JPH11170668A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11170668A
JPH11170668A JP9335835A JP33583597A JPH11170668A JP H11170668 A JPH11170668 A JP H11170668A JP 9335835 A JP9335835 A JP 9335835A JP 33583597 A JP33583597 A JP 33583597A JP H11170668 A JPH11170668 A JP H11170668A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
print
processing
page
cancel mode
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Pending
Application number
JP9335835A
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English (en)
Inventor
Sokichi Araki
宗吉 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9335835A priority Critical patent/JPH11170668A/ja
Publication of JPH11170668A publication Critical patent/JPH11170668A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンセルモード中であっても、通常のデー
タ処理が行われ、複雑な処理を行うことなく指示された
印刷出力を中断する。 【解決手段】 ホスト装置からのデータを入力バッファ
に格納し、データの有無を確認後に順次読み出して解析
する。解析データから各コマンド処理を実行する。パネ
ル装置の操作でキャンセルモードの要求がなされ、初期
化処理が行われる。入力バッファのデータの有無、作成
中のページや印刷待ちのページの有無によりキャンセル
モードが開始指示される。パネル装置で“データキャン
セル中”を表示し、印刷待ちのページをシステムのプロ
グラムにて破棄する。キャンセルモードの初期化処理
後、通常処理と同様に、入力バッファにデータがあれば
順次読み出して解析し、1ページ分のデータ展開をして
印刷ページを作成、あるいは作成中の印刷ページの作成
が終了した時点で、印刷ページを破棄する。入力バッフ
ァに格納のデータがなくなるまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたデータ
を印刷出力する画像形成装置において、特に、データの
出力処理を途中で中断する処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置の印刷中断
の処理は、中断処理(以下、キャンセルモードという)
の開始指示がなされたのち、そのキャンセルモードの終
了指示が検知されるまで、処理中のデータや格納されて
いるデータ、さらには、ホスト装置から送信されるデー
タを読み捨てる処理が行われている。このように入力さ
れたデータの読み捨てが行われ、キャンセルモードの終
了指示が検出されたときから印刷処理が再会されるため
に、データの途中の極めてイレギュラーなデータから印
刷されることとなり、例えば、崩れた画像、乱れたペー
ジを出力してしまう。また、データを格納するバッファ
の大きさや、印字データの大きさによっては、印刷デー
タの一部、あるいは次の印刷データの一部を含み読み捨
てられてしまうというようなことがあった。この問題を
解決するために、特開平8−11396号公報に記載さ
れているような印刷装置および印刷装置のリセット処理
方法が考案されている。この処理方法によれば、キャン
セルモードの開始指示後において、既に記憶されている
印刷データ中の排紙命令を識別し、それを識別するまで
入力されたデータを読み飛ばすように動作するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のリセット処理方法では、読み捨て処理を行う
ために、排紙命令の識別といった実際の通常処理による
データの解析と同等レベルの解析を行おうとすると、大
がかりな処理となり、キャンセルモードの開始指示と終
了指示が複数ある場合には、さらに複雑な処理になると
いう問題がある。
【0004】また、従来のキャンセルモードにおいて、
ホスト装置から送信されるデータにおいても、その読み
捨て処理が行われてホスト装置に対し応答を返さないた
めに、ホスト装置では送信先装置の異常であるとみな
し、データ転送を停止してしまうという問題がある。
【0005】また、印刷データのフォーム登録,フォー
ム削除などのコマンドをキャンセルモード中に実行する
と、それらのデータも読み捨てられてしまいキャンセル
モードの終了後に実行される印刷結果に影響を与えると
いう問題があった。
【0006】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、キャンセルモード中であっ
ても、通常のデータの解析等の処理が行われ、特別に複
雑な処理を追加することなく、指示された印刷出力を破
棄する処理によって、キャンセルモードを行う画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置は、印刷処理を途中で中
断する機能を具備する画像形成装置において、データや
制御の情報等の入出力を行う入出力手段と、入力された
データを格納する記憶手段と、データの解析や装置の制
御処理を行う制御手段と、印刷の中断処理の指示により
通常処理後の印刷出力を中断する処理手段と、印刷動作
を行うための処理をする印刷手段とを備えるように構成
したものである。
【0008】前記構成によれば、入力されたデータを通
常の処理にて解析し印刷するため展開処理した印刷ペー
ジは、中断処理が指示されると印刷手段による印刷出力
の処理を行うときに処理手段によって廃棄することがで
きる。
【0009】また、前記制御手段はデータの解析を行う
とき、処理手段に中断処理の指示がされたことを確認し
て、中断処理終了後の印刷動作に影響を与える命令処理
を行わないようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける一実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一
実施の形態における画像形成装置のコントローラの概略
構成を示すブロック図である。図1において、1はコン
トローラ、2はROM内に格納された制御プログラム,
パネル装置からのモード指示,ホスト装置からの制御コ
マンドなどによってコントローラ1全体を制御するCP
U、3はコントローラ1の制御プログラムや印刷出力さ
れる文字のフォントデータなどが格納されているRO
M、4はCPU2のワークメモリ,入力データの入力バ
ッファ,印刷データのページバッファ,ダウンロードフ
ォント用のメモリなどに使用されるRAM、5は装置の
モード指示内容などの設定情報を記憶しておく不揮発性
記憶装置であるNVRAM、6は、ユーザに現在の装置
状態を知らせたり、モード指示を行ったりするパネル装
置7とのコマンドや状態情報の授受を行うパネルI/
F、8は、本装置へデータや制御情報を送信するホスト
装置9との通信を行い、通常はセントロニクスI/F,
RS232C等のホストI/F、10は入力されたモー
ド指示によりキャンセルモードの開始指示や終了指示等
の処理手段であるキャンセル手段、11は実際に印刷動
作を行うエンジン12とのコマンドや印刷データの授受
を行うエンジンI/F、13はフォントデータやプログ
ラムを装置外部から供給するICカードI/F、14は
外部記憶装置(ディスクドライブ等)15との情報の授
受を行う記憶装置I/Fである。
【0011】また、図2(a)は本実施の形態における
キャンセルモード、図2(b)はキャンセルモードの初
期化処理の制御の動作を説明するPAD(Problem Anal
ysisDiagram)チャート、図3(a)は本実施の形態に
おけるフォーム登録/削除コマンド、図3(b)は初期
化コマンド、図3(c)はプリンタ言語切り換えコマン
ド、図3(d)は応答コマンド、図3(e)はその他の
コマンドの各動作を説明するPADチャートである。
【0012】次に、前記のように構成される本実施の形
態の動作を図1,図2を参照しながら説明する。まず、
装置の初期化処理が行われ、ホスト装置9から送られた
データは、ホストI/F8を介して、入力バッファとし
て用いられるRAM4に格納される。次に、RAM4の
入力バッファに格納されたデータの有無が確認され、格
納されたデータがあれば順次読み出されて、その解析が
行われる。さらに解析されたデータから得られた各コマ
ンドの処理が実行されて、例えば、コマンドが印刷をす
るためのデータ展開の処理であれば1ページ分の印刷ペ
ージが作成される。このときキャンセルモードでなけれ
ばエンジンI/F12を経てエンジン13により印刷が
行われる。あるいは、印刷待ちのページがROM4のペ
ージバッファにあれば、そこに追加書き込みが行われ
る。
【0013】ここで、パネル装置7に設けられたキース
イッチ等の操作により、パネルI/F6を介してキャン
セルモードの要求がなされたとき、キャンセル手段10
によりキャンセルモードの初期化処理が行われる。この
とき、現在キャンセルモードでなく、以下の条件のいず
れか1つが成立すれば、キャンセルモードが開始指示さ
れる。 ・入力バッファにデータが格納されている ・作成中のページがある ・印刷待ちのページがある キャンセルモードが開始指示されると、パネル装置7に
設けられた図示していないLCD(液晶表示パネル)等
に“データキャンセル中”などの表示を行う。その後、
印刷待ちのページ(プリンタ言語では印刷処理(印刷ペ
ージへのデータ展開)は終了しているが、まだエンジン
12により描画していないページ、これは複数ページの
場合もある)を、システムと呼ばれるコントローラ1全
体を制御するプログラムにて破棄するように要求する。
【0014】また、キャンセルモードの初期化処理が終
了すると、プリンタ言語は通常の処理と同様に、入力バ
ッファにデータがあれば、データを順次読み出し、デー
タ解析を行う。そして1ページ分のデータ展開が行われ
印刷ページが作成される。あるいは、作成中の印刷ペー
ジの作成が終了した時点で、キャンセルモードであるた
めに、その印刷ページが破棄される。
【0015】さらに、次のデータがRAM4の入力バッ
ファにあれば、前記の動作を入力バッファに格納された
データがなくなるまで繰り返す。そして、入力バッファ
内のデータがなくなれば、ホスト装置9から次のデータ
が転送されるまで待つ。
【0016】また、図2のコマンド処理で行われる幾つ
かのコマンドについて、その動作を以下に説明する。図
3に示すような各コマンドの処理動作において、データ
に含まれるコマンドには、キャンセルモードであること
を確認して処理を行うものやキャンセルモードに関係な
く処理を行うものがある。図3(a)のフォーム登録/
削除コマンドは、キャンセルモードの確認を行いキャン
セルモードであれば、そのコマンド処理の実行を行わな
い、これにより次に行われる印刷動作にあたえる影響を
防ぐことができる。
【0017】図3(b)の初期化コマンドは現在使用中
(設定されている)であるプリンタ言語のプログラムを
再起動させるものであり、新たな印刷データの印刷開始
を意味することから、そのコマンド処理の実行に先立
ち、キャンセルモードを確認を行ってキャンセルモード
中であれば終了指示を行う。同様に、図3(c)のプリ
ンタ言語切り換えコマンドも現在使用中のプリンタ言語
を終了させ、他のプリンタ言語に切り換えるコマンドで
あるから、キャンセルモードの終了指示を行う。なお、
キャンセルモードの終了指示をある一定時間(例えば、
10秒間)ホスト装置9からのデータを受信しなけれ
ば、キャンセルモードの終了指示をするようにしてもよ
い。
【0018】図3(d)の応答コマンドはホスト装置と
のデータの授受を行うことから、ホスト装置に応答をし
ないとエラーと判断されデータ転送が停止してしまうこ
とから、キャンセルモードの状態に関係なくコマンド処
理が行われる。また、図3(e)のその他のコマンドに
おいても、印刷出力される印刷データの処理に係るもの
ではないので、キャンセルモードに関係なくそのコマン
ド処理が行われる。
【0019】以上説明したように、本実施の形態によれ
ばキャンセルモード中においても通常の処理がなされ、
キャンセル手段10によって、キャンセルモード中には
印刷ページが廃棄されてエンジンI/F12へ送出され
ることなく、その印刷出力を中断することができる。さ
らに、従来のように、キャンセルモードの開始指示によ
りデータを読み飛ばすための印刷データ中にある命令を
識別する必要がなくなる。また、キャンセルモードを参
照してコマンド処理の実行を制御することで、キャンセ
ルモードの終了後の印刷動作に影響を与える処理に対し
て制限をすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャンセルモード中においても、通常と同じ処理でデー
タを解析する処理が行われるので、キャンセルモードの
終了指示を検出するための特別な処理を追加することな
く、また、キャンセルモードの終了指示の誤検出の危険
性もなく、印刷データの印刷出力を中断することがで
き、このことから、ホスト装置とのデータの授受におい
てもなんら影響を与えることなく、かつキャンセルモー
ドであることが確認されると、フォーム登録/削除等の
コマンド処理が実行されないので、キャンセルモードの
終了後に印刷結果へ影響を与える処理が行われないた
め、次の印刷処理へ影響することがなくなるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
コントローラの概略構成を示すブロック図
【図2】(a)は本実施の形態におけるキャンセルモー
ド、(b)はキャンセルモードの初期化処理の制御の動
作を説明するPADチャート
【図3】(a)は本実施の形態におけるフォーム登録/
削除コマンド、(b)は応答コマンド、(c)は初期化
コマンド、(d)はプリンタ言語切り換えコマンド、
(e)はその他のコマンドの各動作を説明するPADチ
ャート
【符号の説明】
1 コントローラ 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 NVRAM 6 パネルI/F 7 パネル装置 8 ホストI/F 9 ホスト装置 10 キャンセル手段 11 エンジンI/F 12 エンジン 13 ICカードI/F 14 記憶装置I/F 15 外部記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷処理を途中で中断する機能を具備す
    る画像形成装置において、データや制御の情報等の入出
    力を行う入出力手段と、入力された前記データを格納す
    る記憶手段と、前記データの解析や装置の制御処理を行
    う制御手段と、印刷の中断処理の指示により通常処理後
    の印刷出力を中断する処理手段と、印刷動作を行うため
    の処理をする印刷手段とを備え、前記入力されたデータ
    を通常の処理にて解析し印刷するため展開処理した印刷
    ページは、前記中断処理が指示されると前記印刷手段に
    よる印刷出力の処理を行うときに前記処理手段によって
    廃棄されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段はデータの解析を行うと
    き、処理手段に中断処理の指示がされたことを確認し
    て、前記中断処理終了後の印刷動作に影響を与える命令
    処理を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
JP9335835A 1997-12-05 1997-12-05 画像形成装置 Pending JPH11170668A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9335835A JPH11170668A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 画像形成装置

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JP9335835A JPH11170668A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 画像形成装置

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JPH11170668A true JPH11170668A (ja) 1999-06-29

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ID=18292944

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9335835A Pending JPH11170668A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 画像形成装置

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JP (1) JPH11170668A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064990A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Sharp Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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