JPH113003A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH113003A
JPH113003A JP9154104A JP15410497A JPH113003A JP H113003 A JPH113003 A JP H113003A JP 9154104 A JP9154104 A JP 9154104A JP 15410497 A JP15410497 A JP 15410497A JP H113003 A JPH113003 A JP H113003A
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JP
Japan
Prior art keywords
image forming
registered
memory
job
forming condition
Prior art date
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Pending
Application number
JP9154104A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH113003A publication Critical patent/JPH113003A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 登録されている画像形成条件に同一の画
像形成条件が存在する場合に、登録を禁止するとともに
その情報を表示する手段を備えることにより、操作性を
向上させた画像形成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 予め設定された画像形成条件を記憶手段
に登録可能であり、当該記憶手段に登録された所望の画
像形成条件を呼び出して実行することが可能な画像形成
装置において、新たな画像形成条件を登録する際に、当
該登録しようとする新たな画像形成条件と同一の画像形
成条件が記憶手段に既に記憶されているか否かを比較す
る比較手段と、この比較手段による比較の結果、同一の
画像形成条件が既に登録されている場合には、新たな画
像形成条件の登録を禁止する禁止手段と、同一の画像形
成条件が存在する旨を表示する表示手段とを備えるよう
に構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成条件
(ジョブモード)を記憶する記憶手段および画像形成条
件を表示する表示手段を有する複写機等の画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置は、ユー
ザーの種々のニーズに応えるべく高機能化してきてお
り、複写機能等の拡大により装置の操作が複雑化したた
め、ユーザーが複写ジョブ(複写条件)を設定するのに
手間がかかり、ある決まった固定オペレーションを行う
場合にも、毎回複雑なオペレーションを繰り返す必要が
ある。そこで、複写ジョブの設定を手間をかけずに確実
に行うための手段として、設定した複写ジョブをメモリ
ーに登録し、複写作業を行う際に登録してある複写ジョ
ブを呼び出して、所定の複写ジョブの設定を自動的に行
うジョブメモリー記憶装置が開発されている。
【0003】しかし、従来のジョブメモリー方式では、
登録されている複写ジョブを予め確認する手段が存在し
なかったため、新たに複写ジョブの登録を行う際に、同
一の複写ジョブを重複して登録してしまうことがあり、
メモリーを効率良く使えないという問題点があった。
【0004】そこで、かかる問題点を解決するものとし
て、特開平6−78142号公報に開示されているよう
に、登録されている複写ジョブをレビュー表示する表示
手段を備えた画像処理装置が既に提案されている。この
特開平6−78142号公報に係る画像処理装置は、ユ
ーザ設定ジョブ記憶手段に登録されたユーザが設定した
画像処理ジョブを指定することで当該ジョブを実行でき
る画像処理装置において、ユーザ設定ジョブ記憶手段内
に格納されたユーザ設定ジョブの内容を確認するための
レビュー表示をする表示手段を備えるように構成したも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平6−78142号公報に係る画像処
理装置の場合には、複写ジョブを呼び出す前に、当該複
写ジョブを確認する手段としては良い手段ではあるが、
新たな複写ジョブを登録する度に、当該登録しようとす
るジョブと同一の複写ジョブが存在するか否かを、レビ
ュー表示をする表示する表示手段によって複数の登録ジ
ョブをいちいち確認するのは面倒であり、操作性の向上
が十分図れていないという問題点があった。
【0006】そこで、この発明では、上記従来技術の問
題点を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、登録されている画像形成条件に同一の画像形
成条件が存在する場合に、登録を禁止するとともにその
情報を表示する手段を備えることにより、操作性を向上
させた画像形成装置を提供することにある。
【0007】また、この発明の他の目的とするところ
は、各画像形成条件を記憶手段に登録する場合に、標準
以外のものだけを登録することでメモリー数を可変にで
きるようにし、記憶手段を効率良く使用することが可能
で、更に、操作性を向上することを可能とした画像形成
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載された発明は、予め設定された画像形成条件を記憶手
段に登録可能であり、当該記憶手段に登録された所望の
画像形成条件を呼び出して実行することが可能な画像形
成装置において、新たな画像形成条件を登録する際に、
当該登録しようとする新たな画像形成条件と同一の画像
形成条件が記憶手段に既に記憶されているか否かを比較
する比較手段と、この比較手段による比較の結果、同一
の画像形成条件が既に登録されている場合には、新たな
画像形成条件の登録を禁止する禁止手段と、同一の画像
形成条件が存在する旨を表示する表示手段とを備えるよ
うに構成したものである。
【0009】また、請求項2に記載された発明は、予め
設定された画像形成条件を記憶手段に登録可能であり、
当該記憶手段に登録された所望の画像形成条件を呼び出
して実行することが可能な画像形成装置において、新た
な画像形成条件を登録する際に、当該登録しようとする
新たな画像形成条件と同一の画像形成条件が記憶手段に
既に記憶されているか否かを比較する比較手段と、この
比較手段による比較の結果、ある機能を除けば同一の画
像形成条件が存在する場合には、その旨を表示する表示
手段と、前記記憶手段に登録されている画像形成条件の
一部を当該新たな画像形成条件に変更する変更手段とを
備えるように構成したものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載された発明は、新たな画像形成
条件を登録する際に、当該登録しようとする新たな画像
形成条件と同一の画像形成条件が記憶手段に既に記憶さ
れているか否かを比較手段によって比較し、この比較手
段による比較の結果、同一の画像形成条件が既に登録さ
れている場合には、新たな画像形成条件の登録を禁止手
段によって禁止するとともに、同一の画像形成条件が存
在する旨を表示手段によって表示することにより、ユー
ザーは、直ちに新たに登録しようとしている画像形成条
件と同一の画像形成条件が、既に登録されていることを
知ることができるので、同一の画像形成条件を重複して
登録するのを防止することができ、記憶手段を有効に利
用することができるとともに、操作性を向上させること
ができる。
【0011】また、請求項2に記載された発明は、新た
な画像形成条件を登録する際に、当該登録しようとする
新たな画像形成条件と同一の画像形成条件が記憶手段に
既に記憶されているか否かを比較手段によって比較し、
この比較手段による比較の結果、ある機能を除けば同一
の画像形成条件が存在する場合には、その旨を表示手段
によって表示するとともに、前記記憶手段に登録されて
いる画像形成条件の一部を当該新たな画像形成条件に変
更手段によって変更することにより、画像形成枚数等の
変更が容易に行うことができ、しかも各画像形成条件を
記憶手段に登録する場合に、標準以外のものだけを登録
することでメモリー数を可変にすることができ、記憶手
段を効率良く使用することが可能で、更に、操作性を向
上することを可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
【0013】図2はこの発明に係る画像形成装置として
の多重転写方式のデジタルカラー複写装置の一実施の形
態を示すものである。
【0014】図2はこの発明に係る画像形成装置として
の多重転写方式のデジタルカラー複写装置の一実施の形
態を示すものである。
【0015】図2において、1はデジタルカラー複写装
置の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写装
置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み取る画像
読取装置3(Image Input Termina
l)が配置されている。この画像読取装置3は、プラテ
ンガラス4上に載置された原稿2をプラテンカバー5に
よって押圧した状態で、このプラテンガラス4上に載置
された原稿2の画像を光源6によって照明するととも
に、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー7、8
及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に走査露
光して、このCCDセンサー10によって原稿2の色材
反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/m
m)で読み取るようになっている。
【0016】上記画像読取装置3によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
ィング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
【0017】そして、上記の如く画像処理装置12で所
定の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されてROS1
5(Raster Output Scanner)に
送られ、このROS15では、原稿色材階調データに応
じてレーザー光による画像露光が行われる。
【0018】上記ROS15は、図2に示すように、半
導体レーザー16を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー16からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー16から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17によって
偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体ドラム2
0上に走査露光される。
【0019】上記ROS15によってレーザー光LBが
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
【0020】上記感光体ドラム20上に形成されたトナ
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写用紙等からなる転写材
24上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写
される。上記転写材24は、図2に示すように、複写装
置本体1内の下部に収納された複数の給紙カセット2
8、29、30の何れかから給紙ロール31によって給
紙されるか、又は複写装置本体1外の側面に配置された
手差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙さ
れた転写材24は、搬送ローラ32及びレジストローラ
33によって転写ドラム23の表面に所定のタイミング
でそれぞれ搬送される。そして、上記転写材24は、静
電吸着用の帯電器も兼ねる転写コロトロン25の帯電に
よって転写ドラム23の表面に静電的に吸着された状態
で、当該転写ドラム23の表面に保持される。なお、上
記手差しトレイ38からは、ハガキ等の定形外の転写用
紙以外にオーバーヘッドプロジェクター用の透明なOH
Pシート等も給紙可能であり、OHPシート等にも画像
を形成することができるようになっている。また、上記
手差しトレイ38からは、片面に画像が形成された転写
材24を裏返しにして給紙することにより、両面コピー
が可能となっている。
【0021】また、上記感光体ドラム20上から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離用のコ
ロトロン34の除電によって転写ドラム23の表面から
剥離された後、定着装置35へ搬送され、この定着装置
35によって熱及び圧力によってトナー像が転写材24
上に定着され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画
像の形成工程が終了する。
【0022】なお、図2中、37は転写ドラム23の除
電を行うための除電コロトロン対を示している。
【0023】図3は上記多重転写方式のデジタルカラー
複写装置の画像形成部を示す構成図である。
【0024】図3において、20は上記感光体ドラムで
あり、この感光体ドラム20の表面に接触又は微小な間
隙を介して対向するように転写材担持体としての転写ド
ラム23が配設されている。上記転写ドラム23は、図
示しない駆動機構によって感光体ドラム20の周速と同
一の速度で回転駆動されるようになっている。この転写
ドラム23は、図4に示すように、軸方向の両端部に配
置される一対の円環状部材としてのリング部材40、4
0と、これらのリング部材40、40を互いに連結する
連結部材としてのタイバープレート41とを有するドラ
ム状の枠体を備え、上記タイバープレート41にポリエ
チレンテレフタレートやポリフッ化ビニリデン等の誘電
体フィルムからなる転写フィルム42の円周方向の先端
縁部42aを固定するとともに、両側端部をリング部材
40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け、転写フ
ィルム42の円周方向の後端縁部42bを、タイバープ
レート41に固定して中空円筒状に形成されている。
【0025】上記転写ドラム23には、上述したよう
に、複数の給紙カセット28、29、30の何れかから
転写材24が供給され、この転写材24は、転写ドラム
23の裏面側から吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロ
ン25によって帯電を受け、転写ドラム23の転写フィ
ルム42上に静電的に吸着される。この転写ドラム23
上に吸着された転写材24には、感光体ドラム20上に
順次形成される黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のトナー像が、転写コロトロン2
5の帯電によって転写される。
【0026】そして、上記感光体ドラム20から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34によって除電されるとともに、剥離装置44に
よって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬送ガ
イド45を介して定着装置35に搬送されて、この定着
装置35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
【0027】ところで、この実施の形態では、予め設定
された画像形成条件を記憶手段に登録可能であり、当該
記憶手段に登録された所望の画像形成条件を呼び出して
実行することが可能な画像形成装置において、新たな画
像形成条件を登録する際に、当該登録しようとする新た
な画像形成条件と同一の画像形成条件が記憶手段に既に
記憶されているか否かを比較する比較手段と、この比較
手段による比較の結果、同一の画像形成条件が既に登録
されている場合には、新たな画像形成条件の登録を禁止
する禁止手段と、同一の画像形成条件が存在する旨を表
示する表示手段とを備えるように構成されている。
【0028】図1はこの発明の一実施の形態に係るデジ
タルカラー複写装置のシステム構成を示すブロック図で
ある。
【0029】図1において、50は複写用紙のサイズや
複写倍率、複写枚数、片面コピーか両面コピーか、白黒
コピーかカラーコピーか等の種々の画像形成条件を設定
する後述する操作パネルからなる画像形成条件設定手
段、51は上記画像形成条件設定手段50によって設定
された画像形成条件(ジョブ)を画像形成条件記憶手段
52に登録する画像形成条件登録手段、52は上記画像
形成条件設定手段50によって設定された画像形成条件
(ジョブ)を記憶する不揮発性メモリーからなる画像形
成条件記憶手段(以下、「ジョブメモリー」とも称す
る。)、53は上記画像形成条件記憶手段52に登録さ
れた画像形成条件を呼び出す画像形成条件呼出し手段、
54は上記画像形成条件記憶手段52に登録された画像
形成条件を削除する画像形成条件削除手段、55は新た
な画像形成ジョブを登録する際に、当該登録しようとす
る新たな画像形成ジョブと同一のジョブが画像形成条件
記憶手段52に既に記憶されているか否かを比較する比
較手段、56は前記画像形成比較手段55による比較の
結果、同一の画像形成ジョブが存在する場合にはその旨
を表示したり、その他のメッセージ等を表示する表示手
段、57は上記画像形成条件比較手段55による比較の
結果、同一の画像形成ジョブが既に登録されている場合
には、新たな画像形成ジョブの登録を禁止する画像形成
条件登録禁止手段、58は画像形成条件記憶手段52を
管理する画像形成条件登録メモリー管理手段である。な
お、これらの手段の一部は、不揮発性メモリー等のよう
にハードウエアによって構成されるが、画像形成条件登
録手段51や画像形成比較手段55等は、複写装置のC
PUが実行するソフトウエアによって構成しても良いこ
とは勿論である。
【0030】図5はこの発明の一実施の形態に係るデジ
タルカラー複写装置のコントロールパネルを示す平面図
である。
【0031】図5において、61はオペレータに所定の
メッセージを表示するLCD(液晶表示素子)からなる
とともに、当該LCDに表示された画像の所定の位置を
押圧することによって入力操作を行うメッセージ表示部
としてのタッチパネルを示すものである。このタッチパ
ネル61は、図5に示す基本画面以外にも、応用、画質
調整、編集画面を表示可能となっている。この基本画面
において、62は上記タッチパネルに表示された用紙選
択部を示すものであり、この用紙選択部62は、自動用
紙選択やトレイ1〜4の選択ボタン、手差しの選択ボタ
ンを備えている。63は倍率選択を行う倍率選択部を示
すものであり、この倍率選択部63は、自動倍率選択や
固定倍率の選択、更に任意倍率の選択を行うボタンを備
えている。64は両面コピー機能の選択部を示すもので
あり、この両面コピー選択部64は、片面から片面、片
面から両面、両面から両面、両面から片面の選択を行う
ボタンを備えている。65はコピーアウトプット機能の
選択を行うコピーアウトプット選択部を示すものであ
り、このコピーアウトプット選択部65は、丁合い及び
スタック機能の選択を行うボタンを備えている。また、
66はコピースタートキーを、67はコピー枚数の設定
や暗証番号の入力等を行うテンキーを、それぞれ示すも
のであり、このコピースタートキー66を操作すること
により、複写装置の所定のコピー動作が開始する。
【0032】以上の構成において、この実施の形態に係
るデジタルカラー複写装置では、次のようにして、登録
されている画像形成条件に同一の画像形成条件が存在す
る場合に、登録を禁止するとともにその情報を表示する
手段を備えることにより、操作性を向上させることが可
能となっている。また、この実施の形態に係るデジタル
カラー複写装置では、各画像形成条件を記憶手段に登録
する場合に、標準以外のものだけを登録することでメモ
リー数を可変にできるようにし、記憶手段を効率良く使
用することが可能で、更に、操作性を向上することが可
能となっている。さらに、各ジョブをメモリーに登録す
る場合に、標準以外のものだけを登録することでメモリ
ー数を可変にできるようにし、メモリーを効率良く使用
することが可能で、更に、操作性を向上することが可能
となっている。
【0033】すなわち、この実施の形態では、まず、予
め設定された画像形成ジョブを記憶手段に登録可能であ
り、当該記憶手段に登録された複数の画像形成ジョブの
うち、所望の画像形成ジョブを指定して実行することが
可能となっている。
【0034】ところで、上記デジタルカラー複写装置に
おいて、画像形成条件記憶手段52に複写ジョブを登録
するには、通常、コピーをとるまえに複写ジョブを設定
するときと同じように、図5に示すようなコントロール
パネルの操作ボタンを選択して各種モードの設定を行
う。
【0035】いま、例えば、トレイ1、自動倍率、丁合
い、片面から両面、設定枚数=5をジョブメモリー52
に登録する場合には、図5に示すように、コントロール
パネルの用紙選択ボタン項目62にあるトレイ1ボタン
を押して「トレイ1」を選択、縮小/拡大ボタン項目6
3にある自動ボタンを押して「自動倍率」を選択、コピ
ーアウトプットボタン項目65にある丁合いボタンを押
して「丁合い」を選択、両面ボタン項目64にある片面
両面ボタンを押して「片面から両面」を選択、テンキ
ー67にて「5」を入力(「設定枚数=5」)する。
【0036】次に、図6(a)に示すように、コントロ
ールパネルのタッチパネル61の応用画面を呼出し、そ
のジョブメモリーボタン70を押してジョブメモリーの
画面を表示して、図6(b)に示すように、画面内にあ
る登録ボタン71を押して「登録」を選択する。この時
点で登録されていないジョブメモリーに対するボタンの
みが選択可能となる。表示部の図示例では、メモリー1
〜3が登録済みとなっているため、メモリー4のみが選
択可能となっている。
【0037】そこで、図6(c)に示すように、メモリ
ー4のボタン72を押すと、基本的な動作としては、先
程設定したトレイ1、自動倍率、丁合い、片面から両
面、設定枚数=5が、ジョブメモリー52に登録され
る。
【0038】しかし、いま、ジョブメモリー1にトレイ
1、自動倍率、丁合い、片面から両面、設定枚数=5
と、先程設定した新しい複写ジョブと同一のジョブが既
に登録されているとする。
【0039】ユーザーがジョブメモリー52に、上記の
トレイ1、自動倍率、丁合い、片面から両面、設定枚数
=5という複写ジョブを新たに登録するため、図6
(c)に示すように、メモリー4を選択して登録ボタン
71を押すと、図7に示すように、設定された複写ジョ
ブを登録するか否かが判別され(ステップ101)、登
録するために登録ボタン71が押された場合には、図1
に示すように、画像形成条件比較手段55によって、登
録しようとしているジョブモードと、ジョブメモリー
(画像形成条件記憶手段)52に既に登録されているジ
ョブモードとが比較される(ステップ102)。そし
て、同一ジョブが存在するか否かが判別され(ステップ
103)、上述したように同一のジョブが存在する場合
には、表示手段の画面に、図8(a)に示すように、
「登録したいジョブモードと同じジョブモードがメモリ
ー1に登録されています メモリー4には登録できませ
ん」というように、ジョブメモリー1に同一の複写ジョ
ブが登録されているためにジョブメモリー4には登録で
きないことを示すメッセージが表示される(ステップ1
04)。ここで、図8(a)に示す確認ボタン73が押
されたか否かが判別され(ステップ105)、ユーザー
によって確認ボタン73が押された場合には、登録禁止
メッセージを消去して(ステップ106)、図8(b)
に示すように、ジョブメモリーの初期画面に戻る。
【0040】一方、同一ジョブが存在しない場合には、
図7のステップ107に示すように、設定枚数のみが異
なるジョブが画像形成条件記憶手段52に存在するか否
かが判別される。
【0041】いま、ジョブメモリー3にトレイ1、自動
倍率、丁合い、片面から両面、設定枚数=7という(先
程設定した複写ジョブと設定枚数のみが異なるジョブが
登録されている場合には、設定枚数のみが異なるジョブ
が存在することになるため、メモリー4のボタン72を
押すと、図9(a)に示すように、「登録したいジョブ
モードと設定枚数のみが違うジョブモードがメモリー3
に登録されていますメモリー4には登録できません メ
モリー3を現在のジョブモードに変更しますか」という
ように、ジョブメモリー3に設定枚数以外が同じ複写ジ
ョブが登録されているためにジョブメモリー4には登録
できないことを示すメッセージ、及びメモリー3を現在
の複写ジョブに変更するか否かの確認メッセージが表示
される(ステップ108)。次に、はいボタンが押され
たか否かが判別され(ステップ109)、はいボタンが
押されていない場合には、いいえボタンが押されたか否
かが判別される(ステップ110)。ユーザーがいいえ
ボタンを押した場合には、登録禁止と再設定するかどう
かの確認メッセージを消去し(ステップ111)、図9
(b)に示すように、メモリー3に登録せずにジョブメ
モリー初期画面に戻る。一方、ユーザーがはいボタンを
押した場合には、ジョブモードの登録およびメッセージ
の表示を行い(ステップ112)、図10(a)に示す
ように、メモリー3に現在の複写ジョブ(設定枚数のみ
変更)を再登録し、図10(b)に示すように、ジョブ
メモリー初期画面に戻る。
【0042】さらに、設定枚数のみが異なるジョブも存
在しない場合には、残メモリー容量チェック処理が行わ
れ(ステップ113)、元の処理に戻る。
【0043】図11は残メモリー容量チェック処理を示
すフローチャートである。
【0044】この残メモリー容量チェックは、図11に
示すように、設定された全ての機能を記憶できる未使用
領域があるか否かが判別され(ステップ201)、設定
された全ての機能を記憶できる未使用領域がある場合に
は、そのまま当該処理を終了して戻る。そして、このよ
うに、設定された全ての機能を記憶できる未使用領域が
ある場合には、図12(a)に示すように、メモリー4
に登録される。
【0045】一方、設定された全ての機能を記憶できる
未使用領域がない場合には、図11に示すように、標準
以外の登録しようとしている機能の取得処理が行われる
(ステップ202)。次に、登録機能数が登録できる機
能数を超えているか否かが判別され(ステップ20
3)、登録機能数が登録できる機能数を超えていない場
合、即ち、登録機能数が登録できる機能数以下の場合に
は、図13(a)に示すように、ジョブモードの登録お
よびメッセージの表示を行い(ステップ204)、登録
できる残り機能数を算出して(ステップ205)、元の
処理に戻る。
【0046】また、登録機能数が登録できる機能数を超
えている場合には、図13(b)(c)に示すように、
「登録しようとしている機能は6機能あります メモリ
ー5には5機能しか登録できません」というように、機
能数が多くて登録できないことを示すメッセージが表示
され(ステップ206)、図13(c)に示すように、
確認ボタン73が押されたか否かが判別され(ステップ
207)、確認ボタン73が押された場合には、機能数
が多くて登録できないことを示すメッセージを消去して
(ステップ208)、元の処理に戻る。
【0047】図14はジョブメモリー登録処理を示すフ
ローチャートである。
【0048】まず、このジョブメモリー登録処理におい
ては、登録メモリー先頭番地にメモリー番号を登録する
処理が行われる(ステップ301)。例えば、図15に
示すように、ジョブメモリー用固定領域の先頭番地に、
メモリー番号「1」が登録される。次に、登録しようと
する複写ジョブのうち、標準モード以外のモードの登録
数を算出する処理が行われる(ステップ302)。その
後、登録メモリー先頭番地+1の番地に登録機能数が登
録される(ステップ303)。いま、登録メモリー先頭
番地が1の場合には、図15に示すように、登録メモリ
ー先頭番地+1、つまり登録番地2に機能数(例えば、
5)が登録される。次に、登録メモリー先頭番地+2を
機能登録メモリー先頭番地とする処理が行われる(ステ
ップ304)。いま、登録メモリー先頭番地が1の場合
には、登録メモリー先頭番地+2、つまり登録番地3が
機能登録メモリーの先頭番地となる。
【0049】次に、パラメータLの値を1とする処理が
行われた後、機能登録メモリー先頭番地+(L−1)×
2の番地に機能IDを登録する(ステップ208)。こ
こで、機能登録メモリー先頭番地+(L−1)は、機能
登録メモリー先頭番地+L−1の示すアドレスの内容を
意味している。この場合、Lが1であるため、機能ID
を登録すべき機能登録メモリー先頭番地+(L−1)×
2の番地は、3となり、番地3に1番目の機能のIDが
記憶される。この機能IDとしては、図16に示すよう
に、1が設定枚数、2が選択トレイ、3が縮小/拡大、
4がコピーアウトプット、5が両面コピーの機能等を示
している。
【0050】その後、機能登録メモリー先頭番地+(L
−1)×2+1の番地に設定IDを登録する(ステップ
208)。この場合、Lが1であるため、設定IDを登
録すべき機能登録メモリー先頭番地+(L−1)×2+
1の番地は、4となり、番地4に1番目の機能の設定I
Dが記憶される。この設定IDとしては、図16に示す
ように、例えば、機能名が選択トレイであれば、1が自
動、2がトレイ1、3がトレイ2等を、機能名が両面コ
ピーであれば、1が片面から片面、2が片面から両面、
3が両面から片面等を示している。
【0051】そして、Lが登録機能数に達したか否かが
判別され(ステップ308)、Lが登録機能数に達して
いない場合には、Lに1を加えて(ステップ309)、
Lが登録機能数と等しくなるまで、再度ステップ306
〜309に示すように、機能登録メモリー先頭番地+
(L−1)×2の番地に機能IDを登録する処理と、機
能登録メモリー先頭番地+(L−1)×2+1の番地に
設定IDを登録する処理が行われる。いまの場合、登録
機能数は5であるため、Lが5に等しくなるまで、つま
り番地12まで機能ID及び設定IDがそれぞれ記憶さ
れる。
【0052】次に、Lが登録機能数(例えば、5)と等
しくなると、機能登録メモリー先頭番地+(L−1)×
2+2の番地を、登録メモリー先頭番地とするとともに
(ステップ310)、登録ジョブ数+1を登録ジョブ数
として(ステップ311)、元の処理に戻る。
【0053】図17はジョブメモリー削除処理を示すフ
ローチャートである。このジョブメモリー削除処理は、
ジョブメモリー52に登録した所望の複写ジョブを削除
する処理であり、複写ジョブの削除処理とともに、それ
移行の複写ジョブを繰り上げてジョブメモリー52の途
中に空き領域が形成されることがないようになってい
る。
【0054】既にジョブメモリー52に登録された複写
ジョブを削除する場合には、図17に示すように、ま
ず、削除ジョブメモリー領域を算出する処理と(ステッ
プ401)、移動メモリー数を算出する処理が行われる
(ステップ402)。
【0055】図18は削除ジョブメモリー領域算出処理
を示すフローチャートである。
【0056】この削除ジョブメモリー領域算出処理で
は、ジョブメモリー先頭番地をSとする処理が行われた
後(ステップ501)、(S)が削除メモリー番号と等
しいか否かが判別される(ステップ502)。(S)が
削除メモリー番号と等しくない場合には、S+2+(S
+1)×2をSとする処理が行われた後(ステップ50
3)、再度(S)が削除メモリー番号と等しいか否かが
判別される(ステップ502)。ここで、(S+1)は
S+1の示すアドレスの内容を、(S)はSの示すアド
レスの内容をそれぞれ示している。いま、削除すべきメ
モリー番号を「3」とすると、ジョブメモリー先頭番地
は1であり、S=1であるため、(S)の示すアドレス
1の内容は、メモリー番号1であって、(S)=3では
ない。そのため、S+2+(S+1)×2が計算され
る。ここで、(S+1)の示すアドレスの内容は、機能
数5であるため、S+2+(S+1)×2=1+2+5
×2=13が求められる。
【0057】次に、ステップ502において、(13)
のアドレスの内容は、図15に示す例ではメモリー番号
2であるため、(S)=2ではない。そのため、S+2
+(S+1)×2が再度計算される(ステップ50
3)。ここで、(S+1)の示すアドレスの内容は、図
15に示すように、機能数3であるため、S+2+(S
+1)×2=13+2+3×2=21が求められる。
【0058】すると、(21)のアドレスの内容は、図
15に示す例ではメモリー番号3であるため、(S)=
3となり、(S)が削除メモリー番号と等しくなるため
(ステップ502)、S(=21)を削除メモリー先頭
番地とする処理が行われた後(ステップ504)、2+
(S+1)×2を削除メモリー数とする処理が行われ
(ステップ505)、元の処理に戻る。いまの例では、
(S+1)=22のアドレスの内容が4となっているた
め、2+(S+1)×2=10が求められる。
【0059】また、削除すべきメモリー番号を「3」で
はなく「2」とすると、上記と同様に、ジョブメモリー
先頭番地は1であり、S=1であるため、(S)の示す
アドレス1の内容は、メモリー番号1であって、(S)
=3ではない。そのため、S+2+(S+1)×2が計
算される。ここで、(S+1)の示すアドレスの内容
は、機能数5であるため、S+2+(S+1)×2=1
+2+5×2=13が求められる。
【0060】次に、ステップ502において、(13)
のアドレスの内容は、図15に示す例ではメモリー番号
2であるため、(S)=2となり、(S)が削除メモリ
ー番号と等しくなるため(ステップ502)、S(=1
3)を削除メモリー先頭番地とする処理が行われた後
(ステップ504)、2+(S+1)×2を削除メモリ
ー数とする処理が行われ(ステップ505)、元の処理
に戻る。いまの例では、図15に示すように、(S+
1)=14のアドレスの内容が3となっているため、2
+(S+1)×2=8が求められる。つまり、削除メモ
リー数は、8となる。
【0061】図19は移動メモリー数算出処理を示すフ
ローチャートである。
【0062】この移動メモリー数算出処理では、登録さ
れているジョブ数−削除メモリー番号をLとする処理が
行われた後(ステップ601)、0を移動メモリー数と
する処理が行われる(ステップ602)。いま、登録さ
れているジョブ数が「3」であり、削除するメモリーの
番号を「2」とすると、登録されているジョブ数−削除
メモリー番号=3−2=1がLの値となる。その後、削
除メモリー先頭番地+削除メモリー数をAとする処理が
行われる(ステップ603)。いま、削除メモリー先頭
番地が図18に示すフローチャートの処理から求まるよ
うに「13」であり、削除メモリー数が「8」であるた
め、Aの値は、13+8=21となる。次に、Lの値が
0に等しいか否かが判別され(ステップ502)、Lの
値が0に等しくなった場合には、当該処理を終了して、
元の処理に戻る。
【0063】上記の例では、L=1であるので、Lの値
が0に等しくないため、2+(A+1)×2を移動メモ
リー数とする処理が行われた後(ステップ502)、L
−1を新たにLとするとともに(ステップ502)、2
+(A+1)×2をAとする処理が行われ(ステップ5
02)、再度Lの値が0に等しくなったか否かが判別さ
れる(ステップ502)。ここで、(A+1)は、A+
1の示すアドレスの内容を意味する。いまの例では、
(A+1)である(22)の内容は、4であるため、2
+(A+1)×2=2+4×2=10となり、今度は、
10がAの値となる。
【0064】次に、Lの値は、L−1=0となっている
ため、ステップ604でイエスと判断され、当該処理を
終了して元の処理に戻る。
【0065】元のジョブメモリー削除処理では、図17
に示すように、移動メモリー数が0となったか否かが判
別され(ステップ403)、移動メモリー数が0と等し
くない場合には、メモリーのコピーが行われる(ステッ
プ404)。ここで、メモリーコピーでは、削除メモリ
ー先頭番地に削除メモリー+削除メモリーが示すアドレ
スから移動メモリー数分コピーする処理が行われる。上
記の例では、削除メモリー先頭番地が「13」であるの
で、図15に示すように、番地「13」に削除メモリー
+削除メモリーが示すアドレス、つまり削除メモリーが
「8」で削除メモリーが示すアドレスが「13」である
ため、削除メモリー+削除メモリーが示すアドレス=8
+13=31から移動メモリー数である「10」だけコ
ピーする処理が行なわれる。
【0066】その後、登録メモリー先頭番地−削除メモ
リ領域数を、登録メモリー先頭番地とする処理が行われ
るとともに(ステップ405)、登録ジョブ数−1を登
録ジョブ数とする処理が行われ(ステップ406)、元
の処理に戻る。上記の例では、登録メモリー先頭番地が
「21」であり、削除メモリ領域数が「8」であるた
め、登録メモリー先頭番地−削除メモリ領域数=21−
8=13を、登録メモリー先頭番地とする処理が行なわ
れ、メモリーコピー処理は、「13」を登録メモリー先
頭番地として、移動メモリー数である「10」だけコピ
ーされる。
【0067】このように、上記実施の形態では、新たな
複写ジョブを登録する際に、当該登録しようとする新た
な複写ジョブと同一のジョブがジョブメモリー52に既
に記憶されているか否かを比較手段55によって比較
し、この比較手段55による比較の結果、同一の複写ジ
ョブが既に登録されている場合には、新たな複写ジョブ
の登録を禁止手段57によって禁止するとともに、同一
の複写ジョブが存在する旨を表示部61によって表示す
ることにより、ユーザーは、直ちに新たに登録しようと
している複写ジョブと同一のジョブが、既に登録されて
いることを知ることができるので、同一の複写ジョブを
重複して登録するのを防止することができ、ジョブメモ
リー52を有効に利用することができるとともに、操作
性を向上させることができる。
【0068】また、この実施の形態では、新たな複写ジ
ョブを登録する際に、当該登録しようとする新たな複写
ジョブと同一のジョブがジョブメモリー52に既に記憶
されているか否かを比較手段55によって比較し、この
比較手段55による比較の結果、設定枚数等のある機能
を除けば同一の複写ジョブが存在する場合には、その旨
を表示部61によって表示するとともに、前記ジョブメ
モリー52に登録されている複写ジョブの一部を当該新
たな複写ジョブにメモリー管理手段58によって変更す
ることにより、設定枚数等の変更が容易に行うことがで
き、しかも各複写ジョブをジョブメモリー52に登録す
る場合に、標準以外のものだけを登録することでメモリ
ー数を可変にすることができ、ジョブメモリー52を効
率良く使用することが可能で、更に、操作性を向上する
ことを可能となる。
【0069】実施の形態2 この実施の形態2では、ジョブメモリー数を可変とした
ものである。
【0070】例えば、ジョブメモリーで使用できる領域
が、100バイトで全機能数が20機能とすると、ジョ
ブメモリー数を次のようにして可変とすることができ
る。
【0071】Xを全機能登録した場合に登録できるメモ
リー数は、以下の式で表すことができる。 (20(機能数)×2+1(メモリー番号)+1(機能
登録数))X≦100 よって、全機能登録した場合に登録できるメモリー数
は、2となる。なぜなら、(20×2+1+1)×2=
84≦100となり、全機能登録した場合に登録できる
複写ジョブの数は、2となる。
【0072】また、複写ジョブとしてすべての機能を登
録しない場合には、例えば、メモリー1に10機能、メ
モリー2に10機能、メモリー3に10機能、メモリー
4に10機能が登録されていると、22+22+22+
22=88バイトとなり、残り12バイトとなる。よっ
て、メモリー5には、5機能登録できることとなる。
【0073】このように、ジョブメモリー52にすべて
の機能を登録するのではなく、必要な機能のみを登録す
ることによって、メモリーを有効に利用することができ
る。なお、登録する機能以外の機能は、標準モードと同
一としてジョブを実行するようになっている。
【0074】
【発明の効果】この発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、登録されている画像形成条件に同一の画像形成条件
が存在する場合に、登録を禁止するとともにその情報を
表示する手段を備えることにより、操作性を向上させた
画像形成装置を提供することができる。
【0075】また、この発明の請求項2に記載の発明に
よれば、各画像形成条件を記憶手段に登録する場合に、
標準以外のものだけを登録することでメモリー数を可変
にできるようにし、メモリーを効率良く使用することが
可能で、更に、操作性を向上することを可能とした画像
形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態を示すシステム構成のブロック図である。
【図2】 図2はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態を示す構成図である。
【図3】 図3は画像形成部を示す構成図である。
【図4】 図4は転写ドラムを示す斜視図である。
【図5】 図5はコントロールパネルを示す平面図であ
る。
【図6】 図6(a)〜(c)はジョブメモリーの登録
処理をそれぞれ示す説明図である。
【図7】 図7はジョブメモリーの登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 図8(a)(b)はジョブメモリーの登録処
理をそれぞれ示す説明図である。
【図9】 図9(a)(b)はジョブメモリーの登録処
理をそれぞれ示す説明図である。
【図10】 図10(a)(b)はジョブメモリーの登
録処理をそれぞれ示す説明図である。
【図11】 図11は残メモリー容量チェック処理を示
すフローチャートである。
【図12】 図12(a)(b)はジョブメモリーの登
録処理をそれぞれ示す説明図である。
【図13】 図13(a)〜(c)はジョブメモリーの
登録処理をそれぞれ示す説明図である。
【図14】 図14はジョブメモリーの登録処理を示す
フローチャートである。
【図15】 図15はジョブメモリーの内容を示す説明
図である。
【図16】 図16は機能ID対応表を示す図である。
【図17】 図17はジョブメモリー削除処理を示すフ
ローチャートである。
【図18】 図18は削除ジョブメモリー領域算出処理
を示すフローチャートである。
【図19】 図19は削除メモリー数算出処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
50 画像形成条件設定手段、51 画像形成条件登録
手段、52 画像形成条件記憶手段(ジョブメモリ
ー)、53 画像形成条件呼出し手段、54 画像形成
条件削除手段、55 画像形成条件比較手段、56 表
示手段、57 画像形成条件登録禁止手段、58 画像
形成条件登録メモリー管理手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された画像形成条件を記憶手段
    に登録可能であり、当該記憶手段に登録された所望の画
    像形成条件を呼び出して実行することが可能な画像形成
    装置において、新たな画像形成条件を登録する際に、当
    該登録しようとする新たな画像形成条件と同一の画像形
    成条件が記憶手段に既に記憶されているか否かを比較す
    る比較手段と、この比較手段による比較の結果、同一の
    画像形成条件が既に登録されている場合には、新たな画
    像形成条件の登録を禁止する禁止手段と、同一の画像形
    成条件が存在する旨を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 予め設定された画像形成条件を記憶手段
    に登録可能であり、当該記憶手段に登録された所望の画
    像形成条件を呼び出して実行することが可能な画像形成
    装置において、新たな画像形成条件を登録する際に、当
    該登録しようとする新たな画像形成条件と同一の画像形
    成条件が記憶手段に既に記憶されているか否かを比較す
    る比較手段と、この比較手段による比較の結果、ある機
    能を除けば同一の画像形成条件が存在する場合には、そ
    の旨を表示する表示手段と、前記記憶手段に登録されて
    いる画像形成条件の一部を当該新たな画像形成条件に変
    更する変更手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP9154104A 1997-06-11 1997-06-11 画像形成装置 Pending JPH113003A (ja)

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JP (1) JPH113003A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166016A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Brother Ind Ltd 複写機,複写機システム,およびコンピュータプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166016A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Brother Ind Ltd 複写機,複写機システム,およびコンピュータプログラム

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