JPH11292037A - 袋のファスナー嵌合操作具 - Google Patents
袋のファスナー嵌合操作具Info
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- JPH11292037A JPH11292037A JP10090267A JP9026798A JPH11292037A JP H11292037 A JPH11292037 A JP H11292037A JP 10090267 A JP10090267 A JP 10090267A JP 9026798 A JP9026798 A JP 9026798A JP H11292037 A JPH11292037 A JP H11292037A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/25—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
- B65D33/2508—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor
- B65D33/2584—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor characterized by the slider
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- Bag Frames (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋開口部のファスナー部分を挟む両挟持片に
力を加えずとも、挟み付け状態に保持できて、そのまま
スライドさせるだけで凸条部と凹条部とを嵌合でき、フ
ァスナーを容易に閉止できる嵌合操作具を提供する。 【解決手段】 袋開口部11に付設された凸条部14aと凹
条部14bとからなる袋10のファスナー14を、凸条部14a
と凹条部14bとを嵌合させて閉止する嵌合操作具Aとし
て、略U形をなすように一端部で連設された相対向する
一対の挟持片1,2を、両挟持片1,2の相対向面1a,
2aが、ファスナー閉止時のファスナー部分の厚みとほぼ
同じかもしくは僅かに小さい間隔を保有して相対向する
ように形成し、ファスナー14の凸条部14aと凹条部14b
とを弾性力で挟み付けることができるようにし、さらに
相対向面1a,2a間の間隔を自由端側ほど狭くなるように
傾斜させておく。
力を加えずとも、挟み付け状態に保持できて、そのまま
スライドさせるだけで凸条部と凹条部とを嵌合でき、フ
ァスナーを容易に閉止できる嵌合操作具を提供する。 【解決手段】 袋開口部11に付設された凸条部14aと凹
条部14bとからなる袋10のファスナー14を、凸条部14a
と凹条部14bとを嵌合させて閉止する嵌合操作具Aとし
て、略U形をなすように一端部で連設された相対向する
一対の挟持片1,2を、両挟持片1,2の相対向面1a,
2aが、ファスナー閉止時のファスナー部分の厚みとほぼ
同じかもしくは僅かに小さい間隔を保有して相対向する
ように形成し、ファスナー14の凸条部14aと凹条部14b
とを弾性力で挟み付けることができるようにし、さらに
相対向面1a,2a間の間隔を自由端側ほど狭くなるように
傾斜させておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に合成樹脂フィ
ルム製袋のファスナーを閉じるのに使用する嵌合操作具
に関するものである。
ルム製袋のファスナーを閉じるのに使用する嵌合操作具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば布団の包装において袋
内の空気を抜いて密封包装するのに使用する包装袋、そ
の他の合成樹脂フィルム製の袋において、開口部を開閉
可能にするために、互いに嵌合する凸条部と凹条部とか
らなるファスナーが付されたものが知られている。
内の空気を抜いて密封包装するのに使用する包装袋、そ
の他の合成樹脂フィルム製の袋において、開口部を開閉
可能にするために、互いに嵌合する凸条部と凹条部とか
らなるファスナーが付されたものが知られている。
【0003】かかるファスナーは、図7の鎖線および図
8に示すように、通常、袋(10)の開口部(10)におけ
る表裏フィルム(12)(13)の内側面に互いに嵌合する
1本もしくは2本の凸条部(14a)と凹条部(14b)と
を設け、両者の嵌合によって袋開口部を閉止できるよう
になっている。
8に示すように、通常、袋(10)の開口部(10)におけ
る表裏フィルム(12)(13)の内側面に互いに嵌合する
1本もしくは2本の凸条部(14a)と凹条部(14b)と
を設け、両者の嵌合によって袋開口部を閉止できるよう
になっている。
【0004】このファスナー(14)を指先で挟んで閉じ
るのは容易でなく、その作業に手間がかかることから、
袋開口部(11)のファスナー部分を表裏から挟んでスラ
イドさせることによって、ファスナー(14)の凸条部
(14a)と凹条部(14b)を嵌合させる専用の嵌合操作
具が出現している(例えば、実開平4−60853号公
報)。
るのは容易でなく、その作業に手間がかかることから、
袋開口部(11)のファスナー部分を表裏から挟んでスラ
イドさせることによって、ファスナー(14)の凸条部
(14a)と凹条部(14b)を嵌合させる専用の嵌合操作
具が出現している(例えば、実開平4−60853号公
報)。
【0005】従来のこの種の嵌合操作具は、図7のよう
に、合成樹脂等の適度の弾性を有する素材により一体に
形成され、略V形をなすように一端部で連設された一対
の挟持片(21)(22)よりなるものが一般的であり、両
挟持片(21)(22)で袋のファスナー部分を表裏から挟
んでスライドさせるようになっている。
に、合成樹脂等の適度の弾性を有する素材により一体に
形成され、略V形をなすように一端部で連設された一対
の挟持片(21)(22)よりなるものが一般的であり、両
挟持片(21)(22)で袋のファスナー部分を表裏から挟
んでスライドさせるようになっている。
【0006】しかし、前記嵌合操作具(20)の場合、両
挟持片(21)(22)が自由端側に向って拡開した形状を
なしているために、これを素材の持つ弾性力に抗して挟
み付ける必要があり、かなり強い力を必要とし、作業者
の指先にかかる負担が大きくなる。そのため、商品の包
装において多数の袋を閉止するのは容易でなく、また開
口部のファスナーが長いものの場合には、途中で挟持力
が弱まって完全に閉止できない場合が生じる。
挟持片(21)(22)が自由端側に向って拡開した形状を
なしているために、これを素材の持つ弾性力に抗して挟
み付ける必要があり、かなり強い力を必要とし、作業者
の指先にかかる負担が大きくなる。そのため、商品の包
装において多数の袋を閉止するのは容易でなく、また開
口部のファスナーが長いものの場合には、途中で挟持力
が弱まって完全に閉止できない場合が生じる。
【0007】また、布団の包装袋等の高い密封性が要求
される袋においては、図7の鎖線で示すように袋開口部
(11)のファスナー(14)がダブルになっているものが
多いが、これら両ファスナー(14)(14)を前記嵌合操
作具(20)の両挟持片(21)(22)で挟んだ場合に、挟
持片(21)(22)の先端側が開き気味になるために、袋
内方側のファスナーが嵌合できない場合が生じ易い。
される袋においては、図7の鎖線で示すように袋開口部
(11)のファスナー(14)がダブルになっているものが
多いが、これら両ファスナー(14)(14)を前記嵌合操
作具(20)の両挟持片(21)(22)で挟んだ場合に、挟
持片(21)(22)の先端側が開き気味になるために、袋
内方側のファスナーが嵌合できない場合が生じ易い。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、袋開口部のファスナー部分を挟む両挟持片に力を加
えずとも、挟み付け状態に保持できて、そのままスライ
ドさせるだけで、凸条部と凹条部とを嵌合でき、ファス
ナーを容易に閉止できる嵌合操作具を提供しようとする
ものであり、さらには、ファスナーがダブルになってい
るものでも、失敗なく容易に嵌合し閉止できるようにし
た嵌合操作具を提供するものである。
り、袋開口部のファスナー部分を挟む両挟持片に力を加
えずとも、挟み付け状態に保持できて、そのままスライ
ドさせるだけで、凸条部と凹条部とを嵌合でき、ファス
ナーを容易に閉止できる嵌合操作具を提供しようとする
ものであり、さらには、ファスナーがダブルになってい
るものでも、失敗なく容易に嵌合し閉止できるようにし
た嵌合操作具を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明は、袋開口部に付設された凸条部と凹条部とからな
る袋のファスナーを、前記凸条部と凹条部とを嵌合させ
て閉止する嵌合操作具であって、略U形をなすように一
端部で連設された相対向する一対の挟持片よりなり、両
挟持片の相対向面が、ファスナー閉止時のファスナー部
分の厚みと同じかもしくは僅かに小さい間隔で相対向す
るように形成され、袋開口部のファスナー部分を具有弾
性力によって挟み付け可能であることを特徴とする。
発明は、袋開口部に付設された凸条部と凹条部とからな
る袋のファスナーを、前記凸条部と凹条部とを嵌合させ
て閉止する嵌合操作具であって、略U形をなすように一
端部で連設された相対向する一対の挟持片よりなり、両
挟持片の相対向面が、ファスナー閉止時のファスナー部
分の厚みと同じかもしくは僅かに小さい間隔で相対向す
るように形成され、袋開口部のファスナー部分を具有弾
性力によって挟み付け可能であることを特徴とする。
【0010】この嵌合操作具によれば、相対向する一対
の挟持片の間に袋開口部のファスナー部分を挟み込め
ば、これを把持する指先に力を加えなくても、袋開口部
のファスナー部分を表裏から挟み付けた状態を保持でき
る。しかも両挟持片の相対向面間の間隔がファスナー閉
止時のファスナー部分の厚みと同じかもしくは僅かに小
さい間隔であるため、前記の挟付け状態のままスライド
させることにより、ファスナーの凸条部と凹条部とが互
いに嵌合することになる。
の挟持片の間に袋開口部のファスナー部分を挟み込め
ば、これを把持する指先に力を加えなくても、袋開口部
のファスナー部分を表裏から挟み付けた状態を保持でき
る。しかも両挟持片の相対向面間の間隔がファスナー閉
止時のファスナー部分の厚みと同じかもしくは僅かに小
さい間隔であるため、前記の挟付け状態のままスライド
させることにより、ファスナーの凸条部と凹条部とが互
いに嵌合することになる。
【0011】前記のファスナー嵌合操作具において、請
求項2の発明のように、前記両挟持片は、相対向面間の
間隔が自由端側ほど狭くなるように傾斜しているものが
特に好ましい。
求項2の発明のように、前記両挟持片は、相対向面間の
間隔が自由端側ほど狭くなるように傾斜しているものが
特に好ましい。
【0012】このように形成されていることにより、フ
ァスナーがダブルの場合に、両挟持片が連設側端部に近
いファスナーを挟んだ状態において挟持片の自由端側が
僅かに拡がったとしても、両挟持片が略平行状態に保持
されることになり、双方のファスナーを同時に確実に挟
み付けることができ、両ファスナーを失敗なく閉止でき
る。
ァスナーがダブルの場合に、両挟持片が連設側端部に近
いファスナーを挟んだ状態において挟持片の自由端側が
僅かに拡がったとしても、両挟持片が略平行状態に保持
されることになり、双方のファスナーを同時に確実に挟
み付けることができ、両ファスナーを失敗なく閉止でき
る。
【0013】前記において、請求項3の発明のように、
両挟持片の自由端の少なくとも一方に、相対向側へ突出
する係止爪を設けておくことにより、ファスナー部分を
挟んだ状態でのスライド時に、嵌合操作具が袋の開口部
から外れることがなく、最後まで確実に嵌合し閉止させ
ることができる。
両挟持片の自由端の少なくとも一方に、相対向側へ突出
する係止爪を設けておくことにより、ファスナー部分を
挟んだ状態でのスライド時に、嵌合操作具が袋の開口部
から外れることがなく、最後まで確実に嵌合し閉止させ
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基づいて説明する。
示す実施例に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の1実施例に係る嵌合操作
具の斜視図、図2は同側面図、図3は同断面図を示して
いる。
具の斜視図、図2は同側面図、図3は同断面図を示して
いる。
【0016】図に示す実施例の嵌合操作具(A)は、比
較的硬くしかも適度に弾性を有する滑りのよい合成樹脂
材により一体に成形され、略U形をなすように一端部で
連設された相対向する一対の挟持片(1)(2)よりな
る。(3)は連設側端部を示す。両挟持片(1)(2)
は、その相対向面(1a)(2a)が、図5に示すようなフ
ァスナー付き袋(10)の開口部(11)におけるファスナ
ー閉止時のファスナー部分の厚みとほぼ同じかもしくは
僅かに小さい間隔で相対向するように形成され、素材の
もつ弾性力に抗して僅かに拡開可能に形成されており、
この両挟持片(1)(2)で袋開口部(11)の前記ファ
スナー部分を挟んでスライドさせることにより、ファス
ナー(14)の凸状部(14a)と凹条部(14b)とを互い
に嵌合させることができるようになっている。
較的硬くしかも適度に弾性を有する滑りのよい合成樹脂
材により一体に成形され、略U形をなすように一端部で
連設された相対向する一対の挟持片(1)(2)よりな
る。(3)は連設側端部を示す。両挟持片(1)(2)
は、その相対向面(1a)(2a)が、図5に示すようなフ
ァスナー付き袋(10)の開口部(11)におけるファスナ
ー閉止時のファスナー部分の厚みとほぼ同じかもしくは
僅かに小さい間隔で相対向するように形成され、素材の
もつ弾性力に抗して僅かに拡開可能に形成されており、
この両挟持片(1)(2)で袋開口部(11)の前記ファ
スナー部分を挟んでスライドさせることにより、ファス
ナー(14)の凸状部(14a)と凹条部(14b)とを互い
に嵌合させることができるようになっている。
【0017】前記両挟持片(1)(2)は、図3のよう
に相対向面側がアール曲面による断面山形状をなしてお
り、これによりファスナー(14)の延在方向に滑らかに
スライドさせることができ、凸条部(14a)と凹条部
(14b)との嵌合操作がスムーズに行えるようになって
いる。
に相対向面側がアール曲面による断面山形状をなしてお
り、これによりファスナー(14)の延在方向に滑らかに
スライドさせることができ、凸条部(14a)と凹条部
(14b)との嵌合操作がスムーズに行えるようになって
いる。
【0018】前記両係止片(1)(2)は、通常の状態
において略平行状態を保持するように成形しておくこと
もできるが、図示する実施例の場合には、両挟持片
(1)(2)の相対向面(1a)(2a)間の間隔が、自由
端(先端)側ほど僅かに狭くなるように傾斜して、素材
の持つ弾性力に抗して僅かに拡がったときにファスナー
閉止時のファスナー部分の厚みと同程度の間隔で略平行
状態となるように形成されている。
において略平行状態を保持するように成形しておくこと
もできるが、図示する実施例の場合には、両挟持片
(1)(2)の相対向面(1a)(2a)間の間隔が、自由
端(先端)側ほど僅かに狭くなるように傾斜して、素材
の持つ弾性力に抗して僅かに拡がったときにファスナー
閉止時のファスナー部分の厚みと同程度の間隔で略平行
状態となるように形成されている。
【0019】また両挟持片(1)(2)の幅が狭いとき
には、図のように、少なくとも一方の挟持片(1)また
は(2)の相対向面とは反対側に指当て用の突片(4)
が設けておくのが好ましい。
には、図のように、少なくとも一方の挟持片(1)また
は(2)の相対向面とは反対側に指当て用の突片(4)
が設けておくのが好ましい。
【0020】前記両挟持片(1)(2)は、図のように
僅かに長短がつけられて、双方の挟持片(1)(2)の
先端にそれぞれ相対向側へ突出する係止爪(1b)(2b)
が互い違いに形成されており、両挟持片(1)(2)で
袋開口部(11)のファスナー部分を挟んだ状態におい
て、表裏フィルム(12)(13)が、図6のように略S状
に屈曲することで抜けを規制でき、さらにファスナー
(14)が前記係止爪(1b)(2b)に係止することによ
り、離脱を阻止できるようになっている。
僅かに長短がつけられて、双方の挟持片(1)(2)の
先端にそれぞれ相対向側へ突出する係止爪(1b)(2b)
が互い違いに形成されており、両挟持片(1)(2)で
袋開口部(11)のファスナー部分を挟んだ状態におい
て、表裏フィルム(12)(13)が、図6のように略S状
に屈曲することで抜けを規制でき、さらにファスナー
(14)が前記係止爪(1b)(2b)に係止することによ
り、離脱を阻止できるようになっている。
【0021】上記の嵌合保持具(A)の素材としては、
比較的硬くしかも弾性力も有する滑りのよいものであれ
ば、ポリプロピレン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂さらには
ポリアセタール等の各種の合成樹脂材またはアルミニウ
ム等の金属を使用できるが、中でもポリアセタールが硬
くて強度的に強くしかも弾性力があって滑りもよく、特
に好適に用いられる。
比較的硬くしかも弾性力も有する滑りのよいものであれ
ば、ポリプロピレン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂さらには
ポリアセタール等の各種の合成樹脂材またはアルミニウ
ム等の金属を使用できるが、中でもポリアセタールが硬
くて強度的に強くしかも弾性力があって滑りもよく、特
に好適に用いられる。
【0022】上記の実施例の嵌合操作具(A)を用いて
袋(10)の開口部(11)におけるファスナー(14)を閉
じるには、まず、嵌合操作具(A)を把持して、図4の
ように袋(10)の開口部(11)の側端側より両挟持片
(1)(2)の間に該袋開口部(11)のファスナー部分
を挟み込むようにする。
袋(10)の開口部(11)におけるファスナー(14)を閉
じるには、まず、嵌合操作具(A)を把持して、図4の
ように袋(10)の開口部(11)の側端側より両挟持片
(1)(2)の間に該袋開口部(11)のファスナー部分
を挟み込むようにする。
【0023】通常、互いに嵌合する凸条部(14a)と凹
条部(14b)とからなるファスナー(14)を備える袋
(10)は、図4に示すように、側端部の融着部(15)に
おいて前記凸条部(14a)と凹条部(14b)とが嵌合状
態で融着一体化されているので、前記のようにして開口
部(11)を挟持片(1)(2)の間に挟み込むことによ
り、該開口部(11)においても凸条部(14a)と凹条部
(14b)とが融着部(15)から連続して嵌合することに
なる。
条部(14b)とからなるファスナー(14)を備える袋
(10)は、図4に示すように、側端部の融着部(15)に
おいて前記凸条部(14a)と凹条部(14b)とが嵌合状
態で融着一体化されているので、前記のようにして開口
部(11)を挟持片(1)(2)の間に挟み込むことによ
り、該開口部(11)においても凸条部(14a)と凹条部
(14b)とが融着部(15)から連続して嵌合することに
なる。
【0024】殊に、前記両挟持片(1)(2)の相対向
面(1a)(2a)間の間隔がファスナー閉止時のファスナ
ー部分の厚みと同じかもしくは僅かに小さい間隔である
ため、前記のように両挟持片(1)(2)の間に袋開口
部の前記ファスナー部分を挟み込めば、指先に力を加え
なくても、素材の持つ弾性力によって前記ファスナー部
分を表裏から挟み付けた状態を保持でき、したがって、
そのままファスナー(14)の長手方向にスライドさせる
ことにより、前記凸条部(14a)と凹条部(14b)とが
順次互いに嵌合することになり、ファスナー(14)が閉
止されることになる。
面(1a)(2a)間の間隔がファスナー閉止時のファスナ
ー部分の厚みと同じかもしくは僅かに小さい間隔である
ため、前記のように両挟持片(1)(2)の間に袋開口
部の前記ファスナー部分を挟み込めば、指先に力を加え
なくても、素材の持つ弾性力によって前記ファスナー部
分を表裏から挟み付けた状態を保持でき、したがって、
そのままファスナー(14)の長手方向にスライドさせる
ことにより、前記凸条部(14a)と凹条部(14b)とが
順次互いに嵌合することになり、ファスナー(14)が閉
止されることになる。
【0025】また、図示する実施例のように、前記両挟
持片(1)(2)が、相対向面間の間隔が自由端側ほど
僅かに狭くなるように傾斜しているものであると、図の
ように、ダブルタイプのファスナー(14)(14)の場合
に、両挟持片(1)(2)が連設側端部(3)に近いフ
ァスナー(14)を挟んだ状態において挟持片(1)
(2)の自由端側が僅かに拡がっても、両挟持片(14)
(14)が略平行状態に保持されることになって、双方の
ファスナー(14)を同時に確実に挟み付けることがで
き、両ファスナー(14)を失敗なく閉止できる。
持片(1)(2)が、相対向面間の間隔が自由端側ほど
僅かに狭くなるように傾斜しているものであると、図の
ように、ダブルタイプのファスナー(14)(14)の場合
に、両挟持片(1)(2)が連設側端部(3)に近いフ
ァスナー(14)を挟んだ状態において挟持片(1)
(2)の自由端側が僅かに拡がっても、両挟持片(14)
(14)が略平行状態に保持されることになって、双方の
ファスナー(14)を同時に確実に挟み付けることがで
き、両ファスナー(14)を失敗なく閉止できる。
【0026】すなわち、ファスナー部分の厚みは、ファ
スナー(14)の凸条部(14a)と凹条部(14b)とが嵌
合するまでは、閉止時のファスナー部分の厚みより大き
くなっており、これを挟み込みによって押圧して嵌合さ
せる関係で、両挟持片(1)(2)間の間隔が素材の持
つ弾性力に抗して若干拡開することになる。そのため、
両挟持片(1)(2)の相対向面(1a)(2a)が単に平
行状態である場合には自由端側が大きく開くことになっ
て、ファスナー(14)の凸条部(14a)と凹条部(14
b)とを完全に挟み付けることができず、嵌合不良が生
じるおそれがあるが、前記のように先端側ほど間隔が狭
くなっていると、前記のように開いても、先端側が過度
に開くことがなく、双方のファスナーを同時に確実に嵌
合し閉止させることができる。
スナー(14)の凸条部(14a)と凹条部(14b)とが嵌
合するまでは、閉止時のファスナー部分の厚みより大き
くなっており、これを挟み込みによって押圧して嵌合さ
せる関係で、両挟持片(1)(2)間の間隔が素材の持
つ弾性力に抗して若干拡開することになる。そのため、
両挟持片(1)(2)の相対向面(1a)(2a)が単に平
行状態である場合には自由端側が大きく開くことになっ
て、ファスナー(14)の凸条部(14a)と凹条部(14
b)とを完全に挟み付けることができず、嵌合不良が生
じるおそれがあるが、前記のように先端側ほど間隔が狭
くなっていると、前記のように開いても、先端側が過度
に開くことがなく、双方のファスナーを同時に確実に嵌
合し閉止させることができる。
【0027】
【発明の効果】上記したように本発明のファスナー嵌合
操作具によれば、袋開口部のファスナー部分を挟む両挟
持片に力を加えなくとも、素材のもつ弾性力で挟み付け
状態に保持できて、そのままスライドさせるだけで、フ
ァスナーを構成する凸条部と凹条部とを容易にかつ確実
に嵌合させることができる。それゆえ、作業者の指先に
かかる負担が小さく、商品の包装において多数の袋を閉
止するのも容易であり、また開口部のファスナーが長い
ものの場合でも途中で挟持力が弱まることがなく完全に
閉止でき、ファスナーの閉止作業を容易にする。
操作具によれば、袋開口部のファスナー部分を挟む両挟
持片に力を加えなくとも、素材のもつ弾性力で挟み付け
状態に保持できて、そのままスライドさせるだけで、フ
ァスナーを構成する凸条部と凹条部とを容易にかつ確実
に嵌合させることができる。それゆえ、作業者の指先に
かかる負担が小さく、商品の包装において多数の袋を閉
止するのも容易であり、また開口部のファスナーが長い
ものの場合でも途中で挟持力が弱まることがなく完全に
閉止でき、ファスナーの閉止作業を容易にする。
【0028】特に請求項2の発明の場合、ダブルのファ
スナーを双方ともに確実に嵌合閉止させることができ
る。
スナーを双方ともに確実に嵌合閉止させることができ
る。
【図1】本発明の嵌合操作具の1実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同上の側面図である。
【図3】前図のX−X線の横断面図である。
【図4】嵌合操作具の操作状態を示す斜視図である。
【図5】同上のY−Y線の断面図である。
【図6】同上のZ−Z線の断面図である。
【図7】従来の嵌合操作具を例示する斜視図である。
【図8】袋のファスナーの断面図である。
(A) 嵌合操作具 (1)(2) 挟持片 (1a)(2a) 相対向面 (1a)(2a) 係止爪 (3) 連設側端部 (10) 袋 (11) 開口部 (12)(13) 表裏フィルム (14) ファスナー (14a) 凸条部 (14b) 凹条部
Claims (3)
- 【請求項1】袋開口部に付設された凸条部と凹条部とか
らなる袋のファスナーを、前記凸条部と凹条部とを嵌合
させて閉止する嵌合操作具であって、 略U形をなすように一端部で連設された相対向する一対
の挟持片よりなり、両挟持片の相対向面が、ファスナー
閉止時のファスナー部分の厚みとほぼ同じかもしくは僅
かに小さい間隔を保有して相対向するように形成され、
袋開口部のファスナー部分を具有弾性力によって挟み付
け可能であることを特徴とする袋のファスナー嵌合操作
具。 - 【請求項2】前記両挟持片は、相対向面間の間隔が自由
端側ほど僅かに狭くなるように傾斜している請求項1に
記載の袋のファスナー嵌合操作具。 - 【請求項3】両挟持片の自由端の少なくとも一方に、相
対向側へ突出する係止爪が設けられてなる請求項1また
は2に記載の袋のファスナー嵌合操作具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10090267A JPH11292037A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 袋のファスナー嵌合操作具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10090267A JPH11292037A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 袋のファスナー嵌合操作具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11292037A true JPH11292037A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=13993741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10090267A Pending JPH11292037A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 袋のファスナー嵌合操作具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11292037A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255197A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Hakujuji Co Ltd | 袋状容器のファスナー閉じ具 |
JP2014079321A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Daiwa Package Films Inc | 封鎖具 |
JP2015070993A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 株式会社ニフコ | バックル |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10090267A patent/JPH11292037A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255197A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Hakujuji Co Ltd | 袋状容器のファスナー閉じ具 |
JP2014079321A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Daiwa Package Films Inc | 封鎖具 |
JP2015070993A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 株式会社ニフコ | バックル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040601 |