JPH11299356A - プランターとプランター支持装置とそれらの使用方法 - Google Patents

プランターとプランター支持装置とそれらの使用方法

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JPH11299356A
JPH11299356A JP10882398A JP10882398A JPH11299356A JP H11299356 A JPH11299356 A JP H11299356A JP 10882398 A JP10882398 A JP 10882398A JP 10882398 A JP10882398 A JP 10882398A JP H11299356 A JPH11299356 A JP H11299356A
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JP
Japan
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planter
planter body
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frame bar
main body
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JP10882398A
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English (en)
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Saburo Kida
三郎 木田
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NAGANO KIDA KOGYO
Nagano Kida Kogyo KK
Original Assignee
NAGANO KIDA KOGYO
Nagano Kida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で搬送容易であり、かつ、保温性に優れ
ている、植物栽培用のプランターを得る。 【解決手段】 上端が広く開口した発泡スチロール樹脂
からなる有底のプランター本体10を設ける。プランタ
ー本体10の外側底部には、凹溝12を設ける。そし
て、その凹溝12にプランター支持装置の枠棒20を嵌
挿できるようにする。プランター本体10の底壁には、
透孔14を開口する。そして、その透孔14を通して、
プランター支持装置の温調パイプ40内を循環させる湯
又は冷却水により、プランター本体10内の培地80で
栽培中の植物90を加温又は冷却できるようにする。プ
ランター本体10の上端には、溝16を設けて、その溝
16に挿通した点滴パイプ60の内側を通して、プラン
ター本体10内の培地80で栽培中の植物90に液肥又
は水を供給できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜類等の植物を
栽培する土壌等の培地を入れるプランターと、そのプラ
ンター支持装置と、それらのプランターとプランター支
持装置の使用方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の、植物栽培用のプランターは
硬質のプラスチック等で一体成形されている。その使用
に際しては、そのプラスチック製のプランターを、階段
状等に形成された架台に並べて置いている。そして、そ
のプランター内に入れた土壌等の培地で野菜類等の植物
を栽培している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
プラスチック製のプランターは、重量があって、その搬
送に多大な労力を要した。また、保温性が悪く、晩秋等
においては、そのプランター内の培地で栽培中の植物が
寒さのために枯れる等してしまった。また、プランター
内で栽培中の植物の丈が高くなると、その植物が、風圧
等を受けて、プランターと共に倒れてしまうことがあっ
た。そして、プランター内で栽培中の植物が傷つく等し
てしまった。
【0004】本発明は、このような課題を解消可能な、
軽量であって、その搬送が容易であると共に、保温性に
優れていて、晩秋等においても、プランター内の培地で
栽培中の植物が寒さのために枯れることがないプランタ
ーと、そのプランターを倒れぬように整然と1列に並べ
て支持するためのプランター支持装置と、それらのプラ
ンターとプランター支持装置の使用方法とを提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプランターは、上端が広く開口した発泡ス
チロール樹脂からなる有底のプランター本体と、該プラ
ンター本体の外側底部に該底部を縦断して設けた凹溝
と、該凹溝内の天井壁に当たるプランター本体の底壁部
分に開口した透孔と、前記プランター本体の上端に設け
た点滴パイプを挿通するための溝とからなることを特徴
としている。
【0006】本発明のプランター支持装置は、本発明の
プランターのプランター本体の外側底部に設けた凹溝の
内側に隙間少なく嵌挿可能な横断面形状がほぼC字状又
はほぼU字状をした枠棒であって、その上端開口部を上
方に向けてプランター本体を搭載する床面に敷設した枠
棒と、該枠棒の内側に沿って配設した温調パイプとから
なることを特徴としている。
【0007】本発明のプランターにおいては、プランタ
ー本体が、硬質のプラスチックに比べて、比重が小さい
発泡スチロール樹脂から形成している。そのため、その
プランター本体を軽量化して、プランターを軽量化でき
る。また、発泡スチロール樹脂は、その内部に細かい気
泡が多数分散して含まれていて、断熱性があり、保温性
に優れている。そのため、その発泡スチロール樹脂から
なるプランター本体内に入れた培地で栽培する植物を適
温状態に保持し続けることができる。そして、その植物
が冷害にあったり、暑さに負けたりするのを防ぐことが
できる。
【0008】また、本発明のプランターのプランター本
体の外側底部に設けた凹溝に、本発明のプランター支持
装置の床面に敷設した枠棒を隙間少なく嵌挿できる。そ
して、プランター本体を、枠棒両側の床面に搭載でき
る。また、プランター本体を、床面に敷設した枠棒に沿
って、床面の所定部位に整然と動かぬように位置決めで
きる。その際には、複数のプランター本体の外側底部の
凹溝に、同じ枠棒を嵌挿して、複数のプランター本体
を、床面に沿って敷設した枠棒を介して、床面に整然と
1列に並べて搭載できる。また、プランター本体内の培
地で栽培中の植物が、風圧等を受けて、プランター本体
と共に、床面に倒れるのを、プランター本体の外側底部
の凹溝に隙間少なく嵌挿した枠棒により防ぐことができ
る。
【0009】また、プランター本体の上端に設けた溝を
通して、点滴パイプをプランター本体の内外に亙って掛
け渡すことができる。そして、点滴パイプの内側に液肥
又は水を供給して、その液肥又は水を、プランターの内
側に配置された点滴パイプの周壁に設けられた細孔を通
して、プランター本体内の培地で栽培中の植物に点滴状
に補給し続けるとができる。
【0010】また、枠棒の内側に沿って配設した温調パ
イプの内側を、湯又は冷却水を循環させることができ
る。そして、その湯又は冷却水により、枠棒を嵌挿した
凹溝内の天井壁に当たるプランター本体の底壁部分に開
口した透孔を通して、プランター本体内の培地で栽培中
の植物を所定の温度に加温又は冷却し続けることができ
る。そして、プランター本体内の培地で栽培中の植物が
冷害にあったり暑さのために枯れる等したりするのを防
ぐことができる。
【0011】さらに、プランター本体の底壁部分に開口
した透孔を通して、プランター本体内の培地で栽培中の
植物に点滴パイプの内側を通して補給した余分な液肥又
は水を、透孔直下の凹溝に嵌挿した枠棒であって、その
上端開口部が上方を向く枠棒内に排除できる。
【0012】本発明のプランターにおいては、プランタ
ー本体の外側周囲を下方に向けて内側に傾斜させた形状
に形成し、そのプランター本体を該プランター本体と同
一形状をした同一大きさの他のプランター本体の内側に
その上端の開口部から挿入して、それらの同一形状をし
た同一大きさの2つ以上のプランター本体を上下に重ね
合わせることができるようにした構造とすることを好適
としている。
【0013】このプランターにあっては、そのプランタ
ー本体を該プランター本体と同一形状をした同一大きさ
の他のプランター本体の内側にその上端の開口部から挿
入できる。そして、それらの同一形状をした同一大きさ
の2つ以上のプランター本体を上下に重ね合わせること
ができる。そして、それらの2つ以上のプランター本体
をその搬送及びその収納が容易なようにコンパクト化で
きる。
【0014】また、本発明のプランターにおいては、プ
ランター本体の上端周囲に発泡スチロール樹脂からなる
顎を突設した構造とすることを好適としている。
【0015】このプランターにあっては、そのプランタ
ー本体上端周囲に突設した顎に手等を引っ掛けて、プラ
ンターを構成しているプランター本体を容易に搬送した
り、上下に重ね合わせた2つ以上のプランター本体の上
方のプランター本体をその下方のプランター本体の内側
から容易に引き抜いたりできる。
【0016】本発明のプランターとプランター支持装置
の使用方法は、本発明のプランターのプランター本体の
外側底部に設けた凹溝に本発明のプランター支持装置の
枠棒を隙間少なく嵌挿した状態で、プランター本体を枠
棒を敷設した床面に搭載し、プランター本体の上端に設
けた溝を通して、点滴パイプをプランター本体の内外に
亙って掛け渡して、該点滴パイプの内側に液肥及び水を
適宜供給し続けると共に、枠棒の内側に沿って配設した
温調パイプの内側を湯又は冷却水を循環させることを特
徴としている。
【0017】このプランターとプランター支持装置の使
用方法においては、本発明のプランターのプランター本
体の外側底部に設けた凹溝に嵌挿した本発明のプランタ
ー支持装置の枠棒を用いて、プランター本体を、枠棒に
沿って、床面の所定部位に動かぬように整然と位置決め
できる。そして、プランター本体を、枠棒両側の床面に
搭載できる。その際には、複数のプランター本体の外側
底部に設けた凹溝に、同じ枠棒を嵌挿して、複数のプラ
ンター本体を、床面に沿って敷設した枠棒に沿って、床
面の所定部位に整然と1列に並べて搭載できる。
【0018】また、プランター本体内の培地で栽培中の
植物が、風圧等を受けて、プランター本体と共に床面に
倒れるのを、プランター本体の外側底部の凹溝に隙間少
なく嵌挿した枠棒により防ぐことができる。
【0019】また、プランター本体の上端に設けた溝を
通して、プランター本体の内外に亙って掛け渡した点滴
パイプの内側に供給した液肥又は水を、プランター本体
の内側に配置された点滴パイプの周壁に設けられた細孔
を通して、プランター本体内の培地で栽培中の植物に点
滴状に補給し続けることができる。
【0020】また、枠棒の内側に沿って配設した温調パ
イプの内側を循環させる湯又は冷却水により、枠棒を嵌
挿した凹溝内の天井壁に当たるプランター本体の底壁部
分に開口した透孔を通して、プランター本体内の培地で
栽培中の植物を、所望の温度に加温又は冷却し続けるこ
とができる。
【0021】さらに、プランター本体内の培地で栽培中
の植物に点滴パイプの内側を通して補給した余分な液肥
及び水を、プランター本体の底壁部分に開口した透孔を
通して、該透孔直下の凹溝に嵌挿した枠棒であって、そ
の上端開口部が上方を向く枠棒内に排除し続けることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1ないし図4は本発明のプランター
の好適な実施の形態を示し、図1はその平面図、図2は
その正面図、図3はその側面図、図4はその側面断面図
である。以下に、このプランターを説明する。
【0023】図において、10は、上端が広く開口した
有底のプランター本体である。プランター本体10は、
その内部に細かい気泡を多数分散して含む比重の軽い発
泡スチロール樹脂から形成している。そして、その軽量
化を図っていると共に、その保温性を良好に保ってい
る。プランター本体10は、横に長いほぼ方形状に形成
している。
【0024】プランター本体10の外側底部には、図3
と図4に示したように、該プランター本体10の外側底
部の中央を縦断して、凹溝12を設けている。そして、
その凹溝12に、後述のプランター支持装置の枠棒を隙
間少なく嵌挿できるようにしている。
【0025】凹溝12内の天井壁に当たるプランター本
体10の底壁部分には、図4に示したように、透孔14
を開口している。透孔14は、図1に示したように、ほ
ぼ小方形状をしていて、横に長いプランター本体10の
底壁中央の長手方向に、所定のピッチで複数個(図では
4個)並べて設けている。
【0026】プランター本体10の上端には、後述の点
滴パイプを挿通するための溝16を設けている。溝16
は、ほぼU字状をしていて、図1に示したように、横に
長いプランター本体10前後の上端の左右に1個づつ設
けている。そして、その溝16を通して、後述の点滴パ
イプをプランター本体10の前後の内外に亙って連続し
て掛け渡すことができるようにしている。
【0027】図1ないし図4に示したプランターは、以
上のように構成している。
【0028】図5は本発明のプランター支持装置の好適
な実施の形態を示し、図5その一部斜視図である。以下
に、このプランター支持装置を説明する。
【0029】図において、20は、図1ないし図4に示
したプランターのプランター本体10の外側底部に設け
た凹溝12に隙間少なく嵌挿可能な枠棒である。枠棒2
0は、その横断面形状がほぼC字状又はほぼU字状(図
ではC字状)をしている。枠棒20は、その上端開口部
22を上方に向けて、プランター本体10を搭載する床
面30の所定部位に動かぬように敷設している。
【0030】枠棒20の内側の中央に沿っては、温調パ
イプ40を配設している。そして、その温調パイプ40
の内側を、湯又は冷却水を循環させることができるよう
にしている。
【0031】図5に示したプランター支持装置は、以上
のように構成している。
【0032】次に、図1ないし図4に示したプランター
と図5に示したプランター支持装置の使用方法であっ
て、本発明のプランターとプランター支持装置の使用方
法の好適な実施の形態を説明する。
【0033】図6に示したように、図1ないし図4に示
したプランターのプランター本体10の外側底部に設け
た凹溝12に、図5に示したプランター支持装置の枠棒
20を隙間少なく嵌挿する。そして、プランター本体1
0を枠棒20両側の床面30に搭載する。
【0034】すると、プランター本体10を、枠棒20
に沿って、床面30の所定部位に整然と動かぬように位
置決めできる。その際には、複数のプランター本体10
の外側底部の凹溝12に、同じ枠棒20を嵌挿して、複
数のプランター本体10を、床面30に敷設した枠棒2
0に沿って、床面30の所定部位に整然と1列に並べて
搭載できる。
【0035】また、プランター本体10内の培地80で
栽培中の植物90が、風圧等を受けて、プランター本体
10と共に床面30に倒れるのを、プランター本体10
の外側底部の凹溝12に隙間少なく嵌挿した枠棒20に
より防ぐことができる。
【0036】プランター本体10の上端に設けた溝16
には、点滴パイプを挿通して、該点滴パイプ60をプラ
ンター本体10の内外に亙って掛け渡す。具体的には、
図1に2点鎖線で示したように、プランター本体10上
端の左右の前側に設けた溝16に、プランター本体10
の内側を通して、点滴パイプ60をプランター本体10
の内外に亙って掛け渡す。それと共に、プランター本体
10上端の左右の後ろ側に設けた溝16に、プランター
本体10の内側を通して、点滴パイプ60をプランター
本体10の内外に亙って掛け渡す。そして、それらの2
本の点滴パイプ60の内側に、液肥及び水を一定の時間
間隔をおいて供給し続ける。
【0037】すると、その2本の点滴パイプ60の内側
に供給した液肥及び水を、図6に示したように、プラン
ター本体10の内側に配置された点滴パイプ60の周壁
に設けられた細孔62を通して、プランター本体10内
の培地80で栽培中の植物90に一定の時間間隔をおい
て補給し続けることができる。そして、プランター本体
10内の培地80で栽培中の植物90に液肥及び水を過
不足なく補給し続けることができる。
【0038】枠棒20の内側の中央に沿って配設した温
調パイプ40の内側には、湯又は冷却水を循環させる。
【0039】すると、その温調パイプ40の内側を循環
させる湯又は冷却水により、枠棒20を嵌挿した凹溝1
2内の天井壁に当たるプランター本体10の底壁部分に
開口した透孔14を通して、プランター本体10内の培
地80で栽培中の植物90を所望の温度に加温又は冷却
し続けることができる。そして、プランター本体20内
の培地80で栽培中の植物90が冷害にあったり、その
植物90が暑さのために枯れる等したりするのを防ぐこ
とができる。
【0040】なお、上述のプランターにおいては、図2
と図3に示したように、プランター本体10の外側周囲
を下方に向けて内側に傾斜させた形状に形成して、その
プランター本体10を、図7に示したように、該プラン
ター本体と同一形状をした同一大きさの他のプランター
本体10の内側にその上端の開口部18から挿入できる
ようにすると良い。
【0041】このプランターにあっては、植物90を栽
培していない空の状態のプランター本体10を運搬した
り、そのプランター本体10を倉庫等に収納したりする
場合に、そのプランター本体10を該プランター本体と
同一形状をした同一大きさの他のプランター本体10の
内側にその上端の開口部18から挿入できる。そして、
それらの同一形状をした同一大きさの2つ以上のプラン
ター本体10を上下に重ね合わせて、コンパクト化でき
る。そして、それらの2つ以上のプランター本体10
を、容易に搬送したり、倉庫等に容易に収納したりでき
る。
【0042】また、プランター本体10の上端周囲に
は、図2と図3に示したような、プランター本体10を
構成している部材と同じ発泡スチロール樹脂からなる帯
状の顎70を連続して突設すると良い。そして、その顎
70に手等を引っ掛けて、プランター本体10を容易に
搬送したり、上下に重ね合わせたプランター本体10の
上方のプランター本体10をその下方のプランター本体
10の内側から容易に引き抜いたりできるようにすると
良い。
【0043】また、プランター本体10は、場合によっ
ては、円筒状、楕円筒状等に形成しても良い。また、プ
ランター本体10が小型のものであって、その運搬及び
その収納が容易なものである場合等には、プランター本
体10の外側周囲は、下方に向けて内側に傾斜させず
に、上下方向にほぼ垂直に起立させた形状に形成しても
良い。
【0044】また、上述のプランターにおいて、そのプ
ランター本体10内に土壌等の培地80を入れる場合に
は、図6に示したように、プランター本体10の底壁に
設けた透孔14をプランター本体10の内側から通水
性、通気性のあるネット100等で覆うと良い。そし
て、プランター本体10内に入れた培地80が、透孔1
4を通して、プランター本体10から抜け落ちるのを上
記のネット100等で防ぐと良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプランタ
ーとプランター支持装置を用いて、本発明の植物栽培方
法により、プランター本体内に入れた培地で野菜類等の
植物を栽培すれば、プランター本体を枠棒に沿って床面
の所定部位に整然と位置決めできる。また、プランター
本体内の培地で栽培中の植物が、風圧等を受けて、プラ
ンター本体と共に床面に倒れるのを、床面に敷設した枠
棒により確実に防ぐことができる。
【0046】また、プランター本体の内外に亙って掛け
渡した点滴パイプの内側を通して、プランター本体内の
培地で栽培中の植物に液肥又は水を適宜供給し続けるこ
とができる。
【0047】また、プランター支持装置の温調パイプ内
を湯又は冷却水を循環させて、プランター本体内の培地
で栽培中の植物を、所定の温度に加温又は冷却し続けな
がら、冷害にあわせたり暑さのために枯れさせたりせず
に順調に生育できる。
【0048】さらに、プランター本体内の培地で栽培中
の植物に補給した余分な液肥及び水は、プランター本体
の底壁に開口した透孔を通して、透孔直下の枠棒内に排
除し続けるこができる。そして、プランター本体内の培
地に含まれる液肥及び水の量が過度に増えるのを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプランターの平面図である。
【図2】本発明のプランターの正面図である。
【図3】本発明のプランターの側面図である。
【図4】本発明のプランターの側面断面図である。
【図5】本発明のプランター支持装置の一部斜視図であ
る。
【図6】本発明のプランターとプランター支持装置を用
いた本発明の植物栽培方法を示す説明図である。
【図7】本発明のプランターを2つ以上重ね合わせた状
態の正面図である。
【符号の説明】
10 プランター本体 12 プランター本体の外側底部に設けた凹溝 14 透孔 16 プランター本体の上端に設けた溝 18 プランター本体上端の開口部 20 枠棒 30 床面 40 温調パイプ 60 点滴パイプ 70 プランター本体の上端周囲に設けた顎 80 培地 90 植物 100 ネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が広く開口した発泡スチロール樹脂
    からなる有底のプランター本体と、該プランター本体の
    外側底部に該底部を縦断して設けた凹溝と、該凹溝内の
    天井壁に当たるプランター本体の底壁部分に開口した透
    孔と、前記プランター本体の上端に設けた点滴パイプを
    挿通するための溝とからなるプランター。
  2. 【請求項2】 プランター本体の外側周囲を下方に向け
    て内側に傾斜させた形状に形成し、そのプランター本体
    を該プランター本体と同一形状をした同一大きさの他の
    プランター本体の内側にその上端の開口部から挿入し
    て、それらの同一形状をした同一大きさの2つ以上のプ
    ランター本体を上下に重ね合わせることができるように
    した請求項1記載のプランター。
  3. 【請求項3】 プランター本体の上端周囲に発泡スチロ
    ール樹脂からなる顎を突設した請求項1又は2記載のプ
    ランター。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のプランターの
    プランター本体の外側底部に設けた凹溝の内側に隙間少
    なく嵌挿可能な横断面形状がほぼC字状又はほぼU字状
    をした枠棒であって、その上端開口部を上方に向けてプ
    ランター本体を搭載する床面に敷設した枠棒と、該枠棒
    の内側に沿って配設した温調パイプとからなるプランタ
    ー支持装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載のプランターの
    プランター本体の外側底部に設けた凹溝に請求項4記載
    のプランター支持装置の枠棒を隙間少なく嵌挿した状態
    で、プランター本体を枠棒を敷設した床面に搭載し、プ
    ランター本体の上端に設けた溝を通して、点滴パイプを
    プランター本体の内外に亙って掛け渡して、該点滴パイ
    プの内側に液肥及び水を適宜供給し続けると共に、枠棒
    の内側に沿って配設した温調パイプの内側を湯又は冷却
    水を循環させることを特徴とするプランターとプランタ
    ー支持装置の使用方法。
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