JPH11303630A - エンジンの保温型排気マニホールド - Google Patents

エンジンの保温型排気マニホールド

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JPH11303630A
JPH11303630A JP10109770A JP10977098A JPH11303630A JP H11303630 A JPH11303630 A JP H11303630A JP 10109770 A JP10109770 A JP 10109770A JP 10977098 A JP10977098 A JP 10977098A JP H11303630 A JPH11303630 A JP H11303630A
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pipes
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誠司 加藤
Koichi Fujimori
浩一 藤森
Kazuo Ishii
和夫 石井
Taku Komatsuda
卓 小松田
Hiroshi Hashimoto
宏 橋本
Tatsuki Yamada
達己 山田
Kazuhiro Furuhashi
一弘 古橋
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Yutaka Giken Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Yutaka Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温型排気マニホールドにおいて,内外二重
壁の軸方向の熱伸びの差を吸収する摺動部を排気単管の
下流側端部と排気集合管の下流側端部とに分けて設け,
摺動部での摺動ストロークを小さく設定することを可能
にする。 【解決手段】 上部フランジ7に固着される複数の内側
単管10と,これら内側単管10を個別に覆って上部フ
ランジ7に固着されると共に,各内側単管10の下流端
を摺動自在に支承する複数の外側単管11と,複数の内
側単管10と連通すると共に,上流端が複数の外側単管
11に固着される内側集合管15と,この内側集合管1
5を覆って上流端が複数の外側単管11に固着されると
共に,内側集合管15の下流端を摺動自在に支承する外
側集合管16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,上部フランジと,
この上部フランジに各上流側端部を結合する複数の排気
単管と,これら排気単管の下流側端部に結合される排気
集合管と,この排気集合管の下流側端部に結合される下
部フランジとを備え,各管部を二重壁で構成した,エン
ジンの保温型排気マニホールドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,かゝる保温型排気マニホールドと
して,例えば特開平9−280046号公報に開示され
ているように,上部フランジと,この上部フランジに上
流側端部を結合される複数の排気単管と,これら排気単
管の下流側端部に結合されて,それらと連通する排気集
合管と,前記複数の排気単管及び排気集合管を覆い,上
流側端部を上流側フランジに結合する共通の外管と,こ
の外管の下流側端部に結合される下部フランジとからな
り,排気集合管の下流側端部を外管の内周面に摺動自在
に支承させ,排気端管及び排気集合管と外管との軸方向
の熱伸びの差を排気集合管と外管との摺動により吸収し
て,各部に熱歪みが極力生じないようにしたものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ものでは,複数の排気単管と排気集合管とが一体に結合
されているため,各排気単管の熱伸びが全て排気集合管
と外管との摺動部に集中することになり,その摺動部で
は大きな摺動ストロークを確保しなければならないが,
摺動ストロークが大きくなると,その摺動過程で摺動部
相互に傾きが起こり,熱歪みが生じ易くなる可能性があ
る。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,比較的小さな摺動ストロークをもって内外二重壁
の軸方向の熱伸びの差を効果的に吸収し得るようにし
た,エンジンの保温型排気マニホールドを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,上部フランジと,この上部フランジに各
上流側端部を結合する複数の排気単管と,これら排気単
管の下流側端部に結合される排気集合管と,この排気集
合管の下流側端部に結合される下部フランジとを備え,
各管部を二重壁で構成した,エンジンの保温型排気マニ
ホールドにおいて,前記各排気単管を,内外二重に配置
した内側単管及び外側単管から構成し,これら内側及び
外側単管の上流側端部を相互に固着すると共に前記上部
フランジに固着し,前記内側単管の下流側端部を前記外
側単管の内周面に摺動自在に支承させ,また前記排気集
合管を,複数の前記内側単管と連通する内側集合管と,
この内側集合管を覆う外側集合管とから構成し,これら
内側及び外側集合管の上流側端部を相互に固着すると共
に複数の前記外側単管に固着し,また前記内側集合管の
下流側端部を前記外側集合管の内周面に摺動自在に支承
させ,その外側集合管の下流側端部に前記下部フランジ
を結合したことを第1の特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば,内側単管及び外
側単管の熱伸びの差を内側及び外側単管相互の摺動によ
り吸収し,また内側集合管及び外側集合管の熱伸びの差
を内側及び外側集合管相互の摺動により吸収し得る。こ
のように,保温型排気マニホールドにおいて,内外二重
壁の軸方向の熱伸びの差を吸収する摺動部を内側及び外
側単管の下流側端部と内側及び外側集合管の下流側端部
とに分けて設けることにより,各摺動部での摺動ストロ
ークを小さく設定することが可能となり,摺動中,その
摺動部相互の傾きが起こり難くなり,排気マニホールド
各部に熱歪みが生ずることを効果的に防ぎ,その耐久性
の向上を図ることができる。
【0007】また本発明は,上記特徴に加えて,前記各
内側単管には,その拡径により,前記各外側単管の内周
面に摺動自在に支承される突起を形成したことを第2の
特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,特別な摺動部材
を用いることなく,また両排気単管の間の断熱空間を確
保しながら,内側単管の下流側端部を外側単管の内周面
に摺動自在に支承させることができる。
【0009】さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加
えて,前記内側集合管の下流側端部を,メッシュ部材介
して前記外側集合管内周面に摺動自在に支承したことを
第3の特徴とする。
【0010】この第3の特徴によれば,両排気集合管の
熱伸びの差を,メッシュ部材を介しての両排気集合管相
互の摺動により吸収し,また両排気集合管の比較的大径
の下流側端部の周方向の熱伸びの差をメッシュ部材の圧
縮変形により吸収することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】図1は,本発明の第1実施例に係る保温型
排気マニホールドを備えたエンジンの側面図,図2は,
その排気マニホールドの斜視図,図3は,その排気マニ
ホールドの一部縦断正面図,図4は図3の4部拡大図,
図5は図1の5−5線断面図,図6図5の6−6線断面
図である。また図7は,本発明の第2実施例を示す断面
図であり,図8は,本発明の第3実施例を示す排気マニ
ホールドの縦断正面図である。
【0013】先ず,図1ないし図6に基づいて,本発明
の第1実施例の説明から始める。
【0014】図1において,4気筒エンジンEのシリン
ダヘッド1の前面に,その気筒に対応して4本の排気ポ
ート21 〜24 が開口しており,これら排気ポート21
〜2 4 から排出される排ガスを誘導する,本発明の保温
型排気マニホールドMが複数のスタッドボルト3及びナ
ット4によりシリンダヘッド1に取付けられる。
【0015】図2ないし図4に示すように,上記排気マ
ニホールドMは,前記4本の排気ポート21 〜24 に個
別に連通する4本の排気単管51 〜54 を備えており,
これらを図3で左側から第1〜第4排気単管と呼ぶこと
にする。
【0016】第1〜第4排気単管51 〜54 の上流側端
部に上部フランジ7が接続され,第2及び第3排気単管
2 ,53 の下流側端部に第1排気集合管61 が接続さ
れ,第1及び第4排気単管51 4 の下流側端部に第2
排気集合管62 が接続される。そして第1及び第2排気
集合管61 ,62 の下流側端部に下部フランジ8が接続
される。上部フランジ7は,前記スタッドボルト3及び
ナット4によりシリンダヘッド1に固着されるものであ
り,下部フランジ8には,車両の床下に配置される図示
しない共通の触媒コンバータ(排気浄化装置)に連なる
中間排気管21が接続される。尚,下部フランジ8に
は,上記触媒コンバータを直接接続することもできる。
【0017】各排気単管51 〜54 は,内外2重に配置
した内側単管10及び外側単管11からなるもので,内
側及び外側単管10,11間には筒状の断熱空間12が
形成される。内側単管10は薄肉のステンレス鋼管製で
あり,外側単管11もステンレス鋼管製であるが,内側
単管10よりは厚肉である。
【0018】外側単管11の上流側端部は,内側単管1
0の上流側端部外周面に嵌合するように縮径され,それ
らの上流側端部が上部フランジ7の,対応する排気ポー
ト2 1 〜24 に連なる通孔131 〜134 に嵌合される
と共に,その通孔131 〜134 の内周面に溶接により
固着される(図4参照)。
【0019】内側単管10の下流側端部には,その内周
側からの拡径により外周面に隆起する横断面円弧状の環
状突起14が形成され,この環状突起14が外側単管1
1の内周面に摺動自在に嵌合される。こうして内側単管
10の下流側端部は,外側単管11に摺動自在に支承さ
れる。
【0020】また各排気集合管61 ,62 は,内外二重
に配置した内側集合管15及び外側集合管16からなる
もので,内側及び外側集合管15,16間にも断熱空間
17が形成される。内側集合管15は,薄肉のステンレ
ス鋼板製の一対の内側集合管半体15a,15bの相対
向する端部を相互に重ね,その重ね部全体を溶接して構
成される。その際,内側集合管15の上流側端部には,
内側二股管18,18が形成され,これらに,対応する
2本の前記外側単管11,11の下流側端部が嵌入され
る。
【0021】また外側集合管16もステンレス鋼板製の
一対の外側集合管半体16a,16bの相対向する端部
を相互に重ね,その重ね部全体を溶接して構成される
が,その板厚は内側集合管15より厚い。この外側集合
管16の上流側端部には,上記内側二股管18,18を
それぞれ覆う外側二股管19,19が形成される。この
外側二股管19,19の先端部は内側二股管18,18
の外周面に嵌合するように縮径され,それらの嵌合部
が,対応する2本の前記外側単管11,11の下流側端
部外周面に溶接により固着される。
【0022】図5及び図6に示すように,外側集合管1
6の下流側端部に前記下部フランジ8が溶接により固着
される。また,この外側集合管16の下流側端部の内周
面には,ステンレスワイヤを編んでなる環状二つ割りの
メッシュ部材20が溶接により付設され,このメッシュ
部材20の内周面に内側集合管15の下流側端部が摺動
自在に嵌合される。こうして内側集合管15の下流側端
部は,メッシュ部材20を介して外側集合管16に摺動
自在に支承される。
【0023】次に,この第1実施例の作用について説明
する。
【0024】エンジンEの作動中,排ガスが4本の排気
ポート21 ,22 ,24 ,23 から第1排気単管51
第2排気単管52 ,第4排気単管54 ,第3排気単管5
3 に順次排出される。そして第1及び第4排気単管
1 ,54 を通過した排ガスは第1排気集合管61 で合
流し,第2及び第3排気単管52 ,53 を通過した排ガ
スは第2排気合流管62 で合流し,その後,排ガスは中
間排気管21で更に合流しながら図示しない共通の触媒
コンバータへと誘導され,浄化される。
【0025】ところで,各排気単管51 〜54 は内外二
重配置の内側単管10及び外側単管11から構成され,
その内側単管10は薄肉に形成されると共に,内側及び
外側単管10,11の間には断熱空間12が形成され,
また各排気集合管61 ,62も内外二重配置の内側集合
管15及び外側集合管16から構成され,その内側集合
管15は薄肉に形成されると共に,内側及び外側集合管
15,16の間にも断熱空間17が形成されるので,ヒ
ートマスの小なる内側単管10及び内側集合管15は,
その内部を流れる高温の排ガスにより加熱されて速やか
に昇温し,これが断熱空間12,17により保温され
る。したがって,後続の排ガスを,その温度低下を抑え
ながら触媒コンバータへ誘導して,その活性化を促進
し,排ガスの浄化効率を高めることができる。
【0026】その間に,各排気単管51 〜54 において
は,内側単管10に外側単管11側よりも大きな軸方向
の熱伸びが生ずるが,その伸びに伴い内側単管10の下
流側端部外周面の環状突起14が,それを支承する外側
単管11の内周面に対して摺動し,内側及び外側単管1
0,11の軸方向の熱伸びの差が吸収される。
【0027】また各排気集合管61 ,62 においても,
内側集合管15に外側集合管16側よりも大きな軸方向
の熱伸びが生ずるが,その伸びに伴い内側集合管15の
下流側端部が,外側集合管16に支持されるメッシュ部
材20に対して摺動し,内側及び外側集合管15,16
の軸方向の熱伸びの差が吸収される。また内側及び外側
集合管15,16の下流側端部は比較的大径であるか
ら,これらの周方向の熱伸びの差も無視できないが,そ
の差は上記メッシュ部材20の圧縮変形により吸収され
る。
【0028】このように,保温型排気マニホールドMに
おいて,内外二重壁の軸方向の熱伸びの差を吸収する摺
動部を各排気単管51 〜54 の下流側端部と各排気集合
管6 1 ,62 の下流側端部とに分けて設けることによ
り,各摺動部での摺動ストロークを小さく設定すること
が可能となり,摺動中,その摺動部相互の傾きが起こり
難くなり,排気マニホールドM各部に熱歪みが生ずるこ
とを効果的に防ぎ,その耐久性の向上を図ることができ
る。
【0029】図7に示す本発明の第2実施例は,各内側
単管10の下流側端部外周面に形成される環状突起14
の横断面形状を台形としたものである。その他の構成は
前実施例と同様であるので,図中,前実施例との対応部
分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0030】図8に示す本発明の第3実施例に係る保温
型排気マニホールドMは,4本の排気単管51 〜54
共通1個の排気集合管6を接続したもので,その保温構
造及び熱伸び吸収構造は前記第1実施例のものと実質的
に同一であり,図中,第1実施例との対応部分には同一
の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0031】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことができる。例えば,排気単管及び排気集合管の本数
や形状は,エンジンの気筒数や形式に応じて自由に選定
することができる。また断熱空間12,17には断熱材
を充填することもできる。また内側単管10の下流側端
部外周には,環状突起14に代えて環状配列の複数の突
起を形成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,エンジンの保温型排気マニホールドにおいて,前記
各排気単管を,内外二重に配置した内側単管及び外側単
管から構成し,これら内側及び外側単管の上流側端部を
相互に固着すると共に前記上部フランジに固着し,前記
内側単管の下流側端部を前記外側単管の内周面に摺動自
在に支承させ,また前記排気集合管を,複数の前記内側
単管と連通する内側集合管と,この内側集合管を覆う外
側集合管とから構成し,これら内側及び外側集合管の上
流側端部を相互に固着すると共に複数の前記外側単管に
固着し,また前記内側集合管の下流側端部を前記外側集
合管の内周面に摺動自在に支承させ,その外側集合管の
下流側端部に前記下部フランジを結合したので,各管部
の内外二重壁の軸方向の熱伸びの差を,各排気単管の下
流側端部と排気集合管の下流側端部との摺動部で吸収さ
せることにより,各摺動部での摺動ストロークを小さく
設定することが可能となり,摺動中,その摺動部相互の
傾きが起こり難くなり,排気マニホールド各部に熱歪み
が生ずることを効果的に防ぎ,その耐久性の向上を図る
ことができる。
【0033】また本発明の第2の特徴によれば,内側単
管には,その拡径により,外側単管の内周面に摺動自在
に支承される突起を形成したので,特別な摺動部材を用
いることなく,また内側及び外側単管の間の断熱空間を
確保しながら,内側単管の下流側端部を外側単管の内周
面に摺動自在に支承させることができ,構造の簡素化に
寄与し得る。
【0034】さらに本発明の第3の特徴によれば,内側
集合管の下流側端部を,メッシュ部材介して外側集合管
内周面に摺動自在に支承したことを第3の特徴とする。
【0035】この第3の特徴によれば,両排気集合管の
熱伸びの差を,メッシュ部材を介しての両排気集合管相
互の摺動により吸収し,また両排気集合管の比較的大径
の下流側端部の径方向の熱伸びの差をメッシュ部材の圧
縮変形により吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る保温型排気マニホー
ルドを備えたエンジンの側面図。
【図2】上記排気マニホールドの斜視図。
【図3】上記排気マニホールドの一部縦断正面図。
【図4】図3の4部拡大図。
【図5】図1の5−5線断面図。
【図6】図5の6−6線断面図。
【図7】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図8】本発明の第3実施例を示す排気マニホールドの
縦断正面図。
【符号の説明】
E・・・・・エンジン M・・・・・排気マニホールド 21 〜24 ・・・排気ポート 51 〜54 ・・・排気単管 61 ,62 ,6・・・排気集合管 10・・・・内側単管 11・・・・外側単管 12・・・・断熱空間 14・・・・突起 15・・・・内側集合管 16・・・・外側集合管 17・・・・断熱空間 20・・・・メッシュ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 和夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小松田 卓 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 橋本 宏 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山田 達己 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 古橋 一弘 静岡県浜松市豊町508番地の1 株式会社 ユタカ技研内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部フランジ(7)と,この上部フラン
    ジ(7)に各上流側端部を結合する複数の排気単管(5
    1 〜54 )と,これら排気単管(51 〜54)の下流側
    端部に結合される排気集合管(61 ,62 ,6)と,こ
    の排気集合管(61 ,62 ,6)の下流側端部に結合さ
    れる下部フランジ(8)とを備え,各管部を二重壁で構
    成した,エンジンの保温型排気マニホールドにおいて,
    前記各排気単管(51 〜54 )を,内外二重に配置した
    内側単管(10)及び外側単管(11)から構成し,こ
    れら内側及び外側単管(10,11)の上流側端部を相
    互に固着すると共に前記上部フランジ(7)に固着し,
    前記内側単管(10)の下流側端部を前記外側単管(1
    1)の内周面に摺動自在に支承させ,また前記排気集合
    管(61 ,62 ,6)を,複数の前記内側単管(10)
    と連通する内側集合管(15)と,この内側集合管(1
    5)を覆う外側集合管(16)とから構成し,これら内
    側及び外側集合管(15,16)の上流側端部を相互に
    固着すると共に複数の前記外側単管(11)に固着し,
    また前記内側集合管(14)の下流側端部を前記外側集
    合管(15)の内周面に摺動自在に支承させ,その外側
    集合管(15)の下流側端部に前記下部フランジ(8)
    を結合したことを特徴とする,エンジンの保温型排気マ
    ニホールド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて,前記各内
    側単管(10)には,その拡径により,前記各外側単管
    (11)の内周面に摺動自在に支承される突起(14)
    を形成したことを特徴とする,エンジンの保温型排気マ
    ニホールド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて,前
    記内側集合管(15)の下流側端部を,メッシュ部材
    (20)介して前記外側集合管(16)内周面に摺動自
    在に支承したことを特徴とする,エンジンの保温型排気
    マニホールド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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