JP3043703B2 - キャッチホン(登録商標)システム及び移動端末 - Google Patents

キャッチホン(登録商標)システム及び移動端末

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JP3043703B2
JP3043703B2 JP10046541A JP4654198A JP3043703B2 JP 3043703 B2 JP3043703 B2 JP 3043703B2 JP 10046541 A JP10046541 A JP 10046541A JP 4654198 A JP4654198 A JP 4654198A JP 3043703 B2 JP3043703 B2 JP 3043703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャッチホン(登録
商標)システム及び移動端末に係り、特に通話中の電話
に対して着信があった場合の、表示もしくは音を鳴動さ
せ通話中に着信したことを知らせるキャッチホンシステ
ム及び移動端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通話中に別の相手から電話が
かかってきたことを交換機から音によって通知される
と、現在通話中の相手に口頭でキャッチホンが入ったこ
とを知らせて、通話中の電話をオフフックすることなく
保留状態とし、後から電話をかけてきた別の相手との通
話に移行できるようにしたキャッチホンサービスが知ら
れている(例えば、特開平4−220850号公報、実
開平4−48747号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のキャ
ッチホンサービスは有線の固定電話機や携帯電話機につ
いて実施されているものであり、PHS(Personal Han
dyphone System)については従来、実施されていなかっ
た。ここで、PHSは、1台の移動端末(子機)から複
数の無線基地局(親機)にアクセスできるため、親機を
屋外に設置することで移動端末を携帯電話機として使用
でき、また親機をオフィスビルなどの各部屋に設置する
ことで移動端末をシステムコードレス電話機として使用
でき、更に親機を屋内に設置することで移動端末をディ
ジタルコードレス電話機として使用できるシステムであ
る。
【0004】かかるPHSは上記のキャッチホンサービ
スを考慮しないでシステムが構成されているため、この
PHSに対して、現在のシステムでキャッチホンサービ
スを実現しようとした場合、移動端末だけでなく基地局
およびサービス網側の変更もしなければならなくなり、
現実的ではない。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
基地局及びサービス網側の変更をすることなく、キャッ
チホンサービスをPHSに対して実施し得るキャッチホ
ンシステム及び移動端末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のキャッチホンシステムは、1台の移動端末
から複数の基地局を介して網にアクセスできるPHSの
キャッチホンシステムであって、網は、通話中の移動端
末に対して着信があった場合に、発信した端末に対して
ビジートーンを送出する一方、通話中の移動端末に対し
て基地局を通してSACCHの信号を使用して着信を通
知する手段を有し、移動端末は、基地局と無線通信中で
あり、着信を通知するSACCHの信号を受信する第1
無線部と、第1の無線部と独立して無線通信可能な第
2の無線部と、通話中の着信を報知する報知手段と、
1の無線部を介して着信を通知するSACCHの信号が
入力されることにより、報知手段により通話中の着信を
報知させると共に、通信スロットを2つ利用して第2の
無線部により着信があった呼との通信状態を確立させる
制御手段と、報知手段による通話中の着信の報知に基づ
き現在通話中の呼を保留し、かつ、着信があった呼を通
話状態に切り換えるための指示を制御手段に与える操作
手段とを有する構成としたものである。
【0007】この発明では、通話中のPHSの移動端末
に着信があったときには、報知手段によりその着信が報
知されるので、ユーザは操作手段を操作して制御手段を
通して現在通話中の呼を保留し、かつ、着信があった呼
を通話状態に切り換えることができる。
【0008】 また、本発明は、操作手段を切キーと切
換キーを少なくとも有し、制御手段を、切キーの押下に
より通話状態の呼を切断し、かつ、保留中の呼を通話状
態にし、切換キーの押下により通話中の呼を保留し、か
つ、保留中の呼を通信状態にするように、第1及び第2
無線部を制御することを特徴とする。
【0009】 また、本発明の移動端末は、上記の目的
を達成するため、複数の基地局を介して網にアクセスで
きるPHSの移動端末において、基地局と無線通信可能
第1及び第2の無線部と、通話中の着信を報知する報
知手段と、自身の状態を表示する表示部と、第1及び第
2の無線部の一方が基地局との間で無線通信中であると
きに、一方の無線部を通して網から着信を通知するSA
CCHの信号が入力されたときには、報知手段により通
話中の着信を報知させると共に、通信スロットを2つ利
用して第1及び第2の無線部の他方により着信があった
呼との通信状態を確立させる制御手段と、報知手段によ
る通話中の着信の報知に基づき現在通話中の呼を保留
し、かつ、着信があった呼を通話状態に切り換えるため
の指示を制御手段に与える操作手段とを有する構成とし
たものである。
【0010】本発明では、通話中のPHSの移動端末に
着信があったときには、報知手段によりその着信が報知
されるので、ユーザは操作手段を操作して制御手段を通
して現在通話中の呼を保留し、かつ、着信があった呼を
通話状態に切り換えることができる。
【0011】 また、本発明は、データ送受信機能を有
する外部機器からのデータを受信し、データを外部機器
へ送出するためのアダプタを更に有し、制御手段は、外
部機器からデータ発信要求がアダプタを介して入力され
たときに、通話中の一方の無線部の通信状態を維持した
まま、他方の無線部を通信状態に制御してデータ通信可
能とすることを特徴とする。
【0012】 この発明では、通話中にデータ発信要求
が入力されたときには、他方の無線部を利用して音声通
話と並行してデータ通信をすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる移動端末の
一実施の形態のブロック図を示す。図1において、移動
端末はこの端末の各部を統括的に動作制御する制御部1
と、図示しない親機との間で互いに独立して無線通信可
能な第1の無線部2及び第2の無線部3と、各種の入力
キー及びその取り込み部や音声出力部、バイブレータ駆
動部及びLED駆動部などを有する操作部4と、操作部
4に接続されたスピーカ5、バイブレータ6、発光ダイ
オード(LED)7及び表示部8と、アダプタ9とを備
えている。
【0014】制御部1は、無線部2及び3の制御、およ
び無線信号のプロトコルの管理を行い、操作部4に対し
ての無線の状態を通知する。また、操作部4からの要求
に対して無線部2及び3の制御を行う。無線部2及び3
は、親機(基地局)との信号の送受信を行い、通話中の
着信信号の受信、発信信号の送信等を行う。ここで、P
HSでは時分割多元接続方式(TDMA)により、無線
部2及び3のそれぞれは、送信と受信にそれぞれ1通信
スロットずつ使用するため、この実施の形態では全部で
4通信スロットを利用できる。
【0015】操作部4は、制御部1からの信号によりス
ピーカ5の鳴動、バイブレータ6の振動、LED7の点
灯/消灯等の制御を行うと共に、端末の状態を表示する
表示部8の制御も行う。アダプタ9は、データ送受信機
能を有する外部機器であるパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)等からのデータを受信し、データをパソコンへ
送出する。
【0016】図2は本発明になるキャッチホンシステム
の一実施の形態のシステム構成図を示す。このキャッチ
ホンシステムは、図1の構成の移動端末A及びBがそれ
ぞれ親機である基地局12、13と例えばそれぞれ別々
に無線通信中であり、移動端末Aはパーソナルコンピュ
ータ(パソコン)11に所定の規格PIAFS(PHS
インターフェース・アクセス・フォーラム・システム)
で接続されて、データ送受信可能とされている。また、
基地局12及び13はそれぞれ電話線網14に接続さ
れ、これには一般電話15も接続されている。なお、一
般電話15は通常は複数あるが、ここでは図示の便宜上
1台のみを示してある。
【0017】図2のシステム構成自体は従来より知られ
ているが、本発明はこの従来より知られているキャッチ
ホンシステムの殆どを変更することなく、移動端末A及
びBを図1のブロック図の構成にした点に特徴がある。
【0018】次に、図1、図2、図3のフローチャート
及び図4の信号フォーマット図を併せ参照して、本実施
の形態について詳細に説明する。
【0019】移動端末が図1の第1の無線部2を使用し
て通話中である状態において(図3のステップ10
1)、その通話中の移動端末に着信があった場合、網側
で発信した端末に対してはビジートーンを送出するが、
本機能を有する着信側移動端末には、網側から基地局を
通してSACCH(スロー・アクセス・コントロール・
チャネル)の信号を使って着信を通知する。
【0020】図4(A)は、この着信を通知するSAC
CHの信号フォーマットの一例を示す。同図に示すよう
に、1ビットのスロット順序ビット21、15ビットの
情報フィールド22、1ビットのスロット順序ビット2
3、15ビットの情報フィールド24からなる。情報フ
ィールド22及び24には、同図(B)に示すような、
プロトコル識別子、呼番号及びメッセージ種別などの着
信信号が配置されて着信を通知する。
【0021】通話中の移動端末は、通話中に着信があっ
たことを、上記のSACCHの着信通知信号を第1の無
線部2で受信し制御部1に供給する。制御部1は、第1
の無線部2より上記の受信着信通知信号が入力される
と、第2の無線部3を使って着信があった呼を通信状態
に遷移させる。第2の無線部3は制御部1の指示によ
り、通信状態を確立させ、制御部1に通信状態が確立し
たことを通知する(図3のステップ102)。
【0022】また、制御部1は第2の無線部3から通信
状態の確立通知を受けると、操作部4を制御してスピー
カ5を鳴動させたり、バイブレータ6を振動させたり、
LED7を点灯制御して着信を移動端末のユーザに報知
する(図3のステップ102)。このスピーカ5、バイ
ブレータ6あるいはLED7による着信の通知により、
ユーザは通話中の着信を知り、移動端末は通話中着信状
態となる(図3のステップ103)。このとき、トーン
や表示を使って誰からの着信があったかを知らせること
ができる。
【0023】この通話中着信状態において、ユーザが操
作部4の所定のキー操作を行うことにより、先に第1の
無線部2で通話中であった呼を保留し、第2の無線部3
での着信の呼に対して応答した場合、先に通話中だった
相手側には、保留音もしくは、メロディが通知され呼が
保留されたことを知らせる(図3のステップ104)。
これにより、移動端末は第1の無線部2を使用したそれ
までの第1通話は保留中となり、第2の無線部3での着
信の呼(第2通話)が通話中となる(図3のステップ1
05)。
【0024】この状態で、ユーザが操作部4の切キーを
操作した場合は、現在通話状態の呼(この場合、第2通
話)が切断され、もう一方の呼(この場合、第1通話)
が通話状態とされ(図3のステップ106、101)。
この通話状態で、また別の着信があったときには、再び
上記と同様の動作が行われる。
【0025】一方、ステップ105の第1通話保留中、
第2通話通話中の状態において、ユーザが操作部4の切
換キー操作をすることにより、制御部1が通話状態の呼
を保留状態に、保留状態の呼を通話状態に切り換えるよ
うに無線部2及び3を制御する(図3のステップ10
7)。これにより、第1通話通話中、第2通話保留中の
状態になる(図3のステップ108)。
【0026】この状態において、ユーザが操作部4の再
び切換キー操作をすることにより、制御部1が通話状態
の呼を保留状態に、保留状態の呼を通話状態に切り換え
るように無線部2及び3を制御する(図3のステップ1
07)。これにより、第1通話保留中、第2通話通話中
の状態になる(図3のステップ105)。また、ステッ
プ108の第1通話通話中、第2通話保留中の状態にお
いて、ユーザが操作部4の切キーを押下した場合、通話
中の呼を終了させ、もう一方の保留中の呼が通話状態に
戻る(図3のステップ106、101)。
【0027】なお、この場合に再度新たな着信があった
ときには、その時点では第2の無線部3での通信が行わ
れているので、制御部1は、第2の無線部3より受信着
信通知信号が入力され、第1の無線部2を使って着信が
あった呼を通信状態に遷移させる(図3のステップ10
2)。
【0028】このように、本実施の形態によれば、PH
Sの通話中着信に対して、通信スロットを2つ利用する
ことにより、通話中着信に対してアラーム音もしくは、
バイブレータ等を使用してユーザに知らせ、ユーザによ
るキー操作により通話中の呼を保留し、着信した呼を通
話状態にすることができる。
【0029】次に、本発明の他の実施の形態について図
1及び図5を併せ参照して説明する。図5は本発明の他
の実施の形態の動作説明用フローチャートで、図3と同
一処理ステップには同一符号を付し、その説明を省略す
る。この実施の形態は上記の音声発信(通話)だけでな
く、例えば32kbpsの転送レートのデータ通信を行
えるようにしたものである。
【0030】この実施の形態の動作について説明する。
図2の移動端末Aのようにパソコン11あるいはPDA
に接続されている移動端末が通話中である場合において
(図5のステップ201)、音声発信の通知があったと
きには、現在通話に使用中の第1の無線部2の通話を保
留し、未使用の第2の無線部3を通話状態にする(図5
のステップ202)。
【0031】これにより、移動端末が通話中発信状態に
なり(図5のステップ203)、相手機が応答したとき
には、第1の無線部2の通話を保留のまま、第2の無線
部3を介して行われる相手機からの呼を通話状態にする
(図5のステップ204)。これにより、第1通話が保
留中、第2通話が通話中となる(図5のステップ10
5)。以下は図3の処理と同様である。
【0032】次に、通話中の移動端末に接続されたパソ
コン若しくはPDAからデータ発信要求があった場合の
動作について説明する。この場合、図1のアダプタ9で
パソコン若しくはPDAからの発信要求が受信され、操
作部4を通して制御部1へ通知される。これにより、制
御部1は第1の無線部2の通信状態をそのままとし、保
留せずに第2の無線部3をデータ通信状態にする(図5
のステップ208)。これにより、移動端末は、第1の
無線部2を使用した通話状態と並行して第2の無線部3
を使用したデータ発信状態となる(図5のステップ20
9)。
【0033】データ通信確立した信号を第2の無線部3
が受信すると、第1の無線部2の呼を通話状態のまま、
第2の無線部3の呼をデータ通信状態とし(図5のステ
ップ210)、制御部1から操作部4を通してアダプタ
9へデータ通信確立を通知し、第2の無線部3を介して
網側の相手とデータ発信要求をしたパソコンまたはPD
Aとの間でデータ通信を行い、また引き続き第1の無線
部2を介して網側の相手との音声通話が行われる(図5
のステップ211)。
【0034】上記の状態において、ユーザが操作部4の
切キーを押下した場合、制御部1は第1の無線部2を通
して網側へ通知し、所定のシーケンスで音声通話中の呼
が終了し、データ通信状態になる(図5のステップ21
2)。一方、データ発信要求をしたパソコンまたはPD
Aから切断要求があった場合は、制御部1は第2の無線
部3を通して網側へ通知し、所定のシーケンスでデータ
通信が終了し、音声通話状態となる(図5のステップ2
13)。
【0035】このように、この実施の形態では、PHS
においてキャッチホンサービスを実現できると共に、デ
ータ送受信サービスも実現できる。なお、上記の実施の
形態ではデータ通信について説明したが、データ通信の
代わりに上記と同様にして通話中に別の音声発信もでき
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通話中のPHSの移動端末に着信があったときには、ユ
ーザは操作手段を操作して制御手段を通して現在通話中
の呼を保留し、かつ、着信があった呼を通話状態に切り
換えることができるため、従来PHSではできなかった
キャッチホンサービスを、PHSで使用する既存の基地
局や網に変更を加えることなく簡単に実現できる。
【0037】また、本発明によれば、通話中にデータ発
信要求が入力されたときには、2つある無線部のうち通
話に使用していない他方の無線部をデータ通信に利用で
きるため、音声通話と並行してデータ通信をすることが
でき、データ通信に代えて別の音声発信もできる。
【0038】更に、本発明によれば、通話中の着信に応
答することにより、第1の通話中の相手に保留音もしく
は保留メロディを通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動端末の一実施の形態のブロック図
である。
【図2】本発明のキャッチホンシステムの一実施の形態
のシステム構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図4】通話中の着信を通知するSACCHの信号フォ
ーマットの一例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 第1の無線部 3 第2の無線部 4 操作部 5 スピーカ 6 バイブレータ 7 発光ダイオード(LED) 8 表示部 9 アダプタ 11 パーソナルコンピュータ(パソコン) 12、13 基地局 14 電話線網 A、B 移動端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−106254(JP,A) 特開 平2−56157(JP,A) 特開 平7−212300(JP,A) 特開 平8−84201(JP,A) 特開 平8−265401(JP,A) 特開 平10−164274(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/725 H04M 3/42 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の移動端末から複数の基地局を介し
    て網にアクセスできるPHSのキャッチホン(登録商
    標)システムであって、 前記網は、通話中の前記移動端末に対して着信があった
    場合に、発信した端末に対してビジートーンを送出する
    一方、該通話中の移動端末に対して前記基地局を通して
    SACCHの信号を使用して着信を通知する手段を有
    し、 前記移動端末は、前記基地局と無線通信中であり、前記
    着信を通知するSACCHの信号を受信する第1の無線
    部と、該第1の無線部と独立して無線通信可能な第2の
    無線部と、通話中の着信を報知する報知手段と、前記
    1の無線部を介して前記着信を通知するSACCHの信
    号が入力されることにより、前記報知手段により通話中
    の着信を報知させると共に、通信スロットを2つ利用し
    て前記第2の無線部により着信があった呼との通信状態
    を確立させる制御手段と、前記報知手段による通話中の
    着信の報知に基づき現在通話中の呼を保留し、かつ、着
    信があった呼を通話状態に切り換えるための指示を前記
    制御手段に与える操作手段とを有することを特徴とする
    キャッチホンシステム。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は切キーと切換キーを少な
    くとも有し、前記制御手段は、該切キーの押下により前
    記通話状態の呼を切断し、かつ、前記保留中の呼を通話
    状態にし、該切換キーの押下により前記通話中の呼を保
    留し、かつ、前記保留中の呼を通信状態にするように、
    前記第1及び第2の無線部を制御することを特徴とする
    請求項1記載のキャッチホンシステム。
  3. 【請求項3】 前記移動端末はデータ送受信機能を有す
    る外部機器からのデータを受信し、データを該外部機器
    へ送出するためのアダプタを有し、前記制御手段は、前
    記外部機器からデータ発信要求が前記アダプタを介して
    入力されたときに、前記第1の無線部の現在の通信状態
    を維持したまま、前記第2の無線部を通信状態に制御し
    てデータ通信可能とすることを特徴とする請求項1記載
    のキャッチホンシステム。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は切キーを少なくとも有
    し、前記制御手段は、該切キーの押下により前記通話中
    の呼のみを切断するように、前記第1及び第2の無線部
    を制御することを特徴とする請求項3記載のキャッチホ
    ンシステム。
  5. 【請求項5】 複数の基地局を介して網にアクセスでき
    るPHSの移動端末において、 前記基地局と無線通信可能な第1及び第2の無線部と、 通話中の着信を報知する報知手段と、 自身の状態を表示する表示部と、 前記第1及び第2の無線部の一方が前記基地局との間で
    無線通信中であるときに、該一方の無線部を通して網か
    ら着信を通知するSACCHの信号が入力されたときに
    は、前記報知手段により通話中の着信を報知させると共
    に、通信スロットを2つ利用して前記第1及び第2の
    線部の他方により着信があった呼との通信状態を確立さ
    せる制御手段と、 前記報知手段による通話中の着信の報知に基づき現在通
    話中の呼を保留し、かつ、着信があった呼を通話状態に
    切り換えるための指示を前記制御手段に与える操作手段
    とを有することを特徴とする移動端末。
  6. 【請求項6】 データ送受信機能を有する外部機器から
    のデータを受信し、データを該外部機器へ送出するため
    のアダプタを更に有し、前記制御手段は、前記外部機器
    からデータ発信要求が前記アダプタを介して入力された
    ときに、通話中の前記一方の無線部の通信状態を維持し
    たまま、前記他方の無線部を通信状態に制御してデータ
    通信可能とすることを特徴とする請求項5記載の移動端
    末。
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