JPH11285417A - 家具連結装置及びこれを備える組合せ家具 - Google Patents

家具連結装置及びこれを備える組合せ家具

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JPH11285417A
JPH11285417A JP10856198A JP10856198A JPH11285417A JP H11285417 A JPH11285417 A JP H11285417A JP 10856198 A JP10856198 A JP 10856198A JP 10856198 A JP10856198 A JP 10856198A JP H11285417 A JPH11285417 A JP H11285417A
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furniture
leg
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fixing member
connecting device
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Junya Inui
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/002Chair or stool bases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C13/00Convertible chairs, stools or benches
    • A47C13/005Modular seating

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚部を備える種々の組合せ家具に適用できる
とともに、家具を傷つけることがなく、しかも連結を容
易に解除して家具の下方空間を容易に掃除できる、組合
せ家具の連結装置を提供する。 【解決手段】 脚部の下端部を係合できる脚部固定部材
10と、隣合う二以上の家具の下方床面にわたって配置
されるとともに、複数の上記脚部固定部材を所望の間隔
をあけて係着できるレール部材11とを備えて構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、組合せ家具の連
結装置に関する。詳しくは、棒状あるいは突起状の脚部
を備える複数の家具を組み合わせて構成される組合せ家
具を、一体的に連結して床面に配置できる組合せ家具の
連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、複数の椅子を並列して構成さ
れる応接セットにおいては、使用しているうちに、隣合
う椅子が相対移動して座面の間に隙間が形成されたり、
前後に変位して座面前縁あるいは背もたれに凹凸が生じ
ることが多い。特に、軽量化を図ったソファー等におい
ては、使用するたびに椅子が移動して、応接セットとし
ての見栄えが低下したり、使用の度に動くため使い勝手
が悪いといった問題も生じている。
【0003】上記問題を回避するために、脚部の下端面
にすべり止めを設けることが多いが、家具が軽量である
と充分な効果を発揮できない。
【0004】上記問題を解決するため、たとえば、実告
平1─16459号公報に記載されているもののよう
に、連結具を用いて構成家具本体を一体的に連結固定す
ることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の連結具は、
特定の家具専用に形成されたものであり、種々の組合せ
家具に適用できる汎用性のある連結具はない。また、従
来の連結具は、家具本体に穴等を設けたり、ねじ止めし
たりするものが多く、家具を傷つけることも多い。
【0006】また、構成家具のすべてを固定的に連結す
るため、全体としての重量が大きくなり過ぎて移動させ
るのが困難になり、家具の下方床面を掃除をするのが面
倒になるといった問題が生じる。
【0007】さらに、組合せ家具は、一定の配列で組み
合わされるとは限らない。すなわち、部屋の模様替えを
行う場合に、構成家具の配列順序を変える場合もある。
たとえば、L字状の応接セットであれば、L字の各部の
長さが異なるように模様替えを行う場合もある。また、
各構成家具の間の角度が異なるように模様替えを行う場
合もある。
【0008】しかも、応接セット等は、壁や窓を背にし
て配置されることが多いが、腰掛ける度に椅子が後方に
少しずつ移動し、椅子の背面が壁面やカーテンに接触し
てしまうことがある。このため、椅子のみならず壁面や
カーテンが傷むことも多い。
【0009】本願発明は上述の事情のもとで考え出され
たものあって、上記問題を解決し、脚部を備える種々の
組合せ家具に適用できるとともに、家具を傷つけること
がなく、しかも連結を容易に解除して家具の下方空間を
容易に掃除できる、組合せ家具の連結装置を提供するこ
とをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。本願
の請求項1に記載した発明は、突起状又は棒状の脚部を
備える複数の家具を床面上で組み合わせて構成される組
合せ家具の連結装置であって、上記脚部の下端部を係合
できる脚部固定部材と、隣合う二以上の家具の下方床面
にわたって配置されるとともに、複数の上記脚部固定部
材を所望の間隔をあけて係着できるレール部材とを備え
て構成される。
【0011】本願発明に係る家具連結装置が適用される
組合せ家具は特に限定されることはなく、床面に脚部を
介して支持される複数の家具を組み合わせて構成される
ものであればよい。複数の椅子から構成される応接セッ
トや、複数の机を組み合わせて多人数用の大きな机を構
成する場合等に適用することができる。
【0012】本願発明に係る家具連結装置を適用できる
家具は、脚部によって床面に支持されるものであり、少
なくとも床面との間に上記レール部材を配置する空間が
存在することが必要である。なお、脚部がない家具にお
いては、脚部を設けて本願発明に係る家具連結装置を適
用することができる。
【0013】上記脚部固定部材は、種々の方法によって
家具の脚部に係合させることができる。少なくとも家具
の床面方向のずれを防止できればよく、適用される家具
の脚部下端形状に対応した凹部あるいは開口部等を設け
て構成することができる。また、脚部を弾性的に挟圧す
る凹部を備えるゴム部材を含んで構成したり、接着剤等
によって脚部の下端に固定的に装着してもよい。
【0014】上記レール部材は、少なくとも隣り合う家
具の下方空間において、床面に配置できるように構成す
ればよい。もちろん、多数の家具の下方空間にわたって
配置してもよい。上記レール部材は、複数の脚部固定部
材を床面に沿って所望の間隔をあけて係着できるように
構成される。上記脚部固定部材を係着する手段として、
たとえば、ねじ手段、互いに噛み合う凹凸手段等を採用
することができる。
【0015】本願発明においては、適用家具の脚部形状
等に対応した脚部固定部材を準備するだけで、種々の組
合せ家具に対応できる。しかも、脚部固定部材は、脚部
の先端に係合するものであるため、小型であり種々の脚
部に対応できるものを制作してもコストが大きく増加す
ることはない。また、脚部固定部材を脚部に係合した
後、レール部材を用いて構成家具を連結できるため、構
成家具の連結作業を容易に行うことができる。
【0016】本願の請求項2に記載した発明は、上記脚
部固定部材に、上記脚部が上方へ離脱可能に係合できる
係合手段を設けたものである。
【0017】各構成家具は、床面に沿う方向への移動が
規制されれば充分である。一方、掃除や模様替えをする
場合には、各構成家具を独立して移動させることができ
るように構成するのが望ましい。脚部が上方へ離脱可能
に係合することにより、各構成家具の連結をそれぞれ独
立して解除することが可能になり、掃除や模様替えを容
易に行える。家具を上方へ離脱可能に係合する手段とし
て、たとえば、脚部の下端形状に対応するとともに寸法
が若干大きい係合穴を設けて構成したり、ゴム等の弾力
によって着脱可能に構成することができる。
【0018】本願の請求項3に記載した発明は、上記レ
ール部材が、上記脚部固定部材を上方へ離脱可能に係着
する係着手段を備えるものである。
【0019】家具を脚部固定部材ごと連結解除すること
ができるように構成したものであり、上記請求項2に記
載した発明と同様の効果が得られる。脚部固定部材は、
外形寸法がそれほど大きくないため、脚部の先端に固定
的に設けても邪魔になることはない。しかも、レール部
材に対する連結を脚部固定部材ごと解除できるように構
成することにより、頻繁に連結解除しても、脚部が傷む
こともない。
【0020】本願の請求項4に記載した発明は、上記レ
ール部材が、所望の位置で上記脚部固定部材を収容でき
る長溝を備えるとともに、上記長溝及び上記脚部固定部
材の対接縁部に、互いに係合するのこ歯状の係着手段を
設けたものである。
【0021】長溝を設けることにより、複数の脚部固定
部材を所望の間隔をあけて係着できる。また、互いに係
合するのこ歯状の係着手段を設けることによって、脚部
固定部材を上記係着位置で確実に位置決めできる。この
ため、脚部固定部材の配置間隔をきわめて容易に調節す
ることが可能となり、種々の組合せ家具に適用できる家
具連結装置を構成することができる。
【0022】本願の請求項5に記載の発明は、上記レー
ル部材が、中間部が湾曲しあるいは所定の角度で曲折し
ているものである。
【0023】たとえば、応接セットのコーナー部で直線
状のレール部材を使用すると、レール部材が構成家具の
下方空間からはみ出る恐れがある。このため、見栄えが
低下したり、使用者がレール部材につまずくといった問
題が生じる。レール部材を家具コーナー部の角度に応じ
て曲折させ、あるいは湾曲させることにより、上記問題
を回避することができる。
【0024】本願の請求項6に記載した発明は、上記レ
ール部材の下面に、床面との滑りを防止する滑り止め手
段を設けたものである。
【0025】レール部材の下面に滑り止め手段を設ける
ことにより、床面との摩擦力が大きくなり、組合せ家具
を所定の位置に確実に固定することができる。また、一
部の構成家具の連結を解除する場合にも、他の構成家具
が変位することがなくなる。上記滑り止め手段として、
たとえば、ゴムシート等のすべり止めシートをレール部
材の下面に貼着することができる。
【0026】本願の請求項7に記載した発明は、上記レ
ール部材に、壁面又は敷居に当接して、組合せ家具を壁
面から所定間隔をあけて保持する家具位置決め手段を設
けたものである。
【0027】上記家具位置決め手段は、上記家具連結装
置に設けられ、床面に沿って延びるとともに、壁面ある
いは敷居に当接するように構成される。組合せ家具を壁
面から所定の隙間をあけて位置決め保持することによ
り、家具が壁面に接触して、家具や壁面が傷つくといっ
たことがなくなる。また、応接セットのように窓を背に
して配置される場合には、カーテンやブラインドを開閉
する空間を確保できる。上記家具位置決め手段として、
たとえば、上記レール部材に、床面に沿って突出して壁
面等に当接する延出部材を設けて構成することができ
る。上記延出部材は、上記レール部材と一体形成するこ
ともできるし、別部材を連結して構成してもよい。ま
た、延出長さを調節できるように構成するのが望まし
い。
【0028】本願の請求項8に記載した発明は、棒状あ
るいは突起状の脚部を備える複数の家具を床面上で組合
せて構成されるとともに、請求項1から請求項7のいず
れかに記載の家具連結装置を備える組合せ家具に関する
ものである。
【0029】組合せ家具を構成する構成家具の種類及び
数量は特に限定されることはなく、椅子のみから構成さ
れる応接セットや、テーブルを含む応接セット等に適用
することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図に基
づいて具体的に説明する。なお、本実施の形態は、本願
発明に係る家具連結装置を、図1に示す応接セット1に
適用したものである。
【0031】図1に示すように、本実施の形態に係る応
接セット1は5脚の椅子2,3,4,5,6を略L字状
に並べて構成される。中央部に配置される椅子4は両側
に配列される椅子3,5を90度の角度をもたせて座面
1a及び背部1bを接続させることができるように平面
視略扇形状に形成されている。上記各椅子2,3,4,
5,6は、下面の少なくとも4箇所に棒状の脚部7が設
けられており、床面上に上記脚部の高さ分の空間が形成
されている。
【0032】図2に上記応接セット1に本願発明に係る
家具連結装置を装着した状態の平面図を示す。この図に
示すように、本実施の形態では、隣合う椅子の脚部に掛
け渡すように、家具連結装置8,9が設けられている。
符号8で示す家具連結装置は直線状に形成される一方、
符号9で示す家具連結装置は中央部で曲折した略くの字
状に形成されている。
【0033】上記家具連結装置8は、図3に示すよう
に、上記脚部7の下端部に係合する脚部固定部材10
と、複数の上記脚部固定部材10を所定の間隔をあけて
係着できる直線状のレール部材11とを備えて構成され
る。本実施の形態では、上記脚部固定部材10及び上記
レール部材11を樹脂成形品によって構成している。
【0034】上記脚部固定部材10は、方形板状の形態
を有しており、脚部7との係合手段として開口部12が
形成されている。上記開口部12は、脚部7の下端部の
断面形状に対応して円形に形成されているとともに、脚
部7の断面形状より若干大きな寸法で形成されている。
【0035】一方、上記レール部材11は、平面視短冊
状をした板状に形成されているとともに、上面に上記脚
部固定部材10を所望の位置に挿入できる長溝13が形
成されている。また、上記レール部材11の下面には、
床面との摩擦を大きくしてすべりを防止するゴムシート
15が貼着されている。
【0036】上記脚部固定部材10の側縁部と上記長溝
13の内側縁部には、互いに係合するのこ歯状の係着手
段14a,14bが形成されている。図4に示すよう
に、上記脚部固定部材10を上記レール部材11の長溝
13に上方から挿入すると、上記係着手段が14a,1
4bが互いに係合して、上記脚部固定部材10が上記レ
ール部材11の挿入位置に相対移動不可能に係着され
る。
【0037】図5に示すように、床面16に載置される
レール部材11の長溝13に、上記脚部固定部材10を
介して脚部7の下端部を挿入すると、上記脚部固定部材
10を介して上記脚部7が床面に沿う移動を規制された
状態で係着される。なお、上記脚部固定部材10を脚部
7に装着してから長溝13に挿入してもよいし、上記長
溝13に脚部固定部材10を挿入してから脚部7を挿入
してもよい。図2に示すように、隣接する椅子の脚部7
を脚部固定部材を介して上記レール部材11に係着する
ことにより、隣合う椅子が一体的に連結される。なお、
本実施の形態では、椅子の前後において隣接する脚部7
を連結しているが、必要に応じて、前側あるいは後側の
脚部のみを連結してもよい。
【0038】上記家具連結装置9は、図6に示すよう
に、中央部で約45度の角度で曲折した平面視形状を備
えるレール部材11aを備えて構成される。上記レール
部材11aは、扇型の椅子4と、椅子3及び椅子5とを
角度をもって連結するために形成されたものである。図
2に示すように、上記レール部材11aを前側の連結構
造に採用することにより、レール部材11aを椅子の下
方空間に収めることが可能となる。このため、応接セッ
トから家具連結装置がはみ出して、見栄えを低下させた
り、使用の際につまずいたりする心配もない。
【0039】上記レール部材11aには、図3に示す長
溝14と同じ構造の長溝13aが形成されており、この
長溝13aの対向縁部に形成したのこ歯状の係着手段1
4aと、脚部固定部材10に形成した係着手段14bと
が係合することにより、隣り合う椅子の脚部を所定の間
隔をあけて床面方向に相対移動不可能に係着して、椅子
を位置決め保持することができる。
【0040】また、上記レール部材11aの下面にも、
ゴムシート15が貼着されているため、応接セット1の
全体が移動することも防止できる。
【0041】上記脚部固定部材10の上記開口部12
は、上記脚部7の先端部断面形状より若干大きく形成さ
れている。したがって、家具を上方へ持ち上げることに
より、上記脚部7を上記脚部固定部材10から離脱させ
て、各構成家具の連結を容易に解除することができる。
このため、所望の椅子の連結を解除して取り外し、応接
セット1の下方の床面を掃除することもできる。なお、
上記脚部固定部材10を脚部7に固定的に接合する一
方、上記脚部固定部材10をレール部材11から離脱さ
せるように構成してもよい。
【0042】図7ないし図10に、応接セット1を壁面
21あるいは敷居22から所定間隔をあけて位置決めで
きる位置決め手段を備える家具連結装置17を示す。
【0043】図9に示すように、本実施の形態に係る位
置決め手段18は、直線状のレール部材19の側縁中央
部に、側縁部と直角方向に突出する延出部20を突出長
さ調節可能に設けて構成される。
【0044】図9及び図10に示すように、上記突出部
20には、一対の長穴23が形成されており、この長穴
23に挿入した雄ネジ24を、上記レール部材19の側
縁中央に一体形成した連結舌部25に設けた雌ネジ部2
6に螺合させることにより、上記突出部20を所望の長
さ突出した状態で固定できる。
【0045】図7及び図8に示すように、上記突出部2
0の先端部を、壁面21あるい敷居22等に当接させる
ことにより、応接セット1を壁面21あるいは敷居22
の内面より所定の距離をあけて位置決め保持することが
できる。上記位置決め手段18を設けることにより、椅
子が後方へ移動して壁面16等に接触することがなくな
り、椅子の背面あるいは壁面に傷がつくといったことが
なくなる。また、図7に示すようにカーテン27を開閉
できる空間を確保することも可能となる。
【0046】上述した実施例においては、レール部材1
1,11a,19の長溝部分の厚さに起因して、椅子が
床面からその分持ち上げられることになる。したがっ
て、本願発明に係る家具連結装置を設けない脚部の下端
面には、その分の高さ調節部材を設けるのが望ましい。
【0047】図11及び図12に、本願発明に係る家具
連結装置の他の実施の形態を示す。図2ないし図10に
示す家具連結装置は、レール部材の上に脚部を載置する
ようにして椅子が連結されるため、椅子の高さがその分
高くなる。本実施の形態は、椅子の高さを全く変更する
ことなく、各椅子を一体的に連結できるものである。
【0048】本実施の形態に係る家具連結装置31は、
内側に開口部32を形成した矩形枠状のレール部材33
と、この開口部32に嵌め込まれる脚部固定部材34と
を備えて構成される。上記脚部固定部材34は、上述し
た実施の形態における脚部固定部材10とほぼ同様の形
態に形成されている。
【0049】上記脚部固定部材34とレール部材33の
対接縁部には、互いに係合するのこ歯状の係着手段35
a,35bが形成されており、これら係着手段35a,
35bが互いに係合することにより、上記脚部固定材3
4がレール部材33の所望の位置に係着される。
【0050】本実施の形態では、図12に示すように、
脚部7の下端部面36が床面16に直接対接するため、
椅子の高さが変化することはない。また、椅子を上方へ
持ち上げることにより、脚部下端部が脚部固定部材34
の開口部12から離脱するように構成されているため、
連結を容易に解除することができるのも上述した実施の
形態と同じである。
【0051】本願発明は上述した実施の形態に限定され
ることはない。実施の形態では、本願発明に係る家具連
結装置を5脚の椅子から構成される応接セット1に適用
したが、他の組合せ家具に適用することもできる。
【0052】また、実施の形態では、連結装置を樹脂成
形品で形成したが、木材、金属等他の材料で形成するこ
ともできる。
【0053】さらに、脚部固定部材の係合手段として円
形の開口部を採用したが、脚部の形状、大きさ等に応じ
て変更できる。また、ゴム等の弾性的に脚部に係合でき
る部材を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】家具連結装置を適用する応接セットの全体斜視
図である。
【図2】図1に示す応接セットに本願発明に係る家具連
結装置を装着した状態を示す平面図である。
【図3】家具連結装置の平面図である。
【図4】家具連結装置の側面図である。
【図5】家具連結装置に家具の脚部を係着した状態を示
す図であり、図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】組合せ家具連結具の他の態様を示す平面図であ
る。
【図7】家具位置決め手段を設けた家具連結装置を適用
した応接セットの平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】家具連結装置の平面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】組合せ家具の他の実施の形態を示す平面図で
ある。
【図12】図11のXII −XII 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 組合せ家具(応接セット) 7 脚部 8 家具連結装置 9 家具連結装置 10 脚部固定部材 11 レール部材 12 係合手段(開口部) 13 長溝 14a 係着手段 14b 係着手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突起状又は棒状の脚部を備える複数の家
    具を床面上で組み合わせて構成される組合せ家具の連結
    装置であって、 上記脚部の下端部に係合できる脚部固定部材と、隣合う
    二以上の家具の下方床面にわたって配置されるととも
    に、複数の上記脚 部固定部材を所望の間隔をあけて係着できるレール部材
    とを備える、家具連結装置。
  2. 【請求項2】 上記脚部固定部材は、上記脚部が上方へ
    離脱可能に係合できる係合手段を備える、請求項1に記
    載の家具連結装置。
  3. 【請求項3】 上記レール部材は、上記脚部固定部材を
    上方へ離脱可能に係着する係着手段を備える、請求項1
    又は請求項2のいずれかに記載の家具連結装置。
  4. 【請求項4】 上記レール部材に、所望の位置で上記脚
    部固定部材を収容できる長溝を形成するとともに、 上記長溝及び上記脚部固定部材の対接縁部に、互いに係
    合するのこ歯状の係着手段を設けた、請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の家具連結装置。
  5. 【請求項5】 上記レール部材は、中間部が、湾曲しあ
    るいは所定の角度で曲折している、請求項1から請求項
    4のいずれかに記載の家具連結装置。
  6. 【請求項6】 上記レール部材の下面に、床面との滑り
    を防止する滑り止め手段を設けた、請求項1から請求項
    5のいずれかに記載の家具連結装置。
  7. 【請求項7】 上記レール部材に、壁面又は敷居に当接
    して、組合せ家具を壁面から所定間隔をあけて保持する
    家具位置決め手段を設けた、請求項1から請求項6のい
    ずれかに記載の家具連結装置。
  8. 【請求項8】 棒状あるいは突起状の脚部を備える複数
    の家具を床面上で組合せて構成されるとともに、請求項
    1から請求項7のいずれかに記載の家具連結装置を備え
    る、組合せ家具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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