JP4019682B2 - 情報端末装置及びそれに用いる通信方法並びにそのプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報端末装置及びそれに用いる通信方法並びにそのプログラムに関し、特に無線や有線にて通信網に接続される携帯電話端末や電話端末等を含む情報端末装置への各種サービスの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話端末等を含む電話端末においては、未フック時や通話時の音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、三者通話サービス等の各種サービスが提供されている。
【0003】
ここで、割込み通話サービスとは、通話中に第三者から着信した場合に、それまでの通話相手との間を一時保留状態とし、第三者との通話に切替えるサービスである。三者通話とは通話中に新たに別の人を呼び出して三人での通話を可能とするサービスである。
【0004】
上記の各種サービスは、例えば、図7に示すような場合、移動局D1と移動局D2との通話中に間で新たに移動局D3を呼び出して、移動局D1〜D3で三者通話サービスを行う際に、移動局D1から基地局C1、基地局制御局B1、交換機A、基地局制御局B3、基地局C3、移動局D3という経路を通って、移動局D1と移動局D3との間の呼接続が行われる。
【0005】
この場合、移動局D1が三者通話サービスを契約していれば、交換機Aは移動局D1に移動局D2,D3の音声を、移動局D2に移動局D1,D3の音声を、移動局D3に移動局D1,D2の音声をそれぞれ送るように処理を行うので、移動局D1〜D3での相互の通話が行われる。尚、音声伝言・録音サービスや割込み通話サービスについても、移動局D1〜D3がそれらのサービスを契約していれば、交換機Aによる処理でそれらのサービスが提供される。
【0006】
これに対し、PHS(Personal Handyphone System)における割込み通話サービス等を、交換機での処理を行うことなく、実現する方法が特開平11−252253号公報や特開2000−165520号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の電話端末では、音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、三者通話サービス等の各種サービスの提供がネットワーク側の回線交換によって実現されているので、ネットワーク構成が複雑になるとともに、ネットワーク側の回線交換処理に負荷がかかってしまう。
【0008】
また、電話端末側では上記の各種サービスを利用するに際して、利用するサービスの設定を通信キャリアに対して依頼する必要があり、サービス毎に月額使用料等を支払わなければならない。
【0009】
一方、上記公報記載の技術では、交換機での処理を行うことなく、PHSにおける割込み通話サービスを実現しているが、これはPHSが1台の移動端末から複数の無線基地局にアクセス可能であるという特徴を利用したものであり、割込み通話サービスにて一方の呼を保留にして他方の呼と接続すると、1台の移動端末で2回線が占有されてしまうこととなる。
【0010】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、占有回線を増やすことなく、サービス実施時の呼接続プロセスの簡略化や回線交換における負荷の軽減を図ることができ、通信キャリアに対する利用サービスの設定依頼やサービス毎の月額使用料等の支払いを不要とすることができる情報端末装置及びそれに用いる通信方法並びにそのプログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による情報端末装置は、一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置であって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行する手段と、他の端末との通話中に別の端末との通話を行う割込み通話サービスを実行する手段とを備え、
前記伝言・記録サービス及び前記割込み通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0012】
本発明による他の情報端末装置は、上記の構成のほかに、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行する手段を具備し、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者通話サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0013】
本発明による別の情報端末装置は、一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置であって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行する手段と、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行する手段とを備え、
前記伝言・記録サービス及び前記複数者通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0014】
本発明による通信方法は、一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置に用いる通信方法であって、
前記情報端末装置が、未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行するステップと、他の端末との通話中に別の端末との通話を行う割込み通話サービスを実行するステップとを実行し、
前記伝言・記録サービス及び前記割込み通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0015】
本発明による他の通信方法は、前記情報端末装置が、上記のステップのほかに、複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行するステップを実行し、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者通話サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0016】
本発明による別の通信方法は、一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置に用いる通信方法であって、
前記情報端末装置が、未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行するステップと、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行するステップとを実行し、
前記伝言・記録サービス及び前記複数者通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0017】
本発明によるプログラムは、一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言の記録を自在とする伝言・記録サービスを実行する処理と、他の端末との通話中に別の端末との通話を自在とする割込み通話サービスを実行する処理とを含み、
前記伝言・記録サービス及び前記割込み通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0018】
本発明による他のプログラムは、上記の処理のほかに、複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行する処理を含み、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者通話サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0019】
本発明による別のプログラムは、一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行する処理と、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行する処理とを含み、
前記伝言・記録サービス及び前記複数者通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能としている。
【0020】
すなわち、本発明の情報端末装置は、一つの端末で複数回線の通信を行うことができるマルチコール機能等の多重通信を可能とする通信システムにおいて、ネットワーク側の設備に頼ることなく、未フック時または通話中の音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、複数者通話サービス等の各種サービスを端末だけで、しかも占有回線を増やすことなく、実現可能としている。この場合、交換機や基地局では同じ端末への重複する発呼をビジーとすることなく、そのまま端末に送るように構成するだけでよい。
【0021】
これによって、ユーザがこれらの各種サービスの設定を通信キャリアに対して依頼する必要がなくなり、例えば各種サービス各々にそれぞれ付随する月額使用料等の支払いが不要となる。
【0022】
また、各種サービス各々の切替えや組合せを端末側で任意に設定可能となるので、端末の付加価値が高まるとともに、これらの機能をネットワーク側から端末側に移動することによって、サービス実施時の呼接続プロセスを簡略化し、ユーザの要求による設定変更等の煩雑な処理がなくなることから、ネットワーク構築・保守のコストパフォーマンスも高くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による情報端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による情報端末装置は受信・復調・デコーダ部11と、音声ミキサ部12〜14と、レシーバ(スピーカ)15と、録音部16,17と、分配器18と、マイク19と、音声発生器20,21と、送信・変調・コーダ部22と、制御部23と、記録媒体24と、スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40とから構成されている。
【0024】
本発明の実施の形態による情報端末装置は、一つの端末で複数回線の通信を行うことができるマルチコール機能等の多重通信を可能とする通信システムに用いられている。
【0025】
ここで、多重通信としては有線回線か、無線回線かにかかわらず、端末に対する1つの回線で複数回線分の通信が可能であればよく、PHS(Personal Handyphone System)、TDMA(Time Division Multiple Access)方式、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、W−CDMA(Wideband−CDMA)方式等が使用可能である。
【0026】
この場合、複数回線分の通信としては「音声+音声」、「音声+データ」、「データ+データ」等が考えられる。例えば、CDMA方式では「AMR(Advanced Multi−Rate)+AMR」、「AMR+UDI(Unrestricted Digital:非制限ディジタル)」、「UDI+UDI」等が考えられる。ここで、AMRは3GPP(3rd GenerationPartnership Projects) TSG−SAで規格化された音声符号化方式である。
【0027】
本発明の実施の形態による情報端末装置は、上記の多重通信に用いられることで、通信キャリアがネットワーク側に未フック時または通話中の音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、複数者通話サービス等の各種サービスを設定することなく、これら各種サービスを端末側にユーザが任意に設定することができる。この場合、交換機や基地局では同じ端末への重複する発呼をビジーとすることなく、そのまま端末に送るように構成するだけでよい。
【0028】
尚、図1においては本発明の実施の形態による2呼可能な通信システムに用いられる端末を示しており、端末側の構成を拡張することによって、3呼以上の複数呼を利用したサービスも提供可能となっている。
【0029】
本発明の実施の形態による情報端末装置の構成は、図示せぬ従来の構成に、3個の音声ミキサ部12〜14と、2個の録音部16,17と、2個の音声発生器20,21と、1個の分配器18と、10個のスィッチ(SW#1〜SW#10)31〜40とを追加した構成となっている。
【0030】
また、本発明の実施の形態による情報端末装置は多重通信に対応しているため、受信・復調・デコーダ部11は有線または無線の通信網からの受信信号をデコードして2つの音声信号(#1,#2)を出力する。さらに、送信・変調・コーダ部22は2つの音声信号(#4,#5)をコーディングして有線または無線の通信網へと送信する。
【0031】
制御部23は記録媒体24からのプログラムを実行することで、上記の各部を制御するとともに、本発明の実施の形態による情報端末装置への他者からの着信状態や他者との通話・切断状態等を受信・復調・デコーダ部11からの信号によって判断し、他者への発呼や留守番伝言録音案内メッセージの送信状態等を送信・変調・コーダ部22からの信号によって判断し、それらの判断結果に応じて音声ミキサ部12〜14、レシーバ15、録音部16,17、分配器18、音声発生器20,21、スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40をそれぞれ制御する。
【0032】
尚、制御部23から音声ミキサ部12〜14、レシーバ15、録音部16,17、分配器18、音声発生器20,21、スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40への制御線は省略している。
【0033】
「2者通話」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#5)35とをONとするか、もしくはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とをONとし、呼が1個張られた状態での1対1の音声通話を可能にする。「2者通話」の状態は呼が1個張られ、1対1の通話状態である。
【0034】
「3者通話」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#6)36とスイッチ(SW#7)37とスイッチ(SW#8)38とをONとし、音声信号#1,#2がそれぞれスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とを介して音声ミキサ部12で合成され、その合成音声がレシーバ15からユーザに聞こえるようにする。「3者通話」の状態は呼が2個張られ、3者が同時に通話している状態である。
【0035】
また、制御部23はユーザの音声信号#3がマイク19から分配器18とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#6)36とを介してそれぞれ音声ミキサ部13,14に入力されるようにする。さらに、制御部23は音声信号#1がスイッチ(SW#8)38を介して音声ミキサ部14にて音声信号#3と合成され、音声信号#2との呼に送られるようにする。
【0036】
さらにまた、制御部23は音声信号#2がスイッチ(SW#7)37を介して音声ミキサ部13にて音声信号#3と合成され、音声信号#1との呼に送られるようにする。これによって、ユーザは通話している2者双方の音声を同時に聞くことができ、通話している2者もそれぞれ、ユーザ及び他者の音声を同時に聞くことができるようになる。
【0037】
「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合には呼が1個張られた状態であり、制御部23はスイッチ(SW#9)39とスイッチ(SW#10)40とをONとし、音声発生器20または音声発生器21から留守番伝言録音案内メッセージを発生し、音声信号#4または音声信号#5として着信してきた者に送られるようにする。「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態は着信してきた1者に対して「ただいま電話に出られません。ピーという音の後に伝言をお願いします。ピー」等の留守番伝言録音案内メッセージを流している状態である。
【0038】
「1者留守番伝言録音」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#3)33またはスイッチ(SW#4)34をONとし、音声信号#1または音声信号#2が録音部16または録音部17に入力されて録音されるようにする。「1者留守番伝言録音」の状態は1者がユーザの端末に留守番伝言録音として音声を録音している状態である。
【0039】
「1者留守録中、他者に留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#4)34とスイッチ(SW#9)39とをONとするか、またはスイッチ(SW#3)33とスイッチ(SW#10)40とをONとし、1個の呼にて留守番伝言をスイッチ(SW#3)33またはスイッチ(SW#4)34を介して録音部16または録音部17にて録音し、もう1方の呼にて音声発生器20または音声発生器21からスイッチ(SW#10)40またはスイッチ(SW#9)39を介して留守番伝言録音案内メッセージを通信相手に送るようにする。「1者留守録中、他者に留守番伝言録音案内メッセージ」の状態は呼が2個張られ、1者が留守番伝言を録音し、もう1者が留守番伝言録音案内メッセージを聞いている状態である。
【0040】
「2者同時、留守番伝言録音」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#3)33及びスイッチ(SW#4)34の両方をONとし、音声信号#1,#2がそれぞれスイッチ(SW#3)33及びスイッチ(SW#4)34を介して録音部16,17にて録音されるようにする。「2者同時、留守番伝言録音」の状態は呼が2個張られ、2人同時に別々に留守番伝言を録音している状態である。
【0041】
「2者通話、第3者から呼び出し音」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#5)35とをONとするか、またはスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とをONとする。「2者通話、第3者から呼び出し音」の状態は呼が2個張られ、1個の呼が2者通話状態であり、もう1個の呼が第3者から呼び出されている状態である。
【0042】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ15からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク19から分配器18と、スイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36とを介して通話相手に送られる。
【0043】
この時、通話状態の呼の音声が音声信号#1であれば、呼び出し音は音声信号#2であり、スイッチ(SW#2)32を介して音声ミキサ部12で音声信号#1と合成されてレシーバ15からユーザに伝わる。
【0044】
通話状態の呼の音声が音声信号#2であれば、呼び出し音は音声信号#1であり、スイッチ(SW#1)31を介して音声ミキサ部12で音声信号#2と合成されてレシーバ15からユーザに伝わる。
【0045】
「2者通話、第3者は保留音」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#10)40とをONとするか、またはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とスイッチ(SW#9)39とをONとする。「2者通話、第3者は保留音」の状態は1つの呼が2者通話状態であり、もう1つの呼の通信相手に保留音が流れている状態である。
【0046】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ15からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク19からスイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36を介して通話相手に送られる。また、保留中の呼は音声発生器20または音声発生器21からスイッチ(SW#9)39またはスイッチ(SW#10)10を介して通話していない方の呼に音声信号#4または音声信号#5として保留音が送られる。
【0047】
「2者通話中に、第3者留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#10)40とをONとするか、またはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とスイッチ(SW#9)39とをONとする。「2者通話中、第3者留守番伝言録音案内メッセージ」の状態は1つの呼が2者通話状態であり、もう一方の呼に、例えば「ただいま通話中です。よろしければピーという音の後に伝言をお願いします。ピー」のような留守番伝言録音案内メッセージが流れている状態である。
【0048】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ15からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク19から分配器18と、スイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36とを介して通話相手に送られる。
【0049】
また、保留中の呼は音声発生器20または音声発生器21からスイッチ(SW#9)39またはスイッチ(SW#10)40を介して通話していない方の呼に音声信号#4または音声信号#5として留守番伝言録音案内メッセージが送られる。
【0050】
「2者通話中に、第3者留守番伝言録音」の状態の場合、制御部23はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#4)34とスイッチ(SW#5)35とをONとするか、またはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#3)33とスイッチ(SW#6)36とをONとする。「2者通話中に、第3者留守番伝言録音」の状態は1つの呼が2者通話状態であり、もう一方の呼の第3者が留守番伝言を録音している状態である。
【0051】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ15からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク19から分配器18と、スイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36とを介して通話相手に送られる。
【0052】
また、留守番伝言録音音声は、通話状態の相手方からの音声信号がスイッチ(SW#1)31を介しているならばスイッチ(SW#4)34を介して録音部17へ、通話状態の相手方からの音声信号がスイッチ(SW#2)32を介しているならばスイッチ(SW#3)33を介してそれぞれ録音部16に録音される。
【0053】
このように、多重通信可能な通信システムにおいて、上述した情報端末装置を用いることによって、通話中の音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、複数者通話サービス等の各種サービスをネットワーク側の設備に頼ることなく、端末だけで実現することができる。
【0054】
これによって、ユーザがこれらの各種サービスの設定を通信キャリアに対して依頼する必要がなくなり、例えば各種サービス各々にそれぞれ付随する月額使用料等を支払う必要がなくなる。
【0055】
また、各種サービスの切替えや組合せを端末側で任意に設定することができるようになるので、端末の付加価値が高まるとともに、これらの機能をネットワーク側から端末側に移動することによって、各種サービス実施時の呼接続プロセスを簡略化し、ユーザの要求による設定変更等の煩雑な処理がなくなることから、ネットワーク構築・保守のコストパフォーマンスも高くなる。
【0056】
したがって、本発明の実施の形態では各種サービス実施時の呼接続プロセスの簡略化や回線交換における負荷の軽減を図ることができ、通信キャリアに対する利用サービスの設定依頼や各種サービス毎の月額使用料等の支払いを不要とすることができる。
【0057】
さらに、携帯電話端末にこれらの機能が追加されることによって、端末の付加価値が上がるとともに、ユーザのCS(Customer Satisfaction:消費者満足)に大きく貢献することもできる。
【0058】
図2は本発明の一実施例による携帯電話端末の構成を示すブロック図である。図2において、本発明の一実施例による携帯電話端末はアンテナ41と、アンテナ共用器42と、受信・復調・デコーダ部43と、音声ミキサ部44〜46と、レシーバ(スピーカ)47と、録音部48,49と、分配器50と、マイク51と、音声発生器52,53と、送信・変調・コーダ部54と、制御部55と、記録媒体56と、スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40とから構成されている。
【0059】
本発明の一実施例による携帯電話端末は、一つの端末で複数回線の通信を行うことができるマルチコールを可能とする通信システムに用いられ、通信キャリアがネットワーク側に設定することなく、未フック時または通話中の音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、複数者通話サービス等の各種サービスを端末側にユーザが任意に設定することができる。
【0060】
尚、図2においては本発明の一実施例による2呼可能な通信システムに用いられる端末を示しており、端末側の構成を拡張することによって、3呼以上の複数呼を利用したサービスも提供可能となっている。
【0061】
本実施例による携帯電話端末の構成は、図示せぬ従来の構成に、3個の音声ミキサ部44〜46と、2個の録音部48,49と、2個の音声発生器52,53と、1個の分配器50と、10個のスィッチ(SW#1〜SW#10)31〜40とを追加した構成となっている。
【0062】
また、本実施例による携帯電話端末はマルチコールに対応しているため、受信・復調・デコーダ部43からは2つの音声信号(#1,#2)が出力される。さらに、送信・変調・コーダ部54は2つの音声信号(#4,#5)を高周波信号に変換してアンテナ共用器42へと送るような構成になっている。
【0063】
制御部55は記録媒体56に格納されたプログラムを実行することで、上記の各部を制御するとともに、本実施例による携帯電話端末への他者からの着信状態や他者との通話・切断状態等を受信・復調・デコーダ部43からの信号によって判断し、他者への発呼や留守番伝言録音案内メッセージの送信状態等を送信・変調・コーダ部54からの信号によって判断し、それらの判断結果に応じて音声ミキサ部44〜46、レシーバ47、録音部48,49、分配器50、音声発生器52,53、スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40をそれぞれ制御する。
【0064】
尚、制御部55から音声ミキサ部44〜46、レシーバ47、録音部48,49、分配器50、音声発生器52,53、スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40への制御線は省略している。
【0065】
図3〜図5は本発明の一実施例による携帯電話端末の動作を示すフローチャートであり、図6は図1の各スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40の状態毎の接続状態を示す図である。これら図2〜図6を参照して本実施例による携帯電話端末の動作について説明する。ここで、図3〜図5に示す処理は制御部55が記録媒体56に格納されたプログラムを実行することで実現される。
【0066】
また、本実施例による携帯電話端末に対しては未フック時の音声伝言・録音サービスのON/OFF、割込み通話サービスのON/OFF等の設定が可能となっている。
【0067】
さらに、図6においては、「2者通話」、「留守番伝言録音案内メッセージ」、「1者留守番伝言録音」、「1者留守番伝言録音中、他者に留守番伝言録音案内メッセージ」、「2者通話中、第3者から呼び出し音」、「2者通話中、他者に保留音」、「2者通話中、第3者に留守番伝言録音案内メッセージ」、「2者通話中、他者の留守番伝言録音」の各状態に対応して上下2段あるが、状態が遷移してくる前のスィッチの状態に応じてどちらかの形態をとる。
【0068】
まず、携帯電話端末が待受けしている状態である「待受け」の状態の場合、制御部55は各スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40を全てOFFとする。携帯電話端末では着信があった場合(図3ステップS1)、その設定が留守番伝言設定であれば(図3ステップS2)、「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態となる(図3ステップS5)。
【0069】
また、携帯電話端末では留守番伝言設定でなければ(図3ステップS2)、着信呼び出し(「着信中」)の状態となる(図3ステップS3)。これに対し、携帯電話端末ではユーザが発呼した場合(図4ステップS13)、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0070】
携帯電話端末では着信があったので、ユーザを呼び出している状態である「着信呼び出し」の状態の場合(図3ステップS3)、一般に、着信メロディが流れたり、振動デバイス(図示せず)によって振動しているような状態となる。
【0071】
この状態で、ユーザに電話をかけて来た者が通話を切った場合(図3ステップS4)には「待受け」の状態となり、ユーザが受話した時(図3ステップS4)には「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。この「着信呼び出し」の状態でも、制御部55は各スイッチ(SW#1〜SW#10)31〜40を全てOFFとする。
【0072】
携帯電話端末では呼が1個張られ、1対1の通話状態である「2者通話」の状態の場合(図4ステップS14)、ユーザがさらに発呼すると(図4ステップS15)、「3者通話」の状態となる(図5ステップS25)。
【0073】
また、携帯電話端末ではさらに着呼すると(図4ステップS15)、その設定が割込み通話設定になっていれば(図4ステップS16)、「2者通話、第3者から呼び出し音」の状態となる(図4ステップS17)。
【0074】
さらに、携帯電話端末では割込み通話設定でなく(図4ステップS16)、留守番伝言設定であれば(図4ステップS20)、「2者通話中、第3者に留守番伝言録音案内メッセージ」の状態となる(図4ステップS21)。さらにまた、携帯電話端末では留守番伝言設定でもなければ(図4ステップS20)、呼をもう1個張ることなく、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0075】
この「2者通話」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#5)35とをONとするか、もしくはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とをONとし、呼が1個張られた状態での1対1の音声通話を可能にする。
【0076】
携帯電話端末では呼が2個張られ、3者が同時に通話している状態である「3者通話」の状態の場合(図5ステップS25)、ユーザが終話すると(図5ステップS26)、2個の呼が両方切断され、「待受け」の状態に戻る。また、携帯電話端末では通話しているユーザ以外のいずれかが終話すると(図5ステップS26)、呼が1個となり、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0077】
この「3者通話」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#6)36とスイッチ(SW#7)37とスイッチ(SW#8)38とをONとし、音声信号#1,#2がそれぞれスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とを介して音声ミキサ部44で合成され、その合成音声がレシーバ47からユーザに聞こえるようにする。
【0078】
また、制御部55はユーザの音声信号#3がマイク51から分配器50とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#6)36とを介してそれぞれ音声ミキサ部45,46に入力されるようにする。さらに、制御部55は音声信号#1がスイッチ(SW#8)38を介して音声ミキサ部46にて音声信号#3と合成され、音声信号#2との呼に送られるようにする。
【0079】
さらにまた、制御部55は音声信号#2がスイッチ(SW#7)37を介して音声ミキサ部45にて音声信号#3と合成され、音声信号#1との呼に送られるようにする。これによって、ユーザは通話している2者双方の音声を同時に聞くことができ、通話している2者もそれぞれ、ユーザ及び他者の音声を同時に聞くことができるようになる。
【0080】
携帯電話端末では着信してきた1者に対して「ただいま電話に出られません。ピーという音の後に伝言をお願いします。ピー」等の留守番伝言録音案内メッセージを流している状態である「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合(図3ステップS5)、メッセージ中にユーザが受話すると(図3ステップS6)、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0081】
また、携帯電話端末では留守番伝言録音案内メッセージが終了すると(図3ステップS6)、「1者留守番伝言録音」の状態に移行する(図3ステップS7)。さらに、携帯電話端末ではユーザもしくは着信してきた者が終話すると(図3ステップS6)、「待受け」の状態となる。
【0082】
この「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合には呼が1個張られた状態であり、制御部55はスイッチ(SW#9)39とスイッチ(SW#10)40とをONとし、音声発生器52または音声発生器53から留守番伝言録音案内メッセージを発生し、音声信号#4または音声信号#5として着信してきた者に送られるようにする。
【0083】
携帯電話端末では1者がユーザの端末に留守番伝言録音として音声を録音している状態である「1者留守番伝言録音」の状態の場合(図3ステップS7)、ユーザが他者に発信すると(図3ステップS8)、もう一つ呼が張られ、「2者通話中に、第3者留守番伝言録音」の状態となる(図4ステップS23)。
【0084】
携帯電話端末では受話すると(図3ステップS8)、「2者通話」の状態に移行する(図4ステップS14)。また、携帯電話端末ではこの状態で着信があると(図3ステップS8)、「1者留守番伝言録音中、他者に留守番伝言録音案内メッセージ」の状態となる(図3ステップS9)。さらに、携帯電話端末ではユーザもしくは留守番伝言を録音している者が終話すると(図3ステップS8)、「待受け」の状態となる。
【0085】
この「1者留守番伝言録音」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#3)33またはスイッチ(SW#4)34をONとし、音声信号#1または音声信号#2が録音部48または録音部49に入力されて録音されるようにする。
【0086】
携帯電話端末では呼が2個張られ、1者が留守番伝言を録音し、もう1者が留守番伝言録音案内メッセージを聞いている状態である「1者留守番伝言録音中、他者に留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合(図3ステップS9)、ユーザが留守番伝言を録音中の呼か、留守番伝言録音案内メッセージを流している呼のいずれかを受話すると(図3ステップS10)、「2者通話中、第3者の留守番伝言録音」の状態となる(図4ステップS23)。
【0087】
また、携帯電話端末では留守番伝言録音中の者が終話すると(図3ステップS10)、「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態となる(図3ステップS5)。携帯電話端末では留守番伝言録音案内メッセージが終了すると(図3ステップS10)、「2者同時、留守番伝言録音」の状態になる(図3ステップS11)。
【0088】
さらに、携帯電話端末では留守番伝言録音案内メッセージを流している呼が終話すると(図3ステップS10)、「1者留守番伝言録音」の状態となる(図3ステップS7)。
【0089】
この「1者留守録中、他者に留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#4)34とスイッチ(SW#9)39とをONとするか、またはスイッチ(SW#3)33とスイッチ(SW#10)40とをONとし、1個の呼にて留守番伝言をスイッチ(SW#3)33またはスイッチ(SW#4)34を介して録音部48または録音部49にて録音し、もう1方の呼にて音声発生器52または音声発生器53からスイッチ(SW#10)40またはスイッチ(SW#9)39を介して留守番伝言録音案内メッセージを通信相手に送るようにする。
【0090】
携帯電話端末では呼が2個張られ、2人同時に別々に留守番伝言を録音している状態である「2者同時、留守番伝言録音」の状態の場合(図3ステップS11)、ユーザがいずれかの呼を受話すると(図3ステップS12)、「2者通話中、第3者の留守番伝言録音」の状態に移行する(図4ステップS23)。また、携帯電話端末ではいずれかの呼が終話すると(図3ステップS12)、「1者留守番伝言録音」の状態となる(図3ステップS7)。
【0091】
この「2者同時、留守番伝言録音」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#3)33及びスイッチ(SW#4)34の両方をONとし、音声信号#1,#2がそれぞれスイッチ(SW#3)33及びスイッチ(SW#4)34を介して録音部48,49にて録音されるようにする。
【0092】
携帯電話端末では呼が2個張られ、1個の呼が2者通話状態であり、もう1個の呼が第3者から呼び出されている状態である「2者通話、第3者から呼び出し音」の状態の場合(図4ステップS17)、ユーザもしくは2者通話の通信相手が終話するか、または呼び出している第3者が終話すると(図4ステップS18)、通話状態の呼が1つになり、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0093】
また、携帯電話端末では第3者を受話すると(図4ステップS18)、この状態においてユーザが通話していた相手に保留音を流し、第3者と通話状態となり、「2者通話、第3者は保留音」の状態となる(図4ステップS19)。
【0094】
この「2者通話、第3者から呼び出し音」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#5)35とをONとするか、またはスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とをONとする。
【0095】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ47からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク51から分配器50と、スイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36とを介して通話相手に送られる。
【0096】
この時、通話状態の呼の音声が音声信号#1であれば、呼び出し音は音声信号#2であり、スイッチ(SW#2)32を介して音声ミキサ部44で音声信号#1と合成されてレシーバ47からユーザに伝わる。
【0097】
通話状態の呼の音声が音声信号#2であれば、呼び出し音は音声信号#1であり、スイッチ(SW#1)31を介して音声ミキサ部44で音声信号#2と合成されてレシーバ47からユーザに伝わる。
【0098】
携帯電話端末では1つの呼が2者通話状態であり、もう1つの呼の通信相手に保留音が流れている状態である「2者通話、第3者は保留音」の状態の場合(図4ステップS19)、2者通話が終話された時に保留している相手とユーザとが通話状態となり、保留している相手が終話された時に2者通話が継続されるので、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0099】
この「2者通話、第3者は保留音」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#10)40とをONとするか、またはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とスイッチ(SW#9)39とをONとする。
【0100】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ47からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク51からスイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36を介して通話相手に送られる。また、保留中の呼は音声発生器52または音声発生器53からスイッチ(SW#9)39またはスイッチ(SW#10)10を介して通話していない方の呼に音声信号#4または音声信号#5として保留音が送られる。
【0101】
携帯電話端末では1つの呼が2者通話状態であり、もう一方の呼に、例えば「ただいま通話中です。よろしければピーという音の後に伝言をお願いします。ピー」のような留守番伝言録音案内メッセージが流れている状態である「2者通話中、第3者留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合(図4ステップS21)、留守番伝言録音案内メッセージが流れている呼が終話されると(図4ステップS22)、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0102】
また、携帯電話端末では留守番伝言録音案内メッセージが終了すると(図4ステップS22)、「2者通話中、第3者留守番伝言録音」の状態となる(図4ステップS23)。
【0103】
さらに、携帯電話端末では2者通話の呼が終話されると(図4ステップS22)、留守番伝言録音案内メッセージが継続されるため、「留守番伝言録音案内メッセージ」の状態となる(図3ステップS5)。
【0104】
この「2者通話中、第3者留守番伝言録音案内メッセージ」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#5)35とスイッチ(SW#10)40とをONとするか、またはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#6)36とスイッチ(SW#9)39とをONとする。
【0105】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ47からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク51から分配器50と、スイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36とを介して通話相手に送られる。
【0106】
また、保留中の呼は音声発生器52または音声発生器53からスイッチ(SW#9)39またはスイッチ(SW#10)40を介して通話していない方の呼に音声信号#4または音声信号#5として留守番伝言録音案内メッセージが送られる。
【0107】
携帯電話端末では1つの呼が2者通話状態であり、もう一方の呼の第3者が留守番伝言を録音している状態である「2者通話中、第3者留守番伝言録音」の状態の場合(図4ステップS23)、留守番伝言録音が終了または中断すると(図4ステップS24)、2者通話の呼が継続され、「2者通話」の状態となる(図4ステップS14)。
【0108】
また、携帯電話端末では2者通話が終話すると(図4ステップS24)、留守番伝言録音が継続されるので、「1者留守番伝言録音」の状態となる(図3ステップS7)。
【0109】
この「2者通話中、第3者留守番伝言録音」の状態の場合、制御部55はスイッチ(SW#1)31とスイッチ(SW#4)34とスイッチ(SW#5)35とをONとするか、またはスイッチ(SW#2)32とスイッチ(SW#3)33とスイッチ(SW#6)36とをONとする。
【0110】
通話状態の呼は音声信号#1または音声信号#2がスイッチ(SW#1)31またはスイッチ(SW#2)32を介してレシーバ47からユーザに伝わり、ユーザの音声信号#3はマイク51から分配器50と、スイッチ(SW#5)35またはスイッチ(SW#6)36とを介して通話相手に送られる。
【0111】
また、留守番伝言録音音声は、通話状態の相手方からの音声信号がスイッチ(SW#1)31を介しているならばスイッチ(SW#4)34を介して録音部49へ、通話状態の相手方からの音声信号がスイッチ(SW#2)32を介しているならばスイッチ(SW#3)33を介してそれぞれ録音部48に録音される。
【0112】
このように、マルチコールを可能とする通信システムにおいて、上述した携帯電話端末を用いることによって、通話中の音声伝言・録音サービス、割込み通話サービス、複数者通話サービス等の各種サービスをネットワーク側の設備に頼ることなく、また占有回線を増やすことなく、端末だけで実現することができる。
【0113】
これによって、ユーザがこれらのサービスの設定を通信キャリアに対して依頼する必要がなくなり、例えば各サービスに付随する月額使用料等を支払う必要がなくなる。
【0114】
また、各サービスの切替えや組合せを端末側で任意に設定することができるようになるので、端末の付加価値が高まるとともに、これらの機能をネットワーク側から端末側に移動することによって、各種サービス実施時の呼接続プロセスを簡略化し、ユーザの要求による設定変更等の煩雑な処理がなくなることから、ネットワーク構築・保守のコストパフォーマンスも高くなる。
【0115】
したがって、本実施例ではネットワーク構成の簡略化や回線交換における負荷の軽減を図ることができ、通信キャリアに対する利用サービスの設定依頼やサービス毎の月額使用料等の支払いを不要とすることができる。
【0116】
さらに、携帯電話端末にこれらの機能が追加されることによって、端末の付加価値が上がるとともに、ユーザのCS(Customer Satisfaction:消費者満足)に大きく貢献することもできる。
【0117】
尚、上記の説明では2呼張る場合について述べたが、3呼張ることができるように構成すれば、4者通話や3者通話中の音声伝言・録音等のサービスも可能となる。
【0118】
また、上述した携帯電話端末の構成を簡略化すれば、通常の2者通話以外で割込み通話のみ可能な端末や、3者通話のみ可能な端末、留守番伝言のみ可能な端末等も実現することができる。
【0119】
さらに、本実施例は有線回線や無線回線に接続される情報端末装置[例えば、電話機やパーソナルコンピュータ、あるいはPDA(Personal Digital Assistants)等]に適用することができる。但し、有線回線や無線回線が上述した多重通信可能であることが必要である。
【0120】
ここで、マルチコールにおいて、標準仕様[3GPP(3rd Generation Partnership Projects) Release 1999]では音声2コール以上のマルチコールが許容されていないが、それ以外の組合せ、例えば音声呼と非制限呼、及び音声呼とマルチメディア呼等については許容されており、ユーザに対して多様なマルチメディアサービスを同時に提供することが可能である。
【0121】
したがって、携帯電話端末において、2者通話中に、第3者からの伝言を音声呼にて録音するばかりでなく、非制限呼やマルチメディア呼[IP(Internet Protocol)に基づいたデータ通信]を用いて第3者からの伝言を録音することも、また静止画や動画を含む第3者からの伝言を録音・録画することも可能である。
【0122】
また、ユーザに対する多様なマルチメディアサービスとして、テレビ会議等のサービスを提供することも可能である。但し、その場合には音声ミキサ部44〜46、録音部48,49、音声発生器52,53において静止画や動画の画像も扱えるようにする必要があり、表示部において分割表示を可能とする必要があるが、処理自体は図3〜図5に示す処理と同様である。
【0123】
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、上記の実施例を本発明の実施の形態に挙げた各方式に適用可能であるとともに、上述した各機能を単独でも、または組合せても適用することができる。
【0124】
尚、請求項の記載に関連して本発明はさらに次の態様をとりうる。
【0125】
(1)一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置であって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言の記録を自在とする伝言・記録サービスを実行する手段と、複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行する手段とを有し、
一つの端末で複数回線の通信が可能なマルチコール機能を持ちかつ前記他の端末との通信を符号分割多元接続方式を用いて行う携帯電話端末であることを特徴とする情報端末装置。
【0126】
(2)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、相手端末からの伝言の録音を自在とする音声伝言・録音サービスを実行するようにしたことを特徴とする(1)記載の情報端末装置。
【0127】
(3)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記音声伝言・録音サービスの案内を音声にて通知する音声発生手段と、前記相手端末からの伝言を録音する録音手段と、前記マルチコール機能による複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの音声信号を前記録音手段に入力する手段とを含むことを特徴とする(2)記載の情報端末装置。
【0128】
(4)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの音声信号を前記録音手段に録音自在としたことを特徴とする(3)記載の情報端末装置。
【0129】
(5)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からデータ通信にて送られてくる音声信号を記録自在としたことを特徴とする(1)から(4)のいずれか記載の情報端末装置。
【0130】
(6)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、相手端末からの伝言及び画像の記録を自在とする伝言・録音録画サービスを実行するようにしたことを特徴とする(1)記載の情報端末装置。
【0131】
(7)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記伝言・録音録画サービスの案内を音声にて通知する音声発生手段と、前記相手端末からの伝言及び画像を記録する記録手段と、前記複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの伝言及び画像を前記記録手段に入力する手段とを含むことを特徴とする(6)記載の情報端末装置。
【0132】
(8)前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの伝言及び画像を前記記録手段に記録自在としたことを特徴とする(7)記載の情報端末装置。
【0133】
(9)前記複数者通話サービスを実行する手段は、複数の端末からの音声信号を合成する第1の合成手段と、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声信号と自端末から発信する音声信号とを合成する複数の第2の合成手段とを含むことを特徴とする(1)から(8)のいずれか記載の情報端末装置。
【0134】
(10)複数の端末間での音声及び画像の通信を自在とする複数者会議サービスを実行する手段を含むことを特徴とする(1)から(9)のいずれか記載の情報端末装置。
【0135】
(11)前記複数者会議サービスを実行する手段は、複数の端末からの音声及び画像を合成する第1の合成手段と、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声及び画像と自端末から発信する音声及び画像とを合成する複数の第2の合成手段とを含むことを特徴とする(10)記載の情報端末装置。
【0136】
(12)一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置の通信方法であって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言の記録を自在とする伝言・記録サービスを実行するステップと、複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行するステップとを有し、
一つの端末で複数回線の通信が可能なマルチコール機能を持ちかつ前記他の端末との通信を符号分割多元接続方式を用いて行う携帯電話端末に用いるようにしたことを特徴とする通信方法。
【0137】
(13)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、相手端末からの伝言の録音を自在とする音声伝言・録音サービスを実行するようにしたことを特徴とする(12)記載の通信方法。
【0138】
(14)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、前記音声伝言・録音サービスの案内を音声発生手段からの音声にて通知するステップ、前記相手端末からの伝言を録音手段に録音するステップとを含み、前記マルチコール機能による複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの音声信号を前記録音手段に入力するようにしたことを特徴とする(13)記載の通信方法。
【0139】
(15)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの音声信号を前記録音手段に録音自在としたことを特徴とする(14)記載の通信方法。
【0140】
(16)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からデータ通信にて送られてくる音声信号を記録自在としたことを特徴とする(12)から(15)のいずれか記載の通信方法。
【0141】
(17)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、相手端末からの伝言及び画像の記録を自在とする伝言・録音録画サービスを実行するようにしたことを特徴とする(12)記載の通信方法。
【0142】
(18)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、前記伝言・録音録画サービスの案内を音声発生手段からの音声にて通知するステップと、前記相手端末からの伝言及び画像を記録手段に記録するステップとを含み、前記複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの伝言及び画像を前記記録手段に入力するようにしたことを特徴とする(17)記載の通信方法。
【0143】
(19)前記伝言・記録サービスを実行するステップは、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの伝言及び画像を前記記録手段に記録自在としたことを特徴とする(18)記載の通信方法。
【0144】
(20)前記複数者通話サービスを実行するステップは、複数の端末からの音声信号を第1の合成手段で合成し、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声信号と自端末から発信する音声信号とを複数の第2の合成手段のうちの対応する合成手段で合成するようにしたことを特徴とする(12)から(19)のいずれか記載の通信方法。
【0145】
(21)複数の端末間での音声及び画像の通信を自在とする複数者会議サービスを実行するようにしたことを特徴とする(12)から(20)のいずれか記載の通信方法。
【0146】
(22)前記複数者会議サービスにおいて、複数の端末からの音声及び画像を第1の合成手段で合成し、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声及び画像と自端末から発信する音声及び画像とを複数の第2の合成手段のうちの対応する合成手段で合成するようにしたことを特徴とする(21)記載の通信方法。
【0147】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、一つの端末で複数回線の通信が可能なマルチコール機能を持ちかつ他の端末との通信を符号分割多元接続方式を用いて行う携帯電話端末において、未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言の録音を自在とする音声伝言・録音サービスを実行し、他の端末との通話中に別の端末との通話を自在とする割込み通話サービスを実行し、複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行することによって、占有回線を増やすことなく、各種サービス実施時の呼接続プロセスの簡略化や回線交換における負荷の軽減を図ることができ、通信キャリアに対する利用サービスの設定依頼やサービス毎の月額使用料等の支払いを不要とすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による情報端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による携帯電話端末の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例による携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。
【図6】図1の各スイッチの状態毎の接続状態を示す図である。
【図7】従来の携帯通信システムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,43 受信・復調・デコーダ部
12〜14,
44〜46 音声ミキサ部
15,47 レシーバ
16,17,
48,49 録音部
18,50 分配器
19,51 マイク
20,21,
52,53 音声発生器
22,54 送信・変調・コーダ部
23,55 制御部
24,56 記録媒体
31〜40 スイッチ(SW#1〜SW#10)
41 アンテナ
42 アンテナ共用器
Claims (35)
- 一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置であって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行する手段と、他の端末との通話中に別の端末との通話を行う割込み通話サービスを実行する手段とを有し、
前記伝言・記録サービス及び前記割込み通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする情報端末装置。 - 一つの端末で複数回線の通信が可能なマルチコール機能を持ちかつ前記他の端末との通信を符号分割多元接続方式を用いて行う携帯電話端末であることを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、相手端末からの伝言を録音する音声伝言・録音サービスを実行するようにしたことを特徴とする請求項2記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記音声伝言・録音サービスの案内を音声にて通知する複数の音声発生手段と、前記相手端末からの伝言を録音する複数の録音手段と、前記マルチコール機能による複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの音声信号を前記複数の録音手段のいずれかに入力する手段とを含むことを特徴とする請求項3記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの音声信号を前記複数の録音手段に録音可能としたことを特徴とする請求項4記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からデータ通信にて送られてくる音声信号を記録可能としたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、相手端末からの伝言及び画像を記録する伝言・録音録画サービスを実行するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記伝言・録音録画サービスの案内を音声にて通知する複数の音声発生手段と、前記相手端末からの伝言及び画像を記録する複数の記録手段と、前記複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの伝言及び画像を前記複数の記録手段のいずれかに入力する手段とを含むことを特徴とする請求項7記載の情報端末装置。
- 前記伝言・記録サービスを実行する手段は、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの伝言及び画像を前記複数の記録手段に記録可能としたことを特徴とする請求項8記載の情報端末装置。
- 前記割込み通話サービスを実行する手段は、通話中の端末に当該通話の保留を通知する手段と、前記通話中の端末との通話を新たに着信した端末との通話に切替える手段とを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか記載の情報端末装置。
- 前記通話の保留を通知する手段は、音声メッセージ及び特定のトーンのいずれかで前記通話の保留を通知するようにしたことを特徴とする請求項10記載の情報端末装置。
- 複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行する手段を含み、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者通話サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか記載の情報端末装置。 - 前記複数者通話サービスを実行する手段は、複数の端末からの音声信号を合成する第1の合成手段と、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声信号と自端末から発信する音声信号とを合成する複数の第2の合成手段とを含むことを特徴とする請求項12記載の情報端末装置。
- 複数の端末間での音声及び画像の通信を行う複数者会議サービスを実行する手段を含み、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者会議サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか記載の情報端末装置。 - 前記複数者会議サービスを実行する手段は、複数の端末からの音声及び画像を合成する第1の合成手段と、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声及び画像と自端末から発信する音声及び画像とを合成する複数の第2の合成手段とを含むことを特徴とする請求項14記載の情報端末装置。
- 一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置であって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行する手段と、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行する手段とを有し、
前記伝言・記録サービス及び前記複数者通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする情報端末装置。 - 一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置に用いる通信方法であって、
前記情報端末装置が、未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行するステップと、他の端末との通話中に別の端末との通話を行う割込み通話サービスを実行するステップとを実行し、
前記伝言・記録サービス及び前記割込み通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする通信方法。 - 一つの端末で複数回線の通信が可能なマルチコール機能を持ちかつ前記他の端末との通信を符号分割多元接続方式を用いて行う携帯電話端末に用いるようにしたことを特徴とする請求項17記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、相手端末からの伝言を録音する音声伝言・録音サービスを実行するようにしたことを特徴とする請求項18記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、前記音声伝言・録音サービスの案内を複数の音声発生手段からの音声にて通知するステップ、前記相手端末からの伝言を複数の録音手段に録音するステップとを実行し、
前記マルチコール機能による複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの音声信号を前記複数の録音手段のいずれかに入力するようにしたことを特徴とする請求項19記載の通信方法。 - 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの音声信号を前記複数の録音手段に録音可能としたことを特徴とする請求項20記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からデータ通信にて送られてくる音声信号を記録可能としたことを特徴とする請求項17から請求項21のいずれか記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、相手端末からの伝言及び画像を記録する伝言・録音録画サービスを実行するようにしたことを特徴とする請求項17または請求項18記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、前記伝言・録音録画サービスの案内を複数の音声発生手段からの音声にて通知するステップと、前記相手端末からの伝言及び画像を複数の記録手段に記録するステップとを含み、前記複数の端末からの通話状況に応じて前記複数の端末のいずれかからの伝言及び画像を前記複数の記録手段のいずれかに入力するようにしたことを特徴とする請求項23記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記伝言・記録サービスを実行するステップにおいて、前記複数の端末のうちの通話中の端末を除く全ての端末からの伝言及び画像を前記複数の記録手段に記録可能としたことを特徴とする請求項24記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記割込み通話サービスを実行するステップにおいて、通話中の端末に当該通話の保留を通知するステップと、前記通話中の端末との通話を新たに着信した端末との通話に切替えるステップとを含むことを特徴とする請求項17から請求項25のいずれか記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、前記通話の保留を通知するステップにおいて、音声メッセージ及び特定のトーンのいずれかで前記通話の保留を通知するようにしたことを特徴とする請求項26記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行するステップを実行し、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者通話サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする請求項17から請求項27のいずれか記載の通信方法。 - 前記情報端末装置が、前記複数者通話サービスを実行するステップにおいて、複数の端末からの音声信号を第1の合成手段で合成し、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声信号と自端末から発信する音声信号とを複数の第2の合成手段のうちの対応する合成手段で合成するようにしたことを特徴とする請求項28記載の通信方法。
- 前記情報端末装置が、複数の端末間での音声及び画像の通信を自在とする複数者会議サービスを実行するステップを実行し、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者会議サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする請求項17から請求項27のいずれか記載の通信方法。 - 前記情報端末装置が、前記複数者会議サービスを実行するステップにおいて、複数の端末からの音声及び画像を第1の合成手段で合成し、前記複数の端末のうちの発信先の端末を除く全ての端末からの音声及び画像と自端末から発信する音声及び画像とを複数の第2の合成手段のうちの対応する合成手段で合成するようにしたことを特徴とする請求項30記載の通信方法。
- 一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置に用いる通信方法であって、
前記情報端末装置が、未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行するステップと、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行するステップとを実行し、
前記伝言・記録サービス及び前記複数者通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする通信方法。 - 一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言の記録を自在とする伝言・記録サービスを実行する処理と、他の端末との通話中に別の端末との通話を自在とする割込み通話サービスを実行する処理とを含み、
前記伝言・記録サービス及び前記割込み通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とするプログラム。 - 複数の端末間での通話を自在とする複数者通話サービスを実行する処理を含み、
前記伝言・記録サービスと前記割込み通話サービスと前記複数者通話サービスとの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とする請求項33記載のプログラム。 - 一つの端末で複数回線の通信が可能な多重通信を用いて他の端末との通信を行う情報端末装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
未フック時及び通話中のいずれかにおける相手端末からの伝言を記録する伝言・記録サービスを実行する処理と、複数の端末間での通話を行う複数者通話サービスを実行する処理とを含み、
前記伝言・記録サービス及び前記複数者通話サービスの切替え及び組合せを端末側で任意に設定可能とすることを特徴とするプログラム。
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