JP2540865Y2 - キャビネット - Google Patents
キャビネットInfo
- Publication number
- JP2540865Y2 JP2540865Y2 JP1989101725U JP10172589U JP2540865Y2 JP 2540865 Y2 JP2540865 Y2 JP 2540865Y2 JP 1989101725 U JP1989101725 U JP 1989101725U JP 10172589 U JP10172589 U JP 10172589U JP 2540865 Y2 JP2540865 Y2 JP 2540865Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- bar
- holder
- cabinet
- fixing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧台において化粧鏡の横に据え付けられ
るキャビネットに関する。
るキャビネットに関する。
洗面化粧台は、キャビネットの上に洗面器を固定する
と共にその上に化粧鏡を配置したものが従来から一般に
利用されている。これは、浴室の隣や洗面所に単独で据
え付けられ、洗面や手洗い等を専らの用途としたもので
ある。
と共にその上に化粧鏡を配置したものが従来から一般に
利用されている。これは、浴室の隣や洗面所に単独で据
え付けられ、洗面や手洗い等を専らの用途としたもので
ある。
このような比較的小型の洗面化粧台に代えて、近来で
は建屋のスペースにマッチさせて洗面からその他の用途
に様々に利用できるようにシステム化したものも既に開
発されている。このシステムとしたものは、洗面や洗髪
に関連する全ての機能を持たせると共に、タオルや衣料
の収納保管までも限られた据え付けスペースを有効に利
用して行うようにしたものである。
は建屋のスペースにマッチさせて洗面からその他の用途
に様々に利用できるようにシステム化したものも既に開
発されている。このシステムとしたものは、洗面や洗髪
に関連する全ての機能を持たせると共に、タオルや衣料
の収納保管までも限られた据え付けスペースを有効に利
用して行うようにしたものである。
キャビネットや洗面器等をシステム化することによっ
て、洗髪や洗顔等の際に器具を取り扱う使い勝手が大幅
に向上する。ところが、洗髪や洗顔の際には、システム
中に含まれた洗面器,化粧鏡及び水栓等の以外に、化粧
品の類,洗髪後のドライヤ及び手鏡等の備品を手に取っ
て使うことが多い。このため、キャビネットや洗面器等
の相互のレイアウトが使い勝手上で好ましいように設計
されていても、これらの備品を簡単に取り扱えるように
しておかなければ、システムとしての機能が十分に活か
せない。たとえば、ドライヤ等の備品は、使わないとき
にはキャビネットの引き出し等に収納しておき、使うと
きはいちいちこれを取り出す等の使い勝手である。ま
た、ドライヤをそのままカウンターに放置していては、
見栄えが悪いばかりではなく、電気コード等が他の作業
の邪魔になってしまう。
て、洗髪や洗顔等の際に器具を取り扱う使い勝手が大幅
に向上する。ところが、洗髪や洗顔の際には、システム
中に含まれた洗面器,化粧鏡及び水栓等の以外に、化粧
品の類,洗髪後のドライヤ及び手鏡等の備品を手に取っ
て使うことが多い。このため、キャビネットや洗面器等
の相互のレイアウトが使い勝手上で好ましいように設計
されていても、これらの備品を簡単に取り扱えるように
しておかなければ、システムとしての機能が十分に活か
せない。たとえば、ドライヤ等の備品は、使わないとき
にはキャビネットの引き出し等に収納しておき、使うと
きはいちいちこれを取り出す等の使い勝手である。ま
た、ドライヤをそのままカウンターに放置していては、
見栄えが悪いばかりではなく、電気コード等が他の作業
の邪魔になってしまう。
このような問題に対し、特開昭57−196915号公報に記
載されているように、化粧鏡の横に配置するサイドキャ
ビネットの中にアームやバー等を設け、これらにドライ
ヤや手元鏡等を取り付けて使えるようにしたものがあ
る。これは、キャビネットの収納空間を利用して、ドラ
イヤ等の機器を納めておき、扉を開いてアームやバーに
掛けたまま使えるようにしたものである。
載されているように、化粧鏡の横に配置するサイドキャ
ビネットの中にアームやバー等を設け、これらにドライ
ヤや手元鏡等を取り付けて使えるようにしたものがあ
る。これは、キャビネットの収納空間を利用して、ドラ
イヤ等の機器を納めておき、扉を開いてアームやバーに
掛けたまま使えるようにしたものである。
ところが、たとえばバーを扉の裏面に設けてこれに機
器を取り付けていると、機器の嵩が収納量に影響を与え
てしまう。たとえば、アームを利用してドライヤをバー
に接続した場合、扉を開けて使う時にはアームが前側へ
突き出すほうが使い勝手がよい。これに対し、扉を閉じ
たときにはアームがキャビネットの中に大きく入り込む
ため、収納部の障害となって品物の収納空間が十分に確
保できない。また、棚板をキャビネットの中に設けるに
しても、アームと干渉しやすいため、棚板の大きさにも
制限を受けることになる。
器を取り付けていると、機器の嵩が収納量に影響を与え
てしまう。たとえば、アームを利用してドライヤをバー
に接続した場合、扉を開けて使う時にはアームが前側へ
突き出すほうが使い勝手がよい。これに対し、扉を閉じ
たときにはアームがキャビネットの中に大きく入り込む
ため、収納部の障害となって品物の収納空間が十分に確
保できない。また、棚板をキャビネットの中に設けるに
しても、アームと干渉しやすいため、棚板の大きさにも
制限を受けることになる。
そこで、本考案は、ドライヤや鏡等の器具を収納でき
しかも他の品物の収納にも影響を生じることなく収納量
を確保できるようにすることを目的とする。
しかも他の品物の収納にも影響を生じることなく収納量
を確保できるようにすることを目的とする。
本考案は、間口方向の一端縁側を回動支点として開閉
可能な扉を前面に備えたキャビネットであって、前記扉
の裏面の開放端寄りに縦方向に配置したバーと、前記バ
ーに対して上下方向に移動可能に基端を連接され且つド
ライヤや手元鏡などの器具を先端に取り付けたホルダと
を備え、前記ホルダは、前記バー周りに旋回可能であっ
て且つ固定操作可能な固定部材と、前記器具を保持する
ための保持部材と、前記固定部材と保持部材とを連接し
てこれらの部材を前記バーの縦方向の向きとほぼ直交す
る方向へ相互に折り曲げ可能とするヒンジとを備え、前
記固定部材を、該固定部材の前記バーへの固定端から前
記ヒンジを含む端部までが前記扉の回動支点側の縁まで
に含まれ且つ前記扉の開放端の縁よりも外に突き出る長
さとすると共に、前記保持部材を前記固定部材よりも短
くし、更に前記ホルダ自身を含み前記器具を前記扉の幅
に収まる範囲に折り畳み変形可能としたことを特徴とす
るキャビネット。
可能な扉を前面に備えたキャビネットであって、前記扉
の裏面の開放端寄りに縦方向に配置したバーと、前記バ
ーに対して上下方向に移動可能に基端を連接され且つド
ライヤや手元鏡などの器具を先端に取り付けたホルダと
を備え、前記ホルダは、前記バー周りに旋回可能であっ
て且つ固定操作可能な固定部材と、前記器具を保持する
ための保持部材と、前記固定部材と保持部材とを連接し
てこれらの部材を前記バーの縦方向の向きとほぼ直交す
る方向へ相互に折り曲げ可能とするヒンジとを備え、前
記固定部材を、該固定部材の前記バーへの固定端から前
記ヒンジを含む端部までが前記扉の回動支点側の縁まで
に含まれ且つ前記扉の開放端の縁よりも外に突き出る長
さとすると共に、前記保持部材を前記固定部材よりも短
くし、更に前記ホルダ自身を含み前記器具を前記扉の幅
に収まる範囲に折り畳み変形可能としたことを特徴とす
るキャビネット。
このような構成において、バーを前記扉の裏面側と開
放端よりも外側に現れる位置との間で回動操作可能とし
た構成としてもよい。
放端よりも外側に現れる位置との間で回動操作可能とし
た構成としてもよい。
ホルダの固定部材をバー周りに旋回させると、固定部
材に取り付けたヒンジ部分は扉の開放端よりも外に突き
出る。このため、器具を取り付けている保持部材は扉と
の干渉を受けることなくヒンジにより広い角度で様々に
姿勢を変えることでき、手元鏡等を器具として備える場
合では使い勝手の向上が図られる。
材に取り付けたヒンジ部分は扉の開放端よりも外に突き
出る。このため、器具を取り付けている保持部材は扉と
の干渉を受けることなくヒンジにより広い角度で様々に
姿勢を変えることでき、手元鏡等を器具として備える場
合では使い勝手の向上が図られる。
また、保持部材をヒンジによって固定部材側に折り畳
んで保持部材をバー周りに回転させて元の姿勢に戻した
ときには、バーへの固定部材の固定端とヒンジ部分まで
が扉の回動支点側の縁を越えないように収納され、しか
も機器を含めて扉の幅に含まれる程度の嵩とすることに
よって、扉を閉じたときにはホルダ及び器具もキャビネ
ットの中に収納される。
んで保持部材をバー周りに回転させて元の姿勢に戻した
ときには、バーへの固定部材の固定端とヒンジ部分まで
が扉の回動支点側の縁を越えないように収納され、しか
も機器を含めて扉の幅に含まれる程度の嵩とすることに
よって、扉を閉じたときにはホルダ及び器具もキャビネ
ットの中に収納される。
また、バーを扉の開放端から外に繰り出せるようにし
たものでは、ホルダの全体を扉の外側に出した姿勢にす
ることができるので、ホルダの取扱いがしやすくなる。
たものでは、ホルダの全体を扉の外側に出した姿勢にす
ることができるので、ホルダの取扱いがしやすくなる。
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案のサイドキャビネットを備えた洗面化
粧台の要部の斜視図、第2図は全体の正面図である。
粧台の要部の斜視図、第2図は全体の正面図である。
図において、洗面化粧台はフロアキャビネット20の上
にカウンター21を固定し、更に化粧鏡本体22を立ち上げ
た構成となっている。カウンター21には洗面器21aが組
み込まれ、吐水ヘッド21b及び湯水混合栓21cが配置され
ている。
にカウンター21を固定し、更に化粧鏡本体22を立ち上げ
た構成となっている。カウンター21には洗面器21aが組
み込まれ、吐水ヘッド21b及び湯水混合栓21cが配置され
ている。
化粧鏡本体22は中央に鏡22aを備えると共にその周り
の3方に照明ボックス22bを配置し、更に左右にはサイ
ドキャビネット1を設けている。サイドキャビネット1
は、前面に袖鏡2aを取り付けた扉2を開閉自在に取り付
けたもので、その内部を化粧品やティッシュペーパー等
の収納部としている。
の3方に照明ボックス22bを配置し、更に左右にはサイ
ドキャビネット1を設けている。サイドキャビネット1
は、前面に袖鏡2aを取り付けた扉2を開閉自在に取り付
けたもので、その内部を化粧品やティッシュペーパー等
の収納部としている。
第3図は第1図及び第2図において右側に配置したサ
イドキャビネット1の縦断面図、第4図は扉2の背面図
である。
イドキャビネット1の縦断面図、第4図は扉2の背面図
である。
サイドキャビネット1は第1図に示すように左右に一
対の側板1a,1bを備え、上端に天板1c,下端にはカウンタ
ー21との間に距離をおいて底板1dを設け、更に裏面には
背板1eを備えている。そして、内部には2段の棚板1f,1
gを設け、下段の棚板1gと底板1dとの間にはティッシュ
ペーパーボックスAが収納されている。また、サイドキ
ャビネット1の下には、照明ボックス22bの操作スイッ
チやコンセントを設けた操作盤1hを備えている。なお、
左に配置するサイドキャビネット1も同様な構成であ
る。
対の側板1a,1bを備え、上端に天板1c,下端にはカウンタ
ー21との間に距離をおいて底板1dを設け、更に裏面には
背板1eを備えている。そして、内部には2段の棚板1f,1
gを設け、下段の棚板1gと底板1dとの間にはティッシュ
ペーパーボックスAが収納されている。また、サイドキ
ャビネット1の下には、照明ボックス22bの操作スイッ
チやコンセントを設けた操作盤1hを備えている。なお、
左に配置するサイドキャビネット1も同様な構成であ
る。
扉2の裏面には、縦方向にバー3が固定され、これを
利用して第1図に示すように手元鏡4やドライヤ5がそ
れぞれホルダ6,7によって上下に移動可能に取り付けら
れている。バー3は、第3図のように天板1c部分から下
段の棚板1gまでの長さを持ち、両端を保持具3aによって
固定されている。そして、扉2を閉じたときにバー3が
上段の棚板1fに衝き当たらないように、この棚板1fの前
端を奥側へ寄せている。
利用して第1図に示すように手元鏡4やドライヤ5がそ
れぞれホルダ6,7によって上下に移動可能に取り付けら
れている。バー3は、第3図のように天板1c部分から下
段の棚板1gまでの長さを持ち、両端を保持具3aによって
固定されている。そして、扉2を閉じたときにバー3が
上段の棚板1fに衝き当たらないように、この棚板1fの前
端を奥側へ寄せている。
なお、バー3は第3図及び第4図のように棚板1gより
も上にのみ配置したり、第1図のように扉2の全体に及
び長さとしてもよい。但し、第1図の場合では、下段の
棚板1gも短くするほか、ティッシュペーパボックスAも
奥側にセットする必要があることは無論である。
も上にのみ配置したり、第1図のように扉2の全体に及
び長さとしてもよい。但し、第1図の場合では、下段の
棚板1gも短くするほか、ティッシュペーパボックスAも
奥側にセットする必要があることは無論である。
第5図は手元鏡4用のホルダ6の詳細を示す図であ
り、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のI
−I線矢視断面図、同図(c)は正面図である。
り、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のI
−I線矢視断面図、同図(c)は正面図である。
ホルダ6はバー3への固定部材6aと手元鏡4を取り付
ける保持部材6bとをヒンジ6cによって連接したものであ
り、保持部材6bは同図(a)の一点鎖線で示すようにヒ
ンジ6c周りに旋回可能である。固定部材6aにはスリット
6dが上下方向に貫設され、このスリット6dの一端をバー
3への装着孔6eとしている。そして、スリット6dを介し
た片辺のみに雌ネジ6fが形成され、これに締め付け具6g
をねじ込んでいる。締め付け具6gをねじ込むと、スリッ
ト6dを横断してその雄ネジ部分が固定部材6aの雌ネジ6f
にねじ込まれるので、スリット6dの隙間が小さくなり、
これによって装着孔6eがバー3の周面をきつく締め上げ
てホルダ6が固定される。また、締め付け具6gを弛める
と、装着孔6eの内径が広がるようになり、ホルダ6はバ
ー3に沿って上下に移動及び旋回可能となる。
ける保持部材6bとをヒンジ6cによって連接したものであ
り、保持部材6bは同図(a)の一点鎖線で示すようにヒ
ンジ6c周りに旋回可能である。固定部材6aにはスリット
6dが上下方向に貫設され、このスリット6dの一端をバー
3への装着孔6eとしている。そして、スリット6dを介し
た片辺のみに雌ネジ6fが形成され、これに締め付け具6g
をねじ込んでいる。締め付け具6gをねじ込むと、スリッ
ト6dを横断してその雄ネジ部分が固定部材6aの雌ネジ6f
にねじ込まれるので、スリット6dの隙間が小さくなり、
これによって装着孔6eがバー3の周面をきつく締め上げ
てホルダ6が固定される。また、締め付け具6gを弛める
と、装着孔6eの内径が広がるようになり、ホルダ6はバ
ー3に沿って上下に移動及び旋回可能となる。
一方、保持具6bの先端には手元鏡4を固定するヘッド
6hが設けられ、この中に手元鏡4に一体化したピン4aが
差し込まれ、固定具6iによって保持されている。ヘッド
6hは保持具6bの周りに旋回可能な構造を持ち、手元鏡4
の姿勢を上や下に向けることができる。なお、ドライヤ
5用のホルダ7も同様な構造とし、中途で折り曲げ可能
な関節を持つものとすればよい。
6hが設けられ、この中に手元鏡4に一体化したピン4aが
差し込まれ、固定具6iによって保持されている。ヘッド
6hは保持具6bの周りに旋回可能な構造を持ち、手元鏡4
の姿勢を上や下に向けることができる。なお、ドライヤ
5用のホルダ7も同様な構造とし、中途で折り曲げ可能
な関節を持つものとすればよい。
以上の構成において、手元鏡4やドライヤ5を使うと
きには、第1図のように扉2を開いてそれぞれのホルダ
6,7に固定したまま使用する。手元鏡4の場合では、締
め付け具6gを弛めた後にバー3周りに回転された手元鏡
4が扉2の縁から突き出るように設定する。なお、ドラ
イヤ5用のホルダ7の場合も同様である。この利用方法
では、扉2が前側に移動するので、手元鏡4はカウンタ
ー21の前に立つ人に近くなり、顔を鏡22aに近づける場
合よりも楽に化粧等が行える。また、ドライヤ5を使う
場合でも同様であり、両手を使って整髪等が簡単に行え
る。更に、用途に応じてホルダ6,7の高さを調整すれ
ば、楽な姿勢で化粧や整髪等が行える。
きには、第1図のように扉2を開いてそれぞれのホルダ
6,7に固定したまま使用する。手元鏡4の場合では、締
め付け具6gを弛めた後にバー3周りに回転された手元鏡
4が扉2の縁から突き出るように設定する。なお、ドラ
イヤ5用のホルダ7の場合も同様である。この利用方法
では、扉2が前側に移動するので、手元鏡4はカウンタ
ー21の前に立つ人に近くなり、顔を鏡22aに近づける場
合よりも楽に化粧等が行える。また、ドライヤ5を使う
場合でも同様であり、両手を使って整髪等が簡単に行え
る。更に、用途に応じてホルダ6,7の高さを調整すれ
ば、楽な姿勢で化粧や整髪等が行える。
なお、ドライヤ5のコードは操作盤1hのコンセントを
利用できるほか、サイドキャビネット1の中に専用のコ
ンセントを設けてこれに接続しておけばコードを着脱す
る必要がなく、使い勝手がよくなる。
利用できるほか、サイドキャビネット1の中に専用のコ
ンセントを設けてこれに接続しておけばコードを着脱す
る必要がなく、使い勝手がよくなる。
また、扉2を閉じるときは、第4図に示すようにホル
ダ6を折り畳み、バー3周りにホルダ6を回転させてそ
の全体を扉2の裏面側に近づけた姿勢とする。ホルダ6
の折り畳みは、第5図(a)の一点鎖線で示すようにヒ
ンジ6c周りに保持部材6bを回転させるだけで行え、これ
と同時に装着孔6eを弛めてバー3周りに回転させてホル
ダ6の全体が扉2の裏面に位置するようにセットする。
なお、図示していないがドライヤ4用のホルダ7も同様
に折り畳んで収納する。このような操作により、使うと
きにはホルダ6を長くし、収納するときにはコンパクト
にできるので、サイドキャビネット1の中で占める空間
も小さくなり、品物の収納に支障をきたすことはない。
ダ6を折り畳み、バー3周りにホルダ6を回転させてそ
の全体を扉2の裏面側に近づけた姿勢とする。ホルダ6
の折り畳みは、第5図(a)の一点鎖線で示すようにヒ
ンジ6c周りに保持部材6bを回転させるだけで行え、これ
と同時に装着孔6eを弛めてバー3周りに回転させてホル
ダ6の全体が扉2の裏面に位置するようにセットする。
なお、図示していないがドライヤ4用のホルダ7も同様
に折り畳んで収納する。このような操作により、使うと
きにはホルダ6を長くし、収納するときにはコンパクト
にできるので、サイドキャビネット1の中で占める空間
も小さくなり、品物の収納に支障をきたすことはない。
第6図はバー3の他の例を示すものである。
図において、バー3の上下端はL字状に屈曲した偏心
部3bとして形成され、この部分を保持具3aに回転自在に
挿入している。このように偏心部3bを設けたことによ
り、同図(a)のように奥側へバー3を突き出したり、
同図(b)のように扉2の縁から外へ出た姿勢とするこ
とができる。第6図(d)は同図(b)を正面から見た
概略図であり、バー3は扉2の端部から外へ出ている。
このようにバー3を設定すれば、扉2を開いたときには
手元鏡4やドライヤ5を更に前側にセットでき、ホルダ
6,7の全体が露出するのでその取り扱いも簡単になる。
また、バー3を第6図(c)のように回すと、扉2の裏
面に近い位置に設定できる。このため、バー3を扉2側
に移すことで、ホルダ6,7も前側に寄り、サイドキャビ
ネット1内の空間を広く利用できるようになる。
部3bとして形成され、この部分を保持具3aに回転自在に
挿入している。このように偏心部3bを設けたことによ
り、同図(a)のように奥側へバー3を突き出したり、
同図(b)のように扉2の縁から外へ出た姿勢とするこ
とができる。第6図(d)は同図(b)を正面から見た
概略図であり、バー3は扉2の端部から外へ出ている。
このようにバー3を設定すれば、扉2を開いたときには
手元鏡4やドライヤ5を更に前側にセットでき、ホルダ
6,7の全体が露出するのでその取り扱いも簡単になる。
また、バー3を第6図(c)のように回すと、扉2の裏
面に近い位置に設定できる。このため、バー3を扉2側
に移すことで、ホルダ6,7も前側に寄り、サイドキャビ
ネット1内の空間を広く利用できるようになる。
なお、バー3を設けずにホルダを扉2の裏面に固定し
たものとして組み込むこともできる。この場合、ホルダ
は実施例と同様に扉2の裏面側に折り畳める少なくとも
1関節のアーム式とすればよい。たとえば、第5図
(a)に示すように2本のアームの中途をヒンジによっ
て連接しいずれか一方のアームの端部を扉2の裏面に固
定し、他方のアームの先端に手元鏡4やドライヤ5等を
着脱自在な構造とすればよい。このような固定式のもの
であっても、据え付け高さを適切にしておけば、手元鏡
4やドライヤ5等を前側に繰り出して使うことができ、
また扉2の裏面側に退避させてキャビネットの中に収納
することができる。
たものとして組み込むこともできる。この場合、ホルダ
は実施例と同様に扉2の裏面側に折り畳める少なくとも
1関節のアーム式とすればよい。たとえば、第5図
(a)に示すように2本のアームの中途をヒンジによっ
て連接しいずれか一方のアームの端部を扉2の裏面に固
定し、他方のアームの先端に手元鏡4やドライヤ5等を
着脱自在な構造とすればよい。このような固定式のもの
であっても、据え付け高さを適切にしておけば、手元鏡
4やドライヤ5等を前側に繰り出して使うことができ、
また扉2の裏面側に退避させてキャビネットの中に収納
することができる。
本考案では、折り畳み式のホルダをバーに上下に移動
可能としたことによって扉の開放端から外に突き出る器
具の高さを自在に変えて使うことができるほか、ヒンジ
が扉の開放端よりも外に突き出るように設定できるの
で、器具を取り付けている保持部材は扉と干渉すること
なく広い角度で様々に姿勢を変えることができ、特に手
元鏡等を器具として備える場合では、その使い勝手が格
段に向上する。また、収納する際にもホルダを折り畳む
ことで嵩張ることなく器具を扉の裏面に沿わせることが
でき、キャビネットの中の収納への干渉も少なくなる。
更に、バー自身を旋回できるようにしてバーを扉の開放
端よりも外側に繰り出した姿勢とすれば、ホルダの位置
調整も簡単にできると共に、更に使う人に器具を近づけ
ることができ、化粧等に好適に使える。
可能としたことによって扉の開放端から外に突き出る器
具の高さを自在に変えて使うことができるほか、ヒンジ
が扉の開放端よりも外に突き出るように設定できるの
で、器具を取り付けている保持部材は扉と干渉すること
なく広い角度で様々に姿勢を変えることができ、特に手
元鏡等を器具として備える場合では、その使い勝手が格
段に向上する。また、収納する際にもホルダを折り畳む
ことで嵩張ることなく器具を扉の裏面に沿わせることが
でき、キャビネットの中の収納への干渉も少なくなる。
更に、バー自身を旋回できるようにしてバーを扉の開放
端よりも外側に繰り出した姿勢とすれば、ホルダの位置
調整も簡単にできると共に、更に使う人に器具を近づけ
ることができ、化粧等に好適に使える。
第1図は本考案のサイドキャビネットを備えた洗面化粧
台の要部斜視図、第2図は洗面化粧台の全体正面図、第
3図はサイドキャビネットの縦断面図、第4図は扉の背
面図、第5図(a)はドライヤ用ホルダの平面図、第5
図(b)は同図(a)のI−I線矢視断面図、第5図
(c)は一部切欠正面図、第6図はバーの他の例を扉に
取り付けた概略図である。 1:サイドキャビネット 1a,1b:側板、1c:天板 1d:底板、1e:背板 1f,1g:棚板、1h:操作盤 2:扉、2a:袖鏡 3:バー、3a:保持具 3b:偏心部 4:手元鏡、4a:ピン 5:ドライヤ 6:ホルダ、6a:固定部材 6b:保持部材、6c:ヒンジ 6d:スリット、6e:装着孔 6f:雌ネジ、6g:締め付け具 6h:ヘッド、6i:固定具 7:ホルダ 20:フロアキャビネット 21:カウンター、21a:洗面器 21b:吐水ヘッド、21c:湯水混合栓 22:化粧鏡本体、22a:鏡 22b:照明ボックス
台の要部斜視図、第2図は洗面化粧台の全体正面図、第
3図はサイドキャビネットの縦断面図、第4図は扉の背
面図、第5図(a)はドライヤ用ホルダの平面図、第5
図(b)は同図(a)のI−I線矢視断面図、第5図
(c)は一部切欠正面図、第6図はバーの他の例を扉に
取り付けた概略図である。 1:サイドキャビネット 1a,1b:側板、1c:天板 1d:底板、1e:背板 1f,1g:棚板、1h:操作盤 2:扉、2a:袖鏡 3:バー、3a:保持具 3b:偏心部 4:手元鏡、4a:ピン 5:ドライヤ 6:ホルダ、6a:固定部材 6b:保持部材、6c:ヒンジ 6d:スリット、6e:装着孔 6f:雌ネジ、6g:締め付け具 6h:ヘッド、6i:固定具 7:ホルダ 20:フロアキャビネット 21:カウンター、21a:洗面器 21b:吐水ヘッド、21c:湯水混合栓 22:化粧鏡本体、22a:鏡 22b:照明ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−196915(JP,A) 実開 昭63−79748(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】間口方向の一端縁側を回動支点として開閉
可能な扉を前面に備えたキャビネットであって、 前記扉の裏面の開放端寄りに縦方向に配置したバーと、
前記バーに対して上下方向に移動可能に基端を連接され
且つドライヤや手元鏡などの器具を先端に取り付けたホ
ルダとを備え、 前記ホルダは、前記バー周りに旋回可能であって且つ固
定操作可能な固定部材と、前記器具を保持するための保
持部材と、前記固定部材と保持部材とを連接してこれら
の部材を前記バーの縦方向の向きとほぼ直交する方向へ
相互に折り曲げ可能とするヒンジとを備え、 前記固定部材を、該固定部材の前記バーへの固定端から
前記ヒンジを含む端部までが前記扉の回動支点側の縁ま
でに含まれ且つ前記扉の開放端の縁よりも外に突き出る
長さとすると共に、前記保持部材を前記固定部材よりも
短くし、 更に前記ホルダ自身を含み前記器具を前記扉の幅に収ま
る範囲に折り畳み変形可能としたことを特徴とするキャ
ビネット。 - 【請求項2】前記バーを前記扉の裏面側と開放端よりも
外側に現れる位置との間で回動操作可能としたことを特
徴とする請求項1記載のキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101725U JP2540865Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101725U JP2540865Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339437U JPH0339437U (ja) | 1991-04-16 |
JP2540865Y2 true JP2540865Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31650661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989101725U Expired - Lifetime JP2540865Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540865Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57196915A (en) * | 1981-05-30 | 1982-12-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Mirror cabinet with holding arm |
JPS6379748U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-26 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1989101725U patent/JP2540865Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339437U (ja) | 1991-04-16 |
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