JPH11291225A - 型枠なしで製造する環境ブロックの製造方法 - Google Patents

型枠なしで製造する環境ブロックの製造方法

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JPH11291225A
JPH11291225A JP9444498A JP9444498A JPH11291225A JP H11291225 A JPH11291225 A JP H11291225A JP 9444498 A JP9444498 A JP 9444498A JP 9444498 A JP9444498 A JP 9444498A JP H11291225 A JPH11291225 A JP H11291225A
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sand
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soil
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JP9444498A
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Isao Ogata
功 尾形
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TOHOKU SEKIZAI BLOCK KK
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TOHOKU SEKIZAI BLOCK KK
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来のコンクリート製品の製造業
界で常識であった木製、鉄製、発砲材、あるいはゴム材
等の型枠を使用する事なく安価で容易に手に入る材料を
利用してコンクリート製品に見えない自然にやさしい製
品の製造方法の提供を課題とする。 【解決手段】 輪郭概型の型構築には砂、土砂、ダス
ト、粘土、植栽土、目地模様構築には、紐状の植袋又は
種子材を、表面腐食植生構成には短片樹木の枝か幹、山
野の苔を敷きしめ、これに植物の絞り汁を散布する又、
割れ目の構築には、薄幕シートに植栽土サンド、異色断
層構成には、コンクリートを重ね打設し再び熱風機で乾
燥させ、貫通多孔と空胴室の構築には芯棒に粘土か壁土
を巻き付けて不硬化物の砂か土砂を利用する手段とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、型枠なしで製造する各
種環境コンクリートブロックの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート製品の製造には業界
で常識であった木製、鉄製、発砲材、あるいはゴム材等
の型枠を使用するかこれらの組合せによる製造で有っ
た。
【0003】しかし、これらの製品の製造には次の様な
欠点と課題があった。
【0004】 製品が自然環境を考慮した製品になる
と、その型状、大きさ、重さが千差万別製品と成り型枠
コストが高価であるばかりか組立脱型が複雑で有り、加
えて掃除も大変な時間と労力を必要としていた。 型枠が複雑に成ると凹部に剥離剤が溜まりこの部分
のコンクリート強度を弱くしていたし、大きい凹凸変
化、逆勾配のオーバーハング等では補強鉄筋を入れても
脱型クラックを生じさせる事もしばしばで有った。 そ
れで、時には脱型の事を考え空気を入れる型枠も使用し
たが、型枠コストがより以上に加算される事と、蒸気養
生に問題が有った。 従来の型枠製造では、目地植栽環境ブロック、表面
腐食植生環境ブロック、割れ目植栽環境ブロック、異色
断層環境ブロック、蛇籠や籠マットの詰め石で魚貝類の
棲息出来る貫通多孔環境ブロック(陸上では小動物の住
みか製品)等の製造は採算が取れず不可能で有った。
【0005】そこで、本発明者は、これらの製品の製造
方法を熟知しながら本発明の解決課題を次の様にしたも
のである。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】 コンクリート製品
の製造には業界で常識であった木製型枠、鉄製型枠、張
り付け発砲材型枠、ゴム型枠あるいは、これらの組合せ
型枠、あるいは空気入れ型枠等による製造方法ではな
く、安価で容易に手に入る砂、土砂、ダスト、粘土、植
栽土、薄幕シート等を利用しての製品構築製造とする。
【0007】 コンクリート脱型剥離は使用しない製
造方法とする。
【0008】 自然に近い製品とするためにコンクリ
ート表面には植物の絞り汁や切片を混入させたものと
し、着色は月日経過による浸透着色とするために鉄片、
銅片、自然界の着色土等を使用する。
【0009】 質量の調整には土砂や植栽土、あるい
は軽土、時には産業廃棄物を使用する。
【0010】以上の課題をもとに本発明の解決手段を次
の様にしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】「請求項1」の目地模様
構築には、紐状の植袋又は種子材を模様目地として要所
要所を串刺し状として押さえコンクリートを打設手段と
する。
【0012】「請求項2」の表面腐食植生構成には、短
片とした樹木の枝か幹、あるいは山野の土付き苔を適当
な大きさで切って敷きしめ、これに植物の絞り汁を散布
しコンクリートを打設する手段とする。
【0013】「請求項3」の製品に割れ目の構築には、
薄幕シートに植栽土をサンドするか根付き樹木をコンク
リートにサンドして硬化させる手段とする。
【0014】「請求項4」の異色断層構成には、前の打
設コンクリートの水分が滲まぬ程度に熱風機で乾燥させ
異色コンクリートを重ね打設し再び熱風機で乾燥させ他
の異色コンクリートを打設し要所要所に着色粘土か植栽
土を使用し、時には鉄片か銅片を濡れた布か紙で包んで
一部を露出させ月日経過の腐食浸透着色手段とする。
【0015】「請求項5」の貫通多孔と空胴室の構築に
は、コンクリート不硬化物の砂か土砂を利用し、抜き取
り芯棒に粘土か壁土を巻き付けて出入口構成でコンクリ
ートを打設し、コンクリートが凝結硬化したら棒を抜き
取り着粘土か壁土と砂か土砂を高水圧ポンプで除去して
製造する手段とする。加えて、この製造方法を連続小型
で魚貝類の棲息出来る蛇籠やカゴマットの詰め石の製造
する手段ともする。
【0016】
【実施例】「請求項1」の逆さ打ち(施工状態での底版
部を上としてコンクリートを打設)目地植栽環境ブロッ
クの製造方法について「図1」の製造方法の断面概要図
と「図2」の出来上がり実施例製品の平面図で説明す
る。 まず、製品の求める自由な輪郭と製品の表面凹凸
型状を砂か土砂1−1.で構築し、その上に薄幕シート
2.を型枠代わりに敷(目地構成や製品が大きい場合は
折り重ねても良い)きしめる。この時薄幕シート2.の
襞模様(シートの折り目重ねで出来る模様)により変化
を設ける時は、この薄幕シート2.に発砲材あるいはゴ
ム模様版7.等を要所要所に接着剤で張り付けるか、図
示してないが接着剤で混合した骨材を吹き付けたものと
する。
【0017】これに、紐状の植袋又は種子材3.を模様
目地を構成させながら打設されるコンクリート4.を貫
通して植物根張り孔を兼ねた排水孔5.となす様に串棒
6.を刺し込んで張り付け、剥離剤を使用せにずにコン
クリート4.を打設し、製品必要厚さに薄幕シート2.
の輪郭を立ち上げて輪郭部を構成させ、コンクリート
4.が凝結(硬化後でも良い)したら串棒6.を抜き取
り植物根張り孔を兼ねた排水孔5.を設けて自由輪郭型
状の目地植栽環境ブロック製品(輪郭を一定にする時は
図示してないがシートの外に輪郭のみの簡単な型枠を使
用)として製造するものである。紐状の植袋又は種子材
3.での模様目地構成には、市町村マークや動植物等の
図柄を構成する時もある。
【0018】次に、「請求項1」の姿打ち(製品使用姿
の状態としコンクリートを打設)目地植栽環境ブロック
については、図示してないが、床にシートを敷き輪郭部
の薄幕シートを製品必要厚さに立ち上げながらスランプ
の小さい(3〜5cm程度)コンクリート天端を凹凸を設
けなが打設し、シートに襞(模様ひだ)を設けながら押
さえて成型し、このコンクリートの凝結が終わりか直前
(強く押すか叩いたら型状がまだ変化する程度)に薄幕
シートを剥ぎ取り溝を掘って紐状の植袋又は種子材を埋
設し、溝と植袋又は種子材との隙間を補足コンクリート
を使用するか溝サイドのコンクリートを押さえて固定
し、更に植袋又は種子材より串棒で要所要所にコンクリ
ートを貫通させて植物根張り孔を兼ねた排水孔を設けて
施工後にこの目地より苔や草花15.が繁茂する様にし
てなる目地植栽環境ブロックA.の製造方法である。
【0019】「請求項2」の製品の製造方法を「図3」
製造概要図で説明すると、床に薄幕シート2.を敷きこ
れにコンクリート4.を薄く打設し、コンクリートの要
所要所には中詰め排水孔5−1.を設けてこの中詰め排
水孔5−1.に吸い出しマット9.を設けて輪郭を残し
てその上に土砂又は植栽土10.を盛り上げその表面を
布かムシロ11.で覆いこれにコンクリート4.を張り
付け、その周辺に薄幕シート2.(出来上がり製品によ
り大きく変化を構築する時は、この薄幕シート2.に発
砲材あるいはゴム模様版7.を接着剤で貼りつけたもの
とする)を巻き付け一旦薄幕シート2.を剥ぎ取りコン
クリート4.の表面と薄幕シート2.の間に短片とした
稲藁や樹木の枝か幹、あるいは山野の土付き苔を適当な
大きさに切ったコンクリート表面腐食材8.を一面に差
し込む様に張り付け、要所要所に串棒6.を布かムシロ
11.を突き破って中の土砂又は植栽土10.まで刺し
込んで植物の根張り孔を兼ねた排水孔5.を構成し、こ
の排水孔を含めて全体に植物の絞り汁を散布しこれを再
度薄幕シート2.で凹凸変化を有する様にして外の砂か
土砂1−1.を押し込んで成型し順次この作業を型枠な
くして繰り返し製造してなる表面腐食植生環境ブロック
B.の製造方法。
【0020】この製品を逆さ打ち(施工時は反転状態)
で製造する時は、「図4」に示す様に床に敷かれた砂か
土砂1−1.を凹凸変化を設けて構成し、そこに薄幕シ
ート2.(出来上がり製品により変化を構築する時は、
この薄幕シート2.に発砲材あるいはゴム模様版7.を
接着剤で貼りつけたものとする)を敷きここに、短片と
した樹木の枝か幹、あるいは山野の土付き苔を適当な大
きさで切ったてコンクリート表面腐食剤8.一面に敷く
様に張り付け、ここに植物の絞り汁を散布しコンクリー
ト4.を要所要所に植物の根張り孔を兼ねた排水孔5.
(製品が反転されるまで中の土砂か植栽土が出ない様に
する、たとえば孔に紙を詰める)を設けて打設し、これ
を布かムシロ11.で覆い中に土砂か植栽土10.を盛
り上げ概ねU字型に(反転し施工された時底面が広く安
定する様に)成る様に外に押し込み成型し、順次この作
業を繰り返し、天端(製品使用時には底版)に成ったら
要所要所に中詰め排水孔5−1.を吸い出しマット9.
を設けてコンクリート4.で覆い薄幕シート2.で押さ
えて製造するものである。
【0021】「請求項3」の製品の製造方法は、一口に
言えば、コンクリートに割れ目を構築する為にコンクリ
ート間に植栽土を直接挾み込むか根付き樹木を布かムシ
ロで包み込んで入れコンクリートを凝結硬化させるもの
である。
【0022】これを手順を追って詳細に説明すると、ま
ず、製品を製造する床にシートかムシロを敷きこれにコ
ンクリートを適当な型状と厚さで打設し、コンクリート
の要所要所(製品が立ち上げて施工状態に成った時、下
になる位置)には吸い出しマットを設けて排水孔を構築
する。このコンクリートを薄幕シートで輪郭を巻き付け
外を砂か土砂で押さえ、次に植栽土をサンド状に成る様
に入れるか根付き樹木を入れる(樹木を入れる時は月日
が経過すると腐食する布かムシロで包み込むと作業が容
易なばかりか樹木の生育が良い)、この状態で更に薄幕
シートで輪郭を巻き付け外を砂か土砂で押さえ、更にコ
ンクリートを製品底部と要所要所が前打設コンクリート
と合着一体と成る様に(植栽土と根付き樹木がコンクリ
ートでサンドされた状態で一体)適当な型状と厚さで繋
ぎ重ねし順次この作業を繰り返し特別な型枠なしで製造
する様にしてなる割れ目植栽環境ブロックの製造方法で
ある。
【0023】「請求項4」の製品の製造方法は、図示し
てないが自由な輪郭と製品の表面凹凸型状を砂か土砂で
構築し、その上に薄幕シートを型枠代わりに敷きしめ、
適当な厚さで普通コンクリートか着色コンクリートを打
設し、この表面が手で押さえても水分が滲まぬ程度に熱
風機で表面乾燥させ異色コンクリートをサンドして重ね
表面に露出しない部分には前打設コンクリートまで到達
する様に棒状バイブレーターを差し込みながら打設し再
び熱風機で表面乾燥させ他の異色コンクリートをこの手
順と要領で順次打設し製品表面に近い要所要所に鉄片か
銅片を濡れた布か紙で包んで表面の一部を露出する程度
にして埋設し時には着色土をも埋設して型枠なしで製造
してなる異色断層環境ブロックの製造方法である。
【0024】「請求項5」の製品の製造方法は、「図
5」の製造断面概要図、「図6」の製造平面概要図、
「図7」の出来上がり実施例製品の概要斜視図で説明す
ると、まず、床に自由な輪郭と製品の表面突出凹部型状
や凸部型状を砂か土砂1−1.で構築し、その上に薄幕
シート2.を型枠代わりに敷きしめ、適当な厚さで普通
コンクリートか着色コンクリート4.を打設し、要所要
所に砂か土砂1−1.を出来た製品に室状の空洞部5−
2.が構築出来る様に盛り上げここに鉄棒12.を中心
して木製棒かエンビパイプ13.を巻き付け、これを更
に粘土か壁土1−2.(壁土には切り藁を入れる)で巻
き付けて入れ(出来上がり製品に変化をもたすために着
色粘土か植栽土を使用する時もある)、更に砂か土砂1
−1.を入れ(より広い室状の空洞部が構築出来る様
に)てコンクリート4.を打設する。
【0025】表面突出部に自然石か自然割石14.を使
用する時は、図示していが砂か土砂で凹部を構築し、こ
こに自然石か自然割石をセッテングし、その周辺を巻き
付ける様にコンクリートを打設してコンクリートが凝結
硬化後に鉄棒とこれに巻き付けた木製棒かエンビパイプ
を引抜き、粘土か壁土の部分を多少残る様にして高水圧
ポンプで除去して製造してなる貫通多孔魚床ブロック
C.の製造方法。
【0026】次に、「図8」に示す蛇籠やカゴマットの
詰め石は、連続して砂か土砂を製品の必要厚さに敷き、
これを製品の外型と高さに堀り、ここに、薄幕シートを
製品に覆い被せても余裕の有る大きさで個々に敷きコン
クリートを薄く打設し、「図5」と「図6」で示す要領
で砂か土砂を出来た製品に室状の空洞部が構築出来る様
に盛り上げ、ここに鉄棒を中心にして木製棒かエンビパ
イプを巻き付けたものに更に湿った粘土か壁土を巻き付
けて入れ更に砂か土砂を被せて入れ、これにコンクリー
トを覆って薄幕シートを覆って押さえ、コンクリートが
硬化したら鉄棒を中心とした木製棒かエンビパイプを抜
き取り中の砂か土砂を抜き取って魚貝類の棲息出来る空
洞部構築の蛇籠やカゴマットの詰め石ブロックD.とし
て製造するものである。
【0027】
【発明の作用、効果】 製品が自然環境を考慮した製
品で、その型状、大きさ、重さが千差万別製品であって
も固定的な型枠を使用しないので型枠コストが安価であ
るばかりか、製品の型状構築と組立脱型が容易で有り、
加えて後処理掃除も時間と労力を必要としない。
【0028】 従来の型枠での製造方法ですと複雑な
凹部にどうしても剥離剤が溜まりこの部分のコンクリー
ト強度を弱くしていた、しかし、当該製造方法では薄幕
シートなので剥離剤を使用する事なくコンクリート打設
が出来るばかりか、オーバーハング等でも外の砂又は土
砂を押し込んで支台とするので補強鉄筋を入れる必要も
なく、砂又は土砂を掘り起こし薄幕シートを剥ぎ取るだ
けで良いので製品に脱型クラックを生じさせる事もな
い。
【0029】 型枠がわりには、薄幕シートに砂又は
土砂、粘土あるいは壁土で対応するので従来の型枠製造
では、製造不可能であった新製品の目地植栽環境ブロッ
ク、表面腐食植生環境ブロック、割れ目植栽環境ブロッ
ク、貫通多孔環境ブロック等の製造を可能にしたばかり
か、異色コンクリートの表面を熱風機で乾燥させる事に
より、異色断層環境ブロックをも容易に製造出来るもの
である。
【0030】加えて、型枠は、砂又は土砂、粘土あるい
は壁土、薄幕シートで対応するので従来型枠製品の様に
型、大きさ、質量、表面模様、それに色と二個と同じ製
品が製造されない変化に富んだ製品が製造される。
【0031】特に、異色断層環境ブロックの着色には、
鉄片や銅片それに自然界の着色土等を使用する事で月日
が経過すると布か紙で包まれた鉄片や銅片は濡れて腐食
し鉄片では紅状、銅片では青状に流れ出しコンクリート
に徐々に浸透し全体が最も自然石に近い着色された製品
に変身する。加えて、当該技術の製造方法では、従来コ
ンクリート製品ではコスト高で製造出来なかった蛇籠や
籠マットの詰め石製品として苔の棲息容易な製品や、魚
貝類の棲息出来る貫通多孔魚床詰め石製品も容易に安価
に製造出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 目地植栽環境ブロックの製造方法を示す断面
概要図。
【図2】 目地植栽環境ブロックの出来上がり実施例製
品の平面図。
【図3】 表面腐食植生環境ブロックの姿打ち製造方法
を示す一部断面概要図。
【図4】 表面腐食植生環境ブロックの逆打ち製造方法
を示す一部断面概要図。
【図5】 貫通多孔魚床環境ブロックの製造方法を示す
断面概要図。
【図6】 貫通多孔魚床環境ブロックの出来上がり実施
例製品の概要斜視図。
【図7】 蛇籠又は籠マットの詰め石ブロックの概要
図。
【符号の説明】
1−1 砂か土砂 1−2 粘土か壁土 2 薄幕シート 3 植袋又は種子材 4 コンクリート(着色コンクリートでも良い) 5 植物根張り孔を兼ねた排水孔 5−1 中詰め排水孔 5−2 室状の空洞部 6 串棒 7 発砲材あるいはゴム模様版 8 コンクリート表面腐食材 9 吸い出しマット 10 土砂又は植栽土 11 布かムシロ 12 鉄棒 13 木製棒かエンビパイプ 14 自然石 15 草花 16 魚貝類棲息貫通孔 17 吊手 A 目地植栽環境ブロック B 表面腐食植生環境ブロック C 貫通多孔魚床環境ブロック D 蛇籠又は籠マットの詰め石ブロック E 根固めブロック F 籠マット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E02D 17/20 102 E02D 17/20 102B 29/02 311 29/02 311

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自由な輪郭と製品の表面凹凸型状を砂か土
    砂で構築し、その上に薄幕シートを型枠代わりに敷きし
    め、紐状の植袋又は種子材を模様目地として構成させな
    がらコンクリートを貫通して排水孔となす様に串棒を刺
    し込んで張り付け、これにコンクリートを打設してコン
    クリート凝結後に串棒を抜き取って製造してなる目地植
    栽環境ブロックの製造方法。
  2. 【請求項2】床に薄幕シートを敷きこれにコンクリート
    を薄く打設し、コンクリートの要所要所には排水孔を設
    け、この排水孔に吸い出しマットを設けて輪郭を残して
    その上に土砂か植栽土を盛り上げその表面を布かムシロ
    で覆いこれにコンクリートを張り付け、その周辺に薄幕
    シートを巻き付け一旦薄幕シートをはぎ取りコンクリー
    ト表面と薄幕シートの間に短片とした樹木の枝か幹、あ
    るいは山野の土付き苔を適当な大きさで切ってコンクリ
    ートに食い込む様にし張り付け、要所要所に串棒を布か
    ムシロを突き破って中の土砂か植栽土まで刺し込んで植
    物の根張り孔を兼ねた排水孔を構成し、ここに植物の絞
    り汁を散布しこれを再度薄幕シートで凹凸変化を有する
    様にして砂を押し込んで型成しこの作業を型枠なくして
    順次繰り返し製造してなる表面腐食植生環境ブロックの
    製造方法。
  3. 【請求項3】床にシートかムシロを敷きこれにコンクリ
    ートを適当な厚さで打設し、薄幕シートで輪郭を巻き付
    け外を砂か土砂で押さえ、次に植栽土をサンド状に成る
    様に敷くか根付き樹木を入れる、この状態で更に薄幕シ
    ートで輪郭を巻き付け外を砂か土砂で押さえ、更にコン
    クリートを製品底部と要所要所が前打設コンクリートと
    合着一体と成る様に適当な型状と厚さで特別な型枠なし
    でつぎ重ねし製造する様にしてなる割れ目植栽環境ブロ
    ックの製造方法。
  4. 【請求項4】自由な輪郭と製品の表面凹凸型状を砂か土
    砂で構築し、その上に薄幕シートを型枠代わりに敷きし
    め、適当な厚さで普通コンクリートか着色コンクリート
    を打設しこの表面が手で押さえても水分が滲まぬ程度に
    熱風機で乾燥させ異色コンクリートを重ね打設し再び熱
    風機で乾燥させ他の異色コンクリートを打設し製品の表
    面に近い要所要所に鉄片か銅片を濡れた布か紙で包んで
    表面の一部を露出する程度にして埋設し時には着色土を
    も埋設して型枠なしで製造してなる異色断層環境ブロッ
    クの製造方法。
  5. 【請求項5】床に自由な輪郭と製品の表面凹部型状や凸
    部型状を砂か土砂で構築し、その上に薄幕シートを型枠
    代わりに敷きしめ、適当な厚さで普通コンクリートか着
    色コンクリートを打設し、要所要所に砂か土砂を出来た
    製品に室状の空洞部が構築出来る様に盛り上げここに束
    ねた棒に粘土か壁土を巻き付け、コンクリートを打設す
    る、出来上がり製品の突出部を自然石とする時は、砂か
    土砂を掘り込んだ凹部に自然石を入れてコンクリートを
    打設し、コンクリートが凝結硬化後に束ねた棒を引抜
    き、粘土か壁土の部分を多少残る様にして高水圧ポンプ
    で除去して製造してなる貫通多孔魚床環境ブロックの製
    造方法。 【0001】
JP9444498A 1998-04-07 1998-04-07 型枠なしで製造する環境ブロックの製造方法 Pending JPH11291225A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1243703A1 (fr) * 2001-03-20 2002-09-25 Vegetude Panneau végétalisable, comportant une structure composite solide, destiné aux travaux publics et à la construction
JP2007083533A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Muto Kensetsu Kk コンクリート二次製品の製造方法

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EP1243703A1 (fr) * 2001-03-20 2002-09-25 Vegetude Panneau végétalisable, comportant une structure composite solide, destiné aux travaux publics et à la construction
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