JP2000081200A - ガス供給システム - Google Patents

ガス供給システム

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JP2000081200A JP26898098A JP26898098A JP2000081200A JP 2000081200 A JP2000081200 A JP 2000081200A JP 26898098 A JP26898098 A JP 26898098A JP 26898098 A JP26898098 A JP 26898098A JP 2000081200 A JP2000081200 A JP 2000081200A
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剛 若林
Haruhiko Komatsu
晴彦 小松
Shinichi Watanabe
伸一 渡辺
Kohei Murata
興平 村田
Takashi Hasebe
貴司 長谷部
Hirochika Yamamoto
弘親 山元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス供給システムの周辺にガス検知器が配置
されているため、ガス検知器によってガス漏れを検出し
てもガス供給システム(特に配管)のガス漏れ箇所を特
定することが難しく、ガス漏れ箇所の特定及びガス漏れ
該当箇所の配管交換等の修繕作業に多大な時間を要し、
処理装置の停止時間が長くなる。 【解決手段】 本発明のガス供給システムは、第1、第
2配管2、4を介してシリンダ1の処理用ガスを処理装
置6へ供給するもので、第1筐体8と第2筐体9を第1
配管2及び第1外管11からなる二重管構造で接続し、
第2筐体9と第3筐体10を第2配管4及び第2外管1
2からなる二重管構造で接続し、二重管構造の隙間
δ1、δ2に従って第2筐体9側から第1、第3筐体8、
10内へ窒素ガスを供給し、第1、第2配管1、4で漏
れた処理用ガスを第1、第3筐体8、10内のガス検知
器17で検出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば種々の処理
装置に対して種々の処理用ガスを供給する際に好適に用
いられるガス供給システム関する。
【0002】
【従来の技術】この種のガス供給システムは例えば半導
体製造工場において用いられている。半導体製造工場の
クリーンルーム内には熱処理装置、成膜処理装置あるい
はエッチング処置装置等の各種の処理装置が配置され、
それぞれの処理装置では各種のプロセスガスが用いられ
る。プロセスガスとしては無機系化合物や有機系化合物
が用いられ、これらの中にはモノシランや六フッ化タン
グステン等の無機系化合物やトリメチルアルミニウム等
の有機系化合物のような有害なガスが比較的多いため、
半導体製造工場内のガス供給システム周辺の要所要所に
はガス検知器が配置され、ガス検知器によってガス供給
システムの配管等からのガス漏れを検出し、有害ガスの
漏洩の有無を常に監視している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス供給システムの場合には、配管が一重構造であるた
め、配管においてガス漏れが発生すれば周辺に配置され
たガス検知器によってガス漏れを検出することができる
が、配管のガス漏れ箇所までは特定することが難しく、
仮に石鹸膜等を用いてガス漏れ箇所を特定できるにして
も、特定するまでに多大な時間が必要になり、更に、配
管の修繕、交換作業が必要になり、処理装置の停止時間
が長くなるという課題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、ガス漏れ箇所を迅速に特定し、配管の修
繕、交換作業を迅速に行うことができ、処理装置の停止
時間を格段に短縮することができるガス供給システムを
提供することを目的としている。また、ガス供給ライン
のバルブを遠隔操作できると共にガス漏洩箇所を瞬時に
知ることができ、安全性に優れたガス供給システムを併
せて提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のガス供給システムは、処理用ガスを供給するガス供給
源と、このガス供給源と第1配管を介して接続された集
合バルブと、この集合バルブの下流側で第2配管を介し
て接続された遮断バルブとを備え、上記集合バルブ及び
遮断バルブを介して上記ガス供給源から処理装置へ処理
用ガスを供給するガス供給システムであって、上記ガス
供給源、集合バルブ及び遮断バルブをそれぞれ収納する
第1、第2、第3筐体と、第1筐体と第2筐体を互いに
接続すると共に第1配管との間に第1隙間を介在させて
二重管構造を形成する第1外管と、第2筐体と第3筐体
を互いに接続すると共に第2配管との間に第2隙間を介
在させて二重管構造を形成する第2外管と、第2筐体側
から第1、第3筐体内へ第1、第2隙間を介して不活性
ガスを供給する不活性ガス供給源と、少なくとも第1、
第3筐体内に設けられて上記処理用ガスを検出するガス
検知器とを備えたこと特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2に記載のガス供給
システムは、請求項1に記載の発明において、第1、第
2外管に対して加熱用テープを巻き付けたことを特徴と
するものである。
【0007】また、本発明の請求項3に記載のガス供給
システムは、請求項1または請求項2に記載の発明にお
いて、第2筐体内に除害装置を設けると共にこの除害装
置と上記集合バルブを接続したことを特徴とするもので
ある。
【0008】また、本発明の請求項4に記載のガス供給
システムは、第1筐体内に収納されて処理用ガスを供給
するガス供給源と、このガス供給源と第1配管を介して
接続され且つ第2筐体内に収納された集合バルブと、こ
の集合バルブの下流側で第2配管を介して接続され第3
筐体内に収納された遮断バルブとを備えたガス供給シス
テムであって、上記各ガス供給源のバルブ、集合バルブ
及び遮断バルブそれぞれの遠隔操作を行う遠隔操作装置
を設け、上記遠隔操作装置を介して上記各バルブをそれ
ぞれ開閉操作することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項5に記載のガス供給
システムは、第1筐体内に収納されて処理用ガスを供給
するガス供給源と、このガス供給源と第1配管を介して
接続され且つ第2筐体内に収納された集合バルブと、こ
の集合バルブの下流側で第2配管を介して接続され第3
筐体内に収納された遮断バルブと、上記第1配管とで二
重配管を形成し且つ第1筐体と第2筐体を連結する第1
外管と、上記第2配管とで二重配管を形成し且つ第2筐
体と第3筐体を連結する第2外管と、上記各筐体内にそ
れぞれ配設されたガス検知器とを備えたガス供給システ
ムであって、上記各ガス検知器を介して上記二重配管で
のガス漏洩を監視する監視装置を設け、上記監視装置を
介して上記各ガス検知器を監視することを特徴とするも
のである。
【0010】また、本発明の請求項6に記載のガス供給
システムは、第1筐体内に収納されて処理用ガスを供給
するガス供給源と、このガス供給源と第1配管を介して
接続され且つ第2筐体内に収納された集合バルブと、こ
の集合バルブの下流側で第2配管を介して接続され第3
筐体内に収納された遮断バルブと、上記第1配管とで二
重配管を形成し且つ第1筐体と第2筐体を連結する第1
外管と、上記第2配管とで二重配管を形成し且つ第2筐
体と第3筐体を連結する第2外管と、上記各筐体内にそ
れぞれ配設されたガス検知器とを備えたガス供給システ
ムであって、上記各ガス供給源のバルブ、集合バルブ及
び遮断バルブそれぞれの遠隔操作を行うと共に上記各ガ
ス検知器を介して上記二重配管でのガス漏洩を監視する
遠隔操作装置を設け、上記ガス検知器のガス検出に基づ
いて上記遠隔操作装置が作動してガス漏洩箇所に関連す
る上記各バルブを自動的に閉じることを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。本実施形態のガス供給シ
ステムは、図1の(a)に示すように、シリンダキャビ
ネット(C/C)内に設けられ且つ所定の処理用ガスを
供給するシリンダ1と、このシリンダ1と第1配管2を
介して接続された集合バルブ3と、この集合バルブ3の
下流側で第2配管4を介して接続された遮断バルブ5
と、遮断バルブ5と処理装置(M/C)6を接続する第
3配管7とを備え、第1、第2、第3配管2、4、7か
らなるガス供給ラインの集合バルブ3及び遮断バルブ5
を介してシリンダ1から処理装置6へ処理用ガスを供給
するようにしてある。シリンダ1には例えばエアバルブ
1Aが付設され、このエアバルブ1Aは遠隔操作できる
ようにしてある。集合バルブ3は複数(図1の(a)で
は4個)の分配用エアバルブ3A〜3Dを有し、各分配
用エアバルブ3A〜3Dは遠隔操作により開きシリンダ
1の処理用ガスを4箇所へ分配できるようにしてある。
更に、遮断バルブ5も遠隔操作できるエアバルブからな
っている。
【0012】また、上記集合バルブ3の分配用エアバル
ブ3A及び遮断バルブ5の上流側には圧力計31がそれ
ぞれ配設され、集合バルブ3及び遮断バルブ5直前の処
理用ガス圧をそれぞれ検出するようにしてある。一方の
圧力計31は第2筐体(B/B)9内に配置され、他方
の圧力計32は第3筐体(S/B)10内に配置されて
いる。
【0013】上記シリンダ1、集合バルブ3及び遮断バ
ルブ5はいずれも第1、第2、第3筐体8、9、10内
に収納され、外部から遮断されている。そして、第1、
第2筐体8、9は第1配管2を囲む第1外管11を介し
て接続され、第2、第3筐体9、10は第2配管4を囲
む第2外管12を介して接続されている。更に云えば、
第1筐体8には第1配管2が貫通する開口部が形成さ
れ、この開口部は第1配管2より大径で第1外管11の
外径より若干小径に形成されている。第2筐体9には第
1、第2配管2、4がそれぞれ貫通する開口部が形成さ
れ、これらの開口部はいずれも各配管2、4より大径で
第1、第2外管11、12の外径より若干小径に形成さ
れている。第3筐体10には第2、第3配管4、7がそ
れぞれ貫通する開口部が形成され、第2配管4の開口部
は第2外管12の外径より若干小径に形成され、第3配
管7の開口部は第3配管7より若干小径に形成されてい
る。
【0014】第1筐体8と第2筐体9はそれぞれの開口
部で第1外管11を介して互いに気密に接続され、第1
配管2と第1外管11とで二重配管構造が形成されてい
る。第1外管11と第1配管2との間には後述する不活
性ガス(例えば、窒素ガス)が流れる隙間δ1が形成さ
れ、第1外管11は一端が第1筐体8の開口部を貫通し
てその内部で開口し、他端が第2筐体9の開口部を貫通
しその内部で隙間δ1を封止している。また、第2筐体
9と第3筐体10もそれぞれの開口部で第2外管12を
介して互いに気密に接続され、第2配管4と第2外管1
2とで二重配管構造が形成されている。また、第2外管
12と第2配管4との間にも窒素ガスが流れる隙間δ2
が形成され、第2外管12は一端が第2筐体9の開口部
を貫通してその内部で隙間δ1を封止し、他端が第3筐
体10の開口部を貫通してその内部で開口している。第
1、第2外管11、12は例えばフッ素系樹脂等の耐熱
性、耐食性にある合成樹脂によって形成されている。
【0015】また、第1、第2外管11、12の外周面
には図1の(b)に示すように加熱用テープ11A、1
2Aが巻き付けられ、各外管11、12内を流れる窒素
ガスを加熱し、ひいては第1、第2配管2、4内を流れ
る処理用ガスを加熱するようにしてある。これにより有
機金属化合物等のように低蒸気圧性のガスを処理用ガス
として用いた場合でも第1、第2配管2、4内で処理用
ガスの再液化を確実に防止するようにしてある。隙間δ
1、δ2には予め所定温度まで加熱した窒素ガスを供給す
ることが好ましい。
【0016】そして、第1外管11と第2外管12は第
2筐体9の近傍において連通管13を介して互いに接続
され、連通管13を介して第1外管11内の隙間δ1
第2外管13の隙間δ2が互いに連通している。連通管
13には配管14を介して窒素ガスの供給源が接続さ
れ、配管14及び連通管13を介して各隙間δ1、δ2
へ窒素ガスを供給するようにしてある。従って、配管1
4及び連通管13を介して窒素ガスを供給すると、第
1、第2外管11、12内の隙間δ1、δ2が第2筐体9
内で封止されているため、窒素ガスは第2筐体9側から
第1、第3筐体8、10側へ隙間δ1、δ2に沿って流
れ、第1、第2外管11、12の開口から第1、第3筐
体8、10内へそれぞれ流入するようにしてある。
【0017】第1、第3筐体8、10には排気管15、
16がそれぞれ接続され、各排気管15、16から第
1、第2外管11、12内の隙間δ1、δ2から第1、第
3筐体8、10内に流入した窒素ガスを排出するように
してある。また、図示してないが、これらの排気管1
5、16は途中で互いに接続され、第1、第2筐体8、
9からの窒素ガスが合流するようにしてある。
【0018】更に、第1、第2、第3筐体8、9、10
内には処理用ガスを検出するガス検知器17がそれぞれ
配設され、これらのガス検知器17を介して第1、第
2、第3筐体8、9、10内で処理用ガスを検出するよ
うにしてある。ガス検知器17は使用される処理用ガス
の種類に応じて選定して設置されている。例えば、二種
類の処理用ガスを使用する場合には、後述するようにそ
れぞれの処理用ガスを個別に検出するガス検知器が設け
られている。従って、万一、第1、第2配管2、4にお
いてガス漏れが発生した場合には、第1、第2配管2、
4と第1、第2外管11、12間の各隙間δ1、δ2に沿
って窒素ガスが流れているため、各配管11、12内で
漏出した処理用ガスが窒素ガスをキャリアガスとしてそ
れぞれの隙間δ1、δ2に沿って流れ、第1、第3筐体
8、10内へ流入し、各筐体8、10内でガス検知器1
7、17によって処理用ガスを検出するようにしてあ
る。これらのガス検知器17は、いずれもクリーンルー
ム内の複数箇所に配設された後述の遠隔操作装置及びパ
イロットライト等の警報装置に接続され、ガス検知器1
7でガス漏れを検出した時、これらの遠隔操作装置及び
警報装置を介してガス漏れを報知すると共に漏洩箇所に
関連する上記各バルブ1A、3、5を閉じ、その時点か
ら処理用ガスの供給を停止し、ガス漏れを最小限に止め
るようにしてある。
【0019】更に、第2筐体9内には処理用ガスを無害
化する除害装置18が配設され、この除害装置18はエ
アバルブ19を介して分配用エアバルブ3Aの第2配管
4に接続されている。除害装置18には第2筐体9を貫
通する排気管20が接続され、無害化したガスを排気管
20を介して外部へ排気するようにしてある。この無害
化ガスは窒素ガスと合流するようにしても良い。勿論、
処理装置6にも除害装置21が接続され、処理装置6か
ら排気される処理後のガスを無害化して排出するように
してある。
【0020】上記ガス供給システムは例えば図2に示す
ようにクリーンルーム棟内に設けて使用される。ガス供
給システムについては上述したため、ここでは図2に示
すクリーンルーム棟を中心に説明する。クリーンルーム
棟50には空調機やシリンダ1を収納した第1筐体8が
配置された機械棟60が隣接している。そして、クリー
ンルーム棟50は二階が処理装置6が配置されたクリー
ンルーム51として形成され、一階が集合バルブ3を収
納した第2筐体9等の補機類が配置された補機室52と
して形成されている。クリーンルーム51と補機室52
は、図2に示すように、剛性の高いパネル53によって
遮断されている。パネル53の上方には所定の隙間54
を介してフリーアクセスフロア55が形成され、このフ
リーアクセスフロア55は例えばグレーティングパネル
を敷き詰めて形成されている。この隙間54内には遮断
バルブ5を収納した第3筐体10が配置されている。ク
リーンルーム51の天井上側にはプレナムスペース56
が形成され、天井に配設された高性能フィルタ57でプ
レナムスペース56内の清浄度を上げた清浄空気を下降
流でクリーンルーム51内へ供給するようにしてある。
この清浄空気は白抜きの矢印で示したようにパネル53
の補機室52側の面及びクリーンルーム51側壁に沿っ
て形成されたリターンダクト58を介してクリーンルー
ム51、フリーアクセスフロア55及びその下方の隙間
54を循環するようにしてある。つまり、クリーンルー
ム51の空気は一定の流れ方向を持ち、特定の領域(リ
ターンダクト58)を必ず通過する。このリターンダク
ト58にもガス検知器17が配置され、万一、クリーン
ルーム51内でガス漏れが発生した場合でも、そのガス
が空気流に従ってリターンダクト58を通過するのでガ
ス漏れを検出することができる。
【0021】また、本実施形態の図3に示すようにガス
供給システムは遠隔操作モニタ22を有し、遠隔操作モ
ニタ22を介して処理装置6の稼働状態に即して処理用
ガスを供給し、停止すると共にガスの供給状況を監視す
るようにしてある。即ち、処理装置6は例えば除害装置
18が正常に動作し得る状態(READY状態)であるか否
かを示す装置状態信号を遠隔操作モニタ22の受信手段
へ送信する送信手段(図示せず)を備え、また、遠隔操
作モニタ22は受信手段で受けた装置状態信号に基づい
てシリンダ1のバルブ1A、集合バルブ3及び遮断バル
ブ5それぞれの開閉信号を送信する送信手段を備えてい
る。従って、遠隔操作モニタ22は、処理装置6の送信
手段から装置状態信号を受信すると、バルブ1A、集合
バルブ3の該当分配用エアバルブ3A(図1参照)を開
閉操作し、処理用ガスを供給したり、停止したりするよ
うにしてある。
【0022】ところで、上記遠隔操作モニタ22は表示
画面を有し、この表示画面に図4に示す遠隔操作画面2
2Aや装置別状態監視画面22B等を表示するようにし
てある。また、第1、第2、第3筐体8、9、10それ
ぞれには遠隔操作モニタ22の遠隔操作モードとマニュ
アル操作モードを選択する選択スイッチ(図示せず)が
付設され、全ての選択スイッチで遠隔操作モードを選択
して初めて遠隔操作モニタ22が機能するようにしてあ
り、いずれか一つの選択スイッチがマニュアル操作モー
ドであれば遠隔操作モニタ22による遠隔操作が機能し
ないようにしてある。更に、中央監視室59内には中央
監視装置(図示せず)に配置され、中央監視装置の表示
画面に表示された作業者登録画面52Aを用いて各クリ
ーンルーム51内に設置された種々の処理装置6及びそ
れぞれの担当作業者の名前等のIDデータやパスワード
等のデータを予め入力して登録し、登録データを中央監
視装置のファイル52Bで記憶するようにしてある。そ
して、遠隔操作モニタ22は中央監視装置52に接続さ
れ、ファイル52Bから登録データを読み込み、例えば
遠隔操作画面22Aや装置別状態監視画面22B等を表
示画面に表示するようにしてある。
【0023】図4に示す遠隔操作画面22Aには例えば
所定の処理装置(M/C)の担当作業者のIDデータを
表示する領域、ガスボンベ1のバルブ1A、集合バルブ
3及び遮断バルブ5を操作する操作領域、及びその処理
装置(M/C)でのガス使用量(L)を入力する領域が
表示され、それぞれの領域のキーを操作することで所定
の処理装置のガス供給を開始し、停止しあるいは中止で
きるようにしてある。そして、操作領域の開始キーを操
作すると、その左側に示した装置別状態監視画面22B
を表示画面に表示するようにしてある。装置別状態監視
画面22Bには開始キーによって操作された処理装置
(M/C)及びこの処理装置(M/C)に接続された各
種のガス供給ラインを表示するようにしてある。そし
て、表示された処理装置(M/C)に用いる処理用ガス
やキャリアガスを装置別状態監視画面22Bの操作キー
(C/C)で操作すると、そのガス供給ラインのガスボ
ンベ1のバルブ1A、集合バルブ3及び遮断バルブ5が
自動的に開き、処理装置(M/C)が稼働するようにな
っている。
【0024】更に、遠隔操作モニタ22の表示画面には
図5に示すオーバービュー警報監視画面22Cを表示す
るようにしてある。このオーバービュー警報監視画面2
2Cにはクリーンルーム棟50内に配置された全てのガ
ス検知器17の検出の有無を示すガス検出マーク(同図
では●印で示してある)及をそれぞれの設置場所と共に
表示するようにしてある。そして、例えばあるガス検知
器17においてガスの漏洩を検出した場合にはそのガス
検知器17に該当するガス検出マークが点滅し、ガス漏
洩場所が瞬時に一目で判るようになっている。このよう
にガス漏洩が検出されると、遠隔操作モニタ22を介し
てガス漏洩場所に関連する各バルブ1A、3、5を自動
的に閉じるようになっている。
【0025】また、ガス供給システムで二種類の処理用
ガスを二台の処理装置に分配する場合には例えば図6に
示すシステム構成になる。尚、図6では一方のシリンダ
1及び集合バルブ3のみを図示し、他方のものは省略し
てある。このシステムでは図6に示すように、シリンダ
1側の集合バルブ3の分配用エアバルブ3Aには第2外
管12Aで囲まれた第2配管4Aを介して処理装置6A
の遮断バルブ5Aが接続され、分配用バルブ3Bには第
2外管12Bで囲まれた第2配管4Bを介して処理装置
6Bの遮断バルブ5Bが接続され、一方の処理用ガスを
シリンダ1から処理装置6A、6Bへそれぞれ分配して
供給するようにしてある。また、他方のシリンダ側の集
合バルブの各分配用エアバルブ(共に図示せず)には第
2配管4C、4Dがそれぞれ接続され、図示しない集合
バルブが収納された第2筐体と遮断バルブ5C、5Dが
収納された第3筐体10A、10Bは同図に示すように
第2外管12C、12Dによって互いに接続されてい
る。そして、第1筐体8及び第2筐体9内にはそれぞれ
シリンダ1の処理用ガスを検出するガス検知器17Aが
設置され、第3筐体10A、10B内及び処理装置6
A、6Bには二種類の処理用ガスをそれぞれ個別に検出
するガス検知器17A、17Bが設置されている。そし
て、各ガス検知器17A、17Bには警報装置23が接
続され、いずれかのガス検知器17A、17Bで処理用
ガスを検出すると警報装置23が点灯したり、警報を発
するようにしてある。
【0026】次に、本実施形態のガス供給システムの動
作について説明する。処理装置6を稼働させるために
は、作業者が第1、第2、第3筐体8、9、10それぞ
れの選択スイッチで遠隔操作モニタ22の遠隔操作モー
ドを選択して遠隔操作モニタ22を作動させると、図7
に示すように遠隔操作モニタ22では第1筐体8の選択
スイッチで遠隔操作モードが選択されたか否かを判断し
(ステップS1)、遠隔操作モードが選択されている
と、ガスボンベ1に電気的あるいは機械的な異常がある
か否かを判断する(ステップS2)。異常がなければ第
2筐体9の遠隔操作モードが選択されているか否かを判
断した後(ステップS3)、集合バルブ3に異常がある
か否かを判断する(ステップS4)。集合バルブ3に異
常がなければ第3筐体の遠隔操作モードが選択されてい
るか否かを判断した後(ステップS5)、遮断バルブ5
に異常があるか否かを判断する(ステップS6)。異常
がなければ処理装置6がREADY状態であるか否かを判断
した後(ステップS7)、処理装置6のガス供給ライン
のガス検知器17でガス漏洩が検出されたか否かを判断
し(ステップS8)、ガス漏洩が無ければ遠隔操作モニ
タ22の表示画面に遠隔操作画面22A(図4参照)が
表示され(ステップS9)、ガス供給ラインの遠隔操作
が可能になる。
【0027】ステップ8においてガス漏洩を検出した場
合には遠隔操作モニタ22による入力を禁止した後(ス
テップS10)、ガス漏洩に関連するバルブを自動的に
閉じ(ステップS11)、ガス漏洩箇所をオーバービュ
ー警報監視画面22Cへ表示し(ステップS12)、処
理装置6を稼働する前にガス漏洩を検出することができ
る。また、ステップS1において選択スイッチが遠隔操
作モードになっていなければマニュアル操作モードが選
択されている旨を遠隔操作モニタ22の表示画面に表示
する(ステップS13)。更に、ステップS2、S4、
S6において異常があると判断した場合、あるいはステ
ップS3、S5、S7において遠隔操作モードが選択さ
れていないと判断した場合には「異常あり」あるいは
「遠隔操作不可能」と表示画面に表示する(ステップS
14)。
【0028】遠隔操作可能な状態で、作業者が遠隔操作
画面22A上でIDデータやパスワード等のデータを入
力し、操作領域の開始キーを操作すると、遠隔操作画面
22Aから装置別状態監視画面22Bへ切り替わる。こ
の装置別状態監視画面22B上で処理装置6で使用する
処理用ガスやキャリアガス等のガス種(画面では「C/
C」で表示されている)を入力すると、そのガス供給ラ
インにおけるシリンダ1のエアバルブ1A、集合バルブ
3の分配用エアバルブ3Aがそれぞれ開き、処理装置6
へ処理用ガスやキャリアガス等を供給する。これにより
処理装置6では半導体ウエハに対して所定の処理を施
す。
【0029】この際、窒素ガスの供給源から配管14及
び連通管13を介して第1、第2外管11、12内の隙
間δ1、δ2へ窒素ガスが流入する。窒素ガスは第2筐体
9側から第1、第3筐体8、10に向かって隙間δ1
δ2に沿って流れ、各筐体8、10内へ流出し、それぞ
れの内部に充満した後排気管15、16から排気され
る。万一、半導体ウエハの処理中に第1配管2あるいは
第2配管4の溶接継ぎ目等から処理用ガスが漏れた場合
には、漏れた処理用ガスは第1、第2外管11、12内
の隙間δ1、δ2を流れる窒素ガスをキャリアガスとして
第1筐体8または第3筐体10内へ流入する。第1筐体
8内または第3筐体10内には処理用ガスを検出するガ
ス検知器17が設置されているため、それぞれのガス検
知器17で処理用ガスを検出し、第1配管2または第2
配管4におけるガス漏れを警報装置を介してオペレータ
に知らせる。また、第2筐体9内の集合バルブ3の周辺
でガス漏れがあった場合にはその内部に設置されたガス
検知器17により処理用ガスを検出し、第2筐体9内で
のガス漏れを警報装置を介してオペレータに知らせる。
【0030】しかも、遠隔操作モニタ22の表示画面に
オーバービュー警報監視画面22を表示することでガス
漏洩に関連するガス検出マークが点滅し、瞬時にしてガ
ス漏洩場所を知ることができる。更に、ガス漏洩が検出
されると、遠隔操作画面22A等の画面での入力操作が
禁止されると共に、漏洩場所に関連するバルブ1A、
3、5を自動的に閉じる。
【0031】従って、オペレータは第1配管2、第2配
管4、第2筐体9のいずれかでのガス漏れを速やかに知
ることができ、ガス漏れに該当する配管を迅速に特定す
ることができ、ガス漏洩に関連するバルブが自動的に閉
じ、ガス供給が停止する。従って、その後には特定され
た配管系の修復や不良部品等を速やかに交換することが
できる。第1配管2あるいは第2配管4を交換する場合
には、集合バルブ3に付帯するエアバルブ19を開き、
除害装置18を介して配管内の処理用ガスを無害化して
パージする。
【0032】処理用ガスが六フッ化タングステン等のよ
うに常温では液体で蒸気圧が低い処理用ガスの場合に
は、窒素ガスを予め加熱し、加熱された窒素ガスを第
1、第2外管11、12の隙間δ1、δ2へ供給すると共
に各配管11、12を加熱用テープ11A、12Aによ
って加熱し、窒素ガスを介して第1、第2配管2、4を
加熱して各配管2、4内での処理用ガスの再液化を防止
し、安定したガスの供給を行う。このように窒素ガスを
介して加熱することで各配管2、4をムラなく加熱して
局所的に再液化してしまうポイントを低減することがで
きる。
【0033】以上説明したように本実施形態によれば、
シリンダ1、集合バルブ3及び遮断バルブ5をそれぞれ
第1、第2、第3筐体8、9、10内に収納し、また、
第1筐体8と第2筐体9を互いに第1外管11で接続す
ると共に第1外管11と第1配管2との間に隙間δ1
介在する二重管構造として形成し、第2筐体9と第3筐
体10を互いに第2外管12で接続すると共に第2外管
12と第2配管4との間に隙間δ2が介在する二重管構
造として形成し、更に、第2筐体9側から第1、第3筐
体8、10内へ二重管構造の隙間δ1、δ2を介して窒素
ガスを供給し、第1、第3筐体8、10内のガス検知器
17、17で処理用ガスを検出するようにしたため、例
えば第1配管2で処理用ガスのガス漏れがあれば、その
処理用ガスは第2筐体9から第1筐体8へ流れる窒素ガ
スに伴って第1筐体8内へ流入し、その内部に設置され
たガス検知器17で処理用ガスを検出し、ガス漏れ箇所
が第1配管2であることを速やかに特定することがで
き、その配管2を迅速に交換することができ、ひいては
処理装置6の停止時間を格段に短縮することができる。
【0034】また、本実施形態によれば、第1、第2外
管11、12に対して加熱用テープ11A、12Aを巻
き付けたため、その内部を流れる窒素ガスを加熱するこ
とができ、処理用ガスが低蒸気圧性のガスであっても第
1、第2配管2、4内での再液化を防止し、処置装置6
へ処理用ガスの供給を安定化することができる。
【0035】また、第2筐体9内に除害装置18を設け
ると共にこの除害装置18と第2配管4を接続したた
め、第1、第2、第3配管2、4、7のいずれを交換す
る場合であっても、その内部の処理用ガスを除害装置1
8からパージすることにより、処理用ガスを無害化する
ことができ、交換作業の安全を確保することができる。
【0036】また、本実施形態によれば、シリンダ1の
バルブ1A、集合バルブ3及び遮断バルブ5それぞれの
遠隔操作を行う遠隔操作モニタ22を設け、この遠隔操
作モニタ22を介して上記各バルブ1A、3、5を遠隔
操作するようにしたため、処理用ガスが危険性のあるガ
スであっても従来のように作業者が各バルブ1A、3、
5を直接開閉操作する必要がなく、各バルブ1A、3、
5から離れた場所で遠隔操作することができ、常に作業
者の安全を確保することができる。
【0037】しかも、各ガス検知器17を介して二重配
管(第1配管2と第1外管11、第2配管4と第2外管
12)でのガス漏洩を監視する遠隔操作モニタ22を設
け、この遠隔操作モニタ22を介して各ガス検知器17
を監視するようにしたため、処理用ガスのガス漏洩が判
った時には、オーバービュー警報監視画面22Cによっ
てガス漏洩場所を瞬時にして知ることができ、緊急時の
対応を迅速化することができる。
【0038】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、必要に応じて適宜設計変更を加えるこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項3に記載の発
明によれば、ガス漏れ箇所を迅速に特定し、配管の修
繕、交換作業を迅速に行うことができ、処理装置の停止
時間を格段に短縮することができるガス供給システムを
提供することができる。
【0040】また、本発明の請求項4〜請求項6に記載
の発明によれば、ガス供給ラインのバルブを遠隔操作で
きると共にガス漏洩箇所を瞬時に知ることができ、安全
性に優れたガス供給システムを併せて提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス供給システムの一実施形態を示す
概念図である。
【図2】図1に示すガス供給システムをクリーンルーム
に設けた例を示す概念図である。
【図3】図1に示すガス供給システムの遠隔操作モニタ
に関連するブロック図である。
【図4】図3に示す遠隔操作モニタの表示画面を示す図
である。
【図5】図3に示す遠隔操作モニタの表示画面を示す図
である。
【図6】本発明のガス供給システムの他の実施形態を示
す概念図である。
【図7】遠隔操作モニタが作動する時のフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
1 シリンダ(ガス供給源) 2 第1配管 3 集合バルブ 4 第2配管 5 遮断バルブ 6 処理装置 8 第1筐体 9 第2筐体 10 第3筐体 11 第1外管 11A 加熱テープ 12 第2外管 12A 加熱テープ 13 連通管 14 配管(不活性ガス供給用) 17 ガス検知器 18 除害装置 22 遠隔操作モニタ(遠隔操作装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新屋 浩 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番 東京エ レクトロン九州株式会社内 (72)発明者 若林 剛 東京都港区赤坂五丁目3番6号 東京エレ クトロン株式会社内 (72)発明者 小松 晴彦 東京都府中市住吉町2丁目30番7号 東京 エレクトロンロジスティクス株式会社内 (72)発明者 渡辺 伸一 東京都府中市住吉町2丁目30番7号 東京 エレクトロンロジスティクス株式会社内 (72)発明者 村田 興平 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 長谷部 貴司 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 山元 弘親 兵庫県加古郡播磨町新島16番 Fターム(参考) 2G067 AA11 BB37 CC04 3J071 AA02 BB11 BB14 CC06 DD22 EE06 EE28 EE38 FF11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理用ガスを供給するガス供給源と、こ
    のガス供給源と第1配管を介して接続された集合バルブ
    と、この集合バルブの下流側で第2配管を介して接続さ
    れた遮断バルブとを備え、上記集合バルブ及び遮断バル
    ブを介して上記ガス供給源から処理装置へ処理用ガスを
    供給するガス供給システムであって、上記ガス供給源、
    集合バルブ及び遮断バルブをそれぞれ収納する第1、第
    2、第3筐体と、第1筐体と第2筐体を互いに接続する
    と共に第1配管との間に第1隙間を介在させて二重管構
    造を形成する第1外管と、第2筐体と第3筐体を互いに
    接続すると共に第2配管との間に第2隙間を介在させて
    二重管構造を形成する第2外管と、第2筐体側から第
    1、第3筐体内へ第1、第2隙間を介して不活性ガスを
    供給する不活性ガス供給源と、少なくとも第1、第3筐
    体内に設けられて上記処理用ガスを検出するガス検知器
    とを備えたこと特徴とするガス供給システム。
  2. 【請求項2】 第1、第2外管に対して加熱用テープを
    巻き付けたことを特徴とする請求項1に記載のガス供給
    システム。
  3. 【請求項3】 第2筐体内に除害装置を設けると共にこ
    の除害装置と上記集合バルブを接続したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のガス供給システム。
  4. 【請求項4】 第1筐体内に収納されて処理用ガスを供
    給するガス供給源と、このガス供給源と第1配管を介し
    て接続され且つ第2筐体内に収納された集合バルブと、
    この集合バルブの下流側で第2配管を介して接続され第
    3筐体内に収納された遮断バルブとを備えたガス供給シ
    ステムであって、上記各ガス供給源のバルブ、集合バル
    ブ及び遮断バルブそれぞれの遠隔操作を行う遠隔操作装
    置を設け、上記遠隔操作装置を介して上記各バルブをそ
    れぞれ開閉操作することを特徴とするガス供給システ
    ム。
  5. 【請求項5】 第1筐体内に収納されて処理用ガスを供
    給するガス供給源と、このガス供給源と第1配管を介し
    て接続され且つ第2筐体内に収納された集合バルブと、
    この集合バルブの下流側で第2配管を介して接続され第
    3筐体内に収納された遮断バルブと、上記第1配管とで
    二重配管を形成し且つ第1筐体と第2筐体を連結する第
    1外管と、上記第2配管とで二重配管を形成し且つ第2
    筐体と第3筐体を連結する第2外管と、上記各筐体内に
    それぞれ配設されたガス検知器とを備えたガス供給シス
    テムであって、上記各ガス検知器を介して上記二重配管
    でのガス漏洩を監視する監視装置を設け、上記監視装置
    を介して上記各ガス検知器を監視することを特徴とする
    ガス供給システム。
  6. 【請求項6】 第1筐体内に収納されて処理用ガスを供
    給するガス供給源と、このガス供給源と第1配管を介し
    て接続され且つ第2筐体内に収納された集合バルブと、
    この集合バルブの下流側で第2配管を介して接続され第
    3筐体内に収納された遮断バルブと、第1配管とで二重
    配管を形成し且つ第1筐体と第2筐体を連結する第1外
    管と、第2配管とで二重配管を形成し且つ第2筐体と第
    3筐体を連結する第2外管と、上記各筐体内にそれぞれ
    配設されたガス検知器とを備えたガス供給システムであ
    って、上記各ガス供給源のバルブ、集合バルブ及び遮断
    バルブそれぞれの遠隔操作を行うと共に上記各ガス検知
    器を介して上記二重配管でのガス漏洩を監視する遠隔操
    作装置を設け、上記ガス検知器のガス検出に基づいて上
    記遠隔操作装置が作動してガス漏洩箇所に関連する上記
    各バルブを自動的に閉じることを特徴とするガス供給シ
    ステム。
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