JPH11298011A - 半導体力学量センサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体力学量センサ及びその製造方法

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JPH11298011A
JPH11298011A JP10101370A JP10137098A JPH11298011A JP H11298011 A JPH11298011 A JP H11298011A JP 10101370 A JP10101370 A JP 10101370A JP 10137098 A JP10137098 A JP 10137098A JP H11298011 A JPH11298011 A JP H11298011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な製造プロセスで半導体力学量センサを
製造できるようにする。 【解決手段】 シリコン基板40を用意し、シリコン基
板40の所定領域に拡散層40aを形成する。次に、拡
散層40aを含むシリコン基板40の上にシリコン酸化
膜41を形成する。このシリコン酸化膜41の所定領域
に拡散層40aとコンタクトを取るための開口部を設
け、開口部を含むシリコン酸化膜41上にポリシリコン
膜45を成膜する。そして、シリコン基板46を用意
し、ポリシリコン膜45の表面にシリコン基板46を貼
り合わせたのち、シリコン基板46及びポリシリコン膜
45の所定領域をエッチング除去し、梁構造体2Aと固
定部2Bとを分離させる。その後、シリコン酸化膜41
をエッチング除去して、梁構造体2Aをシリコン基板4
0からリリースさせて可動とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば加速度、ヨ
ーレート、振動等の力学量の検出を行う梁構造の可動部
を有する半導体力学量センサ及びそのの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】可動電極と固定電極との容量変化によっ
て加速度等の検出を行う差動容量型半導体力学量センサ
として、特開平9−211022号公報に示されるもの
がある。この従来公報に示される半導体力学量センサの
断面図を図8に示す。図8に示すように、基板は、シリ
コン基板149の上に、貼り合わせ用薄膜(ポリシリコ
ン薄膜)148とシリコン酸化膜147とシリコン窒化
膜146と導電性薄膜(リン等の不純物をドーピングし
たポリシリコン薄膜)145とシリコン窒化膜143と
を積層した構成となっており、導電性薄膜145がシリ
コン窒化膜143、146の内部に埋め込まれた構造と
なっている。
【0003】可動電極107aは梁構造体100に備え
られている。固定電極109a、b、111aは可動電
極107aから所定距離離間して配置されており、梁構
造体100における梁の変位に基づく可動電極107a
の変位に伴って、固定電極109a、109b、111
aと可動電極107aとの間隔が変化するようになって
いる。これら梁構造体100及び固定電極109a、1
09b、111aは、シリコン基板をエッチングして分
離することによって形成されている。
【0004】導電性薄膜145はアンカー部110a、
110b、112aを構成しており、このアンカー部1
10a、110b、112aによって、梁構造体100
及び固定電極109a、109b、111aが支持され
ていると共に、梁構造体100及び固定電極109a、
109b、111aへの通電が行えるようになってい
る。なお、140a、140bは、可動電極107aや
固定電極109a、109b、111aと導電性薄膜1
45との接触抵抗を低減するための拡散層である。この
ような構造を有して半導体力学量センサが構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公報に示され
る半導体力学量センサは、上記構造を有している。しか
しながら、このような複雑な構造を有する半導体力学量
センサであると、シリコン基板149上に複数の膜を積
層しなければならず、多くの製造プロセスが必要とな
り、コストダウンが図れないという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされ、簡単な
構造を有する半導体力学量センサを提供すると共に、簡
単な製造プロセスで半導体力学量センサを製造する方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記
載の発明においては、第1のシリコン基板(40)を用
意し、該第1のシリコン基板の所定領域に拡散層(40
a)を形成する工程と、拡散層を含む第1のシリコン基
板の上に犠牲膜(41)を形成する工程と、犠牲膜の所
定領域に拡散層とコンタクトを取るための開口部を設け
る工程と、開口部を含む犠牲膜の上に導電性膜(45)
を成膜する工程と、第2のシリコン基板(46)を用意
し、導電性膜の表面を平坦化したのち、この導電性膜の
表面に第2のシリコン基板を貼り合わせる工程と、第2
のシリコン基板及び導電性膜の所定領域をエッチング除
去し、梁構造体と固定部とを分離させる工程と、犠牲膜
をエッチング除去して、梁構造体を第1のシリコン基板
からリリースさせて可動とする工程と、を備えているこ
とを特徴としている。
【0008】このような簡単な製造プロセスによって半
導体力学量センサを製造することができる。つまり、第
1のシリコン基板の表層部に拡散層を形成し、この拡散
層と導電性膜(第1、第2のアンカー部)とを接するよ
うにすることで、梁構造体(2A)への通電が行えるよ
うにできるため、第1のシリコン基板上に複数の積層膜
を形成する必要がなくなり、半導体力学量センサの製造
プロセスを簡略化できる。
【0009】請求項2に記載の発明においては、犠牲膜
を形成する工程の前に、拡散層を含む第1のシリコン基
板の上にシリコン窒化膜(60)を形成する工程を備え
ていることを特徴としている。このように、シリコン窒
化膜で拡散層を含むシリコン基板を覆うようにすること
で、拡散層を用いていることから発生し易くなるリーク
を防止することができる。
【0010】請求項3に記載の発明においては、第1、
第2のアンカー部(3a、3b、10a、10b、12
a、12b、14a、14b、16a、16b)は、半
導体基板の表層部に形成された拡散層(40a)上に形
成されており、該拡散層と電気的に接続されていること
を特徴としている。このように、拡散層上に第1、第2
のアンカー部を形成することにより、拡散層を介して可
動電極や固定電極への通電を行うことができるため、半
導体力学量センサの構造を簡略化できる。
【0011】なお、請求項4に示すように、半導体基板
の表面に、シリコン窒化膜を成膜し、該シリコン窒化膜
によって拡散層を覆うようにすれば、拡散層を用いるこ
とから発生し易くなるリークを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施気形態)図1に、本発
明の一実施形態にかかる半導体加速度センサの斜視図を
示す。また、図2に図1に示す半導体加速度センサの平
面図を示し、図3に、図2におけるA−A断面図を示
す。
【0013】図1〜図3において、基板1の上面には、
単結晶シリコン(単結晶半導体材料)を溝によって分離
して形成された梁構造体(可動部)2Aと固定部2Bと
が配置されている。図2、図3に示されるように、梁構
造体2Aは、基板1側から突出する2つのアンカー部3
a、3bにより架設されており、基板1の上面において
固定部2Bから所定間隔を隔てた位置に配置されてい
る。アンカー部3a、3bはポリシリコン薄膜によって
構成されている。
【0014】アンカー部3a、3bは、それぞれ梁部
4、梁部5を支持している。梁部4、5は、略長方形状
(多角形状)に折り曲げられた折り曲げ型の梁で構成さ
れている。換言すれば、梁部4、5は、その長手方向が
図2の左右方向となる略長方形で構成されており、内周
を開口させることによって2本の梁を構成し、2つの梁
の変位によって梁構造体2Aを可動とするようになって
いる。
【0015】梁部4と梁部5との間には、長方形状を成
す錘部(質量部)6が架設されている。なお、図示しな
いが、エッチング液の進入を行い易くするために、この
錘部6の上下に貫通する透孔を形成してもよい。さら
に、錘部6における一方の側面(図2においては左側
面)から2つの可動電極7a、7bが突出している。こ
の可動電極7a、7bは棒状を成し、等間隔をおいて平
行に、例えば200〜400μmの長さを有して延びて
いる。また、錘部6における他方の側面(図1において
は右側面)からは2つの可動電極8a、8bが突出して
いる。この可動電極8a、8bは棒状を成し、等間隔に
平行に、例えば200〜400μmの長さを有して延び
ている。ここで、梁部4、5、錘部6、可動電極7a、
7b、8a、8bは後述する犠牲層酸化膜の一部若しく
は全部をエッチング除去することにより、可動となって
いる。そして、これらが梁構造体2Aを構成している。
【0016】また、基板1の上面には、2つの第1の固
定電極9a、9b及び第2の固定電極11a、11bが
固定されている。第1の固定電極9a、9bは基板1側
から突出するアンカー部10a、10bにより支持され
ており、梁構造体2の各可動電極7a、7bの一方向の
側面に対向して配置されている。また、第2の固定電極
11a、11bは基板1側から突出するアンカー部12
a、12bにより支持されており、梁構造体2の各可動
電極7a、7bの他方の側面に対向して配置されてい
る。これら第1、第2の固定電極9a、9b、11a、
11bは、可動電極7a、7bと略等間隔(例えば2.
5〜3.0μm)で配置されている。
【0017】同様に、基板1の上面には、第1の固定電
極13a、13b及び第2の固定電極15a、15bが
固定されている。第1の固定電極13a、13bはアン
カー部14a、14bにより支持され、かつ、梁構造体
2Aの各可動電極8a、8bの一方の側面に対向して配
置されている。また、第2の固定電極15a、15b
は、アンカー部16a、16bにより支持され、かつ、
梁構造体2Aの各可動電極8a、8bの他方の側面に対
向して配置されている。なお、本実施形態では、可動電
極及び第1、第2の固定電極を左右両側面に2つづつ設
けたものを示しているが、実際には30〜100個の可
動電極等を設けるようにしている。これは、可動電極等
の数を増加させることにより容量を増加させ、より好適
に容量検出が行えるようにするためである。
【0018】なお、基板の上面には電極取出部(例え
ば、アルミ電極からなるボンディングパッド51等)が
形成されており、この電極取出部から可動電極及び第
1、第2の固定電極による容量変化に基づく電位が取り
出せるようになっている。図3に示すように、基板1
は、シリコン基板40の上に、導電性薄膜(リン等の不
純物をドーピングしたポリシリコン薄膜)45を成膜し
た構成となっている。シリコン基板40の表層部には、
拡散層40aが備えられており、この拡散層40aを介
して導電性薄膜45とシリコン基板40との電気的接続
が成されている。このように、比較的構成が簡単な拡散
層によって導電性薄膜45との電気的接続を行うように
しているため、加速度センサの構成を図8に示す従来の
構造に比して簡略化することができる。
【0019】また、図3に示すように、導電性薄膜45
は、アンカー部3aを構成し、またアンカー部10a、
10b、12aを構成している。なお、図3に図示され
ていないアンカー部3b、9a、14a、14b、16
a、16bについても導電性薄膜45により構成されて
いる。また、導電性薄膜45は、第1の固定電極9a、
9bと電極取出部との間、第1の固定電極13a、13
bと電極取出部との間、第2の固定電極11a、11d
と電極取出部との間、及び第2の固定電極15a、15
bと電極取出部との間をそれぞれ電気的に接続する配線
を形成している。
【0020】このような構成において、梁構造体2Aの
可動電極7a、7bと第1の固定電極9a、9bとの間
に第1のコンデンサが、また梁構造体2Aの可動電極7
a、7bと第2の固定電極11a、11bとの間に第2
のコンデンサが形成される。同様に、梁構造体2Aの可
動電極8a、8bと第1の固定電極13a、13bとの
間に第1のコンデンサが、また梁構造体2Aの可動電極
8a、8bと第2の固定電極15a、15bとの間に第
2のコンデンサが形成される。
【0021】そして、第1、第2のコンデンサの容量に
基づいて梁構造体2Aに作用する加速度を検出できるよ
うになっている。より詳しくは、可動電極と固定電極と
により2つの差動静電容量を形成し、2つの容量が等し
くなるようにサーボ動作を行う。次に、図1〜図3に示
した加速度センサの製造工程を図4、図5を用いて説明
する。なお、図4、図5は、図2におけるB−B断面で
の製造工程を示している。
【0022】〔図4(a)に示す工程〕まず、第1の半
導体基板としての単結晶のシリコン基板(第1のシリコ
ン基板)40を用意する。そして、フォトリソグラフィ
を経て、シリコン基板40に選択的にn型不純物をイオ
ンを注入し、シリコン基板40の表層部にコンタクト用
のn+ 型拡散層40aを形成する。このとき、可動電極
や固定電極の下部におけるn+ 型拡散層40aは、幅が
5μm、間隔が1.5μmとなるようにしている。
【0023】〔図4(b)に示す工程〕n+ 型層40a
を含むシリコン基板40の表面上に、犠牲層用薄膜とし
てのシリコン酸化膜41を熱酸化、CVD法等により2
μm程度成膜する。そして、フォトリソグラフィを経て
シリコン酸化膜41のうち、アンカー部を形成する予定
の領域に開口部を設ける。
【0024】さらに、開口部を含むシリコン酸化膜41
の上面に、導電性薄膜となるポリシリコン薄膜45をデ
ポジションし、その後、ポリシリコン薄膜45にリン拡
散等により不純物を導入する。 〔図4(c)に示す工程〕ポリシリコン薄膜45を研磨
して平坦化したのち、シリコン基板40とは別のシリコ
ン基板(第2のシリコン基板)46を用意し、このシリ
コン基板46をポリシリコン薄膜45の表面に貼り合わ
せる。
【0025】〔図5(a)に示す工程〕貼り合わせたシ
リコン基板46を研磨して、所望の膜厚にする。このと
きの膜厚は、約10μmとしている。 〔図5(b)に示す工程〕シリコン基板46の上面にア
ルミニウム等の金属をデポジションしたのち、フォトリ
ソグラフィを経て、シリコン基板46の所定領域に厚さ
約1μmの電極(パッド)を51を形成する。
【0026】その後、フォトリソグラフィを経てシリコ
ン基板46及びポリシリコン薄膜45をエッチングし、
梁部4、錘部6、可動電極8a及び第1、第2の固定電
極15a、15b、13bを分離する一定幅のトレンチ
を形成する。このとき、可動電極8a及び第1、第2の
固定電極15a、15b、13bは幅が4μm程度のと
なり、それぞれの電極間の間隔が2.5μm程度となる
ように形成される。なお、ここでシリコン基板45に対
してリン拡散等により不純物を導入し、後に静電容量を
検出するための電極となるようにする。
【0027】続いて、HF系のエッチング液を用いて犠
牲層エッチングを行い、シリコン酸化膜41を除去す
る。これにより、梁構造体2Aを構成する梁部4
(5)、錘部6、可動電極7a(7b、8a、8b)等
がリリースされ、可動となる。この際、エッチング後の
乾燥の過程で可動部が基板に付着するのを防止するため
に、パラジクロロベンゼン等の昇華材を用いている。
【0028】このような簡略なプロセスによって、上記
構成を有する加速度センサを形成することができる。上
述した実施形態においては、犠牲層用薄膜41としてシ
リコン酸化膜を用い、導電性薄膜45としてポリシリコ
ン薄膜を用いているため、犠牲層エッチング工程におい
て、HF系エッチング液を用いた場合、シリコン酸化膜
はHFに溶けるがポリシリコン薄膜は溶けないので、H
F系エッチング液の濃度や温度を正確に管理したり、エ
ッチングの終了を正確なる時間管理にて行う必要がな
く、製造が容易となる。
【0029】(第2実施形態)本実施形態にかかる加速
度センサを図7に示す。本実施形態における加速度セン
サは、図1に示す加速度センサに対して、シリコン基板
40の表面にシリコン窒化膜60を備えたものである。
なお、その他の構成については、第1実施形態と同様で
あるため、同様の部分については図1と同様の符号を付
して説明を省略する。
【0030】このように、シリコン窒化膜60を備える
ことにより、拡散層を用いたことによって発生しやすく
なるリーク電流の発生を防止でき、より信頼性の高い加
速度センサにできる。このような構成を有する加速度セ
ンサの製造方法について説明する。なお、この図は、図
1の加速度センサの製造工程に付加する工程を示してお
り、他の工程については図4〜図5に示すものと同様で
あるため、説明を簡略化する。
【0031】まず、図4(a)に示す工程を経てシリコ
ン基板40の表層部に拡散層40aを形成する。その
後、図7に示すように、拡散層40aを含むシリコン基
板40の上にシリコン窒化膜60を成膜する。そして、
シリコン窒化膜60の上に犠牲酸化膜としてのシリコン
酸化膜41を成膜し、フォトリソグラフィを経てシリコ
ン酸化膜41及びシリコン窒化膜60のうち、アンカー
部となる予定領域に開口部を設ける。
【0032】その後、開口部を含むシリコン酸化膜41
の上にポリシリコン薄膜45をデポジションし、図4
(b)、(c)及び図5(a)〜(c)に示す工程を経
て、本実施形態における加速度センサを完成させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる加速度センサの斜
視図である。
【図2】図1における加速度センサの上面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】図1に示す加速度センサの製造工程を示す図で
ある。
【図5】図4に続く加速度センサの製造工程を示す図で
ある。
【図6】第2実施形態における加速度センサの断面図で
ある。
【図7】図6に示す加速度センサの製造工程を示す図で
ある。
【図8】従来の加速度センサを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…基板、2A…梁構造体、2B…固定部、3a、3b
…アンカー部、4、5…梁部、6…錘部、7a、7b、
8a、8b…可動電極、9a、9b…第1の固定電極、
11a、11b…第2の固定電極、13a、13b…第
1の固定電極、15a、15b…第2の固定電極、40
…シリコン基板、40a…拡散層、45…ポリシリコン
膜、46…シリコン基板、60…シリコン窒化膜。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(1)と、 前記基板上に第1のアンカー部(3a、3b)によって
    支持され、可動電極(7a、7b、8a、8b)を有
    し、力学量により変位する梁構造体(2A)と、 前記基板上に第2のアンカー部(10a、10b、12
    a、12b、14a、14b、16a、16b)によっ
    て固定され、前記可動電極と対向して配置された固定電
    極(9a、9b、11a、11b、13a、13b、1
    5a、15b)とを備えた半導体力学量センサの製造方
    法において、 前記基板として第1のシリコン基板(40)を用意し、
    該第1のシリコン基板の所定領域に拡散層(40a)を
    形成する工程と、 前記拡散層を含む前記第1のシリコン基板の上に犠牲膜
    (41)を形成する工程と、 前記犠牲膜の所定領域に、前記拡散層とコンタクトを取
    るための開口部を設ける工程と、 前記開口部を含む前記犠牲膜の上に、前記第1、第2の
    アンカー部を構成する導電性膜(45)を成膜する工程
    と、 第2のシリコン基板(46)を用意し、前記導電性膜の
    表面を平坦化したのち、この導電性膜の表面に前記第2
    のシリコン基板を貼り合わせる工程と、 前記第2のシリコン基板及び前記導電性膜の所定領域を
    エッチング除去し、前記梁構造体と前記固定部とを分離
    させる工程と、 前記犠牲膜をエッチング除去して、前記梁構造体を前記
    第1のシリコン基板からリリースさせて可動とする工程
    と、を備えていることを特徴とする半導体力学量センサ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記犠牲膜を形成する工程の前に、前記
    拡散層を含む前記第1のシリコン基板の上にシリコン窒
    化膜(60)を形成する工程を備えていることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体力学量センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板(1)と、 前記半導体基板上に第1のアンカー部(3a、3b)に
    よって支持され、可動電極(7a、7b、8a、8b)
    を有し、力学量により変位する梁構造体(2A)と、 前記半導体基板上に第2のアンカー部(10a、10
    b、12a、12b、14a、14b、16a、16
    b)によって固定され、前記可動電極と対向して配置さ
    れた固定電極(9a、9b、11a、11b、13a、
    13b、15a、15b)とを備えた半導体力学量セン
    サにおいて、 前記第1、第2のアンカー部は、前記半導体基板の表層
    部に形成された拡散層(40a)上に形成されており、
    該拡散層と電気的に接続されていることを特徴とする半
    導体力学量センサ。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板の表面には、シリコン窒
    化膜(60)が成膜されており、該シリコン窒化膜によ
    って前記拡散層が覆われていることを特徴とする請求項
    3に記載の半導体力学量センサ。
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