JPH11304565A - センサ - Google Patents
センサInfo
- Publication number
- JPH11304565A JPH11304565A JP12813798A JP12813798A JPH11304565A JP H11304565 A JPH11304565 A JP H11304565A JP 12813798 A JP12813798 A JP 12813798A JP 12813798 A JP12813798 A JP 12813798A JP H11304565 A JPH11304565 A JP H11304565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- sensor
- molten metal
- insulating layer
- metal plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】誤動作がなく、コンパクトで耐腐食性に優れ、
更に湾曲した配管内を通すことが可能な可撓性を有し、
且つ流れを有する検出媒体に対して、検出位置を保持す
ることが可能な剛性を有するセンサを提供する。 【解決手段】内部絶縁層3を介して、内部導体2と外部
導体とを設け、外周を外部絶縁層6で被覆してなる同軸
ケーブル1において、該外部導体を溶融金属メッキ層5
又は溶融金属メッキ層5を含む導体4で形成するととも
に、各絶縁層から露出させた内部導体2の先端部と外部
導体の先端部を導電性樹脂7で被覆する。
更に湾曲した配管内を通すことが可能な可撓性を有し、
且つ流れを有する検出媒体に対して、検出位置を保持す
ることが可能な剛性を有するセンサを提供する。 【解決手段】内部絶縁層3を介して、内部導体2と外部
導体とを設け、外周を外部絶縁層6で被覆してなる同軸
ケーブル1において、該外部導体を溶融金属メッキ層5
又は溶融金属メッキ層5を含む導体4で形成するととも
に、各絶縁層から露出させた内部導体2の先端部と外部
導体の先端部を導電性樹脂7で被覆する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性物質の存在
を検出するためのセンサに関し、特に、水等の流れを有
する導電性液体を検出するのに適したセンサに関するも
のである。
を検出するためのセンサに関し、特に、水等の流れを有
する導電性液体を検出するのに適したセンサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体レベルセンサなどの液体検出
センサとしては、金属電極を対向させ、液体の存在によ
って、両電極が導通されることを利用したものが一般に
用いられているが、この種のセンサでは、電極間に水滴
や泡が残り誤動作の原因となる。
センサとしては、金属電極を対向させ、液体の存在によ
って、両電極が導通されることを利用したものが一般に
用いられているが、この種のセンサでは、電極間に水滴
や泡が残り誤動作の原因となる。
【0003】そのため、電極の間隔を拡大して、水滴や
泡が残存しないようにすることも行われているが、セン
サが大型化し、狭い場所での使用が困難となる。更に、
金属電極が腐食しやすいため、使用寿命が短いという問
題もある。
泡が残存しないようにすることも行われているが、セン
サが大型化し、狭い場所での使用が困難となる。更に、
金属電極が腐食しやすいため、使用寿命が短いという問
題もある。
【0004】このような問題を解決するため、本出願人
は、先に内部絶縁層を介して、内部導体と外部導体とを
設け、外周を外部絶縁層で被覆してなる同軸ケーブルを
利用したセンサを提案した(特開平7−325056号
公報)。
は、先に内部絶縁層を介して、内部導体と外部導体とを
設け、外周を外部絶縁層で被覆してなる同軸ケーブルを
利用したセンサを提案した(特開平7−325056号
公報)。
【0005】しかしながら、このセンサは可撓性が大き
く、曲がりやすいことから、使用中に設定位置からずれ
てしまうという問題があり、特にセンサの浸漬距離が長
い場合にこの傾向が大きい。また、検出しようとする媒
体に流れがある場合には、流れに沿って湾曲してしまい
検出位置を保持することが出来ないと言った問題がある
ことが判ってきた。また、狭いスペースにセンサを設置
するためにセンサの直径を小さくしようとすると上記の
傾向がますます助長されることも判ってきた。
く、曲がりやすいことから、使用中に設定位置からずれ
てしまうという問題があり、特にセンサの浸漬距離が長
い場合にこの傾向が大きい。また、検出しようとする媒
体に流れがある場合には、流れに沿って湾曲してしまい
検出位置を保持することが出来ないと言った問題がある
ことが判ってきた。また、狭いスペースにセンサを設置
するためにセンサの直径を小さくしようとすると上記の
傾向がますます助長されることも判ってきた。
【0006】更に、このような問題に対して、内部導体
の硬度を上げたり、外部導体に金属パイプを使用したり
して、コンパクトで可撓性のあるセンサとすることも検
討されたが、湾曲した配管内を通すのが困難であり、湾
曲配管を通してタンク等の内部の検出媒体を検出できな
いといった問題がある。
の硬度を上げたり、外部導体に金属パイプを使用したり
して、コンパクトで可撓性のあるセンサとすることも検
討されたが、湾曲した配管内を通すのが困難であり、湾
曲配管を通してタンク等の内部の検出媒体を検出できな
いといった問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はかか
る従来技術の問題点を解消し、誤動作がなく、コンパク
トで耐腐食性に優れ、更に湾曲した配管内を通すことが
可能な可撓性を有し、且つ流れを有する検出媒体に対し
て、検出位置を保持することが可能な剛性を有するセン
サを提供することを課題とするものである。
る従来技術の問題点を解消し、誤動作がなく、コンパク
トで耐腐食性に優れ、更に湾曲した配管内を通すことが
可能な可撓性を有し、且つ流れを有する検出媒体に対し
て、検出位置を保持することが可能な剛性を有するセン
サを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討を重ねた結果、特開平7−32
5056号公報にて提案した同軸ケーブルを利用したセ
ンサの外部導体に剛性を付加することを着想し、本発明
を完成するに至った。
解決するために鋭意検討を重ねた結果、特開平7−32
5056号公報にて提案した同軸ケーブルを利用したセ
ンサの外部導体に剛性を付加することを着想し、本発明
を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、内部絶縁層を介して、内
部導体と外部導体とを設け、外周を外部絶縁層で被覆し
てなる同軸ケーブルの端部に、該内部導体の先端部と該
外部導体の先端部とをそれぞれ間隔をあけて各絶縁層か
ら露出させたセンサにおいて、該外部導体を溶融金属メ
ッキ層又は溶融金属メッキ層を含む導体で形成したこと
を特徴とする導電物質検出センサ、及び露出させた内部
導体の先端部と露出させた外部導体の先端部を導電性樹
脂で被覆したことを特徴とする導電物質検出センサであ
る。
部導体と外部導体とを設け、外周を外部絶縁層で被覆し
てなる同軸ケーブルの端部に、該内部導体の先端部と該
外部導体の先端部とをそれぞれ間隔をあけて各絶縁層か
ら露出させたセンサにおいて、該外部導体を溶融金属メ
ッキ層又は溶融金属メッキ層を含む導体で形成したこと
を特徴とする導電物質検出センサ、及び露出させた内部
導体の先端部と露出させた外部導体の先端部を導電性樹
脂で被覆したことを特徴とする導電物質検出センサであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明のセンサSの一例を
示す縦断面図であり、1は同軸ケーブルであって、内部
導体2、内部絶縁層3、導体4と溶融金属メッキ層5か
らなる外部導体、及び外部絶縁層6からなっている。
しながら説明する。図1は、本発明のセンサSの一例を
示す縦断面図であり、1は同軸ケーブルであって、内部
導体2、内部絶縁層3、導体4と溶融金属メッキ層5か
らなる外部導体、及び外部絶縁層6からなっている。
【0011】同軸ケーブル1の端部では、内部導体2の
先端部を内部絶縁層3から、また導体4に溶融金属メッ
キ層5を施してなる外部導体の先端部を外部絶縁層6か
ら、それぞれ間隔を開けて露出させている。内部導体2
及び導体4と溶融金属メッキ層5からなる外部導体の先
端部は、それぞれ間隔を開けて、導電性樹脂7で覆われ
ている。
先端部を内部絶縁層3から、また導体4に溶融金属メッ
キ層5を施してなる外部導体の先端部を外部絶縁層6か
ら、それぞれ間隔を開けて露出させている。内部導体2
及び導体4と溶融金属メッキ層5からなる外部導体の先
端部は、それぞれ間隔を開けて、導電性樹脂7で覆われ
ている。
【0012】ここで、本発明の同軸ケーブルの形状は、
前記構造を有すれば、特に実施例の形状に限定されるも
ではない。
前記構造を有すれば、特に実施例の形状に限定されるも
ではない。
【0013】内部導体2は、導電性材料であれば、単線
でも複数の素線からなる撚り線でもよい。外部導体は、
溶融金属メッキ層5のみで構成されていてもよいし、導
体4上に溶融金属メッキ層5を施したもので構成されて
いてもよい。導体4は、導電性材料により形成されてい
ればよいが、特に金属編組又は金属箔を横巻き或いは、
縦添えし、内部絶縁層2を被覆するようにして用いられ
る。本発明においては、金属編組上に溶融金属メッキを
施したものを外部導体として用いるのが好ましい。ま
た、外部導体の厚さなどは要求される硬度等により任意
に設定される。
でも複数の素線からなる撚り線でもよい。外部導体は、
溶融金属メッキ層5のみで構成されていてもよいし、導
体4上に溶融金属メッキ層5を施したもので構成されて
いてもよい。導体4は、導電性材料により形成されてい
ればよいが、特に金属編組又は金属箔を横巻き或いは、
縦添えし、内部絶縁層2を被覆するようにして用いられ
る。本発明においては、金属編組上に溶融金属メッキを
施したものを外部導体として用いるのが好ましい。ま
た、外部導体の厚さなどは要求される硬度等により任意
に設定される。
【0014】溶融金属メッキ層5は、溶融可能な金属で
あれば特に規定されないが、金属の硬度等からAu、A
g、Cu、Snなどが好ましく用いられる。溶融金属メ
ッキ層の厚さとしては、湾曲加工ができ、更に加工した
形状を保持する硬度を有するようにケーブルの太さに撚
り調整できればよいが、湾曲加工した場合に、割れなど
が発生しない厚さとして、一般的に20〜50μm程度
が望ましい。
あれば特に規定されないが、金属の硬度等からAu、A
g、Cu、Snなどが好ましく用いられる。溶融金属メ
ッキ層の厚さとしては、湾曲加工ができ、更に加工した
形状を保持する硬度を有するようにケーブルの太さに撚
り調整できればよいが、湾曲加工した場合に、割れなど
が発生しない厚さとして、一般的に20〜50μm程度
が望ましい。
【0015】内部絶縁層3及び外部絶縁層6には、後述
する導電性樹脂7に用いられる樹脂と同じものを用いる
ことができ、特に導電性樹脂7との接着性を高めるうえ
で、導電性樹脂7に用いたポリマーと同種のものを用い
ることが好ましい。
する導電性樹脂7に用いられる樹脂と同じものを用いる
ことができ、特に導電性樹脂7との接着性を高めるうえ
で、導電性樹脂7に用いたポリマーと同種のものを用い
ることが好ましい。
【0016】導電性樹脂7としては、各種ポリマーに各
種導電性フィラーを添加したものが用いられる。かかる
ポリマーとしては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
ロプロピレン、ポリウレタン、等の汎用ポリマー、ポリ
アミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリイミ
ド、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテル
イミド、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重
合体、ポリビニリデンフルオライド等のエンジニアリン
グプラスチックポリマー、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性ポリマーなどをあげる
ことができる。
種導電性フィラーを添加したものが用いられる。かかる
ポリマーとしては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
ロプロピレン、ポリウレタン、等の汎用ポリマー、ポリ
アミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリイミ
ド、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテル
イミド、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重
合体、ポリビニリデンフルオライド等のエンジニアリン
グプラスチックポリマー、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性ポリマーなどをあげる
ことができる。
【0017】また、シリコーンゴム、エチレンプロピレ
ンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム等の合成ゴムや塩化
ビニル系、ウレタン系、フッ素系等の各種熱可塑性エラ
ストマーを用いることができる。
ンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム等の合成ゴムや塩化
ビニル系、ウレタン系、フッ素系等の各種熱可塑性エラ
ストマーを用いることができる。
【0018】なかでも、耐熱性、耐薬品性に優れるポリ
テトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、
エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体などのフッ
素樹脂が好ましく用いられ、特に加工性に優れたテトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体及びエチレン−テトラフルオロエ
チレン共重合体が好適に用いられる。
テトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、
エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体などのフッ
素樹脂が好ましく用いられ、特に加工性に優れたテトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体及びエチレン−テトラフルオロエ
チレン共重合体が好適に用いられる。
【0019】これらポリマーに添加する導電性フィラー
としては、例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブ
ラック、グラファイトとのカーボンブラック、カーボン
ファイバー、銀、銅、ニッケル等の金属からなる繊維又
は粒子、酸化スズ等の金属酸化物が挙げられる。
としては、例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブ
ラック、グラファイトとのカーボンブラック、カーボン
ファイバー、銀、銅、ニッケル等の金属からなる繊維又
は粒子、酸化スズ等の金属酸化物が挙げられる。
【0020】これらの導電性フィラーは、得られた導電
性樹脂の体積抵抗率が10-3〜103Ωcmなる程度の
量を添加するのが好ましい。
性樹脂の体積抵抗率が10-3〜103Ωcmなる程度の
量を添加するのが好ましい。
【0021】また、ポリアセチレン、ポリアニリン、ポ
リチオフェン、ポリピロール等の共役系ポリマーは、導
電性フィラーを添加することなく、導電性樹脂として用
いることができる。
リチオフェン、ポリピロール等の共役系ポリマーは、導
電性フィラーを添加することなく、導電性樹脂として用
いることができる。
【0022】本センサSにおいて、内部導体2の先端部
を被覆する導電性樹脂7と外部導体を被覆する導電性樹
脂7とは同一でも異なってもよく、両者の間隔は、誤動
作を防止し、しかも高感度を保持するうえで、10〜2
0mmの範囲にあることが好ましい。
を被覆する導電性樹脂7と外部導体を被覆する導電性樹
脂7とは同一でも異なってもよく、両者の間隔は、誤動
作を防止し、しかも高感度を保持するうえで、10〜2
0mmの範囲にあることが好ましい。
【0023】本センサSを製造するには、内部導体2上
に、所定の方法を用いて、内部絶縁層3を被覆し、該内
部絶縁層3上に必要に応じて金属編組や金属箔等の導体
4を形成したケーブルを、溶融した金属槽内に浸漬し
て、溶融金属メッキ層5を形成する。その後、外部絶縁
層6を溶融金属メッキ層5上へ所定の手段により被覆形
成し、同軸ケーブルを得る。
に、所定の方法を用いて、内部絶縁層3を被覆し、該内
部絶縁層3上に必要に応じて金属編組や金属箔等の導体
4を形成したケーブルを、溶融した金属槽内に浸漬し
て、溶融金属メッキ層5を形成する。その後、外部絶縁
層6を溶融金属メッキ層5上へ所定の手段により被覆形
成し、同軸ケーブルを得る。
【0024】ケーブル形成後、外部絶縁層6、外部導
体、内部絶縁層3の順に所定の寸法にカットストリップ
し、内部導体2及び外部導体を露出させる。ついで、射
出成形金型内に加工された同軸ケーブルをセットし、内
部導体2及び外部導体それぞれの外周に導電性樹脂7を
射出成型モールドし、内部絶縁層3および外部絶縁層6
と一体化させればよい。
体、内部絶縁層3の順に所定の寸法にカットストリップ
し、内部導体2及び外部導体を露出させる。ついで、射
出成形金型内に加工された同軸ケーブルをセットし、内
部導体2及び外部導体それぞれの外周に導電性樹脂7を
射出成型モールドし、内部絶縁層3および外部絶縁層6
と一体化させればよい。
【0025】本発明においては、同軸ケーブル1の他端
をブザー、表示装置などに接続して被検出物質の存在を
知らせることができ、さらには、制御回路と接続して、
液面制御等を行うこともできる。
をブザー、表示装置などに接続して被検出物質の存在を
知らせることができ、さらには、制御回路と接続して、
液面制御等を行うこともできる。
【0026】図2は、本発明のセンサSを湾曲配管8を
通して浴槽9内に設置した例を示すものであり、本発明
のセンサSが、適度な硬さを有しているため、このよう
な湾曲配管8内へも容易に挿通することが可能である。
通して浴槽9内に設置した例を示すものであり、本発明
のセンサSが、適度な硬さを有しているため、このよう
な湾曲配管8内へも容易に挿通することが可能である。
【0027】一方、図3は、本発明のセンサSを深い水
槽9内に設置した例を示すものであり、センサSが適度
な硬度を有していることから、液体中の浸漬距離が長い
場合でも、センサSに曲がりを生ずることなく安定して
使用することができる。なお、図2及び図3は、本発明
のセンサSの設置の例を示すものであって、本発明は、
これによって限定されるものではない。
槽9内に設置した例を示すものであり、センサSが適度
な硬度を有していることから、液体中の浸漬距離が長い
場合でも、センサSに曲がりを生ずることなく安定して
使用することができる。なお、図2及び図3は、本発明
のセンサSの設置の例を示すものであって、本発明は、
これによって限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】本発明のセンサによれば、同軸ケーブル
の外部導体を溶融金属メッキ層又は溶融金属メッキ層を
含む導体で形成することにより、適度な可撓性を有する
ため、所定形状の加工や図2に示すような湾曲した配管
内を通して設置することが可能となる。且つ、合わせて
適度な剛性を有するため、所定形状が維持され、使用中
に検出位置からのずれの発生や流れを有する検出媒体を
検出する際、流れによる検出位置のずれの発生を防止す
ることができ、更に、図3に示すような液体等で、浸漬
距離が長い場合に発生するセンサの曲がりを防止するこ
とが可能となる。
の外部導体を溶融金属メッキ層又は溶融金属メッキ層を
含む導体で形成することにより、適度な可撓性を有する
ため、所定形状の加工や図2に示すような湾曲した配管
内を通して設置することが可能となる。且つ、合わせて
適度な剛性を有するため、所定形状が維持され、使用中
に検出位置からのずれの発生や流れを有する検出媒体を
検出する際、流れによる検出位置のずれの発生を防止す
ることができ、更に、図3に示すような液体等で、浸漬
距離が長い場合に発生するセンサの曲がりを防止するこ
とが可能となる。
【0029】更に、本発明のセンサでは、同軸ケーブル
の外部導体上に溶融金属メッキを行うため、コンパクト
化が可能となる。また、露出された内部導体の先端部と
該外部導体の先端部を、導電性樹脂で被覆しているた
め、水滴や気泡等検出物質の残る可能性が低く、誤動作
を防止することができる。
の外部導体上に溶融金属メッキを行うため、コンパクト
化が可能となる。また、露出された内部導体の先端部と
該外部導体の先端部を、導電性樹脂で被覆しているた
め、水滴や気泡等検出物質の残る可能性が低く、誤動作
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサの一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明のセンサの設置状態の一例を示す断面図
である。
である。
【図3】本発明のセンサの設置状態の他の例を示す断面
図である。
図である。
S センサ 1 同軸ケーブル 2 内部導体 3 内部絶縁層 4 導体 5 メッキ層 6 外部絶縁層 7 導電性樹脂 8 湾曲配管 9 浴槽
Claims (7)
- 【請求項1】 内部絶縁層を介して、内部導体と外部導
体とを設け、外周を外部絶縁層で被覆してなる同軸ケー
ブルの端部に、該内部導体の先端部と該外部導体の先端
部とをそれぞれ間隔をあけて各絶縁層から露出させたセ
ンサにおいて、該外部導体を溶融金属メッキ層又は、溶
融金属メッキ層を含む導体で形成したことを特徴とする
導電物質検出センサ。 - 【請求項2】外部導体が、金属編組上に溶融金属メッキ
を施したものであることを特徴とする請求項1記載のセ
ンサ。 - 【請求項3】外部導体が、金属箔上に溶融金属メッキを
施したものであることを特徴とする請求項1記載のセン
サ。 - 【請求項4】溶融金属が、スズであることを特徴とする
請求項1記載のセンサ。 - 【請求項5】内部絶縁層及び外部絶縁層が、フッ素樹脂
からなることを特徴とする請求項1記載のセンサ。 - 【請求項6】露出させた内部導体の先端部と露出させた
外部導体の先端部を導電性樹脂で被覆したことを特徴と
する請求項1記載のセンサ。 - 【請求項7】導電性樹脂が、導電性フッ素樹脂からなる
ことを特徴とする請求項6記載のセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12813798A JPH11304565A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12813798A JPH11304565A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11304565A true JPH11304565A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14977325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12813798A Pending JPH11304565A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11304565A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008164378A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | センサー保護具 |
JP2011064619A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Hokoku Eng Kk | 地下水位の測定方法 |
JP2016152375A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
WO2017213381A1 (ko) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 심충식 | 누액 감지 케이블 및 그 제조 방법 |
US10265650B2 (en) | 2015-03-20 | 2019-04-23 | Mahle International Gmbh | Fuel filter |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP12813798A patent/JPH11304565A/ja active Pending
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