JPH11301281A - 自動車用ドアのガラスシール構造 - Google Patents

自動車用ドアのガラスシール構造

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JPH11301281A
JPH11301281A JP10105950A JP10595098A JPH11301281A JP H11301281 A JPH11301281 A JP H11301281A JP 10105950 A JP10105950 A JP 10105950A JP 10595098 A JP10595098 A JP 10595098A JP H11301281 A JPH11301281 A JP H11301281A
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JP
Japan
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glass
partition
upper edge
opening
movable door
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JP10105950A
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Takeomi Takamiya
武臣 高宮
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーティションサッシュによって区画された
ドアガラス開口部上縁の外観の見映えを向上させる。 【解決手段】 可動ドアガラス用開口部6の上部に配設
されるグラスラン3が、中空シール部22と、車室内側
シール部26と、モール部25と、を有し、このグラス
ラン3の端部が、可動ドアガラス用開口部6からパーテ
ィションサッシュ5を横切ってパーティションガラス2
上端縁に沿うように延長されていると共に、この延長部
分で、車室内側シール部26が切り欠かれ、かつパーテ
ィションガラス2の周縁に取り付けられたガスケット2
9上端縁が中空シール部22に嵌合している。そして、
ガスケット29のパーティションガラス2上端面上の部
分には、中空シール部22に向かって突出する突起部3
1が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ドアのガラ
スのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアガラス開口部にあっては、
パーティションサッシュによって、ドアガラス開口部が
車体前後方向に区画されて、昇降可能な可動ドアガラス
と、常時締め切られた状態で固定されたパーティション
ガラスとが、それぞれ取り付けられるものがある。そし
て、上記可動ドアガラスと上記パーティションガラスと
では異なる形状のシール部材を使用する必要があるた
め、可動ドアガラス用開口部には可動ドアガラス用グラ
スランが取り付けられていると共に、パーティションガ
ラス用開口部には、パーティションガラス用ガスケット
が取り付けられているものが知られている(例えば、実
開平2−233号公報等を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、可
動ドアガラス用開口部上縁からパーティションガラス用
開口部上縁に亙った、ドアパネル上縁には、ドアウェザ
ーストリップが取り付けられており、上記可動ドアガラ
ス用グラスラン並びに上記パーティションガラス用グラ
スランは、このドアウェザーストリップに当接してい
た。
【0004】そのため、ドアウェザーストリップと可動
ドアガラス用グラスランとの当接面、並びにドアウェザ
ーストリップとパーティションガラス用ガスケットとの
当接面が、それぞれ、ドアガラス開口部の上縁の側面に
露出して外観の見映えを損なっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、昇降
可能な可動ドアガラス用の開口部と固定されたパーティ
ションガラス用の開口部とがパーティションサッシュに
よって区画されてなる自動車用ドアのガラスシール構造
において、可動ドアガラス用開口部の上部に配設される
グラスランが、上記可動ドアガラス上端縁を受ける中空
シール部と、上記可動ドアガラス上端部に車室内側から
当接する車室内側シール部と、上記中空シール部の車外
側を覆うモール部と、を有し、このグラスランの端部
が、上記可動ドアガラス用開口部から上記パーティショ
ンサッシュを横切って上記パーティションガラス上端縁
に沿うように延長されていると共に、この延長部分で
は、上記車室内側シール部が切り欠かれており、かつ上
記パーティションガラスの周縁に取り付けられたガスケ
ットの上端縁が上記中空シール部に嵌合していることを
特徴としている。
【0006】これによって、グラスランが可動ドアガラ
ス上端縁からパーティションガラス上端縁に亙って延長
され、モール部によって可動ドアガラス用開口部上縁と
パーティションガラス用開口部上縁が連続して覆われ
る。
【0007】請求項2の発明によれば、上記ガスケット
のパーティションガラス上端面上の部分には、上記中空
シール部に向かって突出する突起部が設けられているこ
とを特徴としている。
【0008】これによって、突起部が中空シール部に押
し込まれて、パーティションガラス上縁のガスケットが
モール部によって覆われる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0010】図1は、リアドアを示している。このリア
ドアのウエストラインAより上方のドアガラス開口部に
は、ゴム製のグラスラン3が取り付けられている。この
グラスラン3には、図1及び図2に示すように、型成形
部4を介してパーティションサッシュ5が接続されてお
り、昇降可能な可動ドアガラス1が取り付けられる可動
ドアガラス用開口部6と、固定されたパーティションガ
ラス2が取り付けられるパーティションガラス用開口部
7と、に区画されている。
【0011】上記パーティションサッシュ5は、一枚の
鋼板が折曲されて、車体の側面に略平行な車外側フラン
ジ部8及び車内側フランジ部9と、上記両フランジ部
8,9に略直交する中間部10と、を有する断面略H字
形に形成されている。
【0012】この車外側フランジ部8の表面は、パーテ
ィションサッシュ5と一体に押出成形されたゴム材11
によって覆われている。また、このゴム材11の上記可
動ドアガラス用開口部6側の端部には、車内側後方に突
出して、可動ドアガラス1の車体後方側端縁の車外側に
摺接する舌片状のリップ12が設けられている。
【0013】上記車内側フランジ部9には、ゴム製のウ
ェザーストリップ13が取り付けられている。このウェ
ザーストリップ13は、内部に芯金が埋設されて断面略
U字形に形成されたウエルト部14を有し、このウエル
ト部14が車内側フランジ部9に上記可動ドアガラス用
開口部6側から取り付けられている。
【0014】上記ウエルト部14は、車内側脚部15と
車外側脚部16を有し、この両脚部15,16の内側に
設けられたリップが車内側フランジ部9に密着してい
る。
【0015】また、上記ウエルト部14の上記可動ドア
ガラス用開口部6側の端部には、車外側後方に向かって
突出した舌片状のリップ部17が設けられている。この
リップ部17は、可動ドアガラス1の車体後方側端縁の
車内側に摺接している。
【0016】上記中間部10のドアガラス開口部6側の
表面は、上記車外側脚部16から突出した略L字形の突
出片18によって覆われている。
【0017】上記グラスラン3は押出成形によって形成
されており、上記可動ドアガラス用開口部6上縁におい
ては、図2及び図3に示すように、ドアパネルの車外側
に向かって突出したフランジ部19に装着される断面略
U字形の本体部20を主体としている。この本体部20
は、上記フランジ部19の車体上方側の側面を覆う上方
脚部21と、上記上方脚部21と対向し、かつ上記フラ
ンジ部19の車体下方側を覆う断面略矩形の中空シール
部22と、この中空シール部22の車外側を覆うモール
部25と、を有している。
【0018】そして、上記中空シール部22の可動ドア
ガラス用開口部6に面した底壁22aには、可動ドアガ
ラス1上端縁が嵌合している。
【0019】上記上方脚部21の車内側先端には、ドア
パネル上縁に密着するシールリップ23が設けられてい
ると共に、この上方脚部21の車外側端縁には、ドアを
閉じた際に、車体パネルに当接する舌片状の隙間リップ
24が設けられている。
【0020】また、上記中空シール部22の車内側端面
に連続して、車室内側シール部26が設けられている。
【0021】上記車室内側シール部26は、厚肉の略板
状を呈した、板状部26aを基部としている。この板状
部26aは、上記フランジ部19から略L字形に折曲さ
れて車体下方に連続しているドアパネルの車外側表面を
覆っていると共に、この板状部26aの車内側側面に
は、上記ドアパネルの車外側表面に形成された凹部に嵌
合する一対のサブリップ26bが設けられている。ま
た、この板状部26aの車体下方の端部には、車外側上
方に突出して可動ドアガラス1に車内側から摺接する舌
片状の内側ガラスリップ26cが設けられている。
【0022】一方、パーティションガラス開口部7上縁
のグラスラン3は、上記可動ドアガラス用開口部6上縁
のグラスラン3と一体に連続して押出成形されたもので
あるが、パーティションガラス用開口部7上縁部分にお
いては、グラスラン3から上記車室内側シール部26が
2次加工により切り欠かれており、上記本体部20のみ
となっている。
【0023】また、上記型成形部4はグラスラン3の本
体部20の中空シール部22と連続していると共に、上
記パーティションサッシュ5に装着されたウェザースト
リップ13及びパーティションサッシュ5と一体に押出
成形されたゴム材11に連続している。
【0024】上記パーティションガラス2の周縁には樹
脂製のガスケット29が取り付けられており、このパー
ティションガラス2は上記ガスケット29と共にパーテ
ィションガラス用開口部7内周に嵌合している。
【0025】このパーティションガラス2がパーティシ
ョンサッシュ5に嵌合している部分においては、パーテ
ィションサッシュ5の車外側フランジ部8の車内側側面
に、ガスケット29のパーティションガラス2端縁車外
側を覆っている部分が当接している。また、ガスケット
29のパーティションガラス2端縁車内側を覆う部分
は、車内側に張り出して、パーティションサッシュ5の
車内側フランジ部9の車体後方側の端部に係合してお
り、かつウェザーストリップ13の車内側脚部15の先
端に当接している。
【0026】パーティションガラス2がグラスラン3に
嵌合している上方の部分においては、ガスケット29
は、断面略矩形に形成されており、パーティションガラ
ス2の上端面より下方の車内側に取り付けられている。
【0027】このパーティションガラス2上縁のガスケ
ット29の車内側上端面には、車体上方に向かって突出
した膨出部30が設けられている。この膨出部30の先
端は、ドアパネルのフランジ部19に当接していると共
に、この膨出部30の側面は、グラスラン3の本体部2
0の中空シール部22の車内側側面に当接している。ま
た、このガスケット29上端面の車外側には、上記パー
ティションガラス2の上端縁を覆う突起部31が設けら
れている。この突起部31は、断面略楕円状を呈し、上
記中空シール部22のパーティションガラス用開口部7
に面した底壁22aに嵌合している。
【0028】また、パーティションガラス2上縁の車外
側端縁は、グラスラン3のモール部25によって覆われ
ている。
【0029】このように構成されたドアガラスのシール
構造においては、パーティションガラス2の上縁が、グ
ラスラン3の中空シール部25に嵌合して保持されるの
で、パーティションガラス2のホールド性が向上する。
【0030】また、グラスランが可動ドアガラス上端縁
からパーティションガラス上端縁に亙って延長され、モ
ール部によって可動ドアガラス用開口部上縁とパーティ
ションガラス用開口部上縁が連続して覆われるので外観
上の見映えが良いものとなる。
【0031】そして、ガスケット29の突起部31が、
中空シール部22に押し込まれることによって、パーテ
ィションガラス2上縁に位置するガスケット29が、中
空シール部22とモール部25とによって覆われて車外
側に露出することがなくなるので、外観上の見映えが良
いものとなる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、パーティショ
ンガラスの上端は中空シール部に嵌合されているので、
パーティションガラスのホールド性が向上する。
【0033】また、グラスランが可動ドアガラス上端縁
からパーティションガラス上端縁に亙って延長され、モ
ール部によって可動ドアガラス用開口部上縁とパーティ
ションガラス用開口部上縁が連続して覆われるので外観
上の見映えが良いものとなる。
【0034】請求項2の発明によれば、パーティション
ガラス上縁のガスケットが外部に対して露出することが
なくなるので、外観上の見映えが良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のリアドアを示す平面図。
【図2】本発明に係るドアガラス開口部のシール構造を
示す斜視図。
【図3】本発明に係るグラスランの斜視図。
【符号の説明】
20…本体部 22…中空シール部 22a…底壁 25…モール部 29…ガスケット 30…膨出部 31…突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な可動ドアガラス用の開口部と
    固定されたパーティションガラス用の開口部とがパーテ
    ィションサッシュによって区画されてなる自動車用ドア
    のガラスシール構造において、可動ドアガラス用開口部
    の上部に配設されるグラスランが、上記可動ドアガラス
    上端縁を受ける中空シール部と、上記可動ドアガラス上
    端部に車室内側から当接する車室内側シール部と、上記
    中空シール部の車外側を覆うモール部と、を有し、この
    グラスランの端部が、上記可動ドアガラス用開口部から
    上記パーティションサッシュを横切って上記パーティシ
    ョンガラス上端縁に沿うように延長されていると共に、
    この延長部分では、上記車室内側シール部が切り欠かれ
    ており、かつ上記パーティションガラスの周縁に取り付
    けられたガスケットの上端縁が上記中空シール部に嵌合
    していることを特徴とする自動車用ドアのガラスシール
    構造。
  2. 【請求項2】 上記ガスケットのパーティションガラス
    上端面上の部分には、上記中空シール部に向かって突出
    する突起部が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の自動車用ドアのガラスシール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031137A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Toyota Motor Corp 車両側部構造
JP2014097750A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toyota Motor Corp ガラスラン
JP2014097751A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toyota Motor Corp ガラスラン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031137A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Toyota Motor Corp 車両側部構造
JP2014097750A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toyota Motor Corp ガラスラン
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