JPH11293167A - 耐水性インク組成物 - Google Patents

耐水性インク組成物

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JPH11293167A
JPH11293167A JP10841598A JP10841598A JPH11293167A JP H11293167 A JPH11293167 A JP H11293167A JP 10841598 A JP10841598 A JP 10841598A JP 10841598 A JP10841598 A JP 10841598A JP H11293167 A JPH11293167 A JP H11293167A
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och
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和之 松村
Masanao Kamei
正直 亀井
Masaaki Yamatani
正明 山谷
Akira Yamamoto
昭 山本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 (I)水溶性染料化合物及び/又は有機
顔料化合物10重量部、 (II) YR1 m SiR2 3-m (R1 はC1〜8非置換又は窒素原子を含有しない置換
の一価炭化水素基、R2 はC1〜4アルコキシ基又はア
シロキシ基、Yは3級アミノ基含有有機基であり、mは
0又は1)で表される3級アミノ基含有有機基を含有す
る加水分解性シラン(A)又はその部分加水分解物10
0重量部と R3 n SiR4 4-n (R3 はC1〜8非置換又は3級アミノ基を含有しない
置換の一価炭化水素基、R4 はC1〜4アルコキシ基又
はアシロキシ基、nは0、1又は2)で表される加水分
解性シラン(B)又はその部分加水分解物5〜200重
量部とを加水分解することによって得られる有機ケイ素
化合物 2〜6重量部、 及び(III)水30〜10,000重量部を含有する耐水
性インク組成物。 【効果】 印字画像の耐水性に優れ、保存安定性、イン
ク吐出安定性も高く更には印字画像の発色性、色調安定
性にも優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インクを用い
た記録方法、特にインクジェット記録方法に好適に用い
ることができるインク組成物であって、被記録材に印字
乾燥後、水や汚水に晒されても印字画像が全く乱れるこ
とがなく、保存安定性、インク吐出安定性、発色性、耐
水性に優れた耐水性インク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、インクジェット記録方法としては種々のインク(記
録液)吐出方式が採用されており、例えば、静電気吸引
方式、圧電素子を用いてインクに機械的振動又は変異を
与える方式、インクを加熱発泡させてその圧力を利用す
る方式等により、インクの小滴を発生させ、それらの一
部又は全部を紙等の被記録材に付着させる記録方法が知
られている。これらは騒音の発生が少なく、高速印字や
多色印字が可能であることから、優れた記録方法として
一般に採用されている。ところで、一般にインクジェッ
ト記録方法に使用されるインクとしては、安全性、記録
特性の面から主に水を主成分とするものが使用されてい
るが、ノズルの目詰まり防止及び吐出安定性の向上を図
るために多価アルコールも添加されている。
【0003】しかし、インク記録装置等の性能の向上と
普及を伴い、インク剤に対してもより高い特性の向上が
要求されつつある。その中でも特に要求されている特性
として耐水性がある。最近では一般事務、家庭用として
インクジェットプリンターの普及もめざましいものがあ
るが、このような環境では印刷物が水やコーヒー、ジュ
ースなどの飲料水、汚水などに触れる機会が多くなって
しまうため、耐水性がどうしても必要となる。
【0004】即ち、現在市販されている発色性のよい水
溶性染料系インクには、耐水性が殆どなく、このため水
などに触れると印字画像が色のにじみなどによりおかし
くなる場合が殆どである。これは染料自体が水溶性であ
るということ、また吐出安定性の向上のため添加されて
いる多価アルコールも水溶性であるので、印字画像が水
に触れた場合、それらの成分が水を呼び込み、画像が乱
れてしまうためである。この場合、染料系インクの多価
アルコール成分をなくすことも考えられるが、そうする
と吐出安定性が悪くなる。
【0005】一方、染料自体に反応性を持たせ、基材と
結合させる試みが「色材」67[6](356−361
(1994))に報告されている。これは染料自体にア
ルコキシシリル基を導入し、反応性を持たせたものであ
る。しかし、水溶性染料には、水溶性を発現させるた
め、通常−SO3 Na基、−NH2 基、−CN基などの
極性基が導入されており、これら極性基がアルコキシシ
リル基と反応してしまい、アルコキシシリル基をうまく
導入することは困難であり、しかもこのようなものでは
水溶液中での安定性が悪く、コスト的にも不利であると
いう問題を有している。
【0006】また、「色材」66[9](517−52
2(1993))には、テトラエトキシシラン又はメチ
ルトリエトキシシランに染料を添加し、ゾル液を調製
後、これをガラス基材に処理し、染料を固定化する方法
が提案されているが、このようなゾル液を一般的に塩基
性を示す水性インクに添加すると、添加した途端にゲル
化してしまい、水性インクには使用できないという不都
合がある。
【0007】更に、一般的に耐水性付与添加剤としてよ
く使用されるものにシリコーン化合物があり、これは溶
剤系では優れた耐水性を付与することができるが、水中
で安定なものはあまりなく、あっても弱酸性下でやや安
定性がある程度であり、系がアルカリ性に傾くと安定性
を失ってしまうものが殆どである。水溶性染料は一般的
にアルカリ性を示すものが多々あるので、このような系
には使用できない。又、最近ではこのような染料に耐水
性を持たせるため、水溶性のポリアミン類を用いること
が行なわれているが、ポリアミン類のアミノ基、特に1
級アミノ基あるいは2級アミノ基の反応性、塩基性によ
り、染料中のアゾ基が分解するため色変化が激しく起こ
り色調が変わってしまうという問題点がある。
【0008】また更に、特開平6−279678号公報
には、水系表面処理組成物が提案されている。これはア
ミノトリアルコキシシランとそのアミノ基と反応する有
機化合物を反応させ加水分解させたもの、或いはそれと
テトラアルコキシシランのような有機金属化合物を更に
反応させたものを主成分とする水溶液処理剤である。し
かし、この方法では、水溶性に大きく関与するアミノ基
が有機基と反応しているため主剤の水溶性が乏しい。ま
た、それをカバーするため、その処理液に安定剤として
陰イオン界面活性剤を加えているが、水性インクの添加
剤として使用する場合、このような陰イオン界面活性剤
が入っていると、耐水性が悪化する場合がある。しか
も、この処理液の長期保存安定性はあまりよくなく、か
つアルカリ性領域では不安定であるため、水溶性のイン
ク組成物への添加剤としては有効にキシシリル基を導入
し、反応性を持たせたものである。しかし、水溶性染料
には、水溶性を発現させるため、通常−SO3 Na基、
−NH2 基、−CN基などの極性基が導入されており、
これら極性基がアルコキシシリル基と反応してしまい、
アルコキシシリル基をうまく導入することは困難であ
り、しかもこのようなものでは水溶液中での安定性が悪
く、コスト的にも不利であるという問題を有している。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、水性インク
を用いた記録方法(とりわけインクジェット記録方法)
に好適に用いられるインク組成物であって、そのインク
により印字された印字画像が水に全く冒されない耐水性
に優れたインク組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、(I)水溶性染料化合物及び/又は有機顔料化合
物、(II)下記一般式(1) YR1 m SiR2 3-m (1) (式中、R1 は炭素数1〜8の非置換又は窒素原子を含
有しない置換の一価炭化水素基、R2 は炭素数1〜4の
アルコキシ基又はアシロキシ基、Yは3級アミノ基含有
有機基であり、mは0又は1である。)で表される3級
アミノ基含有有機基を含有する加水分解性シラン(A)
又はその部分加水分解物100重量部と、下記一般式
(2) R3 n SiR4 4-n (2) (式中、R3 は炭素数1〜8の非置換又は3級アミノ基
を含有しない置換の一価炭化水素基、R4 は炭素数1〜
4のアルコキシ基又はアシロキシ基、nは0、1又は2
である。)で表される加水分解性シラン(B)又はその
部分加水分解物5〜200重量部との混合物を水中或い
は加水分解に必要である以上の水を含む有機溶剤中で加
水分解することによって得られる有機ケイ素化合物、及
び(III)水を特定の割合で配合することによって得られ
るインク組成物が、水性インクを用いた記録方法(特に
インクジェット記録方法)に好適に使用し得、インクに
より印字された印字画像が水分に全く冒されず、優れた
耐水性を示す上、保存安定性、インク吐出安定性、発色
性に優れたものであると共にアミノ基の影響により色調
変化がなく、色調安定性にも優れたものであることを知
見し、本発明をなすに至った。
【0010】従って、本発明は、(I)水溶性染料化合
物及び/又は有機顔料化合物10重量部、(II)上記式
(1)の3級アミノ基含有有機基を含有する加水分解性
シラン(A)又はその部分加水分解物100重量部と、
上記式(2)の加水分解性シラン(B)又はその部分加
水分解物5〜200重量部とを加水分解することによっ
て得られる有機ケイ素化合物2〜60重量部、及び(II
I)水30〜10,000重量部を含有してなることを特
徴とする耐水性インク組成物を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の(I)成分である水溶性染料化合物は、一
般の水溶性インクの染料成分として使用されるものでよ
く、特に制限されるものではないが、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローなどの色を与える公知の色素成
分として用いられるものを好適に使用することができ、
具体的にはアシッドイエロー17、アシッドイエロー2
3、アシッドイエロー73、ダイレクトイエロー86等
のイエロー染料、アシッドレッド1、アシッドレッド
8、アシッドレッド14、アシッドレッド37、アシッ
ドレッド52、アシッドレッド87、アシッドレッド9
2、アシッドレッド103、アシッドレッド289、リ
アクティブレッド4等のマゼンタ染料、アシッドブルー
9、アシッドブルー92、アシッドブルー87、リアク
ティブブルー15、ダイレクトブルー86等のシアン染
料、アシッドブラック2、ダイレクトブラック22、ダ
イレクトブラック154等のブラック染料などを挙げる
ことができる。なお、このような染料は一般的に水溶性
を発現させるためにスルホン酸ナトリウムで修飾され、
それらを水に溶解させるとアルカリ性を示すものが殆ど
であるが、そのようなものでも好適に使用し得る。
【0012】また、有機顔料としては、アニリンブラッ
ク、ファーストイエロー、ジスアゾイエロー、パーマネ
ントオレンジ、リゾールレッド、レーキレッドC、パー
マネントレッド2B、ブリリアントカーミン6B、カー
ミン3B、コバルトバイオレット、メチルバイオレット
レーキ、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブル
ー、フタロシアニングリーンなどが挙げられる。
【0013】次に、本発明の(II)成分として使用する
有機ケイ素化合物は、本発明のインク組成物に耐水性を
付与させる成分で、この成分は驚くべきことに、水溶液
に容易に溶解し、更にはアルカリ水溶液においても高安
定性のものである。更には、染料中のアゾ基などの発色
基に影響を与えないため色調安定性の優れたものとな
る。
【0014】この有機ケイ素化合物は、上述したよう
に、下記一般式(1) YR1 m SiR2 3-m (1) (式中、R1 は炭素数1〜8の非置換又は窒素原子を含
有しない置換の一価炭化水素基、R2 は炭素数1〜4の
アルコキシ基又はアシロキシ基、Yは3級アミノ基含有
有機基であり、mは0又は1である。)で表される3級
アミノ基含有有機基を含有する加水分解性シラン(A)
又はその部分加水分解物100重量部と、下記一般式
(2) R3 n SiR4 4-n (2) (式中、R3 は炭素数1〜8の非置換又は3級アミノ基
を含有しない置換の一価炭化水素基、R4 は炭素数1〜
4のアルコキシ基又はアシロキシ基、nは0、1又は2
である。)で表される加水分解性シラン(B)又はその
部分加水分解物とを加水分解することによって得られる
ものである。
【0015】ここで、上記一般式(1)で示される3級
アミノ基含有有機基を含有する加水分解性シラン(A)
は、系を水溶性にするために用いられる成分であり、目
的とする有機ケイ素化合物に水溶性を付与させるため
に、その1種又は2種以上を適宜選定して用いられる。
また、その部分加水分解物を用いることもできる。
【0016】上記一般式(1)中、R1 は炭素数1〜8
の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基などの非
置換一価炭化水素基や、これらの基の水素原子の一部又
は全部をハロゲン原子などで置換した例えばハロゲン化
アルキル基などの置換一価炭化水素基が挙げられるが、
置換基は窒素原子を含まないものである。具体的には、
−CH3 、−CH2 CH3 、−CH2 CH2 CH3 、−
CH(CH3 2 、−CH2 CH2 CH2 CH3、−C
H(CH3 )CH2 CH3 、−CH2 CH(CH3 )C
3 、−C(CH3 3 、−C6 5 、−C6 11、−
6 13、−CH2 CH2 CF3 、−CH2 CH2 8
17などが例示される。
【0017】また、R2 は炭素数1〜4のアルコキシ基
又はアシロキシ基であり、具体的には、−OCH3 、−
OCH2 CH3 、−OCH2 CH2 CH3 、−OCH
(CH3 2 、−OCH2 CH2 CH2 CH3 、−OC
H(CH3 )CH2 CH3 、−OCH2 CH(CH3
CH3 、−OC(CH3 3 、−OCOCH3 、−OC
OCH2 CH3 などが例示される。Yは3級アミノ基含
有有機基であり、例えば下記式(3)、(5)で示され
るものが挙げられる。
【0018】
【化3】
【0019】(式中、R5 、R6 、R8 、R10は炭素数
1〜8、好ましくは1〜4の一価炭化水素基で、R7
9 及びR11〜R14は炭素数1〜8の二価炭化水素基で
ある。pは0〜3、好ましくは1〜2の整数である。) なお、炭素数1〜8の一価炭化水素基は、R1 で説明し
たものと同様である。炭素数1〜8の二価炭化水素基と
しては、アルキレン基などが挙げられる。
【0020】Yとして具体的には、下記式で示されるも
のを挙げることができる。
【化4】(CH3 2 NCH2 −、(CH3 CH2 2
NCH2 −、(CH3 2 NCH2 CH2 −、(CH3
CH2 2 NCH2 CH2 −、(CH3 2 NCH2
2 CH2 −、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 CH
2 −、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2
CH2 CH2 −、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2
(CH3 )CH2 CH2 CH2 −、(CH3 CH2 2
NCH2 CH2 N(CH2 CH3 )CH2 CH2 CH2
−、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 CH2 )C
2 CH2 CH2 −、(CH3 2 NCH2 CH2
(CH3 )CH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH
2 −、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 N(CH2
3 )CH2 CH2 N(CH2CH3 )CH2 CH2
2 −、
【0021】
【化5】
【0022】これらの中で以下のものが特に好ましい。
【0023】
【化6】
【0024】上記式(1)の3級アミノ基含有有機基を
含有する加水分解性シラン(A)としては、下記のもの
が例示することができる。
【0025】
【化7】(CH3 2 NCH2 Si(OCH3 3
(CH3 2 NCH2 Si(OCH2 CH3 3 、(C
3 2 NCH2 SiCH3 (OCH3 2 、(C
3 2 NCH2 SiCH3 (OCH2 CH3 2
(CH3 CH2 2 NCH2 Si(OCH3 3 、(C
3 CH2 2 NCH2 Si(OCH2 CH3 3
(CH3 CH2 2 NCH2 SiCH3 (OC
3 2 、(CH3 CH2 2 NCH2 SiCH3 (O
CH2 CH3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2 Si
(OCH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2 Si(O
CH2 CH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2 SiC
3 (OCH3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2 Si
CH3 (OCH3 CH3 2 、(CH3 CH2 2 NC
2 CH2 Si(OCH3 3 、(CH3 CH2 2
CH2 CH2 Si(OCH2 CH3 3 、(CH3 CH
2 2 NCH2 CH2 SiCH3 (OCH3 2 、(C
3 CH2 2 NCH2 CH2 SiCH3 (OCH2
3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2 CH2 Si(O
CH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2 CH2 Si
(OCH2 CH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2
2 SiCH3 (OCH3 2 、(CH3 2 NCH2
CH2 CH2 SiCH3 (OCH2 CH3 2 、(CH
3 CH2 2 NCH2 CH2 CH2 Si(OC
3 3 、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 CH2
i(OCH2 CH3 3 、(CH3 CH2 2 NCH2
CH2 CH2 SiCH3 (OCH3 2 、(CH3 CH
2 2 NCH2 CH2 CH2 SiCH3 (OCH2 CH
3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH
2 CH2 CH2 Si(OCH3 3 、(CH3 2 NC
2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2 Si(OC
2 CH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH
3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3 (OCH3 2
(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2
CH2 SiCH3 (OCH2 CH3 2 、(CH3 CH
2 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2
Si(OCH3 3 、(CH3 CH2 2 NCH2 CH
2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH2 CH
3 3 、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 N(C
3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3(OCH3 2
(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2
CH2 CH2 SiCH3(OCH2 CH3 2 、(CH
3 2 NCH2 CH2 N(CH2 CH3 )CH2 CH2
CH2 Si(OCH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH
2 N(CH2 CH3 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH
2 CH3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH2
CH3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3(OC
3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH2 CH
3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3(OCH2 CH3
2 、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 N(CH2 CH
3 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH3 3 、(CH3
CH2 2 NCH2 CH2 N(CH2 CH3 )CH2
2 CH2 Si(OCH2 CH3 3 、(CH3
2 2 NCH2 CH2 N(CH2 CH3 )CH2 CH
2 CH2 SiCH3 (OCH3 2 、(CH3 CH2
2 NCH2 CH2 N(CH2 CH3 )CH2 CH2 CH
2 SiCH3 (OCH2 CH3 2 、(CH3 2 NC
2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 N(CH3 )CH
2 CH2 CH2 Si(OCH3 3 、(CH3 2 NC
2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 N(CH3 )CH
2 CH2 CH2 Si(OCH2 CH3 3 、(CH3
2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 N(C
3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3 (OCH3 2
(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2
N(CH3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3 (OCH2
CH3 2 、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 N(C
3 CH2 )CH2 CH2 N(CH3CH2 )CH2
2 CH2 Si(OCH3 3 、(CH3 CH2 2
CH2 CH2 N(CH3 CH2 )CH2 CH2 N(CH
3CH2 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH2 CH3
3 、(CH3 CH2 2 NCH2 CH2 N(CH3 CH
2 )CH2 CH2 N(CH3CH2 )CH2 CH2 CH
2 SiCH3 (OCH3 2 、(CH3 CH2 2 NC
2 CH2 N(CH3 CH2 )CH2 CH2 N(CH3
CH2 )CH2 CH2 CH2 SiCH3 (OCH2 CH
3 2
【0026】
【化8】
【0027】
【化9】
【0028】
【化10】
【0029】これらの中で特に好ましくは下記に示すも
のである。
【0030】
【化11】(CH3 2 NCH2 CH2 CH2 SiCH
3 (OCH3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2 CH2
SiCH3 (OCH2 CH3 2 、(CH3 2 NCH
2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH
3 3 、(CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH
2 CH2 CH2 Si(OCH2 CH3 3 、(CH3
2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2 Si
CH3 (OCH3 2 、(CH3 2 NCH2 CH2
(CH3 )CH2 CH2 CH2 SiCH3 (OCH2
3 2
【0031】
【化12】
【0032】次に、上記加水分解性シラン(A)又はそ
の部分加水分解物と混合して用いられる加水分解性シラ
ン(B)は、下記一般式(2)で表され、その1種を単
独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ、そ
の部分加水分解物を使用してもよい。
【0033】 R3 n SiR4 4-n (2) (式中、R3 は炭素数1〜8の非置換又は3級アミノ基
を含有しない置換の一価炭化水素基、R4 は炭素数1〜
4のアルコキシ基又はアシロキシ基、nは0、1又は2
である。) ここで、R3 の炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭
化水素基としては、上記R1 で説明したものと同様であ
る。具体的には、−CH3 、−CH2 CH3 、−CH2
CH2 CH3 、−CH(CH3 2 、−CH2 CH2
2 CH3 、−CH(CH3 )CH2 CH3 、−CH2
CH(CH3 )CH3 、−C(CH3 3 、−C
6 5 、C6 11、−C6 13、CH2 CH2 CF3
−CH2 CH28 17などが例示される。
【0034】また、R4 は炭素数1〜4のアルコキシ基
又はアシロキシ基であり、具体的には、−OCH3 、−
OCH2 CH3 、−OCH2 CH2 CH3 、−OCH
(CH3 2 、−OCH2 CH2 CH2 CH3 、−OC
H(CH3 )CH2 CH3 、−OCH2 CH(CH3
CH3 、−OC(CH3 3 、−OCOCH3 、−OC
OCH2 CH3 などが例示される。なお、nは0、1又
は2である。
【0035】この式(2)の加水分解性シラン(B)と
しては、下記のものを例示することができる。
【0036】
【化13】
【0037】これらの中で特に好ましくは、Si(OC
3 4 、Si(OCH2 CH3 4 、CH3 Si(O
CH3 3 、又はCH3 Si(OCH2 CH3 3 及び
これらの部分加水分解物である。
【0038】上記3級アミノ基含有有機基を含有する加
水分解性シラン(A)又はその部分加水分解物に式
(2)の加水分解性シラン(B)又はその部分加水分解
物を混合して用いる場合、その混合比は、3級アミノ基
含有有機基を含有する加水分解性シラン(A)又はその
部分加水分解物100重量部に対し加水分解性シラン
(B)又はその部分加水分解物5〜200重量部の割合
であり、より好ましくは加水分解性シラン(B)又はそ
の部分加水分解物の量が10〜150重量部である。こ
の量が5重量部未満であるとインクの耐水性が不十分に
なることがあり200重量部を超えるとアルカリ領域で
の安定性が悪化する。
【0039】上記加水分解性シラン(A)、(B)又は
それらの部分加水分解物を用いて加水分解し、本発明の
主剤となる有機ケイ素化合物を得る場合、溶媒は主とし
て水を使用するが、必要に応じて、水と溶解する有機溶
媒であるアルコール、エステル、ケトン、グリコール類
を水に添加する形で用いることができる。有機溶媒とし
ては、メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロ
ピルアルコール、2−プロピルアルコール等のアルコー
ル類、酢酸メチル、酢酸エチル、アセト酢酸エチル等の
エステル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、グリセリン、ジエチレングリコール等のグリコール
類などを挙げることができる。
【0040】溶媒の量は原料シラン100重量部に対し
て400〜5,000重量部が好ましい。更に好ましく
は1,000〜3,000重量部である。溶媒の量が4
00重量部より少ないと反応が進行しすぎ、系が均一に
ならない場合がある。また液の保存安定性も悪くなる場
合がある。一方、5,000重量部より多いと経済的に
不利な場合が生じる。
【0041】また、溶媒中の水の量は、水/原料シラン
のモル比率で5〜50が好ましい。このモル比率が5よ
り少ないと加水分解が完全に進行しにくく、液の安定性
が悪化する場合がある。一方、50を超えると経済的に
不利な場合が生じる。
【0042】反応方法としては、(1)混合シランを水
中或いは加水分解に必要である以上の量の水を含む有機
溶剤中に滴下する方法、(2)混合シラン或いは有機溶
剤含有混合シラン中に水を滴下する方法、(3)加水分
解性シラン(B)又はその部分加水分解物を水中或いは
加水分解に必要である以上の量の水を含む有機溶剤中に
滴下し、その後、3級アミノ基含有有機基を含有する加
水分解性シラン(A)又はその部分加水分解物を滴下す
る方法、(4)3級アミノ基含有有機基を含有する加水
分解性シラン(A)又はその部分加水分解物を水中或い
は加水分解に必要である以上の量の水を含む有機溶剤中
に滴下し、その後、加水分解性シラン(B)又はその部
分加水分解物を滴下する方法などが挙げられるが、耐水
性インク組成物の安定性の点から、特に(1)の反応方
法が好ましい。
【0043】なお、得られた有機ケイ素化合物は水溶液
の形で得られるが、必要に応じて、更に水を加えたり、
除去したりして、有機ケイ素化合物100重量部に対し
て水10〜2,000重量部、好ましくは10〜1,0
00重量部の比率に調整することができる。
【0044】このようにして得られた(II)成分は水性
インク中での保存安定性が高く、特に(I)成分の染料
により系がアルカリ性領域にある場合においても、安定
に存在することができ、耐水性を付与することが可能で
ある。更に染料を変色させることがないので、色調安定
性にも優れている。
【0045】(II)成分の最適添加量は、(I)成分の
水溶性染料化合物及び/又は有機顔料化合物の種類によ
り異なるが、(I)成分10重量部に対して2〜60重
量部、特に10〜40重量部とする。添加量が2重量部
より少ないと、耐水性効果が小さくなり、また60重量
部より多いと、もはやそれ以上の耐水性効果を期待でき
ず、コスト的にも好ましくない。
【0046】本発明の組成物(III)成分として水を使用
し、上記(I)及び(II)成分の溶剤として用いるもの
である。ここで水の使用量は、(I)成分10重量部に
対し30〜10,000重量部、特に40〜1,000
重量部であり、30重量部よりも少ないと耐水性インク
組成物の保存安定性が悪化し、また、10,000重量
部より多いと画像が乱れ、目的の画像にならない。
【0047】本発明のインク組成物は、上記(I)〜
(III)成分を含有してなるもので、耐水性、保存安定
性、インク吐出安定性、発色性に優れ、インクジェット
記録方法などの水性インクを用いた記録方法に好適に使
用することができるものであるが、更に必要に応じて各
種添加剤を配合することができる。例えば、ノズル詰ま
りを抑制し、インク吐出安定性を高めるために保湿剤を
添加することができ、具体的には、グリセリン、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、低分子量ポ
リエチレングリコール、ポリビニルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコールなどを挙げること
ができ、これらは1種を単独で又は2種以上を混合して
用いることができる。
【0048】上記保湿剤をインク組成物中に配合する場
合には、(I)成分10重量部に対し1〜40重量部、
特に5〜30重量部配合することが好ましい。ここでの
配合量が1重量部よりも少ないとインク吐出安定性が悪
くなる場合があり、また、40重量部よりも多いと耐水
性が弱くなったり、コスト的にも好ましくない場合があ
る。
【0049】また、安定性などに悪影響を与えない範囲
で、任意成分を適宜添加することができる。この任意成
分としては、諸性能を付与させるため、UV吸収剤、消
泡剤、界面活性剤などを添加してもよい。また補強用に
各種微粒子化無機酸化物あるいはそのゾル、水溶性ポリ
マーなどを添加することもできる。
【0050】以上のように、本発明のインク組成物は印
字もしくは筆記画像の耐水性に優れるだけでなく、保存
及び色調安定性、インク吐出安定性も高く、更には印字
画像の発色性にも優れているという長所を持つインク組
成物である。
【0051】
【実施例】以下、合成例及び実施例、比較例を示し、本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。 [合成例1]水120g(6.67mol)を撹拌機、
温度計及び冷却器を備えた200mlの反応器に入れ撹
拌混合した。ここに(CH3 2 NCH2 CH2 CH2
Si(OCH3 3 41.4g(0.2mol)及びC
3 Si(OCH3 3 13.6g(0.1mol)を
混合したものを室温で10分間かけて滴下したところ、
25℃から49℃に内温が上昇した。更にオイルバスに
て60〜70℃に加熱し、そのまま1時間撹拌を行っ
た。次にエステルアダプターを取り付け、内温96℃ま
で上げ、副生したメタノールを除去することにより、有
機ケイ素化合物水溶液を145g得た。このものの不揮
発分(105℃/3時間)は28.0%であった。
【0052】[合成例2]水120g(6.67mo
l)を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた200mlの
反応器に入れ撹拌混合した。ここに(CH3 2 NCH
2 CH2 N(CH3)CH2 CH2 CH2 Si(OCH
3 3 52.8g(0.2mol)及びCH3 Si(O
CH3 3 13.6g(0.1mol)を混合したもの
を室温で10分間かけて滴下したところ、25℃から4
5℃に内温が上昇した。更にオイルバスにて60〜70
℃に加熱し、そのまま1時間撹拌を行った。次にエステ
ルアダプターを取り付け、内温97℃まで上げ、副生し
たメタノールを除去することにより、有機ケイ素化合物
水溶液を148g得た。このものの不揮発分(105℃
/3時間)は30.0%であった。 [合成例3]水120g(6.67mol)を撹拌機、
温度計及び冷却器を備えた200mlの反応器に入れ撹
拌混合した。ここに
【0053】
【化14】 52.4g(0.2mol)及びCH3 Si(OC
3 3 13.6g(0.1mol)を混合したものを
室温で10分間かけて滴下したところ、25℃から48
℃に内温が上昇した。更にオイルバスにて60〜70℃
に加熱し、そのまま1時間撹拌を行った。次にエステル
アダプターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生した
メタノールを除去することにより、有機ケイ素化合物水
溶液を160g得た。このものの不揮発分(105℃/
3時間)は28.0%であった。
【0054】[合成例4]水120g(6.67mo
l)を撹拌機、温度計及び冷却器を備えた200mlの
反応器に入れ撹拌混合した。ここに(CH3 2 NCH
2 CH2 N(CH3)CH2 CH2 CH2 Si(OCH
3 3 52.8g(0.2mol)及びSi(OC
3 4 15.2g(0.1mol)を混合したものを
室温で10分間かけて滴下したところ、25℃から47
℃に内温が上昇した。更にオイルバスにて60〜70℃
に加熱し、そのまま1時間撹拌を行った。次にエステル
アダプターを取り付け、内温98℃まで上げ、副生した
メタノールを除去することにより、有機ケイ素化合物水
溶液を148g得た。このものの不揮発分(105℃/
3時間)は26.0%であった。
【0055】[実施例1] [ブラックインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のクロラ
ゾールブラック/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク] (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドイエロー23/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドブルー92/5.0g (2)合成例1の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。これら4色のインク組成物をインクジェットプ
リンター機(キャノン製 BJC−600S機)に用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価項目
は下記の評価を行い、その結果を表1に示す。
【0056】耐水性 インクジェット記録を行った紙を水中に浸漬し、水中か
ら引き上げた時の印字画像の変化を観察した。 ○:印字画像変化なし △:やや水によるにじみあり ×:水によるにじみ激しい画像の発色性 インクジェット記録を行った時の印字画像の発色性を観
察した。 ○:発色性良好 ×:発色性悪い吐出安定性 1時間連続印字を行った時、ノズル吹き出し口のインク
の詰まり等による印字画像のかすれが起こらないか観察
した。 ○:印字画像のかすれなし △:印字画像の一部分かすれあり ×:印字画像のかすれ激しい保存安定性 1日30分間の連続使用で何日間変化なく印字できるか
を観察した。(ノズル詰まり、印字画像のかすれが出る
までの期間)60℃下保存安定性 インク組成物を60℃の環境下に放置し、液の変化を観
察した。(液の色変化やゲルなどが発生するまで、安定
に存在する期間)
【0057】[実施例2] [ブラックインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のクロラ
ゾールブラック/5.0g (2)合成例2の有機ケイ素化合物/16.7g(固形
分 5.0g) (3)水/68.3g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク] (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例2の有機ケイ素化合物/16.7g(固形
分 5.0g) (3)水/68.3g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドイエロー23/5.0g (2)合成例2の有機ケイ素化合物/16.7g(固形
分 5.0g) (3)水/68.3g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドブルー92/5.0g (2)合成例2の有機ケイ素化合物/16.7g(固形
分 5.0g) (3)水/68.3g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。これら4色のインク組成物をインクジェットプ
リンター機(キャノン製 BJC−600S機)に用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価は実
施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0058】[実施例3] [ブラックインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のクロラ
ゾールブラック/5.0g (2)合成例3の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク] (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例3の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドイエロー23/5.0g (2)合成例3の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドブルー92/5.0g (2)合成例3の有機ケイ素化合物/17.9g(固形
分 5.0g) (3)水/67.1g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。これら4色のインク組成物をインクジェットプ
リンター機(キャノン製 BJC−600S機)に用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価は実
施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0059】[実施例4] [ブラックインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のクロラ
ゾールブラック/5.0g (2)合成例4の有機ケイ素化合物/19.2g(固形
分 5.0g) (3)水/65.8g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク] (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)合成例4の有機ケイ素化合物/19.2g(固形
分 5.0g) (3)水/65.8g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドイエロー23/5.0g (2)合成例4の有機ケイ素化合物/19.2g(固形
分 5.0g) (3)水/65.8g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドブルー92/5.0g (2)合成例4の有機ケイ素化合物/19.2g(固形
分 5.0g) (3)水/65.8g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。これら4色のインク組成物をインクジェットプ
リンター機(キャノン製 BJC−600S機)に用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価は実
施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0060】[比較例1]インクジェットプリンター機
(キャノン製 BJC−600S機)付属のインクを用
いて、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価項
目は実施例1と同様に評価を行い、その結果を表1に示
す。 [比較例2]インクジェットプリンター機(エプソン製
MJ−500C機)付属のインクを用いて、通常の紙
にインクジェット記録を行った。評価項目は実施例1と
同様に評価を行い、その結果を表2に示す。
【0061】[比較例3] [ブラックインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のクロラ
ゾールブラック/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク] (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドイエロー23/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドブルー92/5.0g (2)ペンタエチレンヘキサミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。これら4色のインク組成物をインクジェットプ
リンター機(キャノン製 BJC−600S機)に用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価は実
施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0062】[比較例4] [ブラックインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のクロラ
ゾールブラック/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [マゼンタインク] (1)水溶性染料化合物:アルドリッチ社製のアシッド
レッド14/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [イエローインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドイエロー23/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。 [シアンインク] (1)水溶性染料化合物:東京化成株式会社製のアシッ
ドブルー92/5.0g (2)トリエチレンペンタミン/5.0g (3)水/80.0g (4)保湿剤:グリセリン/10.0g (1)〜(4)成分を混合し、耐水性インク組成物を調
製した。これら4色のインク組成物をインクジェットプ
リンター機(キャノン製 BJC−600S機)に用い
て、通常の紙にインクジェット記録を行った。評価は実
施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】本発明の耐水性インク組成物は耐水性に
優れるだけでなく、保存安定性、インク吐出安定性も高
く、特に色調安定性に優れた耐水性インク組成物に関す
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山谷 正明 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 山本 昭 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (I)水溶性染料化合物及び/又は有機
    顔料化合物10重量部、(II)下記一般式(1) YR1 m SiR2 3-m (1) (式中、R1 は炭素数1〜8の非置換又は窒素原子を含
    有しない置換の一価炭化水素基、R2 は炭素数1〜4の
    アルコキシ基又はアシロキシ基、Yは3級アミノ基含有
    有機基であり、mは0又は1である。)で表される3級
    アミノ基含有有機基を含有する加水分解性シラン(A)
    又はその部分加水分解物100重量部と、下記一般式
    (2) R3 n SiR4 4-n (2) (式中、R3 は炭素数1〜8の非置換又は3級アミノ基
    を含有しない置換の一価炭化水素基、R4 は炭素数1〜
    4のアルコキシ基又はアシロキシ基、nは0、1又は2
    である。)で表される加水分解性シラン(B)又はその
    部分加水分解物5〜200重量部とを加水分解すること
    によって得られる有機ケイ素化合物 2〜60重量
    部、及び(III)水
    30〜10,000重量部を含有することを特徴
    とする耐水性インク組成物。
  2. 【請求項2】 加水分解性シラン(A)が 【化1】 (CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH3 3 (CH3 2 NCH2 CH2 N(CH3 )CH2 CH2 CH2 Si(OCH2 C H3 3 【化2】 である請求項1記載の耐水性インク組成物。
  3. 【請求項3】 加水分解性シラン(B)がSi(OCH
    3 4 、Si(OC2 5 4 、CH3 Si(OC
    3 3 、又はCH3 Si(OC2 5 3 である請求
    項1又は2に記載の耐水性インク組成物。
  4. 【請求項4】 保湿剤1〜40重量部を含有してなる請
    求項1乃至3のいずれか1項に記載の耐水性インク組成
    物。
  5. 【請求項5】 インクジェット記録用である請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載の耐水性インク組成物。
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