JPH11293486A - マイクロ構造体の作製方法 - Google Patents

マイクロ構造体の作製方法

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JPH11293486A
JPH11293486A JP10629598A JP10629598A JPH11293486A JP H11293486 A JPH11293486 A JP H11293486A JP 10629598 A JP10629598 A JP 10629598A JP 10629598 A JP10629598 A JP 10629598A JP H11293486 A JPH11293486 A JP H11293486A
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JP10629598A
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Takayuki Yagi
隆行 八木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的特性のばらつきが小さく、かつ、機械
的強度の経時劣化を抑制する。 【解決手段】 表面に電極12を形成した基板11上に
スペーサ層13を形成し、さらにその上に潜像層18を
形成する。次いで、潜像層18に隣接する位置において
スペーサ層13に開口部15を形成し、電極12を露出
させる。その後、電極12を陰極として電気メッキを行
い、開口部15内および潜像層18上にメッキ層17を
形成する。最後にスペーサ層13を除去し、基板11上
に支持柱10bを介して支持されたカンチレバー10a
が作製される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロメカニク
スを用いて作製するマイクロ構造体の製造方法、特に電
気メッキを用いたマイクロ構造体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型の可動機構を有する微小機械
がマイクロメカニクス技術により検討されている。特
に、半導体集積回路形成技術(半導体フォトリソグラフ
ィプロセス)を用いて形成するマイクロ構造体は、基板
上に小型で作製再現性の高い複数の微小な機械部品を作
製することが可能である。このため、アレイ化、低コス
ト化が比較的容易となり、かつ小型化により従来の機械
式構造体に比べて高速応答性が期待できる。
【0003】半導体フォトリソグラフィプロセスを用い
るマイクロメカニクス技術の中で、犠牲層を用いる表面
マイクロマシーニング(Surface Micro-Machining)
は、マイクロカンチレバー、リニアアクチュエータ等の
マイクロ構造体を基板上に容易に作製することが可能な
方法であり、このプロセスを用いた様々なデバイス開発
がなされている。
【0004】犠牲層を用いる表面マイクロマシーニング
の典型的な方法としては以下の2つの方法がある。
【0005】表面マイクロマシーニングの第1の方法と
しては、シリコン基板上の二酸化シリコン膜を介して薄
膜形成された、マイクロ構造体となるポリシリコン膜あ
るいはSOI(Si on Insulator)膜等を、所望の形状
にパターニングした後にフッ酸水溶液にて二酸化シリコ
ン酸化膜を除去する方法であり、リニアアクチュエータ
(D. Kobayashi et al., “An Integrated Lateral Tun
neling Unit”, Proceedings of IEEE Micro Electro M
echanical Systems Workshop 1992, pp214-219)等を作
製することが可能である。この方法では、マイクロ構造
体を作製する際に用いる犠牲層は全ての構造体に共通の
単一層となっている。
【0006】図5に、この方法によるマイクロ構造体の
作製工程の概略を示す。まず、基板512上に、犠牲層
となる二酸化シリコン膜511、構造体層となるポリシ
リコン膜513、ニッケルマスク層514を順次形成す
る(図5(a))。次いで、ニッケルマスク層514を
パターニングして、これをマスクとしてポリシリコン膜
513をエッチングし、ポリシリコン膜513からなる
マイクロ構造体A,B,Cを形成する(図5(b))。
その後、ニッケルマスク層514を除去してポリシリコ
ン膜513を露出させ(図5(c))、次に二酸化シリ
コン膜511をフッ酸水溶液にてエッチングする。これ
により、図5(d)に示すように、中央のマイクロ構造
体Bの下方には空隙が形成される。また、両側のマイク
ロ構造体A,Cは、これらを支持する二酸化シリコン膜
511がサイドエッチングされてカンチレバー形状とな
る。最後に、各構造体A,B,Cの表面にCrとAuを
順次積層した金属膜515を蒸着し、電気的導電性を有
するマイクロ構造体A,B,Cが作製される(図5
(e))。
【0007】表面マイクロマシーニングの第2の方法と
しては、所望のパターンに成形された犠牲層上に、薄膜
作製方法によりマイクロ構造体を形成する方法である。
この方法を用いて、ワブルマイクロモーター(M. Mehre
gany et al., "Operation ofmicrofabricated harmonic
and ordinary side-drive motors", Proceedings IEEE
Micro Electro Mechanical Systems Workshop 1990, p
p1-8)、やカンチレバー(L. C. Kong et al., Integra
ted electrostatically resonant scan tipfor an atom
ic force microscope" J. Vac. Sci. Technol. B11(3),
p634, 1993)等が作製可能である。
【0008】図6に、この方法で作製されるカンチレバ
ーの作製工程を示す。まず、パッシベーション層614
が形成されたシリコン基板612上に犠牲層611を成
膜した後に、半導体フォトリソグラフィ技術およびエッ
チングを用いて犠牲層611をパターニングする(図6
(a))。次いで、この基板612上に、マイクロ構造
体となる構造体層613を成膜し(図6(b))、半導
体フォトリソグラフィ技術およびエッチングを用いて構
造体層613を所望の形状にパターニングする(図6
(c))。次に、犠牲層611のみを除去可能なエッチ
ャントによりエッチングし、図6(d)に示すようなカ
ンチレバー612を形成する。さらに、この方法によ
り、犠牲層および構造体層を複数形成して、より複雑な
構造体を形成することが可能である(L. Y. Lin et a
l., "Micromachined Integrated Opticsfor Free-Space
Interconnections", Proceedings IEEE Micro Electro
Mechanical Systems Workshop 1995, pp77-82)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマイクロ構造体の作製方法では、以下に示すよ
うな問題点があった。
【0010】まず、図5に示した第1の方法では、両側
のマイクロ構造体A,Cの長さは、二酸化シリコン膜5
11のエッチング条件に依存し、エッチング液の濃度、
温度、攪拌等の変動により、ばらつく事となる。マイク
ロ構造体の長さのばらつきは、それと接続するカンチレ
バーや梁等のばね定数、共振周波数等の機械的特性のば
らつきとなるために、この方法では、マイクロ構造体の
作製再現性が低下する。
【0011】一方、一般にカンチレバーが外力により変
位する場合、応力はカンチレバーの根元に集中する。図
6に示した方法により作製したカンチレバー621で
は、屈曲部622に応力が集中する。このような屈曲部
の基板下面側は応力集中部Dとなり、過度の歪みが加わ
るために、機械的強度の経時劣化が現れやすく、機械的
金属疲労による破壊が起こり易くなる。
【0012】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みなされたものであり、その目的は、(1)機械的特
性のばらつきが小さく、かつ、(2)屈曲部での応力集
中による機械的強度の経時劣化が抑制される、マイクロ
構造体の作製方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のマイクロ構造体の作製方法は、基板上に、支持
部と、該支持部に前記基板と間隔をおいて支持される板
状部とを有する構造体を形成するマイクロ構造体の作製
方法であって、表面に電極層が形成された基板上に絶縁
材料からなるスペーサ層を形成する工程と、前記スペー
サ層上の、作製すべき構造体の板状部が形成される部位
に導電性材料からなる潜像層を形成する工程と、前記ス
ペーサ層の、作製すべき構造体の支持部が形成される部
位に、前記電極層の一部を露出させた開口部を設ける工
程と、前記電極層を陰極として電気メッキを行い、前記
開口部内および前記潜像層上にメッキ膜よりなる構造体
層を形成する工程と、前記スペーサ層を除去する工程と
を有する。
【0014】上記のとおりの本発明では、電極上および
潜像層上にメッキ膜を析出成長させ、支持部と板状部と
を有する構造体をメッキにより形成している。ここで、
マイクロ構造体の板状部は、潜像層上でのメッキ膜の析
出および成長によって形成され、さらに、メッキ膜から
なる構造体層の形成後、スペーサ層は全て除去されるの
で、板状部の大きさは潜像層の大きさで決定される。し
たがって、従来のように板状部となる部材の下方の構造
層をエッチングにより除去して板状部を形成するのとは
異なり、板状部の長さがエッチング条件によってばらつ
くことはない。また、マイクロ構造体の支持部は、スペ
ーサ層に設ける開口部内に析出、成長したメッキ膜で形
成されるので、支持部の大きさは、板状部の厚みとは無
関係に設定することができる。その結果、開口部の大き
さを、作製される構造体の板状部の厚みと比べて大きく
すれば、板状部の根元に加わる応力集中が緩和される。
本発明で得られる最も単純な構造としては、支持部によ
って基板上に支持されたカンチレバーが挙げられる。
【0015】また、潜像層の上の一部位に第2のスペー
サ層を形成する工程を追加し、構造体層を形成する際
に、この第2のスペーサ層を取り囲む高さまでメッキ膜
を成長させることで、板状部に開口が設けられたマイク
ロ構造体を作製可能である。この場合、スペーサ層に開
口部を設ける際、潜像層を取り囲む領域に開口部を設け
ることで、天面に開口が設けられた中空のマイクロ構造
体を作製可能である。さらにこの場合、基板の裏面側か
ら基板の一部位を除去し、電極上に形成されたスペーサ
層の一部位を露出させる工程を追加することで、基板の
除去された部位を液体の供給口とし、天面の開口を液体
の噴射口としたノズル構造を作製可能である。
【0016】さらに、潜像層を形成する際、複数の潜像
層を互いに間隔をおいて形成することで、メッキ膜は、
スペーサ層の開口部に近い位置の潜像層から順に析出
し、成長する。これにより、板状部は、その厚みが複数
段階に変化したものとなる。また、作製されるマイクロ
構造体は、板状部の裏面に潜像層が付いたままとなって
いるが、潜像層が不要である場合は、構造体層を形成し
た後に、潜像を除去してもよい。
【0017】上記スペーサ層は、高分子樹脂で形成する
ことができる。この場合には、酸素プラズマによりスペ
ーサ層を除去すれば、スペーサ層を容易に剥離でき、好
ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明のマイクロ構造体の作製方
法の一実施形態を説明するための、マイクロ構造体の断
面を各工程ごとに示した図である。以下、図1を参照し
て、基板11上に支持柱10bで支持されたカンチレバ
ー10aを作製する工程を例に挙げ、本実施形態につい
て説明する。
【0020】まず、表面に電極12を形成した基板11
上に、絶縁材料からなるスペーサ層13を形成する(図
1(a))。次いで、スペーサ層13の表面の所定の領
域に、導電性材料からなる潜像層18を形成し(図1
(b))、さらに、潜像層18に隣接する位置において
スペーサ層13に所定の大きさの開口部15を設け、開
口部15内に電極12を露出させる。潜像層18は、電
極12とは電気的に絶縁されている。この後、電極12
を陰極として電気メッキを行い、開口部15内に露出し
た電極12の表面に金属メッキを析出させる。析出した
金属メッキは、その成長とともに潜像層18に接し、潜
像層18上にも電極12上と同様に金属メッキが析出
し、断面形状が鉤形のメッキ層17が形成される(図1
(d))。最後に、スペーサ層13を除去することによ
り、メッキ層17よりなるカンチレバー10aが作製さ
れる。
【0021】ここで、図5を用いて説明した作製方法と
比較すると、本実施形態ではカンチレバー10aはスペ
ーサ層13の表面の潜像層18の大きさで決定されるの
で、サイドエッチング等により構造体の長さが変化する
ことはない。
【0022】また、図6を用いて説明した作製方法と比
較すると、開口部15の大きさをカンチレバー10aの
膜厚に比べ大きくすることで、図6に示したような屈曲
部が形成されることはなくなり、カンチレバー10aの
根元部の応力集中が緩和される。その結果、カンチレバ
ー10aが外力によって変位したときの、根元部での歪
みが軽減されるので、機械的強度の経時劣化が抑制さ
れ、疲労による破壊も生じにくくなる。
【0023】さらに、従来の方法では、フォトリソグラ
フィプロセスおよびエッチングにより所望のパターンに
成形するのに対して、本発明ではカンチレバー10aは
潜像層18によってメッキ層17の大きさが決定され
る。従来、ウェットエッチングにてパターンを形成して
いた金属薄膜では、膜厚が厚いとサイドエッチング等に
よりパターン形状の精度が出難かったが、同様の金属を
金属メッキにて作製することが可能であれば、パターニ
ングせずに、所望のパターンを有するマイクロ構造体を
得ることが可能となる。
【0024】また、薄膜形成方法にて作製する膜は通
常、粒塊を有しており、図6に示す薄膜形成方法にて作
製する構造体ではスペーサ層の屈曲部にて形成される膜
は粒塊の影響を強く受ける為、その強度は低下する傾向
にある。しかしながら、本発明の作製方法によれば、支
持柱10bとカンチレバー10aが同時にメッキ形成さ
れるために、粒塊の影響が低減される。
【0025】以下に、上述した夫々の層の特徴を述べ
る。
【0026】電極12は、電気メッキの陰極として用い
る。このため、電極表面を導電性にしておく。
【0027】スペーサ層13は、マイクロ構造体となる
構造体層(本実施形態ではメッキ層17)を形成した後
に、最終工程にて除去され、マイクロ構造体と基板11
との間の空隙となる。スペーサ層13としては、マイク
ロ構造体を作製するメッキ浴にて腐蝕せず、電気絶縁性
の高い材料を用いる。また、その材料としては有機高分
子樹脂や、SiO2、TiO2、Al23、MgO等の酸
化物材料、Si34、TiN等の窒化物材料、SiC、
TiC、C等の炭化物材料等を利用することが可能であ
る。スペーサ層13を除去する場合、構造体層を形成す
る材料とのエッチング選択比が十分とれる材料を選ぶ。
有機溶媒で希釈しスピンナー法、ディッピング法、スプ
レー法等により膜形成可能な有機高分子樹脂は、酸素プ
ラズマによるアッシングにて容易に剥離できるため好ま
しい。このような樹脂材料で、ナトリウムイオン等の不
純物の少ないフォトレジストは、スペーサ層13として
特に好ましく、基板11としては、回路を集積化したS
i基板を用いることができる。
【0028】メッキは、電極12と同様に、潜像層18
上で析出成長する。このため、潜像層18の表面を導電
性にしておく。潜像層18は、スペーサ層13を介して
電極12と電気的に絶縁されており、スペーサ層13に
設けた開口部15より析出した金属部分が潜像層18に
接触することにより、電極12と同電位となり潜像層1
8上に電気メッキにより構造体層が形成される。通常、
潜像層18はスペーサ層13上に金属を薄膜形成方法に
より形成し、フォトリソグラフィプロセス、及びエッチ
ングを適用することで所望の形状にパターニングする。
薄膜形成方法としては、従来公知の技術たとえば抵抗加
熱蒸着法やスパッタ法、電子ビーム蒸着法等の薄膜作製
技術を用いることができる。また、潜像層18は、スペ
ーサ層13上に、電気的に絶縁した複数のパターンから
構成されていても良い。
【0029】本発明でいう構造体層は、電気メッキ法を
用いて、電極12及びスペーサ層13上の潜像層18に
メッキ浴中の金属イオンが電気化学反応により析出する
ことにより形成される。本発明のマイクロ構造体は、用
いるメッキ浴によるのもでなく、単塩、複塩、錯塩等の
様々な金属塩により析出した金属をから作製される。主
な、メッキの金属としては単金属では、Ni、Au、P
t、Cr、Cu、Ag、Zn等、合金では、Cu−Z
n、Sn−Co、Ni−Fe、Zn−Ni等があるが、
他にも電気メッキが可能な材料であれば用いることは可
能である。また、メッキ浴にAl23、TiO2、PT
FE等の分散粒子を付加することによる分散メッキも、
構造体層として利用できる。
【0030】
【実施例】以下に、本発明のマイクロ構造体の作製方法
の具体的な実施例について説明する。
【0031】(第1実施例)第1実施例について、図1
を参照して説明する。
【0032】基板11として、シリコンウエハを用い
る。この基板11に、電子ビーム蒸着法により、Crを
膜厚50nmで成膜し、さらに続けて同一真空中でAu
を膜厚100nmで成膜し、電極12を形成した。この
電極12を形成した基板11上に全芳香族ポリアミド酸
溶液をスピン塗布し、熱処理を行いポリイミド薄膜から
なるスペーサ層13を形成した(図1(a))。
【0033】続いて、電極12を形成したと同様の方法
により、スペーサ層13上にCrおよびAuを成膜し、
該CrとAuをフォトリソグラフィプロセスおよびエッ
チングによりパターニングし、潜像層18を形成した
(図1(b))。Auは沃素と沃化カリウムの混合水溶
液により、Crは硝酸二アンモニウムセリウム(IV)
と過塩素酸との混合水溶液により夫々エッチングした。
【0034】次に、フォトリソグラフィプロセスと酸素
による反応性イオンエッチングによりスペーサ層13の
一部を除去し、潜像層18の近傍に開口部15を設け、
スペーサ層13の下部の電極12の一部を露出させた
(図1(c))。
【0035】この後、電極12を陰極として、硫酸ニッ
ケルと塩化ニッケルとほう酸よりなるNiメッキ浴を用
いて、浴温が50℃、陰極電流密度5A/dm2でNi
メッキを行った。Niメッキは、まず、開口部15から
析出、成長し、該Niメッキが潜像層18に到達すると
潜像層18上にもメッキが開始され、図1(d)に示す
ように、メッキ層17が形成される。
【0036】最後に、スペーサ層13をECRを用いた
酸素プラズマによるエッチングにて除去し、図1(e)
に示すように、支持柱10bに支持されたカンチレバー
10aを作製することができた。
【0037】(第2実施例)本発明の第2実施例につい
て、図2および図3を参照して、マイクロ構造体とし
て、液供給口20cと流路20aとオリフィス20bか
らなるノズルを作製する場合を例に挙げて説明する。
【0038】基板21として、結晶方位面が(100)
のn型シリコンウエハを用いる。基板21を、酸化ガス
を用いた熱酸化により酸化させ、基板21の両面に膜厚
1μmの二酸化シリコン(SiO2)膜26a,26b
を形成する。次いで、基板21の裏面側の二酸化シリコ
ン膜26bの一部を除去し基板21を露出させ、エッチ
ング用の窓29を設けた。一方、基板21の表面側の二
酸化シリコン膜26a上に、スパッタリング法により、
Tiを膜厚10nmで成膜し、続けて同一真空中でPt
を膜厚100nmで成膜し、電極22を形成した。この
電極22を形成した基板21上にHechst社製半導
体用フォトレジストAZ4620をスピン塗布し、第1
スペーサ層23を形成した。続いて、電子ビーム蒸着法
によりCrを膜厚10nmで成膜し、続けて同一真空中
にてAuを膜厚100nmで成膜し、該CrとAuをフ
ォトリソグラフィプロセスおよびエッチングによりパタ
ーニングし、基板21の中層の領域に潜像層28を形成
した(図2(a))。Auは沃素と沃化カリウムの混合
水溶液により、Crは硝酸二アンモニウムセリウム(I
V)と過塩素酸との混合水溶液により夫々エッチングし
た。
【0039】次に、潜像層28をエッチング用マスクと
して、第1スペーサ層23を、酸素による反応性イオン
エッチングによりパターニングし、電極22の一部を露
出させた開口部25を形成した(図2(b))。
【0040】次に、第1スペーサ層23を形成するのと
同様の工程により、フォトレジストAZ4620をスピ
ン塗布し、フォトリソグラフィプロセスにより露光およ
び現像し、潜像層28上に第2スペーサ層24を形成し
た。第2スペーサ層24は、潜像層28の一部を覆って
いる(図2(c))。
【0041】この後、電極22を陰極として、硫酸ニッ
ケルと塩化ニッケルとほう酸よりなるNiメッキ浴を用
いて、浴温が50℃、陰極電流密度5A/dm2でNi
メッキを行った。Niメッキは、まず、開口部25から
析出、成長し、該Niメッキが潜像層28に到達すると
潜像層28上にも、第2スペーサ層24を取り囲むよう
にメッキが析出、成長し、メッキ層17が形成される
(図2(d))。
【0042】ここで、注目すべきは、基板21上に設け
た第1および第2スペーサ層23,24の凹凸を解消す
るようにメッキが成長し、メッキ層27の表面は略平坦
となる点である。メッキ層27の表面は、最終的には後
述するようにノズル20bの開口面となる。このよう
に、ノズル20bの開口面を平坦にできることで、この
面に対する撥水処理等の表面加工が容易になる。
【0043】次に、基板21の裏面側を、濃度22%の
TMAH(Tetramethlammoniumhydroxide)水溶液にて
液温度80℃で、窓29より結晶軸異方性エッチング
し、基板21に(111)の結晶面からなる面で囲まれ
た凹部21aを形成した(図3(e))。なお、基板2
1に設けた凹部21aは、最終工程にてノズルの液供給
口20cとなる。
【0044】さらに、基板21の裏面側から二酸化シリ
コン膜26bおよびと電極22の、凹部21aから露出
している部位をエッチングし、第1スペーサ層23の一
部を露出させた(図3(f))。二酸化シリコン膜26
bはBHF(バッファードフッ酸)にて、Ti及びPt
はArによるミーリングにて除去した。
【0045】この後、第1および第2スペーサ層23,
24をアセトンによりエッチング除去し、潜像層28に
ついては、Auを沃素と沃化カリウムの混合水溶液によ
り、Crを硝酸二アンモニウムセリウム(IV)と過塩
素酸との混合水溶液によりエッチング除去した。この結
果、図3(g)に示すように、液供給口20cと流路2
0aとオリフィス20bとを有し、液供給口20cから
供給される液体を、流路20aを介してオリフィス20
bから噴射させるノズルを形成することができた。流路
20aの形状は第1スペーサ層23のパターン形状で、
そしてオリフィス20bの形状は第2スペーサ層24の
パターン形状でそれぞれ決定される。
【0046】(第3実施例)第3実施例として、本発明
のマイクロ構造体の作製方法を用いて2つの異なる膜厚
で構成されたカンチレバーを作製した。以下に、図4を
参照して本発明の第3実施例について説明する。
【0047】基板31として、ガラス基板を用いる。こ
の基板31に、電子ビーム蒸着方法により、Crを膜厚
50nmで成膜し、続けて同一真空中でAuを膜厚10
0nmで成膜し、電極32を形成した。この電極32を
形成した基板31上に、全芳香族ポリアミド酸溶液をス
ピン塗布し、熱処理を行いポリイミド薄膜からなるスペ
ーサ層33を形成した。続いて、電極32を形成したと
同様の方法によりCrおよびAuの膜を成膜し、該Cr
とAuをフォトリソグラフィプロセスおよびエッチング
によりパターニングし、作製すべきカンチレバー30a
の長手方向に沿って配置された第1潜像層38および第
2潜像層39を形成した(図4(a))。第1潜像層3
8および第2潜像層39のパターニングに際し、Auは
沃素と沃化カリウムの混合水溶液により、Crは硝酸二
アンモニウムセリウム(IV)と過塩素酸との混合水溶
液により夫々エッチングした。
【0048】次に、スペーサ層33を、フォトリソグラ
フィプロセスと酸素による反応性イオンエツチングによ
り、第1潜像層38の近傍に開口部35を設け、スペー
サ層38の下部の電極32の一部を露出させた(図4
(b))。
【0049】この後、電極32を陰極として、硫酸ニッ
ケルと塩化ニッケルとほう酸よりなるNiメッキ浴を用
いて、浴温が50℃、陰極電流密度5A/dm2でNi
メッキを行った。Niメッキは、まず、開口部35から
析出し、開口部35がメッキされた後、スペーサ層33
の表面に横方向に広がりつつ成長し、Niメッキが第1
潜像層38に到達すると第1潜像層38上にもメッキが
開始されメッキ層37が形成される(図4(c))。さ
らにメッキを続けることにより、メッキは基板31の厚
み方向に成長すると共に、スペーサ層33の面内方向に
も広がり、Niメッキが第2潜像層39に到達すると第
2潜像層39上にもメッキ層が形成される(図4
(d))。
【0050】最後に、スペーサ層33をECRを用いた
酸素プラズマによるエッチングにて除去し、基板31上
に支持柱30bを介して支持された、途中から厚みが薄
くなったカンチレバー30aを作製することができた。
【0051】第3実施例では、2つの潜像層を用いて、
2つの異なる膜厚で構成されたカンチレバーを作製した
が、潜像層を増やすことにより、さらに多段の膜厚から
なるマイクロ構造体を形成できることは言うまでもな
い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
イクロ構造体の板状部の大きさはスペーサ層上に形成さ
れる潜像層で決定されるので、板状部の大きさのばらつ
きを抑えることができる。また、マイクロ構造体の支持
部はスペーサ層に形成される開口部に形成されるので、
開口部の大きさを適宜設定すれば、マイクロ構造体の板
状部の根元に加わる応力集中を緩和することができる。
【0053】また、潜像層を形成する際に、複数の潜像
層を互いに間隔をおいて形成することで、板状部の厚み
を段階的に変化させることができる。
【0054】本発明の作製方法を応用すれば、カンチレ
バーやノズル体など、種々のマイクロ構造体を作製する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロ構造体の作製方法の一実施形
態を説明するための、マイクロ構造体の断面を各工程ご
とに示した図である。
【図2】本発明のマクロ構造体の作製方法によりノズル
を作製する場合の工程を説明するための図である。
【図3】本発明のマイクロ構造体の作製方法によりノズ
ルを作製する場合の工程を説明するための図である。
【図4】本発明のマイクロ構造体の作製方法により、厚
みが段階的に変化するカンチレバーを作製する場合の工
程を説明するための図である。
【図5】従来のマイクロ構造体の作製工程の一例を説明
するための図である。
【図6】従来のマイクロ構造体の作製工程の他の例を説
明するための図である。
【符号の説明】
10a,30a カンチレバー 10b,30b 支持柱 11,21,31 基板 12,22,32 電極 13,33 スペーサ層 15,25,35 開口部 17,27,37 メッキ層 18,28 潜像層 20a 流路 20b オリフィス 20c 液供給口 21a 凹部 23 第1スペーサ層 24 第2スペーサ層 26a,26b 二酸化シリコン膜 29 窓 38 第1潜像層 39 第2潜像層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、支持部と、該支持部に前記基
    板と間隔をおいて支持される板状部とを有する構造体を
    形成するマイクロ構造体の作製方法であって、 表面に電極層が形成された基板上に絶縁材料からなるス
    ペーサ層を形成する工程と、 前記スペーサ層上の、作製すべき構造体の板状部が形成
    される部位に導電性材料からなる潜像層を形成する工程
    と、 前記スペーサ層の、作製すべき構造体の支持部が形成さ
    れる部位に、前記電極層の一部を露出させた開口部を設
    ける工程と、 前記電極層を陰極として電気メッキを行い、前記開口部
    内および前記潜像層上にメッキ膜よりなる構造体層を形
    成する工程と、 前記スペーサ層を除去する工程とを有する、マイクロ構
    造体の作製方法。
  2. 【請求項2】 前記潜像層の上の一部位に、第2のスペ
    ーサ層を形成する工程をさらに有し、前記構造体層を形
    成する工程では、前記第2のスペーサを取り囲む高さま
    で前記メッキ膜を成長させる請求項1に記載のマイクロ
    構造体の作製方法。
  3. 【請求項3】 前記潜像層を取り囲む領域に前記開口部
    を設ける請求項2に記載のマイクロ構造体の作製方法。
  4. 【請求項4】 前記基板の裏面側から前記基板の一部位
    を除去し、前記電極上に形成されたスペーサ層の一部位
    を露出させる工程をさらに有する請求項3に記載のマイ
    クロ構造体の作製方法。
  5. 【請求項5】 前記潜像層を、互いに間隔をおいて複数
    形成する請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマイ
    クロ構造体の作製方法。
  6. 【請求項6】 前記構造体層を形成した後、前記潜像層
    を除去する工程を有する請求項1ないし5のいずれか1
    項に記載のマイクロ構造体の作製方法。
  7. 【請求項7】 前記スペーサ層が高分子樹脂よりなる請
    求項1ないし6のいずれか1項に記載のマイクロ構造体
    の作製方法。
  8. 【請求項8】 前記スペーサ層の除去を酸素プラズマに
    より行う請求項7に記載のマイクロ構造体の作製方法。
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