JPH083346Y2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JPH083346Y2
JPH083346Y2 JP15537488U JP15537488U JPH083346Y2 JP H083346 Y2 JPH083346 Y2 JP H083346Y2 JP 15537488 U JP15537488 U JP 15537488U JP 15537488 U JP15537488 U JP 15537488U JP H083346 Y2 JPH083346 Y2 JP H083346Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
makeup
auxiliary mirror
door
washbasin
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Application number
JP15537488U
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English (en)
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JPH0274968U (ja
Inventor
忠夫 鎌田
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洗面器や化粧鏡等を一体に備えた洗面化粧台
に関する。
〔従来の技術〕
従来から利用されている洗面化粧台は、品物を収納す
るキャビネットの上に洗面器を配置しその上部に化粧鏡
を設ける構造としたものがその典型例である。そして、
間口の大きさに応じて洗面器を含めるカウンターを設け
たり、化粧鏡に収納部や照明器具を付属することが多
い。
第6図は最も簡単な構造の洗面化粧台の概略を示す側
面図であり、床に配置するキャビネット50の上に陶器製
の洗面器51を直に載せ、更にこの洗面器51の背部に形成
したバックガード52に化粧鏡53を連結している。化粧鏡
53は、一般に合成樹脂シートを素材とした枠体によって
支持され、この枠体に収納部や照明器具が組み込まれ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、キャビネット50及び洗面器51は前側に突き
出るので、化粧鏡53はどうしても壁に沿った奥側にその
位置が決められてしまう。したがって、髭剃りや化粧等
の場合に顔を細かく見るためには、図示のように人は腰
を前に少し屈めて顔を化粧鏡53に近づけないといけな
い。このため、長い時間腰を曲げた姿勢を続ける使い勝
手では苦痛を伴いがちである。
このような問題に対し、たとえば実開昭54-97242号公
報に記載されているように、化粧鏡の枠体から鏡のみを
前側に引き出せる構造としたものが既に提案されてい
る。このような鏡を前側に引き出せば、腰を屈めなくて
も楽な姿勢で化粧等が行えて便利である。
しかしながら、従来の洗面化粧台は人が立っても使う
ものという概念が浸透しきっており、椅子等に座って鏡
を見ながら化粧等をするという展開はなされていない。
これは、洗面化粧台が浴室やトイレの付属設備に当たる
という考えかたが基本であったことが一つの原因であ
り、キャビネットにしても、人が腰掛けて使える工夫を
持たせたもの等は顧みられていない現状である。
そこで、本考案は、腰掛けたままでしかも鏡も手近に
セットできるようにして化粧等が簡単に行えるようにす
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の洗面化粧台は、以上の目的を達成するため
に、洗面器又は該洗面器を含むカウンターの下方にニー
スペースを設け、前記ニースペースの真上に位置するサ
イドキャビネットの扉の前面に、化粧等に利用する補助
鏡を取り付け、前記補助鏡を、前記扉にリンク機構を介
して前側へ繰り出し可能であって且つ上下方向の角度を
調整自在に連接したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的
に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す洗面化粧台の斜視
図、第2図はその側面図である。
図において、キャビネット1の上面にカウンター2を
固定し、このカウンター2には洗面器2a及び水栓2bを組
み込むと共に背部のバックガード2cに化粧鏡本体3を一
体化している。化粧鏡本体3は、従来技術の項でも述べ
たように、薄肉の合成樹脂シートを素材として本体を形
成し、これに鏡3a及び照明器具3bを一体化すると共に鏡
3aの横にはサイドキャビネット4を取り付けている。
サイドキャビネット4は木製の箱体状であり、第3図
に示すように前面には開閉自在な扉4aを左右の側板4b,4
cとの間に設けている。この扉4aの前面には化粧や髭剃
り等に使う補助鏡5が第1図及び第2図に示すように前
側に繰り出せるように取り付けられている。補助鏡5の
繰り出し機構はその両方の側面と扉4aの両側の端面との
間にそれぞれに設けた2本の支持金具6,7によって構成
される。
第4図及び第5図は支持金具6,7による補助鏡5の支
持構造を示す詳細図である。これらの支持金具6,7は金
属板を利用したもので、それぞれピン6a,7aによって一
端を扉4aの側面及び補助鏡5の側面に枢着している。ま
た、支持金具6,7の他端は互いに重なり合ってピン8に
より枢着され、2本の支持金具6,7が一節のリンクを構
成する。更に、扉4aの側面にはフック9が回転可能にピ
ン9aによって取り付けられている。このフック9の先端
部には鉤部9bを備え、第4図の矢印方向へ回せば第5図
のように2本の支持金具6,7を束ねるようにして拘束し
てこれらをロックする。このため、補助鏡5を使わない
ときは、これを扉4aの前面に突き当ててフック9によっ
て固定すればよい。また、固定した状態とすれば、第3
図のように扉4aを開くことができ、サイドキャビネット
4を収納用として支障なく使うことができる。なお、第
1図,第2図及び第3図においてはこれらの支持金具6,
7及びフック9等の部材は省略している。
一方、キャビネット1には、人が椅子に腰掛けたまま
補助鏡5を使えるように、ニースペース1aが設けられ
る。図示の例では、キャビネット1の収納部1bの一部を
取り除いた構造であり、端部には脚を兼ねた側板1cが設
けられている。
以上の構成において、第2図のように椅子Aをニース
ペース1aの前に置いて人Bがこれに腰掛けると、人Bの
真正面に補助鏡5が位置する。そして、フック9を第4
図のように支持金具6,7から外した後、補助鏡5を前側
に引き出せば、第2図の姿勢に補助鏡5をセットでき
る。補助鏡5は2本の支持金具6,7をリンクとして利用
しているので、簡単に前に繰り出すことができる。この
とき、補助鏡5の下端をカウンター2の上に載せると共
に上端を扉4aの前面に立て掛けるようにすれば、特別の
保持具等は一切不要である。なお、補助鏡5の下端にゴ
ム等の軟質材製のすべり止め部材を設ければ、より一層
安定した状態で補助鏡5を使用できる。
このように補助鏡5を前側に引き出して使えるので、
人Bは顔を無理に補助鏡5に近づけることなく化粧や髭
剃りが行える。しかも、人Bは椅子Aに腰掛けたままで
よいので、時間のかかる化粧等の場合でも疲れることは
なく、一般の鏡台と同様に便利に使うことができる。ま
た、化粧等が終われば、補助鏡5を元の位置に戻してフ
ック9を支持金具6,7に掛ければ、補助鏡5を扉4aに固
定でき、サイドキャビネット4も収納用として支障なく
使える。
このように、補助鏡5は洗面器2aから離れているの
で、人が椅子に腰掛けて長い時間化粧等をしていても、
その他の人は洗面器2aや鏡3aを利用して洗顔や化粧が同
時に行える。したがって、一般の洗顔用と化粧専用とし
て別個の使い勝手ができ、機能の拡充も可能となる。
また、椅子Aをニースペース1aに収納できるようにし
ておけば、椅子Aを使わないときにはこれが邪魔になる
ことはない。このため、洗面化粧台の前面のスペースは
従来品と同様に広く利用できる。また、椅子Aを収納部
1bの前面と同じ素材で造れば、ニースペース1a内に納め
たときには全体がまとまったものとなり、外観の面でも
好ましくなる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の洗面化粧台において
は、補助鏡を人の顔に近い位置まで繰り出してセットで
きると共に、人は椅子に腰掛けたままで補助鏡に顔を写
せるようにしている。このため、長い時間が掛かる化粧
であっても、従来のように腰を曲げたりした立ったまま
の姿勢に比べると、楽に化粧や髭剃り等が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す洗面化粧台の斜視図、第
2図は補助鏡をセットして使っている状態の側面図、第
3図はサイドキャビネットの全体を示す斜視図、第4図
は補助鏡の支持構造を示す要部の斜視図、第5図はフッ
クによる補助鏡のロックを示す側面図、第6図は従来例
の概略図である。 1:キャビネット、1a:ニースペース 1b:収納部、1c:側板 2:カウンター、2a:洗面器 2b:水栓、2c:バックガード 2d:フレーム、2e:蓋受け台 2f:溝、2g:シール材 3:化粧鏡本体、3a:鏡 3b:照明器具、4:サイドキャビネット 4a:扉、4b,4c:側板 5:補助鏡、6,7:支持金具 6a,7a,8:ピン、9:フック 9a:ピン、9b:鉤部 A:椅子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器(2a)又は該洗面器(2a)を含むカ
    ウンター(2)の下方にニースペース(1a)を設け、前
    記ニースペース(1a)の真上に位置するサイドキャビネ
    ット(4)の扉(4a)の前面に、化粧等に利用する補助
    鏡(5)を取り付け、前記補助鏡(5)を、前記扉(4
    a)にリンク機構を介して前側へ繰り出し可能であって
    且つ上下方向の角度を調整自在に連接したことを特徴と
    する洗面化粧台。
JP15537488U 1988-11-28 1988-11-28 洗面化粧台 Expired - Lifetime JPH083346Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15537488U JPH083346Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 洗面化粧台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15537488U JPH083346Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 洗面化粧台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0274968U JPH0274968U (ja) 1990-06-07
JPH083346Y2 true JPH083346Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31432948

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JP15537488U Expired - Lifetime JPH083346Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 洗面化粧台

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JPH0274968U (ja) 1990-06-07

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