JPH11292084A - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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JPH11292084A
JPH11292084A JP9766998A JP9766998A JPH11292084A JP H11292084 A JPH11292084 A JP H11292084A JP 9766998 A JP9766998 A JP 9766998A JP 9766998 A JP9766998 A JP 9766998A JP H11292084 A JPH11292084 A JP H11292084A
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partition plate
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Yukitoshi Sakai
幸敏 酒井
Noriko Kano
紀子 加納
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容空間の大きさを適宜変更して様々な大き
さの機械部品に対応させて運搬用容器を使用することが
でき、その使用用途を拡げることができる運搬用容器を
提供する。 【解決手段】 運搬用容器10は、底板部12を有する
四角箱状に形成され、各周壁11a、11bの対向する
内側面の上部には保持部材用凹部16が形成されてい
る。第1保持部材34には、第1係合溝36が6箇所に
形成されている。そして、一対の長側壁11a側の保持
部材用凹部16に両面テープを介して接合することによ
り、運搬用容器10内に第1係合溝36を6箇所に形成
することができる。第2保持部材37には、第2係合溝
38が2箇所に形成されている。そして、一対の短側壁
11b側の保持部材用凹部16に接合することにより、
運搬用容器10内に第2係合溝38を2箇所に形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生産ライン等
で、複数の機械部品等を収容するのに適した運搬用容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の運搬用容器の対向する内側壁に
は、複数の突起が一体形成されて、それらの突起間に凹
部が形成されている。そして、凹部間に仕切板の両端を
嵌合することにより、運搬用容器内に仕切板が立設保持
されるとともに、内部が複数の収容空間に区画形成され
る。このとき、隣接する凹部間の間隔は、収容空間内に
収容される機械部品等の大きさに対応するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来構成では、突起が運搬用容器の内側壁に一体形成され
ているため、仕切板により区画される収容空間の大きさ
は一定である。そのため、運搬用容器は、特定の大きさ
の機械部品の収容のみにしか使用することができず、そ
の使用用途が限定されてしまうという問題があった。ま
た、運搬用容器に突起が形成されているため、機械部品
を取り出す際に、機械部品が突起に引っかかり、1つの
工程ラインを止めてしまうだけでなく、場合によっては
生産ライン全体が停止して生産性が低下するおそれがあ
るという問題もあった。
【0004】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、収容空間の大きさを適宜変更して様々な大き
さの機械部品に対応させて運搬用容器を使用することが
でき、その使用用途を拡げることができる運搬用容器を
提供することにある。その他の目的は、運搬用容器から
機械部品を円滑に取り出すことができる運搬用容器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の運搬用容器は、上面が開放さ
れ、上方へ向かうに従い拡開傾斜した側壁によって形成
される四角箱状をなす運搬用容器において、その対向す
る内壁面の上部に仕切板の両端を保持するための保持部
材が取付けられる凹部を設けたものである。
【0006】請求項2に記載の運搬用容器は、上面が開
放され、上方へ向かうに従い拡開傾斜した側壁によって
形成される四角箱状をなす運搬用容器において、その対
向する内壁面の上部に凹部を設け、その凹部に仕切板の
両端を保持するための保持部材を取付けたものである。
【0007】請求項3に記載の運搬用容器は、上面が開
放され、上方へ向かうに従い拡開傾斜した側壁によって
形成される四角箱状をなす運搬用容器において、その対
向する内壁面の上部に凹部を設け、その凹部に保持部材
を取付けるとともに、仕切板の両端を保持部材に形成さ
れた溝に保持させて、仕切板を立設配置したものであ
る。
【0008】請求項4に記載の運搬用容器は、請求項2
又は請求項3に記載の発明において、保持部材の下部を
下方に向かうに従い拡開傾斜させたものである。請求項
5に記載の運搬用容器は、請求項3又は請求項4に記載
の発明において、仕切板の下端縁を保持するための溝部
を有する敷板を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この実施形態の運搬用容器
10について詳細に説明する。図1及び図2に示すよう
に、運搬用容器10は合成樹脂にて、相対向する長側壁
11a及び短側壁11bよりなる周壁11と、それらの
下側を閉塞する底板部12とにより、上面が開放された
四角形状の箱体に形成されている。また、図4に示すよ
うに、各長側壁11a及び短側壁11bは、上方へ向か
うに従い拡開するように傾斜している。
【0010】フランジ13は、運搬用容器10の開口端
に全周にわたって形成されている。複数の周面リブ14
は前記周壁11に縦横に突出形成され、底側板部15
は、周壁11の最下部の各角部にそれぞれ一体形成され
ている。また、運搬用容器10の下部に形成された周面
リブ14は、上部に形成された周面リブ14及び各底側
板部15より高さが低くなっている。そのため、下部の
周面リブ14の部分にフォークリフトのフォークが差し
込み可能になっている。
【0011】保持部材用凹部16は、各長側壁11a及
び短側壁11bの対向する内側面の上部に形成されてい
る。図2に示すように、敷板17は発泡スチロール製
で、運搬用容器10の平面形状と相似形をなし、図1に
示すように、運搬用容器10の底板部12上に敷設され
る。図3に示すように、収容凹所18は、敷板17上に
突出形成された隣接する凸部19a、19b間に形成さ
れ、敷板17上に所定間隔をおいて複数形成されてい
る。収容凹所18の形状は、機械部品20の下端部の形
状に凹凸の嵌合関係で対応するようになっている。ま
た、収容凹所18の内周面は、上方に向かうに従い拡開
する。補強用の突条21は、敷板17の長辺方向へ延び
るように、一方の凸部19a間の底部に形成され、敷板
17が湾曲するのを防止するようになっている。
【0012】当接部22は、敷板17の一方の短辺側に
形成され、敷板17を運搬用容器10内に収容したと
き、当接部22の外側面が運搬用容器10の一方の短側
壁11bの内側面に当接して、敷板17が運搬用容器1
0内の長辺方向へ移動しないようにしている。
【0013】突起23は、前記凸部19a及び当接部2
2に近接して突出形成され、それらの間に第1溝部24
が6箇所に形成されている。第2溝部25は隣接する凸
部19a、19b間に敷板17の長辺方向へ延びるよう
に2箇所に形成されている。
【0014】図2に示すように、6枚の第1仕切板26
は、合成樹脂により短側壁11bと相似形に形成されて
いる。第1組み合わせ溝28は、第1仕切板26の中央
に所定間隔をおいて2箇所に設けられ、第1仕切板26
の上端から下方に所定深さだけ形成されている。図5に
示すように、第1組み合わせ溝28の縁部には一対の係
止突起29が形成されている。
【0015】図2に示すように、2枚の第2仕切板30
は、合成樹脂により長側壁11aと相似形に形成されて
いる。係止孔32は、第2仕切板30の上部に所定間隔
をおいて6箇所に形成されている。第2組み合わせ溝3
3は、第2仕切板30に所定間隔をおいて6箇所に設け
られ、各係止孔32の下方に位置している。
【0016】図2又は図7に示すように、第1保持部材
34は、ポリプロピレンによりほぼ四角板状に形成され
ている。接合部35は、第1保持部材34の四側周縁に
設けられ、その裏面に貼着された図示されない両面テー
プ等を介して両長側壁11aの保持部材用凹部16に接
合される。第1係合溝36は、第1保持部材34に第1
溝部24と対応するように6箇所に形成されている。
【0017】第2保持部材37は、ポリプロピレンによ
りほぼ四角板状に形成されている。接合部35は、第2
保持部材37の四側周縁に設けられ、その裏面に貼着さ
れた図示されない両面テープ等を介して両短側壁11b
の保持部材用凹部16に接合される。第2係合溝38
は、第2保持部材37に第2溝部25と対応するように
2箇所に形成されている。
【0018】また、図4に示すように、底板部12の端
縁から、底板部12に対して直行するように延びる直線
Lを仮想する。この直線Lは、第1及び第2保持部材3
4,37の表面上を通るようになっている。第1及び第
2保持部材34,37の下部は、前記直線Lより内方、
つまり、周壁11側へに傾斜するように形成されてい
る。そのため、運搬用容器10内から機械部品20を取
り出すとき、その部品20が第1及び第2保持部材3
4,37に引っかかるのを防止することができる。
【0019】そして、対向する第1係合溝36に6枚の
第1仕切板26の両端を係合させるとともに、第1仕切
板26の下端縁を敷板17の各第1溝部24に係止さ
せ、第1仕切板26を運搬用容器10内に立設配置す
る。次いで、第1仕切板26の第1組み合わせ溝28に
対し、第2仕切板30の第2組み合わせ溝33を上方に
配置し、上方からみて第1仕切板26と第2仕切板30
が直行するように対応させ、対向する第2係合溝38に
第2仕切板30の両端を対応させる。
【0020】続いて、第2仕切板30を下方へ移動さ
せ、第2組み合わせ溝33に第1組み合わせ溝28を組
み合わせるとともに、第2係合溝38に第2仕切板30
の両端を係合させる。さらに、第2仕切板30の下端縁
を敷板17の各第2溝部25に係止させ、第1仕切板2
6の係止突起29を第2仕切板30の係止孔32に係止
させることにより、第1及び第2仕切板26,30を運
搬用容器10内に横方向へ移動不能に保持させることが
でき、かつ第1仕切板26から第2仕切板30が上方へ
抜け出るのを防止することができる。
【0021】また、図6(a)、(b)に示すように、
係止突起29は、係止孔32内に上下に交互に組み付け
られるように突出形成されている。そのため、第1組み
合わせ溝28を形成する第1仕切板26の対向面がずれ
るのを防止することができる。従って、収容空間39の
大きさを一定に保つことができる。
【0022】このとき、図7に示すように、第1及び第
2仕切板26,30により、運搬用容器10内は18個
の収容空間39に区画され、各収容空間39の底部に
は、収容凹所18が位置する。
【0023】さらに、各収容空間39内にそれらとほぼ
同じ大きさに形成された機械部品20を収容し、その下
端部を収容凹所18に嵌合させることにより、機械部品
20を安定した状態で収容、運搬することができる。
【0024】また、図4に示すように、底板部12の端
縁から、底板部12に対して直行するように延びる直線
Lは、第1及び第2保持部材34,37の表面を通るよ
うになっている。そのため、周壁11と各仕切板26,
30により形成される収容空間39は、各仕切板26,
30により形成された収容空間39と同様に、その上方
及び下方の幅を同一にすることができ、かつ第1及び第
2保持部材34,37の表面により、各仕切板26,3
0に対して平行な面を形成することができる。その結
果、周壁11と各仕切板26,30により形成される収
容空間39にも、機械部品20を安定した状態で収容す
ることができる。
【0025】以上のように、この実施形態によれば、次
のような効果が発揮される。・この実施形態の運搬用容
器10によれば、各長側壁11a及び短側壁11bの対
向する内側面の上部には、第1及び第2保持部材34,
37を取付け可能な保持部材用凹部16が形成されてい
る。そのため、第1及び第2保持部材34,37を接合
することにより、第1及び第2係合溝36,38を運搬
用容器10内に形成することができる。従って、係合溝
の位置及び数を変更した別の保持部材を保持部材用凹部
16に接合することにより、収容空間39の大きさを適
宜変更して様々な大きさの機械部品20に対応させて運
搬用容器10を使用することができ、その使用用途を拡
げることができる。
【0026】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、第1及び第2仕切板26,30の下端縁が第1及び
第2溝部24,25に係止される。さらに、第1仕切板
26の係止突起29が第2仕切板30の係止孔32に係
止される。その結果、第1及び第2仕切板26,30を
運搬用容器10内に横方向へ移動不能に保持することが
できる。さらに、係止突起29と係止孔32により、第
1仕切板26から第2仕切板30が上方へ抜け出るのを
防止することができる。
【0027】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、第1及び第2保持部材34,37は、その接合部3
5に貼着された両面テープを介して運搬用容器10の保
持部材用凹部16に接合される。そのため、第1及び第
2保持部材34,37を容易に取付ける又は取外すこと
ができるとともに、第1及び第2係合溝36,38を容
易に形成することができる。さらに、係合溝間の間隔の
異なる保持部材を容易に変更することができる。
【0028】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、第1及び第2保持部材34,37の下端は、底板部
12の端縁から、底板部12に対して直行するように延
びる直線Lより内方に傾斜するように形成されている。
そのため、機械部品20を取り出す際、その部品20が
第1及び第2保持部材34,37に引っかかるのを防止
し、生産ラインにおける生産性を向上させることができ
る。
【0029】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、運搬用容器10内には敷板17が敷設され、その敷
板17に機械部品20と凹凸の嵌合関係で対応する収容
凹所18が形成されている。そのため、機械部品20の
下端を収容凹所18に収容することにより、機械部品2
0のがたつきを防止して、安定した状態で収容すること
ができる。
【0030】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、第1及び第2保持部材34,37が保持部材用凹部
16内で移動することがなく、第1及び第2係合溝3
6,38を常に所定の位置に維持することができる。
【0031】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、第1及び第2仕切板26,30により区画形成され
る収容空間39の大きさは、その内部に収容される機械
部品20の大きさとほぼ同じになっている。そのため、
機械部品20を収容空間39内の所定位置に安定した状
態で収容することができる。従って、生産ライン上で、
機械アーム等が機械部品20を確実に把持することがで
き、生産性を向上させることができる。
【0032】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、収容凹所18の内周面は、上方へ拡開するように形
成されている。そのため、機械部品20の下端を円滑に
収容することができるとともに、抜き取り作業を容易に
行うことができる。
【0033】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、第1及び第2仕切板26,30が不要な場合は、そ
れらを取り外すことにより通常の箱として使用すること
ができる。
【0034】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、底板部12の端縁から、底板部12に対して直行す
るように延びる直線Lは、第1及び第2保持部材34,
37の表面を通るようになっている。そのため、周壁1
1と各仕切板26,30により形成される収容空間39
は、各仕切板26,30により形成された収容空間39
と同様に、その上方及び下方の幅を同一にすることがで
き、かつ第1及び第2保持部材34,37の表面により
各仕切板26,30に対して平行な面を形成することが
できる。その結果、周壁11と各仕切板26,30によ
り形成される収容空間39にも、機械部品20を安定し
た状態で収容することができる。
【0035】・この実施形態の運搬用容器10によれ
ば、係止突起29は、係止孔32内に上下に交互に組み
付けられるように突出形成されている。そのため、第1
組み合わせ溝28を形成する第1仕切板26の対向面が
ずれるのを防止することができる。従って、収容空間3
9の大きさを一定に保つことができる。
【0036】尚、前記実施形態を次のように変更して具
体化することも可能である。 ・第1保持部材34として、第1係合溝36を1〜5箇
所又は7箇所以上形成し、その間隔を変更したものを使
用し、運搬用容器10内に収容される第1仕切板26の
枚数を第1係合溝36の数に対応させて変更すること。
又は第2保持部材37として、第2係合溝38を1箇所
又は3箇所以上形成し、第2係合溝38の間隔を変更し
たものを使用し、運搬用容器10内に収容される第2仕
切板30の枚数を第2係合溝38の数に対応させて変更
すること。
【0037】このように構成した場合、収容空間39の
数を変更することができるとともに、様々な大きさの機
械部品20を収容することができ、運搬用容器10の使
用用途を拡げることができる。
【0038】この場合、運搬用容器10内に収容される
第1及び第2仕切板26,30の数に対応させて、収容
凹所18の数及び大きさを変更するとともに、第1及び
第2溝部24,25の数及び位置を変更すること。
【0039】・運搬用容器10内に形成される収容空間
39の大きさに対応させて当接部22の厚みを変更する
こと。このように構成した場合、収容する機械部品20
の大きさに対応させて運搬用容器10内を区画形成する
ことができる。
【0040】・運搬用容器10に対する第1及び第2保
持部材34,37の取付けを、剥離可能な接着剤、溶
着、ビス止め等により行うこと。このように構成した場
合も、第1及び第2保持部材34,37を保持部材用凹
部16に取付けることができ、第1及び第2係合溝3
6,38を運搬用容器10内に設けることができる。
【0041】・第1仕切板26の係止突起29、第2仕
切板30の係止孔32を省略すること。又は、第1仕切
板26に係止孔32を形成し、第2仕切板30に係止突
起29を設けること。
【0042】・運搬用容器10の上面を閉塞可能な蓋体
を設けること。 ・補強用の突条21を敷板17の長辺方向へ延びるよう
に、凸部19b間に設けること。又は補強用の突条21
を省略すること。
【0043】このように構成した場合も、敷板17が湾
曲するのを防止することができる。又は、実施形態と同
様の敷板17の効果を発揮することができる。さらに、
前記実施形態より把握される技術的思想について以下に
記載する。
【0044】・前記敷板上に、複数の凸部を突出形成す
るとともに、隣接する凸部間に、収容される機械部品の
下端を凹凸の嵌合関係で収容保持するための収容凹所を
形成し、前記収容凹所を仕切板により区画形成された収
容空間内に位置するようにした請求項5に記載の運搬用
容器。
【0045】このように構成した場合、収容空間内に収
容された機械部品の下端を、収容凹所により収容保持す
ることができ、機械部品ががたつくのを防止し、安定し
た状態で収容することができる。
【0046】・前記敷板の上面に複数の凸部を形成し、
隣接する凸部間に、収容空間内に収容される機械部品の
下端を凹凸の嵌合関係で収容保持するための収容凹所を
形成し、その内周面を上方に向かうに従い拡開傾斜した
請求項5に記載の運搬用容器。
【0047】このように構成した場合、収容凹所に収容
された機械部品の下端を確実に収容することができると
ともに、容易に抜き取ることができる。
【0048】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明の運搬用容器によれば、収容空間の大きさを適宜変更
して様々な大きさの機械部品に対応させて運搬用容器を
使用することができ、その使用用途を拡げることができ
る。
【0049】請求項2に記載の発明の運搬用容器によれ
ば、保持部材を凹部に取付けることにより、運搬用容器
内に仕切板保持用の溝を容易に形成することができる。
請求項3に記載の発明の運搬用容器によれば、運搬用容
器内に複数の収容空間を容易に形成することができる。
【0050】請求項4に記載の運搬用容器は、請求項2
又は請求項3に記載の発明の効果に加え、収容空間に収
容された機械部品を抜き取るとき、機械部品が保持部材
に引っかかるのを防止して、生産性を向上させることが
できる。
【0051】請求項5に記載の運搬用容器は、請求項3
又は請求項4に記載の発明の効果に加え、仕切板を運搬
用容器内の横方向へ移動不能に保持することができ、収
容空間を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の運搬用容器を示す部分破断斜視
図。
【図2】 実施形態の運搬用容器を示す分解斜視図。
【図3】 実施形態の敷板を示す平面図。
【図4】 実施形態の運搬用容器に保持部材を取り付け
たときの断面図。
【図5】 実施形態の仕切板を組み合わせた状態を示す
部分断面図。
【図6】 (a)は図5のa−a線断面図、(b)は図
5のb−b線断面図。
【図7】 実施形態の運搬用容器を示す平面図。
【符号の説明】
10…運搬用容器、11a…周壁を構成する長側壁、1
1b…周壁を構成する短側壁、16…保持部材用凹部、
17…敷板、24…第1溝部、25…第2溝部、26…
第1仕切板、30…第2仕切板、34…第1保持部材、
36…第1係合溝、37…第2保持部材、38…第2係
合溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放され、上方へ向かうに従い拡
    開傾斜した側壁によって形成される四角箱状をなす運搬
    用容器において、その対向する内壁面の上部に仕切板の
    両端を保持するための保持部材が取付けられる凹部を設
    けた運搬用容器。
  2. 【請求項2】 上面が開放され、上方へ向かうに従い拡
    開傾斜した側壁によって形成される四角箱状をなす運搬
    用容器において、その対向する内壁面の上部に凹部を設
    け、その凹部に仕切板の両端を保持するための保持部材
    を取付けた運搬用容器。
  3. 【請求項3】 上面が開放され、上方へ向かうに従い拡
    開傾斜した側壁によって形成される四角箱状をなす運搬
    用容器において、その対向する内壁面の上部に凹部を設
    け、その凹部に保持部材を取付けるとともに、仕切板の
    両端を保持部材に形成された溝に保持させて、仕切板を
    立設配置した運搬用容器。
  4. 【請求項4】 保持部材の下部を下方に向かうに従い拡
    開傾斜させた請求項2又は請求項3に記載の運搬用容
    器。
  5. 【請求項5】 仕切板の下端縁を保持するための溝部を
    有する敷板を備えた請求項3又は請求項4に記載の運搬
    用容器。
JP09766998A 1998-04-09 1998-04-09 運搬用容器 Expired - Lifetime JP3300276B2 (ja)

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