JPH11299519A - キャリングケース - Google Patents

キャリングケース

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JPH11299519A
JPH11299519A JP10110944A JP11094498A JPH11299519A JP H11299519 A JPH11299519 A JP H11299519A JP 10110944 A JP10110944 A JP 10110944A JP 11094498 A JP11094498 A JP 11094498A JP H11299519 A JPH11299519 A JP H11299519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
carrying case
design
interior
outer shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP10110944A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Matsuyama
能也 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Kowa Kogyo Kk
Original Assignee
Fuji Kowa Kogyo Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kowa Kogyo Kk filed Critical Fuji Kowa Kogyo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリングケース側面に施したデザインを剥
離その他損傷から保護することができ、しかも内容物を
強い衝撃から保護できるようにする。 【解決手段】 キャリングケース1の側板部1−1は、
透明乃至半透明のプラスチックシート等からなる外装シ
ェル11と、外装シェル11の内側に装着する半硬質乃
至軟質プラスチック製の内装シェル12とを、空気緩衝
層2を介して重合して構成し、内装シェル12の外表層
には補強リブ123から凹凸模様124を形成し、この
デザイン模様を外装シェル11を介して透視するように
した。また、外装シェル11及び内装シェル12のすべ
てをポリプロピレンから形成しリサイクル容易とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類ケース、旅行
カバン、パソコン収納ケースなど様々な種類のキャリン
グケースの構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】この種の
キャリングケースとして従来、透明乃至半透明のプラス
チック製資材の裏面に、適当な図柄等を直接プリント
し、又は、前記図柄等を表現したシートを貼着して前記
図柄等を透視可能にした素材を外側面に配したカバンが
開示されている(特開平4−253803号公報)。
【0003】上記カバンは、透明ないし半透明な資材の
裏面に適当な図柄等が表現されているので、図柄等を透
視でき、しかもカバンの外側面が何かに当っても図柄等
が剥げたり傷付いたり、褪色することがない点で優れて
いる。しかしながら、このカバンの側面構造は、単にプ
ラスチック製板材乃至シートのみから構成されたもので
あるため、側面方向或いは上下方向から強い衝撃(例え
ば落下による衝撃)が加わった場合には変形しやすく、
収容物特にパソコン等を充分に保護することができない
など強度上の問題を有していた。そこで本発明の第一の
目的は、カバン側面に施したデザインを剥離その他の損
傷から保護することができ、しかも強い衝撃から収納物
を保護することができる構造を有するキャリングケース
を提供することにある。
【0004】更に、地球の環境問題に鑑みると、今後の
キャリングケースはリサイクルされやすいように形成さ
れているべきである。そこで本発明の第二の目的は、リ
サイクルされやすい構造を備えたキャリングケースを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的をなすた
めの本発明のキャリングケースは、キャリングケースの
少なくとも一方の側板部が、透明乃至半透明の硬質プラ
スチックシート又はプレートからなる外装シェルと、こ
の外装シェルの内側に装着される内装シェルとからな
り、前記外装シェルと前記内装シェルとは空気緩衝層を
介して重合され、前記内装シェルの外表層には補強リブ
からなる凹凸模様が形成されてなる構成を有するもので
ある。
【0006】上記構成において、内装シェルは、外装シ
ェルの内側に着脱自在に重合するように構成することが
できる。このように内装シェルを着脱自在とすれば、内
装シェルを取り替えることによりキャリングケース側板
部の凹凸模様を適宜変更できるから、ケースの意匠性を
一層高めることができる。また、上記空気緩衝層内に、
デザイン、広告その他の表示を施したシートが挿入さ
れ、外装シェルを通して当該デザイン、広告その他の表
示が透視できるように構成することもできる。
【0007】上記第二の目的をなすための本発明のキャ
リングケースは、上記構成に加えて、外装シェルと内装
シェルとを例えばポリプロピレン樹脂等の同一素材から
形成してなるものである。このように同一素材から形成
すれば、少なくとも外装シェルと内装シェルとをケ一ス
本体から取り外し、これらをまとめて粉砕、溶融するこ
とによりリサイクルできるから分別作業なくリサイクル
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係るキャ
リングケースの一例を示した斜視図であり、図2は、こ
のキヤリングケースを開いて分解した状態を示した斜視
図であり、図3は、図1のA−A線矢視を断面図で示
し、図4は、本発明で用いる内装シェルの一例を斜視図
で示し、図5は、本発明で用いる内装シェルの他の例を
斜視図で示したものである。
【0009】図1〜図3で示されるが如く、キャリング
ケース1のフレーム13の片側又は両側の側板部1−1
は、透明乃至半透明の硬質プラスチックシート又はプレ
ートからなる外装シェル11と、該外装シェル11の内
側に装着する半硬質乃至軟質プラスチック製の内装シェ
ル11とから構成してある。外装シェル11と内装シェ
ル12とは空気緩衝層2を介して重合してあり、内装シ
ェル12の外表層には補強リブ122からなる凹凸模様
を形成し、外装シェル11を通して外側から当該凹凸模
様を透視できるようにしてある。
【0010】外装シェル11は、ポリプロピレン樹脂、
ポリカーボネート等の透明乃至半透明の製品を製造でき
る合成樹脂から形成することができる。具体的には、こ
の種の合成樹脂を射出成形法による成形、或いは、一旦
押出成形法によりシート状又はプレート状に成形した
後、これを真空成形或いはプレス成形して硬質性シート
又はプレートに形成することができる。適宜着色した透
明乃至半透明シート又はプレートに形成することもで
き、このようにして多種類の色からなる外装シェル11
を得ることも可能である。この外装シェル11は、周縁
部を縫着、接着、係着などの適宜手段によってフレーム
13に固着して一体とすることができる。
【0011】一方、内装シェル12は、特にその素材を
限定するものではないが、例えば中問層をポリプロピレ
ン発泡体から形成し、その表面層及び裏面層をポリプロ
ピレンフィルムから形成して三層構造からなるように形
成することができる。このように、内装シェル12を3
層構造とすれば、側板部1−1全体としては5層構造と
なるから当該側板部1−1の強度をより一層高めること
ができる。また、外装シェル11と内装シェル12とを
ポリプロピレンなど同一素材から形成するようにすれ
ば、側板部1−1をケース本体から取り外し、これらを
一緒に粉砕、溶融してリサイクルに利用できるから、分
別の手間がなくなりより簡易にリサイクル利用すること
ができる。特にポリプロピレンは、ダイオキシン発生の
おそれもないから好ましい。
【0012】内装シェル12の外表層に形成する凹凸模
様は、図2及び図3に示す如く、横(水平)方向に連続
する凹凸状の補強リブ123を多数条形成するようにし
ても、図示はしないが、縦(上下)方向に連続する凹凸
状の補強リブ123を多数条形成するようにしても、
又、波形凹凸状の補強リブ123から形成するようにし
ても、その他補強性を有する凹凸形状を連続形成して凹
凸模様を構成するようにしてもよい。また、図4及び図
5に示す如く、凸部125や凹部126に囲まれた図形
乃至デザインを断続的に形成して構成するようにしても
よい。
【0013】内装シェル12は、外装シェル11のケー
ス内側に所定間隙dをもつて装着し、この所定間隙dに
よって形成される空気緩衝層2を介して外装シール11
に重合してある。内装シール12の装着手段は、係合、
嵌合、接着、縫着その他の固定手段を採用することがで
きる。例えば図2に示すように、外装シール11の外挿
部111に内装シェル12を互いの側面が対面するよう
に挿入し、ストッパー112に至るまで押し込み、押し
込んだ際の内装シール12の弾性回復によって例えばフ
レーム13の端部からなる段部に係合させて装着するこ
とができる。また、内装シェル12を柔軟性を有するよ
うに形成して当該内装シェル12を着脱自在に装着する
こともできる。このとき、内装シェル12の内側面に摘
み片などを設けておけばかかる着脱自在が容易になる。
このように内装シェル12を着脱自在とすれば内装シェ
ル12を適宜交換することができるからキャリングケー
ス1の側面デザインを適宜変更することができ、デザイ
ン性を一層高めることができる。なお、上記外装シェル
11の外挿部111に、前面側に向かい傾斜する僅かな
勾配を形成しておき、一方の内装シール12の内挿部1
21をこれに合わせて、所定間隙dが保たれるように設
定すれば上記ストッパー112を設ける必要はない。
【0014】また、図示はしないが、空気緩衝層2内に
デザイン、広告その他の表示を施したシートを介在させ
ておき、外装シェル11を通して当該デザイン、広告そ
の他の表示が透視できるようにすることができる。この
とき、内装シール12を着脱自在に装着すれば、かかる
シートを適宜交換することができるから、ケースの利用
の幅を一層広げることができる。
【0015】上記構成からなるキャリングケース1は、
その側板部1−1が、空気緩衝層2を介在して隔離配置
された内装シェル12と外装シェル11とからなる二重
構造(空気緩衝層2を考慮すれば3層構造)からなり、
しかも内装シェル12の側面には補強リブ123から形
成された補強手段122が施されているから、側板部1
−1の耐衝撃強度が特に優れており、更に、補強リブ1
23は同時にデザイン模様124を構成し、このデザイ
ン模様は透明乃至半透明の外装シェル11を通して透視
できるようになっているから、側板部1−1のデザイン
性を高めることができるばかりか、当該デザインを損
傷、褪色等から保護することができる。
【0016】更に、内装シェル12を着脱自在に装着す
ることにより、側板部1−1のデザインを適宜変更する
ことができ、このとき空気緩衝層2内にデザイン、広告
その他の表示を施したシートを差替え可能に介在させれ
ばデザイン性を一層高めることができる。一方、外装シ
ェル11及び内装シェル12を同材質で形成することに
より、少なくともこれら外装シェル11と内装シェル1
2とをフレーム13から取り外し、粉砕、溶融すればプ
ラスチック材料として再利用できるから、分別作業を介
することなく簡易にリサイクル利用することができる。
特にポリプロピレン同一素材から形成すれば、単に再利
用が容易であるばかりか、より軽量で、かつより剛性高
く形成することができ、しかもダイオキシン発生の問題
無く処分することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャリングケースの一例を示す斜視図
である。
【図2】図1のキャリングケースを開いて分解した状態
を示す斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1とは異なるデザインが施された内装シェル
を示した部分平面図である。
【図5】図4とも異なるデザインが施された内装シェル
を示した部分平面図である。
【符号の説明】
1 キャリングケース 1−1 側板部 11 外装シェル 111 外挿部 112 ストッパー 12 内装シェル 121 内挿部 122 補強手段 123 補強リブ 124 デザイン模様 125 凸部 126 凹部 13 フレーム 2 空気緩衝層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリングケースの少なくとも一方の側
    板部が、透明乃至半透明の硬質プラスチックシート又は
    プレートからなる外装シェルと、この外装シェルの内側
    に装着される内装シェルとからなり、前記外装シェルと
    前記内装シェルとは空気緩衝層を介して重合され、前記
    内装シェルの外表層には補強リブからなる凹凸模様が形
    成されてなる構成を有するキャリングケース。
  2. 【請求項2】 内装シェルは、外装シェルの内側に着脱
    自在に重合される請求項1に記載のキャリングケース。
  3. 【請求項3】 上記空気緩衝層内に、デザイン、広告そ
    の他の表示を施したシートが挿入され、外装シェルを通
    して当該デザイン、広告その他の表示が透視できるよう
    に構成された請求項1又は2に記載のキャリングケー
    ス。
  4. 【請求項4】 外装シェル及び内装シェルが同一素材か
    ら形成されてなる講求項1〜3のいずれかに記載のキャ
    リングケース。
JP10110944A 1998-04-21 1998-04-21 キャリングケース Pending JPH11299519A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509680A (ja) * 2000-09-28 2004-04-02 オッフェルマン・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト 安定させ緩衝するフレーム要素を備えたバッグ
WO2004095971A1 (de) * 2003-04-28 2004-11-11 Rimowa Kofferfabrik Gmbh Koffer

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