JPH11301175A - 作図用コンパス - Google Patents

作図用コンパス

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JPH11301175A
JPH11301175A JP12291198A JP12291198A JPH11301175A JP H11301175 A JPH11301175 A JP H11301175A JP 12291198 A JP12291198 A JP 12291198A JP 12291198 A JP12291198 A JP 12291198A JP H11301175 A JPH11301175 A JP H11301175A
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JP
Japan
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needle
compass
leg
joint
holding part
Prior art date
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Pending
Application number
JP12291198A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sasaki
正明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA CLIP KK
Osaka Clip Co Ltd
Original Assignee
OSAKA CLIP KK
Osaka Clip Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作図用コンパスで針を退避させることで針刺
しの危険をなくす。 【解決手段】 コンパスの針脚の先端部に針をその方向
を反転可能に枢着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作図用コンパスの針
による刺傷等の危険を防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】作図用コンパスの針による事故を防止す
るため、コンパスの針脚に針先に向って出入自在の針カ
バーを針脚に枢着しておき、コンパス不使用には、この
カバーを針先に進出させ、使用時には退避させると云う
構成が用いられており、或は針を高さが底面の直径より
低い太短い円錐形とすることで手指等に刺さり難くした
ものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した針カバーを進
退させる構造は、針カバーを退避させた状態、即ちコン
パスの使用時に針カバーがコンパスの針脚から外方に突
出して邪魔であり、デザイン上も好ましくない。針先を
太短い円錐にすることは針先の位置決め機能を低下さ
せ、また針先を所定位置に立てようとするとき、針の先
端が見難いと云う難点がある。本発明はこれらの点を改
善したコンパスの安全策を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】コンパスの針脚を関節状
に延長して、この延長された部分を針保持部として、そ
の先端に先端を必要なだけ小許突出させてコンパス針を
固定し、この針保持部を180°転向させることで、コ
ンパス不使用時針先がコンパス脚の枢結部の方を向くよ
うにし、針先をコンパス使用の位置に回動させたとき、
針保持部と針脚との間で弾性的な係止機構が機能するよ
うにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本願請求項1の発明に対応
する実施形態である。1がコンパスの針脚、2が鉛筆脚
で、3は両脚の枢結部である。針脚1は鉛筆脚2より短
くて、その先端に針保持部4が枢着されて関節状になっ
ており、針保持部4はコンパスの両脚の開閉面内で回動
可能である。針保持部4の先端にはコンパス針5が埋込
み固定されている。この針は先端頂角が45〜50°程
度で一般の縫い針より頂角が大きい。この針が僅かに先
端を突出させてある。針保持部4は、針5をコンパス使
用位置にしたとき、関節より反対側に延出された当り4
1が針脚1の背中に当って、それ以上の回動を阻止する
と共に、針5の中心線の延長は針保持部と針脚との関節
の回動中心より外側を通るようにしてあり、コンパス使
用中のコンパスを押える力は針保持部4を針脚1より外
方に曲げようとするから、関節部が不用意に内側に回動
することがない。コンパス不使用時には、針保持部4を
コンパス両脚の内側に向けて略々180°回動させる。
針脚1の内側には針保持部4が納まる逃げ11が凹設し
てある。
【0006】図2は図1の形態における針保持部4のコ
ンパス使用時と不使用時の夫々の弾性的な係止機構の幾
つかを例示するものである。これらの図はコンパスの針
脚1を縦に半分切除して断面を示し、図2Aでは針保持
部4は全形を示している。図2Aの例では針保持部4の
回動中心から内側即ち針5を使用位置にしたときコンパ
ス脚の内側になる側に突起42を設け、その突起の頭を
両側に翼状に広げて翼部42a,42bとし、両翼部の
端を夫々膨出させた形としてある。この翼部は針5を使
用位置にするときも、不使用位置にするときも、夫々の
位置に近づいた所で翼部42a又は42bの膨出部がコ
ンパスの針脚1の針を格納する逃げ11の外壁先端部1
1aに当って押し込まれ、11aの部分を越えることに
より、針保持部4は夫々の位置に弾性的に係止される。
【0007】図2Bの例は、当り41の内側に突起43
を設けてある。針脚1の外側、逃げ11の外壁に係止孔
12が設けられており、針5を使用位置にしたとき、突
起43がこの係止孔12に嵌入するようになっている。
突起43は片側が膨出しており、これが係止孔12の一
側を乗り越えることで針保持部4は針使用位置に弾性的
に係止される。この例では針を格納した位置での針保持
部4の位置固定は針保持部4の回動に対する摩擦力によ
っている。突起43の先端膨出部に割りを入れ、係止孔
12を通るとき押し縮められることで針保持部を使用位
置に弾性的に係止するようにしてもよい。
【0008】図3は本発明の請求項2に対応する実施形
態を示す。この型では針保持部4が針脚1にコンパス脚
の開閉面に垂直な面内で回動可能に取付けられている。
図3Aの例は針保持部4を針脚1の端の外面に枢着した
もので、針保持部取付け部は段落し13がしてあり、針
5を格納した状態で針5の先端が段落しの所にかくれる
ように針5は先端を針保持部の中心線より稍内側に向け
てある。針保持部4全体が段落しした部分にかくれるよ
うにしてもよい。針保持部4の針脚1に対向する面には
軸方向に一本の溝44が形成してあり、針脚1の段落し
面には軸方向に一本の突条14が形成してある。この溝
と突条とが噛合うことにより、針保持部4は針使用位置
と格納位置の夫々で弾性的に保持される。図3bは針保
持部4を針脚1の内面に枢着したもので、色々な機構構
造は図3aと同じであるから説明は省略する。
【0009】図3cは上記何れの型でも適用できるが、
針脚1に摺動可能にサック又はリング15が嵌めてあ
り、針保持部4を使用位置,格納位置にしたときサック
15を押し下げ針保持部4にかぶさるようにすること
で、針保持部を固定するようにしたものである。この構
成では上述した弾性的係止機構はなくしてもよい。また
サック又はリング15は常時ばねで針脚1の端の方に弾
撥させておいてもよい。針保持部4にばね44を巻装し
ておき、サック15を上に引くと針保持部4が自動的に
格納位置になる、又は逆に使用位置になるようにしてお
くことも出来る。この構成は前述図1,2の例でも適用
できる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、コンパス針が出たまゝ
であることによる危険を解消するのに針カバーを出入さ
せるのでなく、針を使用格納両位置を選択できるように
したから、針カバーのような余分な部品がコンパスに付
着して邪魔になると云うようなことがなく、スマートに
コンパスの安全を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の全体斜視図。
【図2】上記実施形態における要部の斜視図。
【図3】本発明の第二の実施形態の要部斜視図。
【符号の説明】
1 針脚 2 鉛筆脚 3 枢結部 4 針保持部 5 針

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパスの針脚の先端部にコンパス脚の
    開閉面内に回動可能に関節を設け、この関節をコンパス
    脚の内側に向っては半回転可能で、反対側には略々コン
    パス脚の延長方向以上には回動出来ないようにする制限
    手段と、この制限手段による上記関節の回動端で上記関
    節を係止する弾性的手段を設け、この関節の先端に針先
    を小許突出させてコンパス針を固定したことを特徴とす
    る作図用コンパス。
  2. 【請求項2】 コンパスの針脚の先端部の外側面或は内
    側面にその面内で回動可能に針保持部を枢着し、この針
    保持部の上記枢着端と反対の端に針先を小許突出させて
    針を固定し、この針保持部の回動に対してコンパス針を
    コンパス針脚の延長方向に向けた位置で針保持部が係止
    されるクリック機構を設けたことを特徴とする作図用コ
    ンパス。
JP12291198A 1998-04-16 1998-04-16 作図用コンパス Pending JPH11301175A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006239951A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Ginchiyou Sangyo Kk コンパスやデバイダのような針を備えた製図用具のカバー装置
KR101177448B1 (ko) 2010-06-15 2012-08-30 민락용 컴퍼스
JP2021030572A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 クツワ株式会社 コンパス

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