JPH11294700A - ガス供給設備 - Google Patents
ガス供給設備Info
- Publication number
- JPH11294700A JPH11294700A JP10096269A JP9626998A JPH11294700A JP H11294700 A JPH11294700 A JP H11294700A JP 10096269 A JP10096269 A JP 10096269A JP 9626998 A JP9626998 A JP 9626998A JP H11294700 A JPH11294700 A JP H11294700A
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- Japan
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- control device
- gas
- gas supply
- controllers
- controller
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
供給を継続でき、作業員の負担も軽減できる安定したガ
ス供給を行えるガス供給設備を提供する。 【解決手段】 複数のガス供給装置(シリンダーキャビ
ネット10)のコントローラー11を接続ラインを介し
て制御装置20a,20b,20cにそれぞれ接続し、
通常の操作を各制御装置で行えるように形成する。さら
に、複数の制御装置を相互に接続して互いに監視し、異
常発生時のバックアップとする。
Description
し、特に、半導体デバイスの生産工程で使用する特殊材
料ガスや高純度窒素ガス等を供給するガス供給設備にお
ける制御システムに関する。
製造用の特殊材料ガスは、その大半が毒性,可燃性,腐
食性といった反応性に富んだ物性を有しているため、こ
のようなガスを充填したガス容器の保管やガスの使用に
あたっては、第一に安全に十分考慮する必要がある。
備として、例えば、特許第2501913号公報に記載
されているようなオートシリンダーボックス(シリンダ
ーキャビネット)が知られている。この設備は、安全性
を考慮したキャビネット内に2本の材料ガス容器と必要
に応じて設置されるパージガス用の容器とを収納し、前
記2本の材料ガス容器を交互に使用することにより連続
的に材料ガスを供給できるように配管や弁が形成されて
おり、材料ガス容器を交換する際の残ガス放出やパージ
等の際の弁の開閉操作等を自動的に行うための制御装置
が設けられている。
複数のシリンダーキャビネットを設置している場合、各
シリンダーキャビネットに付随する制御装置は、それぞ
れ個別に機能しているため、各制御装置に異常が発生し
た場合のバックアップ機能は用意されていなかった。こ
のため、制御装置の異常によってガスの供給が停止して
しまうおそれがあった。
業をシリンダーキャビネットの前面で行うことがあるた
め、有害なガスを供給している設備では、特別な注意を
払う必要があった。さらに、制御に関するソフトウェア
やデータの変更を行う際には、各制御装置毎に個別に行
う必要があり、多大な手間と時間とを必要としていた。
業員の負担を軽減するとともに、制御装置等に異常が発
生した場合でもガスの供給を継続でき、安定したガス供
給を行えるガス供給設備を提供することを目的としてい
る。
め、本発明のガス供給設備の第1の構成は、ガス容器内
のガスを使用先に供給するガス供給経路及びパージ経路
を備えるとともに、各経路に設けられた弁を所定の手順
で開閉させるコントローラーを備えたガス供給装置を複
数設置したガス供給設備であって、前記複数のガス供給
装置のコントローラーを接続ラインを介して制御装置に
接続し、各コントローラーを前記制御装置で制御可能に
形成したことを特徴としている。
使用先に供給する複数のガス供給設備にそれぞれ設けら
れた制御装置同士を相互に接続し、各制御装置が常時他
の制御装置の状態を監視するとともに、制御装置に異常
が発生した際には、他の制御装置が前記異常が発生した
制御装置の代行を行うように形成したことを特徴として
いる。
使用先に供給するガス供給経路及びパージ経路を備える
とともに、各経路に設けられた弁を所定の手順で開閉さ
せるコントローラーを備えたガス供給装置と、複数の前
記ガス供給装置を一つのグループとし、該グループ内の
前記コントローラーを統括する制御装置とを設け、複数
のグループの前記制御装置を接続ラインを介して相互に
接続し、一つの制御装置が他の制御装置の状態を監視
し、他の制御装置に異常が発生した際には、該異常が発
生した他の制御装置が統括していたグループ内の前記コ
ントローラーの統括を、前記一つの制御装置が他の制御
装置に代わって行うように形成したことを特徴としてい
る。
形態例を示すブロック図である。このガス供給設備は、
多数のガス供給装置(シリンダーキャビネット)10を
複数のグループA,B,Cに分割したものであって、各
シリンダーキャビネット10,10に設けられているコ
ントローラー11,11は、ケーブル12,12及びハ
ブ21a,21b,21cを介して制御装置20a,2
0b,20cにそれぞれ接続されている。
0cは、ハブ21a,21b,21cから、ケーブル2
2a,22b,22cとハブ23とを介して監視装置2
4に接続している。また、各コントローラー11には、
携帯型制御装置25の接続部がそれぞれ設けられてい
る。
収納したガス容器内のガスを使用先に供給するガス供給
経路や、各経路内のパージ等を行うためのパージ経路が
設けられるとともに、各経路を切換えるための複数の弁
やセンサー等が設けられている。
ーキャビネット10内の弁を所定の手順で開閉するため
のプログラムや、ガスの漏洩等の異常を検出した際の処
理手順等のプログラムが格納されており、ガス容器交換
時のパージや異常対応処理等の操作は、このコントロー
ラー11からの指令により行われる。また、各グループ
内のコントローラー11は、前記ケーブル12を介して
各グループの制御装置20a,20b,20cとネット
ワークを組んだ状態になっており、各コントローラー1
1の作動状態は、ケーブル12を介して各制御装置20
a,20b,20cに伝達されている。さらに、各コン
トローラー11内のプログラムやデータの変更は、各制
御装置20a,20b,20cから各グループ内のコン
トローラー11に送信できるように形成されている。
ビネット10は、各制御装置20a,20b,20cに
よってそれぞれ制御される状態になっており、ガス容器
の交換以外の通常の操作やデータの変更等は、各制御装
置20a,20b,20cから遠隔操作で行うことが可
能となっている。例えば、各制御装置では、各シリンダ
ーキャビネット10における弁の開閉状態、ガスの圧
力、ガスの流れ、動作状態(ガス供給中,パージ中等)
といった情報を表示したり、弁の開閉状態や動作状態を
変更したりすることが可能となっている。また、コント
ローラー11に格納されているガス容器交換時のパージ
回数の設定変更等も、この制御装置で行うことができる
ように形成されている。
ット10におけるそれぞれの弁の開閉等のソフトウェア
やデータを、それぞれのコントローラー11内に格納し
ておくことにより、ガス容器交換時のパージ操作等を各
シリンダーキャビネット10が個別に行うので、制御装
置は、通常の操作においては、各シリンダーキャビネッ
ト10におけるガス残量の把握、ガス供給を行うシリン
ダーキャビネット10の切換え等を行うだけでよく、負
担が軽減するだけでなく、グループ内のシリンダーキャ
ビネット10の設置数を増減する場合でも容易に対応す
ることができる。
のガス供給を制御装置から指示することができ、複数本
のガス容器から同時にガス供給を行うこともできるの
で、大量のガス供給にも容易に対応できる。さらに、一
つのシリンダーキャビネット10に異常が発生した場
合、このシリンダーキャビネット10に代えてグループ
内の同一種類のガスを供給する他のシリンダーキャビネ
ット10から直ちにガス供給を開始することができるの
で、ガス供給が途絶えることがなくなり、安定した状態
でガス供給を行うことができる。しかも、ガス容器の交
換時や異常発生時以外は、シリンダーキャビネット10
の前面で作業を行う必要がないため、作業員の負担を大
幅に軽減することができる。
20a,20b,20cをそれぞれケーブル22a,2
2b,22cを介して接続し、各制御装置20a,20
b,20cがそれぞれ他の制御装置を監視するように形
成するとともに、一つの制御装置に異常が発生した際に
は、この制御装置を監視している他の制御装置が、この
制御装置で制御していたシリンダーキャビネット10
(コントローラー11)の制御や監視を代行し、ガス供
給をそのまま継続できるようにしている。
御装置20bが監視し、第2の制御装置20bを第3の
制御装置20cが監視し、第3の制御装置20cを第1
の制御装置20aが監視するように設定する。このと
き、第2の制御装置20bには、第1の制御装置20a
の状態が入力されており、例えば、1秒毎にその情報が
書替えられる状態となっている。
の入力がなかった場合は、その時点で第1の制御装置2
0aに異常が発生したと判断し、第2の制御装置20b
に記憶されている最新の情報に基づいて第1のグループ
Aに属しているシリンダーキャビネット10の制御や監
視を行うようにする。これにより、グループAに属して
いる各シリンダーキャビネット10は、第2の制御装置
20bにより制御されて通常通り作動するので、グルー
プAの各シリンダーキャビネット10からのガス供給を
そのまま継続することができる。
a,20b,20cの動作を監視するためのものであっ
て、各制御装置が制御している各シリンダーキャビネッ
ト10の状態も監視できるように形成されている。した
がって、通常の状態では、この監視装置24を作業員が
監視するだけでガス供給設備全体の状況を把握すること
ができる。
続しているので、1本のケーブルが切断したときでも、
該ケーブルが接続したシリンダーキャビネットだけが停
止状態となるだけであり、他のシリンダーキャビネット
の運転には全く影響を与えることがないので、ガス供給
が停止することはなく、安定したガス供給を継続するこ
とができる。
帯型制御装置25を接続したシリンダーキャビネット1
0のコントローラー11に対してのみ、前記制御装置と
同様の監視や制御あるいはプログラム,データの書替え
を行えるように形成されており、例えば、弁の点検や交
換等の保守作業を行う場合、異常発生時の処理等の場合
に使用する。また、この携帯型制御装置25は、前記制
御装置よりも優先順位が高く、これを接続したシリンダ
ーキャビネット10に対しては、前記制御装置からの制
御操作が行えないように設定されている。
任意であり、グループ数も任意に設定することが可能で
ある。
設備によれば、ガス供給を安定した状態で行うことがで
き、作業員の負担も大幅に軽減することができる。ま
た、ガス供給量の変更にも容易に対応することができ
る。
ック図である。
ー、20a,20b,20c…制御装置、24…監視装
置、25…携帯型制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 ガス容器内のガスを使用先に供給するガ
ス供給経路及びパージ経路を備えるとともに、各経路に
設けられた弁を所定の手順で開閉させるコントローラー
を備えたガス供給装置を複数設置したガス供給設備であ
って、前記複数のガス供給装置のコントローラーを接続
ラインを介して制御装置に接続し、各コントローラーを
前記制御装置で制御可能に形成したことを特徴とするガ
ス供給設備。 - 【請求項2】 ガス容器内のガスを使用先に供給する複
数のガス供給設備にそれぞれ設けられた制御装置同士を
相互に接続し、各制御装置が常時他の制御装置の状態を
監視するとともに、制御装置に異常が発生した際には、
他の制御装置が前記異常が発生した制御装置の代行を行
うように形成したことを特徴とするガス供給設備。 - 【請求項3】 ガス容器内のガスを使用先に供給するガ
ス供給経路及びパージ経路を備えるとともに、各経路に
設けられた弁を所定の手順で開閉させるコントローラー
を備えたガス供給装置と、複数の前記ガス供給装置を一
つのグループとし、該グループ内の前記コントローラー
を統括する制御装置とを設け、複数のグループの前記制
御装置を接続ラインを介して相互に接続し、一つの制御
装置が他の制御装置の状態を監視し、他の制御装置に異
常が発生した際には、該異常が発生した他の制御装置が
統括していたグループ内の前記コントローラーの統括
を、前記一つの制御装置が他の制御装置に代わって行う
ように形成したことを特徴とするガス供給設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10096269A JPH11294700A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ガス供給設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10096269A JPH11294700A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ガス供給設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11294700A true JPH11294700A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14160443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10096269A Pending JPH11294700A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ガス供給設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11294700A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108533964A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-09-14 | 钦州学院 | 一种多气源供气系统及其供气方法 |
JP2018145603A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 株式会社荏原製作所 | 給水装置及び監視システム |
JP2020524403A (ja) * | 2017-06-15 | 2020-08-13 | バーサム マテリアルズ ユーエス,リミティド ライアビリティ カンパニー | ガス供給装置 |
Citations (5)
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JPS61143868A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-01 | Hitachi Ltd | 多重化プロセス制御装置 |
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JPS63208101A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-29 | Toshiba Mach Co Ltd | 制御システム |
JPH06500621A (ja) * | 1990-09-17 | 1994-01-20 | アプライド ケミカル ソリューションズ | 高純度化学薬品を移送及び送出するための改良された装置及び方法 |
JPH07115423A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-02 | Hitachi Ltd | 伝送制御方式 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10096269A patent/JPH11294700A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050329 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081031 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090512 |