JP3971523B2 - エンジンの保温型排気マニホールド - Google Patents

エンジンの保温型排気マニホールド Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,上部フランジと,この上部フランジに各上流側端部が結合される複数の排気単管と,これら排気単管の下流側端部に結合される排気集合管と,この排気集合管の下流側端部に結合される下部フランジとを備え,各管部を二重壁で構成した,エンジンの保温型排気マニホールドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる保温型排気マニホールドは,例えば特開平9−280046号公報に開示されているように,公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かゝるエンジンの保温型排気マニホールドには,特に内壁のヒートマスを小さくして,これを通る排ガスの温度低下を極力抑えること及び軽量化のために,その内壁をできるだけ薄肉にすることが要求される。排気マニホールドにおいて排ガスの温度低下を抑えることは,排ガスを排気マニホールドから下流の触媒コンバータに移行させたとき,その活性化を促進して,排ガスの浄化効率を高める上に重要である。しかしながら,内壁を薄く形成すると,その剛性が低下するので,排ガスの圧力脈動等の振動により,特に内壁端部においてビビリ音が発生し易くなるという弊害を伴う。
【0004】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,内壁の薄肉化を可能にしながら,その端部からの振動等によるビビリ音の発生を効果的に抑えることができる,前記保温型排気マニホールドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,上部フランジと,この上部フランジに各上流側端部が結合される複数の排気単管と,これら排気単管の下流側端部に結合される排気集合管と,この排気集合管の下流側端部に結合される下部フランジとを備え,各管部を二重壁で構成した,エンジンの保温型排気マニホールドにおいて,前記各排気単管を,内外二重に配置した内側単管及び外側単管から構成し,これら内側及び外側単管の上流側端部を相互に固着すると共に前記上部フランジに固着し,前記内側単管の下流側端部外周面に,その軸方向に延びて前記各外側単管の下流側端部内周面に摺動可能に接する複数の突条を周方向略等間隔置きに一体に突設し,該各突条を,それの横断面形状が円弧もしくは半円形をなすと共に,それの内側単管周方向に沿う幅よりも軸方向に沿う長さが大きくなるように形成し,前記排気集合管を,内外二重に配置した内側集合管及び外側集合管から構成し,これら内側及び外側集合管の上流側端部を相互に固着すると共に,前記内側集合管の下流側端部を前記外側集合管の下流側端部内周面に摺動可能に接触させたことを特徴とする。
【0006】
この特徴によれば,内側単管は,その上流側端部を外側単管に固着すると共に,下流側端部を複数の突条を介して外側単管の内周面に支承させることにより,両持ち支持となる。しかも上記各突条は,それの横断面形状が円弧もしくは半円形をなすと共に,それの内側単管周方向に沿う幅よりも軸方向に沿う長さが大きくなるように形成されており,そのため,内側単管の軸方向に延びように配置されて,外側単管の内周面と所定長さの軸方向領域で接するので,エンジンの振動や排気脈動等による内側単管の中間部の振れを効果的に阻止し,振動等によるビビリ音の発生を防ぐことができる。
【0007】
また内側単管及び外側単管の軸方向の熱伸びの差を外側単管の内周面に対する前記突条の摺動により吸収して,内側及び外側単管各部に熱歪みが発生することを防ぐことができる。
【0008】
さらに内側及び外側単管の間には,前記突条の周囲でも空隙が存在するので,内側単管を流れる排ガス中の炭化物が内側及び外側単管の間に侵入しても,これが前記突条周りの空隙を素通りすることにより,前記突条と外側単管内周面との間に詰まることを防止することができ,前記突条の外側単管に対する良好な摺動性を確保することができる。
【0009】
しかも本発明では,前記排気集合管も,内外二重に配置した内側集合管及び外側集合管から構成しており,これら内側及び外側集合管の上流側端部を相互に固着すると共に,前記内側集合管の下流側端部を前記外側集合管の下流側端部内周面に摺動可能に接触させている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0011】
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので,図1は本発明の保温型排気マニホールドをエンジンへの取付け状態で示す側面図,図2は上記排気マニホールドの斜視図,図3は上記排気マニホールドの一部縦断正面図,図4は図3の4部拡大図,図5は図4の5−5線断面図,図6は図1の6−6線断面図,図7は図6の7−7線断面図であり,図8は本発明の第2実施例に係る排気マニホールドの縦断正面図である。
【0012】
先ず,本発明の第1実施例について説明する。
【0013】
図1〜図3において,4気筒エンジンEのシリンダヘッド1の前面に,その気筒に対応して4本の排気ポート21 〜24 が開口しており,これら排気ポート21 〜24 から排出される排ガスを誘導する,本発明の保温型排気マニホールドMが複数のスタッドボルト3及びナット4によりシリンダヘッド1に取付けられる。この排気マニホールドMは,前記4本の排気ポート21 〜24 に個別に連通する4本の排気単管51 〜54 を備えており,これらを図3で上流端左側から第1〜第4排気単管と呼ぶことにする。
【0014】
第1〜第4排気単管51 〜54 の上流側端部に上部フランジ7が接続され,第2及び第3排気単管52 ,53 の下流側端部に第1排気集合管61 が接続され,第1及び第4排気単管514 の下流側端部に第2排気集合管62 が接続される。そして第1及び第2排気集合管61 ,62 の下流側端部に下部フランジ8が接続される。上部フランジ7は,前記スタッドボルト3及びナット4によりシリンダヘッド1に固着されるものであり,下部フランジ8には,車両の床下に配置される図示しない共通の触媒コンバータ(排気浄化装置)に連なる中間排気管21が接続される。尚,下部フランジ8には,上記触媒コンバータを直接接続することもできる。
【0015】
各排気単管51 〜54 は,内外2重に配置した内側単管10及び外側単管11からなるもので,内側及び外側単管10,11間には筒状の断熱空間12が形成される。内側単管10は薄肉のステンレス鋼管製であり,外側単管11もステンレス鋼管製であるが,内側単管10よりは厚肉である。
【0016】
図1に示すように,外側単管11の上流側端部は,内側単管10の上流側端部外周面に嵌合するように縮径され,それらの上流側端部が上部フランジ7の,対応する排気ポート21 〜24 に連なる通孔131 〜134 に嵌合されると共に,その通孔131 〜134 の内周面に溶接により固着される。
【0017】
図3〜図5において,内側単管10の下流側端部外周面には,その軸方向に延びて外側単管11の下流側端部内周面に摺動可能に接する複数(望ましくは3個以上)の突条14が周方向略等間隔置きに形成される。各突条14は,横断面形状が円弧もしくは半円形をなしており,それの内側単管10周方向に沿う幅Sよりも軸方向に沿う長さLが大きく設定される。
【0018】
図3,図6及び図7において,各排気集合管61 ,62 は,内外二重に配置した内側集合管15及び外側集合管16からなるもので,内側及び外側集合管15,16の間にも断熱空間17が形成される。内側集合管15は,薄肉のステンレス鋼板製の一対の内側集合管半体15a,15bの相対向する端部を相互に重ね,その重ね部全体を溶接して構成される。その際,内側集合管15の上流側端部には,内側二股管18,18が形成され,これらに,対応する2本の前記外側単管11,11の下流側端部が嵌入される。
【0019】
また外側集合管16もステンレス鋼板製の一対の外側集合管半体16a,16bの相対向する端部を相互に重ね,その重ね部全体を溶接して構成されるが,その板厚は内側集合管15より厚い。この外側集合管16の上流側端部には,上記内側二股管18,18をそれぞれ覆う外側二股管19,19が形成される。この外側二股管19,19の先端部は内側二股管18,18の外周面に嵌合するように縮径され,それらの嵌合部が,対応する2本の前記外側単管11,11の下流側端部外周面に溶接により固着される。
【0020】
図6及び図7に示すように,外側集合管16の下流側端部に前記下部フランジ8が溶接により固着される。この外側集合管16の下流側端部の内周面には,ステンレスワイヤを編んでなる環状二つ割りのメッシュ部材20が溶接により付設され,このメッシュ部材20の内周面に内側集合管15の下流側端部が摺動自在に嵌合される。こうして内側集合管15の下流側端部は,メッシュ部材20を介して外側集合管16に摺動自在に支承される。
【0021】
次に,この第1実施例の作用について説明する。
【0022】
エンジンEの作動中,排ガスが4本の排気ポート21 ,22 ,24 ,23 から第1排気単管51 ,第2排気単管52 ,第4排気単管54 ,第3排気単管53 に順次排出される。そして第1及び第4排気単管51 ,54 を通過した排ガスは第1排気集合管61 で合流し,第2及び第3排気単管52 ,53 を通過した排ガスは第2排気合流管62 で合流し,その後,排ガスは中間排気管21で更に合流しながら図示しない共通の触媒コンバータへと誘導され,浄化される。
【0023】
ところで,各排気単管51 〜54 は内外二重配置の内側単管10及び外側単管11から構成され,その内側単管10は薄肉に形成されると共に,内側及び外側単管10,11の間には断熱空間12が形成され,また各排気集合管61 ,62も内外二重配置の内側集合管15及び外側集合管16から構成され,その内側集合管15は薄肉に形成されると共に,内側及び外側集合管15,16の間にも断熱空間17が形成されるので,ヒートマスの小なる内側単管10及び内側集合管15は,その内部を流れる高温の排ガスにより加熱されて速やかに昇温し,これが断熱空間12,17により保温される。したがって,後続の排ガスを,その温度低下を抑えながら前記触媒コンバータへ誘導して,その活性化を促進し,排ガスの浄化効率を高めることができる。
【0024】
その間に,各排気単管51 〜54 においては,内側単管10に外側単管11側よりも大きな軸方向の熱伸びが生ずるが,その伸びに伴い内側単管10の下流側端部外周面の複数の突条14が,それらを支承する外側単管11の内周面に対して図4に鎖線で示すように摺動し,内側及び外側単管10,11の軸方向の熱伸びの差が吸収される。
【0025】
また各排気集合管61 ,62 においても,内側集合管15に外側集合管16側よりも大きな軸方向の熱伸びが生ずるが,その伸びに伴い内側集合管15の下流側端部が,外側集合管16に支持されるメッシュ部材20に対して摺動し,内側及び外側集合管15,16の軸方向の熱伸びの差が吸収される。また内側及び外側集合管15,16の下流側端部は比較的大径であるから,これらの周方向の熱伸びの差も無視できないが,その差は上記メッシュ部材20の圧縮変形により吸収される。
【0026】
このように,保温型排気マニホールドMにおいて,内外二重壁の軸方向の熱伸びの差を吸収する摺動部を各排気単管51 〜54 の下流側端部と各排気集合管61 ,62 の下流側端部とに分けて設けることにより,各摺動部での摺動ストロークを小さく設定することが可能となり,摺動過程で,その摺動部相互に傾きが起こり難くなり,排気マニホールドM各部に熱歪みが生ずることを効果的に防ぎ,その耐久性の向上を図ることができる。
【0027】
ところで,各排気単管51 〜54 の内側単管10は,その上流側端部が溶接により外側単管11に固着されること,並びにその下流側端部が複数の突条14を介して外側単管11の内周面に支承されることによって,両持ち支持となっている。しかも上記各突条14は,それの横断面形状が円弧もしくは半円形をなすと共に,それの内側単管周方向に沿う幅よりも軸方向に沿う長さが大きくなるように形成されており,内側単管10の軸方向に延びていて,外側単管11の内周面と所定長さLの軸方向領域で接するので,エンジンEの振動や排気脈動等による内側単管10の中間部の振れを効果的に阻止し,振動等によるビビリ音の発生を防ぐことができる。こうしたことから,特に,内側単管の薄肉化が可能となり,そのヒートマスを小さくして排ガスの温度低下を防ぐと共に,排気マニホールドの軽量化を図ることができる。
【0028】
また内側及び外側単管10,11の間には,前記突条14の周囲でも空隙が存在するので,内側単管10を流れる排ガス中の炭化物が内側及び外側単管10,11の間に侵入しても,前記突条14周りの空隙を通過することが可能であり,したがって,炭化物が前記突条14と外側単管11内周面との間に詰まることを防止して,前記突条14の外側単管11に対する良好な摺動性が確保される。
【0029】
図8は本発明の第2実施例を示す。この実施例の保温型排気マニホールドMは,4本の排気単管51 〜54 に共通1個の排気集合管6を接続したもので,その保温構造及び熱伸び吸収構造は前記第1実施例のものと実質的に同一であり,図中,第1実施例との対応部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0030】
以上,本発明の実施例を詳述したが,本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことができる。例えば,排気単管及び排気集合管の本数や形状は,エンジンの気筒数や形式に応じて自由に選定することができる。また断熱空間12,17には,適当な断熱材を充填することもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば,上部フランジと,この上部フランジに各上流側端部が結合される複数の排気単管と,これら排気単管の下流側端部に結合される排気集合管と,この排気集合管の下流側端部に結合される下部フランジとを備え,各管部を二重壁で構成した,エンジンの保温型排気マニホールドにおいて,前記各排気単管を,内外二重に配置した内側単管及び外側単管から構成し,これら内側及び外側単管の上流側端部を相互に固着すると共に前記上部フランジに固着し,前記内側単管の下流側端部外周面に,その軸方向に延びて前記各外側単管の下流側端部内周面に摺動可能に接する複数の突条を周方向略等間隔置きに一体に突設し,該各突条を,それの横断面形状が円弧もしくは半円形をなすと共に,それの内側単管周方向に沿う幅よりも軸方向に沿う長さが大きくなるように形成し,これら内側及び外側集合管の上流側端部を相互に固着すると共に,前記内側集合管の下流側端部を前記外側集合管の下流側端部内周面に摺動可能に接触させたので,内側単管は,外側単管に両持ちで支持される上,前記各突条が,横断面形状が円弧もしくは半円形をなし,それの内側単管周方向に沿う幅よりも軸方向に沿う長さが大きくなるように設定されているため,該各突条が外側単管の内周面と所定長さの軸方向領域で接することで,エンジンの振動や排気脈動等による内側単管の中間部の振れを効果的に阻止し,振動等によるビビリ音の発生を防ぐことができ,これにより特に内側単管の薄肉化が可能となり,そのヒートマスを小さくして排ガスの温度低下を防ぐと共に,排気マニホールドの軽量化を図ることができる。
【0032】
また内側単管及び外側単管の軸方向の熱伸びの差を外側単管の内周面に対する前記突条の摺動により吸収して,内側及び外側単管各部に熱歪みが発生することを防ぐことができる。
【0033】
さらに内側及び外側単管の間には,前記突条の周囲でも空隙が存在することから,排ガス中の炭化物が前記突条と外側単管内周面との間に詰まることを防止でき,前記突条の外側単管に対する良好な摺動性を確保することができる。
【0034】
しかも本発明では,前記排気集合管も,内外二重に配置した内側集合管及び外側集合管から構成しており,これら内側及び外側集合管の上流側端部を相互に固着すると共に,前記内側集合管の下流側端部を前記外側集合管の下流側端部内周面に摺動可能に接触させている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る保温型排気マニホールドをエンジンへの取付け状態で示す側面図。
【図2】 上記排気マニホールドの斜視図。
【図3】 上記排気マニホールドの一部縦断正面図。
【図4】 図3の4部拡大図。
【図5】 図4の5−5線断面図。
【図6】 図1の6−6線断面図。
【図7】 図6の7−7線断面図。
【図8】 本発明の第2実施例に係る排気マニホールドの縦断正面図。
【符号の説明】
E・・・・・エンジン
M・・・・・排気マニホールド
1 〜54 ・・・排気単管
1 ,62 ,6・・・排気集合管
10・・・・内側単管
11・・・・外側単管
14・・・・突条

Claims (1)

  1. 上部フランジ(7)と,この上部フランジ(7)に各上流側端部が結合される複数の排気単管(51 〜54 )と,これら排気単管(51 〜54 )の下流側端部に結合される排気集合管(61 ,62 ,6)と,この排気集合管(61 ,62 ,6)の下流側端部に結合される下部フランジ(8)とを備え,各管部を二重壁で構成した,エンジンの保温型排気マニホールドにおいて,
    前記各排気単管(51 〜54 )を,内外二重に配置した内側単管(10)及び外側単管(11)から構成し,これら内側及び外側単管(10,11)の上流側端部を相互に固着すると共に前記上部フランジ(7)に固着し,前記内側単管(10)の下流側端部外周面に,その軸方向に延びて前記各外側単管(11)の下流側端部内周面に摺動可能に接する複数の突条(14)を周方向略等間隔置きに一体に突設し,該各突条(14)を,それの横断面形状が円弧もしくは半円形をなすと共に,それの内側単管(10)周方向に沿う幅(S)よりも軸方向に沿う長さ(L)が大きくなるように形成し,
    前記排気集合管(6 1 ,6 2 ,6)を,内外二重に配置した内側集合管(15)及び外側集合管(16)から構成し,これら内側及び外側集合管(15,16)の上流側端部を相互に固着すると共に,前記内側集合管(15)の下流側端部を前記外側集合管(16)の下流側端部内周面に摺動可能に接触させたことを特徴とする,エンジンの保温型排気マニホールド。
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