JPH11292412A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

エレベーターの制御装置

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Publication number
JPH11292412A
JPH11292412A JP10100844A JP10084498A JPH11292412A JP H11292412 A JPH11292412 A JP H11292412A JP 10100844 A JP10100844 A JP 10100844A JP 10084498 A JP10084498 A JP 10084498A JP H11292412 A JPH11292412 A JP H11292412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoothing capacitor
converter
elevator
inverter
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10100844A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosei Kishikawa
岸川  孝生
Shunsuke Mitsune
三根  俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11292412A publication Critical patent/JPH11292412A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバータ回路に設ける平滑コンデンサの長寿
命化を図る。 【解決手段】この発明にかかるエレベーター制御装置の
構成は、ある一面においてはエレベーター停止後の所定
条件を判断する回路から、コンバータスイッチング動作
の停止若しくは、コンバータの主・副接点への開放指令
を発し、平滑コンデンサの電圧を低下させるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのイ
ンバータ・コンバータ運転制御に関し、平滑コンデンサ
の長寿命化を目的とした技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターのインバータ・コン
バータに関する技術は、例えば、特開昭59−223675号公
報に開示されているように、エレベーターが停止すると
コンバータを停止し、平滑コンデンサの電圧を放電抵抗
により零まで放電した後、主接点を開放する事としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、例えば
トランジスタのような逆導通型の素子を用いたコンバー
タでは実現できず、またエレベーターの状態に対するコ
ンバータの停止条件や接点開放条件が明らかにされてい
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるエレベ
ーター制御装置の構成は、ある一面においてはエレベー
ター停止後の所定条件を判断する回路から、コンバータ
スイッチング動作の停止若しくは、コンバータの主・副
接点への開放指令を発し、平滑コンデンサの電圧を低下
させるものである。
【0005】また本発明の別の一面においては、平滑コ
ンデンサの放電はインバータを動作させることにより強
制的に行うものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を説明す
るための簡単な例として、スイッチングコンバータを持
つインバータエレベーターの概略図を示し、図2は図1
における各部位の動作を、タイミングチャートで表した
ものである。
【0007】図1においてインバータ・コンバータの制
御回路40は、運転制御回路41からの運転開始指令を
受け、副接触器コイル12を励磁し接点12aを付勢さ
せる。交流電源10は副接点12a,充電抵抗13及び
コンバータ14を通して、平滑コンデンサ15の初期充
電を行う。平滑コンデンサ15の充電が進み、直流電圧
検出器18の出力が所望の値になると、制御回路40は
主接触器コイル11を励磁し接点11aを付勢させる。
【0008】主接触器11の付勢が確認されると制御回
路40は、コンバータ14へスイッチング開始指令を出
力し、コンバータ14は直流電圧を所定値まで上昇させ
る。直流電圧検出器18の出力が所望の値になると、制
御回路40はインバータ17へ起動指令を発し、電動機
20を回転させ巻上げ機21により乗りかご30及び釣
り合い錘32を走行させる。
【0009】乗りかご30が目的階へ近づくと、制御回
路40は電動機20を減速させエレベーターを停止させ
る。エレベーターが停止すると運転回路41は、運転指
令を解除すると共に乗りかごドア31を戸開させる。制
御回路40は上記運転指令の解除を受け、所定時間経過
後コンバータ14の動作を停止させる。
【0010】乗りかごドア31を戸開し所定時間経過
後、運転回路41は乗りかごドア31へ戸閉指令を出力
すると共に、運転要求がある場合は再び制御回路40へ
運転指令を出力する。この後の動作は、上記の主接点1
1a投入後と同一である。
【0011】一方上記において、エレベーターが停止し
ドア開閉後に運転要求が無い場合は、制御回路40は所
定時間経過後に、主接触器コイル11を消磁させると同
時に、インバータ17を起動し平滑コンデンサ15の電
力を強制放電させる。この時強制放電を行わなければ、
平滑コンデンサ15に充電されている電力は、放電抵抗
16により放電される。
【0012】図2において、チャート番号41,21,
11,14,17はそれぞれ図1の各部位の動作状態を
示し、Hiで動作,Loで不動作を表す。番号18は直
流電圧検出器18の出力,番号22は速度検出器22の
出力を示す。また番号31については乗りかごドア31
への開閉指令を示す。
【0013】時間軸T1は充電抵抗13と平滑コンデン
サ15によって決まる充電時定数である。本実施例では
T1経過後に接触器12を消勢しているが、このまま付
勢を続け接触器11が消勢するまでのどの時点で消勢し
ても差し支えない。T2は主接触器11の付勢を確認す
る無駄時間であり無くても良い。T3はコンバータ14
が、平滑コンデンサ両端の電圧を初期充電電圧から所望
の電圧まで昇圧する時間である。T4はエレベーターの
走行時間である。
【0014】T5はエレベーターが停止してからコンバ
ータ14の動作を停止するまでの時間であり、この値が
大きいほどT6すなわち平滑コンデンサ15の両端電圧
が低下する時間が少なくなり、コンデンサの寿命に不利
となる。T5は零が望ましいが、少なくともインバータ
17が一度停止したのを確認したほうが良い。本実施例
では、乗りかごドア31の戸開指令が出た後所定時間と
している。
【0015】T7はエレベーター停止後に乗りかごドア
31が一度開閉し、その後に運転要求が無い場合主接触
器11を消勢すると共にインバータ17による強制放電
を行うまでの時間である。コンデンサの寿命から言えば
T7も零が望ましいが、一度主接触器11を消勢し平滑
コンデンサの電圧を低下させてしまうと、再び副接触器
12の付勢から始めなければならず、エレベーターの起
動に遅れが生じる。
【0016】したがって、T7は適当な時限に設定すべ
きである。T8はインバータ17を強制放電させる時間
であり、T8+T9は強制放電を行わない場合の、放電
抵抗16と平滑コンデンサ15による放電時定数であ
る。すなわちインバータ17による強制放電を行えば、
T9−T8の時間分平滑コンデンサへの電圧印加時間が
減少し、寿命に有利である。
【0017】ここで、群管理エレベーターのようにエレ
ベーター運転タイミングのコントロールが可能であれ
ば、T6の時間帯においても主接触器11を消勢させて
も良い。この場合、乗りかごドア31の戸閉指令の直前
に、副接触器12の起動から始めておけば遅れは生じな
い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、インバータ・コンバー
タ回路に設ける平滑コンデンサの長寿命化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエレベーターの制御回
路図である。
【図2】図1の各部の動作状態を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
10…交流電源、11…主接触器コイル、11a…主接
触器接点、12…副接触器コイル、12a…副接触器接
点、13…充電抵抗、14…コンバータ、15…平滑コ
ンデンサ、16…放電抵抗、17…インバータ、18…
直流電圧検出器、20…電動機、21…巻上げ機、22
…速度検出器、30…乗りかご、31…乗りかごドア、
32…釣合い錘、40…制御回路、41…運転制御回
路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源を直流に変換するコンバータと、
    上記直流を平滑するコンデンサと、上記平滑された直流
    電源を交流に変換するインバータと、上記インバータの
    出力である交流電源で駆動される電動機と、上記電動機
    により駆動される乗りかごと、上記コンバータの交流電
    源側を開閉しエレベーターが運転中に付勢する主接点
    と、上記主接点と並列に接続した平滑コンデンサ充電用
    抵抗と、上記充電用抵抗回路の交流電源側若しくはコン
    バータ側を開閉し、主接点が付勢する直前に付勢する副
    接点を備えたエレベーターにおいて、乗りかご停止後所
    定条件が整った時点で、上記主接点及び副接点を開放
    し、平滑コンデンサの電圧を低下させることを特徴とす
    るエレベーターの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエレベーターの制御装置に
    おいて、コンバータがスイッチングコンバータである場
    合、乗りかご停止後所定条件が整った時点で、上記コン
    バータのスイッチング動作を停止させて、平滑コンデン
    サの電圧を低下させるコンバータの制御回路であること
    を特徴とするエレベーターの制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のエレベーターの制御装置に
    おいて、平滑コンデンサの電圧を低下させる手段は、上
    記インバータの所定時間動作する平滑コンデンサの放電
    回路を有することを特徴とするエレベーターの制御装
    置。
JP10100844A 1998-04-13 1998-04-13 エレベーターの制御装置 Pending JPH11292412A (ja)

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JPH11292412A true JPH11292412A (ja) 1999-10-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032055A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Hitachi Ltd エレベータの電源切り替え制御装置
CN109132798A (zh) * 2017-06-15 2019-01-04 株式会社日立制作所 电梯装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032055A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Hitachi Ltd エレベータの電源切り替え制御装置
CN101987709A (zh) * 2009-08-03 2011-03-23 株式会社日立制作所 电梯的电源切换控制装置
CN109132798A (zh) * 2017-06-15 2019-01-04 株式会社日立制作所 电梯装置

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