JPH11286873A - ガラス繊維用集束剤 - Google Patents

ガラス繊維用集束剤

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JPH11286873A
JPH11286873A JP10086595A JP8659598A JPH11286873A JP H11286873 A JPH11286873 A JP H11286873A JP 10086595 A JP10086595 A JP 10086595A JP 8659598 A JP8659598 A JP 8659598A JP H11286873 A JPH11286873 A JP H11286873A
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glass fiber
sizing agent
resin
weight
chopped strand
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JP10086595A
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Takanobu Matsunaga
隆延 松永
Kazuo Abe
一雄 阿部
Hiroyasu Aihara
宏保 藍原
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Nitto Boseki Co Ltd
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    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/04Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
    • C08J5/06Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials
    • C08J5/08Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials glass fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
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    • C03C25/26Macromolecular compounds or prepolymers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な種類の熱可塑性樹脂に適用可能なガラ
ス繊維用集束剤、この集束剤を用いて得られた熱可塑性
樹脂の強化などに用いられるガラス繊維束および該ガラ
ス繊維束で強化された熱可塑性樹脂からなる品質の良好
な成形品を提供する。 【解決手段】 α−オレフィンとα,β−不飽和酸のグ
リシジルエステルとの共重合体を含有するガラス繊維用
集束剤、この集束剤が、固形分として0.1〜5.0重
量%の割合で付着したガラス繊維束、および該ガラス繊
維束から得られたガラスチョップドストランドを含有す
るガラス繊維強化熱可塑性樹脂からなる成形品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス繊維用集束
剤、それを用いたガラス繊維束およびガラス繊維強化熱
可塑性樹脂からなる成形品に関する。さらに詳しくは、
本発明は、様々な種類の熱可塑性樹脂に適用可能なガラ
ス繊維用集束剤、この集束剤を用いて得られた熱可塑性
樹脂の強化などに用いられるガラス繊維束および該ガラ
ス繊維束で強化された熱可塑性樹脂からなる品質の良好
な成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維強化熱可塑性樹脂は、例えば
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂などの熱可塑性樹脂を、各種形態のガラス繊維で
強化したものである。このような強化に使用するガラス
繊維は、例えば切断されチョップドストランドの形態に
したものを、樹脂ペレットおよびその他の成分と配合し
て、ただちに射出成形する場合と、いったん樹脂ペレッ
トと共に押出し機中で加熱混練して押出した樹脂組成物
を冷却切断し、ペレットとしたのち、これを射出成形機
に供給する場合がある。あるいは、ロービング中に熱可
塑性樹脂を含浸または付着させたのち、切断して得られ
たペレットを射出成形機に使用することもある。
【0003】このような目的に使用されるガラス繊維は
通常、溶融ガラスを数千個のノズルから引き出し、冷却
しながら集束剤をローラーアプリケーター、ベルトアプ
リケーターなどを用いる公知の付与手段により付着させ
たのち、1−数本のストランドと呼ばれるガラス繊維束
に分割して、ケーキ状に巻き取られる。このように製造
されたガラス繊維束は、使用目的に応じて、例えばロー
ビング、ロービングクロス、チョップドストランド、チ
ョップドストランドマット、ミルドファイバーなどの形
態に加工される。
【0004】これらの各種形態に加工されたガラス繊維
束を熱可塑性樹脂に配合する場合、このガラス繊維束に
付与される集束剤は、通常プラスチック系皮膜形成剤、
シランカップリング剤、潤滑剤、帯電防止剤、酸化防止
剤など種々な原料が配合された水溶液である。
【0005】上記プラスチック系皮膜形成剤には、主と
してエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂の分散
液が用いられ、特にエポキシ樹脂は機械的強度を向上さ
せる効果が大きい。このような成分で構成された集束剤
は、優れた特性を有し、現在ガラス繊維用集束剤として
多用されている。しかしながら、このような集束剤が付
与されたガラス繊維束が適用される熱可塑性樹脂は、元
々種類が多いのに加え、変性物や異なる樹脂の混合物、
あるいはポリマーアロイなど、様々な種類と種々の使用
目的を有する上、金属代替の用途に使用されるものが、
ますます多くなってきており、その成形品に要求される
品質も厳しいものになってきている。
【0006】そのため、使用目的や用途に応じて、多数
の特殊な配合の集束剤を必要とし、その結果、製造工程
での切り替え回数が増加するとともに、切り替えロスが
増え、さらに在庫品種の増加や在庫管理の手数の増加な
どをもたらし、コスト高の要因になっている。したがっ
て、1種類の集束剤の適用できる樹脂の幅を広げ、集束
剤の種類を減らすことが大きな課題となっているが、成
形品に要求される品質レベルを落とさないで、この目的
を達成することは極めて困難であるのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、様々な種類の熱可塑性樹脂に適用でき、
かつその成形品の品質を損なうことのないガラス繊維用
集束剤、この集束剤を用いて得られたガラス繊維束およ
び該ガラス繊維束で強化された熱可塑性樹脂からなる品
質の良好な成形品を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の共重合
体を含有する集束剤が、幅広い目的や用途に使用される
様々な種類の熱可塑性樹脂に適用でき、しかもその成形
品の品質を損なうことがないことを見出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、(1)α−オレフィ
ンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステルとの共重合
体を含有することを特徴とするガラス繊維用集束剤、
(2)上記(1)の集束剤が、固形分として0.1〜
5.0重量%の割合で付着していることを特徴とするガ
ラス繊維束、(3)上記(1)の集束剤が、、固形分と
して0.5〜5.0重量%の割合で付着していることを
特徴とするガラス繊維チョップドストランド、および
(4)上記(3)のガラス繊維チョップドストランドを
含有するガラス繊維強化熱可塑性樹脂からなる成形品、
を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のガラス繊維用集束剤は、
α−オレフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステ
ルとの共重合体を含有するものであって、該共重合体に
おけるα−オレフィンとしては、特に制限はなく、例え
ばエチレン、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペン
テン−1などの炭素数2〜10のα−オレフィンが好ま
しく挙げられるが、これらの中で、特にエチレンが好適
である。このα−オレフィンは1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0011】一方、上記共重合体におけるα,β−不飽
和酸のグリシジルエステルとしては、特に制限はなく、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸などの
α,β−不飽和モノカルボン酸のグリシジルエステルが
好ましく挙げられるが、これらの中で、特にメタクリル
酸グリシジルが好適である。このα,β−不飽和酸のグ
リシジルエステルは1種用いてもよいし、2種以上を組
み合わせて用いてもよい。
【0012】この共重合体におけるα,β−不飽和酸の
グリシジルエステル単位の含有量は1〜30重量%の範
囲が好ましい。この含有量が1重量%未満では所望の効
果が得られにくいし、30重量%を超えると共重合体の
製造が困難となる。効果および製造の容易さなどの面か
ら、このα,β−不飽和酸のグリシジルエステル単位の
より好ましい含有量は3〜20重量%の範囲である。こ
の共重合体の製造方法については特に制限はなく、従来
公知の方法(例えば、特公平3−26688号公報に記
載の方法)を用いることができる。
【0013】例えば、重合開始剤の存在下、所定の割合
のα−オレフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエス
テルとを、好ましくは500〜3000kg/cm2
より好ましくは700〜2500kg/cm2の範囲の
圧力にて、好ましくは100〜350℃、より好ましく
は150〜250℃の範囲の温度で重合させることによ
り、所望の共重合体を製造することができる。この際、
必要に応じ連鎖移動剤を用いることができる。
【0014】上記重合開始剤としては、例えば過酸化水
素や酸素、あるいはジエチルペルオキシド、ジ−t−ブ
チルヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシ
ド、ジクミルペルオキシド、t−ブチルペルオキシベン
ゾエート、t−ブチルペルオキシアセテート、t−ブチ
ルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチル
ペルオキシピバレート、2−エチルヘキサノイルペルオ
キシド、ピバリルペルオキシド、ジイソプロピルペルオ
キシジカーボネートなどの有機過酸化物、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビス−2,2−ジフェニルアセト
ニトリルなどのアゾ化合物などが挙げられる。
【0015】また、連鎖移動剤としては、例えばエタ
ン、プロパン、ブタン、ヘプタン、ヘキサン、ペンタン
などのパラフィン類、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサンなどのシクロパラフィン類、ホルムアルデヒド、
アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒドなどのアルデ
ヒド類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン類、ベンゼン、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素などが挙げられ
る。
【0016】本発明のガラス繊維用集束剤は、このよう
にして得られたα−オレフィンとα,β−不飽和酸のグ
リシジルエステルとの共重合体を必須成分として含有
し、さらに必要に応じて、他の皮膜形成剤、表面処理
剤、潤滑剤などを含有するものである。このような集束
剤の調製においては、上記のα−オレフィンとα,β−
不飽和酸のグリシジルエステルとの共重合体は、通常、
適当な乳化剤を用いてなるエマルジョンの形態で使用さ
れる。
【0017】本発明の集束剤の好ましい調製方法の例と
しては、固形分または有効成分の量として、α−オレフ
ィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステルとの共重
合体のエマルジョン0.1〜100重量%と他の皮膜形
成剤のエマルジョン0〜90重量%と表面処理剤0〜
5.0重量%と潤滑剤0〜0.5重量%、および必要に
応じて用いられる水を均質に混合する方法を挙げること
ができるが、もちろん、この方法に限定されるものでは
ない。他の調製方法の例としては、従来のカップリング
剤を含む集束剤にα−オレフィンとα,β−不飽和酸の
グリシジルエステルとの共重合体を追加して添加しても
よいし、あるいはカップリング剤に代えてα−オレフィ
ンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステルとの共重合
体を加えてもよい。
【0018】本発明の集束剤において、必要に応じて配
合される他の皮膜形成剤としては、特に制限はなく、従
来公知のものの中から、適宜選択して用いることができ
る。この皮膜形成剤の例としては、ウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂、アクリル樹脂などのエマルジョンが挙げら
れ、これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0019】また、必要に応じて配合される表面処理剤
は、ガラス繊維と樹脂とを、より強固に接着させるため
に用いられるものであり、その種類については特に制限
はなく、従来公知のものの中から適宜選択して用いるこ
とができる。この表面処理剤の代表的なものにシランカ
ップリング剤があり、該シランカップリング剤として
は、例えばγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N
−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、N−β−(アミノエチル)−N′−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシランなどの
アミノシラン系や、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシランなどのエポキシシラン系、γ
−メルカプトトリメトキシシランなどのメルカプトシラ
ン、ビニルトリメトキシシラン、N−β−(N−ビニル
ベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシランなどのビニルシラン系、γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシランなどのアクリルシラン系な
どが挙げられる。これらの表面処理剤は1種用いてもよ
いし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0020】さらに、必要に応じて配合される潤滑剤
は、ガラス繊維ストランドに滑りを与え、機械上での摩
擦を減少させて、ガラス繊維糸を保護するために用いら
れるものであり、その種類については特に制限はなく、
従来公知のものの中から、適宜選択して用いることがで
きる。この潤滑剤としては、例えばラノリン、カルナバ
ワックスなどの動植物系のワックス、動植物油を水素添
加した硬化油、変性シリコーンオイル、および高級飽和
脂肪酸と高級飽和アルコールの縮合物のような合成油な
どが挙げられる。この潤滑剤は1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0021】本発明の集束剤には、さらに所望により、
蛍光剤や酸化防止剤などの各種添加剤を、目的や用途な
どに応じて、適宜配合することができる。このようにし
て得られた本発明の集束剤は、通常、前記各成分を合計
で固形分換算1〜30重量%程度含有する水性エマルジ
ョンである。
【0022】次に、本発明のガラス繊維束は、ガラス繊
維フィラメントに、前記集束剤を固形分として0.1〜
5.0重量%、好ましくは0.3〜2.5重量%の割合
で付着させ、集束させたものである。このような本発明
のガラス繊維束は、(1)ガラス繊維の毛羽立ちや切断
が防止されるとともに、静電気による様々な不具合の発
生を抑えることができるので、使用する際の作業性を向
上させる、(2)このガラス繊維束を用いてガラス繊維
強化熱可塑性樹脂の射出成形品を作製する際、マトリッ
クス樹脂とガラス繊維との接着性を高め、成形品の機械
的強度を高めるとともに、マトリックス樹脂とガラス繊
維の表面が化学結合することで、成形品の耐水性、機械
的強度、耐熱性などの特性を飛躍的に向上させる、など
の優れた性能を有している。
【0023】本発明のガラス繊維束の製造方法としては
特に制限はなく、従来公知の方法を用いることができ
る。例えば、400〜4,000本程度のガラス繊維フ
ィラメントに、前記本発明の集束剤をディッピング法、
噴霧法、あるいはローラーアプリケーターやベルトアプ
リケーターなどの手段により、塗布して集束させること
により、本発明のガラス繊維束を製造することができ
る。
【0024】このようにして得られたガラス繊維束は、
使用目的に応じて、例えばロービング、ロービングクロ
ス、チョップドストランド、チョップドストランドマッ
ト、ミルドファイバーなどの形態に加工されるが、本発
明においては、熱可塑性樹脂強化用として、チョップド
ストランドに加工するのが好ましい。
【0025】本発明はまた、前記集束剤が固形分とし
て、0.1〜5.0重量%、好ましくは0.3〜2.5
重量%の割合で付着してなるガラス繊維チョップドスト
ランドをも提供するものである。このチョップドストラ
ンドを、熱可塑性樹脂に配合し、射出成形や押出成形す
ることにより、ガラス繊維強化熱可塑性樹脂成形品が得
られる。該チョップドストランドが配合されるマトリッ
クス樹脂の熱可塑性樹脂としては、射出成形または溶融
押出し成形によって成形しうる熱可塑性樹脂であればよ
く、特に制限されず、従来公知の様々な熱可塑性樹脂の
中から、用途に応じて適宜選択すればよい。この熱可塑
性樹脂の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレンな
どのオレフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66など
のポリアミド系樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹
脂などのポリエステル系樹脂、ポリスチレン、AS(ア
クリロニトリルスチレン)樹脂、ABS(アクリロニト
リルブタジエンスチレン)樹脂、PPS(ポリフェニレ
ンサルファイド)樹脂、PEI(ポリエーテルイミド)
樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、
ポリカーボネート樹脂などが挙げられる。これらは単独
で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。これらの熱可塑性樹脂とガラス繊維チョップドスト
ランドの使用割合としては特に制限はなく、得られる成
形品の使用目的などに応じて、適宜選定することができ
る。
【0026】本発明の成形品は、前記ガラス繊維チョッ
プドストランドを熱可塑性樹脂に所定の割合で配合し、
これを射出成形又は押出し成形することにより、製造さ
れるが、この際、所望により、従来ガラス繊維強化熱可
塑性樹脂成形品に慣用されている各種添加剤、例えば顔
料や、炭酸カルシウム、クレーなどの無機充填剤、各種
難燃剤などを、適宜配合することができる。
【0027】このようにして得られたガラス繊維強化熱
可塑性樹脂からなる本発明の成形品においては、ガラス
繊維チョップドストランドの含有量は特に制限はなく、
使用目的などに応じて適宜選定されるが、通常は5〜5
0重量%、好ましくは10〜40重量%の範囲である。
【0028】また、この成形品は、マトリックス樹脂と
ガラス繊維表面との間の接着力が高く、良好な機械的強
度を有するとともに、耐水性、耐熱性などに優れてい
る。
【0029】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。なお、実施例および比較例で得ら
れた試験片について、常態における引張り強度および吸
水後引張り強度を、下記の方法により測定するととも
に、ガラス繊維含有熱可塑性樹脂ペレットの流動性を下
記の方法により測定した。
【0030】(1)試験片の常態における引張り強度 ASTM−D638に準拠して引張り強度を測定した。 (2)試験片の吸水後引張り強度 プレッシャークッカー中に120℃、2気圧下で試験片
を48時間放置後、引張り強度をASTM−D638に
準拠して測定した。 (3)ペレットの流動性 スパイラルフロー金型を取り付けた射出成形機を使用し
て、一定の条件下金型中に流れた樹脂の距離を測定し
た。また、実施例、比較例において、集束剤における水
以外の配合成分の重量は、有効成分あるいは固形分に換
算した量である。
【0031】実施例1 (1)チョップドストランドの作製 γ−アミノプロピルトリエトキシシラン1重量%、エチ
レン−グリシジルメタクリレート共重合体のエマルジョ
ン5重量%、カルナバワックス0.1重量%、水93.
9重量%からなる集束剤を、直径13μmのガラス繊維
に塗布し、800本のガラス繊維を集束してストランド
とし、このストランドを通常のカット法により切断後、
乾燥して、長さ3mmのチョップドストランドを得た。
【0032】(2)試験片の作製および評価 (a) PBT樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランド30重量%
とPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂70重量
%とを260℃で混練してペレット化し、射出成形法に
より試験片を作製した。 (b) ナイロン6樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランド30重量%
とナイロン6樹脂70重量%とを260℃で混練してペ
レット化し、射出成形法により試験片を作製した。 (c) ポリプロピレン樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランド30重量%
とポリプロピレン樹脂70重量%とを240℃で混練し
てペレット化し、射出成形法により試験片を作製した。 (d) ポリプロピレン樹脂とマレイン酸変性ポリプロピ
レン樹脂との混合物 上記(1)で得られたチョップドストランド30重量%
とポリプロピレン樹脂67重量%とマレイン酸変性ポリ
プロピレン樹脂3重量%とを240℃で混練してペレッ
ト化し、射出成形法により試験片を作製した。上記各試
験片の常態における引張り強度および吸水後引張り強
度、各ペレットの流動性を表1に示す。
【0033】実施例2 (1)チョップドストランドの作製 γ−アミノプロピルトリエトキシシラン1重量%、エチ
レン−グリシジルメタクリレート共重合体のエマルジョ
ン4重量%、エポキシ樹脂エマルジョン(エポキシ当量
約190)2重量%、カルナバワックス0.1重量%、
水92.9重量%からなる集束剤を、直径13μmのガ
ラス繊維に塗布し、800本のガラス繊維を集束してス
トランドとし、このストランドを通常のカット法により
切断後、乾燥して、長さ3mmのチョップドストランド
を得た。
【0034】(2)試験片の作製および評価 (a) PBT樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (b) ナイロン6樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (c) ポリプロピレン樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (d) ポリプロピレン樹脂とマレイン酸変性ポリプロピ
レン樹脂との混合物 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。上記各試験片の
常態における引張り強度および吸水後引張り強度、各ペ
レットの流動性を表1に示す。
【0035】実施例3 (1)チョップドストランドの作製 γ−アミノプロピルトリエトキシシラン1重量%、エチ
レン−グリシジルメタクリレート共重合体のエマルジョ
ン4重量%、ポリウレタン樹脂エマルジョン(大日本イ
ンキ化学工業社製ボンディック1310F)2重量%、
カルナバワックス0.1重量%、水92.9重量%から
なる集束剤を、直径13μmのガラス繊維に塗布し、8
00本のガラス繊維を集束してストランドとし、このス
トランドを通常のカット法により切断後、乾燥して、長
さ3mmのチョップドストランドを得た。
【0036】(2)試験片の作製および評価 (b) ナイロン6樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (c) ポリプロピレン樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (d) ポリプロピレン樹脂とマレイン酸変性ポリプロピ
レン樹脂との混合物 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。上記各試験片の
常態における引張り強度および吸水後引張り強度、各ペ
レットの流動性を表1に示す。
【0037】比較例1 (1)チョップドストランドの作製 実施例1において、エチレン−グリシジルメタクリレー
ト共重合体のエマルジョンの代わりに、エポキシ樹脂エ
マルジョン(エポキシ当量190)を5重量%用いた他
は、実施例1と同様にしてチョップドストランドを得
た。
【0038】(2)試験片の作製および評価 (a) PBT樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (b) ナイロン6樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (c) ポリプロピレン樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (d) ポリプロピレン樹脂とマレイン酸変性ポリプロピ
レン樹脂との混合物 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。上記各試験片の
常態における引張り強度および吸水後引張り強度、各ペ
レットの流動性を表1に示す。
【0039】比較例2 (1)チョップドストランドの作製 実施例1において、エチレン−グリシジルメタクリレー
ト共重合体のエマルジョンの代わりに、ポリウレタン樹
脂エマルジョン(大日本インキ化学工業社製ボンディッ
ク1310F)を5重量%用いた他は、実施例1と同様
にしてチョップドストランドを得た。
【0040】(2)試験片の作製および評価 (b) ナイロン6樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (c) ポリプロピレン樹脂 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。 (d) ポリプロピレン樹脂とマレイン酸変性ポリプロピ
レン樹脂との混合物 上記(1)で得られたチョップドストランドを用い、実
施例1と同様にして試験片を作製した。上記各試験片の
常態における引張り強度および吸水後引張り強度、各ペ
レットの流動性を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】(注) PBT :PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート
樹脂) PA6 :ナイロン6樹脂 PP :ポリプロピレン樹脂 MA−PP:マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂
【0043】
【発明の効果】本発明のガラス繊維用集束剤は、α−オ
レフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステルとの
共重合体を含有するものであって、この集束剤を用いて
得られたガラス繊維束は、極めて広い範囲の様々な熱可
塑性樹脂に適用することができ、しかもこのガラス繊維
強化熱可塑性樹脂からなる成形品は、機械的強度および
耐水性などが従来のものよりも優れている。
【0044】したがって、本発明によれば、熱可塑性樹
脂の強化に使用するガラス繊維束に用いられる集束剤の
種類を大幅に減少しうるので、製造工程や流通段階にお
ける製品の管理が容易となるなどの効果を奏し、工業的
価値が極めて高い。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α−オレフィンとα,β−不飽和酸のグ
    リシジルエステルとの共重合体を含有することを特徴と
    するガラス繊維用集束剤。
  2. 【請求項2】 固形分中に共重合体0.1〜100重量
    %を含有する請求項1に記載のガラス繊維用集束剤。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の集束剤が、固
    形分として0.1〜5.0重量%の割合で付着している
    ことを特徴とするガラス繊維束。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の集束剤が、固
    形分として0.5〜5.0重量%の割合で付着している
    ことを特徴とするガラス繊維チョップドストランド。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のガラス繊維チョップド
    ストランドを含有するガラス繊維強化熱可塑性樹脂から
    なる成形品。
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