JPH11300689A - プラスチック部材の切断方法及び切断装置と切断用ホーン - Google Patents

プラスチック部材の切断方法及び切断装置と切断用ホーン

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JPH11300689A
JPH11300689A JP10612398A JP10612398A JPH11300689A JP H11300689 A JPH11300689 A JP H11300689A JP 10612398 A JP10612398 A JP 10612398A JP 10612398 A JP10612398 A JP 10612398A JP H11300689 A JPH11300689 A JP H11300689A
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JP
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cutting
horn
plastic
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ultrasonic vibration
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JP10612398A
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Hirofumi Okui
洋文 奥井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーパックのプラスチック筐体等のプ
ラスチック部材を容易に切断して解体できるようにする
こと。 【解決手段】 超音波振動子20によって超音波振動が
加えられるホーン21で、プラスチック筐体1を加熱、
溶融しながら切断すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーパック
のプラスチック筐体等のプラスチック部材を切断して解
体するのに最適なプラスチック部材の切断方法及び切断
装置と切断用ホーンの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、バッテリーパック等の外装筐
体であるプラスチック筐体はネジ止め箇所が全くなく、
全て接着剤で固めてあるため、ネジを外す等の方法によ
る簡単な解体作業を一切行えない。このため、従来はこ
の種のプラスチック筐体を解体する場合、丸鋸等の刃物
によって細かく切断する以外に適切な方法がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、丸鋸によって
プラスチック筐体を切断する方法では、次のような問題
があった。 (1) ツールに丸鋸等の刃物を使用する切断加工方法
であるために、作業者に対する危険性が大きい。 (2) 切削加工方法であるために、切削時に切粉や粉
塵が多量に発生する上に、騒音も著しく発生する等、作
業環境上良くない。 (3) 切削加工方法であるために、高速切断を行え
ず、作業性が悪い上に、刃物であるツールの摩耗が早
く、ツールの耐久性が低い。
【0004】なお、従来、特開平2−124205号公
報に開示されているように、超音波化工機用工具ホーン
を用いてFRP材に孔開け加工を行う方法があるが、こ
の孔開け加工方法ではバッテリーパック等のプラスチッ
ク筐体を希望通りに切断して解体する作業には適さない
ものである。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、バッテリーパックのプラスチック
筐体等のようなプラスチック部材を良環境下で、安全、
かつ、容易に切断して解体することができるようにした
プラスチック部材の切断方法及び切断装置と切断用ホー
ンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のプラスチック部材の切断方法は、超音波振
動が加えられるホーンに対してプラスチック部材を相対
的に移動して、ホーンの超音波振動によってプラスチッ
ク筐体を切断するようにしたものである。
【0007】上記のように構成された本発明のプラスチ
ック部材の切断方法は、ホーンの超音波振動によってプ
ラスチック部材を加熱、溶融しながら切断することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したプラスチ
ック部材の切断方法及び切断装置と切断用ホーンの実施
の形態を説明する。
【0009】「プラスチック筐体の切断方法の説明」ま
ず、図1によって、プラスチック部材であるバッテリー
パック等のプラスチック筐体1の切断方法を説明する
と、まず、図1の(A)に示すように、ワークであるプ
ラスチック筐体1をテーブル10上に載置して後述する
クランパーによって固定する。そして、垂直状に配置さ
れている超音波振動手段である超音波振動子20の下端
に垂直状に取り付けられているツールであるホーン21
を後述する切り込み深さ調整手段によって超音波振動子
20と一緒に下降して、そのホーン21の尖鋭な下向き
の先端21aをプラスチック筐体1の中央部等の上面ま
で矢印a方向に下降して0基準位置P0 を設定する。
【0010】次に、図1の(B)に示すように、一度、
ホーン21を超音波振動子20と一緒に矢印b方向に上
昇して逃がすと共に、テーブル10によってプラスチッ
ク筐体1をホーン21の真下位置から後述する移送手段
によって第2の方向の一側方である矢印c方向に逃が
す。そして、この後、図1の(C)に示すように、ホー
ン21を超音波振動子20と一緒に再び0基準位置P0
まで矢印a方向に下降して戻し、更に、その0基準位置
0 を基準にして希望する切り込み深さ位置P1まで矢
印a方向に下降して、プラスチック筐体1の切り込み深
さDを設定する。
【0011】次に、図1の(D)に示すように、後述す
る切断位置調整手段によって、テーブル10を切断方向
である矢印c、d方向に対する直角な第1の方向である
矢印e、f方向にスライド調整して、プラスチック筐体
1の希望する切断位置P2 を設定する。
【0012】次に、図1の(E)に示すように、超音波
振動子20によってホーン21に軸方向である矢印a、
b方向の超音波振動UWを加えながら、テーブル10に
よってプラスチック筐体1を後述する移送手段によって
第2の方向の他側方である矢印d方向に設定した送り速
度(例えば150〜230mmSec 等)で移送すると、
超音波振動されているホーン21の尖鋭な先端21aに
よってプラスチック筐体1が後述するように0.6mm
程度の非常に細い切断幅及び1.5mm程度の切り込み
深さで加熱、溶融されながら切断1aされて行く。
【0013】そして、この切断後に、テーブル10によ
ってプラスチック筐体1を矢印e、f方向にスライド調
整して切断位置P2 を変更した上で、図1の(E)に示
した切断工程を繰り返し行うことによって、プラスチッ
ク筐体1を希望する大きさに細かく切断して解体するこ
とができる。
【0014】そして、このように、超音波振動が加えら
れるホーン21の尖鋭な先端21aによってプラスチッ
ク筐体1を加熱、溶融して切断する解体方法によれば、
丸鋸等の刃物を一切使用しないので、作業者に対して非
常に安全である。また、プラスチック筐体1の切断時
に、切粉や粉塵が全く発生しないので非常に清潔である
上に、騒音も殆んど発生せず、非常に静かである。そし
て、後述するように、プラスチック筐体1の高速切断
(150〜230mmSec 等)が可能である上に、ホー
ン21の摩耗が殆んど発生せず、ホーン21の耐久性が
高い等の効果を奏することができる。
【0015】「プラスチック筐体の切断装置の説明」次
に、図2〜図5によって、上記プラスチック筐体1の切
断装置2の具体例を説明すると、ベース3上にプラスチ
ック筐体1の切断位置調整手段である切断位置調整機構
4が搭載されていて、この切断位置調整機構4にはハン
ドル5によって矢印e、f方向に移動調整される切断位
置調整用スライダー6が備えられている。そして、その
切断位置調整用スライダー6の上部にプラスチック筐体
1の移送手段である切断用移送機構7が搭載されてい
て、この切断用移送機構7にはモータ8によって矢印
c、d方向に移送駆動される切断移送用スライダー9が
備えられている。そして、その切断移送用スライダー9
の上部にプラスチック筐体1を搭載するテーブル10が
90°回転調整機構11を介して搭載されていて、その
テーブル10上にはプラスチック筐体1を側面から挟み
つけて固定するクランパー12が取り付けられている。
【0016】そして、ベース3上で、テーブル10の後
方位置には垂直状のスタンド13が搭載されていて、そ
のスタンド13の前面にはプラスチック筐体1の切り込
み深さ調整手段である切り込み深さ調整機構14が垂直
状に取り付けられている。そして、この切り込み深さ調
整機構14には送りレバー15、16によって矢印a、
b方向に昇降される切り込み深さ調整用スライダー17
が備えられていて、そのスライダー17の前面には垂直
状に取り付けられたヘッドスライダー18が送りレバー
19によって矢印a、b方向に昇降されるように構成さ
れている。そして、そのヘッドスライダー18の前面に
超音波振動手段である超音波振動子20が垂直状に取り
付けられていて、その超音波振動子20の下端に切断用
ホーン21が垂直状で、かつ、脱着自在に取り付けられ
ている。そして、このホーン21の下向きの先端21a
が後述するように尖鋭に構成されている。なお、ベース
3の前面の一側部にはスイッチボックス22が取り付け
られている。
【0017】そこで、プラスチック筐体1を切断して解
体する作業を図1を参照しながら説明すると、まず、プ
ラスチック筐体1をテーブル10上に載置してクランパ
ー12によって固定する。そして、送りレバー19によ
ってヘッドスライダー18を矢印a方向に下降すること
により、ホーン21を超音波振動子20と一緒に矢印a
方向に下降して、そのホーン21の先端21aをプラス
チック筐体1のほぼ中央部の上面まで矢印a方向に下降
して、ホーン21の0基準位置P0 を設定する。
【0018】次に、送りレバー16によってヘッドスラ
イダー18を矢印b方向に上昇することにより、ホーン
21を超音波振動子20と一緒に矢印b方向に上昇し
て、ホーン21をプラスチック筐体1の上方に逃がした
後、スイッチボックス22のスイッチを操作して切断用
移送機構7のモータ8を逆回転駆動して、切断用スライ
ダー9を矢印c方向に移動して、プラスチック筐体1を
ホーン21の真下位置から矢印c方向に一時逃がす。そ
して、再び送りレバー16によってヘッドスライダー1
8を矢印a方向に下降して、ホーン21を0基準位置P
0 まで矢印a方向に戻した後に、更に、送りレバー15
によって切り込み深さ調整機構14の切り込み深さ調整
用スライダー17を矢印a方向に下降して、ホーン21
を超音波振動子20と一緒に矢印a方向に下降して、0
基準位置P0 から切り込み深さ設定位置P1 までホーン
21の先端21aを下降して、プラスチック筐体1の希
望する切り込み深さDを設定する。
【0019】次に、プラスチック筐体1の切断位置を調
整するために、切断位置調整機構4のハンドル5によっ
て切断位置調整用スライダー6を矢印e、f方向にスラ
イド調整することによって、切断用移送機構7、90°
回転調整機構11及びテーブル10の全体を矢印e、f
方向にスライド調整して、ホーン21の先端21aをプ
ラスチック筐体1の希望する切断位置P2 に合せる。
【0020】以上により、プラスチック筐体1の切断の
ための準備が終了する。そこで、スイッチボックス22
の超音波振動スイッチをONすると、超音波振動子20
が作動されて、ホーン21に軸方向である矢印a、b方
向の超音波振動UWが加えられる。次に、スイッチボッ
クス22の送り速度設定スイッチによって切断用移送機
構7の送り速度を任意の速度に設定した後に、スタート
スイッチをONすると、モータ8が正回転作動されて、
切断移送用スライダー9によってテーブル10が設定さ
れた送り速度(例えば150〜230mmSec 等)で矢
印d方向に移送されて、ホーン21の先端21aによっ
てプラスチック筐体1が0.6mm程度の非常に細い切
断幅で、かつ、1.5mm程度の設定された切り込み深
さDで、加熱、溶融されながら切断1aされて行く。そ
して、プラスチック筐体1の一辺を切断し終った後に、
そのプラスチック筐体1の切断位置を変更する場合に
は、切断位置調整機構4のハンドル5によってテーブル
10を矢印e、f方向にスライド調整した後に、上記し
た切断工程を繰り返し行う。また、プラスチック筐体1
の切断方向を変更する場合には、90°回転調整機構1
1によってテーブル10を回転調整した後に、上記した
切断工程を繰り返し行って、プラスチック筐体1の希望
する位置を希望する方向に切断して解体することにな
る。
【0021】「ホーンの形状説明」次に、図6〜図9に
よって、ツールであるホーン21の先端21aの形状に
ついて説明すると、まず、図6及び図7に示すホーン2
1の先端21aには、φ=15mmの軸部21bの両側
をR=10mmの円弧状切欠き21cと長さ=8mm
で、テーパー角度=10°の直線状切欠き21dとによ
ってテーパー状に切り欠くことによって扁平状に形成
し、ホーンセンターC上における先端21aの厚さ=
0.6mm程度に形成している。そして、その先端21
aの切断方向(矢印c、d方向)の両側にはR=7.5
mmのアール形状の刃先21eを形成したものである。
【0022】そして、この図6及び図7に示すホーン2
1の先端21aの形状はプラスチック筐体1を切断幅=
0.6mm程度及び切り込み深さ=1.5mm程度で、
低速度(150mmSec 以下)で加熱、溶融しながら直
線状に切断するのに優れたホーン形状に構成されてい
る。しかし、それ以上の高速切断では、プラスチック筐
体1の溶融が追いつかず、ホーン21が上方に逃げ易く
なる。そこで、これを解消できるように開発された形状
が図8に示すホーン21の先端21aの形状であり、こ
の場合は、先端21aの切断方向である矢印c、d方向
の両側に角度=45°の面取り形状である斜面形状(テ
ーパー形状)の刃先21fに形成している。そして、こ
の図8に示すホーン21の先端21aの形状によれば、
プラスチック筐体1を高速度(150〜230mm
sec )で加熱、溶融することが可能である。
【0023】また、図6及び図7と図8に示すホーン2
1の先端21aの形状では、プラスチック筐体1の切断
方向が直線方向のみとなり、プラスチック筐体1の切断
途中で、切断方向を変えたい場合には、一度ホーン21
をプラスチック筐体1から上方に抜き取った後に、テー
ブル10によってプラスチック筐体1を回転調整して、
そのプラスチック筐体1の向きを切断方向に調整し直さ
なければならず、手間がかかる。これを解消したのが、
図9に示すホーン21の先端21aの形状であり、φ=
15mmの軸部21bの先端を角度=30°で円錐状の
刃先21gに尖らせたものであり、その刃先21gの最
先端はφ=0.6mmに形成されている。そして、この
図9に示すホーン21の先端21aの円錐状の刃先21
gによれば、プラスチック筐体1の切断途中で切断方向
を変える場合でも、ホーン21をその都度プラスチック
筐体1の上方に抜き取る必要がなく、ホーン21の先端
21aをプラスチック筐体1内に常に食い込ませたまま
の状態で、プラスチック筐体1の送り方向を変更するだ
けで良く、プラスチック筐体1を曲線状等の自由な方向
に自在に切断することができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、バッテリーパックのプラスチック筐体等
の切断に限定されることなく、ホーンの超音波振動によ
って加熱、溶融することが可能な各種のプラスチック部
材の切断に最適なものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のプラス
チック部材の切断方法及び切断装置と切断用ホーンは、
次のような効果を奏することができる。
【0026】請求項1のプラスチック部材の切断方法
は、超音波振動が加えられるホーンによってプラスチッ
ク部材を加熱、溶融するようにしたものであり、丸鋸等
の刃物を一切使用しないので、作業者に対する安全性が
絶大であり、切粉や粉塵が全く発生しない上に、騒音も
出ないために非常に静かであり、作業環境が非常に良
い。しかも、ツールであるホーンは殆んど摩耗しないの
で、耐久性が高く、非常に経済的である。
【0027】請求項2のプラスチック部材の切断装置
は、超音波振動子によってホーンに超音波振動を加えな
がら、プラスチック部材をテーブル上に固定して、移送
手段によってホーンに対して相対的に移送することによ
って、ホーンによってプラスチック部材を加熱、溶融す
るようにして切断するものであるが、プラスチック部材
に対するホーンの切り込み深さ調整手段及びホーンによ
るプラスチック部材の切断位置調整手段を備えているの
で、プラスチック部材の希望する位置を、希望する切り
込み深さで加熱、溶融するようにして切断することがで
きるので、バッテリーパックのプラスチック筐体等の切
断による解体作業を容易に行うことができる。
【0028】請求項3のプラスチック部材切断用ホーン
は、扁平状に形成した先端にアール又は斜面を形成した
ので、プラスチック部材を直線状に容易に低速及び高速
で切断し易い。
【0029】請求項4のプラスチック部材切断用ホーン
は、先端を円錐状に形成したので、プラスチック部材を
自由な曲線で切断し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプラスチック部材の切断方法
を説明する図面である。
【図2】本発明を適用したプラスチック部材の切断装置
を説明する正面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】図2の平面図である。
【図6】本発明を適用したプラスチック部材切断用ホー
ンの第1の実施形態を示す正面図及び要部の拡大図であ
る。
【図7】図6の側面図である。
【図8】本発明を適用したプラスチック部材切断用ホー
ンの第2の実施形態を示す側面図である。
【図9】本発明を適用したプラスチック部材切断用ホー
ンの第3の実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1はプラスチック部材であるバッテリーパック等のプラ
スチック筐体、2は切断装置、4は切断位置調整手段で
ある切断位置調整機構、7は移送手段である切断用移送
機構、10はテーブル、11は90°回転調整機構、1
2はクランパー、14は切り込み深さ調整手段である切
り込み深さ調整機構、20は超音波振動手段である超音
波振動子、21はツールであるホーン、21aはホーン
の先端、21eはホーン先端のアール形状の刃先、21
fはホーン先端の斜面形状の刃先、21gはホーン先端
の円錐状の刃先である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動が加えられるホーンに対してプ
    ラスチック部材を相対的に移動して、そのホーンの超音
    波振動によってプラスチック部材を切断することを特徴
    とするプラスチック部材の切断方法。
  2. 【請求項2】プラスチック部材が載置固定されるテーブ
    ルと、 超音波振動手段によって超音波振動が加えられるホーン
    と、 上記プラスチック部材に対する上記ホーンの切り込み深
    さを調整する切り込み深さ調整手段と、 上記テーブルを上記ホーンの軸方向に対する直角な第1
    の方向に相対的にスライド調整して、上記ホーンによる
    上記プラスチック部材の切断位置を調整する切断位置調
    整手段と、 上記テーブルを上記ホーンの軸方向に対する直角な第2
    の方向に相対的に移送して、上記ホーンによってプラス
    チック部材を切断する移送手段を備えたことを特徴とす
    るプラスチック部材の切断装置。
  3. 【請求項3】超音波振動によってプラスチック部材を切
    断するホーンであって、 そのホーンの先端を扁平状に形成し、かつ、その先端に
    アール又は斜面を形成したことを特徴とするプラスチッ
    ク部材の切断用ホーン。
  4. 【請求項4】超音波振動によってプラスチック部材を切
    断するホーンであって、 そのホーンの先端を円錐状に形成したことを特徴とする
    プラスチック部材の切断用ホーン。
JP10612398A 1998-04-16 1998-04-16 プラスチック部材の切断方法及び切断装置と切断用ホーン Withdrawn JPH11300689A (ja)

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Cited By (5)

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