JPH11287274A - 摩擦部材及びその製造方法 - Google Patents

摩擦部材及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11287274A
JPH11287274A JP1362499A JP1362499A JPH11287274A JP H11287274 A JPH11287274 A JP H11287274A JP 1362499 A JP1362499 A JP 1362499A JP 1362499 A JP1362499 A JP 1362499A JP H11287274 A JPH11287274 A JP H11287274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction material
holes
friction
resin
inches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1362499A
Other languages
English (en)
Inventor
Larry Oather Hill
ラリー・オーザー・ヒル
Richard S Goodlin
リチャード・エス・グドリン
Christopher Roy Mathews
クリストファー・ロイ・マシューズ
Mahendra Mehta
マヘンドラ・メータ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mead Corp
Original Assignee
Mead Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mead Corp filed Critical Mead Corp
Publication of JPH11287274A publication Critical patent/JPH11287274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D69/02Composition of linings ; Methods of manufacturing
    • F16D69/025Compositions based on an organic binder
    • F16D69/026Compositions based on an organic binder containing fibres
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
    • F16D13/64Clutch-plates; Clutch-lamellae
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/004Profiled friction surfaces, e.g. grooves, dimples
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/249921Web or sheet containing structurally defined element or component
    • Y10T428/249953Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
    • Y10T428/249962Void-containing component has a continuous matrix of fibers only [e.g., porous paper, etc.]
    • Y10T428/249964Fibers of defined composition
    • Y10T428/249965Cellulosic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善された冷却特性を有する摩擦材料を製造
する方法を提供する。 【解決手段】 複数の孔部18が表面に形成された耐熱
性摩擦材料22を製造する方法において、各孔部18
は、制御された大きさ、深さ、パターン、配向および分
布を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦材料の製造方
法および該方法により製造された摩擦材料に関し、より
詳細には、改良された冷却特性を有する摩擦用紙類の製
造に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチ用のプレートおよびバンド等の
摩擦部材は、オートマチックトランスミッション等の機
械装置に広く用いられている。典型的には、摩擦部材
は、金属材料または熱変形に強い他の材料から構成され
るプレート状の裏張り部材に接着された高い耐熱性を有
する材料から製造されている。摩擦材料は、しなやか
で、疲労、摩耗および熱に強く、所望の適切な摩擦特性
を有しているとともに、長寿命なものとされなければな
らない。もしこれらの特性のうち一つでも満足しないも
のがあれば、摩擦材料としては不適切なものとなる。以
前は、アスベスト繊維が摩擦材料として用いられてい
た。しかし現在では、健康および環境の問題から、アス
ベストは用いられていない。さらに最近では、摩擦材料
は、紙類あるいはウェーブをかけていないマット材料に
フェノール系または他の樹脂を含浸させることにより製
造されている。しかし、これらの摩擦材料は、発生した
高温の熱を即座に拡散させることができないものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】湿式クラッチ組立体の
クラッチプレートは、クラッチとの係合を行ったり解除
したりするための近傍の反動プレート(reaction plat
e)と摩擦状態で協働する対向プレートを有している。
クラッチプレートの対向面および近傍の反動プレートの
対向面は、トランスミッション流体を構成する液状媒体
内に浸漬されている。クラッチプレートと反動プレート
との係合によって、素早くかつ激しい熱の上昇が引き起
こされる。このような不都合な状況下では、トランスミ
ッション流体の分解が通常に行われるとともに各係合部
材の熱変形が観察され、トランスミッションに関する問
題を引き起こすことになる。反動部材に摩擦プレートが
係合するように該摩擦プレートに圧力を及ぼすとともに
摩擦材料を通過するトランスミッション流体の流れが、
摩擦媒体に冷却効果を与えるということが観察されてい
る。クラッチプレートを反動プレートに係合させるべく
圧力を及ぼしたときにトランスミッション流体が流れる
経路を提供するために、以前は、飽和済みのセルロース
質紙類内に本来的に存在する空隙が用いられていた。こ
のセルロース質紙類の空隙は、各孔部の大きさ、分布お
よび深さ、さらには孔部の実際の数に関してランダムな
ものとされている。結果的に、これらの材料では、トラ
ンスミッション流体に対して不均一で不十分な冷却しか
行うことができず、これにより、耐熱性が減少するとと
もに、満足のいかない摩擦性能しか得ることができな
い。これらの問題を解決するために、摩擦用対向面の内
縁部から外縁部へと横切る温度勾配を減少させかつ熱を
除去するために該対向面を横切ってトランスミッション
流体を移動させるべく、湿式クラッチ用クラッチプレー
トの摩擦用対向面上に種々の溝パターンが採用されてい
る。例えば、タッド氏(Todd)による米国特許第4,0
45,608号明細書、ペイバー氏(Payvar)による米
国特許第5,101,953号明細書およびギドージ氏
(Ghidorzi)等による米国特許第5,176,236号
明細書には、摩擦用対向面の表面上のオイル流れを改良
するために溝部が形成されたクラッチプレート用の対向
面用材料が開示されている。しかし、これらの溝部は、
摩擦材料の有効表面積を本質的に減少させるものなの
で、クラッチプレートの性能に対しては概して不十分で
あり、むしろ有害なものとなっている。したがって、当
該技術分野において、摩擦部材の性能を向上させるため
の有効表面積を維持しつつ、摩擦部材の熱劣化を回避ま
たは減少させ、かつ、係合プレートの熱変形を除去また
は減少させる改良された摩擦部材が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、摩擦材
料の表面に孔部構造が形成され、各孔部は、所定の大き
さ及び分布とされる。本発明の摩擦材料は、摩擦部材の
熱劣化および該摩擦部材を採用する機械装置の熱変形を
減少させるとともに、トランスミッションの有効寿命を
延ばすことができるものである。
【0005】摩擦材料の表面に所定のパターンで所定の
大きさの複数の孔部を形成する如何なる方法によっても
孔部構造を形成することができる。本発明の好ましい態
様によれば、各孔部の大きさ、数、深さおよび分布に関
する孔部構造の有効性を最大化するために、コンピュー
タ制御されたレーザによって各孔部は形成される。典型
的には、各孔部の軸線は互いに平行にかつシートの表面
に対して直交するように設けられるが、場合によって
は、シートに対して互いに所定の角度を有して各孔部を
設定することができる。したがって、本発明によれば、
改善された冷却性能を発揮する孔部構造を形成すること
ができる摩擦材料が提供される。特定の用途に対する摩
擦特性と耐熱特性との最適な組み合わせを提供するため
に、各孔部の数、大きさ、深さ、配向および分布を調節
することができる。本明細書中に使用される“孔部構
造”という用語は、個々の孔部自身をいうのではなく、
各孔部の配列(array or arrangement)のことをいう。
この“孔部構造”という用語は、繊維の配列間に本来的
に存在する間隙とは明らかに区別される。“摩擦材料”
という用語は、摩擦部材の摩擦用対向面を形成する合成
材料または紙類のことをいう。“摩擦部材”という用語
は、対向面および裏張り構造を組み合わせたものをい
う。
【0006】したがって、本発明の目的は、改善された
冷却特性を有する摩擦材料を製造する方法を提供するこ
とである。
【0007】本発明の他の目的は、本明細書中に開示さ
れた方法によって製造された摩擦材料を提供することで
ある。
【0008】本発明の他の目的および有利点は、以下の
詳細な説明、特許請求の範囲および各添付図面から明ら
かとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による、レーザを
用いて連続ウェブに孔部を形成する状態を概略的に示し
た図である。図2は、本発明による、レーザを用いて摩
擦プレートに孔部を形成する状態を概略的に示した図で
ある。図3は、本発明による摩擦部材を示した平面図で
ある。図4は、図3の4−4線に沿って示した摩擦部材
の断面図である。図5は、裏張り部材に接着された本発
明の摩擦部材を採用した摩擦プレートを示した断面図で
ある。
【0010】摩擦プレート上の摩擦材料の表面にパター
ン化された孔部構造を形成することにより、摩擦プレー
トの改良された耐熱性および動作効率が得られることが
知られている。孔部構造は、予め決定された大きさ、方
向および分布で摩擦材料の表面上に形成された複数の孔
部を含むものとして特徴づけられる。摩擦部材が反動部
材(reaction member)に対して加圧下で係合するにつ
れ、トランスミッション用流体が湿式摩擦材料を通過し
て横方向に圧送されるので、各孔部内におけるトランス
ミッション用流体は摩擦部材を効率的に冷却すると考え
られている。予め決定されたパターンで摩擦材料の表面
に複数の孔部を形成する方法であれば如何なる孔部形成
方法でも使用することができるが、好ましくは、孔部形
成用のレーザーを用いて孔部構造が形成される。紙類に
孔部またはミシン目(perforations)を形成するために
は種々のレーザーを使用することができるが、本発明に
よる樹脂が含浸されたセルロース質紙類に複数の孔部を
形成するには、CO2(二酸化炭素)レーザーが特に有
効であることが分かった。
【0011】好ましい態様において、摩擦部材の表面に
形成された所定の孔部の大きさ、深さ、数および分布パ
ターンは、コンピュータ支援製造(Computer Assisted
Manufacturing: CAM)プログラムの如くコンピュー
タ化されたプログラムによって制御される。孔部の大き
さ、数、深さ、配向およびパターンは、レーザーのパワ
ー、スポットサイズおよび配置パターンを変更すること
によって変えることができる。本発明によって望ましい
結果を効果的に招く孔部の大きさ即ち直径は、約0.0
01〜0.1インチの範囲とされ、かつ各孔部は約0.
01〜0.5インチ(各中心間の距離)だけ離間されて
配置される。好ましくは、各孔部は約0.01インチの
平均直径を有するとともに、一の孔部の中心から他の隣
接する孔部の中心までの距離が約0.1インチとされた
距離だけ離間されて配置される。各孔部は、摩擦部材を
部分的にまたは全体的に穿孔することにより形成され
る。好ましくは、各孔部は、摩擦部材の厚さの約20〜
80%の平均深さまで摩擦部材を部分的に穿孔すること
により形成される。摩擦部材の厚さは、典型的には、約
0.01〜約0.08インチとされる。摩擦材料の表面
に形成される孔部の数は、効果的な摩擦部材としての機
能を果たすべく摩擦材料上に十分な表面積を確保する一
方で、摩擦部材の効果的な冷却を行うのに十分な数とす
べきである。各孔部は典型的には円形断面とされるが、
他の断面形状を有するレーザーを用いることにより、四
角形、多角形、クローバーの葉形状およびローブ状パタ
ーン(lobed pattern)のような他の形状を容易に得るこ
とができる。
【0012】孔部構造のパターンは摩擦用紙類への適用
に応じて変化させられる。例えば、縦横に行列をなして
各孔部を配列することができる。各列と各行とを互いに
オフセットさせて配列させることができる。あるいは、
円状をなして各孔部を配列することができる。他の領域
よりも所定の領域の孔部の数を多くすることができる。
例えば、過度の加熱を受ける領域に対しては、加熱が少
ない領域よりも多くの孔部を形成し、また、より大きな
或いはより深い孔部を形成することができる。本発明の
有利点の一つは、孔部のパターンが可変でかつ制御可能
であり、さらに、特定の用途に応じて適合させることが
できるということである。
【0013】上述したように、摩擦部材に付加される圧
力により該摩擦部材が反動プレートと係合するととも
に、この圧力下で、各孔部内に収容されたトランスミッ
ション用流体が摩擦部材を介して側方に押し出されると
いうことが理解されている。トランスミッション用流体
および摩擦部材の熱による劣化を減少させるとともに、
摩擦プレートの熱による変形を防ぐように、トランスミ
ッション用流体の流れによって摩擦プレートが冷却され
る。
【0014】本発明の摩擦材料は、熱硬化性樹脂が含浸
された繊維質マットの一または複数の層を含む、弾力性
がありかつ耐熱性のある部材とされる。繊維質マット
は、湿式摩擦部材の使用に適した、ウェーブがかけられ
た或いはウェーブがかけられていない繊維質マットとす
ることができる。例えば、シーズ氏(Seiz)等による米
国特許第5,083,650号明細書には、実質的に全
体がアラミドポリマー短繊維(aramid polymer staple
fibers)で形成された摩擦材料が記載されている。コッ
トン繊維、グラスファイバ、グラファイトファイバの如
くカーボンファイバ、セルロースファイバ等の他の繊維
質材料を使用することもできる。好ましくは、繊維質マ
ットは、約80〜800lbs/3000ft2の基礎
重量を有する紙類とされ、最も好ましくは、約100〜
300lbs/3000ft2とされる。
【0015】熱硬化性樹脂のセルロース材料への含浸
は、製紙機械において直接的に、或いは、摩擦部材の形
成工程のうちの後工程における製紙機械の外部で、従来
の方法により行うことができる。熱硬化性樹脂を伴う繊
維質材料の含浸を行った後に、含浸済み繊維質材料は従
来の方法により硬化させられる。
【0016】摩擦材料の形成工程のうちのあらゆる工程
で孔部構造を形成することができる。図1に示した本発
明の一実施形態によれば、矢印の方向に進行する未処理
の紙類とされた連続ウェブ10が、該ウェブ10に複数
の孔部18を形成するためのコントローラ16により制
御されたレーザ14からのレーザービーム12によって
穿孔される(図3〜図5)。各孔部18は、要求される
パターン、孔部径および線速度に応じて制御される一ま
たは複数のレーザ14によって形成することができる。
各孔部の向きを変更させたい場合には、紙類に対して所
定角度を有して各レーザを配列することができる。
【0017】ウェブが孔部形成用のレーザによって穿孔
される前あるいは後に、熱硬化性樹脂をウェブに含浸さ
せることができる。樹脂を含浸させる前に各孔部が形成
された際には、各孔部が樹脂で詰まらないように、ウェ
ブ内に樹脂を押し出すために含浸された孔部形成済みウ
ェブを圧縮する。そして、硬化し、樹脂が含浸された摩
擦材料22(図2および図5)は、摩擦部材20(図2
および図5)を提供するために裏張り部材24に接着さ
れる。場合によっては、摩擦材料または完成済み摩擦部
材に孔部構造を形成することもできる。この場合には、
裏張り部材24に接着された摩擦材料22を有する組立
て後の摩擦部材20をプラットホーム26上に配置し、
そして、図2に示すように、摩擦材料22の表面に孔部
構造を直接的に形成する。
【0018】本発明のセルロース質材料に含浸するため
に使用される樹脂は、オートマチックトランスミッショ
ンにおいて生じうる熱および特別な状況に耐えうるとと
もに、樹脂に対するトランスミッション流体のあらゆる
溶解特性にも耐えうる従来の熱硬化性樹脂とされる。特
に有用な熱硬化性樹脂としては、ノボラック(novola
k)樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノー
ル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、アミノ樹脂、カシュー(cashew nut shell)樹脂、
またはこれらの混合物とされる。オートマチックトラン
スミッションに使用する湿式摩擦材料の形成工程におい
て、熱硬化性樹脂の使用量は、セルロース質材料に対し
て完全に飽和する程度の量よりも明らかに少ないが、含
浸させるには十分な量とされる。例えば、好ましくは、
樹脂は、マットを構成するセルロース繊維を被覆すると
ともに、各繊維間の空隙を埋めないようにされている。
繊維質材料を含浸するために使用される熱硬化性樹脂の
量は、トランスミッションに使用される効果的な摩擦部
材に要求される特性を提供するのに十分な量とされる。
典型的には、繊維質材料は、約30〜60%の重量の熱
硬化性樹脂によって含浸される。
【0019】摩擦材料の製造に用いるものとして、シリ
カ充填剤、酸化鉄、マイカ、珪藻土、グラファイトフレ
ーク等の他の従来の充填剤もまた本発明の使用に適して
いる。このような充填剤の選択および量は、摩擦材料の
特定の要求仕様に依存するものである。
【0020】裏張り部材は、好ましくは、鋼等の耐変形
性を有する金属材料とされる。
【0021】当業者であれば、本発明を逸脱しない範囲
で本発明の改良および変形を加え得ることは理解される
ところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による、レーザを用いて連続ウェブに
孔部を形成する状態を概略的に示した図である。
【図2】 本発明による、レーザを用いて摩擦プレート
に孔部を形成する状態を概略的に示した図である。
【図3】 本発明による摩擦部材を示した平面図であ
る。
【図4】 図3の4−4線に沿って示した摩擦部材の断
面図である。
【図5】 裏張り部材に接着された本発明の摩擦部材を
採用した摩擦プレートを示した断面図である。
【符号の説明】
12 レーザービーム 14 レーザ 16 コントローラ 18 孔部 22 摩擦材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・エス・グドリン アメリカ合衆国・オハイオ・45651・マッ カーサー・ロッカー・プラント・ロード・ 63727 (72)発明者 クリストファー・ロイ・マシューズ アメリカ合衆国・マサチューセッツ・ 01201・ピッツフィールド・グリニッジ・ ストリート・117 (72)発明者 マヘンドラ・メータ アメリカ合衆国・マサチューセッツ・ 01201・ピッツフィールド・マウンテン・ ドライヴ・169

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の孔部が表面に形成された耐熱性摩
    擦材料を製造する方法において、 前記各孔部は、制御された大きさ、深さ、パターン、配
    向および分布を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記各孔部は、一又は二以上のレーザに
    よって形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記摩擦材料は約0.01インチ〜0.
    08インチの厚さを有しているとともに、 前記各孔部は、前記摩擦材料の全厚さの約20〜80%
    とされた所定の平均深さを有するように該摩擦材料の表
    面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記各孔部は、約0.001〜0.1イ
    ンチの平均直径を有しているとともに、約0.01〜
    0.5インチだけ離間していることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記各孔部は、約0.01インチの平均
    直径を有しているとともに、約0.1インチだけ離間し
    ていることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記各孔部は、前記摩擦部材が反動部材
    と係合しているときに前記摩擦材料の表面から熱を除去
    する冷却剤として作用する流体のためのリザーバとして
    提供されていることを特徴とする請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記摩擦材料は、熱硬化性樹脂で飽和さ
    れかつウェーブがかけられていないセルロース質紙類か
    ら形成されていることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記熱硬化性樹脂は、ノボラック樹脂、
    メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール樹脂、ポ
    リエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アミノ
    樹脂、カシュー樹脂、およびこれらの混合物から成るグ
    ループから選択されることを特徴とする請求項7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 パターン化された孔部構造を表面に有す
    る熱硬化性樹脂が含浸された繊維質マットを備えてなる
    摩擦材料において、 各孔部は、制御された大きさ、深さ、パターン、配向お
    よび分布を有することを特徴とする摩擦材料。
  10. 【請求項10】 前記熱硬化性樹脂は、ノボラック樹
    脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール樹
    脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
    アミノ樹脂、カシュー樹脂、およびこれらの混合物から
    成るグループから選択されることを特徴とする請求項9
    記載の摩擦材料。
  11. 【請求項11】 前記摩擦材料は約0.01インチ〜
    0.08インチの全厚さを有しているとともに、 前記各孔部は、前記摩擦材料の全厚さの約20〜80%
    とされた所定の平均深さを有するように該摩擦材料に形
    成されていることを特徴とする請求項9記載の摩擦材
    料。
  12. 【請求項12】 前記各孔部は、約0.001〜0.1
    インチの平均直径を有しているとともに、約0.01〜
    0.5インチだけ離間していることを特徴とする請求項
    11記載の摩擦材料。
  13. 【請求項13】 前記各孔部は、約0.01インチの平
    均直径を有しているとともに、約0.1インチだけ離間
    していることを特徴とする請求項12記載の摩擦材料。
  14. 【請求項14】 前記各孔部は、前記摩擦部材が反動部
    材と係合しているときに前記摩擦材料の表面から熱を除
    去する冷却剤として作用する流体のためのリザーバとし
    て提供されていることを特徴とする請求項11記載の摩
    擦材料。
  15. 【請求項15】 前記各孔部は、コンピュータプログラ
    ムにより制御されたパターンで、一又は二以上のレーザ
    によって形成されていることを特徴とする請求項9記載
    の摩擦材料。
  16. 【請求項16】 前記摩擦材料は裏張り部材に接着され
    ており、 前記各孔部は、前記裏張り部材の反対側の摩擦部材の表
    面上に分布されていることを特徴とする請求項9記載の
    摩擦材料。
  17. 【請求項17】 前記裏張り部材は、鋼プレートとされ
    ていることを特徴とする請求項16記載の摩擦材料。
  18. 【請求項18】 前記裏張り部材に接着される前記摩擦
    材料は、クラッチプレートとして用いられることを特徴
    とする請求項16記載の摩擦材料。
  19. 【請求項19】 前記各孔部は、前記摩擦材料が摩擦部
    材上に採用されたときに改良された耐熱性を提供するパ
    ターン、大きさ及び深さとされていることを特徴とする
    請求項9記載の摩擦材料。
  20. 【請求項20】 孔部構造が表面に形成されているとと
    もに、摩擦材料として使用される樹脂含浸済み紙類にお
    いて、 前記孔部構造は、摩擦対向面が使用される用途において
    最大の冷却性能または耐熱性を発揮することを特徴とす
    る紙類。
JP1362499A 1998-01-22 1999-01-21 摩擦部材及びその製造方法 Pending JPH11287274A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US010,914 1998-01-22
US09/010,914 US6013696A (en) 1998-01-22 1998-01-22 Friction member and method for manufacture thereof

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11287274A true JPH11287274A (ja) 1999-10-19

Family

ID=21748005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1362499A Pending JPH11287274A (ja) 1998-01-22 1999-01-21 摩擦部材及びその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6013696A (ja)
JP (1) JPH11287274A (ja)
DE (1) DE19860166A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524872A (ja) * 2014-05-21 2017-08-31 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 湿式摩擦材を製造する方法及び湿式摩擦材

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19938711C1 (de) * 1999-08-14 2001-01-18 Ruetgers Automotive Ag Trägerplatte für einen Brems- oder Kupplungsbelag und Verfahren zu dessen Herstellung
US6716314B2 (en) 2001-02-27 2004-04-06 Meadwestvaco Corporation Method for making improved abrasion resistant overlays
US6548189B1 (en) 2001-10-26 2003-04-15 General Electric Company Epoxy adhesive
EP1413791B1 (de) * 2002-10-23 2005-12-07 BorgWarner Inc. Reibbelagsegment, Reibbelag und Verfahren zu deren Herstellung
JP2004332830A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Dainatsukusu:Kk 高トルク容量湿式ペーパー摩擦材
US20050075022A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-07 Lam Robert C. Elastic and porous friction material with high amount of fibers
CN101341294A (zh) * 2005-12-21 2009-01-07 纳幕尔杜邦公司 包含pipd纤维的摩擦纸
DE112010003044B4 (de) 2009-07-23 2021-09-30 Inno Friction Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Reibbelags und Reibbelag
US8563448B2 (en) 2010-01-29 2013-10-22 Eaton Corporation Friction member and friction material thereof
US8461064B2 (en) 2010-07-29 2013-06-11 Eaton Corporation Friction member and friction material thereof
AT510943A1 (de) * 2011-01-13 2012-07-15 Miba Frictec Gmbh Reibmaterial
DE102011106009A1 (de) * 2011-06-30 2013-01-03 Borgwarner Inc. Verfahren zur Erzeugung eines Vertiefungsmusters in der Reibfläche eines Reibteils und Reibteil für eine reibschlüssig arbeitende Einrichtung mit einem solchen Vertiefungsmuster
DE102014225654A1 (de) 2014-12-12 2016-06-16 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Reibbelag, insbesondere Kupplungsbelag
US10850352B2 (en) 2017-12-21 2020-12-01 GM Global Technology Operations LLC Method of laser cutting grooves in a friction clutch plate
DE102018129892A1 (de) 2018-11-27 2020-05-28 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Verfahren und Anlage zum Herstellen eines mehrlagigen Nasslauf-Reibmaterials
CN112324825A (zh) * 2020-11-02 2021-02-05 摩擦一号制动科技(仙桃)有限公司 高摩擦性能环保型刹车片

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233939U (ja) * 1988-08-26 1990-03-05
JPH02101131U (ja) * 1989-01-26 1990-08-13
JPH0874905A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Honda Motor Co Ltd 湿式摩擦材
JPH08233004A (ja) * 1995-02-27 1996-09-10 Nsk Warner Kk 湿式摩擦板の製造方法
JPH08270695A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Mitsubishi Motors Corp 湿式摩擦体及びその製造方法
JPH0972364A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Aisin Chem Co Ltd 湿式摩擦材
JPH10331889A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Dainatsukusu:Kk 表面に細孔を施した湿式摩擦板

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2819987A (en) * 1956-05-03 1958-01-14 Gen Motors Corp Friction material
US3316138A (en) * 1961-09-22 1967-04-25 Gen Motors Corp Method of processing clutch plates
US3226527A (en) * 1963-10-23 1965-12-28 William H Harding Apparatus for perforating sheet material
US4045608A (en) * 1974-09-23 1977-08-30 Todd Robert A Friction facing with porous sheet base
US4147242A (en) * 1976-09-14 1979-04-03 Nissan Motor Company, Limited Power transmission for use in industrial vehicle driveline and equipped with fluid actuated clutches
US4137214A (en) * 1977-07-07 1979-01-30 Thiokol Corporation Asbestos free friction compositions
US4218606A (en) * 1978-10-03 1980-08-19 Olin Corporation Apparatus for perforating webs with high intensity, coherent radiation
GB2163784B (en) * 1984-08-30 1987-06-10 Ferodo Ltd Wet laid friction facing material
US5707916A (en) * 1984-12-06 1998-01-13 Hyperion Catalysis International, Inc. Carbon fibrils
US4639392A (en) * 1985-10-28 1987-01-27 General Motors Corporation Clutch plate member having layer of high durability, self-conforming friction facing
US5101953A (en) * 1986-09-16 1992-04-07 Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation High capacity viscous pumping groove pattern for a wet clutch
JPS63214170A (ja) * 1987-03-02 1988-09-06 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 脱酸素剤包装袋
DE3742770A1 (de) * 1987-12-17 1989-06-29 Akzo Gmbh Mikro-/ultrafiltrationsmembranen mit definierter porengroesse durch bestrahlung mit gepulsten lasern und verfahren zur herstellung
JP2815199B2 (ja) * 1989-10-18 1998-10-27 東芝タンガロイ株式会社 湿式摩擦材料
DE4106127C2 (de) * 1991-02-27 2003-05-28 Hauni Werke Koerber & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Perforieren von Zigarettenhüllmaterial
US5083650A (en) * 1991-05-24 1992-01-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Friction material having heat-resistant paper support bearing resin-bonded carbon particles
US5263667A (en) * 1991-09-09 1993-11-23 The Boeing Company Perforated wing panel with variable porosity
US5176236A (en) * 1992-01-09 1993-01-05 Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation Facing material for wet clutch plate and methods for fabricating and applying same
JP3188311B2 (ja) * 1992-06-22 2001-07-16 エヌエスケー・ワーナー株式会社 湿式摩擦材
US5332075A (en) * 1993-01-06 1994-07-26 Borg-Warner Automotive, Inc. Friction disc with segmented friction facing
US5856244A (en) * 1993-08-04 1999-01-05 Borg-Warner Automotive, Inc. Carbon deposit friction lining material
US5453317A (en) * 1993-08-31 1995-09-26 Borg-Warner Automotive, Inc. Friction material comprising powdered phenolic resin and method of making same
KR100350332B1 (ko) * 1993-09-23 2002-11-14 보그-워너 인코포레이티드 분말실리콘수지와분말페놀수지를포함하는불포화마찰재료및이의제조방법
US5520866A (en) * 1994-08-09 1996-05-28 Cytec Technology Corp. Process for the preparation of friction materials containing blends of organic fibrous and particulate components
US5830566A (en) * 1994-10-14 1998-11-03 Nichias Corporation Friction material for dampers and process for producing the same

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233939U (ja) * 1988-08-26 1990-03-05
JPH02101131U (ja) * 1989-01-26 1990-08-13
JPH0874905A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Honda Motor Co Ltd 湿式摩擦材
JPH08233004A (ja) * 1995-02-27 1996-09-10 Nsk Warner Kk 湿式摩擦板の製造方法
JPH08270695A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Mitsubishi Motors Corp 湿式摩擦体及びその製造方法
JPH0972364A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Aisin Chem Co Ltd 湿式摩擦材
JPH10331889A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Dainatsukusu:Kk 表面に細孔を施した湿式摩擦板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524872A (ja) * 2014-05-21 2017-08-31 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 湿式摩擦材を製造する方法及び湿式摩擦材

Also Published As

Publication number Publication date
US6013696A (en) 2000-01-11
DE19860166A1 (de) 1999-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11287274A (ja) 摩擦部材及びその製造方法
US7014027B2 (en) Friction material having oil localization slots
KR19980063637A (ko) 디스크 조립체
ES2124022T5 (es) Procedimiento de realizacion de un substrato fibroso por superposicion de capas fibrosas y substrato asi obtenido.
US5460255A (en) Universal segmented friction clutch facing
DE3220306C2 (de) Verfahren zur Herstellung einer Reibscheibe
US20070270069A1 (en) Friction material and system and method for making the friction material
DE60309117T2 (de) Rotor mit einer Oberfläche mit einer Vielzahl von Vertiefungen
KR20050033451A (ko) 부분적으로 탄화된 탄소섬유를 포함하는 마찰재
US5730259A (en) Method of producing wet frictional plate
DE60320681T2 (de) Regenerator, verfahren zur herstellung des regenerators, system zur herstellung des regenerators und stirling-kältemaschine
US6780283B2 (en) Wet friction material and manufacturing method therefor
US20160053823A1 (en) Friction assembly
US5810644A (en) Method of shaping a friction facing for friction plate assemblies
CN106658335A (zh) 防止变形的弹波制作方法
DE3410127C2 (de) Einstückige Bremsscheibe
US6277769B1 (en) High energy friction product
GB2025302A (en) Perforating Sheets
US20060248700A1 (en) Carbon-carbon composite plate for stamping and process for producing multiple plate wet clutch friction plate
KR20230133945A (ko) 브레이크 패드용 배킹 플레이트를 획득하는 방법 및 이와 같이 획득된 배킹 플레이트
WO1994027059A1 (en) Manufacture of bonded articles
US20230052119A1 (en) Dust sheet for reducing brake noise and brake system comprising a dust sheet
KR100645999B1 (ko) 멀티-디스크 클러치의 원형 마찰 클러치 접촉면
JP2019098626A (ja) 炭素繊維プリフォーム及びc/cコンポジットブレーキディスク
JP2006249438A (ja) 湿式摩擦材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508