JPH11285066A - 移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置

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JPH11285066A
JPH11285066A JP10100554A JP10055498A JPH11285066A JP H11285066 A JPH11285066 A JP H11285066A JP 10100554 A JP10100554 A JP 10100554A JP 10055498 A JP10055498 A JP 10055498A JP H11285066 A JPH11285066 A JP H11285066A
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JP
Japan
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mobile communication
communication
communication device
memory
mobile
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Application number
JP10100554A
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English (en)
Inventor
Noriaki Hasegawa
徳明 長谷川
Kenzo Urabe
健三 占部
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばユーザが通信方式の異なる複数の通信
サービスを受ける場合に、ユーザによる通信方式の切替
作業を簡易化する。 【解決手段】 移動通信装置では、マイク1から入力し
た音声を通信手段を構成するベースバンド処理部3や送
信回路6等を介してアンテナT1から無線送信し、アン
テナT1から受信した信号を受信回路7等やベースバン
ド処理部3を介してスピーカ2から音声出力する。ベー
スバンド処理部3のメモリ17、18には複数種類の通
信方式を規定する制御プログラム等が格納されており、
通信制御手段を構成するCPU19が例えばキー入力で
選択された通信方式に対応した制御プログラムを設定し
て当該通信方式により無線通信を実行する。また、例え
ば複数の外部モジュールにそれぞれ異なる種類の通信方
式に対応した制御プログラムを格納したベースバンド処
理部3を内蔵し、移動通信装置本体に外部モジュールを
着脱することにより通信方式を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信を行う移
動通信装置に関し、特に、例えばユーザが通信方式の異
なる複数の通信サービスを受ける場合であっても、ユー
ザによる通信方式の切替の作業を簡易化し、装置の利便
性や携帯性を高めた移動通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話網や移動体通信網の発達
により、地域や用途に応じて各種のネットワークを実用
化することが検討され、実用化等されている。例えば日
本国内では、AMPS(Advanced Mobile Phone Servic
e)方式セルラ移動通信サービスが開始され、また、T
DMA(Time Division Multiple Access)方式及びC
DMA(Code Division Multiple Access)方式といっ
た2方式のデジタルセルラシステムが実用化或いは検討
等されている。
【0003】また、例えばヨーロッパでは、小型携帯電
話機用のPCN(Personal Communication Network)
や、高出力自動車電話としてのGSM(Global System
for Mobile communications)や、業務用無線に用いら
れるMCA(Multi Channel Access)等といった各種の
通信ネットワークが設けられて無線通信が行われてい
る。
【0004】各種の通信ネットワークを用いて行われる
無線通信では、例えばベースバンド処理等において使用
される周波数帯域や伝送方式等といった通信方式が異な
っており、各通信方式の種類毎にその通信方式に適合し
た専用の移動通信装置が設けられていた。すなわち、こ
うした移動通信の分野では例えば通信方式の異なるシス
テム間での互換性を確保するソフトウエア無線(Softwa
re Radio)といった機能が実現されておらず、このた
め、例えば移動通信装置では通信に用いる通信方式が固
定されていて変更することができず、異なる通信方式間
での互換性がなかった。
【0005】このため、例えば通信方式の異なる複数の
地域で通信サービスを受ける場合には、複数の移動通信
装置を携帯してこれらを各地域毎に使い分けることや、
また、通信サービスを受ける地域で用いられている通信
方式に適合した移動通信装置を賃借り(レンタル)し
て、自己の識別情報等を格納したSIMメモリを実装し
たSIMカードを当該移動通信装置に装着して仮想的に
自己の移動通信装置として使う等といったことが行われ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような移動通信装置では、例えばユーザが通信方式の異
なる複数の通信サービスを受ける場合には、上記のよう
にユーザは複数の移動通信装置を各通信方式毎に使い分
けなければならないため、こうした作業が煩わしいとい
った不具合があり、また、例えばユーザが複数の移動通
信装置を携帯する場合には、持ち運び等が不便であると
いった不具合があった。また、例えばユーザが移動通信
装置を賃借りする場合においても、レンタルショップへ
行って移動通信装置を賃借りする手続きをしなければな
らないため、こうした作業が煩わしい等といった不具合
があった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、例えばユーザが通信方式の異
なる複数の通信サービスを受ける場合であっても、ユー
ザによる通信方式の切替作業を簡易化することができる
移動通信装置を提供することを目的とする。また、本発
明では、上記のように複数種類の通信方式を切り替えて
無線通信を行うことを可能にする移動通信装置におい
て、装置の利便性や携帯性を高めることを実現する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る移動通信装置では、無線通信を次のよ
うにして行う。すなわち、複数種類の通信方式により無
線通信を行う通信手段を備え、通信制御手段が前記複数
種類の通信方式の中から選択された通信方式により前記
通信手段に無線通信させることを行う。
【0009】従って、例えばユーザのキー入力等により
移動通信装置の無線通信に用いられる通信方式が選択さ
れて切り替えられるため、ユーザは複数種類の通信方式
による無線通信を簡易な作業により使い分けることがで
きる。また、例えばユーザが通信方式の異なる複数の通
信サービスを受ける場合であっても複数の移動通信装置
を携帯等して使い分ける必要がないため、装置の利便性
や携帯性を高めることができる。なお、通信方式の選択
の仕方としては、必ずしもユーザのキー入力による選択
に限られず、種々な選択の仕方が用いられてもよく、例
えば後述するように基地局から受信した無線信号の解析
等により通信方式の選択が行われてもよい。
【0010】また、通信手段としては、例えば移動通信
装置本体に内蔵されていてもよく、また、例えば後述す
るように移動通信装置本体に着脱自在な外部モジュール
に通信手段が内蔵された構成が用いられてもよい。この
場合、例えばそれぞれ異なる種類の通信方式で無線通信
を行う機能毎に別個な外部モジュールを用いて通信手段
が構成されてもよい。また、通信手段の構成としては、
例えばハードウエアのみから構成されてもよく、また、
例えばソフトウエアのみから構成されてもよく、また、
例えばハードウエアとソフトウエアとから構成されても
よい。
【0011】例えば、本発明に係る移動通信装置では、
前記通信手段を制御プログラムによって規定される通信
方式で無線通信を行うハードウエアと、複数種類の制御
プログラムを格納したメモリから構成した。このような
構成では、例えば後述するように制御プログラムの書き
換え等により通信方式の更新等を容易に行うことができ
る。
【0012】また、本発明に係る移動通信装置では、前
記メモリを移動通信装置本体に着脱自在な外部メモリモ
ジュールとして構成した。このような構成では、例えば
移動通信装置本体に接続する外部メモリモジュールを他
の外部メモリモジュールと交換することもでき、装置の
利便性を更に高めることができる。
【0013】また、本発明に係る移動通信装置では、複
数種類の通信方式により無線通信を行う上記した通信手
段をそれぞれ異なる種類の通信方式で無線通信を行う複
数の通信装置から構成し、移動通信装置本体に着脱自在
な別個な外部モジュールに前記通信装置をそれぞれ内蔵
した。
【0014】従って、例えば移動通信装置本体に接続す
る外部モジュールを交換することにより当該移動通信装
置により行われる無線通信の通信方式を切り替えること
ができるため、ユーザは複数種類の通信方式を簡易な作
業により使い分けることができ、また、装置の利便性等
を高めることもできる。なお、通信装置としては、例え
ばハードウエアのみから構成されてもよく、例えばハー
ドウエアとソフトウエアとから構成されてもよく、ま
た、例えばソフトウエアを格納したメモリのみから構成
されてもよい。
【0015】また、本発明に係る移動通信装置では、例
えば前記通信手段が制御プログラムを格納したメモリを
構成要素として有している場合に、当該メモリを読み書
き自在なメモリとして構成し、更に、前記通信手段によ
って基地局等から受信した制御プログラムを前記メモリ
に書き込む書込手段を備えた。従って、前記メモリに格
納された制御プログラムの書き換え等により通信方式の
更新や新たな通信方式の書き込み等を容易に行うことが
できる。
【0016】また、本発明に係る移動通信装置では、例
えば複数種類の通信方式により無線通信を行う上記した
通信手段が装置に内蔵されている場合や、例えば当該通
信手段が装置本体に着脱自在な外部モジュールに内蔵さ
れて構成されている場合に、解析手段が前記通信手段に
よって基地局等から受信した信号から当該信号通信の方
式を解析し、前記通信制御手段が解析結果に対応した通
信方式で前記通信手段に無線通信させることを行うよう
にした。このような構成では、例えばユーザによりキー
入力や、移動通信装置に接続する外部モジュールを交換
することが行われなくとも、通信方式の切り替えが適切
に行われるため、装置の利便性を更に高めることができ
る。
【0017】また、本発明に係る移動通信装置では、例
えば複数種類の通信方式により無線通信を行う上記した
通信手段を移動通信装置本体に着脱自在な1以上の外部
モジュールを用いて構成した場合に、当該モジュールに
音声を入力するマイクロホンを設けた。従って、例えば
移動通信装置本体にマイクロホンを内蔵しなくてもよい
ことから省スペース化を図ることができ、また、後述す
るように、移動通信装置の小型化を図ることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係る移動通
信装置を図面を参照して説明する。図1には、本例に係
る移動通信装置の構成例を示してあり、この移動通信装
置には、音声を入力するマイクロホン(MIC)1と、
音声を出力するスピーカ(SP)2と、ベースバンド処
理を行うベースバンド処理部3と、デジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/Aコンバータ4と、アナログ信
号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ5と、無
線信号の送信処理を行う送信回路6と、無線信号の受信
処理を行う受信回路7と、信号の送受信を切り替えるデ
ュプレクサ(アンテナ共用器)8と、無線信号を送受信
するアンテナT1と、電話番号等といった情報を表示出
力するディスプレイ(DISPLAY)画面9と、文字
や数字等といった情報の入力を受け付けるキーボード
(KEYBOARD)10と、後述するCPU19から
の情報の送信先を送信回路6と受信回路7とシンセサイ
ザ12とのいずれかに切り替えるインタフェース11
と、変調周波数の信号を発生させるシンセサイザ12と
が備えられており、また、後述するCPU19には例え
ば外部のSIM(Security Identity Module)メモリ2
0が接続されている。
【0019】また、上記したベースバンド処理部3に
は、音声信号を符号化及び復号化する音声コーデック1
3と、誤り制御やフレーム同期を行うチャネルコーデッ
ク14と、チャネルコーデック14から入力された信号
を変調する変調器15と、上記したA/Dコンバータ5
から入力された信号を復調する復調器16と、通信方式
を規定するDSP(Digital Signal Processor)プログ
ラムを格納したROM(Read Only Memory)等といった
メモリ17と、CPU19の動作を規定するシステムパ
ラメータを格納したROM等といったメモリ18と、以
上に示した各処理部1〜2、4〜18、20を制御等し
て移動通信装置全体を制御するCPU20とが備えられ
ている。
【0020】本例では、上記したDSPプログラムとし
て、複数種類のDSPプログラムがメモリ17に格納さ
れており、各DSPプログラム毎に異なる無線通信の通
信方式が規定されている。また、本例では、上記したシ
ステムパラメータとして、各DSPプログラムに対応し
た複数種類のシステムパラメータがメモリ18に格納さ
れている。
【0021】ここで、これらのメモリ17、18として
はどのようなメモリが用いられてもよく、また、これら
のメモリ17、18は必ずしも別体で構成される必要は
なく、例えば1つのメモリの記憶領域が分割されて用い
られてもよい。本例では、上記したDSPプログラムが
通信方式を規定する制御プログラムとして用いられてお
り、また、本例では、上記したシステムパラメータも各
DSPプログラムに対応した通信方式毎に切り替えられ
て用いられる。
【0022】また、上記したメモリ17、18以外にベ
ースバンド処理部3に備えられたハードウエア13〜1
6、19は、例えばCPU19が対応したシステムパラ
メータに従ってDSPプログラムを実行して音声コーデ
ック13、チャネルコーデック14、変調器15、復調
器16を制御することにより、各DSPプログラムによ
って規定される通信方式で無線通信を行う機能を有して
いる。本例では、上記したハードウエア13〜16、1
9とDSPプログラム等を格納したメモリ17、18と
から構成されるベースバンド処理部3により、複数種類
の通信方式により無線通信を行う通信手段が構成されて
いる。なお、通信手段の構成としては、必ずしも本例で
示した態様に限られず、種々な構成が用いられてもよ
い。
【0023】また、本例では、上記したCPU19に
は、キーボード10によりユーザから受け付けたキー入
力に従って、当該キー入力により選択された通信方式に
対応したDSPプログラムを実行して当該通信方式によ
り無線通信を行う機能が備えられている。本例では、こ
のようなCPU19等の機能により、複数種類の通信方
式の中から選択された通信方式により上記した通信手段
に無線通信させる通信制御手段が構成されている。な
お、通信制御手段の構成としては、必ずしも本例で示し
た態様に限られず、種々な構成が用いられてもよい。
【0024】また、上記したSIMメモリ20には、例
えば課金のセキュリティを確保するためのユーザの識別
情報や、無線通信の秘匿性を確保するための非公開の鍵
等といった情報が記憶されており、本例では、これらの
情報を移動通信装置が基地局等へ送信することにより、
当該基地局等が当該移動通信装置を使用している加入者
(ユーザ)を認証し、また、通信の秘匿性を確保するこ
と等を行う。
【0025】以上の構成により、本例の移動通信装置で
は、複数種類の通信方式の中から例えばユーザからのキ
ー入力により選択された通信方式を採用して、当該通信
方式により基地局等との間で無線通信することが行われ
る。なお、移動通信装置での具体的な通信処理として
は、例えば送信処理では、マイクロホン1から入力され
た音声が音声コーデック13により符号化され、チャネ
ルコーデック14により誤り制御等され、変調器15に
より変調させられた後に、変調処理されたデジタル信号
がD/Aコンバータ4によりアナログ信号化されて、送
信回路6によりデュプレクサ8を介してアンテナT1か
ら無線送信される。
【0026】また、例えば受信処理では、アンテナT1
から無線受信された信号がデュプレクサ8を介して受信
回路7により受信処理されて、受信処理されたアナログ
信号がA/Dコンバータ5によりデジタル信号化された
後に、当該デジタル信号が復調器16により復調され、
チャネルコーデック14により誤り制御等され、音声コ
ーデック13により復号化されて、スピーカ2から音声
として再生出力される。また、キーボード10ではユー
ザから電話番号や通信方式の選択等を受け付け、ディス
プレイ画面では通話相手の電話番号等を表示出力するこ
とが行われる。
【0027】ここで、本例の移動通信装置によりユーザ
のキー入力に従って通信方式を切り替えて無線通信を行
う処理の手順の一例を図面を参照して説明する。図2に
は、上記のような切替処理の手順の一例を示してある。
なお、本例の移動通信装置では、例えばAMPS方式
や、TDMA方式によるPDC(PersonalDigital Cell
ular system)方式や、PHS(Personal Handy phone
System)方式等といった種々な通信方式を規定するDS
Pプログラムやシステムパラメータが格納されて実行さ
れてよいが、本例では、説明の便宜上から、”A方式”
と”B方式”といった2種類の通信方式を切り替える場
合について説明する。
【0028】すなわち、移動通信装置では、例えば電源
がオンにされた状態で(ステップS1)、ユーザにより
切替ボタン(例えばキー)等を用いて通信方式が選択さ
れると(ステップS2)、選択された通信方式を用いて
無線通信を行うように例えば装置内に記憶された通信方
式の設定を切り替えることが行われる。例えばユーザに
より”A方式”が選択された場合には、当該”A方式”
に切り替えられ(ステップS3)、これにより、”A方
式”に対応したDSPプログラム及びシステムパラメー
タが設定されて、移動通信装置では、例えば電源を節約
するために間欠受信により基地局等からの信号の待ち受
け処理が行われる(ステップS4)。
【0029】移動通信装置では、例えば信号の待ち受け
処理の間は常にユーザからのキー入力を受け付けてお
り、この状態で例えばユーザのキー入力により”B方
式”が選択されると(ステップS5)、通信方式が”B
方式”に切り替えられ(ステップS11)、上記と同様
に対応したDSPプログラム等が設定されて、”B方
式”での信号の待ち受け処理が行われる(ステップS1
2)。また、”B方式”での待ち受け処理の状態でユー
ザにより”A方式”が選択された場合には、上記と同様
に通信方式が”A方式”に切り替えられる(ステップS
13)。
【0030】また、以下に述べる処理では、”A方式”
での通信処理の手順と”B方式”での通信処理の手順と
が同様であるため、両方式について移動通信装置の処理
手順をまとめて説明する。すなわち、上記した待ち受け
処理において通信方式が切り替えられない場合には、移
動通信装置では、着信に対する呼出や無線通信制御に必
要な情報要求の呼出の有無等を判定し(ステップS6、
ステップS14)、こうした呼出がなかった場合には、
ユーザからのキー入力等により発信操作が行われたか否
かを判定することが行われる(ステップS7、ステップ
S15)。
【0031】上記判定処理により、移動通信装置では、
例えば呼出も発信操作も検出されなかった場合には上記
した待ち受け処理が続けて行われる一方、例えば呼出や
発信操作が検出された場合には、基地局に対して回線制
御に必要な情報を無線送信した後(ステップS8、ステ
ップS16)、当該基地局により割り当てられたトラフ
ィックチャネルを用いて他の移動通信装置等との間で情
報通信することが開始される(ステップS9、ステップ
S17)。このようにして通話が行われ、移動通信装置
では、例えばユーザからのキー入力により通話の終了が
受け付けられると(ステップS10、ステップS1
8)、再び上記した待ち受け処理が行われる。
【0032】以上のように、本例の移動通信装置では、
複数種類の通信方式の中から例えばユーザからのキー入
力により選択された通信方式により無線通信が行われる
ため、例えば複数の移動通信装置を携帯等しなくとも複
数種類の通信方式に対応することができるといった点
で、装置の利便性や携帯性を向上させることができる。
また、ユーザは使用したい通信方式をキー入力等により
簡易に選択することができる。
【0033】また、例えば図3に本例の移動通信装置2
1の外観の一例を示すように、上記したCPU19の制
御によりディスプレイ画面9上に現在設定されている通
信方式の名称等(同図では、”PDC方式”)22を表
示出力する構成が用いられてもよく、このような構成で
は、ユーザは現在設定されている通信方式を視覚をもっ
て容易に確認等することができるため、更に利便性を高
めることができる。なお、以上では、移動通信装置によ
り2種類の通信方式を切り替える場合の処理手順の一例
を示したが、例えば3種類以上の通信方式を切り替える
場合についても上記の処理手順と同様にして切替処理を
行うことができる。
【0034】次に、本発明の第2実施例に係る移動通信
装置を図面を参照して説明する。なお、本例の移動通信
装置の構成及び動作は、基地局等から受信した信号の解
析を行って当該解析結果に対応した通信方式で無線通信
を行うといった点を除いては、上記図1に示した移動通
信装置の構成及び動作と同様であるため、本例では、上
記図1に示した移動通信装置の構成等と異なる点につい
てのみ詳しく説明する。
【0035】図4には、本例の移動通信装置の構成例を
示してあり、この移動通信装置には、上記第1実施例で
示したものと同様なマイク31、スピーカ32、デュプ
レクサ35、アンテナT2と、無線信号の送信処理を行
う送信部33と、無線信号の受信処理を行う受信部34
と、受信信号の解析を行う通信方式解析部36と、上記
第1実施例の場合と同様に複数種類の通信方式に対応し
たDSPプログラムやシステムパラメータを格納したR
OM等といったメモリ37と、上記第1実施例で示した
ディスプレイ画面9やキーボード10から成る表示・操
作部38と、上記した各処理部31〜38を制御等する
制御部39とが備えられている。
【0036】ここで、送信部33は、例えば上記図1に
おいてマイク1とデュプレクサ8との間に介在して送信
処理を行う各処理部4、6、13〜15、19と同様な
送信処理機能を有しており、また、受信部34は、例え
ば上記図1においてスピーカ2とデュプレクサ8との間
に介在して受信処理を行う各処理部5、7、13、1
4、16、19と同様な受信処理機能を有している。
【0037】また、通信方式解析部36はデュプレクサ
35と接続されており、アンテナT2から無線受信され
た信号が当該デュプレクサ35を介して通信方式解析部
36に入力される。また、通信方式解析部36には、入
力された信号に基づいて当該信号がいずれの通信方式に
より変調された信号であるのかを解析する機能が備えら
れており、当該解析により特定された通信方式に対応し
たDSPプログラムやシステムパラメータをメモリ37
から読み出して制御部39や送信部33や受信部34へ
供給する機能を有している。
【0038】本例では、上記した通信方式解析部36に
備えられた信号を解析する機能により、例えばベースバ
ンド処理部から構成される通信手段によってアンテナT
2を介して受信した信号から当該信号通信の方式を解析
する解析手段が構成されている。
【0039】なお、受信信号からその通信方式を解析す
る仕方としては、例えば複数種類の復調方式により受信
信号の復調を試みて、当該受信信号中の同期信号等を正
しく復調することができた場合にその復調方式に対応し
た通信方式が使用されているものと解析する仕方や、ま
た、例えば受信信号の周波数帯域により当該受信信号の
通信方式を特定する仕方等を用いることができる。ま
た、こうした解析の仕方や解析手段の構成としては必ず
しも以上に示した態様に限られず、要は、受信信号の通
信方式を特定することができれば、どのような解析の仕
方や解析手段の構成が用いられてもよい。
【0040】また、本例では、上記した制御部39や送
信部33や受信部34には、例えばCPUが上記した通
信方式解析部36によって供給されたシステムパラメー
タに従って、供給されたDSPプログラムを実行して当
該DSPプログラムに対応した通信方式で無線通信を行
う機能が備えられている。本例では、こうしたCPUに
よる制御機能により、上記した通信方式解析部36(解
析手段)での解析結果に対応した通信方式で上記した通
信手段に無線通信させることを行う通信制御手段が構成
されている。なお、この通信制御手段の構成としては、
同様な処理を行うことができるものであれば、どのよう
な構成が用いられてもよい。
【0041】以上の構成により、本例の移動通信装置で
は、基地局等から受信した信号を解析することにより、
複数種類の通信方式の中から当該解析結果に対応した通
信方式を採用して、当該通信方式により当該基地局等と
の間で無線通信することが行われる。
【0042】ここで、本例の移動通信装置により上記解
析に基づいて通信方式を切り替えて無線通信を行う処理
の手順の一例を図面を参照して説明する。図5には、上
記のような切替処理の手順の一例を示してある。すなわ
ち、移動通信装置では、例えば電源がオンにされた状態
で(ステップS21)、現在設定されている通信方式を
用いて、例えば電源を節約するために間欠受信により基
地局等からの信号の待ち受け処理が行われる(ステップ
S22)。
【0043】移動通信装置では、上記した待ち受け処理
において、着信に対する呼出や無線通信制御に必要な情
報要求の呼出の有無等を判定し(ステップS23)、こ
うした呼出がなかった場合には、ユーザからのキー入力
等により発信操作が行われたか否かを判定することが行
われ(ステップS24)、これにより発信操作が検出さ
れなかった場合には再び上記した待ち受け処理が行われ
る。
【0044】一方、移動通信装置では、上記した待ち受
け処理において、例えば基地局からの呼出が検出された
場合には、通信方式解析部36により受信信号に係る通
信方式を解析することが行われ(ステップS28)、無
線通信に使用する通信方式を当該解析結果に対応した通
信方式に切り替えること、すなわち、解析結果により特
定された通信方式に対応したDSPプログラムやシステ
ムパラメータを設定することが行われる(ステップS2
9)。
【0045】このように基地局等からの呼出があった場
合や、また、上記した待ち受け処理において発信操作が
検出された場合には、移動通信装置では、例えば基地局
に対して回線制御に必要な情報を無線送信した後(ステ
ップS25)、当該基地局により割り当てられたトラフ
ィックチャネルを用いて他の移動通信装置等との間で情
報通信することが開始される(ステップS26)。この
ようにして通話が行われ、移動通信装置では、例えばユ
ーザからのキー入力により通話の終了が受け付けられる
と(ステップS27)、再び上記した待ち受け処理が行
われる。
【0046】なお、上記した発信操作が検出された場合
に移動通信装置により行われる無線送信処理では、例え
ば当該発信操作が検出された時点で設定されている通信
方式が用いられてもよく、また、例えば当該発信操作時
にユーザにより選択された通信方式が用いられてもよ
く、このように種々な態様で選択された通信方式が用い
られてよい。また、本例においても、例えば上記図3に
示したように移動通信装置の表示部38に現在設定され
ている通信方式の名称等を表示させる構成を用いること
もでき、これにより装置の利便性を高めることができ
る。
【0047】以上のように、本例の移動通信装置では、
例えばユーザがキー入力等により通信方式を選択するこ
とが行われなくとも、基地局等から受信した信号から解
析された通信方式が複数種類の通信方式の中から選択さ
れて、当該通信方式により無線通信が行われるため、装
置の使い勝手を更によくすることができる。
【0048】次に、本発明の第3実施例に係る移動通信
装置を図面を参照して説明する。本例の移動通信装置で
は、複数種類の通信方式により無線通信を行う通信手段
をそれぞれ異なる種類の通信方式で無線通信を行う複数
の通信装置から構成してあり、移動通信装置本体に着脱
自在な別個な外部モジュールに当該通信装置をそれぞれ
内蔵してある。このような構成により、本例の移動通信
装置では、例えば移動通信装置本体に接続する外部モジ
ュールを交換することにより、無線通信に用いられる通
信方式を切り替えることができる。
【0049】ここで、各通信方式に対応した通信装置
は、例えば上記図1に示したベースバンド処理部3を構
成する各処理部13〜19中のメモリ17、18にそれ
ぞれの通信方式に対応したDSPプログラムやシステム
パラメータを格納したものから構成される。また、本例
では、外部モジュールをカード状の形状で構成してあ
り、これにより当該モジュールの持ち運び等を便利にし
ている。
【0050】図6には、本例の移動通信装置本体41及
び外部モジュール43aの外観の一例を示してあり、同
図に示した例では、移動通信装置本体41の下部に設け
られたカード挿入口42へ外部モジュール43aを抜き
差しすることにより、当該外部モジュール43aを移動
通信装置本体41に着脱する構成となっている。
【0051】また、図7には、本例の移動通信装置本体
44及び外部モジュール43bの外観の他の一例を示し
てあり、同図に示した例では、移動通信装置本体44の
裏側に設けられた溝に外部モジュール43bをはめ込ん
でその上から電池ケース等の裏ブタ45をはめ込むこと
により両者44、43bを接続する構成が用いられてお
り、この構成では、外部モジュール43bが誤って移動
通信装置本体44から外れてしまうのを防止することが
できる。
【0052】また、更に、図8には、本例の移動通信装
置本体46及び外部モジュール43cの外観の他の一例
を示してあり、同図に示した例では、移動通信装置本体
46のヒンジHの部分に設けられたコネクタCと外部モ
ジュール43cに設けられたコネクタ(図示せず)とを
接続することにより両者46、43cを取り付ける構成
が用いられており、同図には、両者46、43cが取り
付けられた状態での移動通信装置47の外観例を示して
ある。なお、移動通信装置本体や外部モジュールの筐体
の形状や両者の接続の仕方としては、必ずしも本例で示
したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。
【0053】また、例えば上記図1に示したSIMメモ
リ20を外部モジュールに内蔵させた構成を用いること
により、当該SIMメモリにより異なる通信システム間
でのローミングやユーザへの課金を円滑に行うことを実
現することもできる。図9には、こうした構成が用いら
れた場合における移動通信装置の構成例を示してあり、
この移動通信装置では、上記図1に示したものと同様な
音声コーデック13、チャネルコーデック14、変調器
15、復調器16、CPU19と、DSPプログラムを
格納したROM等といったメモリ17aと、システムパ
ラメータを格納したROM等といったメモリ18aと、
CPU19に接続されたSIMメモリ49とから外部モ
ジュール(ベースバンド処理モジュール)48が構成さ
れて、当該外部モジュール48が移動通信装置本体に接
続されている。
【0054】ここで、上記したメモリ17a、18aに
は、外部モジュール毎にそれぞれ異なった通信方式に対
応したDSPプログラムやシステムパラメータが格納さ
れており、また、SIMメモリ49には上記したように
例えば課金のセキュリティや通信の秘匿に関する情報が
格納されている。なお、移動通信装置本体に備えられた
マイクロホン1やアンテナT1等といった各処理部1〜
2、4〜12、T1の構成は例えば上記図1に示した移
動通信装置の場合と同様であり、上記図9では上記図1
に示した場合と同様な構成である各処理部1〜2、4〜
16、19、T1については上記図1の場合と同一の符
号を用いて示してある。
【0055】また、上記したSIMメモリの場合と同様
に、例えば音声を入力するマイクロホンを外部モジュー
ルに内蔵させた構成を用いることもできる。図10に
は、こうした構成が用いられた場合における移動通信装
置の構成例を示してあり、この移動通信装置では、上記
図9に示したものと同様な音声コーデック13、チャネ
ルコーデック14、変調器15、復調器16、DSPプ
ログラムを格納したメモリ17a、システムパラメータ
を格納したメモリ18a、CPU19と、音声コーデッ
ク13に接続されたマイクロホン52とから外部モジュ
ール51が構成されて、当該外部モジュール51が移動
通信装置本体に接続されている。なお、上記図10にお
いても、上記図1に示した構成と同様な各処理部2、4
〜16、19〜20、T1については上記図1の場合と
同一の符号を用いて示してある。
【0056】図11には、上記のように外部モジュール
51にマイクロホン52が設けられた場合における移動
通信装置本体53及び外部モジュール51の外観の一例
を示してあり、また、同図には、両者53、51が接続
された状態での移動通信装置54の外観例を示してあ
る。なお、同図では上記図6に示した移動通信装置の場
合と同様に移動通信装置53に設けられたカード挿入口
により外部モジュール51を接続する構成例を示した
が、例えば上記図8に示した移動通信装置の場合と同様
に移動通信装置の下部に設けられたヒンジやコネクタに
より外部モジュールを取り付ける構成が用いられてもよ
い。
【0057】このように外部モジュールにマイクロホン
が設けられた構成では、例えば移動通信装置本体にはマ
イクロホンを備える必要がないため、移動通信装置本体
について省スペース化を図ることができる。また、例え
ば上記図11に示したように、外部モジュール51の一
部分のみを移動通信装置本体53に挿入した形態でもマ
イクロホン52がユーザの口元に位置するようにするこ
とができることから、移動通信装置本体53に外部モジ
ュール51の全体を収納可能な空間を設ける必要がな
く、装置の小型化を図ることもできる。また、例えば上
記図8に示したようにヒンジやコネクタを用いた場合に
も、同様に装置の小型化を図ることができる。
【0058】また、例えば上記したSIMメモリとマイ
クロホンとの両方を外部モジュールに内蔵させた構成が
用いられてもよい。図12には、こうした構成が用いら
れた場合における移動通信装置の構成例を示してあり、
この移動通信装置では、上記図9に示したものと同様な
音声コーデック13、チャネルコーデック14、変調器
15、復調器16、DSPプログラムを格納したメモリ
17a、システムパラメータを格納したメモリ18a、
CPU19と、音声コーデック13に接続されたマイク
ロホン56と、CPU19に接続されたSIMメモリ5
7とから外部モジュール55が構成されて、当該外部モ
ジュール55が移動通信装置本体に接続されている。な
お、上記図12においても、上記図1に示した構成と同
様な各処理部2、4〜16、19、T1については上記
図1の場合と同一の符号を用いて示してある。
【0059】また、以上では、DSPプログラム等を格
納したメモリと、当該DSPプログラムを実行して当該
DSPプログラムによって規定される通信方式で無線通
信を行うハードウエアとを外部モジュールに内蔵した場
合の例を示したが、例えば当該ハードウエアを外部モジ
ュールに内蔵させることなく、DSPプログラム等とい
った情報を格納したメモリのみを外部モジュールに内蔵
させて、これにより各通信方式に対応した外部メモリモ
ジュールを構成することもできる。
【0060】図13には、このような外部メモリモジュ
ールの一例として、DSPプログラムを格納したメモリ
62と、システムパラメータを格納したメモリ63と、
SIMメモリ64のみから構成された外部メモリモジュ
ール61を示してある。この構成では、例えば上記図9
に示した移動通信装置を構成するメモリ17a、18
a、49以外のハードウエア1〜2、4〜16、19、
T1が移動通信装置本体に備えられており、カード状等
に形成された外部メモリモジュール61が当該移動通信
装置本体に着脱自在な構成となっている。なお、外部メ
モリモジュール61を構成する上記したメモリ62〜6
4は必ずしも別体で構成される必要はなく、例えば1つ
のメモリの記憶領域が複数に分割されて用いられてもよ
い。
【0061】このようにメモリのみから外部モジュール
を構成した場合には、例えばメモリ以外のハードウエア
をも外部モジュールに内蔵させた場合に比べてモジュー
ルの形状を非常に薄くすることや、モジュールを軽量化
することや、モジュールの価格を安くすることができる
ため、例えばユーザが複数種類の外部モジュールを購入
するための経済的な負担を低減させることや、外部モジ
ュールの取り扱い等を容易にすることができる。また、
このように外部モジュールを小型にすることができるた
め、例えば一般に用いられているSIMカードと同等の
サイズで外部(メモリ)モジュールを構成することもで
き、例えばモジュールに設けられた移動通信装置本体と
のインタフェース(コネクタ等)を共用してDSPプロ
グラムやシステムパラメータ及びSIMメモリの記憶内
容を移動通信装置本体に供給することもできる。
【0062】また、上記のようにメモリのみから外部モ
ジュールを構成した場合には、移動通信装置本体では、
当該外部メモリモジュールからDSPプログラム等を読
み出すためのコネクタ等といったインタフェースを備え
ていれば、他のハードウエアについては種々な構成を用
いることができるため、移動通信装置本体に内蔵される
ハードウエアの設計上の自由度を高めることもできる。
【0063】上記したように、本例の移動通信装置で
は、以上に示した外部モジュールの種々な態様におい
て、移動通信装置本体に接続する外部モジュールを交換
することにより、当該移動通信装置が行う無線通信で用
いられる通信方式を切り替えることができる。なお、外
部モジュールに内蔵される通信装置の構成としては、必
ずしも本例に示した態様のものに限られず、種々な態様
で通信装置が構成されてもよい。図14には、本例の移
動通信装置により通信方式を切り替えて無線通信を行う
処理の手順の一例を示してあり、同図を用いて上記のよ
うな切替処理の手順の一例を説明する。
【0064】すなわち、本例では各外部モジュールには
それぞれに対応した通信方式で無線通信を行う機能が備
えられており、例えば一の外部モジュールが移動通信装
置本体に接続(装着)されて(ステップS31)、電源
がオンにされると(ステップS32)、移動通信装置の
各処理部に電源が供給されて、移動通信装置本体に接続
された外部モジュールに格納されたDSPプログラムや
システムパラメータが例えば移動通信装置本体にダウン
ロードされて、当該DSPプログラムに対応した通信方
式が移動通信装置に設定される(ステップS33)。な
お、この際に、例えば上記図3に示したように設定され
た通信方式の名称等をディスプレイ画面に表示出力させ
る構成を用いて、ユーザの使い勝手をよくすることもで
きる。
【0065】上記のように移動通信装置により用いられ
る通信方式が設定されると、移動通信装置では、設定さ
れた通信方式を用いて、例えば電源を節約するために間
欠受信により基地局等からの信号の待ち受け処理が行わ
れる(ステップS34)。そして、移動通信装置では、
上記した待ち受け処理において、着信に対する呼出や無
線通信制御に必要な情報要求の呼出の有無等を判定し
(ステップS35)、こうした呼出がなかった場合に
は、ユーザからのキー入力等により発信操作が行われた
か否かを判定することが行われ(ステップS36)、こ
れにより発信操作が検出されなかった場合には再び上記
した待ち受け処理が行われる。
【0066】一方、移動通信装置では、上記した待ち受
け処理において、例えば呼出や発信操作が検出された場
合には、基地局に対して回線制御に必要な情報を無線送
信した後(ステップS37)、当該基地局により割り当
てられたトラフィックチャネルを用いて他の移動通信装
置等との間で情報通信することが開始される(ステップ
S38)。このようにして通話が行われ、移動通信装置
では、例えばユーザからのキー入力により通話の終了が
受け付けられると(ステップS39)、再び上記した待
ち受け処理が行われる。
【0067】以上のように、本例の移動通信装置では、
ユーザが移動通信装置本体に接続する外部モジュールを
交換することにより無線通信に用いられる通信方式を切
り替えることができるため、例えばユーザは1つの移動
通信装置本体と複数種類の外部モジュールとを携帯等し
ていればよいため、携帯性等の利便性を高めることがで
きる。また、本例の移動通信装置では、例えばユーザが
移動通信装置本体を購入せずに外部モジュールのみを購
入して携帯等した場合であっても、レンタルショップ等
から賃借りした移動通信装置本体と自己の外部モジュー
ルとを接続することで無線通信を行うようにすることも
できる。
【0068】なお、本例では、それぞれ異なる種類の通
信方式で無線通信を行う複数の通信装置をそれぞれ別個
な外部モジュールに内蔵させた構成を示したが、例えば
1つの外部モジュールに2種類以上の通信方式により無
線通信を行う機能が内蔵されていてもよく、このような
構成では、例えば2種類以上の通信方式により無線通信
を行う機能が内蔵された外部モジュールを移動通信装置
本体に接続した状態で、上記第1実施例で示したように
ユーザからのキー入力により通信方式を切り替えること
や、また、上記第2実施例で示したように基地局等から
の受信信号の解析により通信方式を切り替えることがで
きる。
【0069】次に、本発明の第4実施例に係る移動通信
装置を図面を参照して説明する。本例の移動通信装置で
は、メモリに格納されたDSPプログラムやシステムパ
ラメータをCPU等といったハードウエアが実行して当
該DSPプログラムに対応した通信方式で無線通信を行
う構成において、上記したメモリを読み書き自在なメモ
リから構成した。ここで、読み書き自在なメモリとして
は、例えば情報を読み出すことや書き込むこと等が可能
なROMやRAM等といった種々なメモリが用いられて
よい。
【0070】こうした構成では、DSPプログラム等を
格納するメモリの記憶内容を書き換える等することによ
り、当該メモリで複数種類の通信方式による無線通信に
対応することもできる。なお、こうした構成は、例えば
上記第1実施例や第2実施例で示したように当該メモリ
を移動通信装置に内蔵させた態様に適用することもでき
るが、本例では、例えば上記第3実施例中の図13に示
したように当該メモリやSIMメモリのみから外部モジ
ュールを構成した場合に、DSPプログラム等を格納す
るメモリを読み書き自在な構成にした態様を例として示
す。
【0071】ここで、上記のような読み書き自在なメモ
リにDSPプログラム等を書き込む処理の一例として、
例えば基地局から無線送信された情報を移動通信装置が
受信することにより当該メモリの記憶内容を書き換える
処理を図面を参照して説明する。
【0072】図15には、こうした処理が行われる場合
の基地局(無線基地局)81側及び移動通信装置の構成
例を示してあり、この構成では移動通信装置は、読み書
き自在なメモリであるRAM73や上記したSIMメモ
リ74を内蔵した外部メモリモジュール72と、当該モ
ジュール72に接続される移動通信装置本体71とから
構成されている。また、移動通信装置には、無線通信を
行う通信手段によって受信したDSPプログラム等を上
記したRAM73に書き込む機能を有した書込手段(図
示せず)が備えられている。なお、書込手段は例えばC
PUがRAM73に情報を書き込むこと等により構成さ
れるが、書込手段の構成としては、同様な処理を行うこ
とができるものであれば、どのような構成が用いられて
もよい。
【0073】一方、基地局81には移動通信を制御等す
る移動通信制御局82が接続されており、当該移動通信
制御局82には、基地局81を制御等する基地局制御装
置83が備えられている。また、基地局制御装置83に
は、移動通信装置により用いられるDSPプログラムや
システムパラメータ等を格納したメモリ84が備えられ
ている。
【0074】上記の構成における処理動作としては、例
えば基地局81側では、基地局制御装置83が自己のメ
モリ84からDSPプログラムやシステムパラメータを
読み出して、当該DSPプログラム等を基地局81から
移動通信装置に対して無線送信することが行われる。こ
の場合、移動通信装置では、基地局81から無線送信さ
れたDSPプログラム等を受信することにより当該DS
Pプログラム等をダウンロードし、上記した書込手段に
より当該DSPプログラム等をRAM73に書き込むこ
とが行われる。このようにして、移動通信装置では、R
AM73に書き込まれたDSPプログラム等に対応した
通信方式を用いて基地局81等との間で無線通信を行う
ことができる。
【0075】なお、上記のダウンロードで用いられる無
線信号の変調方式や通信プロトコル等といったエアーイ
ンタフェースとしては、一例として、移動通信装置と他
の移動通信装置等との間での無線通信に用いられる複数
種類の通信方式とは別に、当該ダウンロードを行うため
の専用のエアーインタフェースが設けられ、この構成で
は、例えば移動通信装置には当該専用のエアーインタフ
ェースによりダウンロードを行うための機能が上記した
複数種類の通信方式による無線通信機能とは別に備えら
れている。
【0076】このような構成では、例えば基地局が自己
の通信可能領域に入った移動通信装置に対して自己との
間で無線通信を行うためのDSPプログラム等を送信す
る構成とすることもできるため、例えばユーザによりキ
ー入力等が行われなくとも、移動通信装置により行われ
る無線通信の通信方式を各基地局毎に切り替えることが
できる。このため、ユーザは必ずしもキー入力等により
通信方式の切り替えを行う必要がないため、装置の利便
性を高めることができる。また、例えばユーザが加入し
ている複数の異なる移動通信システムの基地局の通信可
能領域が重なっている場所においても、上記と同様に各
基地局毎に移動通信装置に対してDSPプログラム等を
ダウンロードすることができる。
【0077】また、上記したダウンロード用のエアーイ
ンタフェースとしては、例えば移動通信装置において切
り替えられる上記した各通信方式毎に異なったエアーイ
ンタフェースを用いて当該ダウンロードが行われる構成
とすることもでき、この場合には、例えば移動通信装置
にはユーザからのキー入力等に従って各通信方式に対応
したダウンロード用のエアーインタフェースを起動して
ダウンロードを実行することを行う機能が備えられる。
このような構成により、移動通信装置では、例えば自己
のメモリに格納されていないDSPプログラム等を当該
メモリに書き込むことや、また、自己のメモリに格納さ
れているDSPプログラム等を更新等することができ
る。
【0078】また、上記では基地局からのダウンロード
により移動通信装置のメモリの記憶内容が書き換えられ
る構成を示したが、例えば移動通信装置とコネクタ等に
より直接的に接続されて当該移動通信装置のメモリの記
憶内容を書き換える機能を有した書換装置により当該メ
モリの内容を書き換えることもできる。この場合、例え
ば移動通信装置を取り扱っている店等に当該書換装置を
設置することができる。
【0079】以上のように、本例の移動通信装置では、
DSPプログラム等を格納するメモリが読み書き自在な
メモリから構成されているため、例えば図16に示すよ
うにユーザが1つの外部メモリモジュール72のみを携
帯している場合であっても、当該外部モジュール72に
内蔵されたメモリの記憶内容を書き換えることにより、
複数種類の通信方式に対応した移動通信装置91a、9
1b、91cを実質的に構成することができる。
【0080】また、本例のようにメモリの記憶内容を書
き換えることを可能にした構成は、例えばDSPプログ
ラム等を格納するメモリの容量が比較的制限されている
場合に特に有効である。また、例えば外部メモリモジュ
ールに格納されたDSPプログラム等を書き換えるのに
かかるコストは通常、外部メモリモジュール自体のコス
トに比べて小さいため、本例の移動通信装置では、例え
ば各通信方式に対応して複数の外部メモリモジュールを
購入する必要がある場合に比べて、ユーザの経済的な負
担を低減することができる。
【0081】以上の第1実施例〜第4実施例で示したよ
うに、本発明に係る移動通信装置では、例えばユーザが
通信方式の異なる複数の通信サービスを受ける場合であ
っても、ユーザによる通信方式の切替作業を簡易化する
ことができ、装置の携帯性や利便性を高めることができ
る。また、本発明の移動通信装置において切り替えられ
る複数種類の通信方式としては、どのような通信方式が
用いられてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る移動
通信装置によると、例えばユーザからのキー入力や基地
局からの受信信号の解析結果に基づいて、複数種類の通
信方式の中から選択された通信方式により無線通信を行
うようにしたため、例えばユーザによる通信方式の切替
作業を簡易化することができ、装置の利便性等を高める
ことができる。
【0083】また、本発明の移動通信装置によると、移
動通信装置本体に着脱自在な外部モジュールを設けて、
例えば複数の外部モジュールにそれぞれ異なる種類の通
信方式で無線通信を行う機能を内蔵させたため、外部モ
ジュールの交換により通信方式を切り替えることがで
き、これにより、装置の利便性や携帯性を高めることが
できる。なお、例えば1つの外部モジュールに複数種類
の通信方式で無線通信を行う機能を内蔵させることもで
きる。また、例えば通信方式を規定する制御プログラム
等を格納したメモリのみから外部モジュールを構成する
ことにより、こうした効果を更に大きく得ることもでき
る。
【0084】また、本発明の移動通信装置によると、上
記した制御プログラムを格納するメモリを読み書き自在
に構成したため、例えば基地局から無線送信された制御
プログラムを受信して当該制御プログラムを当該メモリ
に書き込む等することができ、これにより、装置の利便
性を更に高めることができる。なお、例えば上記した外
部モジュールにSIMメモリやマイクロホンを設けるこ
とにより、更に使い勝手をよくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る移動通信装置の構成
例を示す図である。
【図2】キー入力により通信方式を切り替える処理の手
順の一例を示す図である。
【図3】移動通信装置により行われる通信方式の表示の
一例を説明するための図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る移動通信装置の構成
例を示す図である。
【図5】受信信号の解析により通信方式を切り替える処
理の手順の一例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る移動通信装置本体及
び外部モジュールの一例を示す図である。
【図7】移動通信装置本体及び外部モジュールの他の例
を示す図である。
【図8】移動通信装置本体及び外部モジュールの他の例
を示す図である。
【図9】外部モジュールの他の構成例を説明するための
図である。
【図10】外部モジュールの他の構成例を説明するため
の図である。
【図11】マイクロホンを設けた外部モジュールの一例
を説明するための図である。
【図12】外部モジュールの他の構成例を説明するため
の図である。
【図13】メモリのみから構成された外部モジュールの
構成例を示す図である。
【図14】外部モジュールの交換により通信方式を切り
替える処理の手順の一例を示す図である。
【図15】本発明の第4実施例に係る制御プログラムの
ダウンロードを説明するための図である。
【図16】メモリの記憶内容の書き換えにより複数種類
の通信方式に対応する移動通信装置を概念的に説明する
ための図である。
【符号の説明】
1、31、52、56・・マイクロホン、 3・・ベー
スバンド処理部、9・・ディスプレイ画面、 10・・
キーボード、 13・・音声コーデック、14・・チャ
ネルコーデック、 15・・変調器、 16・・復調
器、17、17a、18、18a、37、62、63・
・メモリ、19・・CPU、 20、49、57、6
4、74・・SIMメモリ、21、47、54、91a
〜91c・・移動通信装置、 33・・送信部、34・
・受信部、 36・・通信方式解析部、 38・・表示
・操作部、39・・制御部、 41、44、46、5
3、71・・移動通信装置本体、42・・カード挿入
口、43a、43b、43c、48、51、55、6
1、72・・外部モジュール、45・・裏ブタ、 H・
・ヒンジ、 C・・コネクタ、 73・・RAM、81
・・基地局、 82・・移動通信制御局、 83・・基
地局制御装置、84・・メモリ、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行う移動通信装置において、 複数種類の通信方式により無線通信を行う通信手段と、 前記複数種類の通信方式の中から選択された通信方式に
    より前記通信手段に無線通信させる通信制御手段と、 を備えたことを特徴とする移動通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信装置におい
    て、 前記通信手段は、制御プログラムによって規定される通
    信方式で無線通信を行うハードウエアと、複数種類の制
    御プログラムを格納したメモリから構成されていること
    を特徴とする移動通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動通信装置におい
    て、 前記メモリは、移動通信装置本体に着脱自在な外部メモ
    リモジュールであることを特徴とする移動通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の移動通信装置におい
    て、 前記通信手段は、それぞれ異なる種類の通信方式で無線
    通信を行う複数の通信装置から構成されており、 移動通信装置本体に着脱自在な別個な外部モジュールに
    前記通信装置がそれぞれ内蔵されていることを特徴とす
    る移動通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載の移動通信
    装置において、 前記メモリは読み書き自在なメモリであり、 更に、前記通信手段によって受信した制御プログラムを
    前記メモリに書き込む書込手段を備えたことを特徴とす
    る移動通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の移動通信装置において、 前記通信手段によって受信した信号から当該信号通信の
    方式を解析する解析手段を更に備え、 前記通信制御手段は解析結果に対応した通信方式で前記
    通信手段に無線通信させることを特徴とする移動通信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の移動通信装置におい
    て、 前記通信手段は、移動通信装置本体に着脱自在な外部モ
    ジュールであり、 当該モジュールには、音声を入力するマイクロホンが設
    けられていることを特徴とする移動通信装置。
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