JPH0760517A - 樹脂成形品用穿孔装置 - Google Patents
樹脂成形品用穿孔装置Info
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- JPH0760517A JPH0760517A JP21133093A JP21133093A JPH0760517A JP H0760517 A JPH0760517 A JP H0760517A JP 21133093 A JP21133093 A JP 21133093A JP 21133093 A JP21133093 A JP 21133093A JP H0760517 A JPH0760517 A JP H0760517A
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- punching
- resin
- horizontally
- resin molded
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂成形品に種々の角度から孔開けすること
ができ、しかも、その孔開け角度を容易に調整すること
ができると共に、孔開け位置を樹脂成形品の軸方向に容
易に調整することもできる樹脂成形品用穿孔装置を提供
すること。 【構成】 基台１に、樹脂管を水平に把持可能なクラン
プ２が取り付けられたクランプ用架台４が、架台回動機
構３を介して、水平に回動可能に設けられていると共
に、クランプ２に把持させた樹脂管を穿孔可能な穿孔機
７が、穿孔機スライド機構８を介して、前記クランプ用
架台４に接近ならびに離間する方向へスライド可能に設
けられ、かつ、この穿孔機７のスライド方向と直交する
向きにクランプ用架台４を水平移動させる架台移動機構
６が設けられている。
ができ、しかも、その孔開け角度を容易に調整すること
ができると共に、孔開け位置を樹脂成形品の軸方向に容
易に調整することもできる樹脂成形品用穿孔装置を提供
すること。 【構成】 基台１に、樹脂管を水平に把持可能なクラン
プ２が取り付けられたクランプ用架台４が、架台回動機
構３を介して、水平に回動可能に設けられていると共
に、クランプ２に把持させた樹脂管を穿孔可能な穿孔機
７が、穿孔機スライド機構８を介して、前記クランプ用
架台４に接近ならびに離間する方向へスライド可能に設
けられ、かつ、この穿孔機７のスライド方向と直交する
向きにクランプ用架台４を水平移動させる架台移動機構
６が設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管またはサドル形状の
樹脂成形品に穴を開けるための樹脂成形品用穿孔装置に
関する。
樹脂成形品に穴を開けるための樹脂成形品用穿孔装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】材料に穴を開けることができる穿孔具と
しては、ホルソーが先端に取り付けられた主軸と、この
主軸を回転させるモーターとが、基台に対して上下移動
可能に取り付けられたボール盤と呼ばれるものが一般的
である（特開昭６１−１５２３０９号公報参照）。とこ
ろが、このボール盤は、材料が樹脂管の場合、その樹脂
管を固定させるための機能が設けられていないため、従
来、樹脂管に孔を開ける場合には、専用の固定治具を用
いて樹脂管を架台に固定させていた。
しては、ホルソーが先端に取り付けられた主軸と、この
主軸を回転させるモーターとが、基台に対して上下移動
可能に取り付けられたボール盤と呼ばれるものが一般的
である（特開昭６１−１５２３０９号公報参照）。とこ
ろが、このボール盤は、材料が樹脂管の場合、その樹脂
管を固定させるための機能が設けられていないため、従
来、樹脂管に孔を開ける場合には、専用の固定治具を用
いて樹脂管を架台に固定させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、樹脂管を専用の固定治具で架台に固定させて孔
開けを行なう穿孔方法では、種々の角度で樹脂管に孔を
開けることができるようにするためには、多種類の固定
治具を用意しておかなければならないので、設定できる
角度の種類はコスト面から限りが生じるし、孔の角度を
変更する度に固定治具を交換しなければならないので、
非常に作業が面倒であるという問題があった。
ように、樹脂管を専用の固定治具で架台に固定させて孔
開けを行なう穿孔方法では、種々の角度で樹脂管に孔を
開けることができるようにするためには、多種類の固定
治具を用意しておかなければならないので、設定できる
角度の種類はコスト面から限りが生じるし、孔の角度を
変更する度に固定治具を交換しなければならないので、
非常に作業が面倒であるという問題があった。
【０００４】なお、実開昭６３−４１４０７号公報や、
実開昭６２−３２７０６号公報に記載されているように
手持ちで持ち運びできるタイプの穿孔具もあるが、この
穿孔具では、自由な角度から樹脂管に孔を開けることが
できるものの、望ましい角度から正確に孔を開けるのは
非常に困難である。
実開昭６２−３２７０６号公報に記載されているように
手持ちで持ち運びできるタイプの穿孔具もあるが、この
穿孔具では、自由な角度から樹脂管に孔を開けることが
できるものの、望ましい角度から正確に孔を開けるのは
非常に困難である。
【０００５】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、樹脂成形品に種々の角度から孔開けすることがで
き、しかも、その孔開け角度を容易に調整することがで
きる樹脂成形品用穿孔装置を提供することを目的として
いる。
目し、樹脂成形品に種々の角度から孔開けすることがで
き、しかも、その孔開け角度を容易に調整することがで
きる樹脂成形品用穿孔装置を提供することを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の樹脂成形品用穿孔装置では、基台に、管ま
たはサドル形状の樹脂成形品を水平に把持可能なクラン
プが取り付けられたクランプ用架台が、架台回動機構を
介して、水平に回動可能に設けられていると共に、クラ
ンプに把持させた樹脂成形品を穿孔可能な穿孔機が、穿
孔機スライド機構を介して、前記クランプ用架台に接近
ならびに離間する方向へスライド可能に設けられてい
る。更に、上記穿孔装置には、穿孔機のスライド方向と
直交する向きにクランプ用架台を水平移動させる架台移
動機構を設けてもよい。
に、本発明の樹脂成形品用穿孔装置では、基台に、管ま
たはサドル形状の樹脂成形品を水平に把持可能なクラン
プが取り付けられたクランプ用架台が、架台回動機構を
介して、水平に回動可能に設けられていると共に、クラ
ンプに把持させた樹脂成形品を穿孔可能な穿孔機が、穿
孔機スライド機構を介して、前記クランプ用架台に接近
ならびに離間する方向へスライド可能に設けられてい
る。更に、上記穿孔装置には、穿孔機のスライド方向と
直交する向きにクランプ用架台を水平移動させる架台移
動機構を設けてもよい。
【０００７】
【作用】本発明請求項１記載の樹脂成形品用穿孔装置で
は、架台回動機構によってクランプ用架台を水平に回動
させると、クランプに把持させた樹脂成形品は、水平に
回動し、その向きを変える。
は、架台回動機構によってクランプ用架台を水平に回動
させると、クランプに把持させた樹脂成形品は、水平に
回動し、その向きを変える。
【０００８】また、穿孔機スライド機構によって穿孔機
をクランプ用架台に接近させる方向へスライドさせるこ
とにより、クランプに把持させた樹脂成形品に孔を開け
ることができる。
をクランプ用架台に接近させる方向へスライドさせるこ
とにより、クランプに把持させた樹脂成形品に孔を開け
ることができる。
【０００９】また、本発明請求項２記載の樹脂成形品用
穿孔装置では、架台移動機構によってクランプ用架台を
穿孔機のスライド方向と直交する向きに水平移動させる
と、クランプに把持させた樹脂成形品が、クランプ用架
台と一緒に水平移動する。
穿孔装置では、架台移動機構によってクランプ用架台を
穿孔機のスライド方向と直交する向きに水平移動させる
と、クランプに把持させた樹脂成形品が、クランプ用架
台と一緒に水平移動する。
【００１０】
【実施例】まず、図１〜図１１に基づいて、実施例の樹
脂成形品用穿孔装置の構成を説明する。図１は、本実施
例の穿孔装置を示す正面図、図２は、本実施例の穿孔装
置を示す平面図で、図中１は基台、２はクランプ、３は
クランプスライド機構、４はクランプ用架台、５は架台
回動機構、６は架台移動機構、７は穿孔機、８は穿孔機
スライド機構である。
脂成形品用穿孔装置の構成を説明する。図１は、本実施
例の穿孔装置を示す正面図、図２は、本実施例の穿孔装
置を示す平面図で、図中１は基台、２はクランプ、３は
クランプスライド機構、４はクランプ用架台、５は架台
回動機構、６は架台移動機構、７は穿孔機、８は穿孔機
スライド機構である。
【００１１】前記クランプ２は、図３に示すように、長
方形の板の一辺をくの字形に切り欠いた形状のアタッチ
メント２ａをベース２ｂの両端部に固定させて構成され
ている。
方形の板の一辺をくの字形に切り欠いた形状のアタッチ
メント２ａをベース２ｂの両端部に固定させて構成され
ている。
【００１２】前記クランプスライド機構３は、前記クラ
ンプ用架台４に対し、一対のクランプ２，２を、互いに
接近する方向ならびに離間する方向へスライド可能に取
り付けるもので、図４に示すように、クランプ用架台４
に固定された２本のレール３ａ，３ａと、これらのレー
ル３ａ，３ａと平行な向きでクランプ用架台４にベアリ
ング３ｂを介して取り付けられたスクリューロッド３ｃ
と、このスクリューロッド３ｃに螺合した一対のスクリ
ューナット３ｄと、これらのスクリューナット３ｄを各
クランプ２に固定するためのブラケット３ｅと、前記ス
クリューロッド３ｃの一端に固定されたハンドル３ｆ
と、前記スクリューロッド３ｃの一端に螺合されたロッ
クレバー３ｇと、で構成されている。そして、前記ハン
ドル３ｆを一方に回すと、前記クランプ２が、レール３
ａに沿って２つ同時に接近方向へスライドし、ハンドル
３ｆを他方に回すと、前記クランプ２が、レール３ａに
沿って２つ同時に離間方向へスライドするようになって
いる。また、ロックレバー３ｇを一方に回すと、スクリ
ューロッド３ｃがクランプ用架台４に締結固定され、ロ
ックレバー３ｇを他方へ回すと、スクリューロッド３ｃ
が回転自在になるようになっている。なお、前記クラン
プ２は、くの字形に切り欠かれた部分同士が上下に対向
する向きに設けられており、樹脂管の口径に合せてクラ
ンプ２の間隔を設定すれば、一方のクランプ２のアタッ
チメント２ａと、他方のクランプ２のアタッチメント２
ａの間に樹脂管を水平に把持させることができるように
なっている。
ンプ用架台４に対し、一対のクランプ２，２を、互いに
接近する方向ならびに離間する方向へスライド可能に取
り付けるもので、図４に示すように、クランプ用架台４
に固定された２本のレール３ａ，３ａと、これらのレー
ル３ａ，３ａと平行な向きでクランプ用架台４にベアリ
ング３ｂを介して取り付けられたスクリューロッド３ｃ
と、このスクリューロッド３ｃに螺合した一対のスクリ
ューナット３ｄと、これらのスクリューナット３ｄを各
クランプ２に固定するためのブラケット３ｅと、前記ス
クリューロッド３ｃの一端に固定されたハンドル３ｆ
と、前記スクリューロッド３ｃの一端に螺合されたロッ
クレバー３ｇと、で構成されている。そして、前記ハン
ドル３ｆを一方に回すと、前記クランプ２が、レール３
ａに沿って２つ同時に接近方向へスライドし、ハンドル
３ｆを他方に回すと、前記クランプ２が、レール３ａに
沿って２つ同時に離間方向へスライドするようになって
いる。また、ロックレバー３ｇを一方に回すと、スクリ
ューロッド３ｃがクランプ用架台４に締結固定され、ロ
ックレバー３ｇを他方へ回すと、スクリューロッド３ｃ
が回転自在になるようになっている。なお、前記クラン
プ２は、くの字形に切り欠かれた部分同士が上下に対向
する向きに設けられており、樹脂管の口径に合せてクラ
ンプ２の間隔を設定すれば、一方のクランプ２のアタッ
チメント２ａと、他方のクランプ２のアタッチメント２
ａの間に樹脂管を水平に把持させることができるように
なっている。
【００１３】前記クランプ用架台４は、図３に示すよう
に、前記スクリューロッド３ｃを支持する一対の支持板
４ａ，４ｂを、クランプ２が取り付けられたクランプ取
り付け板４ｃで連結させると共に、補強板４ｄで連結さ
せて構成されている。また、このクランプ用架台４のク
ランプ取り付け板４ｃには、前記クランプ２に把持させ
る樹脂管を横から支持する支持棒４ｅが、樹脂管の口径
に合せて高さ調整可能に設けられている。
に、前記スクリューロッド３ｃを支持する一対の支持板
４ａ，４ｂを、クランプ２が取り付けられたクランプ取
り付け板４ｃで連結させると共に、補強板４ｄで連結さ
せて構成されている。また、このクランプ用架台４のク
ランプ取り付け板４ｃには、前記クランプ２に把持させ
る樹脂管を横から支持する支持棒４ｅが、樹脂管の口径
に合せて高さ調整可能に設けられている。
【００１４】前記架台回動機構５は、前記基台１に対
し、前記クランプ用架台４を水平に回動可能に取り付け
るもので、図５ならびに図６に示すように、図示を省略
したウォームならびにウォームギヤと、前記ウォームの
一端に固定されたハンドル５ａと、前記ウォームギヤに
連結された円板５ｂと、この円板５ｂに着脱可能なター
ンテーブル５ｃと、で構成されている。
し、前記クランプ用架台４を水平に回動可能に取り付け
るもので、図５ならびに図６に示すように、図示を省略
したウォームならびにウォームギヤと、前記ウォームの
一端に固定されたハンドル５ａと、前記ウォームギヤに
連結された円板５ｂと、この円板５ｂに着脱可能なター
ンテーブル５ｃと、で構成されている。
【００１５】つまり、ハンドル５ａを回すとウォームが
回転し、そのウォームの回転運動がウォームギヤによっ
て円板５ｂに伝達され、この円板５ｂに固定されたター
ンテーブル５ｃが水平に回転するようになっている。な
お、前記円盤５ｂの側面とターンテーブル５ｃの側面に
は、回転角度が解るように目盛り（図示省略）が設けら
れている。
回転し、そのウォームの回転運動がウォームギヤによっ
て円板５ｂに伝達され、この円板５ｂに固定されたター
ンテーブル５ｃが水平に回転するようになっている。な
お、前記円盤５ｂの側面とターンテーブル５ｃの側面に
は、回転角度が解るように目盛り（図示省略）が設けら
れている。
【００１６】前記架台移動機構６は、前記基台１に対
し、前記クランプ用架台４を水平にスライド可能に取り
付けるもので、図７ならびに図８に示すように、基台１
に固定された２本のレール６ａ，６ａと、これらのレー
ル６ａ，６ａに沿って摺動可能に設けられ、前記架台回
動機構５が固定されたスライドテーブル６ｂと、前記レ
ール６ａ，６ａと平行な向きで基台１にベアリング６ｃ
を介して取り付けられたスクリューロッド６ｄと、この
スクリューロッド６ｄに螺合した一対のスクリューナッ
ト６ｅと、これらのスクリューナット６ｅを前記スライ
ドテーブル６ｂに固定するためのブラケット６ｆと、前
記スクリューロッド６ｄの一端に固定されたハンドル６
ｇと、前記スクリューロッド６ｄの一端に螺合されたロ
ックレバー６ｈと、で構成されている。そして、前記ハ
ンドル６ｇを一方に回すと、前記スライドテーブル６ｂ
が、レール６ａ，６ａに沿って一方へスライドし、ハン
ドル６ｇを他方に回すと、前記スライドテーブル６ｂ
が、レール６ａ，６ａに沿って他方へスライドするよう
になっている。また、前記ロックレバー６ｈを一方に回
すと、スクリューロッド６ｄが基台１に締結固定され、
ロックレバー６ｈを他方へ回すと、スクリューロッド６
ｄが回転自在になるようになっている。
し、前記クランプ用架台４を水平にスライド可能に取り
付けるもので、図７ならびに図８に示すように、基台１
に固定された２本のレール６ａ，６ａと、これらのレー
ル６ａ，６ａに沿って摺動可能に設けられ、前記架台回
動機構５が固定されたスライドテーブル６ｂと、前記レ
ール６ａ，６ａと平行な向きで基台１にベアリング６ｃ
を介して取り付けられたスクリューロッド６ｄと、この
スクリューロッド６ｄに螺合した一対のスクリューナッ
ト６ｅと、これらのスクリューナット６ｅを前記スライ
ドテーブル６ｂに固定するためのブラケット６ｆと、前
記スクリューロッド６ｄの一端に固定されたハンドル６
ｇと、前記スクリューロッド６ｄの一端に螺合されたロ
ックレバー６ｈと、で構成されている。そして、前記ハ
ンドル６ｇを一方に回すと、前記スライドテーブル６ｂ
が、レール６ａ，６ａに沿って一方へスライドし、ハン
ドル６ｇを他方に回すと、前記スライドテーブル６ｂ
が、レール６ａ，６ａに沿って他方へスライドするよう
になっている。また、前記ロックレバー６ｈを一方に回
すと、スクリューロッド６ｄが基台１に締結固定され、
ロックレバー６ｈを他方へ回すと、スクリューロッド６
ｄが回転自在になるようになっている。
【００１７】前記穿孔機７は、前記クランプ２に把持さ
せた樹脂管に孔を開けるためのもので、図９に示すよう
に、スピンドルヘッド７ａによって支持されたスピンド
ル７ｂと、このスピンドル７ｂの先端にドリルチャック
７ｃを介して取り付けられたホルソー７ｄと、前記スピ
ンドル７ｂを回転させるインバータモーター７ｅと、を
主要な構成としている。なお、前記スピンドル７ｂは、
孔開けの対象となる樹脂管の口径に合せてホルソー７ｄ
を交換できるようになっている。
せた樹脂管に孔を開けるためのもので、図９に示すよう
に、スピンドルヘッド７ａによって支持されたスピンド
ル７ｂと、このスピンドル７ｂの先端にドリルチャック
７ｃを介して取り付けられたホルソー７ｄと、前記スピ
ンドル７ｂを回転させるインバータモーター７ｅと、を
主要な構成としている。なお、前記スピンドル７ｂは、
孔開けの対象となる樹脂管の口径に合せてホルソー７ｄ
を交換できるようになっている。
【００１８】前記穿孔機スライド機構８は、前記基台１
に対し、前記クランプ用架台４のスライド方向と直交す
る向きに前記穿孔機７を水平スライド可能に取り付ける
もので、図１０及び図１１に示すように、基台１に固定
された２本のレール８ａ，８ａと、これらのレール８
ａ，８ａに沿って摺動可能に設けられ、前記穿孔機７が
固定されたスライドテーブル８ｂと、前記レール８ａ，
８ａと平行な向きで基台１にベアリング８ｃを介して取
り付けられたスクリューロッド８ｄと、このスクリュー
ロッド８ｄに螺合した一対のスクリューナット８ｅと、
これらのスクリューナット８ｅを前記スライドテーブル
８ｂに固定するためのブラケット８ｆと、前記スクリュ
ーロッド８ｄの一端に固定されたハンドル８ｇと、で構
成されている。そして、前記ハンドル８ｇを一方に回す
と、前記スライドテーブル８ｂが、レール８ａ，８ａに
沿って一方へスライドし、ハンドル８ｇを他方に回す
と、前記スライドテーブル８ｂが、レール８ａ，８ａに
沿って他方へスライドするようになっている。
に対し、前記クランプ用架台４のスライド方向と直交す
る向きに前記穿孔機７を水平スライド可能に取り付ける
もので、図１０及び図１１に示すように、基台１に固定
された２本のレール８ａ，８ａと、これらのレール８
ａ，８ａに沿って摺動可能に設けられ、前記穿孔機７が
固定されたスライドテーブル８ｂと、前記レール８ａ，
８ａと平行な向きで基台１にベアリング８ｃを介して取
り付けられたスクリューロッド８ｄと、このスクリュー
ロッド８ｄに螺合した一対のスクリューナット８ｅと、
これらのスクリューナット８ｅを前記スライドテーブル
８ｂに固定するためのブラケット８ｆと、前記スクリュ
ーロッド８ｄの一端に固定されたハンドル８ｇと、で構
成されている。そして、前記ハンドル８ｇを一方に回す
と、前記スライドテーブル８ｂが、レール８ａ，８ａに
沿って一方へスライドし、ハンドル８ｇを他方に回す
と、前記スライドテーブル８ｂが、レール８ａ，８ａに
沿って他方へスライドするようになっている。
【００１９】次に、図１２〜図１５に基づいて、本実施
例の穿孔装置を使用した樹脂管の穿孔方法を説明する。
例の穿孔装置を使用した樹脂管の穿孔方法を説明する。
【００２０】樹脂管Ｐに孔を開ける場合には、まず、図
１２に示すように、クランプ２に樹脂管Ｐを水平に把持
させる。
１２に示すように、クランプ２に樹脂管Ｐを水平に把持
させる。
【００２１】次に、図１３に示すように、架台回動機構
５を作動して、クランプ用架台４を左向きに４５度水平
に回転させ、樹脂管Ｐを、穿孔機７のスライド方向に対
して４５度の向きにする。
５を作動して、クランプ用架台４を左向きに４５度水平
に回転させ、樹脂管Ｐを、穿孔機７のスライド方向に対
して４５度の向きにする。
【００２２】次に、図１４に示すように、架台移動機構
６を作動して、クランプ用架台４を穿孔機７側から見て
右向きに水平移動させ、ホルソー７ｃの軸芯の延長線よ
りも樹脂管Ｐの中心点Ｓが距離Ｈだけ右側に位置するよ
うに樹脂管Ｐの位置を設定する。前記距離Ｈは、樹脂管
Ｐの口径やホルソー７ｃの径などによって異なるが、樹
脂管Ｐの口径が１５０ｍｍ、ホルソー７ｃの径が７５ｍ
ｍの場合には、４０ｍｍ前後が好ましい。
６を作動して、クランプ用架台４を穿孔機７側から見て
右向きに水平移動させ、ホルソー７ｃの軸芯の延長線よ
りも樹脂管Ｐの中心点Ｓが距離Ｈだけ右側に位置するよ
うに樹脂管Ｐの位置を設定する。前記距離Ｈは、樹脂管
Ｐの口径やホルソー７ｃの径などによって異なるが、樹
脂管Ｐの口径が１５０ｍｍ、ホルソー７ｃの径が７５ｍ
ｍの場合には、４０ｍｍ前後が好ましい。
【００２３】そして、図１５に示すように、穿孔機スラ
イド機構８を作動させ、穿孔機７をクランプ用架台２に
接近する方向へスライドさせ、クランプ２に把持させた
樹脂管Ｐを穿孔機７のホルソー７ｃで穿孔する。
イド機構８を作動させ、穿孔機７をクランプ用架台２に
接近する方向へスライドさせ、クランプ２に把持させた
樹脂管Ｐを穿孔機７のホルソー７ｃで穿孔する。
【００２４】このようにして孔開け作業を完了する。な
お、この孔開け作業は、例えば、特開平３−２５１４２
９号公報に記載されているような分岐管継手の製造方法
において採用することができる。
お、この孔開け作業は、例えば、特開平３−２５１４２
９号公報に記載されているような分岐管継手の製造方法
において採用することができる。
【００２５】つまり、本実施例の穿孔装置にあっては、
クランプ２に水平に把持させた樹脂管Ｐを水平に回動さ
せることができるので、その樹脂管Ｐに種々の角度から
孔開けすることができ、しかも、その孔開け角度を容易
に調整することができる。また、クランプ２に把持させ
た樹脂管Ｐを、穿孔機７のスライド方向と直交する向き
に水平移動させることができるので、孔開け位置を、樹
脂管Ｐの軸方向にも容易に調整することができる。
クランプ２に水平に把持させた樹脂管Ｐを水平に回動さ
せることができるので、その樹脂管Ｐに種々の角度から
孔開けすることができ、しかも、その孔開け角度を容易
に調整することができる。また、クランプ２に把持させ
た樹脂管Ｐを、穿孔機７のスライド方向と直交する向き
に水平移動させることができるので、孔開け位置を、樹
脂管Ｐの軸方向にも容易に調整することができる。
【００２６】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、樹脂管に孔を開ける場合の孔開け方法について説明
したが、樹脂サドルに孔を開ける場合に適用してもよ
い。また、クランプ用架台を昇降させる昇降機構を設け
て、孔開け位置を、樹脂成形品の径方向にも容易に調整
できるようにしてもよい。その場合、昇降機構の構造は
特に限定されないが、例えば、ウォームとウォームギヤ
を駆動手段とし、クランプ用架台を載置させたテーブル
を昇降させる構造のものであれば、孔開け位置の微調整
が容易なものとなる。また、架台回動機構ならびに穿孔
機スライド機構の構造も、実施例で示した構造に限られ
ない。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、樹脂管に孔を開ける場合の孔開け方法について説明
したが、樹脂サドルに孔を開ける場合に適用してもよ
い。また、クランプ用架台を昇降させる昇降機構を設け
て、孔開け位置を、樹脂成形品の径方向にも容易に調整
できるようにしてもよい。その場合、昇降機構の構造は
特に限定されないが、例えば、ウォームとウォームギヤ
を駆動手段とし、クランプ用架台を載置させたテーブル
を昇降させる構造のものであれば、孔開け位置の微調整
が容易なものとなる。また、架台回動機構ならびに穿孔
機スライド機構の構造も、実施例で示した構造に限られ
ない。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明請求項１記
載の穿孔装置にあっては、クランプに把持させた樹脂成
形品を水平に回動させることができるので、樹脂成形品
に種々の角度から孔開けすることができ、しかも、その
孔開け角度を容易に調整することができるという効果が
得られる。
載の穿孔装置にあっては、クランプに把持させた樹脂成
形品を水平に回動させることができるので、樹脂成形品
に種々の角度から孔開けすることができ、しかも、その
孔開け角度を容易に調整することができるという効果が
得られる。
【００２８】また、上記に加えて、本発明請求項２記載
の穿孔装置にあっては、クランプに把持させた樹脂成形
品を、穿孔機のスライド方向と直交する向きに水平移動
させることができるので、孔開け位置を、樹脂成形品の
軸方向にも容易に調整することができる。
の穿孔装置にあっては、クランプに把持させた樹脂成形
品を、穿孔機のスライド方向と直交する向きに水平移動
させることができるので、孔開け位置を、樹脂成形品の
軸方向にも容易に調整することができる。
【図１】実施例の樹脂成形品用穿孔装置を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】実施例の樹脂成形品用穿孔装置を示す平面図で
ある。
ある。
【図３】実施例の樹脂成形品用穿孔装置のクランプなら
びにクランプ用架台を示す正面図である。
びにクランプ用架台を示す正面図である。
【図４】実施例の樹脂成形品用穿孔装置のクランプなら
びにクランプ用架台を示す平面図である。
びにクランプ用架台を示す平面図である。
【図５】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の架台回動機構
ならびに架台移動機構を示す正面図である。
ならびに架台移動機構を示す正面図である。
【図６】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の架台回動機構
ならびに架台移動機構を示す平面図である。
ならびに架台移動機構を示す平面図である。
【図７】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の架台回動機構
ならびに架台移動機構を示す断面図である。
ならびに架台移動機構を示す断面図である。
【図８】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の架台移動機構
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図９】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の穿孔機ならび
に穿孔機スライド機構を示す正面図である。
に穿孔機スライド機構を示す正面図である。
【図１０】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の穿孔機スラ
イド機構を示す平面図である。
イド機構を示す平面図である。
【図１１】実施例の樹脂成形品用穿孔装置の穿孔機スラ
イド機構を示す断面図である。
イド機構を示す断面図である。
【図１２】実施例の穿孔装置を使用した樹脂管の穿孔方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図１３】実施例の穿孔装置を使用した樹脂管の穿孔方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図１４】実施例の穿孔装置を使用した樹脂管の穿孔方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図１５】実施例の穿孔装置を使用した樹脂管の穿孔方
法の説明図である。
法の説明図である。
１ 基台 ２ クランプ ４ クランプ用架台 ５ 架台回動機構 ６ 架台移動機構 ７ 穿孔機 ８ 穿孔機スライド機構
Claims (2)
- 【請求項１】 基台に、管またはサドル形状の樹脂成形
品を水平に把持可能なクランプが取り付けられたクラン
プ用架台が、架台回動機構を介して、水平に回動可能に
設けられていると共に、クランプに把持させた樹脂成形
品を穿孔可能な穿孔機が、穿孔機スライド機構を介し
て、前記クランプ用架台に接近ならびに離間する方向へ
スライド可能に設けられていることを特徴とする樹脂成
形品用穿孔装置。 - 【請求項２】 穿孔機のスライド方向と直交する向きに
クランプ用架台を水平移動させる架台移動機構が設けら
れている請求項１記載の樹脂成形品用穿孔装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21133093A JPH0760517A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 樹脂成形品用穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21133093A JPH0760517A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 樹脂成形品用穿孔装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760517A true JPH0760517A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16604170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21133093A Pending JPH0760517A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 樹脂成形品用穿孔装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760517A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000062963A1 (es) * | 1999-04-19 | 2000-10-26 | Etxe-Tar, S.A. | Maquina para taladrar agujeros de engrase en cigueñales y procedimiento correspondiente |
| CN102091802A (zh) * | 2011-03-03 | 2011-06-15 | 苏州东南碳制品有限公司 | 一种电力机车滑板托架钻孔装置 |
| CN103537727A (zh) * | 2013-10-16 | 2014-01-29 | 无锡申宝汽车钢管有限公司 | 一种钻孔工装 |
| JP2018069420A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 大肯精密株式会社 | 穿孔装置 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21133093A patent/JPH0760517A/ja active Pending
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| WO2000062963A1 (es) * | 1999-04-19 | 2000-10-26 | Etxe-Tar, S.A. | Maquina para taladrar agujeros de engrase en cigueñales y procedimiento correspondiente |
| ES2167146A1 (es) * | 1999-04-19 | 2002-05-01 | Etxetar Sa | Maquina para taladrar agujeros de engrase en cigueñales y procedimiento correspondiente. |
| US6485401B2 (en) | 1999-04-19 | 2002-11-26 | Etxe-Tar, S.A. | Process for drilling oil-holes in crankshafts |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040310 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040721 |