JP2016087030A - 天板付き什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の什器や壁等との隙間を確実に維持し、美観が損なわれるのを防ぐ。【解決手段】天板昇降式デスク1は、上面に作業面を有する天板と、床面上に互いに離間して配置され、天板を支持する一対の脚体2と、脚体2の下面8uに設けられ、下方に向けて突出して床面に接地するアジャスター10と、脚体2の下面8uに設けられ、脚体2の下方に収納された収納状態と、脚体2から側方に突出する突出状態との間で切り換え可能とされた位置決め部材30と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、デスク等の天板付き什器に関する。
オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスクが用いられている。複数のデスクを対向させて配置したり、横方向に並べて配置する場合、デスクの天板同士を突き合わせることで、デスクの天板同士の隙間が生じないようにするのが一般的である。
デスクの使用形態等によっては、デスクの天板同士の間に隙間を設けて配置することもある。このような場合、単にデスクの天板同士の間に隙間を設けたのでは、隙間が不均一となって、執務空間の美観が損なわれることがある。また、使用しているうちに、デスクが動いてしまい、デスクの天板同士の隙間が当初設定したものから変動してしまうことがある。
そこで、例えば特許文献1には、天板の側端部から突出するように設けたスペーサ部材を、他のデスクの天板の側端部に突き当てることで、デスクの天板同士の隙間を一定に保つ構成が開示されている。
特許第4313158号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成においては、デスクの天板同士の隙間にスペーサ部材が露出するため、美観が損なわれるという問題がある。
また、デスクにおいて、天板を昇降可能な構成としたものがある。このようなデスクの場合及び隣接するデスク同士で天板の高さが異なる場合には、互いに対向または隣接するデスクどうしの一方と他方とで天板の高さが互いに異なると、天板同士の隙間にスペーサ部材を挟み込むことができず、デスクがずれてしまうことがある。さらに、このような場合にデスクがずれてしまうと、天板を昇降させたときに、他のデスクの天板やスペース部材に干渉してしまうことがある。
そこでなされた本発明の目的は、他の什器や壁等との隙間を確実に維持し、美観が損なわれるのを防ぐことのできる天板付き什器を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明に係る天板付き什器は、上面に作業面を有する天板と、床面上に互いに離間して配置され、前記天板を支持する一対の脚体と、前記脚体の下面に設けられ、下方に向けて突出して前記床面に接地する接地部と、前記脚体の下面に設けられ、前記脚体の下方に収納された収納状態と、前記脚体から側方に突出する突出状態との間で切り換え可能とされた位置決め部材と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、位置決め部材を突出状態として脚体から側方に突出させ、他の什器の脚体または脚体に備えられた位置決め部材、あるいは壁等に突き当てることで、隣接する他の什器や壁等との間に隙間を形成することができる。これにより、天板付き什器と、他の什器や壁等との位置関係がずれるのを抑え、隙間を一定に保つことができる。
このように、脚部の下方に位置決め部材を設けることで、例えば天板を昇降可能とした構成や隣接するデスク同士で天板の高さが異なる場合においても、天板付き什器の位置ずれを抑えることができる。
このような位置決め部材は、脚部の下方に設けられているので、目立たない。さらには、位置決め部材を使用しないときには、位置決め部材を収納状態とすることで、さらに目立たなくなる。
また、この発明に係る天板付き什器は、上記天板付き什器において、前記脚体が、前記天板を上下方向に昇降可能に支持する昇降機構ユニットを備えるようにしてもよい。
このように、天板が上下方向に昇降可能な構成において、位置決め部材によって位置ずれを防ぐことによって、天板を昇降させたときに天板が他の什器や壁等と干渉するのを防ぐことができる。
また、この発明に係る天板付き什器は、上記天板付き什器において、前記位置決め部材が、前記突出状態において前記脚体から突出する側の先端部に、前記位置決め部材の突出方向に直交する直線状端部が形成されているようにしてもよい。
このように構成することで、位置決め部材の直線状端部を、他の什器の脚体や位置決め部材、壁等に突き当てれば、他の什器や壁等との間隔だけでなく、平行度も維持することができる。
また、この発明に係る天板付き什器は、上記天板付き什器において、前記位置決め部材は、一端側が前記脚体の下面に回動自在に連結され、他端側が前記一端側を中心として回動することで、前記収納状態と前記突出状態とが切り換わるようにしてもよい。
このように構成することで、収納状態と突出状態との切り換えを、位置決め部材の回動動作によって実現することができる。したがって、位置決め部材の操作が容易であり、位置決め部材も簡易な構成で低コストなものとなる。
また、この発明に係る天板付き什器は、上記天板付き什器において、前記収納状態と前記突出状態のそれぞれで前記脚体に対する前記位置決め部材の角度を拘束する角度拘束部を備えるようにしてもよい。
このように構成することで、位置決め部材が収納状態、突出状態から不用意に動いてしまうのを防止できる。
また、この発明に係る天板付き什器は、上記天板付き什器において、前記位置決め部材は、平板状のプレート部と、前記プレート部の下側に一体に設けられた補強部と、を備えるようにしてもよい。
このように構成することで、位置決め部材の上部は平板状のプレート部によって覆われるため、上方から見たときの位置決め部材の外観を平滑なシンプルなものとすることができる。また、プレート部の下側に設けた補強部により、位置決め部材の強度を確保することができる。
また、この発明に係る天板付き什器は、上記天板付き什器において、前記補強部が、前記位置決め部材を平面視した状態で、前記突出状態における前記位置決め部材の突出方向に直交する方向の幅寸法が、前記プレート部よりも小さいようにしてもよい。
このように構成することで、位置決め部材を上方から見たときに、補強部が目立たず、位置決め部材の体裁を薄型なものとすることができる。
この発明に係る天板付き什器によれば、他の什器や壁等との隙間を確実に維持し、美観が損なわれるのを防ぐことができる。
この発明の一実施形態に係る天板昇降式デスクを斜め前方から見た斜視図である。 脚体の下端部の一部を示す斜視図である。 脚体に備えた位置決め部材を収納状態としたときの脚体の下端部を、斜め下方から見た斜視図である。 脚体の下端部を構成する下部支持体の下面の一部を示す斜視図である。 脚体に備えた位置決め部材を突出状態としたときの脚体の下端部を、斜め下方から見た斜視図である。 位置決め部材の外観を示す斜視図である。 天板付き什器同士を互いに隣接させて配置した状態を脚体の斜め下方から見た斜視図である。 天板付き什器同士を互いに隣接させて配置した状態を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による天板付き什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、この発明の一実施形態に係る天板昇降式デスクを斜め前方から見た斜視図である。
図1に示すように、天板昇降式デスク(天板付き什器)1は、一対の脚体2,2と、これら一対の脚体2、2間を連結する連結部材(図示無し)と、平面視長方形状の平板状の天板4と、を備えている。
脚体2,2は、天板4の長辺方向(以下、この方向を幅方向と適宜称する。)に間隔をあけて配置されている。
各脚体2は、床面上に配置され、天板4の短辺方向(以下、この方向を前後方向と適宜称する。)に延びる下部支持体8と、下部支持体8の上方に配置されて前後方向に延び、天板4の下面を支持する上部支持体9と、これら下部支持体8と上部支持体9との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニット5と、を備えている。
昇降機構ユニット5は、上下方向に延び、下部支持体8と上部支持体9とを連結するよう設けられている。ここで、昇降機構ユニット5は、下部支持体8および上部支持体9の前後方向の中間部に配置されているが、下部支持体8および上部支持体9の前後方向の中心よりも後方にオフセットした位置に配置されている。
昇降機構ユニット5は、従来公知の構成からなるものであり、昇降機構ユニット5は、平断面寸法が互いに異なる複数の筒状体5a,5bを備えている。最も平断面寸法が大きな筒状体5aの内側に、筒状体5bが挿入され、図示しない駆動機構によって、筒状体5aに対し、その内側に挿入された筒状体5bが上下方向に出没する。なお、この実施形態では、筒状体5aに内側に、外径が順次小さくなる2つの筒状体5bを挿入し、昇降機構ユニット5は2段階に伸縮する。このようにして、昇降機構ユニット5は、上下方向に伸縮することで、下部支持体8に対し、上部支持体9を上下方向に昇降可能に支持する。
天板4は、上面に作業面を形成する天面(作業面)4tを有している。天板4は、脚体2,2の上部支持体9,9、および連結部材(図示無し)の上面に支持されて設けられている。天板4は、上部支持体9,9、連結部材(図示無し)に、溶接、あるいはボルト等によって接合されている。
また、天板4の後部の左右両側部には、天板4を上下に貫通する配線挿通孔21が穿設されている。
天板昇降式デスク1は、左右の脚体2,2の昇降機構ユニット5,5の動作を制御する制御ユニット(図示無し)と、制御ユニット(図示無し)に昇降動作信号を入力するための操作部7と、をさらに備えている。
制御ユニット(図示無し)は、例えば、天板4の下面4uや連結部材(図示無し)に固定されている。この制御ユニット(図示無し)には、天板昇降式デスク1が配置される執務空間に設けられた商用電源に接続される電源ケーブル20が接続されている。
操作部7は、制御ユニット(図示無し)に、図示しない配線ケーブルを介して電気的に接続されている。
利用者が操作部7に対して所定の操作を入力すると、操作部7から配線ケーブル(図示無し)を介し、制御ユニット(図示無し)に操作信号が送信される。制御ユニット(図示無し)は、操作部7から操作信号を受信すると、受信した信号に基づいて昇降機構ユニット5に昇降動作を実行させる指令信号を出力する。左右一対の脚体2,2の昇降機構ユニット5,5は、指令信号を受け取ると、その指令信号に応じて伸縮駆動され、これによって天板4の高さの調整がなされる。
図2は、脚体の下端部の一部を示す斜視図である。図3は、脚体に備えた位置決め部材を収納状態としたときの脚体の下端部を、斜め下方から見た斜視図である。図4は、脚体の下端部を構成する下部支持体の下面の一部を示す斜視図である。図5は、脚体に備えた位置決め部材を突出状態としたときの脚体の下端部を、斜め下方から見た斜視図である。図6は、位置決め部材の外観を示す斜視図である。
さて、図2、図3、図4に示すように、上記したような天板昇降式デスク1において、下部支持体8の下面8uには、アジャスター(接地部)10と、位置決め部材30と、が設けられている。
図1に示すように、アジャスター10は、下部支持体8の下面8uにおいて、前後の端部に設けられている。アジャスター10は、それぞれ、図示しない雄ネジ部材を備え、この雄ネジ部材を下部支持体8の下面8uに形成された雌ネジ孔(図示無し)にねじ込むことで装着されている。アジャスター10は、それぞれ、下部支持体8の雌ネジ孔(図示無し)へのねじ込み量を調整することで、下面8uから下方への突出量を調整することができる。これらアジャスター10により、下部支持体8は、床面からの高さ調整、および水平レベル調整が可能となっている。
また、図4に示すように、下部支持体8の下面8uには、位置決め部材30を設けるために、雌ネジ孔8hと、角度規制凹部(角度規制部)8gとが形成されている。雌ネジ孔8hは、例えば脚体2の下方位置に形成されている。角度規制凹部8gは、雌ネジ孔8hを中心として周方向に間隔をあけて複数箇所に形成されている。角度規制凹部8gは、例えば、雌ネジ孔8hに対し、下部支持体8の前方側と、雌ネジ孔8hに対し下部支持体8の幅方向両側との、計3カ所に形成されている。
また、下部支持体8の下面8uには、アジャスター10や雌ネジ孔8hおよび角度規制凹部8gと干渉しない位置に、肉抜き孔8nが複数形成されている。
図5〜図6に示すように、位置決め部材30は、平板状のアームプレート(プレート部)31と、アームプレート31の下面31tに一体に設けられた補強部32と、を一体に備えている。
アームプレート31は、一方向に沿って延び、位置決め部材30の基端部30a側に平面視円弧状の円弧状端部31aを有し、位置決め部材30の先端部30b側に平面視直線状の直線状端部31bを有している。直線状端部31bは、位置決め部材30の基端部30aと先端部30bとを結ぶ方向に直交する面内に位置するよう形成されている。
図6に示すように、アームプレート31の円弧状端部31a側には、アームプレート31をその板厚方向に貫通する貫通孔31hが形成されている。
アームプレート31において、貫通孔31hと直線状端部31bとの間には、平面視U字状のスリット33sが形成されている。このスリット33sにより、その内側には、弾性片(角度規制部)33が形成されている。弾性片33は、アームプレート31に一体に連続している基部33aが固定端とされ、先端部33bが自由端とされた片持ち状をなしている。この弾性片33は、その板厚方向に直交する方向に弾性変形可能とされている。
また、弾性片33の先端部33b側には、アームプレート31の上面31uから上方に向けて突出する係合突起34が形成されている。
図3、図5に示すように、補強部32は、アームプレート31の下面31tから下面31tに直交する方向に向けて突出するよう形成されている。補強部32は、貫通孔31hの外周側に形成された円筒状の筒状壁部32aと、筒状壁部32aの径方向両側からアームプレート31の直線状端部31b側に向けて延びる一対の側壁部32b,32bと、側壁部32b,32bに連続し、互いの間隔が漸次拡大するよう斜行する斜行壁部32c,32cと、斜行壁部32c,32c同士を結び、アームプレート31の直線状端部31bから下面31tに直交する下方に向けて延びる先端壁部32eと、を一体に備えている。
先端壁部32eには、その中央部に、アームプレート31の直線状端部31bに対して円弧状端部31a側に凹入する凹状壁部32fが形成されている。
また、一対の側壁部32b,32bとの間には、これら側壁部32b,32bを結ぶ方向に延びる補強リブ32rが複数設けられている。さらに、一対の側壁部32b,32bとの間には、側壁部32bと平行に延び、複数の補強リブ32rと凹状壁部32fとを結ぶ補強リブ32sが設けられている。
このような位置決め部材30は、アームプレート31を下部支持体8の下面8uに沿わせ、補強部32を下方に向けた状態で設けられている。位置決め部材30は、下部支持体8の下面8uの雌ネジ孔8h(図4参照)にねじ込んだ段付きネジ35(図5参照)の段状リング部35rが貫通孔31hに挿通されることで、回動自在に支持されている。位置決め部材30は、段付きネジ35(図5参照)が挿入された雌ネジ孔8hを中心として回動することで、収納状態と突出状態とを切り換え可能となっている。
図3に示すように、収納状態では、位置決め部材30は、基端部30aと先端部30bとを結ぶ方向が下部支持体8の前後方向に一致する。これにより、位置決め部材30は、下部支持体8の下方に収容された状態となる。この状態で、弾性片33の係合突起34(図6参照)は、下部支持体8の下面8uにおいて、雌ネジ孔8hに対して前方に位置する角度規制凹部8g(図4参照)に係合する。この係合突起34と角度規制凹部8gとの係合により、位置決め部材30の回動が阻止され、位置決め部材30を回動させようとする一定以上の力が作用しない限り、収納状態を維持するようになっている。
図5に示すように、突出状態では、位置決め部材30は、基端部30aと先端部30bとを結ぶ方向が下部支持体8の幅方向に一致する。位置決め部材30は、下部支持体8に対して天板昇降式デスク1の幅方向外方に、先端部30bが突出するよう配置される。
この状態で、弾性片33の係合突起34(図6参照)は、下部支持体8の下面8uにおいて、雌ネジ孔8hに対して幅方向側方に位置する角度規制凹部8g(図4参照)に係合する。この係合突起34と角度規制凹部8gとの係合により、位置決め部材30の回動が阻止され、位置決め部材30を回動させようとする一定以上の力が作用しない限り、突出状態を維持するようになっている。
なお、角度規制凹部8gは2カ所に形成されているが、天板4の幅方向内側に位置する角度規制凹部8gに係合突起34は係合する。下部支持体8が左右共通部材とされているため、天板4の幅方向外側に位置する角度規制凹部8gは形成されているに過ぎない。
収納状態にある位置決め部材30を展開するには、下部支持体8の下方に指を入れ、補強部32の斜行壁部32cと凹状壁部32fとを指で挟むようにすれば、位置決め部材30の先端部30bを下部支持体8の下方から引き出すことができる。このとき、位置決め部材30を回動させようとする一定以上の力が作用することで、弾性片33が弾性変形し、互いに係合していた係合突起34と角度規制凹部8gとの係合が解除される。
そして、位置決め部材30を回動させて突出状態に移行させると、係合突起34と角度規制凹部8gとが係合し、突出状態が維持される。
また、突出状態にある位置決め部材30を収納するには、位置決め部材30の先端部30bを回動方向に押圧すればよい。このとき、位置決め部材30を回動させようとする一定以上の力が作用することで、弾性片33が弾性変形し、互いに係合していた係合突起34と角度規制凹部8gとの係合が解除される。そして、位置決め部材30が回動し、先端部30bが下部支持体8の下方に収容され、係合突起34が角度規制凹部8gに嵌まり込むことで、収納状態に移行する。
図7は、天板付き什器同士を互いに隣接させて配置した状態を脚体の斜め下方から見た斜視図である。図8は、天板付き什器同士を互いに隣接させて配置した状態を示す平面図である。
図7、図8に示すように、このような天板昇降式デスク1を、互いに隣接させて配置するときには、それぞれの天板昇降式デスク1において、位置決め部材30の先端部30bを脚体2の下部支持体8から側方に突出させた突出状態とする。
そして、互いに隣接する一方の天板昇降式デスク1の位置決め部材30の先端部30bと、他方の天板昇降式デスク1の位置決め部材30の先端部30bとを突き合わせる。これにより、互いに隣接する天板昇降式デスク1,1において、天板4,4の間に隙間S(図8参照)が形成されるようになっている。このように、位置決め部材30,30どうしを突き合わせることで、互いに隣接する天板昇降式デスク1,1同士の間隔(天板4,4の隙間S)が一定に維持される。
このとき、図7に示すように、位置決め部材30,30どうしは、直線状端部31b,31bおよび先端壁部32e,32e同士が突き合わさるので、互いに隣接する天板昇降式デスク1,1の平行度合いもズレにくい。
また、天板昇降式デスク1を、位置決め部材30を備えない他の什器や、壁等に隣接させて配置するときには、位置決め部材30を突出状態とし、その先端部30bを、他の什器や壁等に突き当てる。
上述したような天板昇降式デスク1によれば、天板4と、床面上に互いに離間して配置され、天板4を支持する一対の脚体2,2と、各脚体2の下面8uに設けられ、下方に向けて突出して床面に接地するアジャスター10と、脚体2の下面8uに設けられ、脚体2の下方に収納された収納状態と、脚体2から側方に突出する突出状態との間で切り換え可能とされた位置決め部材30と、を備える。
このような構成によれば、位置決め部材30を突出状態として、脚体2から側方に突出させ、他の天板昇降式デスク1の位置決め部材30、あるいは他の什器や壁等に突き当てることで、隣接する他の天板昇降式デスク1や什器、壁等との間に隙間を形成することができる。これにより、天板昇降式デスク1と、他の天板昇降式デスク1や什器、壁等との位置関係がずれるのを抑え、隙間を一定に保つことができる。
また、天板昇降式デスク1の天板4が、他の天板昇降式デスク1の天板4や什器、壁等に干渉するのを防ぐことができる。したがって、昇降機構ユニット5により天板4を昇降させても、天板4が他の天板昇降式デスク1等と干渉するのを防ぐことができる。
さらに、位置決め部材30は、脚体2の下方に設けられているので、目立たない。加えて、位置決め部材30を使用しないときには、位置決め部材30を収納状態とすることで、さらに目立たなくなる。
したがって、上記天板昇降式デスク1によれば、他の天板昇降式デスク1や壁等との隙間を確実に維持し、美観が損なわれるのを防ぐことができる。
また、位置決め部材30は、先端部30bに、位置決め部材30の突出方向に直交する直線状端部31b、先端壁部32eが形成されている。
このように構成することで、位置決め部材30の直線状端部31b、先端壁部32eを、他の天板昇降式デスク1の位置決め部材30等に突き当てれば、他の天板昇降式デスク1等との隙間だけでなく、隣接する天板昇降式デスク1の脚体2同士や天板4同士の平行度も維持することができる。
また、位置決め部材30の収納状態と突出状態との切り換えを、位置決め部材30の回動動作によって実現することができる。したがって、位置決め部材30の操作も容易であり、位置決め部材30の構成も簡易で低コストなものとなる。
さらに、収納状態と突出状態のそれぞれで脚体2に対する位置決め部材30の角度を、角度規制凹部8gと弾性片33の係合突起とからなる角度拘束部によって拘束するようにした。このように構成することで、位置決め部材30が収納状態、突出状態から不用意に動いてしまうのを防止できる。
加えて、位置決め部材30の上部は平板状のアームプレート31によって覆われるため、位置決め部材30の外観を平滑なシンプルなものとすることができる。また、アームプレート31の下方に設けた補強部32により、位置決め部材30の強度を確保することができる。
さらに、補強部32は、位置決め部材30を平面視した状態で、アームプレート31よりも突出状態における位置決め部材30の突出方向に直交する方向の幅寸法が、アームプレート31よりも小さい。したがって、位置決め部材30を上方や斜め上方から見たときに、補強部32が目立たず、位置決め部材30の体裁を薄型なものとすることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、位置決め部材30が回動することによって、収納状態と突出状態とを切り換えるようにしたが、これに限らない。収納状態と突出状態とを切り換えることができるのであれば、位置決め部材30を下部支持体8から幅方向外方に向けて、伸縮またはスライドさせるようにしてもよい。この場合、位置決め部材30を伸ばしたりスライドさせたりすることによって、下部支持体8から突出させた状態においては、固定ネジ、ピン、その他の各種ロック機構によって、位置決め部材30を突出状態に固定する。
また、収納状態、突出状態のそれぞれにおいて、位置決め部材30の角度を拘束するための角度規制部として、角度規制凹部8gと、係合突起34とを用いたが、これに限らない。収納状態、突出状態のそれぞれにおいて、位置決め部材30の角度を拘束しつつ、位置決め部材30を収納状態、突出状態への移行を容易に行うことができるのであれば、他のいかなる構成を採用してもよい。
また、脚体2を床面に接地させる接地部として、アジャスター10を備えるようにしたが、これに限らない。接地部は、高さ調整機能を有さないものとしてもよい。また、接地部は、下部支持体8の前後方向両端部に設けるとは限らず、例えば、接地部として、下部支持体8の幅方向両側に、前後方向に連続する壁状に設けても良い。
また、天板昇降式デスク1は、天板4が昇降可能であれば、例えば脚体2の構成、配置、設置本数等、他のいかなる構成としても良い。
また、昇降機構ユニット5の構成についても、天板4を昇降可能とするのであれば、他のいかなる構成としても良い。
さらには、脚体2は、昇降機構ユニット5を備えない構成とすることもできる。
また、上記実施形態では、天板付き什器として、天板昇降式デスク1を例示したが、これに限らず、デスク以外の、例えばカウンター、テーブル等であってもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
1 天板昇降式デスク(天板付き什器)
2 脚体
4 天板
4t 天面(作業面)
5 昇降機構ユニット
8g 角度規制凹部(角度規制部)
10 アジャスター(接地部)
30 位置決め部材
30a 基端部
30b 先端部
31 アームプレート(プレート部)
31b 直線状端部
32 補強部
33 弾性片(角度規制部)
34 係合突起

Claims (7)

  1. 上面に作業面を有する天板と、
    床面上に互いに離間して配置され、前記天板を支持する一対の脚体と、
    前記脚体の下面に設けられ、下方に向けて突出して前記床面に接地する接地部と、
    前記脚体の下面に設けられ、前記脚体の下方に収納された収納状態と、前記脚体から側方に突出する突出状態との間で切り換え可能とされた位置決め部材と、を備える天板付き什器。
  2. 前記脚体は、前記天板を上下方向に昇降可能に支持する昇降機構ユニットを備えることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
  3. 前記位置決め部材は、前記突出状態において前記脚体から突出する側の先端部に、前記位置決め部材の突出方向に直交する直線状端部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の天板付き什器。
  4. 前記位置決め部材は、一端側が前記脚体の下面に回動自在に連結され、他端側が前記一端側を中心として回動することで、前記収納状態と前記突出状態とが切り換わることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の天板付き什器。
  5. 前記収納状態と前記突出状態のそれぞれで前記脚体に対する前記位置決め部材の角度を拘束する角度拘束部を備えることを特徴とする請求項4に記載の天板付き什器。
  6. 前記位置決め部材は、平板状のプレート部と、前記プレート部の下側に一体に設けられた補強部と、を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の天板付き什器。
  7. 前記補強部は、前記位置決め部材を平面視した状態で、前記突出状態における前記位置決め部材の突出方向に直交する方向の幅寸法が、前記プレート部よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の天板付き什器。
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