JP3203514U - キャスターのロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】家具等に取り付けられる複数のキャスターのロックが容易にできるようにしたキャスターのロック装置を提供する。【解決手段】取り付け板体2の下面に相対する位置に昇降可能に設けられ、下降位置において取り付け板体2の下面に取り付けられる複数のキャスター50の周面に当接してキャスター50をロックするロックプレート15と、取り付け板体2の下面から外方に延び出す足踏み操作部11と、足踏み操作部11における操作に連動回転してロックプレート15を当接位置まで下降させるカム体とからなる。【選択図】図1
Description
この考案は、家具等に取り付けられるキャスターのロック装置に関する。
例えば、病院でベットの枕元に配置される床頭台には底面にキャスターが取り付けられており、これにより床頭台は配置位置や配置方向が容易に変えられることで便利に使用されている。
しかしながら、一方ではキャスターがあることで配置状態が安定しないという問題があり、とくに、地震が発生した場合には大きく移動して危険な状態が発生する。キャスターそのものに回転ロック機構を持たせたものが提供されているが、複数個のキャスターにおいてロック操作を行うには非常に手間がかかった。
この考案は、上記の事情に鑑みて行ったもので、家具等に取り付けられる複数のキャスターのロックが容易にできるようにすることを目的とする。
この考案では、取り付け板体の下面に相対する位置に昇降可能に設けられ、下降位置において前記取り付け板体の下面に取り付けられる複数のキャスターの周面に当接して前記キャスターをロックするロックプレートと、前記取り付け板体の下面から外方に延び出す足踏み操作部と、前記足踏み操作部における操作に連動回転して前記ロックプレートを前記当接位置まで下降させるカム体とからなることを特徴とするキャスターのロック装置を提供する。
上記構成によれば、足踏み操作部を操作することで連動回転するカム体がロックプレートを下降させ、ロックプレートはその下降位置において複数のキャスターの周面に当接してキャスターのロックを行う。足踏み操作によって複数のキャスターのロックが同時に行える。ロックプレートによりロックされるキャスターの数は、ロックプレートの大きさ、形状を変えることで2個以上の適宜数とされる。
ロックプレートのキャスターの周面に当接する位置に、シリコン樹脂やテフロン樹脂等の密着性を持ち、かつ、弾力性の密着プレートが設けられてなる構成とすることで、その密着プレートがキャスターの周面に弾力的に密着することでキャスターのロック効果が高められる。さらに、密着プレートとキャスターの周面との当接時の衝撃が、密着プレートが弾力性を持つ樹脂からなることで軽減され、部品の損傷が回避されるとともに静粛に使用される。
この考案によれば、家具等に取り付けられるキャスターのロックが容易にできるようになって、これによりキャスター付き家具等が安全に使用できるようになる。
図1、図2はこの考案のキャスターのロック装置の使用状態図、図3は同分解構成図、図4は同断面構成図である。キャスターのロック装置1は家具の底板等に相当する取り付け板体2の下面前部に取り付けられる。3は金属製の方形のベースプレートで、取り付け板体2の下面にネジ固定される。ベースプレート3の4隅近傍には円柱状で上面にネジ穴8を備えるガイドピン4のそれぞれが立設固定されており、中央位置には軸支取り付け部5が固設され、その軸支取り付け部5に両端が回転可能に軸支されて樹脂製のカム体7が取り付けられている。カム体7の軸芯9は金属製の角柱よりなり、その前端側に足踏み操作部11が取り付けられている。足踏み操作部11は金属製の足踏みプレート13に樹脂製の取り付け部材14がネジ固定されており、その取り付け部材14にカム体7の軸芯9が埋設固定されている。
15は金属プレートが折り曲げ形成されたロックプレートであり、その中央部に下方に突出するボックス部17を備え、その両側位置に2個ずつのガイド穴19が設けられ、両端近傍の前側には切欠き凹部21のそれぞれが設けられ、両端部分の上面には切欠き凹部21のそれぞれを残すようにシリコン樹脂やテフロン樹脂よりなる密着性、かつ、弾力性を持つ密着プレート23のそれぞれが貼り付けられて取り付けられている。
ロックプレート15はそのガイド穴19のそれぞれにコイルバネ30が装着された状態のガイドピン4のそれぞれが挿通され、環状の押さえ片32を通して固定ネジ34がガイドピン4のネジ穴8に螺入固定されることでベースプレート3に取り付けられ、その取り付け状態においてボックス部17がカム体7上を覆い、カム体7の露呈する軸芯9はボックス部17前面の切欠き部35内に位置する。また、ロックプレート15はコイルバネ30によって常時上方に付勢されていて、ボックス部17の内面にカム体7が弾力的に当接する状態となっている。
キャスターのロック装置1は、上記のようにベースプレート3にロックプレート15が一体に取り付けられた状態において、ロックプレート15の切欠き部21に前側のキャスター50それぞれのネック部が入り込むように取り付け板体2の下面前部に配置され、ベースプレート3がネジ固定されて取り付けられる。
図1、図2、図4はキャスター50それぞれがロックされた状態を示している。図5はカム体7の動作を示し、点線で示す状態がキャスター50のロックされていない状態である。そのロックされていない状態において足踏みプレート13の右側13aがコイルバネ30のバネ力に抗して踏み込まれてカム体7が矢印方向に回転されると、実線で示すようにカム体7によりボックス部17が矢印方向に押し下げられてロックプレート15が下降される。これにより、図4において一点鎖線Xで示す密着プレート23面がキャスター50の周面に弾力的に密着してキャスター50が強固にロックされる。両側にある密着プレート23それぞれによって左右のキャスター50がともにロックされる。足踏みプレート13の左側13bが踏み込まれることで、点線で示すキャスター50のロックされていない状態に復帰する。上記の密着プレート23とキャスター50の周面との当接時には、密着プレート23が弾力性がある樹脂よりなることで衝撃が軽減され、部品の損傷が回避されるとともに騒音が発生しない。
キャスター50はその方向が自在となるように水平位置において回転変位するように設けられているが、どの変位位置においてもキャスター50がロックされるように密着プレート23が配置設計されている。また、ロックプレート15の下降、上昇は、ガイド穴19のそれぞれにガイドピン4のそれぞれが挿通されていることで、傾くことなく安定して行われる。
1 キャスターのロック装置
2 取り付け板体
3 ベースプレート
7 カム体
11 踏み込み操作部
15 ロックプレート
23 密着プレート
50 キャスター
2 取り付け板体
3 ベースプレート
7 カム体
11 踏み込み操作部
15 ロックプレート
23 密着プレート
50 キャスター
Claims (2)
- 取り付け板体の下面に相対する位置に昇降可能に設けられ、上昇位置において前記取り付け板体の下面に取り付けられる複数のキャスターの周面に当接して前記キャスターをロックするロックプレートと、
前記取り付け板体の下面から外方に延び出す足踏み操作部と、
前記足踏み操作部における操作に連動回転して前記ロックプレートを前記当接位置まで上昇させるカム体と、
からなることを特徴とするキャスターのロック装置。 - 前記ロックプレートの前記キャスターの周面に当接する位置に、樹脂製の密着性、かつ、弾力性の密着プレートが設けられてなる請求項1記載のキャスターのロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003805U JP3203514U (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | キャスターのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003805U JP3203514U (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | キャスターのロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3203514U true JP3203514U (ja) | 2016-04-07 |
Family
ID=55647650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015003805U Expired - Fee Related JP3203514U (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | キャスターのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3203514U (ja) |
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2015
- 2015-07-10 JP JP2015003805U patent/JP3203514U/ja not_active Expired - Fee Related
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A521 | Written amendment |
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