JPH11292884A - 含フッ素有機ケイ素化合物 - Google Patents
含フッ素有機ケイ素化合物Info
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- JPH11292884A JPH11292884A JP11276998A JP11276998A JPH11292884A JP H11292884 A JPH11292884 A JP H11292884A JP 11276998 A JP11276998 A JP 11276998A JP 11276998 A JP11276998 A JP 11276998A JP H11292884 A JPH11292884 A JP H11292884A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 硬化反応に水分を必要としない縮合反応硬化
型シリコーンゴム組成物のベースポリマーとして、フッ
素化ポリエーテルの両末端にSi−OH基を導入したタ
イプの含フッ素有機ケイ素化合物を提供する。 【解決手段】 含フッ素有機ケイ素化合物は、一般式
(1): Z−R1−Rf−R1−Z (1) 〔式中、Rfは2価のフッ化炭化水素基又は2価のフッ
素化ポリエーテル基であり、R1は結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及び/又はイオウ原子を介在
してもよいし、アミド結合又はスルホンアミド結合を含
有してもよい、置換又は非置換の2価の炭化水素基であ
り、Zは一般式(2): 【化1】 (但し、R2、R3は同一又は異種の1価の有機基であ
る。)で表される基である。〕で示される。
型シリコーンゴム組成物のベースポリマーとして、フッ
素化ポリエーテルの両末端にSi−OH基を導入したタ
イプの含フッ素有機ケイ素化合物を提供する。 【解決手段】 含フッ素有機ケイ素化合物は、一般式
(1): Z−R1−Rf−R1−Z (1) 〔式中、Rfは2価のフッ化炭化水素基又は2価のフッ
素化ポリエーテル基であり、R1は結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及び/又はイオウ原子を介在
してもよいし、アミド結合又はスルホンアミド結合を含
有してもよい、置換又は非置換の2価の炭化水素基であ
り、Zは一般式(2): 【化1】 (但し、R2、R3は同一又は異種の1価の有機基であ
る。)で表される基である。〕で示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縮合反応硬化型シ
リコーンゴム組成物のベースポリマーとして有用な含フ
ッ素有機ケイ素化合物に関する。
リコーンゴム組成物のベースポリマーとして有用な含フ
ッ素有機ケイ素化合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
末端にSi−OH基を有するオルガノポリシロキサンを
ベースポリマーとし、これにビニルトリアセトキシシラ
ン、ビニルトリイソプロペノキシシラン等の加水分解性
基を有するケイ素化合物を架橋剤として配合した縮合反
応硬化型のシリコーンゴム組成物は、種々の用途に使用
されている。この種の硬化性シリコーンゴムは、架橋剤
のSi−X(Xはアセトキシ基、イソプロペノキシ基
等)とベースポリマーの末端のSi−OH基とが縮合反
応してシロキサン結合を形成し、次いで雰囲気中の水分
の作用により過剰のSi−Xが加水分解縮合することに
より硬化する(1液タイプ)。ここでベースポリマーの
末端のSi−OH基と当量の架橋剤を使用すればSi−
OHとSi−Xとの縮合反応のみで硬化させることもで
きる(2液タイプ)。この場合は雰囲気中の水分は特に
必要としない。一方、フッ素化ポリエーテルの末端にS
i−OCH3を導入したタイプのベースポリマー(オイ
ル状)を用いた縮合反応硬化型のフッ素変性シリコーン
ゴム組成物も知られている(特開平6−234923号
公報)。これは、下記式:
末端にSi−OH基を有するオルガノポリシロキサンを
ベースポリマーとし、これにビニルトリアセトキシシラ
ン、ビニルトリイソプロペノキシシラン等の加水分解性
基を有するケイ素化合物を架橋剤として配合した縮合反
応硬化型のシリコーンゴム組成物は、種々の用途に使用
されている。この種の硬化性シリコーンゴムは、架橋剤
のSi−X(Xはアセトキシ基、イソプロペノキシ基
等)とベースポリマーの末端のSi−OH基とが縮合反
応してシロキサン結合を形成し、次いで雰囲気中の水分
の作用により過剰のSi−Xが加水分解縮合することに
より硬化する(1液タイプ)。ここでベースポリマーの
末端のSi−OH基と当量の架橋剤を使用すればSi−
OHとSi−Xとの縮合反応のみで硬化させることもで
きる(2液タイプ)。この場合は雰囲気中の水分は特に
必要としない。一方、フッ素化ポリエーテルの末端にS
i−OCH3を導入したタイプのベースポリマー(オイ
ル状)を用いた縮合反応硬化型のフッ素変性シリコーン
ゴム組成物も知られている(特開平6−234923号
公報)。これは、下記式:
【0003】
【化2】 (m,nは各々1以上の整数で、且つn+m=5〜20
0を満足する。)の化合物を主成分とし、雰囲気中の水
分によるSi−OCH3基の加水分解縮合により硬化す
るものである。このフッ素変性シリコーンゴムは、従来
のジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコーンゴ
ムに比較して、耐溶剤性、耐薬品性及び耐汚染性に特に
優れた特性を持っているが、フッ素含有率の高いポリマ
ーであるために水分透過性が低く、しかも硬化するため
には雰囲気中の水分を必要とすることから、深部まで硬
化するのに長時間を要するという欠点がある。
0を満足する。)の化合物を主成分とし、雰囲気中の水
分によるSi−OCH3基の加水分解縮合により硬化す
るものである。このフッ素変性シリコーンゴムは、従来
のジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコーンゴ
ムに比較して、耐溶剤性、耐薬品性及び耐汚染性に特に
優れた特性を持っているが、フッ素含有率の高いポリマ
ーであるために水分透過性が低く、しかも硬化するため
には雰囲気中の水分を必要とすることから、深部まで硬
化するのに長時間を要するという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、従来技術における上記欠点を改善し、硬化反応に
水分を必要としない縮合反応硬化型シリコーンゴム組成
物のベースポリマーとして、フッ素化ポリエーテルの両
末端にSi−OH基を導入したタイプの含フッ素有機ケ
イ素化合物を提供することである。本発明者は、上記目
的を達成するため、鋭意検討した結果、両末端にエチレ
ン性不飽和基を有するフッ素化ポリエーテルと、ヒドロ
ジオルガノクロロシランとを触媒の存在下で付加反応
(ヒドロシリル化反応)させることにより、両末端にS
i−Cl基を有するフッ素化ポリエーテルが得られ、更
に、この両末端にSi−Cl基を有するフッ素化ポリエ
ーテルと水とをエポキサイドのような塩化水素トラップ
剤の存在下に反応させて、Si−Cl基をSi−OH基
に変換させることにより、両末端にSi−OH基を有す
る新規のフッ素化ポリエーテルが得られることを見い出
した。また、この新規なフッ素化ポリエーテルをフッ素
変性シリコーンゴム組成物のベースポリマーとして用い
た場合、深部硬化性に優れたフッ素変性シリコーンゴム
組成物が得られることを見出し、本発明に到達した。
的は、従来技術における上記欠点を改善し、硬化反応に
水分を必要としない縮合反応硬化型シリコーンゴム組成
物のベースポリマーとして、フッ素化ポリエーテルの両
末端にSi−OH基を導入したタイプの含フッ素有機ケ
イ素化合物を提供することである。本発明者は、上記目
的を達成するため、鋭意検討した結果、両末端にエチレ
ン性不飽和基を有するフッ素化ポリエーテルと、ヒドロ
ジオルガノクロロシランとを触媒の存在下で付加反応
(ヒドロシリル化反応)させることにより、両末端にS
i−Cl基を有するフッ素化ポリエーテルが得られ、更
に、この両末端にSi−Cl基を有するフッ素化ポリエ
ーテルと水とをエポキサイドのような塩化水素トラップ
剤の存在下に反応させて、Si−Cl基をSi−OH基
に変換させることにより、両末端にSi−OH基を有す
る新規のフッ素化ポリエーテルが得られることを見い出
した。また、この新規なフッ素化ポリエーテルをフッ素
変性シリコーンゴム組成物のベースポリマーとして用い
た場合、深部硬化性に優れたフッ素変性シリコーンゴム
組成物が得られることを見出し、本発明に到達した。
【0005】即ち、本発明は下記一般式(1): Z−R1−Rf−R1−Z (1) 〔式中、Rfは2価のフッ化炭化水素基又は2価のフッ
素化ポリエーテル基であり、R1は、結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及びイオウ原子よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の原子を介在してもよいし、
アミド結合又はスルホンアミド結合を含有してもよい、
置換又は非置換の2価の炭化水素基であり、またZは下
記一般式(2):
素化ポリエーテル基であり、R1は、結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及びイオウ原子よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の原子を介在してもよいし、
アミド結合又はスルホンアミド結合を含有してもよい、
置換又は非置換の2価の炭化水素基であり、またZは下
記一般式(2):
【0006】
【化3】 (但し、R2、R3は同一又は異種の1価の有機基であ
り、b及びcは各々1、2又は3であり、またdは0〜
3の整数である。)で表される基である。〕で示される
含フッ素有機ケイ素化合物を提供する。
り、b及びcは各々1、2又は3であり、またdは0〜
3の整数である。)で表される基である。〕で示される
含フッ素有機ケイ素化合物を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。含フッ素有機ケイ素化合物 本発明の含フッ素有機ケイ素化合物は、上記一般式
(1)で表されるように、両末端にSi−OH基を有す
る新規のフッ素化ポリエーテルである。上記一般式
(1)において、Rfは2価のフッ化炭化水素基又は2
価のフッ素化ポリエーテル基である。2価のフッ化炭化
水素基としては、炭素数1〜6、好ましくは炭素数4〜
6の直鎖状又は分岐状パーフルオロアルキレン基、例え
ば−C4F8−、−C6F12−が挙げられる。また、2価
のフッ素化ポリエーテル基としては、例えば下記のもの
が挙げられる。
説明する。含フッ素有機ケイ素化合物 本発明の含フッ素有機ケイ素化合物は、上記一般式
(1)で表されるように、両末端にSi−OH基を有す
る新規のフッ素化ポリエーテルである。上記一般式
(1)において、Rfは2価のフッ化炭化水素基又は2
価のフッ素化ポリエーテル基である。2価のフッ化炭化
水素基としては、炭素数1〜6、好ましくは炭素数4〜
6の直鎖状又は分岐状パーフルオロアルキレン基、例え
ば−C4F8−、−C6F12−が挙げられる。また、2価
のフッ素化ポリエーテル基としては、例えば下記のもの
が挙げられる。
【0008】
【化4】
【0009】一般式(1)において、R1は2価の有機
基であり、特に、結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ
素原子及び硫黄原子の1種又は2種以上を介在してもよ
いし、アミド結合又はスルホンアミド結合を含有しても
よい、置換又は非置換の2価炭化水素基であるが、この
2価炭化水素基としては炭素数2〜20のものが好まし
い。ここで、酸素、窒素、ケイ素原子又は硫黄原子を介
在せず、且つアミド結合又はスルホンアミド結合を含有
しない、置換又は非置換の2価炭化水素基の具体例とし
ては、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、
ブチレン基、ヘキサメチレン基等のアルキレン基;シク
ロヘキシレン基等のシクロアルキレン基;フェニレン
基、トリレン基、キシリレン基、ナフチレン基、ビフェ
ニレン基等のアリーレン基;これらアルキレン基とアリ
ーレン基との組み合わせ;及びこれらアルキレン基及び
アリーレン基の水素原子の一部又は全部がハロゲン原子
で置換された基が挙げられる。
基であり、特に、結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ
素原子及び硫黄原子の1種又は2種以上を介在してもよ
いし、アミド結合又はスルホンアミド結合を含有しても
よい、置換又は非置換の2価炭化水素基であるが、この
2価炭化水素基としては炭素数2〜20のものが好まし
い。ここで、酸素、窒素、ケイ素原子又は硫黄原子を介
在せず、且つアミド結合又はスルホンアミド結合を含有
しない、置換又は非置換の2価炭化水素基の具体例とし
ては、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、
ブチレン基、ヘキサメチレン基等のアルキレン基;シク
ロヘキシレン基等のシクロアルキレン基;フェニレン
基、トリレン基、キシリレン基、ナフチレン基、ビフェ
ニレン基等のアリーレン基;これらアルキレン基とアリ
ーレン基との組み合わせ;及びこれらアルキレン基及び
アリーレン基の水素原子の一部又は全部がハロゲン原子
で置換された基が挙げられる。
【0010】上記2価炭化水素基において、酸素原子は
−O−として、窒素原子は−NR−(Rは水素原子、又
は各々炭素数1〜10のアルキル基又はアリール基)又
は−N=として、ケイ素原子は−SiR′R″−
(R′、R″は各々炭素数1〜10のアルキル基又はア
リール基)として、また硫黄原子は−S−として介在す
ることができる。また、アミド基は−CONR−(Rは
上記と同じ)として、またスルホンアミド基は−SO2
NR−(Rは上記と同じ)として介在することができ
る。このような結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ素
原子又は硫黄原子が介在するか、或いはアミド結合又は
スルホンアミド結合を含有する2価炭化水素基の具体例
としては、下記のものが挙げられる。なお、下記式でM
eはメチル基、Phはフェニル基であり、また下記の各
式において左側にRf基、右側にZ基が結合する。
−O−として、窒素原子は−NR−(Rは水素原子、又
は各々炭素数1〜10のアルキル基又はアリール基)又
は−N=として、ケイ素原子は−SiR′R″−
(R′、R″は各々炭素数1〜10のアルキル基又はア
リール基)として、また硫黄原子は−S−として介在す
ることができる。また、アミド基は−CONR−(Rは
上記と同じ)として、またスルホンアミド基は−SO2
NR−(Rは上記と同じ)として介在することができ
る。このような結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ素
原子又は硫黄原子が介在するか、或いはアミド結合又は
スルホンアミド結合を含有する2価炭化水素基の具体例
としては、下記のものが挙げられる。なお、下記式でM
eはメチル基、Phはフェニル基であり、また下記の各
式において左側にRf基、右側にZ基が結合する。
【0011】
【化5】
【0012】次に、一般式(1)において、Zは前記一
般式(2)で示される基である。前記一般式(2)にお
いて、R2、R3は同一又は異種の1価の有機基である。
上記R2及びR3の1価の有機基としては、例えば置換又
は非置換の1価炭化水素基が挙げられる。このような1
価炭化水素基としては炭素数1〜12のものが好まし
く、その具体例としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、te
rt−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等
のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、
シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;フェニル基、
トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基;ベ
ンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等の
アラルキル基;及びこれらの基の水素原子の一部又は全
部がフッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子等で置換した
クロロメチル基、ブロモエチル基、クロロプロピル基、
トリフルオロプロピル基、3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ノナフルオロヘキシル基等が挙げられる。
般式(2)で示される基である。前記一般式(2)にお
いて、R2、R3は同一又は異種の1価の有機基である。
上記R2及びR3の1価の有機基としては、例えば置換又
は非置換の1価炭化水素基が挙げられる。このような1
価炭化水素基としては炭素数1〜12のものが好まし
く、その具体例としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、te
rt−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等
のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、
シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;フェニル基、
トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基;ベ
ンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等の
アラルキル基;及びこれらの基の水素原子の一部又は全
部がフッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子等で置換した
クロロメチル基、ブロモエチル基、クロロプロピル基、
トリフルオロプロピル基、3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ノナフルオロヘキシル基等が挙げられる。
【0013】含フッ素有機ケイ素化合物の製造方法 本発明の含フッ素有機ケイ素化合物を製造するには、先
ず、両末端にエチレン性不飽和基を有するフッ素化ポリ
エーテル(A)と、ヒドロジオルガノシラン(B)とを
触媒の存在下で付加反応(ヒドロシリル化反応)させる
ことにより、両末端にSi−Cl基を有するフッ素化ポ
リエーテル(C)を調製する。前記エチレン性不飽和基
含有フッ素化ポリエーテル(A)は下記一般式(3): R4−Rf−R4 (3) (式中Rfは前述した通りであり、またR4はエチレン性
不飽和基を有する1価の有機基である。)で示される。
ここで、R4はエチレン性不飽和基を有する1価の有機
基であり、Si−H基と付加反応して前記R1を形成す
る基である。したがって、R4は、結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及び硫黄原子の1種又は2種
以上を介在してもよいし、アミド結合又はスルホンアミ
ド結合を含有してもよい、エチレン性不飽和基(CH2
=CH−又は−CH=CH−)を有する置換又は非置換
の、好ましくは炭素数2〜20の1価炭化水素基であ
り、例えばビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプ
ロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、ヘキセニル
基、シクロヘキセニル基等のアルケニル基;シクロアル
ケニル基;及び下記式で示されるものが挙げられる。
ず、両末端にエチレン性不飽和基を有するフッ素化ポリ
エーテル(A)と、ヒドロジオルガノシラン(B)とを
触媒の存在下で付加反応(ヒドロシリル化反応)させる
ことにより、両末端にSi−Cl基を有するフッ素化ポ
リエーテル(C)を調製する。前記エチレン性不飽和基
含有フッ素化ポリエーテル(A)は下記一般式(3): R4−Rf−R4 (3) (式中Rfは前述した通りであり、またR4はエチレン性
不飽和基を有する1価の有機基である。)で示される。
ここで、R4はエチレン性不飽和基を有する1価の有機
基であり、Si−H基と付加反応して前記R1を形成す
る基である。したがって、R4は、結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及び硫黄原子の1種又は2種
以上を介在してもよいし、アミド結合又はスルホンアミ
ド結合を含有してもよい、エチレン性不飽和基(CH2
=CH−又は−CH=CH−)を有する置換又は非置換
の、好ましくは炭素数2〜20の1価炭化水素基であ
り、例えばビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプ
ロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、ヘキセニル
基、シクロヘキセニル基等のアルケニル基;シクロアル
ケニル基;及び下記式で示されるものが挙げられる。
【0014】
【化6】 前記ヒドロジオルガノクロロシランは、一般式(4):
【0015】
【化7】 (式中、R2、R3は前述したとおりである。)で示さ
れ、具体的には、下記のものが例示できる。
れ、具体的には、下記のものが例示できる。
【0016】
【化8】
【0017】前記エチレン性不飽和基含有フッ素化ポリ
エーテル(A)と前記ヒドロジオルガノクロロシラン
(B)とを触媒の存在下で付加反応させる場合、ヒドロ
ジオルガノクロロシラン(B)を過剰量で用いることが
好ましい。具体的には、(B)成分は、(A)成分中の
エチレン性不飽和基のモル数に対し、通常1.0〜2.
0倍モル量、好ましくは1.2〜1.5倍モル量で反応
させる。(B)成分の量が少なすぎると、末端封鎖率が
低下することがある。また多すぎると、反応後の過剰量
の(B)成分の除去に時間がかかることがある。
エーテル(A)と前記ヒドロジオルガノクロロシラン
(B)とを触媒の存在下で付加反応させる場合、ヒドロ
ジオルガノクロロシラン(B)を過剰量で用いることが
好ましい。具体的には、(B)成分は、(A)成分中の
エチレン性不飽和基のモル数に対し、通常1.0〜2.
0倍モル量、好ましくは1.2〜1.5倍モル量で反応
させる。(B)成分の量が少なすぎると、末端封鎖率が
低下することがある。また多すぎると、反応後の過剰量
の(B)成分の除去に時間がかかることがある。
【0018】上記付加反応は、付加反応触媒の存在下に
行われるが、この付加反応触媒としては公知のものを用
いることができる。即ち、周期律表第VIII族元素又はこ
れら元素を含む化合物が好適に使用される。具体的に
は、塩化白金酸;アルコール変性塩化白金酸(米国特許
第3220972号);塩化白金酸とオレフィンとのコ
ンプレックス(米国特許第3159601号、同第31
59662号、同第3775452号);白金黒、パラ
ジウム等をアルミナ、シリカ、カーボン等の担体に担持
させた触媒;ロジウムとオレフィンとのコンプレック
ス;ウィルキンソン触媒と呼ばれるクロロトリス(トリ
フェニルフォスフィン)ロジウム等が挙げられる。これ
ら触媒のうち、錯体系触媒は、アルコール系、ケトン
系、エーテル系等の有機溶剤に溶解して用いることが好
ましい。上記触媒の使用量は特に制限されるものではな
く、通常、金属換算でヒドロジオルガノクロロシラン
(B)全量当たり1〜1000ppmである。
行われるが、この付加反応触媒としては公知のものを用
いることができる。即ち、周期律表第VIII族元素又はこ
れら元素を含む化合物が好適に使用される。具体的に
は、塩化白金酸;アルコール変性塩化白金酸(米国特許
第3220972号);塩化白金酸とオレフィンとのコ
ンプレックス(米国特許第3159601号、同第31
59662号、同第3775452号);白金黒、パラ
ジウム等をアルミナ、シリカ、カーボン等の担体に担持
させた触媒;ロジウムとオレフィンとのコンプレック
ス;ウィルキンソン触媒と呼ばれるクロロトリス(トリ
フェニルフォスフィン)ロジウム等が挙げられる。これ
ら触媒のうち、錯体系触媒は、アルコール系、ケトン
系、エーテル系等の有機溶剤に溶解して用いることが好
ましい。上記触媒の使用量は特に制限されるものではな
く、通常、金属換算でヒドロジオルガノクロロシラン
(B)全量当たり1〜1000ppmである。
【0019】なお、上記反応に際し、反応に影響を与え
ない範囲内で、必要に応じて反応系を有機溶媒で希釈す
ることもできる。この場合、有機溶媒が各成分や反応物
を溶解し、均一に分散させることが可能である場合に
は、反応を円滑に行うことができるので有用である。こ
のような有機溶媒としては、例えば、n−ヘキサン、シ
クロヘキサン、トルエン、石油エーテル、キシレン等の
炭化水素系溶媒;ジエチルエーテル、n−ブチルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶
媒;アセトン、メチルエチルケトン、ジブチルケトン、
酢酸エチル等のケトン系溶媒;メチレンクロライド、ク
ロルベンゼン、クロロホルム等の塩素化炭化水素系溶
媒;アセトニトリル等のニトリル系溶媒;トリフルオロ
ベンゼン、1,3−ビストリフルオロメチルベンゼン等
のフッ素系溶媒等が挙げられる。これらは、1種単独で
又は2種以上を混合して使用することができる。上記付
加反応における反応条件は特に制限されないが、反応温
度は50〜150℃が好ましく、更に好ましくは60〜
120℃である。反応時間は通常0.5〜10時間であ
る。
ない範囲内で、必要に応じて反応系を有機溶媒で希釈す
ることもできる。この場合、有機溶媒が各成分や反応物
を溶解し、均一に分散させることが可能である場合に
は、反応を円滑に行うことができるので有用である。こ
のような有機溶媒としては、例えば、n−ヘキサン、シ
クロヘキサン、トルエン、石油エーテル、キシレン等の
炭化水素系溶媒;ジエチルエーテル、n−ブチルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶
媒;アセトン、メチルエチルケトン、ジブチルケトン、
酢酸エチル等のケトン系溶媒;メチレンクロライド、ク
ロルベンゼン、クロロホルム等の塩素化炭化水素系溶
媒;アセトニトリル等のニトリル系溶媒;トリフルオロ
ベンゼン、1,3−ビストリフルオロメチルベンゼン等
のフッ素系溶媒等が挙げられる。これらは、1種単独で
又は2種以上を混合して使用することができる。上記付
加反応における反応条件は特に制限されないが、反応温
度は50〜150℃が好ましく、更に好ましくは60〜
120℃である。反応時間は通常0.5〜10時間であ
る。
【0020】次に、上記付加反応で得られた、両末端に
Si−Cl基を有するフッ素化ポリエーテル(C)を塩
化水素トラップ剤の存在下で水(D)と反応させて、S
i−Cl基をSi−OH基に変換する。この反応では、
水(D)は(C)成分中のSi−Cl基のモル数に対
し、2倍モル以上の過剰量で使用する。この変換反応で
は塩化水素トラップ剤として、エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド等のエポキシ化合物を使用する。こ
の塩化水素トラップ剤の使用量は、(C)成分中のSi
−Cl基のモル数に対し、通常2〜20倍モル量、好ま
しくは3〜10倍モル量である。上記変換反応における
反応条件は特に制限されないが、反応温度は10〜50
℃が好ましい。反応時間は通常2〜8時間である。反応
終了後、反応液を活性炭及び活性白土で処理し、次いで
処理液を濾過して塩化水素トラップ剤を分離することに
より、本発明の含フッ素有機化合物である両末端にSi
−OH基を有するフッ素化ポリエーテルが得られる。
Si−Cl基を有するフッ素化ポリエーテル(C)を塩
化水素トラップ剤の存在下で水(D)と反応させて、S
i−Cl基をSi−OH基に変換する。この反応では、
水(D)は(C)成分中のSi−Cl基のモル数に対
し、2倍モル以上の過剰量で使用する。この変換反応で
は塩化水素トラップ剤として、エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド等のエポキシ化合物を使用する。こ
の塩化水素トラップ剤の使用量は、(C)成分中のSi
−Cl基のモル数に対し、通常2〜20倍モル量、好ま
しくは3〜10倍モル量である。上記変換反応における
反応条件は特に制限されないが、反応温度は10〜50
℃が好ましい。反応時間は通常2〜8時間である。反応
終了後、反応液を活性炭及び活性白土で処理し、次いで
処理液を濾過して塩化水素トラップ剤を分離することに
より、本発明の含フッ素有機化合物である両末端にSi
−OH基を有するフッ素化ポリエーテルが得られる。
【0021】
【実施例】実施例1 撹拌棒、温度計及びコンデンサーを備えた5Lフラスコ
に、下記式(5):
に、下記式(5):
【0022】
【化9】 で示される化合物5000g、メタキシレンヘキサフル
オライド2000g及び塩化白金酸〜2−エチルヘキサ
ノール部分反応物4.0gを仕込んだ後、60〜70℃
の温度でクロロジメチルシラン60.5gを30分間に
亘って滴下した。次いで、この温度で2時間反応させ、
反応液を1H−NMR分析して上記化合物のビニル基の
ピークが消失したことを確認した後、冷却した。一方、
撹拌棒、温度計及びコンデンサーを備えた別の5Lフラ
スコにプロピレンオキサイド133.5g及び水16.
6gを仕込み、前記反応で得られた反応混合物を室温で
1時間に亘って滴下、反応させた。反応終了後、反応液
を活性炭25g及び活性白土250gにより室温で4時
間処理し、濾過後、溶媒を留去することにより、各々2
5℃における、比重1.87、屈折率1.313及び粘
度40900cStのオイル状物質4510gを得た。
この物質を1H−NMR及びIRで分析したところ、下
記式(6):
オライド2000g及び塩化白金酸〜2−エチルヘキサ
ノール部分反応物4.0gを仕込んだ後、60〜70℃
の温度でクロロジメチルシラン60.5gを30分間に
亘って滴下した。次いで、この温度で2時間反応させ、
反応液を1H−NMR分析して上記化合物のビニル基の
ピークが消失したことを確認した後、冷却した。一方、
撹拌棒、温度計及びコンデンサーを備えた別の5Lフラ
スコにプロピレンオキサイド133.5g及び水16.
6gを仕込み、前記反応で得られた反応混合物を室温で
1時間に亘って滴下、反応させた。反応終了後、反応液
を活性炭25g及び活性白土250gにより室温で4時
間処理し、濾過後、溶媒を留去することにより、各々2
5℃における、比重1.87、屈折率1.313及び粘
度40900cStのオイル状物質4510gを得た。
この物質を1H−NMR及びIRで分析したところ、下
記式(6):
【0023】
【化10】 で示される構造の化合物であることが確認された。その
1H−NMRスペクトル及びIRスペクトルをそれぞれ
図1、図2に示す。
1H−NMRスペクトル及びIRスペクトルをそれぞれ
図1、図2に示す。
【0024】1H−NMRスペクトル: δ0.05 (S, HO-Si-CH3 , 12H) δ0.30 (S, arom-Si-CH3 , 4H) δ0.45 (m, HO-Si-CH2 , 4H) δ0.70 (m, HO-Si-CH2 , 4H) δ1.70 (s, Si-OH, 2H) δ3.30 (s, N-CH3 , 6H) δ7.1〜7.5 (m, arom., 8H) IRスペクトル: νC=O : 1701cm-1
【0025】
【発明の効果】本発明の、フッ素化ポリエーテルの両末
端にSi−Cl基を導入した含フッ素有機ケイ素化合物
は、縮合反応硬化型フッ素変性シリコーンゴム組成物の
ベースポリマーとして有用であり、この化合物を用いる
ことにより、特に深部硬化性の優れ、しかも耐溶剤性、
耐薬品性及び耐汚染性も優れた縮合反応硬化型フッ素変
性シリコーンゴム組成物を得ることができる。
端にSi−Cl基を導入した含フッ素有機ケイ素化合物
は、縮合反応硬化型フッ素変性シリコーンゴム組成物の
ベースポリマーとして有用であり、この化合物を用いる
ことにより、特に深部硬化性の優れ、しかも耐溶剤性、
耐薬品性及び耐汚染性も優れた縮合反応硬化型フッ素変
性シリコーンゴム組成物を得ることができる。
【図1】 実施例1で得られた式(6)で示される化合
物の1H−NMRスペクトル図である。
物の1H−NMRスペクトル図である。
【図2】 実施例1で得られた式(6)で示される化合
物のIRスペクトル図である。
物のIRスペクトル図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(1): Z−R1−Rf−R1−Z (1) 〔式中、Rfは2価のフッ化炭化水素基又は2価のフッ
素化ポリエーテル基であり、R1は、結合途中に酸素原
子、窒素原子、ケイ素原子及びイオウ原子よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の原子を介在してもよいし、
アミド結合又はスルホンアミド結合を含有してもよい、
置換又は非置換の2価の炭化水素基であり、またZは下
記一般式(2): 【化1】 (但し、R2、R3は同一又は異種の1価の有機基であ
る。)で表される基である。〕で示される含フッ素有機
ケイ素化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11276998A JPH11292884A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 含フッ素有機ケイ素化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11276998A JPH11292884A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 含フッ素有機ケイ素化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11292884A true JPH11292884A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14595061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11276998A Pending JPH11292884A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 含フッ素有機ケイ素化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11292884A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1880999A2 (en) | 2006-07-21 | 2008-01-23 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method of preparing disilanol compound and method of storing disilanol compound |
EP2085408A1 (en) | 2002-03-14 | 2009-08-05 | Daikin Industries, Ltd. | Fluorocopolymer curable composition, and cured object |
JP2010163416A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-29 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 有機ケイ素化合物 |
JP6915177B1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-08-04 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 硬化性組成物 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP11276998A patent/JPH11292884A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2085408A1 (en) | 2002-03-14 | 2009-08-05 | Daikin Industries, Ltd. | Fluorocopolymer curable composition, and cured object |
EP1880999A2 (en) | 2006-07-21 | 2008-01-23 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method of preparing disilanol compound and method of storing disilanol compound |
EP1880999A3 (en) * | 2006-07-21 | 2008-04-09 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method of preparing disilanol compound and method of storing disilanol compound |
US7968741B2 (en) | 2006-07-21 | 2011-06-28 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method of preparing disilanol compound and method of storing disilanol compound |
US8247592B2 (en) | 2006-07-21 | 2012-08-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method of preparing disilanol compound and method of storing disilanol compound |
JP2010163416A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-29 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 有機ケイ素化合物 |
JP6915177B1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-08-04 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 硬化性組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041130 |