JPH1084583A - マルチ周波数型無線通信装置 - Google Patents

マルチ周波数型無線通信装置

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JPH1084583A
JPH1084583A JP9167555A JP16755597A JPH1084583A JP H1084583 A JPH1084583 A JP H1084583A JP 9167555 A JP9167555 A JP 9167555A JP 16755597 A JP16755597 A JP 16755597A JP H1084583 A JPH1084583 A JP H1084583A
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ジョン・ダーン
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
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  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる周波数及び/又はプロトコルを用いて
いるサービス地域に移動しても自然に使用できる無線通
信装置を提供すること。 【解決手段】 本発明による無線通信装置(36)は、
例えば、セルラ電話機(22)であるが、そのセルラ通
信環境において存在する様々な動作周波数及び通信プロ
トコルに自己調整するように構成され、それによって、
動作周波数や通信プロトコルが相互に互換性のない複数
のサービス地域の間でも、ユーザにとって不可視的に自
己調整がなされ、自然に通信装置を用いることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線音声通信に関
する。更に詳しくは、本発明は、アナログ及びデジタル
の両方の形式におけるオーディオ信号の無線周波数(R
F)通信(受信及び送信の両方)であって、特定の地理
的領域におけるセルラ通信システムに適応される選択さ
れた通信周波数標準及びプロトコルに従うRF通信に関
する。
【0002】なお、本発明は、1995年12月29日
に出願された米国特許出願第08/580797号に開
示されている主題に関係するが、当該主題は、本発明の
完全な開示を可能にするのに必要な限度で、この出願に
おいて援用する。
【0003】
【従来の技術】現在では、新たな形式の無線通信機器
が、人々が生活を営む態様を、個人的、業務的及び職業
的なすべてのレベルに関して、著しく変化させることを
可能にしている。この種類の更なるそして更に影響の大
きい変化も、地平線上には見えてきている。例えば、遠
隔的にアクセス可能な音声、画像及びデータの通信シス
テムによれば、コンピュータやデータ・システムを用い
ての他人との通信が、より広い範囲で利用可能になる。
これらの通信は、その人間が地球上のどの場所にいるか
とは関係なく、利用可能である。従って、これらの変化
は、場所や時間に関係なく、そして、オフィス又はそれ
以外の形式化された場所まで移動する必要なしに、私た
ちを、無制限の量の情報を利用できる状況に到達させて
くれる。
【0004】以下では、「情報」という用語は、通信信
号の、デジタル・オーディオ、デジタル音楽、デジタル
・ビデオ、デジタル・データ、ASCII、そして、混
合型デジタル形式の中の任意のもの又は全部を含む包括
的な意味で用いる。
【0005】無線データ通信能力は、オフィス又は家庭
以外の場所にいる専門的職業人(プロフェッショナル)
たちの生産性とアクセス可能性とを、既に向上させてい
る。銅線ではなく空中波によって情報を送受信すること
ができることにより、プロフェッショナルたちはオフィ
スから解放され、彼らはデータベースに直ちにアクセス
できるようになり、彼らの職業上及び個人的な活動の多
くの側面が合理化されてきている。既に、ノートブック
型コンピュータには、進んだ無線通信ソフトウェアが備
わっており、RFモデムによって、企業の本部や職場の
物理的な施設から離れた「仮想的(バーチャル)な」オ
フィスを利用することが可能になっている。例えば、今
日では、市場アナリストは、職場へ向う車の中で、株式
市場のトラッキングができる。技術者は、オフィスへ行
くことなく、自宅のプールサイドから、CAD/CAM
のファイル上で作業ができる。また、今日では、セルラ
電話サービスによって、ハードワイアード接続を負担せ
ずに、便利な移動式音声通信が可能になっている。
【0006】現在、セルラ電話システムは、先進工業国
では、大都市部において広範囲に利用可能であり、世界
的にも、利用可能範囲は広がってきている。しかし、後
に述べるように、セルラ・サービス・システムにも、欠
点がないわけではない。実際は、世界中を移動する場合
には、どの移動先でも携帯型の通信を行うためには、多
数のセル電話又は携帯型通信機器を購入しなければなら
ない。
【0007】特に、米国では、現在、2つの方式のセル
ラ電話通信が用いられている。一方の方式は、アナログ
・セルラ電話通信であり、この方式は、全米で利用可能
である。アナログ・セルラ通信システムがどこでも利用
可能であるのは、セルラ電話産業の創設時においてはア
ナログ・セルラ・システムが唯一の利用可能なシステム
であり、そのサービスが利用可能なすべての場所にイン
ストールされたことの結果である。従って、米国のアナ
ログ・セルラ電話ユーザは、米国内であれば、その電話
をどこへでも持っていき、移動することができる。ただ
し、そのユーザが、彼の主たるサービス・エリアの外部
での電話の使用を承認するアカウントを、自分自身の電
話会社に持っていること(すなわち、そのユーザの遠隔
セルラ電話システムへの識別と利用料金の課金を可能に
するもの)が条件である。アナログ・セルラ電話は、ユ
ーザが米国内のどの場所にいたとしても、アナログ・セ
ルラ電話システムとのインターフェースが成功するよう
になっている。米国では、アナログ・セルラ電話及び電
話システムは、900MHzの周波数で動作している。
アナログ・システムは、オーディオ通信信号の送信に関
し、64Kbpsの速度に制限される。
【0008】しかし、デジタル・セルラ電話の所有者
は、自分自身の電話機を持っての移動に関して、これと
同じ可能性を有していない。その理由は、デジタル・セ
ルラ電話及び電話システムは、音声通信におけるデジタ
ル形式への及びデジタル形式からのオーディオ通信信号
の圧縮と符号化とに関して、異なるプロトコルを用いて
動作していることによる。現在の通信プロトコルは、G
SM、CDMA(IS−95とも称される)及びTDM
Aと、称される。時分割多重接続(TDMA)及び符号
分割多重接続(CDMA)技術によれば、複数のユーザ
が、1つの帯域幅にアクセスすることができ、従って、
希少な空中波空間(すなわち、利用可能な周波数の数が
限定されている場合)のよりよい利用が可能になる。こ
の技術分野の当業者であれば、セルラ電話システムのセ
ル・サイト内部では、それぞれの周波数帯域幅は、TD
MA技術又はCDMA技術のどちらかによって、すべて
の加入者ユニットによって共有されていることを、知っ
ているはずである。
【0009】TDMAは、利用可能な帯域幅の全体を所
定の数のスロットに分割し、それぞれの加入者ユニット
が、特定の時間スロットに割り当てられるようにする。
1つの時間スロットが、埋め込まれた制御チャネルを含
む。それぞれのベース・ステーションは、時分割加重化
されたビット・ストリームを、ダウンリンク周波数上
を、加入者ユニットに向けて連続的に送信し、それぞれ
の加入者ユニットは、その特定の加入者ユニットに割り
当てられた時間スロットの内部で、アップリンク周波数
上を情報のバーストを送信することによって、応答す
る。ベース・ステーションが加入者ユニットと通信する
場合にも、ダミーの時間スロット送信が送られる。
【0010】CDMA技術は、帯域幅の全体を帯域幅の
全体を時間スロットに分割するのではなく、それぞれの
加入者ユニットの信号を、帯域幅の全体に拡張する。そ
れぞれの加入者ユニットは、一般的には、ベース・ステ
ーションによって指定された帯域幅の全体を占めるが、
そのベース・ステーションにとって利用可能なパワーの
一部だけしか用いない。情報を有する信号は、高い帯域
幅の高周波デジタル拡張信号によって乗算されるが、こ
のデジタル拡張信号は、狭い帯域幅の情報を有する信号
を、送信帯域幅全体をカバーする広い拡張信号に拡大す
る。拡張信号は、この技術分野ではチップと称される周
期がTcの疑似直交ビット・シーケンス(quasi-orthog
onal bit sequence)を用いる。このチップ・シーケン
スによって、加入者ユニットの間の交差相関(cross-co
rrelation)関数は小さくなり、それによって、加入者
ユニットは、相互に疑似直交関係となる。チップ・シー
ケンスは、ある加入者ユニットがコールを開始する又は
コールに応答する度に所定の又は一意的なチップ・シー
ケンスがその特定の加入者ユニットに割り当てられるよ
うに、発生させる又は選択することができる。このため
には、もちろん、ネットワーク・コントローラが、すべ
てのユーザ・チップ・シーケンス割り当てのセントラル
・ログすなわちリストを維持している必要がある。
【0011】デジタル式の混合信号無線通信システム
は、古いアナログ式のシステムと比較して、多くの利点
を有している。1つの重要な利点は、デジタル・システ
ムが、より高速でより多くの情報を送受信できるという
ことである。アナログ・システムはオーディオ送信に関
しては64Kbpsの速度に制限されるが、デジタル・
システムであれば、オーディオ送信を圧縮して、同じ速
度で8倍多くの情報を送信することができる。更に、プ
ロセッサの速度が速くなれば、デジタル・システムは、
更に高速でビットを送信することができる。より正確に
より高速で情報を送信することができるという長所を利
用することによって、スイッチング容量と継続的なライ
ン・コストとの両方で、著しい節約が実現できている。
【0012】無線情報革命における最近の発展は、デジ
タル・ビデオ信号の空中波を介しての送信である。これ
は、今日のテレビ産業において行われており、ほとんど
完全な画像(イメージ)が、衛星から、直径が僅かに1
8インチに過ぎない家庭設置型のディッシュ型アンテナ
に向けて、Ku帯域上をデジタル的に送信されている。
同様の発展が、セルラ電話産業においても起こってお
り、セルラ電話にビデオ能力を付加する努力が重ねられ
ている。
【0013】しかし、セルラ電話に高品質のビデオ能力
を付加することができる前に、帯域幅の制限から生じる
問題が克服されなければならない。現在のほとんどのセ
ルラ電話システムは、900MHzの周波数で動作して
いる(ヨーロッパや世界の他のいくつかの地域では、8
00MHzである)。しかし、高度な圧縮ルーチンを用
いたとしても、帯域幅は、高品質の動画に要求される大
量のビデオ及びオーディオ情報を送信するのには、十分
でない。高周波の衛星送信の場合には帯域幅の制限は問
題ではないが、比較的低周波の無線(ラジオ)送信にと
っては、問題である。
【0014】以下では、「電話」又は「セル電話」と
は、セルラ電話及び/又はセルラ電話システムを意味し
ているものとする。これは、無線セルラ電話システムと
相互に動作する広範囲の他の装置に関しても同様とす
る。例えば、以下では、「電話」とは、(例示的であ
り、制限を意味するものではないが)セルラ電話システ
ムに対して動作可能なきのうを備えたPC、内蔵の無線
モデムを備えセルラ電話システムと共に動作することが
可能なラップトップ又はパームトップ型のコンピュー
タ、セルラ電話システムと相互作用が可能なそれ以外の
携帯型又は固定型の装置などを、意味する。家庭にある
PCやベース・ステーションなどの固定型の装置に関し
ては、これらの装置も移動させることは可能であり、あ
るセル電話のサービス地域から別の場所に持っていくこ
ともあり得ることに注意すべきである。従って、これら
の装置は、実際には、携帯型とも考えることができ、様
々なタイプのセル電話システムとの相互作用が可能であ
ることが望ましい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のデジタ
ル・セルラ電話システムのプロトコルの違いの結果とし
て、デジタル・セル電話のユーザは、自分自身の電話の
使用に関して自分自身の加入エリアに、そして、おそら
くは、使用に関するプロトコルが同じである他の加入エ
リアに制限されている。加入者が異なるデジタル・プロ
トコルを有するセル電話のサービス・エリアに移動する
と、現実に、そのセル電話は、システム及び電話機が互
換性がないために、使用できない。
【0016】更に、現在の米国のアナログ・セルラ電話
システムは、900MHzの周波数で動作しているが、
他方で、800MHzで動作している国もある。例え
ば、ヨーロッパでは、多くの国で、GCM800MHz
の標準が採用されており、米国ではGCM900MHz
の標準を用いている。CDMAの標準も同じ周波数であ
る。従って、米国のアナログ・セルラ電話のユーザは、
この同じ電話機をヨーロッパに持っていき動作させるこ
とは不可能である。システムの周波数に互換性がないか
らである。同じことは、ヨーロッパのアナログ・セル電
話ユーザが米国に移動する場合にもいえる。
【0017】システム及び電話機の互換性不存在の別の
側面は、システムによっては、より高い周波数ではGC
Mを利用可能にしているために、生じる。米国では、こ
のより高い方の周波数は、1900MHzであるが、ヨ
ーロッパでは、1800MHzである。CDMA又はT
DMAプロトコルの一方が、このより高い周波数では利
用可能である(又は、近い将来利用可能になる)。
【0018】このように、デジタル・セルラ電話システ
ムの動作周波数の差異の結果として、デジタル・セル電
話のユーザは、自分自身の加入エリアに、又は、同じ周
波数を有する他の加入エリアに、その使用が制限されて
しまう。その加入者が異なる動作周波数を有するセル電
話のサービス地域に移動するときには、現実的に、その
セル電話は、システムと電話機との互換性のない周波数
のために、使用不可能である。
【0019】従って、上述の動作周波数の互換性の問題
の生じないセル電話を提供することが望まれるし、更
に、あるセル電話のサービス地域において使用されてい
る周波数に自己調整し、この点で相互に異なる少なくと
も2つのサービス・エリアで動作する無線通信装置を提
供することが望ましい。
【0020】更に、上述の動作プロトコルの制約の問題
を克服するセル電話を提供することが望まれる。そのセ
ル電話は、2つのサービス地域において適応できるよう
に、少なくとも2つの通信プロトコルに自己調整するデ
ジタル無線通信装置を提供する。このように、装置を2
つのサービス地域の間で移動させる場合にも、その装置
は、それぞれの地域で、そして、両方の地域で動作可能
であって、装置の動作の変更が、不可視的である、すな
わち、ユーザが気が付かないものとなる。
【0021】更に、上述のマルチ周波数及びマルチ・プ
ロトコルの特徴を1つの電話機の中で実現し、既存の及
び将来のセル電話システムと仮想的に全世界的に動作可
能なセルラ電話を提供することが望まれる。
【0022】更にまた、そのようなセル電話機において
使用できる集積回路チップ又はチップ・セットのための
最適のアーキテクチャを提供して、本発明の特徴を実現
することが望まれる。
【0023】以上で概括した従来の技術の制約を考慮す
ると、本発明の主たる目的は、これらの制約の中の1つ
又は複数のものを回避することである。
【0024】本発明の別の目的は、その装置が移動され
た場所に適応するように、少なくとも2つの異なる周波
数帯域幅標準に自己調整可能な無線通信装置を提供する
ことである。
【0025】本発明の更に別の目的は、その装置が移動
された場所に適応するように、少なくとも2つの異なる
動作プロトコル標準に自己調整可能な無線通信装置を提
供することである。
【0026】本発明の更に別の目的は、その装置が移動
された場所に適応するように、それがどのようなもので
あっても、周波数及びプロトコル標準の組合せに自己調
整可能な無線通信装置を提供することである。
【0027】本発明の更に別の目的は、その装置が移動
された場所に適応するように、ある周波数及び/又はプ
ロトコル標準に自己調整可能であって、この自己調整が
ユーザにとって不可視的である(すなわち、ユーザによ
る介入や調整は不要であり、好ましくは、装置によるそ
の地域への適応にユーザが気付かない)無線通信装置を
提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明を実現する通信装
置は、セルラ電話や音声通信の可能な携帯型のパーソナ
ル通信装置(PPCD)などの携帯型の加入者ユニット
の形態を有する。この装置は、シングル・チップ、マル
チ・チップ・アセンブリ(例えば、マルチ・チップ・モ
ジュール)、又はボード・レベルのデバイス(すなわ
ち、パーソナル・コンピュータのボード・スロットに挿
入されるボード構成の回路)を含み得る。
【0029】従って、本発明は、動作周波数帯域を有す
るセルラ電話通信システムにおける往復音声通信を可能
にする無線通信装置であって、(a)この装置のオペレ
ータが音声通信を入力し前記セルラ電話通信システムか
らの音声通信を聞くことをそれぞれ可能にするオペレー
タ音声入力手段及びオーディオ出力手段と、(b)前記
セルラ電話通信システムにおいて前記往復音声通信を搬
送するRF信号を送受信するRF(無線周波数)トラン
シーバ部分であって、第1の動作周波数帯域を有する第
1のRFトランシーバ部と、前記第1の動作周波数帯域
とは異なる第2の動作周波数帯域を有する第2のRFト
ランシーバ部と、を有しており、前記第1及び第2の動
作周波数帯域の一方は、前記セルラ電話通信システムの
前記動作周波数帯域と互換である、RFトランシーバ部
分と、(c)前記RFトランシーバ部分とインターフェ
ースするマイクロコントローラであって、前記第1及び
第2のRFトランシーバ部の一方の付勢に応答して、前
記セルラ電話通信システムからいつ信号が受信されるか
を検出し、それにより、前記一方のトランシーバ部の付
勢をそれ以後維持して、この無線通信装置を前記セルラ
電話通信システムにおける音声通信に適応させる、マイ
クロコントローラと、を備えている無線通信装置を提供
する。
【0030】別の側面では、本発明は、上述の無線通信
装置であって、(d)前記セルラ電話通信システムは、
特定のプロトコルにおいて通信を提供し、(e)更に、
この装置は、前記RFトランシーバ部分と前記オペレー
タ音声入力手段及びオーディオ出力手段との間でこの装
置において通信信号を運ぶ適応ツリー型回路を含み、こ
の適応ツリー型回路は、少なくとも2つの適応分岐(ブ
ランチ)を含み、第1の分岐は、第1のプロトコルの通
信信号を処理するように構成され、第2の分岐は、第2
のプロトコルの通信信号を処理するように構成されてお
り、(f)前記マイクロコントローラは、前記適応分岐
とインターフェースし、いつ、通信信号が前記セルラ電
話通信システムから受信され前記適応分岐の一方の付勢
に応答し前記第1及び第2のプロトコルの一方に従って
処理されるかを検出し、それにより、前記一方の適応分
岐の付勢をそれ以後維持して、この無線通信装置を前記
セルラ電話通信システムにおける音声通信に適応させ
る、無線通信装置を提供する。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、典型的なセルラ通信シス
テム10を、概略的に示している。この場合には、シス
テム10は、3つの加入者ユニット12(例えば、携帯
セル電話、PPCD、セラミクス通信システム上の通信
機能を備えたPCなど)と、3つのベース・ステーショ
ン14とを含むように示した。しかし、このシステム1
0は、単に、本発明の原理を例によって図解する目的を
有する、例示的なものであって、本発明を限定するもの
と考えるべきではない。実際のセルラ通信システムは、
多数のベース・ステーションと、任意の時点でシステム
にアクセス又は参加する多数の加入者ユニットとを含
む。本発明の別の形態としては、大きなオフィスビル・
コンプレックス又は製造施設など、かなりの範囲の内部
で用いられるようなプライベートな無線通信システムが
考え得る。そのようなプライベートな無線通信システム
の概略的な表現は、図1のものと同様である。
【0032】更に、加入者ユニット12は、ハンドヘル
ド型の携帯電話(今日一般的なセルラ電話)や静止ユニ
ット(デスクトップ型のコンピュータ)や携帯型のパー
ソナル通信装置(RFモデム及び/又はRFファクシミ
リ機能を備えたパームトップ型のコンピュータなどのP
PCD)などの移動ユニットを含み得る。システム10
は、また、加入者ユニット12が加入者ユニット相互で
及び他のネットワーク内の他の通信装置と通信すること
を可能にする多数のベース・ステーション14を含む。
【0033】セルラ通信技術における当業者であれば理
解することであるが、システム10は、それぞれが少な
くとも1つのベース・ステーション14を含むセル・サ
イトから成るグリッド又はアレーに有効に分割される地
理的領域をカバーしている。それぞれのベース・ステー
ション14は、そのセル・サイトの領域内のすべての加
入者ユニット12と、RF信号を介して、通信する。ベ
ース・ステーション14から加入者ユニット12への通
信に対しては1つの周波数(「ダウンリンク」周波数)
が用いられ、加入者ユニット12からベース・ステーシ
ョン14への通信に対しては別の周波数(「アップリン
ク」周波数)が用いられる。システム10は、「周波数
再使用」を用いて、複数のベース・ステーション14が
同じ無線周波数(RF)で動作することを可能にする。
それぞれのセル・サイトは、面積に関して十分に大きく
作成されているので、1つのセル・サイトにおいて生じ
隣接のセル・サイトの中へ移るRF信号は、距離によっ
て十分に減衰され、それによって、隣接の及び更に遠方
のセル・サイトにおけるベース・ステーションによって
は、更に下位レベルの背景ノイズとして認識される。
【0034】周波数の分離は、隣接のセル・サイトの間
では、これらのセルに異なる周波数帯域幅を動作に関し
て割り当てることによって、生じる。また、上述のよう
に、RF信号は、放射源からの距離の2乗に比例して内
在的に減衰される。従って、遠方のセルからの同じ周波
数の信号は、その周波数上で動作している特定のセルの
内部では、単にノイズとして認識される。分離は、人工
の構造物や自然の形態的な形状によって生じる干渉によ
っても、促進される。
【0035】1つ又は複数の周波数帯域が、ベース・ス
テーション14と加入者ユニット12との間の通信リン
ク又はコールを設定するために確保される。システム1
0は、有効に、加入者ユニット12を用いている加入者
に対して、そのサービス・エリア内で、セルラ通信環境
を提供する。
【0036】ベース・ステーション14は、専用の銅線
又は光ファイバ・ネットワーク、無線通信リンク、衛星
リンクなどの分散手段を介して、ネットワーク・コント
ローラ16と、相互にリンクしている。ネットワーク・
コントローラ16は、既存の通信ネットワーク18への
アクセスを与える。図1では、既存の通信ネットワーク
18は、電話インターフェースとして1つだけ示されて
いるが、これは、単なる例示であることを理解すべきで
ある。インターフェース18は、マルチ・ファセット式
(両方向の矢印20によって示されているように)であ
り、コンピュータ・データベース、ワールド・ワイド・
ウェブ(WWW)、衛星リンク、テレビ衛星通信チャネ
ル、LAN、WAN、メインフレーム、ワークステーシ
ョン、パーソナル・コンピュータ・システム及びそれ以
外の通信手段などの、種々のそれ以外のアナログ及び/
又はデジタル通信手段及びネットワークとの通信を提供
する。
【0037】通信システム10が移動加入者ユニット1
2(1つのセル・サイトから別のセル・サイトに移動す
る可能性がある)と動作する間に、それぞれのベース・
ステーション14は、進行中のそれぞれのコールの受信
した信号強度を判断して、この情報を、ネットワーク・
コントローラ16に与える。ネットワーク・コントロー
ラ16は、進んだ処理技術を用いて、加入者ユニット1
2とベース・ステーション14との間のすべてのコール
をトラッキングする。加入者ユニット12がシステム1
0によって与えられるセルラ通信環境の内部を移動する
と、ネットワーク・コントローラ16もまた、それぞれ
のベース・ステーション14において特定の加入者ユニ
ット12から受け取った信号強度情報を用いて、いつコ
ールがあるセル・サイトにおけるベース・ステーション
から別のセル・サイトのベース・ステーションに「手渡
(ハンドオフ)される」べきかを判断する。あるセル・
サイトから次のセル・サイトに移る際の移動加入者ユニ
ットのこのようなハンドオフによって、加入者ユニット
12が環境システム10の中のセル・サイトからセル・
サイトへ移動する場合に、その加入者ユニット12との
通信を維持することが可能になる。容易に理解できるよ
うに、静止している加入者ユニット12もあるので、そ
の場合には、これらの加入者ユニットとの通信のハンド
オフは、不要である。
【0038】図2は、本発明を実現するセルラ通信装置
22を示している。この装置22は、外形的には、典型
的なセルラ電話である。このセルラ電話は従来型のセル
ラ電話と外形的には同じに見えるので、その動作上の特
徴を詳細に説明することは割愛する。簡単に述べると、
セルラ電話22は、移動動作を可能にするバッテリ(図
示せず)を包囲する本体24を含み、スピーカ26、マ
イクロホン28及びキーパッド30を有している。ピボ
ット式のカバー部分32が、閉じた位置(図示せず)の
場合にはマイクロホン28とキーパッド30とをカバー
し、セル電話22に対するスイッチ・フックとして機能
する。遠方用のアンテナ34が、RF信号の送受信を行
う。
【0039】しかし、従来型のセルラ電話とは対照的
に、セルラ電話22は、使用中に遭遇する可能性のある
様々な周波数及び通信プロトコルに対して自己調整機能
を有している。多くの場合に、セルラ電話22は、従来
型のセルラ電話の場合のような、米国のセル電話や欧州
のセル電話や限定されたサービス・エリアを有するセル
電話とは限らない。そうではなく、本発明を実現してい
るセル電話22は、世界規模のセル電話と考えることが
できるのであるが、その理由は、この電話機のユーザが
どの場所でローカルなサービス・プロバイダとのサービ
ス契約を行ったとしてもこの電話は機能するからであ
る。理解し得るように、このサービス提供契約は、複数
のサービス・エリアを包括するシングル・アンブレラ
(1本の傘型の)契約である場合もあるし、セル電話の
ユーザが行ってセル電話を使用することを望む様々な地
域のそれぞれに1つが対応するような複数の契約から構
成されることもある。
【0040】図3を参照すると、無線セルラ通信装置3
6の回路図が示されている。この装置36は、図2に図
解したようなセルラ電話22の形態であったり、既に述
べた他の無線通信装置の任意のものの形態であり得る。
例えば、装置36は、図1との関係で論じたセルラ・シ
ステムの加入者ユニット12又はベース・ステーション
14として実現することができる。また、装置36は、
オーディオ周波数のファックス/モデムを備えオーディ
オ・セルラ電話通信機能を有するパームトップ型のコン
ピュータなどの無線パーソナル通信装置の一部として実
現することもできる。この通信装置は、また、望めば、
静止した利用のためのパーソナル・コンピュータの一部
として実現することも可能である。
【0041】従来型のセルラ通信装置とは対照的に、装
置36は、周波数に関して反応が俊敏であり、それ自身
を、様々なセルラ通信システム環境において、また、異
なる通信プロトコルを有するセルラ・システムにおい
て、動作するように適応させることができる。後に述べ
るように、この機能は、携帯型のセル電話やパーソナル
通信装置などの移動機器に関する最も直接的な利点であ
る。しかし、無線ファックス/モデムを備えたPCなど
の移動性の低い装置であっても、購入者がこのPCをど
の場所にもっていった場合でも、修正を必要とせずに、
その地域のローカルなセルラ通信システムとのインター
フェースが可能であるであるという点で、効果的であ
る。実際に、後に見るように、コンピュータ、携帯型の
パーソナル通信装置、携帯型のセル電話などのユーザ
は、自分自身が移動する種々の地理的エリアが異なるセ
ルラ電話周波数帯域と異なる通信プロトコルとを有する
ということを、意識すらする必要がない。本発明を実現
するコンピュータ、セル電話、パーソナル通信装置など
は、その地域のローカルなセルラ通信システムの動作環
境に自己調整を行い、ユーザがその装置における外部的
な変化を全く意識しない状態で、通信を可能にする。
【0042】図3を参照すると、デバイス36は、集積
回路のシングル・チップ38と、半導体サブストレート
38”とを含む。チップ38は、その境界が破線38’
で示されている。チップ38の以下で述べる構造及び機
能は単一の集積回路チップ上に配置されるのが好ましい
が、その構造の中の選択された部分(及びそれに関連す
る機能)を第2の又は追加的な集積回路チップ上に配置
することも可能であることは、当業者の理解する通りで
ある。従って、回路38に対して示され記載される構造
及び機能は、1つの集積回路チップの上にではなく、複
数のチップの組の上に配置することも可能である。チッ
プ38は、外部の物理的インターフェース装置(ブロッ
ク42で囲まれている)との往復のインターフェース
(双方向の矢印40で示されている)を与える。上述し
たセル電話22に関する説明から理解できるように、こ
れらの外部の物理的インターフェース装置は、スピーカ
26、マイクロホン28、キーパッド30などである。
また、インターフェース・デバイスには、ファックス/
モデム装置(図示せず)との、又は、パーソナル・コン
ピュータのデータ・レジスタやメモリ装置(これも図示
せず)とのインターフェースが含まれ、これらによっ
て、デジタル・データ・ファイルの通信が可能になる。
【0043】後に見るように、チップ38は、中間周波
数回路46を介してアンテナ(アンテナ34などであ
り、図2に関する説明を参照のこと)や図4のRF回路
48a、48b(図5の実施例では、48a、48b、
48c、48d)とのインターフェース(図3〜図5に
おいて、矢印付きの参照番号44で示されている)を有
する。制御相互接続50(後に説明する)が、チップ3
8と図4又は図5に見られる種々のRF部分との間に与
えられる。図4及び図5の矢印付きの参照番号52は、
指示されているRF回路とアンテナ34又はそれ以外の
アンテナとの間のRF接続を示している。チップ回路3
8はまた、外部のメモリ装置56とのインターフェース
(矢印54で示されている)を有する。この外部メモリ
装置56は、フラッシュ・メモリ・カードや、SIMM
カード・メモリの形態を有する。好ましくは、メモリ5
6は、このセル電話又は形態型パーソナル通信装置から
取り外しが可能であり、それにより、追加的な通信プロ
トコルや他のデータをこの装置の中にプログラムするこ
とが可能になる。
【0044】また、プログラミングや必要なデータの記
憶装置56の中への記憶は、図1に関して説明したセル
ラ通信システム10とのインターフェースを介して、追
加や変更が可能である。この場合には、例えば、セル電
話又はPPCDが特定のセルラ通信環境において機能す
るために、ある通信システムのプロトコルが必要になる
ときには、このプロトコルは、システムから新たに到着
した装置に対してダウンロードされる。このダウンロー
ドが完了するとすぐに、この装置は、その特定のセルラ
通信システム環境において動作可能になる。そのような
データ又はプログラミング情報のダウンロードがセル電
話やPPCDが特定のセルラ通信環境で動作するのに先
立って必要である場合には、装置のユーザは、この装置
を環境において最初にオンにチューニングし動作させた
後で、遅延の存在に気が付く可能性がある。この遅延
が、本発明が存在し動作しているということを、本発明
を実現している装置のユーザに知らせる唯一のものであ
る。他の点では、本発明は、本発明を実現している装置
のユーザに対して不可視的であり、気付かれない。
【0045】電源(バッテリなどであるが図示せず)と
制御インターフェース(図2のセル電話に関して既に説
明したスイッチ・フック制御スイッチなど)とが、回路
38との関係で提供されていることは理解されよう。図
3の回路アーキテクチャを見ると、回路チップ38は、
チップ38の(及び通信装置22の)動作を制御するマ
イクロコントローラ58(すなわち、プログラマブルな
マイクロプロセッサ)を含むことが分かる。マイクロコ
ントローラ58とデジタル信号プロセッサ(DSP)6
0とは、インターフェース接続40を介して、外部の物
理的インターフェース装置42に対してインターフェー
ス64を有する。DSP60は、それに関連して、RA
M62を有する。マイクロコントローラ58は、また、
矢印付きの接続68によって示されるように、外部メモ
リ56に対して、RAM66を介して、インターフェー
スを有する。
【0046】マイクロコントローラ58とDSP60と
は、通信バス70を介して、相互に通信し、通信バス7
0は、また、通信プロトコル適応ツリー72の双方向の
分岐(ブランチ、すなわち、回路38の一部)との通信
を与える。ここで双方向とは、通信信号が、これらの適
応ツリー分岐に沿って両方の方向に送られることを意味
する。どちらのフォーマットが用いられているかに依存
して、受け取られた通信信号は、RF部分から人間に知
覚可能な発話(スピーチ)への復号のために、分岐72
a、72bの適切な一方に沿って、右から左へ送られ
る。逆に、装置22のユーザからの発話の通信は、これ
らの分岐の適切な一方に沿って左から右へ送られ、特定
の時刻に装置22が用いられているセルラ通信環境にお
いて用いられている特定のフォーマットに変換される。
後に見るように、マイクロコントローラ58は、分岐7
2a、72bを選択的に付勢することによって、更に、
RF部分46、48の一部を制御することによって、通
信環境をサンプリングして、装置をそのセルラ通信環境
に適応させることができる。
【0047】図解を簡単にする目的で、適応ツリー72
は、分岐72a、72bを2つだけ有しているように、
示されている。分岐72aは、GSMプロトコルにおけ
る通信を扱い、他方で、分岐72bは、CDMA又はT
DMAプロトコルの一方における通信を扱う。好ましく
は、分岐72bは、マイクロコントローラ58からのコ
マンドに従って、これらのプロトコルのどちらも扱うこ
とができる。回路チップ38の別のアーキテクチャを用
いてCDMA及びTDMAプロトコルのそれぞれに対す
る専用の分岐を提供できることは明らかである。分岐7
2a及び72bのそれぞれを考察すると、その右側の端
部において、それぞれの分岐は、検出器/アナログ・デ
ジタル・コンバータ(ADC)74a、74bを含み、
図4及び図5に見られるRF回路46及び48(a、
b、c、d)からの通信信号を受け取る。コンバータ7
4は、装置22が用いられRF回路によって受信される
通信システム環境に対応するフォーマットのアナログ通
信信号を、デジタル通信信号に変換する。
【0048】適応分岐72aでは、ビタビ・イコライザ
76がデジタル形式の通信信号を受け取り、その信号
を、GSM暗号化/暗号解除回路部分78に送る。通信
信号の移動に関する逆の方向(すなわち、信号がRF部
分46、48の方向に送信のために移動する方向)に
は、GSM暗号化/暗号解除回路部分78が、GSMバ
ースト・フォーマット・コンバータ80を介して、信号
を、変調器デジタル・アナログ・コンバータ(DAC)
82まで送り、後に詳しく述べるRF部分において扱う
ために、デジタル形式からアナログ形式への変換を行
う。
【0049】GSM暗号化/暗号解除回路部分78は、
GSMインターリーブ/デインターリーブ回路部分84
を用いて、通信信号を送り、GSMインターリーブ/デ
インターリーブ回路部分84は、GSM発話エンコーダ
/デコーダ86を用いて、通信信号を送る。回路部分8
6は、バス70を介してDSP60に対してインターフ
ェースを有するが、それによって、DSP60は、分岐
72aにおいて要求されるデジタル信号処理作業を補助
する。DSP60は、この処理の発話結果を外部のイン
ターフェースとの間でやり取りする、又は、これらのイ
ンターフェースからその発話入力を受け取る(すなわ
ち、スピーカ26とマイクロホン28との間で)。
【0050】同様にして、分岐72bは、デジタル形式
で適切なプロトコルにおける通信信号を検出器/アナロ
グ・デジタル・コンバータ(ADC)74bから受け取
りCDMA/TDMA暗号化/暗号解除回路部分90に
送るCDMA/TDMAイコライザ88を含む。通信信
号の移動に関する逆の方向(すなわち、信号がRF部分
46、48の方向に送信のために移動する方向)には、
CDMA/TDMAイコライザ88が、信号を、変調器
デジタル・アナログ・コンバータ(DAC)92まで送
り、後に詳しく述べるRF部分において扱うために、デ
ジタル形式からアナログ形式への変換を行う。
【0051】CDMA/TDMA暗号化/暗号解除回路
部分90は、CDMA/TDMAインターリーブ/デイ
ンターリーブ回路部分94を用いて、通信信号を送り、
CDMA/TDMAインターリーブ/デインターリーブ
回路部分94は、TDMA/CDMA発話エンコーダ/
デコーダ96を用いて、通信信号を送る。更に、回路部
分96は、バス70を介して、DSP60とのインター
フェースを有し、それによって、DSP60は、分岐7
2bにおいて要求されるデジタル信号処理作業を補助す
る。更に、DSP60は、この処理の発話結果を外部の
インターフェース42とやり取りする、又は、通信装置
22がCDMA又はTDMAプロトコルで動作している
ときには、分岐72bに沿って信号を送った後に、又
は、その間に、この発話入力をこれらのインターフェー
スから受け取る。
【0052】破線98、98’によって示されるよう
に、マイクロコントローラ58は、DSP60と適応分
岐72a及び72bとに対して、制御インターフェース
を有する。既に指摘したことであるが、マイクロコント
ローラ58は、RF部分46、48とに対して制御イン
ターフェース50を有する。これらの制御インターフェ
ースの意義と使用とに関しては、これ以降で更に明らか
になる。
【0053】これらの制御インターフェースが装置22
を種々の通信システム環境において動作するように適応
させるためにどのように用いられるかを理解するため
に、図4及び図5を参照する。最初に、図4を参照する
と、別のRF部分46は、適応ツリー72の適切な分岐
(ブランチ)72a、72bを用いて、アナログ形式の
通信信号を送る中間周波数(IF)部分46を有するこ
とが分かる。このIF部分は、(中間周波数の)通信信
号を、2つのRF部分48a、48bの中の適切な一方
を用いて、送る。RF部分48aは、制御可能に適応可
能な800MHz又は900MHzのトランシーバであ
る。同様に、RF部分48bは、制御可能に適応可能な
1800MHz又は1900MHzのトランシーバであ
る。これらのトランシーバ部分の動作周波数は、マイク
ロコントローラ58によって、後に説明するように、制
御インターフェース50上で実行される制御によって、
選択される。
【0054】図5は、RF部分46、48の別の形態を
示している。この別の例では、IF部分46は、適応ツ
リー72の適切な分岐72a、72bを用いて、アナロ
グ形式の通信信号を送る46を有する。このIF部分
は、(中間周波数の)通信信号を、4つのRF部分48
a、48b、48c、48dの中の適切な1つを用い
て、送る。RF部分48aは、制御可能な800MHz
のトランシーバであり、他方で、RF部分48bは、制
御可能な900MHzのトランシーバである。同様に、
RF部分48cは、制御可能な1800MHzのトラン
シーバであり、他方で、RF部分48dは、制御可能な
1900MHzのトランシーバである。やはり、特定の
時刻において動作するこれらのトランシーバ部分の中の
1つ又は複数が、マイクロコントローラ58によって、
後に説明するように、制御インターフェース50上で実
行される制御によって、選択される。
【0055】以上から考えると、装置22が既に適応し
ているセルラ通信システム環境において動作していると
きには、マイクロコントローラ58は、単に、制御接続
50、98、98’を介して制御を実行し、その環境に
対して適切な周波数でRF部分を動作させ、また、その
環境において適応し得る適応分岐72a又は72bの一
方(すなわち、GSMプロトコル、又は、CDMA又は
TDMAの一方)を動作させる。しかし、装置22のユ
ーザがこの装置を別のセルラ通信システム環境に持って
いくと、最初にオンにしたときには、装置22は、その
動作環境と互換でない従来型のセルラ通信装置のよう
に、動作し得ないこともある。しかし、装置22におい
ては、この動作不可能な状況は、従来型のセル電話又は
他の無線通信装置の場合のように恒久的なものではな
い。その理由は、装置22は、環境をサンプリングし
て、それ自身をそのセルラ通信環境に適応させるからで
ある。
【0056】この環境のサンプリングは、マイクロコン
トローラが適応ツリー72に対する第1のプロトコルを
選択し、次に、利用可能な周波数の全体をRF部分を循
環させることによって、生じる。第2の及びそれ以後の
プロトコルは、RF部分がが利用可能な周波数の全体を
通信プロトコルと動作周波数との組み合わせに到達して
セルラ通信システムがこのシステムのダウンリンクによ
って与えられる命令を設定したことを検出するまで循環
することによって、選択される。通常は、このソーティ
ング及び選択のプロセスは、非常に迅速に生じるので、
装置が新たなセルラ通信システム環境において最初にオ
ンにされたときには、ユーザはこの装置がその環境に適
応することに気付かないほどである。ユーザがその地域
のローカルなセルラ通信サービス・システムにとって認
識可能なサービス・アカウントを有している場合には、
装置は、単純に、セルラ通信システムへのアクセスを得
ることができ、その際に、ユーザは、異なるシステム環
境について心配したり気付く必要はない。
【0057】装置22のマルチ周波数及びマルチ・プロ
トコル機能の別の効果は、複数の動作周波数帯域又は複
数のプロトコルを介して同時的なアクセスを許容するセ
ルラ通信システム環境において、認識できる。この場合
には、ユーザは、装置22を用いて、複数の他人と同時
的な会議通話を実行する、又は、データ伝送又は画像伝
送が行われているのと同時に、同時的なオーディオ通信
を実行することができる。装置22が有するこのデータ
又はグラフィクス・ファイル情報の伝送能力は、上で援
用した同時出願中の出願における開示と、本発明の別の
実施例に関する以下の説明とから、理解されよう。
【0058】次に、図6を参照すると、本発明の別の実
施例が示されている。本発明のこの実施例を説明する際
に用いる参照番号を得るには、上述した特徴に構造と機
能とにおいて同一である又は類似する特徴に関しては、
上述の参照番号に100を加えたものとした。既に述べ
たセルラ電話機能及び特徴の全体を提供することに加え
て、図6の実施例では、以下で説明するような広範囲の
通信信号を送受信することができる携帯型のパーソナル
通信装置が与えられている。図6を見ると、装置122
は、外部の物理的インターフェース142と、集積回路
チップ138と、RF部分146/148と、アンテナ
134とを含む。更に、電源(図示せず)もやはり設け
られており、装置の動作を可能にしている。しかし、こ
の場合には、チップ138(又は、チップの組)は、参
照番号200によって示されている部分(又は、チップ
の組の中の別個のチップ)を含む。好ましくは、チップ
の回路部分200は、チップ138の一部分である(す
なわち、同じ半導体材料の基板上に形成されている)の
で、以後は、部分200は、チップ138の一部分であ
るかのように扱うことにする。しかし、回路138がチ
ップの組として構成されている場合には、チップ38が
基本的な能力に関して装置において用いられる基本チッ
プであり、チップ200を付加することによって、より
進んだ能力を備えた装置が得られる。通信装置22(又
は、122)の能力追加に関するこのブロック構築アプ
ローチは、以下で論じるチップ38及び/又は138の
ためのコア・アーキテクチャを考察した後で、より完全
に理解できるはずである。
【0059】更に、オーディオ信号に加えて、ビデオ、
グラフィクス・ファイル及び様々な種類のデータ信号も
また、加入者ユニット12とベース・ステーション14
との間でデジタル信号として空中波上を双方向に送信す
ることができる。また、ビデオ、オーディオ及びデータ
に対する通信信号の発生源(ソース)は、このシステム
10内の他の移動及び静止加入者ユニット12に限定さ
れない。ベース・ステーション14は電話ネットワーク
にリンクされているので、データは、プライベートなフ
ァクシミリ・マシンや私的な又は商業的なデータベース
を含む企業のコンピュータなどのソースによって、ワイ
ヤ接続されたネットワーク上に提供され得る。オーディ
オは、アナログ電話、パーソナル・コンピュータ、更に
はラジオによっても、ワイヤ接続されたネットワーク上
に提供され得る。ビデオ及びグラフィクス・ファイル
は、直接放送衛星と超小型アパーチャ端子(VSAT)
とによって、与えられ得る。これらの接続可能性の中の
様々なものを介してのインターネット及びワールド・ワ
イド・ウェブによって、装置122のユーザにとって利
用可能な非常に多くの種類の及びタイプの通信信号源が
生じる。
【0060】従って、回路部分138は、装置122
が、現在及び将来のビデオ及びグラフィクス・イメージ
のためのフォーマットを含む広範囲の高速通信信号フォ
ーマットや高速データ通信を認識し、それ自身をそれら
に適応させることを可能にする。矢印付きの参照番号2
02によって図解されているように、回路部分200
は、信号通信接続を、マイクロコントローラ58及びD
SP60と共有する(チップ38に関する先の説明を参
照のこと)。この接続は、バス70とのインターフェー
スによるものである。また、矢印付きの参照番号204
は、制御相互接続98/98’との共有された接続を示
している。最初に示したように、回路部分200は、マ
イクロコントローラ用RAM208を備えたそれ自身の
マイクロコントローラ206と、DSP用RAM212
を備えたそれ自身のDSP210とを含む。これらの機
能は、回路38のコア・アーキテクチャにおける十分な
容量を有する単一のマイクロコントローラ及びDSPに
よって、実行され得る。しかし、図6に示された別の実
施例の説明と理解との目的で、マイクロコントローラの
機能とDSPの機能とは、それぞれ、参照番号206及
び210によって示された回路部分に存在するものと考
える。
【0061】回路部分138とのインターフェースによ
って、回路200は、装置122が送受信する通信信号
の様々なタイプ、フォーマット及びプロトコルのソーテ
ィング及び認識に参加できるようになる。装置22がそ
れを介してソーティングを行い様々なセルラ通信システ
ム環境に適応したオーディオ通信プロトコルの場合と同
様に、同地122は、以下で説明する機能を用いてソー
ティングを行い、様々なビデオ、グラフィクス、デー
タ、及び、それ以外の現在及び将来の通信標準及びフォ
ーマットを識別し復号することができる。装置122の
この自己調整によって、ユーザ及び装置122が位置す
るセルラ無線通信環境に存在し得る信号のタイプを用い
て、双方向に通信することが可能になる。
【0062】更に図6を参照すると、回路部分200
は、主にグラフィクス及びビデオ・イメージ通信信号に
対する適応分岐214aと、主に高速のデータ送信に対
する適応分岐214bとを含む。適応分岐214aに注
目すると、この分岐は、MPEG1のプロトコルに従っ
て、イメージ信号を圧縮及び解凍(圧縮解除)を行うた
めの回路部分216を含む。回路部分218は、MPE
G2のプロトコルに従ってイメージ信号を圧縮/解凍す
ることを可能にし、他方で、部分220は、MPEG4
(これは、ウェーブレットとして知られている)に従っ
て圧縮/解凍を行う。将来のプロトコル及び標準の使用
に備えるために、回路部分200は、また、RAM22
4を備えた汎用のマイクロプロセッサ部分222を含
む。このプロセッサは、将来の標準及びプロトコルに従
って、信号を、認識、圧縮及び解凍するのに用いること
ができる。プロセッサ222の動作を容易にするための
RAMのプログラミングは、装置122をプログラミン
グ用のコンピュータ・システムにハードワイヤード相互
接続することによって実現できるし、又は、未知のプロ
トコル又は標準に無線通信環境において遭遇した場合
に、自動的に、あるいは、ユーザ自身がPPCDを用い
てそのプロトコル又は標準をシステムからダウンロード
することを要求し、ユーザが、無線通信リンク上をプロ
グラミングを受け取ることによって、実現され得る。
【0063】次に、適応分岐214bについて考察する
と、この分岐には、様々なデータ通信プロトコル及び標
準に応答する回路部分が与えられている。回路部分22
6は、無線通信システムのデータ伝送プロトコルにおい
て、圧縮及び解凍、又は、符号化及び復号化を行う。同
様にして、回路部分228、230、232は、ファイ
バ・チャネル、シリアル・リンク(すなわち、QAM、
QPSK)及びファイアワイヤ・プロトコル又は標準に
おいて、それぞれ、圧縮及び解凍、又は、符号化及び復
号化を行う。
【0064】以上を鑑みると、装置122は、上述のも
のと同じ周波数及びプロトコル又は標準ソーティング法
を用いて、現在存在する及び将来存在し得る無線通信環
境において利用可能な様々なプロトコル及び標準通信を
識別することができることが分かる。PPCD122の
ユーザは、世界中を仮想的に移動することができ、他方
で、ただ1つの装置を用いることにより、様々な地理的
なエリアに存在する際に無線通信環境にアクセスするこ
とができる。すなわち、世界中で無線通信システムにア
クセスするためには多数のセルラ電話や多数のPPCD
を購入しなければならないという現時点での要請は、本
発明によれば、なくなる。
【0065】次には、図7を参照すると、回路38及び
138のコアの回路部分234が示されている。本発明
のこの部分を説明する際に用いる参照番号を得るには、
既に述べた特徴と同一である又は類似する特徴には、同
じ参照番号を用いるが、先に用いた図面や説明からの参
照番号との重複による混乱を回避するために必要な場合
には、300を加えてある。図6において用いた参照番
号は、そのように増加させることはしていない。図7か
ら分かることであるが、コアの回路部分234は、外部
の物理的インターフェース装置342へのインターフェ
ース340を含む。この場合には、インターフェース装
置340は、スピーカ326及びマイクロホン328と
に対するアナログ信号とコアの回路部分234のデジタ
ル信号処理手段との間の変換を行うADC、DAC装置
340aを含む。更に、既に述べた実施例のように2以
上の往復の適応分岐(72a、72b)を有する代わり
に、コアの回路部分234は、一方向の信号受信適応分
岐372Rxと、一方向の信号送信適応分岐372Tx
とを含む。これらの適応分岐のそれぞれにおける信号移
動の方向は、付随する矢印によって示されている。
【0066】分岐372は、マイクロコントローラ35
8及びDSP360(説明されるそれ以外の回路部分と
共に)の制御と介入とによって、変更して、回路部分3
8、138、200に関して上述した複数の往復適応分
岐の様々な機能のすべてを実行させることができる。R
Fインターフェース344では、コアの回路部分234
は、RF部分からのアナログ信号をデジタル信号に変換
しコアの回路部分234からRF部分にアナログ信号を
提供するベースバンドAD/DAコンバータ236を含
む。受信適応分岐372Rxについて考察すると、これ
は、通信信号を、それぞれ、暗号解除及びデインターリ
ーブ回路部分238及び240に与えるビタビ(Viterb
i)イコライザ376を含むことが分かる。デインター
リーブされ受信された通信信号は、ビタビ・デコーダ2
42に与えられ、更に、スピーチ・デコーダ244に与
えられる。物理的なインターフェース340aは、次
に、アナログ・スピーチ信号を、デコーダ246によっ
て与えられた復号化されたデジタル・スピーチ信号に基
づいて、スピーカ326に与える。
【0067】分岐372Tx上では、コアの回路部分2
34は、キーパッド30やそれ以外の入力などの外部の
物理的インターフェース装置からの信号を、ファックス
/モデム248に与えるインターフェース・ドライバ2
46を含む。データ・コデック(data codec)250
が、チャネル・コーダ(エンコーダ)252の中へのイ
ンターフェースを与える。それぞれがインターリーブ及
び暗号化を行うチャネル・コーダのダウンストリーム
(すなわち、付随する矢印によって指示されるように、
分岐372Txにおける信号の移動方向で)と回路部分
254及び256とは、既に行った図3に関する説明か
ら明らかであろう。マイクロホン328とADC/DA
C340aのADC部分から送信機インターフェース
(すなわち、344における)に至る接続を完成させる
ために、スピーチ・セグメンタ258とスピーチ・コー
ダ260とが、与えられる。
【0068】図7を参照すると、コアの回路部分234
は、マイクロコントローラ358とDSP360とを含
むが、これらは、それぞれが、コントローラ58、20
6の容量において、そして、DSP60及び262のよ
うに、機能する。DSP360には、ビタビ加速器(ac
celerator)262が付随する。更に、内部メモリ26
4は、上述のメモリ58、60、208、212の機能
を充足する。メモリ管理及び解凍回路部分266が、こ
のメモリ機能を達成することを助ける。制御インターフ
ェース50(図7では、参照番号350によって示され
る)によって先に示されたRF部分制御を達成するため
に、コア回路部分234は、RFコントローラ268を
含むが、これは、RF部分(例えば、48a−d)に供
給される電力への中断(割り込み)を制御し、RF部分
とセルラ通信システムとの間の周波数、電力、同期を制
御する(アップリンク及びダウンリンク周波数を用いて
ベース・ステーションと加入者ユニットとの間の通信を
容易にすることに関する上述の説明を参照のこと)のに
有効である。この説明を完全にするためには、コア回路
部分234は、SIMMインターフェース回路270と
ディスプレイ及びキーボード・ドライバ272とを含む
ことを指摘しておかなければならない。電力及びクロッ
ク管理は、コア回路部分と、コア部分234を含むチッ
プ又はチップ・セットの付随する回路部分とに対して、
電力及び時間管理機能を提供する。
【0069】図3から図6の実施例と図7の実施例との
間の構成に関するブロック構築原理の以上の説明から、
図7に示されているコア回路部分234は、図3から図
6の説明の内容における上述の教示を用いることによっ
て、適応無線通信装置がその上に構築されている基礎的
構造を与えている。コア回路部分234は、その装置計
数(カウント)及び基板面積要件に関して非常に有効で
あり、従って、シングル・チップ製品(最も望ましい)
又は経済的な製造コストを有するチップ・セット製品の
形成を容易にする。
【0070】以上で、本発明を、その特定の好適な実施
例を参照して示し説明してきたが、この参照は、本発明
を制限する意図によるものでは全くなく、また、そのよ
うな制限は全く考慮されていない。本発明の修正や改変
は、この技術分野の当業者には、明らかであろう。例え
ば、本発明を自動車通信及びナビゲーション・システム
の一部として実現し得ることは明らかである。現在で
は、自動車セルラ電話は、広く知られている。また、地
球規模で同期のとれた衛星からのタイミングのとれた無
線信号放送を用いることにより自動車の運転者に位置的
及び地図上の情報を提供する自動車ナビゲーション・シ
ステムも知られている。この出願の開示による共有され
た素子及び手段を用いた統合型の通信及びナビゲーショ
ン・システムを提供することは、通常の技術的範囲に属
する。従って、本発明は、冒頭の特許請求の範囲に記載
された技術的思想と技術範囲とによってのみ画定され
る。その際に、構造及び機能に関する均等の範囲も完全
に考慮されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的なセルラ電話無線通信システムの概略的
な図解である。
【図2】セルラ電話の形態を有する本発明の1つの実施
例の図解である。
【図3】本発明を実現する無線通信装置の一部分の概略
的な機能ブロック図である。
【図4】本発明の別の実施例の概略的な機能ブロック図
である。
【図5】本発明の別の実施例の概略的な機能ブロック図
である。
【図6】本発明の更に別の実施例の概略的な機能ブロッ
ク図である。
【図7】本発明を実現するのに用いられるシングル・チ
ップ又はチップ・セットのコア回路部分のためのアーキ
テクチャの概略的な機能ブロック図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ダーン アメリカ合衆国カリフォルニア州95070, サラトガ,アロハ 14725 (72)発明者 サンディープ・ジャギ アメリカ合衆国カリフォルニア州95124, サンノゼ,ウィントン・ウェイ 4089

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作周波数帯域を有するセルラ電話通信
    システムにおける往復音声通信を可能にする無線通信装
    置であって、 この装置のオペレータが音声通信を入力し前記セルラ電
    話通信システムからの音声通信を聞くことをそれぞれ可
    能にするオペレータ音声入力手段及びオーディオ出力手
    段と、 前記セルラ電話通信システムにおいて前記往復音声通信
    を搬送するRF信号を送受信するRF(無線周波数)ト
    ランシーバ部分であって、第1の動作周波数帯域を有す
    る第1のRFトランシーバ部と、前記第1の動作周波数
    帯域とは異なる第2の動作周波数帯域を有する第2のR
    Fトランシーバ部と、を有しており、前記第1及び第2
    の動作周波数帯域の一方は、前記セルラ電話通信システ
    ムの前記動作周波数帯域と互換である、RFトランシー
    バ部分と、 前記RFトランシーバ部分とインターフェースするマイ
    クロコントローラであって、前記第1及び第2のRFト
    ランシーバ部の一方の付勢に応答して、前記セルラ電話
    通信システムからいつ信号が受信されるかを検出し、そ
    れにより、前記一方のトランシーバ部の付勢をそれ以後
    維持して、この無線通信装置を前記セルラ電話通信シス
    テムにおける音声通信に適応させる、マイクロコントロ
    ーラと、 を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信装置において、 前記セルラ電話通信システムは、特定のプロトコルにお
    いて通信を提供し、 更に、この装置は、前記RFトランシーバ部分と前記オ
    ペレータ音声入力手段及びオーディオ出力手段との間で
    この装置において通信信号を運ぶ適応ツリー型回路を含
    み、この適応ツリー型回路は、少なくとも2つの適応分
    岐を含み、第1の分岐は、第1のプロトコルの通信信号
    を処理するように構成され、第2の分岐は、第2のプロ
    トコルの通信信号を処理するように構成されており、 前記マイクロコントローラは、前記適応分岐とインター
    フェースし、いつ、通信信号が前記セルラ電話通信シス
    テムから受信され前記適応分岐の一方の付勢に応答し前
    記第1及び第2のプロトコルの一方に従って処理される
    かを検出し、それにより、前記一方の適応分岐の付勢を
    それ以後維持して、この無線通信装置を前記セルラ電話
    通信システムにおける音声通信に適応させることを特徴
    とする無線通信装置。
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