JPH0511785Y2 - - Google Patents

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JPH0511785Y2
JPH0511785Y2 JP15060988U JP15060988U JPH0511785Y2 JP H0511785 Y2 JPH0511785 Y2 JP H0511785Y2 JP 15060988 U JP15060988 U JP 15060988U JP 15060988 U JP15060988 U JP 15060988U JP H0511785 Y2 JPH0511785 Y2 JP H0511785Y2
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furniture
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catch
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  • Legs For Furniture In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は家具等の蹴込み板取付構造の関し、更
に詳しくは家具本体下部の蹴込み部に設けられる
蹴込み板を着脱容易に取り付けることのできる構
造に関する。
〈従来技術〉 厨房家具や洗面台その他ユニツト家具等におい
て、家具本体の前面に両側板に亙る長尺蹴込み板
を取り付ける場合、一般に側板木口縁に釘やネジ
等を用いて固着することが行われていた。この場
合、釘やネジ等の固着部材が表面に現れるため意
匠性が低下するだけでなく、一旦取り付けた蹴込
み板はその後に取り外すことが極めて困難であ
り、家具本体下部の空隙にたまつた埃や塵を清掃
することができず不衛生であり、また家具本体と
床面との間の高さを調節する必要が生じた場合に
対処することができなかつた。更に、家具の使用
においては蹴込み板の損傷が最も激しいが、取り
外し交換が実際上不可能であつたために長年の使
用により見苦しくなるという欠点があつた。
このような欠点に鑑み、下面要所に脚を垂設し
た家具等において幅木の裏面に挟着金具を設け、
この挟着金具によつて幅木を家具の脚に弾性挟着
させるよう構成したものが提案されている(実公
昭57−58992号公報)。この従来技術によれば幅木
は着脱自在に脚に取り付けられているため、上述
のような欠点は解消される。
〈考案が解決しようとする課題〉 この従来技術による場合、家具の使用において
幅木が損傷して交換する必要が生じた場合、古い
幅木を取り外した後、新しい幅木の裏面に挟着金
具を固着してこれを脚に嵌合させて取り付けるこ
ととなるが、挟着金具の固着位置と脚の位置とを
厳密に対応させる必要があるため、実際にはかな
り困難な作業となつていた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記した従来技術における課題を解決
すべく創案されたものであり、家具本体の下方蹴
込み部において本体底板裏面に蹴込み板を取り付
けるものにおいて、雌型部材及び雄型部材より成
るキヤツチのいずれか一方の部材を本体底板の下
面側に家具幅方向に摺動可能に取り付けると共
に、他方の部材を蹴込み板の裏面側上端の任意箇
所の任意個数固着し、該一方の部材を該他方の部
材の固着位置に応じて摺動させて位置合わせした
状態でこれら雌型部材及び雄型部材同志を嵌合せ
しめることによつて蹴込み板を着脱自在に取り付
けるようにしたことを特徴とする、家具等の蹴込
み板取付構造である。
〈作用〉 蹴込み板を家具本体下部に取り付けるに当たつ
て公知のキヤツチを利用することにより、着脱自
在に蹴込み板を取り付けることができる。キヤツ
チの雄型キヤツチ金具及び雌型キヤツチ金具の一
方を家具幅方向に摺動可能とし、或は一方を家具
幅方向に延長された棒状の金具として配設するこ
とにより、他方のきキヤツチ金具の固着位置をそ
れほど厳密に調整しなくても容易に嵌合に必要な
対応関係が得られ、蹴込み板の交換等が簡単に行
える。
〈実施例〉 以下添付図面に基づいて、本考案を厨房家具の
流し台に適用した若干の実施例を説明する。
第1図乃至第5図に示す実施例による流し台
は、上部にシンク1及び調理面2等が設けられた
カウンタ3を有し、このカウンタ3の下部に棚4
や引出等が適宜内設された物品収納部が設けられ
ている。物品収納部の前面には必要に応じて戸や
扉5が開閉可能に取り付けられて流し台本体6を
なしている。流し台本体6の最下部前端には蹴込
み部7が設けられている。
蹴込み部7の内部において、本体底板8の下面
側に適宜固着手段(図示せず)を用いてその略全
幅に亙つて延長するL型金具13を固着し、その
前面に形成された凹溝14に雌型キヤツチ金具1
5を摺動自在に取り付けると共に、蹴込み部7を
閉塞するよう取り付けられた蹴込み板11の裏面
側上端近辺の任意箇所にキヤツチ9の雄型キヤツ
チ金具12が同様に釘やビス等の固着手段(図示
せず)によつて固着されている。このようなキヤ
ツチ9は公知であり、雌型キヤツチ金具15の開
口部がその弾性によつて容易に拡開することを利
用してこれら金具間が着脱自在であり、よつて扉
等の開閉が自在とされるものである。本実施例の
取り付けられた蹴込み板11は手前方向に引き寄
せることにより、キヤツチ金具間の嵌合状態が解
除され、容易に離脱される。
蹴込み板11の下端にはプラスチツク、布、ゴ
ム板等の柔軟材よりなる防塵シート18が接着
剤、ホチキス等により取り付けられている。この
防塵シート18は床面に不陸がある場合に、蹴込
み板11と床面との隙間を閉塞する作用を果た
し、本体6下部の空間部への埃や塵の侵入を防止
することができる。また、底板8は高さ調節可能
な支持脚(図示せず)上に支持されており、これ
によつて家具本体6が床面上の所要高さに支持さ
れている。
この実施例によれば、蹴込み板11に対する雄
型キヤツチ金具12の固着位置をそれほど厳密に
しなくても、雌型キヤツチ金具15を対応する位
置まで摺動させてこれに嵌合せしめることができ
るので、蹴込み板11の交換時等に便利である。
本考案は上述の実施例に限定されることなく
種々の変形態様を取り得る。例えば、雄型キヤツ
チ金具12を、雌型キヤツチ金具15よりも幅広
の棒状に形成することにより、両者間の位置決め
作業より容易になる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、蹴込み板の家具本体に対する
取付が、雌型キヤツチ金具と雄型キヤツチ金具と
の嵌合によつてワンタツチに着脱可能になされる
ため、下部空間の清掃が容易であり、また損傷し
た蹴込み板の交換取付が簡単に行える。キヤツチ
金具の一方を横方向に摺動可能に取り付けること
により、他方のキヤツチ金具の固着をそれほど厳
密に位置決めしなくてもキヤツチ金具同士の嵌合
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
のであつて第1図は本考案が適用される家具(流
し台)の全般的な構成を示す斜視図、第2図はそ
の断面図、第3図は蹴込み部における詳細を示す
断面図、第4図は本実施例に用いられる雄型キヤ
ツチ金具を示す斜視図、第5図は関連して用いら
れる他の部材と共に雌型キヤツチ金具を示す部分
斜視図である。 符号の説明、6……家具本体、7……蹴込み
部、8……底板、9……キヤツチ、11……蹴込
み板、12……雄型キヤツチ金具。13……L型
金具、15……雌型キヤツチ金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具本体の下方蹴込み部において本体底板裏面
    側に蹴込み板を取り付けるものにおいて、雌型部
    材及び雄型部材より成るキヤツチのいずれか一方
    の部材を本体底板の下面側に家具幅方向の摺動可
    能に取り付けると共に、他方の部材を蹴込み板の
    裏面側上端の任意箇所に任意数個固着し、該一方
    の部材を該他方の部材の固着位置に応じて摺動さ
    せて位置合わせした状態でこれら雌型部材及び雄
    型部材同志を嵌合せしめることによつて蹴込み板
    を着脱自在に取り付けるようにしたことを特徴と
    する、家具等の蹴込み板取付構造。
JP15060988U 1988-11-17 1988-11-17 Expired - Lifetime JPH0511785Y2 (ja)

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JP15060988U JPH0511785Y2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17

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JPH0271339U JPH0271339U (ja) 1990-05-30
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JP3189453B2 (ja) * 1993-01-13 2001-07-16 日産自動車株式会社 排ガス浄化用触媒
JP2571840Y2 (ja) * 1993-01-13 1998-05-20 永大産業株式会社 厨房キャビネットの蹴込板の固定構造
JP5522588B2 (ja) * 2009-07-07 2014-06-18 Toto株式会社 トイレ手洗器用キャビネット
JP5350988B2 (ja) * 2009-11-13 2013-11-27 株式会社岡村製作所 金庫

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JPH0271339U (ja) 1990-05-30

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