JPH11301067A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH11301067A
JPH11301067A JP10107463A JP10746398A JPH11301067A JP H11301067 A JPH11301067 A JP H11301067A JP 10107463 A JP10107463 A JP 10107463A JP 10746398 A JP10746398 A JP 10746398A JP H11301067 A JPH11301067 A JP H11301067A
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JP
Japan
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recording medium
user
printer
user setting
setting
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JP10107463A
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English (en)
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Takaaki Maenozono
宇亮 前之園
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源オフや、登録数の限度によりデータが抹
消されるのを防ぎ、フォームデータを何度も登録しなけ
ればならないという手間を省くことのできるプリンタを
提供すること。 【解決手段】 本発明によるプリンタは、複数の印刷環
境設定情報及び登録データを設定可能なプリンタにおい
て、印刷環境設定情報及び登録データを記録可能なユー
ザ設定記録媒体8であって、プリンタから取り外し可能
なユーザ設定記録媒体8と、ユーザ設定記録媒体を差し
込むことにより、ユーザ設定記録媒体8に格納された印
刷環境設定情報及び登録データを読み出すことのできる
記録内容読出手段(6,7)と、ユーザ設定記録媒体8
に対して所望とする印刷環境設定情報及び登録データの
書き込みを行なうための記録内容書込手段(5,7)を
更に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに関し、
特に、印刷環境設定情報や登録データをユーザが自由に
設定変更できるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタには、印刷方向の指定や
用紙サイズの指定など、印刷の際に必要とされる情報で
ある印刷環境設定情報について、ユーザが自由に変更で
き、印刷環境の管理を行なえるものがある。また、この
種のプリンタにおいては、プリンタに設定されている印
刷環境設定情報をユーザが変更した場合、その印刷環境
設定情報を再度使用できるように、一時的にではあるも
のの、記録させておくことが可能であった。
【0003】また、従来のプリンタにおいては、フォー
ム及び外字といった登録データを登録することも可能で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のプリンタは、以下に示すような問題点を有してい
た。
【0005】従来のプリンタにおいて、ユーザが変更し
記録させておくことが可能な印刷環境設定情報は、ユー
ザが変更作業を行った当該プリンタに固有のものであっ
た。即ち、変更した印刷環境設定情報を他のプリンタで
も使いたい場合、同じ印刷環境設定情報を記録させる作
業を、再度、他のプリンタにおいて、実行しなおさなけ
ればならなかった。
【0006】同様に、従来のプリンタにおいては、フォ
ーム、外字といった登録データを使用する場合について
も、登録データの登録作業が行なわれたプリンタに固有
のものであり、他のプリンタで使用するためには、他の
プリンタに対する当該登録データの再登録が必要であっ
た。
【0007】また、プリンタに備えられたメモリ容量の
関係上、記録・登録できるデータ量に限りがあるため、
複数のユーザで一台のプリンタを使用する場合、一のユ
ーザが登録したデータが他の人の記録・登録作業により
消されてしまう事態も生じた。更には、通常、上記した
印刷環境設定情報及び登録データは、DRAMなどの揮
発性メモリ上に一時記録され、使用されていることか
ら、プリンタの電源をオフにすることにより、消去され
てしまっていた。
【0008】この種のプリンタに関する技術として、特
開平3−58120号公報に開示される「プリント印字
制御方式」が挙げられる。当該公報には、プリンタ制御
装置に対して、書式セット情報及び書式データを登録す
るためのフォームメモリを設けると共に、データ処理装
置に対して、書式セット情報及び書式データのフォーム
メモリに対する記録を制御するためのフォーム制御手段
を設けることにより、中央処理装置から送出された書式
セット情報及び書式データをフォームメモリに格納し、
プリンタシステムの処理効率を高める旨の記載がされて
いる。
【0009】しかしながら、当該公報においては、プリ
ンタ自体における印刷環境設定情報の設定及び登録デー
タの登録を想定しておらず、中央処理装置による印刷環
境設定情報の設定及び登録データの登録を想定したもの
であり、着眼点が少々異なる。更に、当該プリンタシス
テムにおいて、上述した従来のプリンタにおける問題を
解決するためには、メモリ容量を大きくする必要がある
が、このようにメモリ容量を大きくすることは、コスト
増を招くこととなり、結果として、プリンタの価格が高
価になってしまうという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、電源オフや、登録数の
限度によりデータが抹消されるのを防ぎ、フォームデー
タを何度も登録しなければならないという手間を省くこ
とのできるプリンタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、プリンタに対して、印刷環境設定用
及びフォーム登録用の記録媒体を挿入読み込み及び書き
込みの可能な手段を設けることとした。
【0012】具体的には、本発明は、以下に示すような
プリンタを提供する。
【0013】即ち、本発明によれば、複数の印刷環境設
定情報及び登録データを設定可能なプリンタにおいて、
前記印刷環境設定情報及び登録データを記録可能なユー
ザ設定記録媒体であって、前記プリンタから取り外し可
能なユーザ設定記録媒体と、前記ユーザ設定記録媒体を
差し込むことにより、当該ユーザ設定記録媒体に格納さ
れた前記印刷環境設定情報及び登録データを読み出すこ
とのできる記録内容読出手段とを備え、前記ユーザ設定
記録媒体から読み出された前記印刷環境設定情報及び登
録データをもって、当該プリンタにおける印刷環境を設
定することを特徴とするプリンタが得られる。
【0014】また、本発明によれば、前記プリンタにお
いて、前記ユーザ設定記録媒体を差し込むことにより、
当該ユーザ設定記録媒体に対して所望とする前記印刷環
境設定情報及び登録データの書き込みを行なうための記
録内容書込手段を更に備えることを特徴とするプリンタ
が得られる。
【0015】更に、本発明によれば、前記プリンタにお
いて、ユーザからの印刷環境設定に関する入力を受け付
けるための操作盤と、現在の印刷環境に係る前記印刷環
境設定情報及び登録データを格納するための現在機能設
定エリアと、前記印刷環境設定情報及び登録データを記
録するために内蔵されたユーザ設定記録エリアと、前記
操作盤から入力されるユーザの要求に応じて、前記ユー
ザ設定記録媒体に対し、前記印刷環境設定情報及び登録
データの書込みを行なうための書込手段と、前記操作盤
から入力されるユーザの要求に応じて、前記ユーザ設定
記録媒体に対し、前記印刷環境設定情報及び登録データ
の読み出しを行なうための読出手段と、前記ユーザ設定
記録媒体を挿入接続されて、当該ユーザ設定記録媒体と
当該プリンタ本体とのインタフェース的な役割を果た
し、前記書込手段と共に前記記録内容書込手段を構成す
ると共に前記読出手段と共に前記記録内容読出手段を構
成する記録媒体接続ドライブとを備えることを特徴とす
るプリンタが得られる。
【0016】更に、本発明によれば、前記プリンタにお
いて、前記現在機能設定エリア及びユーザ設定記録エリ
アとは、不揮発性メモリで構成されていることを特徴と
するプリンタが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態によ
るプリンタについて図面を用いて説明する。
【0018】本発明の一実施の形態によるプリンタは、
図1に示されるような印刷環境設定用の印刷環境設定機
構を備える。
【0019】即ち、本実施の形態によるプリンタは、印
刷環境設定機構として、操作盤1、現在機能設定エリア
2、ユーザ設定記録エリア(内蔵)3、初期設定エリア
4、書込手段5、読出手段6、記録媒体接続ドライブ7
を備えており、プリンタ本体から取り外し可能な記録媒
体であるユーザ設定記録媒体8に記録されている印刷環
境設定情報及び登録データを利用して印刷環境を整備す
ることができると共に、現在使用中又はプリンタ本体に
格納されている印刷環境設定情報及び登録データを当該
ユーザ設定記録媒体8に記録することにより、プリンタ
本体のメモリ容量増加を抑えたまま、印刷環境設定情報
及び登録データの有効利用を図ろうとするものである。
【0020】詳しくは、操作盤1は、ユーザからの印刷
環境設定に関する入力を受け付けるためのものである。
現在機能設定エリア2は、その名の通り、現在の印刷環
境に係る印刷環境設定情報及び登録データを格納するた
めのものであり、プリンタは、ここに格納された印刷環
境設定情報及び登録データを用いて印刷を行なう。ま
た、ユーザ設定記録エリア(内蔵)3は、印刷環境設定
情報及び登録データを記録するためのものであり、動作
的には、従来から存する構成要素と同様である。本実施
の形態においては、現在機能設定エリア2及びユーザ設
定記録エリア(内蔵)3とは、例えば、EEPROMや
フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成されてい
る。初期設定エリア4は、所謂、工場出荷時の印刷環境
設定情報及び登録データ等を格納するためのものであ
り、一般的に、書換不可能なROMで構成されている。
書込手段5及び読出手段6は、それぞれ、操作盤1から
入力されるユーザの要求に応じて、記録媒体接続ドライ
ブ7を介して、ユーザ設定記録媒体8に対し、印刷環境
設定情報及び登録データの書込み及び読み出しを行なう
ためのものである。記録媒体接続ドライブ7は、ユーザ
設定記録媒体8を挿入接続されて、ユーザ設定記録媒体
8とプリンタ本体とのインタフェース的な役割を果たす
ものである。
【0021】このような構成の印刷環境設定機構を備え
る本実施の形態によるプリンタは、概略、次のようにし
て動作する。
【0022】操作盤1を使用して、または環境設定コマ
ンドにてユーザが設定変更をすると、その設定情報は、
現在の設定エリア2に書き込まれる。通常、プリンタ
は、現在の設定エリア2の設定で動作する。従来のプリ
ンタにおいては、現在の設定エリア2のユーザ設定を登
録しておくための記録領域として、ユーザ設定記録エリ
ア3を有している。しかし、ユーザ設定記録エリア3に
登録した印刷環境設定は、そのプリンタ固有のものであ
り、上述したように、他のプリンタでは使用できなかっ
た。これに対して、本実施の形態によるプリンタにおい
ては、プリンタ本体に自由に着脱可能なユーザ設定記録
媒体8を利用し、ユーザ設定記録媒体8を記録媒体接続
ドライブ7に接続して、更に、書込手段5を介すること
により、印刷環境設定をユーザ設定記録媒体8に対して
記録することができる。従って、本実施の形態によるプ
リンタにおいて、ユーザは、操作盤1で設定した印刷環
境の記録先として、内蔵のユーザ設定記録エリア3か、
ユーザ設定記録媒体8かを選択することができる。ま
た、逆に、以前設定した印刷環境の読出先としても内蔵
のユーザ設定記録エリア3か、ユーザ設定記録媒体8か
を選択することができる。
【0023】次いで、本実施の形態によるプリンタにお
ける印刷環境設定情報の書込/読出の方法について、図
2乃至図4を用いて説明する。
【0024】まず、方法について直接的に記述する前
に、図1に示される操作盤1として、図2に示される操
作盤1を提示し、係る操作盤1に設けられた各スイッチ
等につき、説明する。
【0025】図2に示される操作盤1は、操作対象とな
る情報が印刷環境設定情報であるか登録データであるか
を選択するためのデータ選択スイッチ13と、書込/読
出の対象となる記録媒体がプリンタ外部に設けられたユ
ーザ設定記録媒体8であるかプリンタ内部に設けられた
ユーザ設定記録エリア3であるかを選択するための記録
媒体選択スイッチ14と、当該操作が読出である場合に
押下することによりその指定をするための読出スイッチ
15と、逆に当該操作が書込である場合に押下すること
によりその指定をするための書込スイッチ16と、選択
された記録媒体中に記録されている複数のエントリ、即
ち印刷環境設定情報/登録データの指定をするための登
録データ選択スイッチ17と、登録データ選択スイッチ
を用いて選択されたエントリを表示するためのデータ表
示器18とを備えるものである。
【0026】このような操作盤1を操作することによ
り、ユーザは、図3に示されるような環境設定情報等の
記録(書込)を行なうことができる。
【0027】即ち、通常、ユーザが印刷環境に対して変
更を加えると、その変更された環境に係る情報は、現在
の設定エリア2に記録され、プリンタは、その情報に従
って印刷動作を行なう。ここで、ユーザにより変更され
た情報を記録しておきたい場合は、まず、記録する内容
が印刷環境設定情報であるか登録データであるかについ
て、データ選択スイッチ13を用いて選択する(ステッ
プS301)。
【0028】ステップS301において、データ内容が
選択されると、次いで、記録媒体選択スイッチ14を用
いての記録媒体の選択が行なわれる(ステップS30
2)。本例においては、記録媒体選択スイッチ14を
「外部」側へ倒すことにより、ユーザ設定記録媒体8を
対象とする記録媒体として選択し、一方、記録媒体選択
スイッチ14を「内部」側へ倒すことにより、ユーザ設
定記録エリア(内蔵)3を選択する。
【0029】ステップS302において書込の対象とな
る記録媒体を選択した後、当該記録媒体に格納されてい
る複数のエントリ(即ち、印刷環境設定情報及び登録デ
ータ)のエントリNo.を登録データ選択スイッチ17
の操作により設定する(ステップS303)。その結
果、選択されたエントリーNo.がデータ表示器18に
表示される(ステップS304)。
【0030】これら種々の選択が終了した状態で、書込
スイッチ16を押下する(ステップS305)。
【0031】書込スイッチ16が押されると、記録媒体
選択スイッチ14の状態により、ユーザにより選択され
た記録媒体がユーザ設定記録媒体8であるか否かを判断
する(ステップS306)。
【0032】ステップS306において、記録媒体選択
スイッチ14で選択された記録媒体が「外部」であった
なら、即ち、ユーザ設定記録媒体8側であったなら、ユ
ーザ設定記録媒体8が使用可能か否か、即ち、ユーザ設
定記録媒体8が接続されているか否かを判別する(ステ
ップS307)。
【0033】ステップS307において、ユーザ設定記
録媒体8が使用可能であると判断した場合、外部のユー
ザ設定記録媒体8に対して、指定された印刷環境設定情
報/登録データの書き込みを行なう(ステップS30
8)。
【0034】一方、ステップS306においてユーザの
選択した記録媒体がユーザ設定記録エリア(内蔵)3で
あったものと判断した場合や、ステップS307におい
てユーザ設定記録媒体8が接続されていないと判断した
場合、ユーザ設定記録エリア(内蔵)3に対して、指定
された印刷環境設定情報/登録データの書き込みを行な
う(ステップS309)。
【0035】尚、本例においては、ステップS308及
びステップS309において、選択されたエントリN
o.が既に存在していた場合、指定された印刷環境設定
情報等は、エントリNo.上に上書きされる。
【0036】次いで、ユーザが所望とする記録媒体から
の所望とするデータの読出を行なう場合について、図4
を用いて説明する。
【0037】ユーザが所望とする記録媒体からの所望と
するデータの読み出しを行なう場合、まず、所望とする
内容が印刷環境設定情報であるか登録データであるかに
ついて、データ選択スイッチ13を用いて選択する(ス
テップS401)。
【0038】ステップS401において、データ内容が
選択されると、次いで、記録媒体選択スイッチ14を用
いての記録媒体の選択が行なわれる(ステップS40
2)。本例においては、記録媒体選択スイッチ14を
「外部」側へ倒すことにより、ユーザ設定記録媒体8を
対象とする記録媒体として選択し、一方、記録媒体選択
スイッチ14を「内部」側へ倒すことにより、ユーザ設
定記録エリア(内蔵)3を選択する。
【0039】ステップS402において読出の対象とな
る記録媒体を選択した後、当該記録媒体に格納されてい
る複数のエントリ(即ち、印刷環境設定情報及び登録デ
ータ)のエントリNo.を登録データ選択スイッチ17
の操作により設定する(ステップS403)。その結
果、選択されたエントリーNo.がデータ表示器18に
表示される。
【0040】これら種々の選択が終了した状態で、読出
スイッチ15を押下する(ステップS404)。
【0041】読出スイッチ15が押されると、記録媒体
選択スイッチ14の状態により、ユーザにより選択され
た記録媒体がユーザ設定記録媒体8であるか否かを判断
する(ステップS405)。
【0042】ステップS405において、記録媒体選択
スイッチ14で選択された記録媒体が「内部」であった
なら、即ち、ユーザ設定記録エリア(内蔵)3側であっ
たなら、ユーザ設定記録エリア(内蔵)3から指定した
エントリに係る設定内容を読み出す(ステップS40
6)。
【0043】一方、ステップS405において、記録媒
体選択スイッチ14で選択された記録媒体が「外部」で
あったなら、即ち、ユーザ設定記録媒体8側であったな
ら、ユーザ設定記録媒体8が使用可能であるか否か、即
ち、ユーザ設定記録媒体8が接続されているか否かにつ
いてを判別する(ステップS407)。
【0044】ステップS407における判断の結果、ユ
ーザ設定記録媒体8が使用可能であると判断した場合、
次に、ユーザ設定記録媒体8内に選択されたエントリが
存在するか否かについて判断する(ステップS40
8)。
【0045】ステップS408における判断の結果、選
択したエントリがユーザ設定記録媒体8内に存在してい
た場合、外部のユーザ設定記録媒体8から選択したエン
トリに係る設定内容を読み出し(ステップS409)、
現在機能設定エリア2に対して当該読み出した設定内容
の書き込みを行なう。
【0046】尚、本例においては、ステップS407に
おいてユーザ設定記録媒体8が接続されていないと判断
した場合や、読み込み先の記録媒体としてユーザ設定記
録媒体8を選択したにもかかわらずステップS408に
おいてユーザ設定記録媒体8が接続されていないものと
判断した場合、設定内容の読み出しは、行なわないもの
とする。
【0047】図5を参照すると、本実施の形態によるプ
リンタのより具体的な構成が示されている。記録媒体接
続ドライブ7は、メインバス9により、中央処理装置
(以下、CPUという)10、RAM11、ROM12
と接続されている。また、操作盤1、ユーザ設定記録エ
リア(内蔵)3もメインバス9に接続されている。通
常、ユーザ設定記録媒体8、及びユーザ設定記録エリア
(内蔵)3に対する書き込み/読み出しは、ROM12
に格納されたプログラムにより制御する。
【0048】図6は、本実施の形態によるデータ登録に
係る概略構成を示すブロック図である。CPU10は、
プリンタ外部のホストからフォーム、外字等の登録コマ
ンドを受信すると、それ以降のデータを登録データとみ
なし、それら登録データをフォーム/外字登録エリア
(内蔵)19に登録する。ここで、従来技術によれば、
フォーム/外字登録エリア(内蔵)19は、通常、揮発
性であるDRAMを使用しているため、電源オフによ
り、登録したデータが消去されてしまうこととなると共
に、DRAMの記録容量の制限から、複数のユーザで共
用する場合、一のユーザにより登録されたデータが他の
ユーザの他の登録により書き換えられる可能性があり、
この場合、消去/書換をされてしまったデータの再度の
使用を希望するなら、再度、登録処理を行なわなければ
ならない。しかし、本実施の形態においては、このよう
に再度使用する可能性があり、また、他人に消去された
くないような登録データを記録媒体接続ドライブ7を介
し、CPU10の制御により、フォーム/外字登録エリ
ア(内蔵)19からユーザ設定記録媒体8に対して記録
することができる。
【0049】尚、登録データをユーザ設定記録媒体8に
対して記録させる場合も、操作盤1のデータ選択スイッ
チ13で「登録データ」を選択することを除き、その処
理は、印刷環境設定情報を記録するときと同様にして行
われる。即ち、内蔵の登録エリアか外部のユーザ設定記
録媒体か、及び何番のデータかを選択し、書込/読出を
行なう。読み出し後にCPU10が参照コマンドを受信
すると、ホストから送られてくるデータと読み出した登
録データを合成して、印刷機構20に転送する。
【0050】図7は、本実施の形態により実現された機
能の使用例を示す図である。図示された第1及び第2の
プリンタ22及び24は、夫々、本実施の形態によるプ
リンタであり、印刷環境設定情報や登録データを固有の
ユーザ設定記録エリアのみならず、第1及び第2のプリ
ンタ22及び24から取り外し可能なユーザ設定記録媒
体8に記録させることができるものである。例えば、第
1のプリンタ22で設定した印刷環境設定情報や登録デ
ータは、第1のプリンタ22固有のユーザ設定記録エリ
アのみならず、第1のプリンタ22から取り外し可能な
ユーザ設定記録媒体8に記録させることができる。この
ユーザ設定記録媒体8を第2のプリンタ24に差し込む
ことにより、第2のプリンタ24では、印刷環境等を再
設定することなく、第1のプリンタ22と同様の環境に
て印刷することができる。また、第1のプリンタ22で
登録した登録データについても、当該登録データの格納
されたユーザ設定記録媒体8を第2のプリンタ24に差
し込むことにより、今迄は第1のプリンタ22固有のも
のであった登録データが、第2のプリンタ24で再登録
することなく出力することができることとなる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
環境設定や登録データを着脱可能な外部媒体に記録し、
保存しておくことが可能であると共に、必要なときに登
録データを読み出して使用することが可能であり、更
に、同じ機種のプリンタであれば、どこで使用している
プリンタにも登録データを参照させることが可能という
ような効果がある。また、コスト面では、外部媒体は、
使用頻度の高い人が複数購入すれば良いので、標準の状
態で大容量のメモリを搭載し高価になるという問題が生
じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるプリンタの印刷環境
設定機能に係る概略構成を示す図である。
【図2】図1に示される操作盤の具体例を示す図であ
る。
【図3】本発明によるデータ書込処理を説明するための
フローチャートである。
【図4】本発明によるデータ読出処理を説明するための
フローチャートである。
【図5】図1に示される印刷環境設定機能の具体的構成
を示す図である。
【図6】本発明によるフォーム/外字登録に係る概略構
成を示す図である。
【図7】2台の本発明によるプリンタ間でのデータ共有
の形態について示す図である。
【符号の説明】
1 操作盤 2 現在機能設定エリア 3 ユーザ設定記録エリア(内蔵) 4 初期設定エリア 5 書込手段 6 読出手段 7 記録媒体接続ドライブ 8 ユーザ設定記録媒体 9 メインバス 10 中央処理装置(CPU) 11 RAM 12 ROM 13 データ選択スイッチ 14 記録媒体選択スイッチ 15 読出スイッチ 16 書込スイッチ 17 登録データ選択スイッチ 18 データ表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印刷環境設定情報及び登録データ
    を設定可能なプリンタにおいて、 前記印刷環境設定情報及び登録データを記録可能なユー
    ザ設定記録媒体であって、前記プリンタから取り外し可
    能なユーザ設定記録媒体と、 前記ユーザ設定記録媒体を差し込むことにより、当該ユ
    ーザ設定記録媒体に格納された前記印刷環境設定情報及
    び登録データを読み出すことのできる記録内容読出手段
    とを備え、前記ユーザ設定記録媒体から読み出された前
    記印刷環境設定情報及び登録データをもって、当該プリ
    ンタにおける印刷環境を設定することを特徴とするプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタにおいて、 前記ユーザ設定記録媒体を差し込むことにより、当該ユ
    ーザ設定記録媒体に対して所望とする前記印刷環境設定
    情報及び登録データの書き込みを行なうための記録内容
    書込手段を更に備えることを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプリンタにおいて、 ユーザからの印刷環境設定に関する入力を受け付けるた
    めの操作盤と、 現在の印刷環境に係る前記印刷環境設定情報及び登録デ
    ータを格納するための現在機能設定エリアと、 前記印刷環境設定情報及び登録データを記録するために
    内蔵されたユーザ設定記録エリアと、 前記操作盤から入力されるユーザの要求に応じて、前記
    ユーザ設定記録媒体に対し、前記印刷環境設定情報及び
    登録データの書込みを行なうための書込手段と、 前記操作盤から入力されるユーザの要求に応じて、前記
    ユーザ設定記録媒体に対し、前記印刷環境設定情報及び
    登録データの読み出しを行なうための読出手段と、 前記ユーザ設定記録媒体を挿入接続されて、当該ユーザ
    設定記録媒体と当該プリンタ本体とのインタフェース的
    な役割を果たし、前記書込手段と共に前記記録内容書込
    手段を構成すると共に前記読出手段と共に前記記録内容
    読出手段を構成する記録媒体接続ドライブとを備えるこ
    とを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプリンタにおいて、 前記現在機能設定エリア及びユーザ設定記録エリアと
    は、不揮発性メモリで構成されていることを特徴とする
    プリンタ。
JP10107463A 1998-04-17 1998-04-17 プリンタ Withdrawn JPH11301067A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086419A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Fujitsu Ltd 情報処理装置

Cited By (2)

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