充填袋1を検品した
り、不良製品をピックアップして該不良製品を除去しな
ければならないという不具合があり、作業性が悪く、し
たがって、コスト的にも高くなるという不利点があっ
た。
【0010】
【発明の目的】この出願の発明の目的は、上述従来技術
に基づく商品を充填された包装袋の連続搬送における投
入充填する商品のバラツキによる不良製品発生の問題点
を解決すべき技術的課題とし、初段の商品充填工程にて
袋内に商品が充填されて所定の次段工程へ搬送するプロ
セスにおいて、自動的に充填商品のアンバランスな充填
量のものを検出して設定量の充填された包装袋のみを所
定に次段に搬送することが出来、過不足を生じている不
良製品は系外に選択的に除去排出するようにして流通産
業における搬送技術利用分野に益する優れた商品充填袋
の充填確認搬送方法と該方法に直接使用する装置を提供
せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述
課題を解決するために、旋回軌道に沿って移動する揺動
レバーの先端部にて計量アームの姿勢爪及び姿勢クリッ
プで保持する充填袋に対して商品を投入充填し、次いで
投入充填する商品の充填量をロードセル等で検出して結
束機にて口元テープを巻装して袋の姿勢を保持して次段
へ搬送する方法であって、該商品の投入充填量の検出に
伴い設定充填量の場合は袋の口元に対し結束アームにて
口元把持を再び行い、次いで結束機にて口元テープを巻
装して次段へと搬送し、揺動レバーは初期位置に戻すよ
うにし、設定充填量に対する過不足が生じる場合は当該
旋回軌道の外方の下部に設置した不良品収納容器に落下
させて除去するようにすることを第1の基幹とし、而し
て、上記揺動レバーの旋回動と結束アームの旋回動が同
期的所定に行われるようにし、上記計量アームが計量開
始部位にくると、姿勢爪と姿勢クリップが袋の口元を把
持集束するようにするようにし、次いで結束アームは開
放し、更に、上記姿勢クリップと計量アームの姿勢爪が
集束された袋の姿勢を保持した状態にされるようにも
し、又、旋回軌道に沿って移動する揺動レバーの先端に
装備する該揺動レバーに対する駆動機構を有し該旋回軌
道上の計量部位に設けた計量装置が制御装置に電気的に
接続され、又、該旋回軌道外側の計量装置の部位の下部
に不良品収納容器が配設されているようにしたことを第
2の基幹とし、而して、上記計量装置がロードセルであ
るようにし、更に、上記駆動機構が揺動用溝カムにされ
ているようにもし、加えて、上記計量アームを先端に装
備する揺動レバーがレバーとリンクの結合体にされてい
るようにもした技術的手段を講じたものである。
【0012】
【作用】上述構成において、前段のフォーマー寄りの投
入シュート等から所定の商品を袋内部に充填させて次段
等に搬送するプロセスにおいて、該袋内に充填された商
品の重量等をロードセル等により検出して設定充填量等
でない場合には当該包装袋に対するテープを巻装しない
ようにし、旋回軌道の外側の下部に設置された不良品収
納容器に落下するようにして不良製品を搬送中途におい
て系外に除外し、設定充填量等の場合には口元に対する
テープを巻装して次段に搬送するようにし、効率的に確
実な商品充填の包装袋のみを所定の次段へと搬送するよ
うにし、当該搬送に際し計量装置がロードセルであり、
又、計量アームがレバーとリンクの結合体にされるよう
にしたものである。
【0013】
【発明が実施しようとする形態】次にこの出願の発明の
実施しようとする形態を実施例の態様として図1乃至図
7を参照して説明すれば以下の通りである。
【0014】尚、第8,9図と同一態様部分は同一符号
を用いて説明するものとする。
【0015】図1乃至図3に示す実施形態の態様におい
て、13はこの出願の発明の要旨の中心の一つを成す商
品充填確認搬送装置であり、所定の中心角を成す円弧形
を成す旋回軌道12´ に沿って所定の往復旋回運動を
成す移動レバー26に対しリンク23と揺動レバー25
を介し図6に示す様に、カムフォロワーローラー22を
して、揺動用溝カムボックス19内に所定に配設された
揺動用溝カム20の揺動用の溝カム21に従って、揺動
カム作用を成し、揺動レバー26の先端部の計量アーム
27を旋回軌道12´ に沿って所定の旋形状の進退移
動を行う様にされている。
【0016】而して、揺動レバー26の先端部には下部
の結束アーム27´ と同方向の対応位置に計量アーム
27が設けられているものである。
【0017】そして、揺動レバー26とリンク23,2
3´ と揺動レバー25の枢支点にはピン24´ が設け
られているものである。
【0018】而して、図6に示す様に、カム溝21に対
するカムフォロワーローラー22の移動に際しては旋回
軌道12´ の外側で揺動レバー26,25と実質的に
同じ動作を周回状に成す結束アーム27´ に同期して
作動する計量アーム27が旋回軌道12´ に沿って所
定の進退移動をされるようにされているものである。
【0019】そして、結束アーム27´ は所定の速度
にて旋回軌道12´ の外側にて周回動作を成すように
されている。
【0020】揺動レバー26の先端部には結束アーム2
7´ の充填集束袋に対し姿勢爪29,姿勢クリップ3
0,30が相対的に近接離反開放、結束して結束された
袋1の把持と開放を行うようにされている。
【0021】而して、結束アーム27´ の先端部には
結束された袋1に対する結束凹部27´´が形成されて
おり、又、姿勢爪29の先端部にも結束袋1に対する扇
形形状を形成する結束凹部29´´が形成されており、
凹凸部に相対向して有する姿勢クリップ30,30が周
公知のエアーチャック28,姿勢爪29に対して設けら
れているエアーチャック28´ により結束袋1に対し
て緊締開放状態が現出されるものである。
【0022】これらの動作は商品充填確認搬送装置13
の所定のベース14にスタンド14´ を介して設けら
れたフレーム14´´上に設けられた所定の作動機構1
5のフレーム内に設けられた電動モーター16と同様に
収納されている所定の図示しない制御装置に電気的に接
続されて所定のアルゴリズムに従って、作動されるよう
にされているものである。
【0023】而して、図8に示す結束袋1は旋回軌道1
2´ の図5に示す計量開始ポイント31に於いては、
姿勢爪29が左右に拡開した状態から相互に近接し、そ
れらの結束凹部29´´で袋1の上部開口部2に対する
集束作用を行うに対し、その姿勢を扇形に形成すると共
に径方向に於いてエアーチャック28により姿勢クリッ
プ30,30が共に内外方向から近接し、商品41を充
填された袋1の形状を保持して当該押圧された扇形形状
の計量袋1を把持して所定の揺動する旋回軌道12´
に従って前方へと搬送移動するようにされている。
【0024】而して、当該図7に示す様に、当該作動機
構15に設置されているフレーム内には前段のフォーマ
ーに接続するホッパー36とシュートパイプ37が接続
されて設けられ、所定のキャンディーやピーナッツ等の
商品41を計量開始ポイント31の直前に於いて、当該
袋1内に所定に投入落下充填するようにされている。
【0025】そして、投入落下充填された商品41が袋
1内に所定に充填されて、計量開始ポイント31に到来
すると、姿勢爪29,29により、又、姿勢クリップ3
0,30が径方向に前後から相対近接して商品41を充
填された袋1を挾持挾圧して計量ポイント32に到来
し、当該計量ポイント32に於いて下設した不良製品収
納容器34に対し過不足を生じた不良製品は排出用シリ
ンダー23の排出バー24が作動し径方向外向きに不良
製品の袋1を押し出し、落下させて系外に除去する選別
作用を行うにはロードセル32により当該充填された商
品41の重量が設定重量に対し、一致するか、或いは、
過不足の状態にあるかを検出して、設定重量に対してマ
ッチングしていれば検出信号を制御装置に送信し、該制
御装置の設定プログラムにより計量ポイント32より後
方の位置に設けられ、揺動レバー26の先端部の計量ア
ーム27に対応してア−ム38を介して設けられた結束
機39に対しこれに並設された細幅の結束テープ5のボ
ビン40からくり出されるテープ5をして開口袋1の開
口部2のネック部4に対して巻装をする。
【0026】そして、細幅のテープ5を巻装され、集束
されて扇形に成形加工された袋1は旋回軌道12´ を
続いて前送され次段に搬送されていく。
【0027】そして、これに対し、ロードセル32によ
り検出された充填商品41の重量が過不足になっている
場合、(0の場合は空の状態であり、)(この場合も結
束袋1の次段への搬送は先述の如く好ましいものではな
いので、)当該計量ポイント32部位或いは、当該部位
よりもやや先の部位にて図4に示す不良排出用シリンダ
ー23にて計量アーム全体を旋回軌道12´ より外方
の所定位置に延伸させ下位に設けられた不良品収納容器
34にエアーチャック28,28´ のプログラムによ
る信号を介してそれらは開放姿勢にされてアームスライ
ドバー24の機械的作用を介して落下収納されて重量不
足の結束袋1の該不良品収納容器34への落下による除
外が行われる。
【0028】尚、この様に不良製品の充填された袋1が
旋回軌道12´ の外側に移動され落下して選別される
ために旋回軌道12´ と後続して搬送されて来る製品
41を充填された袋1とは何等干渉することはない。
【0029】そして、その間、計量開始ポイント31〜
計量ポイント32までの搬送区間においては、袋1に対
する計量精度を上げるために結束袋1に対する干渉が生
じない部位まで結束ア−ム27´ は開いたままにプロ
グラム制御される。
【0030】そして、そのままの状態でロードセル32
により重量検出がなされ、その過不足が検出されて、重
量不足の場合には不良品収納容器34に当該不良製品を
不良品排出シリンダー23の排出バー24の外方向押出
作用により押し出され落下し、設定重量に合致した重量
が検出された場合には、姿勢クリップ30,30と姿勢
爪29,29は開放し再び結束アーム27´ により結
束袋1を挾持挾圧して次段に対する搬送を行う。したが
って、設定重量の過不足の生じていない商品を充填され
た結束袋1のみが端末の店舗において陳列棚まで正確に
搬送されて陳列が行われる。
【0031】尚、38は揺動レバー26の旋回軸のピン
24´ に枢支されて同期的に揺動レバー26と共に結
束機39を共に旋回動するアームである。
【0032】そして、作動機構15内に於ける電動モー
ター16、及び、制御装置の電気計装等は当業者にとり
この出願の発明の時点で何等困難性なく現出出来るもの
である。
【0033】そして、旋回軌道12´ については旋回
形状のプレートを設ける等種々の態様が採用可能であ
る。
【0034】而して、上述構成において、旋回軌道12
´ の基端部に於いて、設置された作動機構15のケー
シングフレーム35の前段の図示しないフォーマー等の
投入シュートに接続されたホッパー36にキャンディー
やピーナッツ等の商品41を投入し、続いて、該ホッパ
ー36に接続するシュートパイプ37を介し旋回軌道1
2´ 上にセットした充填袋1に対しその上部開口部2
により当該商品41を投入充填するに際し、前述した如
く当該結束袋1に対する投入商品41の充填状態にばら
つきが生じ、場合によっては、結束袋1の内部に空の状
態が発生したり、次回の投入に際し、オーバーに追加的
に投入したり、設定重量に対し、過不足の重量充填が行
われて、最終店舗に於いて陳列する商品41に不測の事
態が発生する虞れがあるが、この出願の発明によれば、
充填される商品41に当該過不足のばらつき状態のある
結束袋1が旋回軌道12´ を所定の移動をして計量開
始ポイント31の部位に来ると、図示しないセンサ−か
開始部位を検知し、エアーチャック28,28´ の動
作を介し姿勢爪29,29が左右から相互に近接し、結
束袋1のネック部4にその挾持凹部29´´,29´´
を介して挾持し、その時計量アーム27,27の所定下
位に於いて、同期的に作動する結束アーム27´ ,2
7´ は開放し、それと同時に検知を介しエアーチャッ
ク28,28´により、姿勢クリップ30,30が径方
向に相対近接し、結束袋1を挾圧し、このように結束袋
1を挾持挾圧した姿勢で旋回軌道12´ の計量ポイン
ト32の部位に到来すると、ロードセル32が計量アー
ム27,27と包袋結束袋1の総合重量を測定して制御
装置に送信し測定する。
【0035】尚、この場合、計量アーム27,27の重
量は予め測定して分かっているために制御装置のプログ
ラムによりマイナス演算して商品41の充填重量を正確
に測定することが出来る。
【0036】そして、当該検出量が設定重量に合致した
過不足が生じない測定量の場合には次段排出ポイント3
3の位置に於いて姿勢爪29,29、及び、姿勢クリッ
プ30,30は開放し、結束アーム27´ ,27´ は
再び結束袋1を挾持し、結束テ−プ5でネック部4を巻
装して包装充填袋1は次段に搬送されていく。
【0037】即ち、ロードセル32による袋1の充填重
量が商品41の無充填の空の状態を含めて過不足が検出
する場合には、前記計量開始ポイント31の時点から結
束アーム27´ ,27´ が袋1の集束結束状態に影響
しないように開いた状態のまま計量ポイント32に到来
し、したがって、旋回軌道12´ の外側の下部に設置
された不良品収納容器34にシリンダ−39、排出バ−
24を介して落下して不良製品が系外に除去され、前述
した如く流通市場における商品取り扱いや末端店舗にお
ける陳列状態における不都合さは完全に確実に防止され
る。
【0038】そして、当該選別処理が終了した時点で揺
動用溝カム20は電動モーター16により旋回軌道12
´ 上に於けるレバー25,26、及び、リンク23,
23´ が初期姿勢位置に戻り、スタート姿勢に戻り、
次ぎの結束袋1への商品41の投入充填されるのを待つ
姿勢とされる。
【0039】上述の如く、この出願の発明によれば、フ
ォーマー等を介してピロータイプに成形加工された結束
袋1に対する商品41の投入が連続的に行われるにも関
わらず、移動プロセスにおいて投入する商品41のホッ
パー36やシュートパイプ37に於ける商品41のブリ
ッジ現象発生等により商品投入充填にずれや詰りが生じ
て投入充填量に過不足が起きるような場合においても、
設定重量に商品を投入された結束袋1を過不足の有無に
かかわらず、含めて旋回軌道12´ 上に於いて搬送さ
れても、重量検出部位において、ロードセル32等の検
出装置により結束袋1内に投入充填された商品41の過
不足状態や設定重量値が確実に検出されて結束袋1内へ
の商品41の充填が検出された場合であっても、後者の
場合にのみ該結束袋1の開口部直下のネック部4にア−
ム38を介して設けた結束機39によりボビン40から
の細幅のテープ5により開口部2の下部4を巻装されて
所定の扇形の形状を保持されて次段に搬送され、その検
出された重量が設定重量に対し過不足の場合には、開口
部2の直下のネック部4をテープ5により巻装すること
なく巻装袋1に干渉しない位置まで開放した状態のまま
搬送し、旋回軌道12´ の外側に排出用シリンダー2
3のスライドバー24の押出作用により下部に予め設け
た不良品収納容器34に落下して系外に排出除去するこ
とにより確実な選別作用が行われ、終端作業における店
舗陳列等において不測の自体が生じないことになる。
【0040】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にフォーマー等に対しボビンから連続的に繰り出すシー
ト状のフィルムによりピロータイプ等の結束袋が成形さ
れ、該結束袋に対し、所定の商品を連続的に落下投入
し、次で、旋回軌道上に沿って搬送し、次段に搬送する
に際し、途中において、計量開始ポイントにて結束袋の
開口部のネック部に対し、姿勢爪、及び、結束計量アー
ムが相対的に相寄って充填袋1の計量を行った後該結束
アームにて結束袋に対するテープの巻装状態を現出し、
所定の扇形の形状を保持し、端末の店舗等に陳列するこ
とが出来、又、その投入充填する商品の重量に過不足が
生じた場合には、計量精度を上げるために、結束袋に干
渉しない位置まで結束アームを開放した姿勢の状態のま
ま搬送を続けて計量ポイント位置等に於いて、下位に設
置した不良品収納容器に落下投入して系外に除去し、不
良製品の発生を防止する一種の選別機構を設けるように
したことにより、前段のフォーマーを介してのピロ−タ
イプ等の結束袋の成形加工から商品の投入を介しての包
袋結束袋の陳列まで殆ど人手作業をなくして点検や選別
を行う必要がなく商品に対する信頼性が確実に保たれる
という優れた効果が奏される。
【0041】又、旋回軌道に於ける計量開始ポイントや
計量ポイントにおける姿勢爪や結束アームの近接や姿勢
クリップの近接等の検知を介し、それらの作業が無人的
に自動的に行われるために、その操作が極めて正確に、
より確実に行われるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の実施の形態を現す実施態様の
全体概略平面図である。
【図2】同概略側面図である。
【図3】要部の詳細側面図である。
【図4】同斜視図である。
【図5】旋回軌道における結束アームと姿勢爪と姿勢ク
リップの同プロセス平面図である。
【図6】旋回軌道における揺動レバーとリンク、及び、
結束アームとの同期作動の平面図である。
【図7】旋回軌道上における結束袋への商品の駆動の概
略側面図である。
【図8】扇形に成形加工された結束充填袋の斜視図であ
る。
【図9】従来技術に基づく商品充填後の結束袋の搬送の
概略平面図である。
【符号の説明】
12´ 旋回軌道 27 計量アーム 27´ 結束アーム 30 姿勢クリップ 1、 充填袋 41 商品 2 口元 34 不良品収納容器 20 駆動機構 32 計量ポイント(ロードセルがかぶってい
る) 25,26 レバー 23,23´ リンク 32 ロードセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F046 CA01 FA03 FA06 3E049 AA06 DB06 EB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回軌道に沿って旋回移動する揺動レバー
    の先端部に計量アームと結束アーム及び姿勢クリップで
    充填袋を保持するようにし、該充填袋に対して商品を投
    入充填し、次いで投入充填する商品の充填量を検出して
    結束機にて口元テープを巻装して所定姿勢を保持して次
    段へ搬送する方法において、該商品の投入充填量の検出
    に伴い設定充填量の場合は袋の口元に対し結束アームに
    て口元把持を再び行い、次いで結束機にて口元テープを
    巻装して次段へと搬送し、揺動レバーを初期位置に戻す
    ようにし、設定充填量に過不足が生じる場合は当該旋回
    軌道の外側の下部に設置した不良品収納容器に落下させ
    て除去するようにすることを特徴とする商品充填袋の充
    填確認搬送方法
  2. 【請求項2】上記揺動レバーの旋回動が初期位置から設
    定周期で行われるようにされることを特徴とする請求項
    1記載の商品充填袋の充填確認搬送方法。
  3. 【請求項3】上記計量アームが計量開始部位に来ると、
    姿勢爪と姿勢クリップが袋の口元を把持するようにする
    ことを特徴とする請求項1記載の商品充填袋の充填確認
    搬送方法。
  4. 【請求項4】上記姿勢クリップと計量アームの姿勢爪が
    集束された袋の姿勢を保持した状態にされるようにする
    ことを特徴とする請求項3記載の商品充填袋の充填確認
    搬送方法。
  5. 【請求項5】旋回軌道に沿って移動する揺動レバーの先
    端に計量ア−ムを装備する該揺動レバーに対する駆動機
    構を有し、該旋回軌道上の計量部位に設けた計量装置が
    制御装置に電気的に接続され、又、該旋回軌道の計量装
    置の部位の下部に不良品収納容器が配設されていること
    を特徴とする商品充填袋の充填確認搬送装置。
  6. 【請求項6】上記計量装置がロードセルであることを特
    徴とする請求項5記載の商品充填袋の充填確認搬送装置
  7. 【請求項7】上記駆動機構が揺動用溝カムにされている
    ことを特徴とする請求項5記載の商品充填袋の充填確認
    搬送装置。
  8. 【請求項8】上記計量アームを先端に装備する揺動レバ
    ーがレバーとリンクの結合体にされていることを特徴と
    する請求項5記載の商品充填袋の充填確認搬送装置。
JP2002036233A 2002-02-14 2002-02-14 商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置 Pending JP2003237744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002036233A JP2003237744A (ja) 2002-02-14 2002-02-14 商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002036233A JP2003237744A (ja) 2002-02-14 2002-02-14 商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003237744A true JP2003237744A (ja) 2003-08-27

Family

ID=27778176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002036233A Pending JP2003237744A (ja) 2002-02-14 2002-02-14 商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003237744A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076583A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Ishida Co Ltd 製袋包装機
JP2007057264A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Anritsu Sanki System Co Ltd 計量装置
KR100785460B1 (ko) * 2006-04-20 2007-12-18 동서물산(주) 미충전 검사장치
KR101035028B1 (ko) 2009-05-20 2011-05-19 주식회사 동서 원료별 중량확인 자동화 방법
KR101104496B1 (ko) 2008-05-08 2012-01-12 이인철 씨엔씨선반제품의 자동측정 및 포장장치
JP2013233975A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Toyo Jidoki Co Ltd 連続移送式袋詰め包装機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076583A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Ishida Co Ltd 製袋包装機
JP2007057264A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Anritsu Sanki System Co Ltd 計量装置
KR100785460B1 (ko) * 2006-04-20 2007-12-18 동서물산(주) 미충전 검사장치
KR101104496B1 (ko) 2008-05-08 2012-01-12 이인철 씨엔씨선반제품의 자동측정 및 포장장치
KR101035028B1 (ko) 2009-05-20 2011-05-19 주식회사 동서 원료별 중량확인 자동화 방법
JP2013233975A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Toyo Jidoki Co Ltd 連続移送式袋詰め包装機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0348077B1 (en) Device for automatically filling and packing predetermined weight of product in containers
AU2007293230B2 (en) Methods for the joint wrapping of bags with their contents, applying machine and packet of bags containing 'snack' thus obtained
JPS5924922B2 (ja) 包装機械
US6584753B2 (en) System and method for including inserts with goods during automated packaging
JP2003237744A (ja) 商品充填袋の充填確認搬送方法及び装置
BR112012015609B1 (pt) sistema e método para transferir e transportar uma embalagem flexível
US6662525B2 (en) System and method for including inserts with goods during automated packaging
JP3413218B2 (ja) 農産物の設定個数取出し装置
CN211766834U (zh) 用于将集气卡和尿素[14c]胶囊同时装盒的装置
JPH08133223A (ja) カートン詰品の小箱の個数感知装置
JP7337372B2 (ja) 移載装置
JPH07149322A (ja) 自動包装機
JP2008239183A (ja) ストリップパック装置
JPS6294504A (ja) 成形容器入り物品の自動包装装置
JP2003246301A (ja) 製茶用計量袋詰機の移送装置
JPH0624322Y2 (ja) アーチ水平型梱包機
JP3933268B2 (ja) 包装袋への小物の投入装置
US20030205033A1 (en) Bag handling apparatus
JPH0634257Y2 (ja) セロハン上包機械
JPS62503025A (ja) パッキング・ブランク及びこれを組立て、充填及び密閉するための方法並びにその装置
JPH072324A (ja) ピッキング作業用搬送装置
JPH10139007A (ja) 容器起立装置
JP3642528B1 (ja) 包装システム
JPH01220642A (ja) 物品の移載方法
JPH09254924A (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070709

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070711

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071102