JP2011501160A - 検出用ケーブル - Google Patents

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ウエズリー,ロバート
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タイコ・サーマル・コントロルズ・エルエルシー
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Abstract

腐食性液体の存在の検出に好適なカバーされたケーブルが開示される。1実施例では、該ケーブルはコア部材の周りに捲かれた2本の検出用ワイヤーを具備し、該検出用ワイヤーの少なくとも1本は非導電表面層により囲まれている。代わりの実施例では、該ケーブルはコア部材の周りに捲かれた2本の検出用ワイヤーを具備し、該検出用ワイヤーとコア部材は非導電表面層により封入される。好ましくは、該ケーブルは漏洩位置の検出用の絶縁ワイヤーを有するのがよい。腐食性液体が該ケーブルの検出用ワイヤーに接触すると、それら間に電気接続が創られる。断続型カバーが該センサーケーブルをカバーする。最終のカバーされたセンサーケーブルは吸い込み応用品で及び/又は向上したUV放射抵抗の提供で有用である。
【選択図】 図1

Description

本発明は腐食性液体の存在を検出するケーブルに関する。
原油、精製石油製品又は濃い酸又は塩基の如き腐食性液体の様な液体の輸送はタンク又は地下パイプラインを利用して達成されることが多い。地下パイプラインは配管、配管部品、及び弁からの漏洩に見舞われる。危険な、又は腐食性の液体を運ぶ地下パイプが漏洩を始めると、該漏洩は修理される前に、先ず検出し、位置を探索されねばならない。
漏洩を検出する種々のシステムが良く知られている。例えば、水、有機溶剤又は腐食性液体の存在の様な細長い通路に沿う可変要素の変化を検出するため、センサーケーブルが使われてもよい。長さ又は長手方向軸線に沿って、或いは該液体の漏洩が起こる傾向がある種々のセクション又は点に於いて、パイプライン内にセンサーケーブルが延ばされてもよい。
公知のセンサーケーブルは一般に相互から隔てられた第1及び第2導体を有する。もし導電性液体が第1及び第2の両導体に接触するなら、電気的接続が生ずる。もし該第1及び第2導体間の接触を創るのに充分な液体が存在しないなら、接続は生じない。従来のセンサーケーブルは雨水及び地下水を含むどんな導電性液体も検出する。従って、これらのセンサーケーブルは誤った警報に見舞われるが、それはこの様な従来のセンサーケーブルは、導電成分の軽い濃度を有する地下水又は雨水の様な普通の導電性液体と、濃い硫酸、塩酸、硝酸又は他の強い鉱物酸、酢酸、又は水酸化ナトリウムの如き強塩基の様な高腐食性の導電性液体と、の間を区別出来ないからである。
ワイヤーセンサーケーブル回路は特許文献1及び2で開示されている。特許文献3は腐食性液体の存在を検出するのに好適なケーブルを開示している。特許文献4は、無垢のコアロッドと2本の絶縁ワイヤー及び2本の導電性ポリマージャケット付き電極とを有するセンサーケーブル用らせん構造体を開示している。しかしながら、それはオーバーヘッドパイプの底部側に取り付けられると有効でなく、それは水又は他の導電性液体の小滴が、信頼性のある漏洩警報を生ずる程充分な長さを濡らす前に該ケーブルから滴下するからである。
本発明の目的は漏洩の位置を検出するのに特に好適なケーブルを提供することである。
本発明の更に進んだ目的は本発明のケーブルを利用して漏洩の存在を検出し、位置探索する方法を提供することである。
Masiaへの米国特許第5,015,958号明細書 Masiaへの米国特許第5,235,286号明細書 McCoy及びWasleyへの米国特許第6,777,947号明細書 Klotz et al.への米国特許第5,191,292号明細書
本発明は、a)少なくとも1つの導電層により囲まれた中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーであって、該第1及び第2検出用ワイヤーの少なくとも1つが更に少なくとも1つの非導電表面層により封入されている第1及び第2検出用ワイヤーと、b)該第1及び第2検出用ワイヤーに隣接して固定されたコア部材と、そしてc)該コア部材と第1及び第2検出用ワイヤーとの上に重なる断続型カバーと、を具備する、腐食性液体の存在の検出に好適なケーブルを含む。
本発明は又a)少なくとも1つの導電層により囲まれた中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーと、b)該第1及び第2検出用ワイヤーに隣接して固定されたコア部材と、c)前記第1及び第2検出用ワイヤーと前記コア部材とを封入する少なくとも1つの非導電表面層と、そしてd)該非導電表面層の上に重なる断続型カバーと、を具備する腐食性液体の存在の検出に好適なケーブルを含む。
加えて、本発明は、a)中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーであって、該第1及び第2検出用ワイヤーの少なくとも1つが更に少なくとも1つの非導電表面層により更に囲まれている第1及び第2検出用ワイヤーと、そしてb)該第1及び第2検出用ワイヤーの上に重なる断続型カバーと、を具備する腐食性液体の存在の検出に好適なケーブルを含む。
本発明のケーブルは漏洩の位置を検出する電気回路の部分として有用である。本発明は又漏洩の存在を検出し、位置を探索するために該ケーブルを使う方法に関する。
本発明のケーブルの断面図である。 本発明の代わりの実施例のケーブルの断面図である。 本発明のもう1つの代わりの実施例のケーブルの断面図である。
センサーケーブル上への断続型カバーの組込みは吸い込み作用(wicking)及び/又はUV放射からの保護について顕著な利点を有することが見出された。本発明は腐食性液体の検出と、漏洩の検出及び位置探索とに特に好適なケーブルと、該ケーブルの使用法と、に関する。詳論すると、本発明のケーブルは第1及び第2検出用ワイヤーと、周りに該第1及び第2検出用ワイヤーが捲かれるコア部材と、を有する。更に、各検出用ワイヤーは中央導体と、少なくとも1つの導電層とを有する。該検出用ワイヤーの少なくとも1つは更に少なくとも1つの非導電表面層を有する。該ケーブルは更に漏洩の精確な場所の決定に役立つ絶縁ワイヤーを有する。断続型カバーが該検出用ワイヤー、絶縁ワイヤー及びコア部材の上に乗る。
本発明のケーブルの好ましい実施例は、第1及び第2検出用ワイヤーと、周りに該第1及び第2検出用ワイヤーが捲かれるコア部材と、を有する。更に、各検出用ワイヤーは中央導体と少なくとも1つの非導電表面層を有する。該ケーブルは更に漏洩の精確な場所の決定に役立つ絶縁ワイヤーを有する。断続型カバーが該検出用ワイヤー、絶縁ワイヤーそしてコア部材の上に乗る。
該ケーブルの代わりの実施例は、第1及び第2検出ワイヤーと、周りに該第1及び第2検出用ワイヤーが捲かれるコア部材と、を有する。該第1及び第2検出用ワイヤーと該コア部材とは少なくとも1つの非導電表面層により封入されている。該ケーブルは更に漏洩
の精確な場所の決定に役立つ絶縁ワイヤーを有する。断続型カバーが該検出用ワイヤー、絶縁ワイヤー及びコア部材の上に乗っている。
本発明のケーブルは漏洩の場所を検出する電気回路の部分として有用である。本発明は又漏洩の存在を検出し、位置を探索するために該ケーブルを使う方法に関する。
詳論すると、該ケーブルの1実施例は第1及び第2検出用ワイヤーと周りに該第1及び第2検出用ワイヤーが捲かれるコア部材とを有する。該ケーブルの第1及び第2検出用ワイヤーの各々は中央導体と、少なくとも1つの導電層と、を有する。各検出用ワイヤーの該中央導体は、銅、ニッケル、チタンめっきされた銅、ニッケル及び銅から成る金属合金、又は他の適当な材料、で製作された無垢の、又はストランド化された金属ワイヤー又は金属編組体の様な、何等かの金属から成る。該検出用ワイヤーの少なくとも1つの導電層は該中央導体を囲み、該中央導体と接触する。好ましくは各検出用ワイヤーの部品は1つの導電層を含むのがよい。該導電層は電気的導体として作用するのみならず、液体への露出時該検出用ワイヤーの中央導体の腐食を防止する保護層としても作用する。該導電層は、中に粒子状導電フィラーが分散されたポリマーマトリックスを有する導電性合成物で形成される。どんな導電性ポリマー合成物が使われてもよい。多くの応用には、該ポリマーが、該ポリマーが接触する材料に対する該ポリマーの溶解抵抗及び化学的抵抗で選択されることが好ましい。有用なポリマーはポリビニリデンフルオライドである。何等かの適当な導電性フィラー、例えば、カーボンブラック、グラファイト、金属、金属酸化物、導電性ポリマーの粒子、又はそれらの混合物、が使われてもよい。加えて、該導電性ポリマー合成物は不活性フィラー、架橋結合薬剤、可塑剤、潤滑剤又は他の加工助剤を含んでもよい。該合成物の適当な抵抗率レベルはその応用に依り変化するが、好ましくは0.1から50,000オームセンチ、より特定すると1から1,000オームセンチ、最も好ましくは1から250オームセンチの範囲内であるのがよい。
本発明の1実施例では、該第1及び第2検出用ワイヤーの1つは、共に非導電表面層を有するのが好ましい、少なくとも1つの非導電表面層を有する。好ましくは、該第1及び第2の両検出用ワイヤーは少なくとも1つの非導電表面層を有するのがよい。更に好ましくは、該第1及び第2検出用ワイヤーの各々が1つだけの非導電層を有するのがよい。該少なくとも1つの非導電表面層は該少なくとも1つの導電層を囲み、該導電層に接触する。該非導電表面層は、パイプライン又は容器内に含まれる様な腐食性液体内で溶解されるか又は劣化される何等かの材料、好ましくはポリマー性の材料がよい。該非導電性表面層は雨水又は地下水の様な導電性液体内で溶解せず、劣化しない。非導電表面層の選択は応用品及び検出されるべき漏洩の種類に依る。例えば、多くの商業的に入手可能なグレードのポリウレタンは濃硫酸と接触時溶解することが知られている。好ましくは、該少なくとも1つの非導電性表面層は、商業的に入手可能なポリアミド及びポリウレタンから選択されるのがよい。例示されるべきポリウレタンはコネチカット州、トリントンのダイマックス社(Dymax Corporation,Torrington,Conn.)で生産、販売されるタイプ4−20630及びタイプ4−20538を含む。
もう1つの好ましい実施例では、該ケーブルは第1及び第2検出用ワイヤーと、周りに該第1及び第2検出用ワイヤーが捲かれるコア部材と、を有する。該ケーブルの第1及び第2検出用ワイヤーの各々は中央導体と、少なくとも1つの非導電層と、を有する。各検出用ワイヤーの該中央導体は、銅、ニッケル、スズめっき銅、ニッケル及び銅から成る金属合金又は他の適当な材料で製作された無垢の又はストランド化された金属ワイヤー又は金属編組体の様に、何等かの金属で構成される。該検出用ワイヤーの少なくとも1つの非導電層は該中央導体を囲み、該中央導体に接触する。好ましくは、各検出用ワイヤーの部品は1つの非導電層を有するのがよい。
該ケーブルのコア部材は、変形可能な絶縁材料を有する外面を備える。該変形可能な材料は熱可塑性物質、例えばポリビニリデンフルオライド、又はエラストマー、例えば熱可塑性エラストマー(TPR)、又はその応用品に望まれる物理的及び熱的特性に依る材料のブレンドであってもよい。多くの応用品では、該コア部材は又該変形可能な材料により囲まれる中央支持部材を有するのが望ましい。該中央支持部材は該コア部材の物理的強化を提供する。該中央支持部材は好ましくは、中央導体と少なくとも1つの絶縁ポリマー層を有するのがよい。該中央導体は銅、ニッケル、スズめっき銅、金属合金、又は他の適当な材料製の、無垢の又はストランド化された金属ワイヤー又は金属編組体の様な、何等かの金属で構成されてもよい。もし該中央支持部材が、ワイヤーの場合に於ける様に、導電性なら、該中央支持部材は、該検出用ワイヤー又は何等かの他の部品の1つ内の欠陥又は破壊を検出する電気回路の部分として使われてもよい。
該第1及び第2検出用ワイヤーは組成、構造、及び寸法に於いて、同じか又は異なってもよい。応用品に依って、該検出用ワイヤーの中央導体の寸法と、該検出用ワイヤーの導電性及び非導電性ポリマー層の厚さと、は変わってもよい。適当な柔軟性を有するために、該第1及び第2検出用ワイヤーの外径は、0.0127から1.27cm(0.005から0.500インチ)、好ましくは0.051から0.508cm(0.020から0.200インチ)、より好ましくは0.064から0.254cm(0.025から0.100インチ)、最も好ましくは0.064から0.152cm(0.025から0.060インチ)であるのがよい。
断続型カバーは、液体を通過出来るようにするカバーを有している。断続型カバー、すなわち、編組織物カバーの様な液体の転送を可能にするカバーは、センサーケーブルの表面の100%カバー率までの様に、著しいカバー率を提供してもよい。該カバーの好ましい合成物はポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン又は部品又はファイバー用の他のUV抵抗性ファイバー合成物を含む。センサーケーブルは、強酸又は溶剤内に於ける様な特定のクラスの液体内で選択的に溶解又は劣化するが、水の中では溶解しない成分を有する流体検出ワイヤーを備える。
センサーケーブルは断続型カバーの組み込みで向上した検出性能を与えられる。該断続型カバーは目標流体を吸い込むのに充分な最小材料を有するか、或いはUV保護用により包括的カバー率を有してもよい。編組織物カバーはセンサーケーブルの表面の充分なカバー率、例えば、100%までのカバー率を提供し、実用的な媒体吸い込みの意外な利点を提供する。吸い込み目的のカバー率は、流体との接触用位置内に戦略的に配置される検出用ワイヤーに隣接する織物を有してもよい。ロープ覆い編組の様な、編組織物カバーの存在は、水の小滴が水検出電極の外面に接触して保持されていることを保証し、そしてより多くの水が来ると、該水はケーブルに沿って吸い込まれ、それによりセンサーケーブルの必要長さが濡れて、信頼出来る漏洩検出と精確な漏洩位置信号を保証する。
加えて、これらの酸センサーケーブルは、該ケーブルに付けられた酸感応性コーティングが断続型カバーにより保護された時、UV放射への向上した抵抗を与えられる。このUV放射へのこの向上した抵抗は、改良アウトドア性能特性用に特に有利である。
好ましい1実施例では、織物覆い編組は各々が約10,000デニールを有する16本のポリエステルファイバーコードを備える。このカバーは、ほぼ絶縁ワイヤー及びセンサーケーブルコアと一緒に、該センサーワイヤー上の柔軟で、安定なロープ面として編組されるのが好ましい。
本発明の代わりの実施例では、該ケーブルは第1及び第2検出用ワイヤーと周りに該第1及び第2検出用ワイヤーが捲き付けられるコア部材とを有し、該ワイヤー及びコア部材
は少なくとも1つの非導電性層により封入される。該ケーブルの第1及び第2検出用ワイヤーの各々は、中央導体と少なくとも1つの導電層を有する。各検出用ワイヤーの中央導体は、銅、ニッケル、スズめっき銅、金属合金、又は他の適当な材料製の無垢又はストランド化された金属ワイヤー又は金属編組体の様な、何等かの金属で構成される。該検出用ワイヤーの該少なくとも1つの導電層は該中央導体を囲み、該中央導体と接触する。好ましくは、各検出用ワイヤーは1つの導電層を有するのがよい。この導電層は電気的導体として作用するのみならず、液体への露出時、該検出用ワイヤーの中央導体への腐食を防止するための保護層としても作用する。本発明の目的では、導電層は導電性合成物から形成されるが、該合成物は粒子状導電フィラーが中に分散されるポリマーマトリックスを有する。どんな導電性ポリマー合成物が使われてもよい。多くの応用では、該ポリマーはそれが接する材料へのその溶解に対する抵抗及び化学的抵抗で選択されるのが好ましい。有用なポリマーはポリビニリデンフルオライドである。例えば、カーボンブラック、グラファイト、金属、金属酸化物、導電性ポリマーの粒子、或いはそれらの混合物、の様な何等かの適当な導電性フィラーが使われてもよい。加えて、該導電性ポリマー合成物は不活性フィラー、架橋結合薬剤、可塑剤、潤滑剤、又は他の加工助剤を含んでもよい。該合成物の適当な抵抗率レベルは応用品により変わるが、好ましくは0.1から50,000オームセンチ、より好ましくは1から1,000オームセンチ、最も好ましくは1から250オームセンチの範囲にあるのがよい。
該第1及び第2検出用ワイヤーは該コア部材と一緒に少なくとも1つの非導電表面層により封入される。該非導電表面層はパイプライン内に含まれる様な腐食性液体内で溶解又は劣化させられるどんな材料でもよいが、ポリマー材料が好ましい。該非導電性表面層は雨水又は地下水の様な導電性液体により溶解されず又は劣化させられない。非導電性表面層の選択は応用品及び検出されるべき漏洩の種類に依る。例えば、多くの商業的に入手可能な等級のポリウレタンは濃硫酸と接すると溶解することが知られている。好ましくは、該少なくとも1つの非導電性表面層は商業的に入手可能なポリアミド及びポリウレタンから選択されるのがよい。例示すべきポリウレタンはコネチカット州トリントンのダイマックス社(Dymax Corporation,Torrington,Conn)により生産、販売されるタイプ4−20630及びタイプ4−20538を含む。
該ケーブルのコア部材は変形可能な絶縁材料を有する外面を備える。該変形可能な材料は熱可塑性物質、例えばポリビニリデンフルオライド、又はエラストマー、例えば熱可塑性エラストマー(TPR)、又は応用品に望まれる物理的及び熱的特性の材料のブレンドである。多くの応用では、該コア部材も該変形可能な材料により囲まれた中央支持部材を有することが望ましい。この中央支持部材は該コア部材の物理的強化を提供する。該中央支持部材は中央導体と少なくとも1つの絶縁ポリマー層とを有する。該中央導体は、銅、ニッケル、スズめっき銅、金属合金、又は他の適当な材料製の、無垢の又はストランド化された金属ワイヤー又は金属編組体の様な、何等かの金属で構成される。もし該中央支持部材が、ワイヤーの場合に於ける様に、導電性であるなら、該中央支持部材は、該検出用ワイヤー又は何等かの他の部品の1つ内の欠陥又は破損を検出する電気回路の部分として使われてもよい。
該第1及び第2検出用ワイヤーは、組成、構造及び寸法に於いて同じであっても、異なってもよい。応用により、該検出用ワイヤーの金属中央導体の寸法と、該検出用ワイヤーの導電層の厚さは変わってもよい。適当な柔軟性を持つために、該第1及び第2検出用ワイヤーの外径は0.0127から1.27cm(0.005から0.500インチ)とするが、好ましくは0.051から0.508cm(0.020から0.200インチ)、より好ましくは0.064から0.254cm(0.025から0.100インチ)、最も好ましくは0.064から0.152cm(0.025から0.060インチ)であるのがよい。
説明された実施例のケーブルは下記の仕方で製造される。該第1検出用ワイヤがコア部材の第1チャンネル内に位置付けられる。何等かの適当な形である該第1チャンネルは該第1検出用ワイヤーを部分的に囲み、該第1検出用ワイヤーの液体への露出を可能にする。少なくとも1つ、好ましくは2つの第1肩部が、該第1検出用ワイヤーが該チャンネルから突出しない程度に、該第1検出用ワイヤーを越えて外方へ延びる。該肩部が該第1検出用ワイヤーを越えて突出する程度は0.005から0.051cm(0.002から0.020インチ)であるのが好ましい。
第2検出用ワイヤーが該第1検出用ワイヤーのそれと同じ仕方で該ケーブルのコア部材の第2チャンネル内に位置付けられる。少なくとも1つ、好ましくは2つの肩部が、該第2検出用ワイヤーを保護するために該第2検出用ワイヤーを越えて外方へ延びる。該第2検出用ワイヤー及び第2チャンネルの寸法は該第1検出用ワイヤー及び第1チャンネルのそれらと同じであるか又は異なってもよい。
該第1及び第2検出用ワイヤーはケーブルの長さに沿う略らせん状の経路内に取り付けられ、コア部材の周りに捲かれる。この明細書で、用語“らせん状の”は、ピッチが一定でも変化してもよく、又進みが規則的でも不規則でもよく、該ケーブルの長さの下方への該検出用ワイヤーの何等かの形の進みを意味する。もし、該第1及び第2検出用ワイヤーがコア部材の周りに捲かれる時、該コア部材の外面が変形可能な材料を変形させるのに充分な温度に加熱されるならば、該ワイヤーは該変形可能な材料内に埋め込まれ、第1及び第2チャンネルを形成する。導体が該チャンネルを“彫る”この技術は、該導体が各チャンネル内に確実に位置付けられることを可能にして、該導体を滑り出すことから防止する。好ましい構造では、該第1及び第2検出用ワイヤーの位置はバランスを取られ、すなわち、ケーブルはどんな方向にも容易に、等しく曲げられる。多くの実施例では、該第1及び第2検出用ワイヤーは導体の中央軸線から等距離にある。かくして、もし該コア部材が略円形形状を有するなら、該第1検出用ワイヤー及び第2検出用ワイヤーは、相互に隣接するより寧ろコア部材直径の反対側に存在する。
或る応用品では、漏洩の精確な場所を決定することが有用である。この目的で、人は1本以上の絶縁ワイヤーを、第1及び第2検出用ワイヤー及びコア部材を有するケーブルと組み合わせて利用出来る。該第1及び第2検出用ワイヤー及び1本以上の絶縁ワイヤーに接続された適当な電子部品の使用により、漏洩サイトで作られる電気接続の精確な場所が決定され得る。該絶縁ワイヤーはポリマーの様な絶縁材料により囲まれた中央ワイヤーを有する。第1、のみならず第2の絶縁ワイヤーも該ケーブルのコア部材の周りに捲かれるが、それは該第1及び第2検出用ワイヤーの1つ又は両者が該コア部材の周りに捲かれるのと別個であっても、又はそれと同時であってもよい。代わりに、もし中央支持部材が絶縁されたワイヤーであるなら、それは該第1及び第2絶縁ワイヤーの1つの代わりに使われてもよい。該第1及び第2絶縁ワイヤーはバランスを取られている、すなわち、それらは対称なケーブルの部分を形成し、相互からそして該第1及び第2検出用ワイヤーの各々から、等しく隔てられている、のが好ましい。好ましい実施例は、第1絶縁ワイヤーは電圧メーターへの戻りワイヤーとして作用し、第2絶縁ワイヤーは補助ワイヤーとして作用する、4本ワイヤーシステムである。漏洩の場所を検出するのに好適な電子機器と方法は公知である。
図1で見られる様に、本発明は、第1検出ワイヤー5,第1絶縁ワイヤー9,第2検出ワイヤー7そして第2絶縁ワイヤー11により、らせんパターンで捲かれたコア部材3を有する。図1は本発明のケーブルの断面図である。この実施例で、ポリビニリデンフルオライドは該コア部材3を含み、中央支持部材13を囲むが、該中央支持部材はストランド化ニッケルめっき銅ワイヤー中央導体15と、絶縁用エチレン/テトラフルオロエチレン
コーポリマー層17と、を有する。第1検出用ワイヤー5と第2検出用ワイヤー7は該コア部材3内に埋め込まれる。各検出用ワイヤー5,7は、カーボン充填ポリビニリデンフルオライド層21により囲まれた無垢の合金294のワイヤー{コネチカット州サンデイフックのアメリカンワイヤー社(American Wire Corporation,Sandy Hook,Conn.)で作られ、販売される}の中央導体19を有するが、該層21は非導電ポリウレタンの層22により囲まれる。該第1絶縁ワイヤー9はポリビニリデンフルオライドの絶縁層25により囲まれた無垢のスズめっき銅中央ワイヤー23を有し、該第2絶縁ワイヤー11はポリビニリデンフルオライドの絶縁ポリマー層29により囲まれた無垢のスズめっき銅中央ワイヤー27を有する。編組カバー50が該コア部材3の上に置かれる。
図2は本発明の代わりの実施例のケーブルの断面図である。この実施例では、ポリビニリデンフルオライドはコア部材3を含み中央支持部材13を囲むが、該支持部材はストランド化ニッケルめっき銅ワイヤー中央導体15とエチレン/テトラフルオロエチレンコーポリマー製の絶縁ポリマー層17とを有する。第1検出用ワイヤー5及び第2検出用ワイヤー7はコア部材3内に埋め込まれる。各検出用ワイヤー5,7はカーボン充填ポリビニリデンフルオライド層21により囲まれた、無垢の合金294製の中央導体19を有する。第1絶縁ワイヤー9はポリビニリデンフルオライドの絶縁層25により囲まれた無垢のスズめっき銅中央ワイヤー23を有し、第2絶縁ワイヤー11はポリビニリデンフルオライドの絶縁層29により囲まれた中央ワイヤー27を有する。ポリウレタンの非導電層31はコア部材3,第1検出用ワイヤー5,第2検出用ワイヤー7,第1絶縁ワイヤー9そして第2絶縁ワイヤー11を囲む。編組カバー50は該コア部材3の上に重なっている。
図3は本発明の代わりの実施例のケーブルの断面図である。この実施例では、ポリビニリデンフルオライドがコア部材3を含み、中央支持部材13を囲むが、該中央支持部材はストランド化ニッケルめっき銅ワイヤー中央導体15とエチレン/テトラフルオロエチレンコーポリマー製の絶縁ポリマー層17とを有する。第1検出用ワイヤー5及び第2検出用ワイヤー7は該コア部材3内に埋め込まれる。各検出用ワイヤー5,7はポリウレタンの非導電層22により囲まれた、無垢の合金294ワイヤー製の中央導体19を有する。該第1絶縁ワイヤー9はポリビニリデンフルオライドの絶縁層25により囲まれた無垢のスズめっき銅中央ワイヤー23を有し、該第2絶縁ワイヤー11はポリビニリデンフルオライドの絶縁層29により囲まれた中央ワイヤー27を有する。編組カバー50は該コア部材3,検出用ワイヤー5,7そして絶縁ワイヤー9,11の上に重なっている。
説明された発明のケーブルは、下記の仕方で漏洩の存在と場所を決定するため使われてもよい。説明された発明により作られたケーブルは腐食性液体を運ぶパイプラインの長さに沿って延ばされる。該パイプライン内に含まれた腐食性液体が漏洩した時は何時も、該腐食性液体は該ケーブルに接触しそして該ケーブルの非導電表面層は、該腐食性液体との接触時、溶解するか、又は該非導電層を導電層に変換する程充分に劣化させられる。
好ましい1実施例では、該ケーブルの該第1及び第2検出用ワイヤーの各々の該非導電表面層は、該腐食性液体との接触時、溶解するか又は劣化させられ、該第1及び第2検出用ワイヤーの各々の下にある導電性導体を露出する。一旦各検出用ワイヤーの該導電性導体が露出し、該腐食性液体と接すると、該第1及び第2検出用ワイヤーの間が電気的に接続される。最終電気接続は漏洩の存在を示す。もし絶縁ワイヤーが含まれるなら、漏洩の場所も決定される。
本発明のケーブルの代わりの実施例では、コア部材と第1及び第2検出用ワイヤーとを封入する非導電表面層は、該腐食性液体との接触時、溶解されるか、又は劣化させられ、該第1及び第2検出用ワイヤーの各々の導電層を露出する。一旦各検出用ワイヤーの導電
層が露出され、腐食性液体に接すると、該第1及び第2検出用ワイヤーの間に電気接続が生ずる。該最終電気接続は漏洩の存在を示す。もし絶縁ワイヤーが含まれるなら、漏洩の場所も決定される。
例1
検出用ワイヤーは、第1の30番AWG{0.025cm(0.010インチ)直径}の無垢の合金294ワイヤー導体上にカーボン充填ポリビニリデンフルオライドの層{0.028cm(0.011インチ)}を押し出すことにより用意された。第2検出ワイヤーが同じ仕方で用意された。絶縁ワイヤーは約0.137cm(0.054インチ)の外径を与えるために24番AWG{0.064cm(0.025インチ)直径}の無垢のスズめっき銅ワイヤー上にポリビニリデンフルオライドの層を押し出すことにより用意された。第2絶縁ワイヤーが同じ仕方で用意された。該検出用ワイヤー及び該絶縁ワイヤーのポリマー層は次いで10から15メガラドで照射された。それから、該検出用ワイヤーは非導電性ポリウレタン内でディップコートされた。非導電表面層を有する該検出用ワイヤーの各々は約0.091cm(0.036インチ)の外径を有した。
中央支持部材は約0.196cm(0.077インチ)の外径を与えるために、16番AWG{0.152cm(0.060インチ)}直径のストランド化ニッケルめっき銅ワイヤー上に合計0.020cm(0.008インチ)までのエチレン/テトラフルオロエチレンコーポリマーの2層を押し出すことにより用意された。3.8cm(1.5インチ)押し出し機を使い、コア部材は、熱可塑性エラストマー(BP Performance Polymers)により作られ、販売されるTPR.TM.5490の0.152cm(0.060インチ)層を該中央支持部材上に押し出すことにより用意された。最終コア部材は0.495から0.511cm(0.195から0.201インチ)の外径を有する。該コア部材のプラスチックは該コア部材を、2.74から3.05m/分(9から10フィート/分)の速度で580℃に加熱された91cm(3フィート)の長さの放射式ヒーターを通過させることにより軟化された。該軟化されたコア部材は次いで、捲き付けヘッドに入る前に、周囲空気内を76cm(2.5フィート)通過した。2本の検出用ワイヤーと2本の絶縁ワイヤーはキャリヤロッドの周りを約1.02cm(0.400インチ)のピッチのらせんパターンで等間隔{ワイヤー中心からワイヤー中心まで約0.40cm(0.157インチ)}で捲かれた。該ワイヤーは第1検出用ワイヤー、第1絶縁ワイヤー、第2検出用ワイヤーそして第2絶縁ワイヤーのパターンで捲かれた。各ワイヤーの引っ張り力は、各ワイヤーが、コア部材の表面上へのワイヤーの如何なる突出も避けるのに充分な深さまで、コア部材の軟化した変形可能なポリマー内へ押し込まれるレベルに調整された。最終ケーブルは約0.635cm(0.250インチ)の最大径を有した。該ケーブルには、各ファイバーが約10,000デニールである16本のポリエステルファイバーヤーンのポリエステルファイバー吸い込み編組カバーが上に重なっている。
例2
検出用ワイヤーは、第1の30番AWG{0.025cm(0.010インチ)直径}の無垢の合金294ワイヤー導体上にカーボン充填ポリビニリデンフルオライド{0.028cm(0.011インチ)}の第1層を押し出すことにより用意された。第2検出用ワイヤーは同じ仕方で用意された。絶縁ワイヤーは約0.137cm(0.054インチ)の外径を与えるために、24番AWG{0.064cm(0.025インチ)直径}の無垢のスズめっき銅ワイヤー上にポリビニリデンフルオライドの層を押し出すことにより用意された。第2絶縁ワイヤーが同じ仕方で用意された。検出用ワイヤー及び絶縁ワイヤーのポリマー層は次いで10から15メガラドで照射された。
中央支持部材は約0.196cm(0.077インチ)の外径を与えるために、16番
AWG{0.152cm(0.060インチ)}直径のストランド化ニッケルめっき銅ワイヤー上に合計0.020cm(0.008インチ)までのエチレン/テトラフルオロエチレンコーポリマーの2層を押し出すことにより用意された。3.8cm(1.5インチ)押し出し機を使い、コア部材は1本の中央支持部材上に熱可塑性エラストマー(BP Performance Polymers)により製造販売される、TPR.TM.5490の0.152cm(0.060インチ)の層を押し出すことにより用意された。最終コア部材は0.495から0.511cm(0.195から0.201インチ)の外径を有した。該コア部材のプラスチックは、該コア部材を2.74から3.05m/分(9から10フィート/分)の速度で580℃に加熱された91cm(3フイート)の長さの放射ヒーターを通過させることにより軟化される。次いで該軟化されたコア部材は捲き付けヘッドに入る前に周囲空気内を76cm(2.5フィート)進められた。2本の検出用ワイヤーと2本の絶縁ワイヤーは約1.02cm(0.400インチ)にピッチでキャリヤロッドの周りにらせんパターンで等しい間隔{ワイヤー中心からワイヤー中心まで約0.40cm(0.157インチ)}で捲かれた。該ワイヤーは第1検出用ワイヤー、第1絶縁ワイヤー、第2検出用ワイヤーそして第2絶縁ワイヤーのパターンで捲かれた。各ワイヤーの引っ張り力は、該コア部材の表面上へのワイヤーの何等かの突出を避けるのに充分な深さまで各ワイヤーが該コア部材の軟化し変形可能なポリマー内に押し込められるレベルに調整された。該ケーブルは次いで該ケーブルを封入するために非導電性ポリウレタン内でディップコートされた。該ケーブルは約0.650cm(0.256インチ)の最大直径を有した。該ケーブルには該ケーブル用の紫外線保護性を有するカバーが100%カバー率で上に重なっている。
例1及び2のケーブルは腐食性液体の存在、及び同液体の漏洩、の決定及び位置探索に有用であると期待される。
本開示で或る実施例がここに説明されたが、本開示がそれらに限定されるよう意図されてはおらず、それは本開示が当該技術で許容される程度に範囲が広いよう、そして本明細書が同様に読まれるよう、意図されているからである。従って、上記説明は限定用でなく、単なる特定の実施例の例示用と解釈されるべきである。当業者は他の変型を予想するであろうが、それらは附属する請求項の範囲と精神の中に入るであろう。

Claims (19)

  1. a)少なくとも1つの導電層により囲まれる中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーであって、該第1及び第2検出用ワイヤーの少なくとも1つが更に少なくとも1つの非導電表面層により囲まれている第1及び第2検出用ワイヤーと、
    b)該前記第1及び第2検出用ワイヤーに隣接して固定されたコア部材と、そして
    c)該コア部材と第1及び第2検出用ワイヤーとの上に重なる断続型カバーと、を具備する腐食性液体の存在の検出に好適なケーブル。
  2. 前記第1及び第2検出用ワイヤーが少なくとも1つの非導電表面層を備える請求項1記載のケーブル。
  3. 第1及び第2絶縁ワイヤーを更に具備する請求項1記載のケーブル。
  4. 前記第1及び第2検出用ワイヤーと前記第1及び第2絶縁ワイヤーとが前記コア部材上にバランスした構成で配置される請求項3記載のケーブル。
  5. 該コア部材が絶縁材料で囲まれる中央支持部材を備える請求項1記載のケーブル。
  6. 該中央支持部材がワイヤーであり、該絶縁材料がポリマーである請求項5記載のケーブル。
  7. 該断続型カバーが有効な吸い込み作用を提供する請求項1記載のケーブル。
  8. 該断続型カバーが有効なUV保護を提供する請求項1記載のケーブル。
  9. 該断続型カバーが編組織物カバーを有する請求項1記載のケーブル。
  10. 該編組織物カバーが複数のポリエステルファイバーを有する請求項9記載のケーブル。
  11. 該編組織物カバーが16本のポリエステルファイバーのヤーンを有し、該各ファイバーが約10,000デニールである請求項10記載のケーブル。
  12. 請求項1記載のケーブルを利用して漏洩の存在を検出し、位置探索する方法。
  13. 該中央導体が無垢の金属中央導体を有し、該少なくとも1つの導電層がポリビニリデンフルオライドを有し、該少なくとも1つの非導電表面層がポリウレタンの層を有し、そしてエチレン/テトラフルオロエチレンコーポリマーの少なくとも1つの層により囲まれたストランド化ニッケルめっき銅ワイヤーで構成される中央支持部材が熱可塑性エラストマーの層により囲まれる請求項1記載のケーブル。
  14. a)少なくとも1つの導電層により囲まれた中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーと、
    b)該第1及び第2検出用ワイヤーに隣接して固定されたコア部材と、
    c)前記第1及び第2検出用ワイヤーと前記コア部材とを封入する少なくとも1つの非導電表面層と、そして
    d)該非導電表面層の上に重なる断続型カバーと、を具備し腐食性液体の存在の検出に好適なケーブル。
  15. 該断続型カバーが有効な吸い込み作用を提供する請求項14記載のケーブル。
  16. 該断続型カバーが有効なUV保護を提供する請求項14記載のケーブル。
  17. 請求項14記載のケーブルを利用して漏洩の存在を検出し、位置探索する方法。
  18. a)中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーであって、該第1及び第2検出用ワイヤーの少なくとも1つが更に少なくとも1つの非導電表面層により囲まれている第1及び第2検出用ワイヤーと、そして
    b)該第1及び第2検出用ワイヤーの上に重なる断続型カバーと、具備し、腐食性液体の存在の検出に好適なケーブル。
  19. a)少なくとも1つの非導電表面層により囲まれる中央導体を有する第1及び第2検出用ワイヤーと、
    b)該第1及び第2検出用ワイヤーに隣接して固定されたコア部材と、そして
    c)該コア部材と第1及び第2検出用ワイヤーとの上に重なる断続型カバーと、を具備する腐食性液体の存在の検出に好適なケーブル。
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