JPH0741403Y2 - スツール - Google Patents

スツール

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JPH0741403Y2
JPH0741403Y2 JP10267589U JP10267589U JPH0741403Y2 JP H0741403 Y2 JPH0741403 Y2 JP H0741403Y2 JP 10267589 U JP10267589 U JP 10267589U JP 10267589 U JP10267589 U JP 10267589U JP H0741403 Y2 JPH0741403 Y2 JP H0741403Y2
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誠 福田
千昭 高橋
辰男 近藤
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Kodama Chemical Industry Co Ltd
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Kodama Chemical Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗面化粧台や化粧鏡台等に付属して使用する
スツールに関する。
〔従来の技術〕 カウンターを広くした洗面化粧台や鏡台等には座って化
粧できるようにスツールを備品として付属している。こ
のスツールは、上面に座席を設けた箱型のものが典型的
なものであり、洗面化粧台等用では床面を自由に動ける
ようにキャスタを設けたものもある。また、スツールの
中は、化粧品やその他の用具等の小物類を納める収納部
として利用され、座席を開閉自在にすることによってこ
れらの品物を出し入れできるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
キャスタを備えたスツールでは特に人が腰掛けたまま動
かしたり鏡台の脚部の中に納めるので、スツールの側面
が鏡台やその他の家具に接触しやすい。このため、周面
にガード用のモールを設けてこれを少し外に突き出して
傷が付かないように予防している。そして、スツールや
その他の家具製品等は一般に木工品であることから、モ
ールの取付けにはビスや釘等が最も簡単でコスト面でも
有利なことから広く採用されている。
ところが、ビス等によってスポット的にモールをスツー
ルの周壁に一体化する場合では、ビスのピッチ間隔が長
いとこの部分でスツールの周壁とモールとの間に隙間が
生じやすい。このため、モールの間に埃が詰まったり、
指先や爪を引っ掛けやすくなり、化粧に利用するには衛
生面や使い勝手の面で好ましくない。また、モールを合
成樹脂等によって成形してこれを接着剤でスツールに固
定することもできる。しかし、この場合でも、経時変化
によってモールの縁部が剥がれたりし、ビス固定するも
のと同様な問題がある。
そこで、本考案は、スツールの周壁に一体化するモール
を経時変化等の影響を受けずにぴったりと安定して取り
付けできるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、本体の周囲に
ガード用のモールを巡らしたスツールであって、前記モ
ールを弾性素材により形成すると共に、該モールの上下
縁に前記本体の周壁方向に傾斜した縦断面形状を持つ薄
肉の舌片を形成していることを特徴とする。
また、本体の周壁に凹面を設けてこれに嵌まり込む嵌合
部をモールの背面に形成し、この嵌合部を挟む上下両端
の縁に舌片を形成するようにしてもよい。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本考案のスツールを示す縦断面図、第2図は平
面図、第3図は全体の斜視図である。
図において、スツールは下本体1と上本体2とをそれぞ
れ合成樹脂によって成形し、これらを重ね合わせて箱状
に組立てられる。上本体2の上端にはシート3が開閉自
在に取り付けられ、更に側面にはゴミ捨て用に利用する
扉4が設けられている。そして、下本体1及び上本体2
は、適切な位置をビスによって連結され、その周面には
モール5を巡らして一体化し、扉4の表面にも同様の形
状のモール6が固定されている。
下本体1は下面にキャスタ1aを備え、人が座ったときに
左又は右の方向にある一つの側面には、扉4を組み込む
ための切欠1bが設けられている。また、上本体2も同様
に下本体1の切欠1bと幅が同じ切欠2aが形成され、ヒン
ジ機構2bによってシート3を開閉自在に連接している。
そして、上本体2の中には、小物等を載せておく収納ト
レー2cが一体形成され、シート3を開閉して小物を簡単
に出し入れできるようになっている。この収納トレー2c
は、下本体1と上本体2とを一体化したときに、収納ト
レー2cの上側とその下側の空間とが気密性を持って遮断
されるように組み込む。すなわち、第1図のように、ダ
ストボックス(後述)を取り付ける扉4を含む空間を収
納トレー2c自体及び上,下本体2,1のそれぞれの接続リ
ブ2-1,1-1によって区画している。
第4図(a)は下本体1及び上本体2をそれぞれの切欠
1b,2a側から見た正面図、第4図(b)は合体したとき
の正面図、第5図(a)及び(b)はそれぞれ第4図
(a)のI-I線及びII-II線矢視図である。
下本体1の上端部及び上本体2の下端部のそれぞれの周
面はモール5を取り付けるために、肉を盗んだ凹面1d,2
dとして形成され、第4図(b)のように合体したとき
にはこれらの凹面1d,2dによってモール5の嵌合部が切
欠1b,2aを除く全周に走る。そして、凹面1d,2dに連なる
下本体1及び上本体2の周壁は、第4図に示すようにテ
ーパ状に形成されている。すなわち、下本体1は凹面1d
から下側が先細りするように小さなテーパが形成され、
上本体2には逆に上側が先細りする小さなテーパを設け
ている。更に、切欠1b,2aの内周壁には、モール5を固
定するための固定具7のビス孔1e,2eが正面から見て左
右に一対ずつ設けられている。
第6図(a)はモール5の縦断面図、第6図(b)は要
部の拡大縦断面図及び第7図は固定具7を示すものであ
る。
モール5は、たとえばEPDM等のゴム又は塩化ビニル等の
軟質性合成樹脂を素材とした弾性材を素材としている。
そして、下本体1及び上本体2のそれぞれの凹面1d,2d
が造る嵌合溝に嵌まり込む縦方向の長さを持ち、その上
下縁には下本体1及び上本体1のテーパ状の周壁にぴっ
たりと密着して隙間ができないように薄肉の舌片5aを形
成し、これらの舌片5aの間には凹面1d,2dに嵌まり込む
肉厚の嵌合部5bを設けている。舌片5aはその内面側の肉
を盗んだものとして第6図(b)に示すように下本体1
又は上本体2の周壁に向けて傾斜する断面形状を持ち、
実際に取り付けたときには周壁によって舌片5aが外へ開
く程度に傾斜角度を設定する。つまり、モール5を装着
したとき、第6図(b)のように舌片5aが上本体2(ま
たは下本体1)の周壁に外側へ弾性変形し、この反力を
利用して舌片5aを周壁に密着させる。一方、固定具7
は、切欠1b,2aの内周壁に当接する固定座7aとモール5
の表面を保持拘束する保持座7bとを備え、固定座7aには
下本体1及び上本体2のそれぞれのビス孔1e,2eに整合
する孔7cを開けている。
第8図は下,上本体1,2に対するモール5の固定を示す
分解斜視図である。
固定具7の保持座7bは、第8図(b)のようにモール5
の端部の全体を包み込む形状を持ち、この保持座7bの裏
面を下,上本体1,2の表面に衝き当てる姿勢として組み
込む。このとき、孔7cはビス孔1e,2eに整合し、第8図
(a)のようにビス7dを孔7cに通してビス孔1e,2eにね
じ込むことによって固定具7を固定する。そして、この
組立ての際にモール5の端部を固定具7の保持座7bによ
ってカバーし、モール5を下,上本体1,2に一体化す
る。固定具7は、モール5の固定だけでなく、合体させ
た下,上本体1,2を連結する役目もし、下,上本体1,2は
その継目部分をモール5でカバーされて一体化される。
また、この固定具7による連結だけでなく、第1図のよ
うに適切な位置を連結ビス1fによって下,上本体1,2を
連結する。
扉4に取り付けるモール6も本体側に設けるモール5と
全く同じ形状であり、本体側と同じ固定具7を利用して
その両端を固定する。なお、第6図(a)には扉4側の
モールを示す符番6を括弧付きで付している。このた
め、扉4の間口方向の両端面には、ビス孔を所定の位置
に開けておき、これを利用して固定具7及びモール6を
固定する構造とすると共に、モール6の嵌合部6aに合わ
せて凹面の取付け座を持たせる。また、扉4は第1図に
示すように、その下端を薄板状の蝶番4aによって開閉自
在に支持され、ステー8によって開いたときの回動角が
規制される。ステー8は、第9図に示すように下本体1
に設けたリブ1gに固定したブロック8aと、このブロック
8aにスライド可能に差し込んだロッド8bとを備えたもの
である。ロッド8bの先端は扉4の裏面に取り付けた接続
具4bに上下方向へ回転自在に連接され、基端部にストッ
パ8cを設けている。このようなステー8を設けたことに
より、扉4の上端側に設けた把手部4cを手前に引くと第
10図のように扉4が前に傾き、ストッパ8cがブロック8a
に当たって拘束されたときの姿勢に保持される。また、
閉じたときには、上本体2と扉4の裏面との間に設けた
マグネットキャッチ式のロック9によって扉4は閉じた
姿勢に保持される。
なお、扉4の裏面にはゴミ捨て用のダストボックス10が
着脱自在に取り付けられている。このダストボックス10
は、第1図のように、扉4の裏面に沿って組み込まれ、
下本体1の底部に及ぶまでの深さを持っている。ダスト
ボックス10は扉4に固定してもよいし、着脱自在として
投入したゴミの回収や掃除が簡単に行えるようにする。
以上の構成において、化粧台等の備品として使う場合に
はシート3に座って化粧でき、シート3を開けば収納ト
レー2cに納めた化粧品等の出し入れが簡単に行える。ま
た、人がシート3に座ったときに、扉4が人の左または
右側を向いた姿勢とすれば、座ったままで扉4を開くこ
とができる。
また、下本体1と上本体2との周壁に装着したモール5
はその上下の舌片5aが第6図(b)ように外側へ少し弾
性変形してその反力によって周壁に強く密着する。扉4
に取り付けたモール6も同様に固定具7によって保持さ
れ、その上下縁も舌片6aによってぴったりと扉4の表面
に密着している。このため、ビス等でスポット的にモー
ル5,6を固定する場合に比べると、モール5,6の上下の縁
部が剥がれ難く隙間が発生しない。特に、下本体1,上本
体2及び扉4のテーパ形状によって、舌片5a,6aはこれ
らの本体及び扉の周壁に沿うように一体化されるので、
爪を引っ掛けることもなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案では、スツールの周囲に巡らすモー
ルをゴムや軟質性合成樹脂等の弾性体によって形成し、
その上下縁にはスツールの周壁に外側へ弾性変形してそ
の反力によって密着する舌片を設けている。このため、
ビスや接着剤等で固定するのに比べると、舌片の弾性力
によって常にモールの縁部を密着させることができ、モ
ールとスツールの周壁との間に隙間が生じない。したが
って、埃が詰まったりすることなく衛生的に使えるほか
拭き掃除も簡単に行え、更に指先や爪を引っ掛けること
もないので安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すスツールの縦断面図、
第2図はその平面図、第3図は全体斜視図、第4図
(a)は下本体及び上本体のそれぞれを切欠を形成した
側から見た正面図、第4図(b)は下本体と上本体とを
重ね合わせたときの正面図、第5図(a)及び(b)は
それぞれ第4図(a)のI-I線及びII-II線矢視図、第6
図(a)はモールの縦断面図、第6図(b)は舌片部分
の拡大縦断面図、第7図(a)は固定具の側面図、第7
図(b)は同図(a)のIII-III線矢視拡大断面図、第
8図(a)はモールの取り付けを示す分解斜視図、第8
図(b)はモール及び固定具を背面側から見た分解斜視
図、第9図(a)は扉用のステーを示す側面図、第9図
(b)はその平面図、第10図は扉を開いたときの斜視図
である。 1:下本体、1a:キャスタ 1b:切欠、1d:凹面 1e:ビス孔、1f:連結ビス 1g:リブ 2:上本体、2a:切欠 2b:ヒンジ機構、2c:収納トレー 3:シート 4:扉、4a:蝶番 4b:接続具、4c:把手部 4d:保持具 5,6:モール、5a,6a:切片 5b,6b:嵌合部 7:固定具、7a:固定座 7b:保持座、7c:孔 7d:ビス 8:ステー、8a:ブロック 8b:ロッド、8c:ストッパ 9:ロック 10:ダストボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 辰男 福岡県行橋市大字今井1180番地 東陶機器 株式会社行橋工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の周囲にガード用のモールを巡らした
    スツールであって、前記モールを弾性素材により形成す
    ると共に、該モールの上下縁に前記本体の周壁方向に傾
    斜した縦断面形状を持つ薄肉の舌片を形成していること
    を特徴とするスツール。
  2. 【請求項2】前記本体の周壁に凹面を設け、前記モール
    の背面に該凹面に嵌まり込む嵌合部を設け、該嵌合部を
    挟む上下両端の縁に前記舌片を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のスツール。
JP10267589U 1989-08-31 1989-08-31 スツール Expired - Fee Related JPH0741403Y2 (ja)

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JP2015085052A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社岡村製作所 スツール
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