JPH11302062A - 水硬性配合物 - Google Patents

水硬性配合物

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JPH11302062A JP12812098A JP12812098A JPH11302062A JP H11302062 A JPH11302062 A JP H11302062A JP 12812098 A JP12812098 A JP 12812098A JP 12812098 A JP12812098 A JP 12812098A JP H11302062 A JPH11302062 A JP H11302062A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリカルボン酸系の減水剤を配合した水硬性
配合物において、より長い時間、流動性の低下を少なく
することができ、さらにポリカルボン酸系の減水剤の添
加量も少なくすることができる水硬性配合物を提供する
こと。 【解決手段】 ポリカルボン酸系の減水剤を配合した水
硬性配合物において、水硬性結合材が、水溶性アルカリ
含有量が0.25%以下のポルトランドセメント/又は該ポ
ルトランドセメントを使用した混合セメントであること
を特徴とする水硬性配合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリカルボン酸系
の減水剤を配合した水硬性配合物に関するものであり、
より長い時間、流動性の低下を少なくすることができ、
かつポリカルボン酸系の減水剤の配合量も低減できる水
硬性配合物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水硬性結合材としてセメントを
使用する水硬性配合物(ペースト、モルタル又はコンク
リート)を製造する際には、単位水量の低減、あるいは
軟度を増大させるために減水剤が配合されている。前記
減水剤としては、従来より、ナフタレンスルホン酸塩系
のものが広く使用されている。しかしながら、該ナフタ
レンスルホン酸塩系の減水剤では、減水率は高いもの
の、水硬性配合物の経時的な流動性の低下も大きかっ
た。
【0003】一方、セメントを使用する水硬性配合物の
流動性の低下を低減できる減水剤として、ポリカルボン
酸系の減水剤が提案されている。該ポリカルボン酸系の
減水剤を配合した水硬性配合物では、混練終了から60分
程度までは、ほぼ同じ流動性を保ち、90分後において
も、その流動性の低下を小さくすることができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従来、水硬性配合物の多くは、その混練物
を工場で製造し、アジテータ車などによって施工現場へ
輸送し、打設されるものであるが、昨今の都市部におけ
る交通渋滞等により、混練終了から施工現場へ到着する
のに90分以上かかることがある。また、大規模構造物の
施工においては、通常1回あたりの打設量が多くなるた
め、打設中に何らかのトラブルが生じた場合、混練終了
から90分以上経過後に打設されることがある。
【0005】ポリカルボン酸系の減水剤を配合した水硬
性配合物においても、混練終了から90分以上経過する
と、流動性の低下が大きくなる傾向があり、前記のよう
に混練終了から90分以上経過後に打設するような場合で
は、打設が困難であった。
【0006】また、ポリカルボン酸系の減水剤では、ナ
フタレンスルホン酸塩系の減水剤に比べて、同程度の流
動性を得ようとした場合、4〜5割程度その添加量を減ら
すことができるのではあるが、ポリカルボン酸系の減水
剤は高価である(kgあたりで比較するとナフタレンスル
ホン酸塩系の減水剤の2倍程度)ため、水硬性配合物
(ペースト、モルタル又はコンクリート)のコストが高
くなってしまうという問題もあった。
【0007】そこで、本発明が目的とすることは、ポリ
カルボン酸系の減水剤を配合した水硬性配合物におい
て、より長い時間、流動性の低下を少なくすることがで
き、さらに、ポリカルボン酸系の減水剤の配合量も少な
くできる水硬性配合物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するために鋭意研究した結果、ポリカルボン酸系
の減水剤を配合した水硬性配合物においては、ポルトラ
ンドセメント中の水溶性アルカリ含有量が流動性に大き
く影響し、水溶性アルカリ含有量が少ないポルトランド
セメントを使用することによって、より長い時間、流動
性の低下を少なくすることができること、そして、水硬
性配合物の流動性も大きくなるので、ポリカルボン酸系
の減水剤の添加量も少なくできること、を見いだし本願
発明を完成させた。
【0009】即ち、本発明は、ポリカルボン酸系の減水
剤を配合した水硬性配合物において、水硬性結合材が、
水溶性アルカリ含有量が0.25%以下のポルトランドセメ
ントであることを特徴とする水硬性配合物である(請求
項1)。また、本発明は、ポリカルボン酸系の減水剤を
配合した水硬性配合物において、水硬性結合材が、水溶
性アルカリ含有量が0.25%以下のポルトランドセメント
を使用した混合セメントであることを特徴とする水硬性
配合物である(請求項2)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明では、水硬性結合材として、水溶性アルカリ含有量
が0.25%以下であるポルトランドセメント/又は該ポル
トランドセメントを使用した混合セメントを使用する。
ポルトランドセメントとしては、普通、早強、超早強、
中庸熱、低熱、耐硫酸塩ポルトランドセメントが挙げら
れ、混合セメントとしては、高炉セメント、フライアッ
シュセメント等の各種混合セメントが挙げられる。な
お、本発明における水溶性アルカリ含有量は、R2O換算
の値である。
【0011】現在市販されている各種ポルトランドセメ
ント中の水溶性アルカリ含有量は、0.3〜0.4%であり、
このようなポルトランドセメントとポリカルボン酸系の
減水剤を組み合わせた水硬性配合物では、前述したよう
に、混練終了から90分以上経過すると流動性の低下が大
きくなる傾向にあるが、水溶性アルカリ含有量が0.25%
以下のポルトランドセメントであれば、より長い時間、
流動性の低下を少なくすることができる。また、ポリカ
ルボン酸系の減水剤の添加量が同じであれば、水溶性ア
ルカリ含有量が0.25%を超えるポルトランドセメントを
使用した混合セメントを用いた水硬性配合物よりも、流
動性が大きくなるので、ポリカルボン酸系の減水剤の添
加量も少なくすることができる。ポルトランドセメント
中の水溶性アルカリ含有量が0.25%を超えると、混練終
了から90分以上経過後の流動性の低下が大きくなる。
【0012】混合セメントに於いても、該混合セメント
に使用するポルトランドセメント中の水溶性アルカリ含
有量が重要であり、水溶性アルカリ含有量が0.25%以下
であるポルトランドセメントを使用した混合セメントで
は、より長い時間、流動性の低下を少なくすることがで
きる。また、ポリカルボン酸系の減水剤の添加量が同じ
であれば、水溶性アルカリ含有量が0.25%を超えるポル
トランドセメントを使用した混合セメントを用いた水硬
性配合物よりも、流動性が大きくなるので、ポリカルボ
ン酸系の減水剤の添加量も少なくすることができる。水
溶性アルカリ含有量が0.25%を超えるポルトランドセメ
ントを使用した混合セメントでは、混練終了から90分以
上経過後の流動性の低下が大きくなる。
【0013】なお、本発明において、ポルトランドセメ
ント中の水溶性アルカリ含有量は、「ASTM C−1
14 S17.2」に準じて測定されるものである。
【0014】一般に、ポルトランドセメント中の水溶性
アルカリは、主に粘土に含まれるアルカリ分と石炭等の
燃料中に含まれるイオウ分がクリンカの焼成時に反応し
て、硫酸アルカリとなることにより生じるものであり、
水溶性アルカリの大部分は、硫酸ナトリウムと硫酸カリ
ウムである。そしてその比率は、ほぼNa2O/K2O=1/3
(モル比)である。本発明における水溶性アルカリ含有
量が0.25%以下であるポルトランドセメントは、石炭等
の燃料を使用しない焼成装置(例えば、電気炉等)であ
れば、従来の粘土を原料として使用しても製造は可能で
あるが、従来のポルトランドセメントのように大量・か
つ安価に製造するには、粘土の一部/又は全部をアルカ
リ含有量の少ない安価な原料(例えば、アッシュダスト
等)に変えること、およびイオウ分の少ない燃料を使用
することにより、従来と同様にロータリキルンで製造す
ることが好ましい。
【0015】また、本発明における混合セメントは、前
記水溶性アルカリ含有量が0.25%以下であるポルトラン
ドセメントに、高炉スラグ、フライアッシュ等の混和材
を混合することにより製造することができる。
【0016】本発明において、水溶性アルカリ含有量が
0.2%以下のポルトランドセメントでは、混練終了から1
50分経過後においても、混練終了時とほぼ同じ流動性を
保つことができ、さらに水溶性アルカリ含有量が少ない
ほど、水硬性配合物の流動性が高くなり、ポリカルボン
酸系の減水剤の添加量を少なくすることができるのでは
あるが、一方で水溶性アルカリ含有量が0.1%未満のポ
ルトランドセメントを大量・かつ安価に製造することは
困難となるので、ポルトランドセメント中の水溶性アル
カリ含有量は0.1〜0.2%であることが好ましい。
【0017】本発明のポリカルボン酸系の減水剤として
は、カルボキシル基を含有する重合性単量体又はその無
水物の1種又は2種以上の重合物、又はカルボキシル基
を含有する重合性単量体又はその無水物の1種又は2種
以上と他の重合性単量体との重合物又はそれらの塩で平
均分子量が1000〜50000の化合物が挙げられ
る。具体的には、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸
塩、アクリル酸とアリルエーテルとのコポリマー、α−
オレフィンとエチレン性不飽和ジカルボン酸とのコポリ
マー、その部分エステル化物、部分アミド化物、部分イ
ミド化合物などの水溶性塩等が挙げられる。なお、本発
明において、減水剤とは高性能減水剤および高性能AE
減水剤も含むものである。ポリカルボン酸系の減水剤と
して現在市販されているものとしては、(株)エヌ・エ
ム・ビー製のSP−8N、SP−8S等が挙げられる。
【0018】本発明の水硬性配合物は、使用する用途、
目的に応じて、ペースト、モルタル又はコンクリートの
状態で使用される。モルタル又はコンクリートの状態で
使用する場合は、通常モルタル、コンクリートの製造に
使用されている細・粗骨材、すなわち、川砂、山砂、海
砂、砕砂等や、川砂利、山砂利、海砂利、砕石等を使用
することができる。また、必要に応じて、支障のない範
囲内で、空気連行剤、消泡剤等を添加することができ
る。
【0019】本発明の水硬性配合物の練り混ぜは、従来
よりペースト、モルタル又はコンクリートの練り混ぜに
使用されている装置を用いて行うことができる。
【実施例】
【0020】試験例1〜18 1.使用材料 以下に示す材料を使用した。 1)セメント が朗鉱山産の石灰石、東松山鉱山産の粘土、オーストラ
リア産の粘土および苫東産のアッシュダストを原料とし
て、HM2.15、SM2.7、IM1.6となるように混合し、電気炉
で焼成して、試製セメントクリンカを調製した(該クリ
ンカの水溶性アルカリ含有量は0.01%であった)。該セ
メントクリンカ100重量部に2水石膏(試薬特級)3.0重
量部を加えて、ブレーン比表面積3300cm2/g程度まで同
時粉砕した後、Na2OとK2Oの比率がNa2O/K2O=1/3(モル
比)で水溶性アルカリ量が表1の値となるように、Na2S
O4(試薬特級)とK2SO4(試薬特級)を加えて混合し試
製ポルトランドセメントを調製した。なお、試製セメン
トクリンカ中の水溶性アルカリ含有量は、「ASTM
C−114 S17.2」に準じて測定した値である。 2)減水剤 ;(株)エヌ・エム・ビー製 商品名「SP−8N」
(ポリカルボン酸系) ;(株)エヌ・エム・ビー製 商品名「SP−8S」
(ポリカルボン酸系) ;(株)花王製 商品名「マイティ150」(ナフタレ
ンスルホン酸系) 3)細骨材;豊浦産標準砂:相馬珪砂特4号:相馬珪砂3
号:相馬珪砂8号 =1:2:2:1(重量比)の混合砂 4)水;水道水 2.モルタルの混練 「JIS R 5201 8.1(2)機械練り用練り
混ぜ機」に記載されている装置・器具を使用して、以下
の手順で行った。砂/セメント比を2(重量比)とし
て、セメントと砂を30秒間空練りした後、表1に示す水
/セメント比および減水剤/セメント比となるように、
減水剤および水を添加して低速で90秒間練り混ぜる。そ
して30秒間休止する。休止の間にさじで練り鉢及びパド
ルに付着したモルタルをかき落とす。休止が終わったら
中速で60秒間練り混ぜる。3.評価 (1)流動性 混練終了から、表1に示す時間経過後のモルタルのフロ
ー値を「JIS R5201 セメントの物理試験方法
9.7 フロー試験」に準じて測定した。その結果を
表1に示す。また、比較として市販普通ポルトランドセ
メントを用いた場合の結果も表1に併記する。なお、水
溶性アルカリ含有量による圧縮強度(材令24時間)の差
はなかった。
【0021】
【表1】
【0022】試験例19〜24 前記試験例3、5、6、12および14の試製ポルトラ
ンドセメント60重量部とファインセラメント(第一セメ
ント(株)製、高炉スラグ粉末)40重量部を混合し、混
合セメントを調製し、試験例1と同様にモルタルの流動
性を測定した。その結果を表2に示す。また、比較とし
て市販普通ポルトランドセメントを用いて混合セメント
を調製した場合の結果も表2に併記する。なお、水溶性
アルカリ含有量による圧縮強度(材令24時間)の差はな
かった。
【0023】
【表2】
【0024】試験例25 が朗鉱山産の石灰石、東松山鉱山産の粘土、オーストラ
リア産の粘土および苫東産のアッシュダストを原料とし
て、HM2.15、SM2.7、IM1.6となるように混合し、ロータ
リキルンで焼成して、試製セメントクリンカを調製し
た。該セメントクリンカ100重量部に2水石膏(試薬特
級)を3.0重量部加えて、ブレーン比表面積3300cm2/gに
粉砕し、試製ポルトランドセメントを調製した。前記試
製ポルトランドセメントの水溶性アルカリ含有量を測定
するとともに、試験例1と同様にモルタルの流動性を測
定した。その結果を表3に示す。
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、ポリカルボン酸系
の減水剤を配合した水硬性配合物において、水硬性結合
材を水溶性アルカリ含有量が0.25%以下であるポルトラ
ンドセメント/又は該ポルトランドセメントを使用した
混合セメントとすることにより、より長い時間、流動性
の低下を少なくすることができる。また、ポリカルボン
酸系の減水剤の添加量が同じであれば、水溶性アルカリ
含有量が0.25%を超えるポルトランドセメント/又は該
ポルトランドセメントを使用した混合セメントを用いた
水硬性配合物よりも、流動性が大きくなるので、ポリカ
ルボン酸系の減水剤の添加量も少なくすることができ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカルボン酸系の減水剤を配合した水
    硬性配合物において、水硬性結合材が、水溶性アルカリ
    含有量が0.25%以下のポルトランドセメントであること
    を特徴とする水硬性配合物。
  2. 【請求項2】 ポリカルボン酸系の減水剤を配合した水
    硬性配合物において、水硬性結合材が、水溶性アルカリ
    含有量が0.25%以下のポルトランドセメントを使用した
    混合セメントであることを特徴とする水硬性配合物。
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