JPH11301074A - プリンタ制御システム - Google Patents

プリンタ制御システム

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JPH11301074A
JPH11301074A JP12421798A JP12421798A JPH11301074A JP H11301074 A JPH11301074 A JP H11301074A JP 12421798 A JP12421798 A JP 12421798A JP 12421798 A JP12421798 A JP 12421798A JP H11301074 A JPH11301074 A JP H11301074A
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JP
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command
processing unit
printer
host
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JP12421798A
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English (en)
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Takeshi Sakai
剛 坂井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Data Systems Co Ltd
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Oki Data Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 プリンタ6が印字を開始して紙詰まりが
発生すると、その用紙を除去した後、ホスト装置1から
用紙吸入のためのファンクションコマンドが入力する。
割り込み受信処理部7は、このファンクションコマンド
を受け付けると、システム処理部9に対し、他の処理に
優先してそのコマンドを実行させる。こうして、用紙吸
入と印字データの印字が再開される。 【効果】 通常、コマンドと印字データは受信順に処理
されるが、紙詰まり後の用紙吸入コマンド等を他の処理
に優先して実行させることにより、復旧が容易になる。
また、リセットをしないので印字データが保存され、有
効に印字される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷中に紙詰まり
等が発生してプリンタが動作を停止した場合に、再び印
刷を開始するための復旧処理が容易なプリンタ制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサ等によって制御される、インクジェットプリンタや
ノンインパクトプリンタ、その他各種のプリンタには、
全ての印字制御をホスト側の指示で実行するホストベー
ストプリンタが広く採用されている。この種のプリンタ
は、ホストから送られてくるファンクションコマンドと
印字データとを、受信した順に受信バッファに格納し
て、順次そのデコード、展開、印字処理等を行って動作
する。プリンタ制御は、ファンクションコマンドにより
行われ、このコマンドにより、用紙の吸入と、1ライン
分印刷後のラインフィード、用紙の排出といった動作が
実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
一般に、プリンタが印刷を開始する前に、ホストからフ
ァンクションコマンドや印字データが送信される。プリ
ンタは、印字データ受信後、用紙の吸入を行って印字を
開始する。ところが、こうした動作中に紙詰まり等によ
って用紙の搬送が停止することがある。このときは、用
紙の搬送停止後、手作業でその用紙をプリンタから抜き
取る。
【0004】ここで、オンライン状態とスタンバイ状態
とを切り替えるラインスイッチ等が付いているプリンタ
ならば、詰まった用紙の抜き取り後、オンラインスイッ
チを押して用紙吸入を再開し、印刷を続行することがで
きる。しかしながら、ホストベーストプリンタの場合に
は、紙詰まりした用紙を除去した後、一旦プリンタの電
源をオフし、再び電源をオンしてリセットを行う。その
後、ホストから改めて印字データやファンクションコマ
ンドを送信する。
【0005】こうしたプリンタの操作は煩雑で、慣れな
い場合、印刷再開を手間取ることも多い。また、ホスト
からプリンタに対してせっかく転送した印字データも電
源のオンオフとリセットによって全て無駄になってしま
うという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ホストから入力する割り込み処理要求を受け
入れて、プリンタの内部制御のための内部インタフェー
スコマンドを該当部分に出力する割り込み受信処理部
と、上記ホストから受信した印字データを編集処理する
編集処理部と、上記ホストから受信したファンクション
コマンドの内容をシステムに実行させるシステム処理部
とを備え、上記割り込み受信処理部は、通常処理の場
合、上記編集処理部に対して、印字データとともにプリ
ンタに送信される、印字動作制御用のファンクションコ
マンドを、上記ホストから受信した順に実行させるよう
に、内部インタフェースコマンドを出力し、異常処理の
場合、上記システム処理部に対して、上記編集処理部の
通常処理に優先して、特定のファンクションコマンドを
実行させるように、内部インタフェースコマンドを出力
することを特徴とするプリンタ制御システム。
【0007】〈構成2〉ホストから受信した印字データ
を編集処理する編集処理部と、上記ホストから受信した
吸紙コマンドを実行して、吸紙動作と印字動作を制御す
るシステム処理部とを備え、通常処理の場合、上記シス
テム処理部は、吸紙コマンドを実行した後、上記編集処
理部の編集処理した印字データの印字動作を順に制御
し、上記吸紙コマンドを実行中に媒体の異常搬送が発生
して、給紙動作が中断した場合、上記システム処理部
は、上記ホストから吸紙コマンドの処理要求を受け付け
て、その吸紙コマンドを優先的に実行し、その後、吸紙
動作が中断したとき保存していた上記編集処理部の編集
処理した印字データについて、印字動作の制御を開始す
ることを特徴とするプリンタ制御システム。
【0008】〈構成3〉構成1に記載のプリンタ制御シ
ステムにおいて、通常処理のための印字データと印字動
作制御用のファンクションコマンドをホストがプリンタ
に転送する通常モードと、異常処理のためのファンクシ
ョンコマンドをホストがプリンタに送信する割り込みモ
ードとを設け、プリンタ側の割り込み受信処理部は、上
記モードに応じて内部インタフェースコマンドの転送先
を決定することを特徴とするプリンタ制御システム。
【0009】〈構成4〉構成1に記載のプリンタ制御シ
ステムにおいて、システム処理部が次に実行すべき内部
インタフェースコマンドを、割り込み処理部から来たも
のと編集処理部から来たものを区別できるようにバッフ
ァに格納し、システム処理部は、割り込み処理部から来
たコマンドを、編集処理部から来たコマンドに優先して
参照し、これを処理することを特徴とするプリンタ制御
システム。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明によるプリンタ制御システム
ブロック図である。このシステムは、例えばこの図に示
すようなホスト装置1がプリンタ6に対し印字データを
送信し、印字を行う場合に利用される。ホスト装置1
は、パーソナルコンピュータ等から成り、ディスプレイ
2、本体部3、キーボード4、マウス5等を備えてい
る。
【0011】このホスト装置1によって作成された文書
等の印字データがプリンタ6に送信される。プリンタ6
の主要な機能ブロックをこの図の下側に示す。プリンタ
6には、即ち、ホスト装置1とインタフェースケーブル
を介して接続された割り込み受信処理部7、編集処理部
8、システム処理部9、メカコン処理部10等が設けら
れている。
【0012】ここで、この種のプリンタの基本的な構造
を説明する。図2は、図1に示したプリンタ6のハード
ウェアブロック図である。図に示すように、このプリン
タは、インタフェースケーブル11に接続された受信回
路12と、マイクロプロセッサ13、コンソール14、
I/O制御回路15、ROM(リードオンリメモリ)1
6、RAM(ランダムアクセスメモリ)17等を備えて
いる。また、I/O制御回路15には、印字ヘッド制御
回路18、スペースモータ制御回路19及び改行モータ
制御回路20が接続されている。
【0013】印字ヘッド制御回路18は、印字ヘッド2
1に印字データを転送して駆動するための回路である。
スペースモータ制御回路19は、印字ヘッドを主走査方
向に移動させるためのスペースモータ22を制御する回
路である。改行モータ制御回路20は、用紙を1ライン
印刷するたびに副走査方向に搬送するための改行モータ
23を制御する回路である。コンソール14は、電源ス
イッチやインジケータランプにより構成される。このプ
リンタは、受信回路12によって図1に示したホスト装
置1から受信した印字データをマイクロプロセッサ13
が解析し、ビットマップ形式の印字データを生成する。
印字データは、I/O制御回路15を介して印字ヘッド
制御回路18に転送され、印字ヘッド21によって印字
される。
【0014】上記割り込み受信処理部7は、受信回路1
2の機能の一部により実現され、編集処理部8、システ
ム処理部9、メカコン処理部10等はマイクロプロセッ
サ13がROM16に格納された制御処理用のプログラ
ムを実行することによって実現する機能ブロックであ
る。なお、この発明は、制御スイッチのないホストベー
ストプリンタの制御に極めて有効であるが、制御スイッ
チが付いたプリンタであっても、紙詰まりの際に自動的
な復旧ができ、操作性が向上するという効果がある。
【0015】図1に戻って、割り込み受信処理部7は、
ホスト装置1から入力する割り込み処理要求を受け入れ
て、プリンタの内部制御のための内部インタフェースコ
マンドを、編集処理部8やシステム処理部9に向けて出
力する機能を持つ部分である。編集処理部8は、ホスト
装置1から受信されたデータを編集処理する機能を持つ
部分である。この編集処理前及び編集処理後の印字デー
タは、図2に示すRAM17に格納される。
【0016】システム処理部9は、編集処理部8から編
集処理の過程で転送されるファンクションコマンドを受
け入れて解析し、メカコン処理部10を制御する処理を
行う機能を持つ。メカコン処理部10は、図2に示すI
/O制御回路15を介してスペースモータや改行モータ
を制御し、あるいは各種のセンサ等の信号を受け入れて
制御をする機能を持つ部分である。なお、編集処理部8
は、印字データと共にプリンタに送信される制御用のフ
ァンクションコマンドを、ホストから受信した順に実行
するように、システム処理部9にそのコマンドを転送す
る処理を行う機能も持つ。
【0017】一方、紙詰まり等が発生した異常処理の場
合には、割り込み受信処理部7がシステム処理部9に対
し優先処理のための内部I/Fコマンドを送信する。こ
れによって、システム処理部9は、編集処理部8の通常
処理に優先して、ホスト装置から受信した用紙吸入コマ
ンド等の特定のファンクションコマンドを実行する構成
になっている。
【0018】以下、本発明のプリンタ制御システムにつ
いて、具体的な動作を説明する。図3は、図1に示した
割り込み受信処理部7の動作フローチャートである。割
り込み受信処理部7は、図2に示した受信回路12より
受信データを取り込み、順にリードする(ステップS
1)。そして、ステップS2において、その受信データ
を解析する。
【0019】ステップS3で、受信データが通常のコマ
ンドかどうかを判断する。即ち、ホストからは、優先処
理すべきコマンドと通常のコマンドとが区別できるよう
な形式で入力する。これを割り込み受信処理部7が判断
し、通常のコマンドならばステップS4に進み、編集処
理部8に対し、内部I/Fコマンドを送信する。
【0020】一方、優先処理コマンド(Hi−prio
rityコマンド)であれば、システム処理部9へ内部
I/Fコマンドを送信する(ステップS5)。このよう
な制御によって、編集処理部8が通常の編集処理を実行
するのに優先して、システム処理部9による受信コマン
ドの処理が実行される。従って、ホスト側から任意のフ
ァンクションコマンドをこうした優先処理コマンドとし
てプリンタに送り込み、プリンタを強制的に制御するこ
とが可能になる。
【0021】なお、こうした優先処理コマンドは、例え
ば、ホスト装置とプリンタとの間で実行されるネゴシエ
ーション中の拡張要求値として送信することができる。
こうしたネゴシエーション方法は、IEEE1284に
規定された標準的な手順に含まれている。このネゴシエ
ーションでは、プリンタが次にどのようなモードに入る
かを指示するために、ホストから1バイトのデータが送
信される。この1バイトのデータに、IEEE1284
でリザーブされている値をあてはめて、最優先コマンド
として使用すればよい。なお、通常のファンクションコ
マンドは、印字データとともにコンパチブルモードによ
り送信する。従って、ネゴシエーションにより優先処理
コマンドを送信すると直ちにターミネーションをホスト
から送信し、コンパチブルモードに切り替えるといった
制御を行う。
【0022】また、プリンタのインタフェースがビジー
の場合であっても、割り込み受信処理部7は、上記のよ
うなネゴシエーションによる優先処理コマンドの受け付
けをすることができる。従って、ホスト装置は、いつで
もプリンタに対し、任意のファンクションコマンドを、
他の処理に優先して実行させることができる。このよう
に、通常処理のための印字データと印字動作制御用のフ
ァンクションコマンドをホストがプリンタに転送する通
常モードと、異常処理のためのファンクションコマンド
をホストがプリンタに送信する割り込みモードとを設け
れば、プリンタ側の割り込み受信処理部が、モードに応
じて内部インタフェースコマンドの転送先を決定するこ
とができる。
【0023】図4には、システム処理部の動作フローチ
ャートを示す。上記システム処理部9は、ステップS1
で、まず優先処理をするコマンドを格納するバッファを
参照し、内部I/Fコマンドが存在するかどうかをチェ
ックする。割り込み受信処理部7は、優先処理コマンド
を受信するとこのバッファにそのコマンドを書き込む。
システム処理部9は、ステップS2において、該当する
優先処理用のコマンドが存在すると判断すると、ステッ
プS6へ進む。そうでない場合にはステップS3に進
む。
【0024】ステップS3では、優先度の低い即ち通常
の内部I/Fコマンドがバッファに存在するかチェック
する。編集処理部8は、通常の場合には、印字データと
ともに受け入れたファンクションコマンドを所定のバッ
ファに格納する。システム処理部9は、そのコマンドが
なければステップS4を経てそのまま処理を終了する。
そのコマンドがあればステップS4からステップS5に
進み、該当するコマンドを用いた通常のメカコン制御を
実行する。即ち、メカコン処理部10へ該当する内部I
/Fコマンドを送信する。
【0025】また、ステップS2において、バッファ内
部に優先処理すべきコマンドがあると判断すると、ステ
ップS6に進み、メカコン処理部10へその優先処理の
ための内部I/Fコマンドを送信する。このように、シ
ステム処理部が次に実行すべき内部インタフェースコマ
ンドを、割り込み処理部から来たものと編集処理部から
来たものを区別できるようにバッファに格納しておけ
ば、システム処理部は、割り込み処理部から来たコマン
ドを、編集処理部から来たコマンドに優先して参照し、
これを処理することができる。
【0026】図5には、上記のような制御が行われた場
合の編集処理部8の動作説明図を示す。例えば、編集処
理部8には、用紙吸入コマンド30と印字データ31や
改行コマンド32が入り混じったデータが受け付けら
れ、一時記憶される。編集処理部8は、これらのデータ
を順に読み出して解析し、印字制御を行う。例えば、用
紙吸入コマンド30を処理する場合には、このコマンド
に基づいた内部I/Fコマンドを生成し、これをシステ
ム処理部9に向けて送信する。これによって、システム
処理部9は、メカコン処理部10を制御し、用紙の吸入
が開始される。
【0027】編集処理部8が印字データ31を解析する
と、印字データ転送制御等の内部I/Fコマンドがシス
テム処理部9に送信される。これによって、メモリの所
定箇所から解析後の印字データが読み出され、印字ヘッ
ドに向けて転送される。
【0028】ここで、時間の経過と共に、図に示すよう
に、印字データ31や改行コマンド32が解析処理され
ていったとする。そして、図に示すように、紙詰まり等
によっていわゆるジャムが発生したとする。このとき、
プリンタは印字を停止する。そして、オペレータはプリ
ンタの蓋を開け、ジャムした用紙を排除する。その後、
プリンタの蓋を閉じると、その状態信号がホスト装置に
通知される。
【0029】ホスト装置は、ここで、既に説明した優先
処理のための用紙吸入コマンドをプリンタに向けて送信
する。既に説明した割り込み受信処理部7が、このコマ
ンドを内部インタフェースコマンドとして、システム処
理部9に直接送信する。システム処理部9は、その用紙
吸入コマンドを受け付けると優先的に処理し、新たな用
紙を吸入する。そして、紙詰まりを起こす前に用意した
印字データの印字を再開する。
【0030】即ち、プリンタは電源オフ等によってリセ
ットされないから、ジャムを発生する前に受信した印字
データをそのままRAM17(図2)に保存している。
従って、用紙が吸入されれば再びその用紙に印字すべき
印字データが読み出され、印字が開始される。もし、こ
のような制御がない場合、ホスト装置から用紙吸入コマ
ンドが送信されたとしても、編集処理部はメモリに格納
した順にデータ解析を行う。
【0031】従って、例えば図に示す用紙吸入コマンド
30Aが実行され、紙詰まりを生じた場合、復旧したと
しても、用紙吸入コマンド30Aの処理は終了してお
り、次の印字データ解析から動作が再開される。従っ
て、実際には正常な復旧はできない。ところが、この発
明では、ホスト装置1から用紙吸入コマンド30Bが入
力するため、改めて用紙吸入が行われ、用紙吸入コマン
ド30Aが実行されたのと同様のタイミングで次の印字
データの印字が再開される。
【0032】図6には、印字開始前のジャム復旧動作説
明図を示す。この発明は、印字開始前にプリンタが印字
データを受信し、給紙を開始したところ、紙詰まりが生
じて印字が中断したといった場合に有効に活用される。
即ち、例えばこの図に示すように、ウォームアップ等の
印字開始準備が行われ、ホスト装置からプリンタに対し
用紙吸入コマンド30が送信されたとする。同時に印字
に必要な印字データ等も受信バッファに格納されてい
る。
【0033】ここで、用紙吸入コマンド30を実行中に
T1のタイミングでジャムが発生し、印字が停止した。
このとき、オペレータは、プリンタの蓋を開け用紙を排
除し、蓋を閉める。ここで、ホスト装置は、既に説明し
た優先処理を行うための用紙吸入コマンドをプリンタに
対して送信する。これにより、既に説明した要領で再び
用紙の吸入が行われる。そして、図6に示すT2のタイ
ミングで印字データが読み出され、該当する印字が実行
される。
【0034】即ち、印字開始前に、用紙吸入が中断した
としても、用紙を排除しプリンタの蓋を閉めると、再び
用紙の吸入が開始され、メモリに記憶された印字データ
がそのまま印字される。即ち、ここではリセット等によ
り印字データが消えることがなく、スピーディに円滑に
印字処理が再開される。
【0035】本発明は上記の具体例に限定されない。ホ
スト装置は、パーソナルコンピュータのみならずワード
プロセッサあるいはネットワークに接続された様々な上
位装置であってよい。また、優先処理すべきファンクシ
ョンコマンドは、用紙吸入のコマンドのみならず様々な
種類のコマンドとすることができる。更に、異常処理と
して、紙詰まりの他、インク切れ、その他各種の異常に
よる動作中断に適用できる。ホストからプリンタに優先
処理コマンドを送信する手段も、例えば識別子を付加し
て、プリンタが通常のファンクションコマンドと区別で
きるようにするといった態様が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、プリンタが
紙詰まり等によって通常動作ができなくなった場合に、
ホスト装置から優先処理すべきコマンドが入力すると、
これを編集処理に優先して実行するように構成したの
で、円滑な復旧が可能となる。また、リセットが不要に
なるため、メモリ中に既に受信した印字データを保存し
ておき、これを再開後に使用して印字ができ、改めて印
字データを受信する必要がなく、速やかな印字再開が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリンタ制御システムのブロック
図である。
【図2】プリンタのハードウェアブロック図である。
【図3】割り込み受信処理部の動作フローチャートであ
る。
【図4】システム処理部の動作フローチャートである。
【図5】編集処理部の動作説明図である。
【図6】印字開始前のジャム復旧動作説明図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 6 プリンタ 7 割り込み受信処理部 8 編集処理部 9 システム処理部 10 メカコン処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストから入力する割り込み処理要求を
    受け入れて、プリンタの内部制御のための内部インタフ
    ェースコマンドを該当部分に出力する割り込み受信処理
    部と、 前記ホストから受信した印字データを編集処理する編集
    処理部と、 前記ホストから受信したファンクションコマンドの内容
    をシステムに実行させるシステム処理部とを備え、 前記割り込み受信処理部は、 通常処理の場合、前記編集処理部に対して、印字データ
    とともにプリンタに送信される、印字動作制御用のファ
    ンクションコマンドを、前記ホストから受信した順に実
    行させるように、内部インタフェースコマンドを出力
    し、 異常処理の場合、前記システム処理部に対して、前記編
    集処理部の通常処理に優先して、特定のファンクション
    コマンドを実行させるように、内部インタフェースコマ
    ンドを出力することを特徴とするプリンタ制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ホストから受信した印字データを編集処
    理する編集処理部と、 前記ホストから受信した吸紙コマンドを実行して、吸紙
    動作と印字動作を制御するシステム処理部とを備え、 通常処理の場合、前記システム処理部は、吸紙コマンド
    を実行した後、前記編集処理部の編集処理した印字デー
    タの印字動作を順に制御し、 前記吸紙コマンドを実行中に媒体の異常搬送が発生し
    て、給紙動作が中断した場合、前記システム処理部は、
    前記ホストから吸紙コマンドの処理要求を受け付けて、
    その吸紙コマンドを優先的に実行し、その後、吸紙動作
    が中断したとき保存していた前記編集処理部の編集処理
    した印字データについて、印字動作の制御を開始するこ
    とを特徴とするプリンタ制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプリンタ制御システム
    において、 通常処理のための印字データと印字動作制御用のファン
    クションコマンドをホストがプリンタに転送する通常モ
    ードと、 異常処理のためのファンクションコマンドをホストがプ
    リンタに送信する割り込みモードとを設け、 プリンタ側の割り込み受信処理部は、前記モードに応じ
    て内部インタフェースコマンドの転送先を決定すること
    を特徴とするプリンタ制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプリンタ制御システム
    において、 システム処理部が次に実行すべき内部インタフェースコ
    マンドを、割り込み処理部から来たものと編集処理部か
    ら来たものを区別できるようにバッファに格納し、 システム処理部は、割り込み処理部から来たコマンド
    を、編集処理部から来たコマンドに優先して参照し、こ
    れを処理することを特徴とするプリンタ制御システム。
JP12421798A 1998-04-17 1998-04-17 プリンタ制御システム Pending JPH11301074A (ja)

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