JPH1129483A - ジフルプレドナート含有組成物 - Google Patents

ジフルプレドナート含有組成物

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JPH1129483A
JPH1129483A JP12990898A JP12990898A JPH1129483A JP H1129483 A JPH1129483 A JP H1129483A JP 12990898 A JP12990898 A JP 12990898A JP 12990898 A JP12990898 A JP 12990898A JP H1129483 A JPH1129483 A JP H1129483A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ジフルプレドナート、油、水、および乳
化剤を含有することを特徴とするジフルプレドナート液
状組成物。 【効果】 本発明の組成物は、優れた抗炎症作用および
抗アレルギー作用を有する。また本発明の組成物は、従
来のジフルプレドナート含有製剤等に比べると、患部へ
の移行性が良好であり、投与時の薬物分布が均一である
ため低用量の投与で薬効が十分発揮される。さらに、従
来のジフルプレドナート含有製剤に比して投与時の違和
感、異物感が極めて少なく、眼、鼻、耳等の局所にも容
易に投与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジフルプレドナー
ト、油、水、および乳化剤を含有することを特徴とする
液状組成物に関する。詳細には、本発明はジフルプレド
ナートの患部への移行性が良好で、薬物分布が均一で違
和感、異物感の少ないジフルプレドナート液状組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】ジフルプレドナート(6α,9α−ジフ
ルオロプレドニゾロン 17−ブチレート 21−アセ
テート)は、ステロイド性抗炎症薬であり、経皮投与に
より優れた抗炎症作用を示すことが知られている(特公
昭45−28370号公報、特公昭45−28371号
公報)。また、ジフルプレドナートは経皮投与および皮
下投与により優れた抗炎症作用および抗アレルギー作用
を示すことが報告されている(応用薬理 (1985) 29 (3)
343-353、応用薬理 (1985) 29 (3) 355-362)。このた
め、ジフルプレドナートは主に軟膏、クリーム等の形態
で皮膚疾患の治療薬として使用されている。一方、ジフ
ルプレドナートを眼、鼻、耳等の局所に投与する場合に
は、点眼液、点鼻液、点耳液等の液状形態とすることが
望まれる。しかしジフルプレドナートは水に対する溶解
度がきわめて低いため、治療有効濃度を含有する安定な
点眼液、点鼻液、点耳液等を調製することは困難であ
り、上記のような局所に投与する際には懸濁水性製剤の
形態が提案されている(特開平8−217678号公
報)。
【0003】しかし、例えばジフルプレドナート懸濁水
性製剤を点眼液として使用する場合、懸濁水性点眼液の
持つ共通の問題点、すなわち、点眼時の薬物分布の均一
性の維持が困難であることや、固体が目に入る違和感、
異物感が完全に除去できないという点が指摘され続けて
きた。さらに、ジフルプレドナートはステロイド性抗炎
症薬であるため、炎症性疾患やアレルギー性疾患等の治
療に対して効果が充分ある反面、副作用もあるという問
題点が指摘された。従って、点眼部位(外眼部)より離
れた部位(内眼部)に炎症がある場合などを考慮し、有
効量が速やかかつ均一に患部に移行し、副作用を抑える
ことのできる投与形態の開発が望まれている。
【0004】上述したように、ジフルプレドナートは優
れた抗炎症作用および抗アレルギー作用を有するため、
種々の炎症性疾患やアレルギー性疾患の予防・治療に有
用である。眼、鼻、耳等の局所における疾患の治療に対
しては点眼、点鼻、点耳等が可能な投与形態に製剤化す
る必要があるが、これらの局所疾患の治療にジフルプレ
ドナートを懸濁水性製剤の形態で使用すると、上記のよ
うに薬物の患部への移行性、薬物分布の均一性、および
違和感、異物感といった使用感の面で問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、患部への移行性が良好で、投与時の薬物分布が均一
であり、さらに投与時の違和感、異物感が少なく、副作
用が抑制されたジフルプレドナート含有組成物を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ジフルプレドナ
ート、油、水、および乳化剤を含有する液状組成物の形
態に調製して使用することにより、眼、鼻、耳等の局所
に投与する際にもジフルプレドナートの移行が速やかで
移行量が多く、分布量が均一であり、さらに使用時の違
和感、異物感が極めて少ないことを見出した。また、ジ
フルプレドナートの移行性が良好であるため、低用量の
投与で薬効が十分発揮され、副作用を抑制することが可
能であることを見い出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、(1)ジフルプレド
ナート、油、水、および乳化剤を含有することを特徴と
するジフルプレドナート液状組成物、(2)ジフルプレ
ドナート1重量部に対して、油10〜100000重量
部、水100〜100000重量部および乳化剤10〜
100000重量部を含有する上記(1)の組成物、
(3)ジフルプレドナート1重量部に対して、油10〜
10000重量部、水100〜50000重量部および
乳化剤10〜10000重量部を含有する上記(1)の
組成物、(4)ジフルプレドナート1重量部に対して、
油10〜5000重量部、水500〜50000重量部
および乳化剤10〜5000重量部を含有する上記
(1)の組成物、(5)油がグリセリンの脂肪酸エステ
ルを含有する油である上記(1)の組成物、(6)グリ
セリンの脂肪酸エステルがヒマシ油、落花生油、綿実
油、大豆油、オリーブ油および中鎖脂肪酸トリグリセリ
ドからなる群より選ばれる上記(5)の組成物、(7)
乳化剤が界面活性剤を含有する上記(1)の組成物、
(8)界面活性剤が非イオン界面活性剤である上記
(7)の組成物、(9)非イオン界面活性剤がポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油およびポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる上記
(8)の組成物、(10)ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルがポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテート
およびポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート
からなる群より選ばれる上記(9)の組成物、(11)
水中油滴型エマルジョンである上記(1)、(2)、
(3)または(4)の組成物、および(12)点眼液、
点鼻液または点耳液の形態である上記(1)、(2)、
(3)または(4)の組成物に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の組成物は、ジフルプレド
ナート、油、水、および乳化剤を含有する。本発明で用
いることのできる油の種類としては、低毒性、低刺激性
の眼に適用可能なものであればよく、好ましくはグリセ
リンの脂肪酸エステルを含有するもの、例えばヒマシ
油、落花生油、綿実油、大豆油、オリーブ油、中鎖脂肪
酸トリグリセリド[例えば、ミグリオール(商品名、ミ
ツバ貿易)]等が挙げられる。さらに好ましくはジフル
プレドナートの溶解性が高いヒマシ油および中鎖脂肪酸
トリグリセリド(例えば、ミグリオール)等が挙げられ
る。
【0009】本発明においては、乳化剤として、界面活
性剤、例えば界面活性能のある非イオン界面活性剤等を
配合することができる。非イオン界面活性剤の例として
は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油類またはポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、好ましくはポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレエート類、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート類、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノパルミテート類、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノステアレート類等が挙げられる。
【0010】本発明の組成物における上記各成分の配合
割合は特に限定されないが、例えばジフルプレドナート
1重量部に対し、油10〜100000重量部、水10
0〜100000重量部、乳化剤10〜100000重
量部、好ましくはジフルプレドナート1重量部に対し、
油10〜10000重量部、水100〜50000重量
部、乳化剤10〜10000重量部の割合で配合され
る。特に好ましくはジフルプレドナート1重量部に対
し、油10〜5000重量部、水500〜50000重
量部、乳化剤10〜5000重量部の割合で配合され
る。特に、油と媒体である水の重量比率が1:4〜1:
99であることが好ましい。
【0011】本発明の組成物には、乳化安定性を高める
ために、水溶性高分子を配合することができる。水溶性
高分子の例としては、ポビドン(ポリビニルピロリド
ン)、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、およびそれらの塩等が挙げられる。
【0012】本発明の組成物には緩衝剤を配合すること
ができる。緩衝剤の例としては、酢酸ナトリウム等の酢
酸塩、リン酸二水素一ナトリウム、リン酸一水素二ナト
リウム、リン酸二水素一カリウム、リン酸一水素二カリ
ウム等のリン酸塩、イプシロンアミノカプロン酸、グル
タミン酸ナトリウム等のアミノ酸塩、ホウ酸およびその
塩、クエン酸およびその塩等が挙げられる。
【0013】本発明の組成物には保存剤を配合すること
ができる。保存剤の例としては、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム等の第四級アンモニウム塩、グ
ルコン酸クロルヘキシジン等の陽イオン化合物、パラオ
キシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル等の
パラオキシ安息香酸エステル、クロロブタノール、ベン
ジルアルコール等のアルコール化合物、デヒドロ酢酸ナ
トリウム、チメロサール、ソルビン酸等が挙げられる。
【0014】本発明の組成物には、等張化剤を配合する
ことができる。等張化剤の例としては、塩化ナトリウ
ム、グリセリン、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトー
ル等が挙げられる。
【0015】本発明の組成物には他に安定化剤、抗酸化
剤、キレート化剤、pH調整剤、増粘剤等の各種添加剤
を配合することができる。抗酸化剤の例としては、アス
コルビン酸およびその塩、トコフェロール、チオ硫酸ナ
トリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ピルビン酸およびそ
の塩等が挙げられる。キレート化剤の例としては、エデ
ト酸ナトリウム、クエン酸およびその塩等が挙げられ
る。pH調整剤の例としては、塩酸、リン酸、酢酸、硫
酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、アンモニア水等が挙げられ
る。
【0016】本発明の組成物は、水中油滴型(O/W
型)のエマルジョン、マイクロエマルジョン等の水性製
剤として提供できる。
【0017】本発明の組成物の油滴のメディアン径とし
ては5〜0.0001μmが好ましく、さらに1〜0.
001μmがより好ましく、1〜0.01μmが特に好
ましい。メディアン径の測定は粒度分布測定装置を用い
て行うことができる。
【0018】本発明の組成物のpHは3〜8が好まし
い。さらに好ましいpHはジフルプレドナートの安定性
がより向上する4〜7である。
【0019】本発明の組成物は、公知の手法を用いて、
ジフルプレドナートを溶解させた油と水を、乳化剤を用
いて乳化することにより調製する。例えば、水に、乳化
剤および必要に応じて上記の添加剤を添加し、pH調整
剤を用いてpH3〜8に調整した後、ジフルプレドナー
トを溶解した油を添加して乳化物とすることができる。
均一に乳化を行うために、ホモミキサー、ホモジナイザ
ー、マイクロフルイダイザー、高圧ホモジナイザー等の
公知の手段を使用することができる。
【0020】本発明の組成物は、眼、鼻、または耳に対
する局所投与用の製剤として用いることが好ましく、さ
らに点眼液、点鼻液、点耳液として用いることが好まし
い。
【0021】本発明の組成物は、優れた抗炎症作用およ
び抗アレルギー作用を有する。また、ジフルプレドナー
トの移行性が良好で移行量が多く、分布量が均一であ
り、投与した際の違和感、異物感が極めて少ない。さら
に、低用量の投与で薬効が十分発揮されるので、副作用
を抑制することができる。このため、アレルギー性結膜
炎、春季カタル、眼瞼縁炎、カタル性結膜炎、ぶどう膜
炎等の種々の炎症性疾患およびアレルギー性疾患の予防
・治療に有用であり、また、眼、鼻、耳等の局所に投与
する際にも有利に使用することができる。
【0022】本発明の組成物は、哺乳動物(ヒト、イ
ヌ、ウサギ、ウシ、ウマ、サル、ネコ、ヒツジ等)に安
全に投与することができる。
【0023】本発明の組成物の投与量は、疾病の種類、
症状、患者の年齢、体重などにより異なるが、例えば成
人に点眼液として用いる場合、患者1人に対し、1眼に
つき、ジフルプレドナートを0.005〜0.1%程度
含有する点眼液として、症状に応じて1回量1〜2滴を
1日2〜4回程度点眼投与することが望ましい。
【0024】
【実施例】以下に、実施例および試験例を挙げて本発明
をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定され
るわけではない。以下の実施例および試験例において、
メディアン径は、島津レーザ回折式粒度分布測定装置S
ALD−2000(分散媒:水、屈折率:1.70−
0.20i)に、測定する組成物約2mLを添加し、測
定した。
【0025】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、酢酸ナトリウム、ホウ酸、エ
デト酸ナトリウム、ソルビン酸を加えて溶かし、水酸化
ナトリウムでpHを6.0に調整し水相とした。別にヒ
マシ油を約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加え
て溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌しな
がら油相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイ
クロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明
の組成物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン径
は0.06μmであった。
【0026】 実施例2 ジフルプレドナート 0.005g ヒマシ油 1.0 g ポリソルベート80 0.5 g 濃グリセリン 2.2 g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1 g 酢酸ナトリウム 0.05g クロロブタノール 0.3 g 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100mL (pH4.0) 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、酢酸ナトリウム、クロロブタノールを加えて
溶かし、塩酸でpHを4.0に調整し水相とした。別に
ヒマシ油を約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加
えて溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌し
ながら油相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマ
イクロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発
明の組成物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン
径は0.12μmであった。
【0027】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、ε−アミノカプロン酸、グル
コン酸クロルヘキシジンを加えて溶かし、水酸化ナトリ
ウムでpHを5.5に調整し水相とした。別にミグリオ
ールを約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加えて
溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌しなが
ら油相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイク
ロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明の
組成物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン径は
0.21μmであった。
【0028】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油60、濃グリセリン、グルタミン
酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ
安息香酸プロピルを加えて溶かし、水酸化ナトリウムで
pHを5.0に調整し水相とした。別にヒマシ油を約7
0℃に加温し、ジフルプレドナートを加えて溶かし、油
相とした。水相をホモミキサーで攪拌しながら油相を加
えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイクロフルイダ
イザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明の組成物を得
た。本発明組成物中の油滴のメディアン径は0.06μ
mであった。
【0029】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、ポリビニルアルコール、濃グリセリン、酢酸
ナトリウム、塩化ベンザルコニウムを加えて溶かし、塩
酸でpHを5.0に調整し水相とした。別にヒマシ油を
約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加えて溶か
し、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌しながら油
相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイクロフ
ルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明の組成
物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン径は0.
06μmであった。
【0030】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、リン酸水素ナトリウム、エデ
ト酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウムを加えて溶か
し、水酸化ナトリウムでpHを7.0に調整し水相とし
た。別にミグリオールを約70℃に加温し、ジフルプレ
ドナートを加えて溶かし、油相とした。水相をホモミキ
サーで攪拌しながら油相を加えて粗乳化物を得た。この
粗乳化物をマイクロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過
滅菌し、本発明の組成物を得た。本発明組成物中の油滴
のメディアン径は0.06μmであった。
【0031】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、酢酸ナトリウム、エデト酸ナ
トリウム、ホウ酸、ソルビン酸を加えて溶かし、水酸化
ナトリウムでpHを5.5に調整し水相とした。別にヒ
マシ油を約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加え
て溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌しな
がら油相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイ
クロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明
の組成物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン径
は0.06μmであった。
【0032】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、酢酸ナトリウム、エデト酸ナ
トリウム、ホウ酸、ソルビン酸を加えて溶かし、水酸化
ナトリウムでpHを5.5に調整し水相とした。別にヒ
マシ油を約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加え
て溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌しな
がら油相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイ
クロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明
の組成物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン径
は0.06μmであった。
【0033】 滅菌精製水を約70℃に加温し、上記処方のポリソルベ
ート80、濃グリセリン、酢酸ナトリウム、エデト酸ナ
トリウム、ホウ酸、ソルビン酸を加えて溶かし、水酸化
ナトリウムでpHを5.5に調整し水相とした。別にヒ
マシ油を約70℃に加温し、ジフルプレドナートを加え
て溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌しな
がら油相を加えて粗乳化物を得た。この粗乳化物をマイ
クロフルイダイザーで微粒子化し、ろ過滅菌し、本発明
の組成物を得た。本発明組成物中の油滴のメディアン径
は0.06μmであった。
【0034】試験例1 ジフルプレドナート懸濁点眼液と本発明の組成物の1回
点眼後のウサギ前房内移行性(眼内移行性)を比較検討
した。ステロイド剤であるジフルプレドナート懸濁点眼
液はすでにウサギ実験的ぶどう膜炎に対して有意な抑制
効果が報告されている。本試験ではジフルプレドナート
の眼内移行性の向上を目的として、ジフルプレドナート
の前房内移行性(眼内移行性)について、本発明の組成
物とジフルプレドナート懸濁点眼液を比較検討した。 (1) 被験組成物 表1に記載の処方の本発明組成物、および懸濁点眼液を
以下のようにして調製した。 〔本発明組成物〕滅菌精製水800mLを約70℃に加
温し、ポリソルベート80 40g及び濃グリセリン2
6gを加えて溶かし、水相とした。別に、ヒマシ油50
gを約70℃に加温し、ジフルプレドナート0.5gを
加えて溶かし、油相とした。水相をホモミキサーで攪拌
しながら油相を加えて粗乳化物とし、滅菌精製水を加え
て1000mLとした。この粗乳化物をマイクロフルイ
ダイザーで微粒子化し、その後、濾過滅菌し、本発明の
組成物を得た。 〔懸濁点眼液〕滅菌精製水800mLを約70℃に加温
し、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2gを加え、
十分分散させた後、約30℃まで冷却させ、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースを溶かした。この液に酢酸ナ
トリウム1g、塩化ナトリウム8g及び塩化ベンザルコ
ニウム液(10W/V%)0.5mLを加えて溶かした。塩
酸でpHを5.0に調整した後、濾過滅菌し、ジフルプ
レドナート1gを加え、十分懸濁させ、滅菌精製水を加
えて1000mLとし、懸濁点眼液を得た。
【0035】
【表1】
【0036】(2) 試験動物 眼に異常の認められない体重約2kgの日本白色種雄性
ウサギを使用した。これらのウサギは室温23±3℃、
相対湿度55±10%に設定した飼育室で1匹ずつ飼育
し、固型飼料(ラボRG−RO、日本農産)を1日10
0g与え、水道水を自由に摂取させた。
【0037】(3) 試験方法 被験組成物50μLをウサギに点眼し、1時間後にペン
トバルビタールで屠殺した。屠殺後直ちに前眼部を生理
食塩水で洗浄し、前房水を採取した。ジフルプレドナー
トは房水中等で21位の脱エステル化をうけDFB(6
α,9α−difluoroprednisolone 17−butyrate)に
代謝されることから、前房内ジフルプレドナート濃度の
指標としてDFBを高速液体クロマトグラフ法により測
定した。高速液体クロマトグラフ条件は以下の通りであ
る。
【0038】 高速液体クロマトグラフ条件 カ ラ ム:TSK gel ODS-80Ts 移 動 相:10mM NaH2 PO4 ・2H2 O(pH7)/CH 3 CN = 55/45 カラム温度:40℃ 流 速:1.3 mL/min 波 長:240nm 注 入 量:50μL
【0039】被験組成物1回点眼1時間後のウサギ前房
内DFB濃度を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】ジフルプレドナートを本発明の組成物に調
製することにより、含有薬物濃度が懸濁剤の半量である
にもかかわらず、眼内移行量は42.95ng/mLの
値を示した。この値は懸濁剤の眼内移行量の約2.2倍
であり、有意な差が認められた。以上の結果から、本発
明の組成物は、懸濁剤より低用量であっても、懸濁剤以
上の薬効を発揮することが判明した。
【0042】
【発明の効果】本発明の組成物は、優れた抗炎症作用お
よび抗アレルギー作用を有する。また、本発明の組成物
は、従来のジフルプレドナート含有製剤に比べると、患
部への移行性が良好であり、投与時の薬物分布が均一で
あるため低用量の投与で薬効が十分発揮される。さら
に、従来のジフルプレドナート含有製剤に比して投与時
の違和感、異物感が極めて少なく、眼、鼻、耳等の局所
にも容易に投与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 9/107 A61K 9/107 S (72)発明者 山口 正純 兵庫県神戸市西区南別府4丁目366番地の 1 KCCハウス101号 (72)発明者 稲田 勝弘 兵庫県神戸市西区井吹台東町1丁目2番地 の1 3−401号

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジフルプレドナート、油、水、および乳
    化剤を含有することを特徴とするジフルプレドナート液
    状組成物。
  2. 【請求項2】 ジフルプレドナート1重量部に対して、
    油10〜100000重量部、水100〜100000
    重量部および乳化剤10〜100000重量部を含有す
    る請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ジフルプレドナート1重量部に対して、
    油10〜10000重量部、水100〜50000重量
    部および乳化剤10〜10000重量部を含有する請求
    項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ジフルプレドナート1重量部に対して、
    油10〜5000重量部、水500〜50000重量部
    および乳化剤10〜5000重量部を含有する請求項1
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】 油がグリセリンの脂肪酸エステルを含有
    する油である請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 グリセリンの脂肪酸エステルがヒマシ
    油、落花生油、綿実油、大豆油、オリーブ油および中鎖
    脂肪酸トリグリセリドからなる群より選ばれる請求項5
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】 乳化剤が界面活性剤を含有する請求項1
    記載の組成物。
  8. 【請求項8】 界面活性剤が非イオン界面活性剤である
    請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】 非イオン界面活性剤がポリオキシエチレ
    ン硬化ヒマシ油およびポリオキシエチレンソルビタン脂
    肪酸エステルからなる群より選ばれる請求項8記載の組
    成物。
  10. 【請求項10】 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
    エステルがポリオキシエチレンソルビタンモノオレエー
    ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
    リオキシエチレンソルビタンモノパルミテートおよびポ
    リオキシエチレンソルビタンモノステアレートからなる
    群より選ばれる請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】 水中油滴型エマルジョンである請求項
    1、2、3または4記載の組成物。
  12. 【請求項12】 点眼液、点鼻液または点耳液の形態で
    ある請求項1、2、3または4記載の組成物。
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