JPH0753548Y2 - 収納キヤビネツト - Google Patents

収納キヤビネツト

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JPH0753548Y2
JPH0753548Y2 JP1991097638U JP9763891U JPH0753548Y2 JP H0753548 Y2 JPH0753548 Y2 JP H0753548Y2 JP 1991097638 U JP1991097638 U JP 1991097638U JP 9763891 U JP9763891 U JP 9763891U JP H0753548 Y2 JPH0753548 Y2 JP H0753548Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
inspection port
back plate
cover
storage cabinet
inspection
Prior art date
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Application number
JP1991097638U
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English (en)
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JPH0619586U (ja
Inventor
義明 森
Original Assignee
株式会社ノダ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】厨房キャビネット収納部における
背板に設けられた点検口のカバー。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来より厨房キャビネッ
トの収納部においてその後方に配されるガス、水道等の
配管はキャビネット収納部内に露出することとなり収納
部内部の外観の体裁を低下させていた。このため、これ
ら配管を外から露見できぬように収納部空間背板の後方
に位置させるといった構成の厨房キャビネットが提案さ
れるようになった。
【0003】この種キャビネットにおいては、背板の後
方に隠された配管のための点検口が背板に切り欠かれ設
けられる必要がある。この場合、点検口には必要時に開
口されるべき点検口カバーが設けられることになる。こ
の種点検口としては次のような技術が提案されている。
【0004】上板に取り付けられた水栓等の器具類から
延びる配管の位置に整合してキャビネット背板を上板の
下面に連続して一部欠除し、上板の下面から連続する空
間を形成し、該空間内において配管類の接続を行なうよ
うにするとともに、該空間を閉塞するカバーを少なくと
も後面および上面を解放した方形箱形状に形成し、カバ
ー周縁のフランジを背板の前面に着脱自在に定着するよ
うにした。(実公平1−16434)
【0005】しかしながら、該技術においては、その明
細書中の記載から分るように点検口のカバーはその周縁
のフランジを背板の前面にビス等で定着してあるので、
キャビネットの収納空間という狭い空間内ではそのビス
によるカバーの取り付け、取り外し作業は非常に作業性
の悪いものとなるという問題点を有していた。
【0006】
【技術的課題】点検口カバーを簡単に点検口に装着でき
ること。
【0007】
【技術的課題】 収納空間背板5に点検口7が設けら
れ、該点検口7を点検口カバー8,8’で閉塞するよう
構成されたものにおいて、前記点検口カバー8,8’は
弾性を有する材料にて断面略コ状に形成され、前記点検
口カバー8,8’は、該略コ状の断面形状における両側
垂立片10,10’の先端縁が点検口7の縁部表面に当
接するとともに、前記両側垂立片10,10’の先端縁
より外方に延設された掛止片9,9’が点検口7の縁部
裏面に当接することにより点検口7に着脱可能に装着さ
れている、収納キャビネット。
【0008】
【作用】点検口カバー8,8′は簡単確実に点検口7,
7′に装着できる。
【0009】
【実施例】図1は本考案に関する収納キャビネット1を
示した一部切欠き図である。収納キャビネット1のシン
ク3を備えた天板2下方には収納空間4が形成されてい
る。収納空間4の後方には背板5が配されている。背板
5の後方には、水道管6やガス管(図示せず)等の配管
がなされている。背板5にはこれら配管の結管や修理、
点検を行なうための点検口7が開口されている。
【0010】点検口7には点検口7より露見される背板
5後方の配管を覆い隠すための点検口カバー8が装設さ
れる。点検口カバー8は、合成樹脂板、金属板、木質
板、ゴム板等、板体として人力により湾曲可能な程度の
曲げ弾性を示せるものが用いられる。
【0011】このため点検口カバー8は、これを湾曲
し、係止片9(後述)を点検口内へ導入し、その弾性反
発を利用し、係止片9を点検口縁部裏面へ当接係止させ
ることにより点検口7へ手軽に装着、また、この反対の
ことにより脱着することができる。
【0012】 点検口カバー8はその本体部分が断面
コ字状を呈する形状を有し、その両側端に垂直に折曲立
ち上げられた垂立片10を形成している。垂立片10の
高さθは、点検口カバー8が点検口7に覆せられた時、
該垂立片10長さ方向と平行に位置する点検口の高さ
θ’yorimo長く形成されていることが好ましい。
(図2)
【0013】かくして、垂立片10先端縁は背板表面へ
当接されることになり、係止片9とともに点検口カバー
の摺落のない確固たる装着が図れる。
【0014】点検口カバーは点検口カバーの材質の持つ
弾性反発による係止片の応力Aが背板に対向し発生する
ための結果として垂立片の背板の表面に当接する部分の
背板への当接力を大きくすることになり、点検口カバー
を点検口へ、ビス、金具等を用いることなく簡易かつ確
実に着脱することができる。(図3)
【0015】また図4に示すように係止片9′を垂立片
10′よりも点検口7が開口されている背板5の厚み分
tだけ前方へ張り出した位置に設けることによって、係
止片9′を背板5′裏面に密接させることが可能となり
係止片9′の立ち上がり部pに無理な負担を掛けること
なく、しかも確実に点検口カバー8′を点検口7′に装
設することができる。(図5)
【0016】 断面略コ字状になっている点検口カバー
8の開放部分には必要に応じ閉塞部11が形成されても
よい。こうすることによって点検口カバー8の開口部分
よりのホコリや、湿気の出入りを防ぐことができる。
(図6)(カバー8’の場合も同様である。特に図示し
ない。)
【0017】点検口カバー8は係止片9を左右に配する
方向でもあるいはまた上下に配する方向でも、その使用
される方向形態は適宜選択し用いることができる。(図
7)(カバー8′の場合も同様である。特に図示しな
い。)
【0018】また点検口カバー8の上面にはキャビネッ
ト1中の収納物品を載置するための棚部としても利用す
ることができる。(図8)かくして、背板点検口には手
軽に着脱自在であり、しかも収納空間内において棚部と
しても機能する点検口カバーが得られる。(カバー8′
の場合も同様である。特に図示しない。)
【0019】
【作用効果】 点検口カバー8,8’は弾性を有する材
質を用い形成されるので、その弾性およびそこに発生す
る応力を利用して点検口7,7’へ装着することがで
き、従来技術における前方よりのビス止めや、係止金具
等を用いるといった煩わしさなくして、手軽に着脱自在
となる。点検口カバー8,8’は断面略コ字状に形成さ
れているので、収納部内において棚部Sとして利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】点検口7を露出するように裁断して示した本考
案キャビネットの斜視図。
【図2】点検口カバー8と点検口7の分解斜視図、
【図3】図2の上面図、
【図4】点検口カバー8′の他の実施例の斜視図、
【図5】図4の上面図、
【図6】閉塞部11を設けた点検口カバー8の斜視図、
【図7】上下に係止片9を設けたときの斜視図、
【図8】点検口カバー8の上面を棚部Sとした場合の斜
視図、
【符号の説明】
1:収納キャビネット、2:天板、3:シンク、4:収
納空間、5:背板、6:水道管、7:点検口、8:点検
口カバー、9,9′:係止片、10,10′:垂立片、
11:閉塞部、p:立ち上り部(図4)、t:背板5の
厚み(図4)、θ:垂立片10の高さ、θ′:点検口7
の高さ、S:棚部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納空間背板5に点検口7が設けられ、
    該点検口7を点検口カバー8,8’で閉塞するよう構成
    されたものにおいて、前記点検口カバー8,8’は弾性
    を有する材料にて断面略コ状に形成され、前記点検口カ
    バー8,8’は、該略コ状の断面形状における両側垂立
    片10,10’の先端縁が点検口7の縁部表面に当接す
    るとともに、前記両側垂立片10,10’の先端縁より
    外方に延設された掛止片9,9’が点検口7の縁部裏面
    に当接することにより点検口7に着脱可能に装着されて
    いる、ことを特徴とする収納キャビネット。
  2. 【請求項2】 係止片9が垂立片10よりも点検口7が
    開口されている背板5の厚みt分だけ張り出した位置に
    設けられている請求項1記載の収納キャビネット。
JP1991097638U 1991-09-20 1991-09-20 収納キヤビネツト Expired - Lifetime JPH0753548Y2 (ja)

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JPH0619586U JPH0619586U (ja) 1994-03-15
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ID=14197682

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594950A (ja) * 1982-06-30 1984-01-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 連続鋳造装置

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JPH0619586U (ja) 1994-03-15

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