JP3402758B2 - センサー - Google Patents
センサーInfo
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Description
出するためのセンサーに関し、特に水等の液体を検出す
るのに適したセンサーに関するものである。
出センサーとしては、金属電極を対向させ、液体の存在
によって、両電極が導通されることを利用したものが一
般に用いられているが、この種のセンサーでは、電極間
に水滴や泡が残り誤作動の原因となる。
泡が残存しないようにすることも行われているが、セン
サーが大型化し、狭い場所での使用が困難となる。更
に、金属電極が腐蝕し易いため、使用寿命が短いという
問題もある。
かる従来技術の欠点を解消し、誤作動がなく、コンパク
トで、耐腐蝕性に優れたセンサーを提供することを課題
とするものである。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、内部絶縁層を
介して、内部導体と外部導体とを設け、外周を外部絶縁
層で被覆してなる同軸ケーブルを利用し、かつ、各導体
の先端部を導電性樹脂で被覆することを着想し、本発明
を完成するに至った。
て、内部導体と外部導体とを設け、外周を外部絶縁層で
被覆してなる同軸ケーブルの端部において、該内部導体
の先端部と該外部導体の先端部とをそれぞれ間隔をあけ
て各絶縁層から露出させ、各露出先端部を導電性樹脂で
それぞれ間隔をあけて被覆したことを特徴とするセンサ
ー、及び(2)内部導体を被覆する導電性樹脂と、外部
導体を被覆する導電性樹脂との間を、絶縁性樹脂で充填
したことを特徴とする前記(1)記載のセンサーであ
る。
部において、内部導体と外部導体の先端部をそれぞれ間
隔をあけて露出させ、各露出部を導電性樹脂でそれぞれ
間隔をあけて被覆しているので、同軸ケーブルの端部が
導電性の被検出物質(例えば水などの液体)と接触する
と、その被検出物質を介して内部導体と外部導体が導通
し、被検出物質の存在を検出することができる。
部導体を被覆する導電性樹脂との間には、水滴や泡が残
る可能性が少なく、誤作動はほとんど起こらない、特
に、両導電性樹脂の間に絶縁性樹脂を充填しておけば、
水滴や泡が残存することはまったくなく、誤作動は完全
に回避することができる。
サーとして使用することができるので、狭い場所でも容
易に挿入使用することができる。
は、導電性樹脂で被覆しているため、金属製の内部導
体、外部導体が、直接、被検出物質と接触することがな
く、腐蝕を防止することができる。
説明する。図1は、本発明のセンサーの一例を示す縦断
面図であり、1は同軸ケーブルであって、内部導体2、
内部絶縁層3、外部導体4、外部絶縁層5からなってい
る。
2の先端部2aを内部絶縁層3から、また外部導体4の
先端部4aを外部絶縁層5から、それぞれ間隔をあけて
露出させている。
隔をあけて導電性樹脂層6、7で被覆している。
限定されるものではなく、通常、一般に用いられている
ものを用いることができる。
素線からなる撚線でもよく、外部導体4は、金属などの
導体からなる編組が通常用いられる。
る導電性樹脂6、7に用いられるポリマーと同じものを
用いることができ、特に導電性樹脂6、7との接着性を
高めるうえで、導電性樹脂6、7に用いたポリマーと同
種のものを用いるのが好ましい。
に各種導電性フィラーを添加したものが用いられる。
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタ
ン等の汎用ポリマー、ポリアミド、ポリカーボネート、
ポリサルフォン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリ
エーテルイミド、ポリアリレート、ポリエーテルサルフ
ォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオ
ロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体、エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体、ポリビニリデンフルオ
ライド等のエンジニアリングプラスチックポリマー、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の熱硬
化性ポリマーなどを挙げることができる。
ンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム等の合成ゴムや、塩
化ビニル系、ウレタン系、フッ素系等の各種熱可塑性エ
ラストマーを用いることができる。
ために、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体などのフッ素樹脂が好ましく用いられ、特に加工性に
優れたテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、及びエチレン−テト
ラフルオロエチレン共重合体が好適に用いられる。
ーとしては、例えば、アセチレンブラック、ケッチェン
ブラック、グラファイト等のカーボンブラック、カーボ
ンファイバー、銀、銅、ニッケル等の金属からなる粒子
又は繊維、酸化スズ等の金属酸化物などが挙げられる。
性樹脂の体積抵抗率が10-3〜109 Ωcmとなる程度
の量を添加するのが好ましい。
リチオフェン、ポリピロール等の共役系ポリマーは、導
電性フィラーを添加することなく、導電性樹脂として用
いることができる。
露出先端部2aを被覆する導電性樹脂6と、外部導体4
の露出先端部4aを被覆する導電性樹脂7とは、同一で
も異なっていてもよく、両者の間隔は、誤作動を防止
し、しかも高感度を保持するうえで10〜20mmの範
囲内にあることが好ましい。
同軸ケーブル1の端部1aにおいて、外部絶縁層5をカ
ットストリップして外部導体4の先端部4aを露出さ
せ、一定長の露出先端部4aを残して外部導体4をカッ
トし、更に一定長の内部絶縁層3を残して、内部絶縁層
3をカットストリップし、外部導体4の露出先端部4a
と間隔をあけて、内部導体2の先端部2aを露出させ
る。
軸ケーブルをセットし、内部導体2及び外部導体4それ
ぞれの外周に導電性樹脂層を射出成型モールドし、絶縁
層3、5と一体化させればよい。その他、導電性樹脂を
溶融塗布するなどの任意の方法を用いることができる。
出先端部2aを被覆する導電性樹脂6と、外部導体4の
露出先端部4aを被覆する導電性樹脂7との間の空隙を
絶縁性樹脂8で充填しておくと、この空隙内に泡や水滴
が残存して誤作動の原因となることを完全に防止でき
る。
フィラーを添加して導電性樹脂6、7に用いたポリマー
と同種のポリマー(導電性フィラーを含まないもの)を
用いるのが好ましい。
いては、同一番号を付して、説明を省略する。
ル1の他端をブザー、表示装置などに接続して、被検出
物質の存在を知らせることができ、更には、制御回路と
接続して、液面制御を行うこともできる。
る液体を検出するレベルセンサーなどとして有用である
が、その他の導電性物質を検出するのにも用いることが
でき、更に、両導電性樹脂6、7の間を指でつまんで短
絡させるなどによって、スイッチとして利用することも
できる。
簡単でありコンパクトで、耐腐蝕性に優れたセンサーを
提供することができる。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 内部絶縁層を介して、内部導体と外部導
体とを設け、外周を外部絶縁層で被覆してなる同軸ケー
ブルの端部において、該内部導体の先端部と該外部導体
の先端部とをそれぞれ間隔をあけて各絶縁層から露出さ
せ、各露出先端部を導電性樹脂でそれぞれ間隔をあけて
被覆したことを特徴とするセンサー。 - 【請求項2】 内部導体を被覆する導電性樹脂と、外部
導体を被覆する導電性樹脂との間を、絶縁性樹脂で充填
したことを特徴とする請求項1記載のセンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14127494A JP3402758B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14127494A JP3402758B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | センサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07325056A JPH07325056A (ja) | 1995-12-12 |
JP3402758B2 true JP3402758B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=15288083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14127494A Expired - Fee Related JP3402758B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3402758B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5252354B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2013-07-31 | 株式会社日本イトミック | スケール検知用センサ及びスケール検知方法 |
JP2014095681A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Masanori Hashimoto | ビニールチューブ導電被膜付液面検出電極棒 |
KR101544855B1 (ko) * | 2014-08-14 | 2015-08-17 | 플루오르테크주식회사 | 플렉서블 시트형 물성감지 리크센서장치 |
DE102017200277A1 (de) * | 2017-01-10 | 2018-07-12 | Robert Bosch Gmbh | Füllstandsensor zur Detektierung eines Füllstandes einer Flüssigkeit |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP14127494A patent/JP3402758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07325056A (ja) | 1995-12-12 |
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